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「日本製鉄瀬戸内硬式野球部」の版間の差分

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* 富士製鐵広畑 (1950 - 1969)
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* 新日本製鐵広畑 (1970 - 2012)
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* 新日鐵住金広畑 (2012 - )
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* 日本製鉄広畑 (2019 - 2023)
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'''日本製鉄広畑硬式野球部'''(にっぽんせいてつひろはたこうしきやきゅうぶ)は、[[兵庫県]][[姫路市]][[広畑|広畑区]]に本拠地を置き、[[日本野球連盟]]に加盟する[[社会人野球]]の企業チーム。
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母体である[[新日鐵住金|日本製鉄]]の会社直轄の企業チームは、[[日本製鉄鹿島硬式野球部|鹿島]]と同チームの2チームである<ref>その他に日本製鉄の冠を入れているチームのうち[[日本製鉄かずさマジック]]・[[日本製鉄東海REX]]は[[広域複合企業チーム]]、[[日本製鉄大分硬式野球部|日本製鉄大分]]は[[クラブチーム (社会人野球)|クラブチーム]]である。</ref>
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== 概要 ==
== 概要 ==
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その後、[[鉄鋼]]不況の影響から[[新日本製鐵]]本社がスポーツ活動の見直しを進める中で、同チームも他の同好会同様に終業時刻後の活動を余儀なくされた。しかし、活動見直し初年度となった{{by|2003年}}の[[第74回都市対抗野球大会|都市対抗野球]]では5年ぶりの本戦出場を果たした。
その後、[[鉄鋼]]不況の影響から[[新日本製鐵]]本社がスポーツ活動の見直しを進める中で、同チームも他の同好会同様に終業時刻後の活動を余儀なくされた。しかし、活動見直し初年度となった{{by|2003年}}の[[第74回都市対抗野球大会|都市対抗野球]]では5年ぶりの本戦出場を果たした。


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2023年12月、『'''日本製鉄広畑硬式野球部'''』から『'''日本製鉄瀬戸内硬式野球部'''』へ改称。これに伴い、長年にわたって親しまれてきた「広畑」の2文字が消えることになった。


== 設立・沿革 ==
== 設立・沿革 ==
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* [[2012年]](平成24年) - 新日本製鐵と[[住友金属工業]]の合併に伴い、『'''新日鐵住金広畑'''』に改称。
* [[2012年]](平成24年) - 新日本製鐵と[[住友金属工業]]の合併に伴い、『'''新日鐵住金広畑'''』に改称。
* [[2019年]](平成31年) - 日本製鉄への社名変更に伴い、『'''日本製鉄広畑'''』に改称。
* [[2019年]](平成31年) - 日本製鉄への社名変更に伴い、『'''日本製鉄広畑'''』に改称。
* [[2023年]](令和5年) - 『'''日本製鉄広畑'''』から『'''日本製鉄瀬戸内'''』に改称。


== 主要大会の出場歴・最高成績 ==
== 主要大会の出場歴・最高成績 ==
* [[都市対抗野球大会]] - 出場31回、優勝2回(1968、1971年)、準優勝1回(1990年)
* [[都市対抗野球大会]] - 出場33回、優勝2回(1968、1971年)、準優勝1回(1990年)
* [[社会人野球日本選手権大会]] - 出場15回、4強1回(1983年)
* [[日本産業対抗野球大会]] - 出場5回
* [[社会人野球日本選手権大会]] - 出場17回、4強1回(1983年)
* [[JABA京都大会|JABA大阪大会]] - 優勝1回(1974年)
* [[JABA京都大会|JABA大阪大会]] - 優勝1回(1974年)
* [[JABA四国大会]] - 優勝1回(1985年)
* [[JABA四国大会]] - 優勝1回(1985年)
* [[JABA伊勢大会]] - 優勝2回(1953、1954年)
* [[JABA伊勢大会]] - 優勝2回(1953、1954年)
* [[JABA岡山大会]] - 優勝1回(2021年)


== 主な出身プロ野球選手 ==
== 主な出身プロ野球選手 ==
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* [[神部年男]](投手) - {{NPBドラフト|1969}}ドラフト2位で[[大阪近鉄バファローズ|近鉄バファローズ]]に入団
* [[神部年男]](投手) - {{NPBドラフト|1969}}ドラフト2位で[[大阪近鉄バファローズ|近鉄バファローズ]]に入団
* [[高橋二三男]]([[外野手]]) - {{NPBドラフト|1970}}ドラフト1位で[[埼玉西武ライオンズ|西鉄ライオンズ]]に入団
* [[高橋二三男]]([[外野手]]) - {{NPBドラフト|1970}}ドラフト1位で[[埼玉西武ライオンズ|西鉄ライオンズ]]に入団
* [[三沢淳]](投手) - 1970年ドラフト3位で[[中日ドラゴンズ]]から指名を受け、翌1971年シーズン終了後に入団
* [[三沢淳]](投手) - [[島根県立江津工業高等学校|高校]]在学時の1970年ドラフト3位で中日ドラゴンズから指名を受け、翌1971年に当チームに在籍したのち、シーズン終了後に入団
* [[佐々木恭介]]([[内野手]]) - {{NPBドラフト|1971}}ドラフト1位で近鉄バファローズに入団
* [[佐々木恭介]]([[内野手]]) - {{NPBドラフト|1971}}ドラフト1位で近鉄バファローズに入団
* [[白滝政孝]](外野手) - 1971年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団
* [[白滝政孝]](外野手) - 1971年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団
* [[加納茂徳]]([[捕手]]) - 1971年[[ドラフト外入団|ドラフト外]]で[[阪神タイガース]]に入団
* [[加納茂徳]]([[捕手]]) - 1971年[[ドラフト外入団|ドラフト外]]で[[阪神タイガース]]に入団
* [[岩木哲]](捕手) - 1974年ドラフト外で[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]に入団
* [[岩木哲]](捕手) - 退社後に1974年ドラフト外で[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]に入団
* [[泉元寿光]](投手) - 1975年ドラフト外で[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]に入団
* [[泉元寿光]](投手) - 1975年ドラフト外で[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]に入団
* [[藤城和明]](投手) - {{NPBドラフト|1976}}ドラフト1位で[[読売ジャイアンツ]]に入団
* [[藤城和明]](投手) - {{NPBドラフト|1976}}ドラフト1位で[[読売ジャイアンツ]]に入団
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* [[三井浩二]](投手) - {{NPBドラフト|2000}}ドラフト2位で[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]に入団
* [[三井浩二]](投手) - {{NPBドラフト|2000}}ドラフト2位で[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]に入団
* [[桟原将司]](投手) - {{NPBドラフト|2003}}ドラフト4位で阪神タイガースに入団
* [[桟原将司]](投手) - {{NPBドラフト|2003}}ドラフト4位で阪神タイガースに入団
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* [[河野秀数]](投手) - {{NPBドラフト|2012}}ドラフト7位で[[北海道日本ハムファイターズ]]に入団
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* [[森原康平]](投手) - {{NPBドラフト|2016}}ドラフト5位で[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]に入団。現[[横浜DeNAベイスターズ]]。
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* [[坂本光士郎]](投手) - {{NPBドラフト|2018}}ドラフト5位で[[東京ヤクルトスワローズ]]に入団。現千葉ロッテマリーンズ。


== 元プロ野球選手の競技者登録 ==
== 元プロ野球選手の競技者登録 ==
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== かつて在籍していた選手 ==
== かつて在籍していた選手 ==
* [[長島康夫]]([[投手]])
* [[應武篤良]]([[捕手]]) - [[1988年ソウルオリンピックの野球競技|ソウルオリンピック]][[1988年ソウルオリンピックの野球競技・日本代表|日本代表]]。
* [[應武篤良]]([[捕手]]) - [[1988年ソウルオリンピックの野球競技|ソウルオリンピック]][[1988年ソウルオリンピックの野球競技・日本代表|日本代表]]。
* [[藤高俊彦]]([[投手]]) - [[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]からの{{NPBドラフト|1981}}ドラフト5位指名を拒否し残留。
* [[藤高俊彦]](投手) - [[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]からの{{NPBドラフト|1981}}ドラフト5位指名を拒否し残留。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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<references />
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[社会人野球チーム一覧]]
* [[社会人野球チーム一覧]]
* [[都市対抗野球大会 (兵庫県勢)]]
* [[都市対抗野球大会 (兵庫県勢)]]
* [[日本製鉄グループ]]の硬式野球部
** [[日本製鉄室蘭シャークス]](旧:新日本製鐵室蘭)
** [[日本製鉄鹿島硬式野球部]](旧:住友金属鹿島)
** [[日本製鉄かずさマジック]](旧:新日本製鐵君津)
** [[日本製鉄東海REX]](旧:新日本製鐵名古屋)
** [[日鉄ステンレス硬式野球部]](旧:新日本製鐵光)
** [[日本製鉄九州大分硬式野球部]](旧:新日本製鐵大分)
** [[新日本製鐵釜石硬式野球部]] - 1988年に廃部
** [[新日本製鐵堺硬式野球部]] - 1995年に休部し、2008年に廃部
** [[新日本製鐵八幡硬式野球部]] - 2003年に廃部


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [https://www.nipponsteel.com/hirohata/baseball/index.html 日本製鉄広畑硬式野球部]
* [https://www.nipponsteel.com/hirohata/baseball/index.html 日本製鉄広畑硬式野球部]


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[[Category:1939年設立のスポーツチーム]]

2024年7月24日 (水) 13:26時点における最新版

日本製鉄瀬戸内硬式野球部
チーム名(通称) 広畑、日本製鉄広畑
加盟団体 日本野球連盟
加盟区分 企業チーム
創部 1939年
チーム名の遍歴

  • 日本製鐵広畑 (1939 - 1949)
  • 富士製鐵広畑 (1950 - 1969)
  • 新日本製鐵広畑 (1970 - 2012)
  • 新日鐵住金広畑 (2012 - 2019)
  • 日本製鉄広畑 (2019 - 2023)
  • 日本製鉄瀬戸内(2023 - )
本拠地自治体

練習グラウンド 日本製鉄広畑球場
チームカラー 赤色
監督 米田真樹
都市対抗野球大会
出場回数 33回
最近の出場 2024年
最高成績 優勝(2回)
社会人野球日本選手権大会
出場回数 17回
最近の出場 2021年
最高成績 4強
全日本クラブ野球選手権大会
出場回数 ※出場資格なし

日本製鉄瀬戸内硬式野球部(にっぽんせいてつせとうちこうしきやきゅうぶ)は、兵庫県姫路市広畑区に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟する社会人野球の企業チーム。

概要

[編集]

1939年日本製鐵広畑製鐵所で『日本製鐵広畑硬式野球部』として創部。戦中1942年都市対抗野球に初出場する。

1950年、日本製鐵の財閥解体に伴い富士製鐵が発足したため、チーム名を『富士製鐵広畑硬式野球部』に改称した。1968年都市対抗野球で初優勝を果たした。

1970年、富士製鐵と八幡製鐵が合併し新日本製鐵が発足したため、チーム名を『新日本製鐵広畑硬式野球部』に改称した。1971年都市対抗野球では2度目の優勝を果たしている。

その後、鉄鋼不況の影響から新日本製鐵本社がスポーツ活動の見直しを進める中で、同チームも他の同好会同様に終業時刻後の活動を余儀なくされた。しかし、活動見直し初年度となった2003年都市対抗野球では5年ぶりの本戦出場を果たした。

2012年10月、新日本製鐵と住友金属工業が合併し新日鐵住金が発足したため、チーム名を『新日鐵住金広畑硬式野球部』に改称した[1]

2019年4月、新日鐵住金の商号変更に伴い、チーム名を『日本製鉄広畑硬式野球部』に改称した[2]

2023年12月、『日本製鉄広畑硬式野球部』から『日本製鉄瀬戸内硬式野球部』へ改称。これに伴い、長年にわたって親しまれてきた「広畑」の2文字が消えることになった。

設立・沿革

[編集]
  • 1939年(昭和14年) - 『日本製鐵広畑』として創部。
  • 1942年(昭和17年) - 都市対抗野球に初出場(初戦敗退)。
  • 1950年(昭和25年) - 日本製鐵の財閥解体に伴い、チーム名を『富士製鐵広畑』に改称。
  • 1968年(昭和43年) - 都市対抗野球で初優勝。
  • 1970年(昭和45年) - 富士製鐵と八幡製鐵の合併に伴い、チーム名を『新日本製鐵広畑』に改称。
  • 1971年(昭和46年) - 都市対抗野球で2度目の優勝。
  • 1983年(昭和58年) - 日本選手権に初出場(4強)。
  • 2012年(平成24年) - 新日本製鐵と住友金属工業の合併に伴い、『新日鐵住金広畑』に改称。
  • 2019年(平成31年) - 日本製鉄への社名変更に伴い、『日本製鉄広畑』に改称。
  • 2023年(令和5年) - 『日本製鉄広畑』から『日本製鉄瀬戸内』に改称。

主要大会の出場歴・最高成績

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主な出身プロ野球選手

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元プロ野球選手の競技者登録

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かつて在籍していた選手

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ チーム情報 2012年 登録・変更情報”. 日本野球連盟. 2016年12月18日閲覧。
  2. ^ チーム情報 2019年 登録・変更情報”. 日本野球連盟. 2019年4月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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