「輪るピングドラム」の版間の差分
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{{pp-vandalism|small=yes}} |
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{{継続中の作品}} |
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{{Infobox animanga/Header |
{{Infobox animanga/Header |
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|タイトル=輪るピングドラム |
| タイトル = 輪るピングドラム |
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|ジャンル= |
| ジャンル = [[ファンタジー]] |
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{{Infobox animanga/TVAnime |
{{Infobox animanga/TVAnime |
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|原作=イクニチャウダー |
| 原作 = イクニチャウダー |
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|監督= [[幾原邦彦]] |
| 監督 = [[幾原邦彦]] |
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|シリーズ構成=幾原邦彦、伊神貴世 |
| シリーズ構成 = 幾原邦彦、[[伊神貴世]] |
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| キャラクターデザイン = [[星野リリィ]](原案)<br />[[西位輝実]] |
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|脚本=幾原邦彦 |
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| 音楽 = [[橋本由香利]] |
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|キャラクターデザイン=[[星野リリィ]](原案)<br />西位輝実 |
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| アニメーション制作 = [[ブレインズ・ベース|Brain's Base]] |
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|音楽=[[橋本由香利]] |
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| 製作 = ピングループ、[[毎日放送|MBS]] |
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|アニメーション制作=[[ブレインズ・ベース|Brain's Base]] |
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| 放送局 = 毎日放送・[[TBSテレビ|TBS]]ほか |
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| 放送開始 = 2011年7月8日 |
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|放送局=MBS、[[TBSテレビ|TBS]]、[[テレビ愛知|TVA]]、[[日本BS放送|BS11]]、[[アニメシアターX|AT-X]] |
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|放送 |
| 放送終了 = 12月23日 |
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| 話数 = 全24話 |
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|放送終了=放送中 |
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|話数=全24話(予定) |
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{{Infobox animanga/Movie |
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|コピーライト=イクニチャウダー/ピングループ |
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| タイトル = RE:cycle of the PENGUINDRUM<br />[前編] 君の列車は生存戦略<br />[後編] 僕は君を愛してる |
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| 原作 = イクニチャウダー |
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| 監督 = 幾原邦彦 |
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| 脚本 = 幾原邦彦、伊神貴世 |
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| キャラクターデザイン = 星野リリィ(原案)<br />西位輝実、川妻智美 |
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| 音楽 = 橋本由香利 |
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| 制作 = [[ラパントラック]](アニメーション制作) |
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| 製作 = ピングローブユニオン |
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| 配給 = [[ムービック]] |
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| 封切日 = 前編:2022年4月29日<br />後編:2022年7月22日 |
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| 上映時間 = 前編:124分 |
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{{Infobox animanga/Novel |
{{Infobox animanga/Novel |
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| 著者 = 幾原邦彦、高橋慶 |
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|タイトル= |
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| イラスト = 星野リリィ |
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|著者=幾原邦彦、高橋慶 |
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| 出版社 = [[幻冬舎コミックス]] |
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|イラスト=星野リリィ |
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| レーベル = |
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|出版社=[[幻冬舎]] |
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| 発売日 = |
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|他出版社= |
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| 開始日 = 2011年7月4日 |
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|レーベル= |
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| 終了日 = 2012年2月29日 |
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|発売日= |
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| 巻数 = 全3巻 |
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|発表期間= |
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|巻数=全2巻(上下巻)予定 |
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{{Infobox animanga/Manga |
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|話数= |
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| 作者 = イクニチャウダー |
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|その他= |
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| 作画 = 柴田五十鈴 |
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| 出版社 = 幻冬舎コミックス |
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| 掲載誌 = コミックバーズ→[[月刊バーズ]] |
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| レーベル = [[バーズコミックス]] |
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| 開始号 = 2013年7月号 |
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| 終了号 = 2017年3月号 |
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| 巻数 = 全5巻 |
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| 話数 = |
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{{Infobox animanga/Footer |
{{Infobox animanga/Footer |
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|ウィキプロジェクト=[[プロジェクト:アニメ|アニメ]] |
| ウィキプロジェクト = [[プロジェクト:アニメ|アニメ]]・[[プロジェクト:漫画|漫画]] |
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|ウィキポータル=[[Portal:アニメ|アニメ]] |
| ウィキポータル = [[Portal:アニメ|アニメ]]・[[Portal:漫画|漫画]] |
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}} |
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『'''輪るピングドラム'''』(まわるピングドラム、{{Lang|en|MAWARU-PENGUINDRUM}})は、 |
『'''輪るピングドラム'''』(まわるピングドラム、''{{Lang|en|MAWARU-PENGUINDRUM}}'')は、[[ブレインズ・ベース]]制作による[[日本]]の[[テレビアニメ]]作品。2011年7月から12月まで[[毎日放送]]・[[TBSテレビ|TBS]]ほかにて放送された{{R|onair}}。略称は「'''ピンドラ'''」や「'''ピングドラム'''」<ref>[https://x.com/ikuni_noise/status/89416993966526465 2011年7月9日幾原監督twitter]</ref>。 |
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== 概要 == |
== 概要 == |
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『[[少女革命ウテナ]]』を手掛けた[[幾原邦彦]]が「家族」をテーマに監督・脚本を担当するオリジナル・アニメ作品である<ref name="interview1">輪るピングドラムBlu-ray Disc/DVD第1巻 幾原邦彦インタビュー</ref>。全24話<ref name="moca">{{Cite news|url=https://moca-news.net/article/20110518/2011051810000a_/01/|title=スターチャイルド新番組コンベンションにて『輪るピングドラム』『劇場版 魔法先生ネギま!』などの最新情報を発表!|newspaper=moca-モカ-|publisher=モカニュース|date=2011-05-18|accessdate=2021-11-18}}</ref>。原作者「イクニチャウダー」は、幾原を中心とした創作グループ名である。[[TVQ九州放送]]以外の地上波放送局では2011年5月より、前番組『[[Dororonえん魔くん メ〜ラめら]]』放送終了後に番組宣伝が挿入された{{R|moca}}後、その枠を引き継ぐ形で放送開始となった。 |
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[[幾原邦彦]]が監督・脚本を担当する。全24話予定<ref name=moca>{{Cite web|date=2011年5月18日|url=http://moca-news.net/article/20110518/201105181000a/01/|title=放送開始(MoCa)|work=MoCa voice actor news|publisher=moca news|accessdate=2011-06-11}}</ref>。 |
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[[シニフィアンとシニフィエ|記号的表現]]で場面転換に用いられる[[自動改札機]]や[[発車標]]、それらに加えて無個性な[[ピクトグラム]]の形で作画される[[モブキャラクター]]が、独特の作風として描き出されている。 |
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2011年5月より[[毎日放送テレビ|MBS]]制作[[深夜アニメ]]『[[Dororonえん魔くん メ〜ラめら]]』放送終了後に番組宣伝が流れている<ref name=moca/>。 |
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[[1995年]]に起きた一連の事件を思わせる描写について幾原は現実離れしたファンタジーでまとめてしまうことに違和感を感じて、どのような距離感で描くべきなのか最後まで迷っていた<ref>{{Cite book|和書 |title=「輪るピングドラム」公式完全ガイドブック 生存戦略のすべて |year=2012 |publisher=幻冬舎 |page=182}}</ref>。 |
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== 登場人物 == |
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; 高倉 冠葉(たかくら かんば) |
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また、[[リンゴ]]と[[ペンギン]]が、多彩な表現によって様々なシーンで描写されている。作中では、『[[銀河鉄道の夜]]』がしばしば引用される<ref>藤津亮太によるコラムより ([[朝日新聞]]夕刊「茶話」 2011年12月3日)</ref>。 |
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平成23年度(第15回)[[文化庁メディア芸術祭アニメーション部門]]では、審査委員会推薦作品 / 長編(劇場公開・テレビアニメ・[[OVA]])に選ばれている<ref name="bunka">[http://archive.j-mediaarts.jp/festival/2011/animation/works/15anj_mawaru-penguindrum/ 輪るピングドラム | 審査委員会推薦作品 | アニメーション部門 | 第15回 2011年 | 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品] 2014年6月23日閲覧</ref>。 |
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[[キャッチコピー]]は「'''きっと何者にもなれないお前たちに告げる'''」、「'''僕の愛も、君の罰も、すべて分け合うんだ'''」で、「何者にもなれない」はキーワードである「'''生存戦略'''」や「'''デスティニー'''('''運命''')」とともに作中キャラクター達によって度々言及されている<ref name="starting">『輪るピングドラム 試運転マニュアル 公式スターティングガイド』幻冬舎、2011年7月。</ref>。 |
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2021年に放送開始から10周年を迎えたことを受けて、劇場アニメの公開や応援[[クラウドファンディング]]など、再度のメディアミックス展開も行われた<ref>{{Cite web|和書|title=アニメ「輪るピングドラム」劇場版制作決定!10周年プロジェクト始動|シネマトゥデイ|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0122620|website=シネマトゥデイ|accessdate=2021-04-01|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://penguindrum10th.jp/|title=輪るピングドラム|10周年特設サイト|accessdate=2021-11-18}}</ref>。このうち劇場アニメについては、2022年に『'''RE:cycle of the PENGUINDRUM'''』のタイトルで前・後編で公開された([[#劇場アニメ]]を参照)。 |
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== あらすじ == |
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兄弟である'''[[#冠葉|高倉冠葉]]'''と'''[[#晶馬|高倉晶馬]]'''の妹の'''[[#陽毬|陽毬]]'''は、病気によって余命わずかとなっていた。兄弟は妹の願いに応え、自分たちにとって想い出の場所である[[水族館]]へと出かけるが、そこで陽毬は倒れ、搬送先の病院で息絶えてしまう。覚悟していたこととは言え、ただ悲嘆に暮れるばかりの兄弟だったが、彼らの目の前で突然、水族館で買った'''[[#ペンギン帽|ペンギン型の帽子]]'''を被った姿で「生存戦略!」の掛け声と共に陽毬は蘇生した。ペンギン帽子を被っている間に限っては、陽毬は、別人格「'''[[#プリンセス・オブ・ザ・クリスタル|プリンセス・オブ・ザ・クリスタル]]'''」に変わる状態になっていた。そしてプリンセスは、陽毬を助けたければ、'''[[#ピングドラム|ピングドラム]]'''を手に入れろと兄弟に命じる。彼らに添い従う'''[[#高倉家のペンギン|3羽のペンギン]]'''を与えられた兄弟は、プリンセスからの指令で女子高校生・'''[[#苹果|荻野目苹果]]'''の調査を開始するが、それは過去にも繋がる[[#TSM荻窪線|TSM荻窪線]]沿線で起きる様々な事件の始まりとなった<ref name="tv-anime-01">テレビアニメ第1話。Blu-ray Disc/DVD 第1巻収録。</ref>。 |
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苹果は、姉・'''[[#桃果|桃果]]'''が亡くなった日に生まれてきた少女だった。亡き姉としての存在になることを自らに課している苹果は、姉が遺した日記帳である「[[#運命日記|運命日記]]」に従って、姉の想い人であった'''[[#桂樹|多蕗桂樹]]'''と結ばれるための'''プロジェクトM'''を遂行すべく、彼を[[ストーキング]]していた<ref name="tv-anime-02">テレビアニメ第2話。Blu-ray Disc/DVD 第1巻収録。</ref>。高倉兄弟が陽毬に内緒で調査を進めている間、陽毬が偶然出会った苹果と仲良くなったことで<ref name="tv-anime-03">テレビアニメ第3話。Blu-ray Disc/DVD 第1巻収録。</ref>、高倉家と苹果は互いの事情を知り、プロジェクトMへの協力と引き換えに日記を渡す約束を交わし、晶馬と行動を共にすることとなった<ref name="tv-anime-04">テレビアニメ第4話。Blu-ray Disc/DVD 第2巻収録。</ref><ref name="tv-anime-05">テレビアニメ第5話。Blu-ray Disc/DVD 第2巻収録。</ref>。しかし、苹果のプロジェクトMは、桂樹と女優・'''[[#ゆり|時籠ゆり]]'''の婚約で行き詰まったあげく、何者かに日記の半分を奪われてしまう<ref name="tv-anime-06">テレビアニメ第6話。Blu-ray Disc/DVD 第2巻収録。</ref><ref name="tv-anime-07">テレビアニメ第7話。Blu-ray Disc/DVD 第3巻収録。</ref><ref name="tv-anime-08">テレビアニメ第8話。Blu-ray Disc/DVD 第3巻収録。</ref>。 |
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さらに、高倉家を守りたいと願う冠葉が家族の存続に必要な大金を調達すべく執っていた独自の行動は、冠葉自身と、弟のマリオのために苹果の日記をも狙う少女・'''[[#真砂子|夏芽真砂子]]'''と交錯したあげく、苹果は真砂子に人質に取られた晶馬と引き換えに、真砂子に残った日記の半分を差し出してしまうことになった<ref name="tv-anime-09">テレビアニメ第9話。Blu-ray Disc/DVD 第3巻収録。</ref><ref name="tv-anime-10">テレビアニメ第10話。Blu-ray Disc/DVD 第4巻収録。</ref>。 |
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そして、日記を失い、プロジェクトMと桃果になることへの執着が消えた苹果は晶馬への想いに気付くが、プリンセスが設けたイリュージョンの場で、桃果の死の原因である16年前の事件は高倉三兄妹の両親である'''[[#剣山|高倉剣山と千江美]]'''の所属する組織「ピングフォース([[#企鵝の会|企鵝の会]])」が起こしたのだという事実を晶馬から告げられてしまう<ref name="tv-anime-11">テレビアニメ第11話。Blu-ray Disc/DVD 第4巻収録。</ref>。その直後にプリンセスは「闇ウサギ」に関する警告を言い残して力尽き、陽毬はまたしても息を引き取ってしまうが、謎の男性・'''[[#眞悧|渡瀬眞悧]]'''は、冠葉に代償を要求の上で、薬で陽毬を蘇生させると共に現実世界での動きを表面化させ、陽毬に接近する<ref name="tv-anime-12">テレビアニメ第12話。Blu-ray Disc/DVD 第4巻収録。</ref><ref name="tv-anime-13">テレビアニメ第13話。Blu-ray Disc/DVD 第5巻収録。</ref>。 |
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実は、苹果から日記の半分を奪取したのは多蕗と結婚した時籠ゆりであった。亡き桃果の幼馴染であり、彼女への思慕を現在も持ち続けているゆりは、桃果を「こちらの世界に取り戻す」ために苹果の日記を手に入れようとしていた。そのため、日記の残りを巡って真砂子とゆりは度々争うこととなった<ref name="tv-anime-14">テレビアニメ第14話。Blu-ray Disc/DVD 第5巻収録。</ref><ref name="tv-anime-15">テレビアニメ第15話。Blu-ray Disc/DVD 第5巻収録。</ref>。 |
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苹果は、被害者と加害者の家族の関係であることを理由に、一度は晶馬から交流を拒まれたものの、改めて晶馬を追いかけていくことを告げる<ref name="tv-anime-16">テレビアニメ第16話。Blu-ray Disc/DVD 第6巻収録。</ref><ref name="tv-anime-17">テレビアニメ第17話。Blu-ray Disc/DVD 第6巻収録。</ref>。 |
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一方、特別な存在であった桃果を高倉兄弟の両親に奪われた多蕗は、済んでしまった仕方の無いこととしていた。しかし、自分の前で高倉家への遺恨を露わにしたゆりに先んじて、苹果と陽毬を拉致し、冠葉をおびき出すという行動に出る。高倉家に「罰」を与えるとして冠葉と陽毬を脅すが、ふたりの己が身や命より家族を想う姿を目の当たりにして引き下がり、皆の前から姿を消す<ref name="tv-anime-18">テレビアニメ第18話。Blu-ray Disc/DVD 第6巻収録。</ref><ref name="tv-anime-19">テレビアニメ第19話。Blu-ray Disc/DVD 第7巻収録。</ref>。 |
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お互いの絆と想いを確かめ合った高倉兄妹と苹果だったが、陽毬を想い続ける冠葉に業を煮やした真砂子が陽毬を急襲したことにより、冠葉と陽毬が高倉家とは血の繋がりがなく、高倉三兄妹は寄せ集めの偽りの家族であったことが露になる{{R|tv-anime-19}}<ref name="tv-anime-20">テレビアニメ第20話。Blu-ray Disc/DVD 第7巻収録。</ref>。 |
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剣山の消息を辿っていた多蕗は、剣山の名札を着けた死体を冠葉の出入りしていた廃屋で発見し、後を追ってきたゆりを庇って、ゆりの情人であった結城に刺されてしまう<ref name="tv-anime-21">テレビアニメ第21話。Blu-ray Disc/DVD 第7巻収録。</ref>。そして高倉兄弟は、薬の継続使用による有効性の低下から陽毬の余命がわずかであることを眞悧から宣告される。冠葉は陽毬を救おうとするあまり、眞悧の企みに絡めとられ「企鵝の会」により深入りし、剣山と千江美の嘗ての活動を引き継ぐ計画へと動きだす。そんな冠葉と晶馬は決裂し、陽毬も冠葉を止めようと高倉家を出、高倉兄妹はバラバラになる{{R|tv-anime-21}}。 |
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陽毬は冠葉のために自らの死を受け入れようと倒れて、真砂子も命掛けで冠葉を制止するが、あくまで陽毬を救おうとする冠葉は眞悧とともに世界の破壊へと突き進む<ref name="tv-anime-22">テレビアニメ第22話。Blu-ray Disc/DVD 第8巻収録。</ref>。実は16年前の地下鉄事件での主犯であり、今も呪いとして現実に顕現して、改めて世界の破壊を目論む眞悧の懼れるものは、16年前の犯行の完遂を阻んだ桃果の残した運命を乗り換えることの出来る日記と、その妹の苹果であった。ゆりは持っていた運命日記を、多蕗が一命を取り留めた後に苹果に返しており、苹果は陽毬の救命のために日記を使おうとしていた。眞悧は冠葉を差し向けて、分かれていた日記を集め、苹果の眼前で抹消してしまう<ref name="tv-anime-23">テレビアニメ第23話。Blu-ray Disc/DVD 第8巻収録。</ref>。 |
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病院に搬送された陽毬の身柄を目前で冠葉によって奪取され消沈する晶馬に、晶馬と冠葉で運命を変えるようにと桃果の声が届く。晶馬と、眞悧の去り際の言葉を聞いた苹果は、世界の破壊の準備を施した冠葉と眞悧の待ち受ける運命の列車に乗り込んだ。列車で対峙する面々{{R|tv-anime-23}}。止めることの出来ない事態に成す術のない晶馬だったが、高倉家での兄妹3人での暮らしを痛みと愛おしみを以って思い辿る陽毬の言葉を聞き、兄妹で愛と罰を分け合おうと、冠葉から分け与えられたものを自身から取り出し、陽毬の手を通して冠葉に与え返す。それは10年前、冠葉と晶馬が向かい合う檻に閉じ込められ食べ物も無く放置され、2人して死に瀕した際に冠葉が晶馬に分けてくれた運命の果実、分け合った半分の林檎、「これがピングドラム」と陽毬が言う。そして苹果は、自分自身を代償にすることを覚悟した上で呪文として思い当たる言葉を叫ぶ。その呪文は、冠葉が晶馬を救ったときに言った言葉、晶馬が陽毬を救ったときに言った言葉、陽毬が友人である'''[[#ダブルH|ダブルH]]'''の2人に、大切な言葉として伝えていたことで苹果が知った言葉「運命の果実を一緒に食べよう」であった<ref name="tv-anime-24">テレビアニメ第24話。Blu-ray Disc/DVD 第8巻収録。</ref>。 |
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運命の乗換えが始まり、冠葉は「本当の光」を手に入れたと語り、陽毬の体を列車のシートに運び、砕け散りながら消えていった。苹果の身を包んだ呪いの炎は、苹果を抱きしめた晶馬に移り、苹果に愛を告げて晶馬は消えてしまう。世界の破壊が再び阻まれると、桃果は眞悧に別れを告げ、彼1人を残し、2つのペンギン帽と共にいずこかへと去っていった。運命の乗り換えが終った後の世界の列車の中には、乗客達が騒ぐ中、陽毬と苹果だけが寄り添うように倒れていた{{R|tv-anime-24}}。 |
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運命の乗り換えられた世界では、多蕗とゆりが世界に残された意味を見出し手を取り合っていた。同じ電車で同時に倒れていたことを切っ掛けに友達同士になった陽毬と苹果、健康なマリオと暮らす真砂子に高倉冠葉と晶馬の記憶は無く、彼女たちの生活には、2人は元から存在していないものとなっていた。ただ額の傷やメモ片、夢の中に縁を残すのみだった{{R|tv-anime-24}}。 |
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陽毬と苹果が共に昼食を取っていたこの世界の陽毬の小さな一軒家の前を、冠葉と晶馬の髪色と声をした2人の子供が語らいながら通り過ぎ、その後を4匹のペンギンたちが着いていき、どこかへと歩き去っていった{{R|tv-anime-24}}。 |
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== 登場キャラクター == |
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* 出典 - <ref>{{Cite web|url=http://penguindrum.jp/character/|title=CHARACTER|website=輪るピングドラム|accessdate=2021-11-18}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://penguindrum-movie.jp/character/|title=CHARACTER|website=劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』公式サイト|accessdate=2022-03-22}}</ref> |
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=== 主要キャラクター === |
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; {{Anchors|冠葉}}高倉 冠葉(たかくら かんば) |
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: [[声優|声]] - [[木村昴]] |
: [[声優|声]] - [[木村昴]] |
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: 高倉家の長男で、晶馬と陽毬の兄。1995年3月20日生まれの16歳。都立外苑西高等学校2年生。緑色の瞳を持つ赤みがかった髪の少年。好物は[[ロールキャベツ]]。美形で活発な性格から女性に人気があり、次々と恋人を乗り換えているが、本当は陽毬を一人の異性として愛している。 |
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: 高倉家の第一子。晶馬とは双子。妹の陽鞠を溺愛している。赤みがかった短髪に緑の目をしている。 |
|||
: 家族に対して献身的で、特に陽毬を救うためなら自己犠牲も厭わないが、裏では「企鵝の会」と関わっており、家や陽毬の治療に必要な大金をその報酬で賄っている。活動については妹や弟には話していないこともあり、晶馬には女遊びに忙しいと思われていたが、彼にこのことを知られてからは、対立する。「未来が予め決められているのであれば、自分たちに産まれた意味があるのだろうか」と自問し、「運命という言葉が嫌いだ」と独白している。 |
|||
: 活発な性格をしており、言葉遣いにはやや乱暴なところがある。女性にモテており、ややナンパな面を持つ。 |
|||
: 実は夏芽家の出身で、真砂子とは本当の双子の兄妹、マリオは実弟にあたる。「企鵝の会」の父について夏芽家を出て、実父の死後、同志である高倉家に迎え入れられた。 |
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; 高倉 晶馬(たかくら しょうま) |
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:; {{Anchors|ペンギン1号}}ペンギン1号 |
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:: 声 - 木村昴 |
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:: 冠葉のパートナーで、キリッとした三本眉毛と頬の絆創膏が特徴的な雄。人間の女性への関心が強く、スカートの中を覗き込んだり、[[エロ本]]を観賞したり、女性用の下着を集めたりしている。[[#エスメラルダ|エスメラルダ]]には好意を押し付けられている。怪我をしていることが多い。鳴き声は「ギュウ」。 |
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; {{Anchors|晶馬}}高倉 晶馬(たかくら しょうま) |
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: 声 - [[木村良平]] |
: 声 - [[木村良平]] |
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: 高倉家の |
: 高倉家の次男で唯一の実子。冠葉の弟で陽毬の兄となっている。1995年3月20日生まれの16歳で都立外苑西高等学校2年生。緑色の瞳を持つ青みがかった髪の少年。妹の陽毬を大切にしている。登場しても顔が見える描写がされない'''山下洋介'''(やました ようすけ)という級友がいる。 |
||
: 家では家事を担当しており、普段は穏やかな性格だが、家族に関わることには感情的になることもある。兄・冠葉のことは信頼しているが、女性関係には呆れている。プリンセスに不満を持っている晶馬は彼女が現れる度に抗議や不満をぶちまけ、多くの場合、ペンギン2号の手で穴に落され強制退出となる。 |
|||
: 王子様のような物腰で穏やかな性格をしているが、陽鞠に関わる事では取り乱す事もある。料理が得意。 |
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: 家族の不幸を目の当たりにすると、「自分に課せられた罰だ」と口にし、自身に降りかかる事象に対しては受動的である。「未来が予め決められているのであれば、自分たちに産まれた意味があるのだろうか」と自問し、冠葉と同じく「運命という言葉が嫌いだ」と独白している。また、16年前の事件を起こした両親に対しては、「不幸の元凶」として愛憎半ばの想いでいる。 |
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; 高倉 陽鞠(たかくら ひまり) |
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:; {{Anchors|ペンギン2号}}ペンギン2号 |
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:: 声 - 木村良平 |
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:: 晶馬のパートナーであるオス。ゴキブリを見かけると片手に殺虫剤が出現し、ゴキブリ駆除に余念がない。食べ物に関心が強く料理を手伝うこともある。また、[[コウテイペンギン#繁殖行動|抱卵嚢]]のような部位に加熱機能があり、ロールキャベツや肉まんなどを温めている場面もある。よく盗み食いをしていて、それでトラブルを起こすこともある。鳴き声は「キュッ」。 |
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; {{Anchors|陽毬}}高倉 陽毬(たかくら ひまり) |
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: 声 - [[荒川美穂]] |
: 声 - [[荒川美穂]] |
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: 高倉家の長女で末子、冠葉と晶馬の妹。小学5年生の時に通学を止めており、それから3年が経っている。深紫色の瞳と淡い栗毛色のロングヘア、輝くほどのおでこが特徴的。性格も明るく純粋で素直。2人の兄からとても大切にされ、自身も2人の兄を慕っている。特技は編み物。牛乳が苦手。小学生の頃は同級生のヒバリ、光莉と共にアイドル歌手を目指していた。 |
|||
: 高倉家の第三子。兄二人のアイドル的存在。茶色のロングヘアにピンクの瞳をしている。 |
|||
: 現代医療では治せない[[難病]]を患い、担当医師の'''鷲塚'''(わしづか)からは「余命わずか」と診断されていた。一時帰宅療養中に倒れた陽毬は、救急搬送も空しく息を引き取ってしまうが、悲嘆に暮れる2人の兄の眼前で、[[#ペンギン帽|ペンギン帽]]を被って「生存戦略!」の掛け声と共に突如蘇生し、病状も回復した。以来、彼女がペンギン帽を被った時は別人格・プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが決まって現れるようになり、瞳も桃色に変わる。ただし、陽毬自身はプリンセスになった時の記憶がない。 |
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: 病弱で入院がちで余命幾ばくもないと宣告されており、水族館に遊びに行った日に亡くなったが、何者かの力により余命を延ばされ生き返る。 |
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: 蘇生して以降の陽毬は医学的には健康体となったが、彼女の命はペンギン帽の秘めた力と冠葉の命の一部によって与えられた一時的なものであるため、ペンギン帽が手元から離れたり、分け与えられた命が尽きたりすると、生命活動が停止する。 |
|||
: 水族館で買ったペンギンの帽子を被ると謎の人格になる。双子にピンクドラムを手に入れろと命令する。また陽鞠の命の代償に「生存戦略」が必要という。 |
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: 実は高倉家と血の繋がりはなく、10年前に実母に見捨てられた所を、晶馬に救われ高倉家の一員となった。 |
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; 荻野目 苹果(おぎのめ りんご) |
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:; '''{{Anchors|プリンセス・オブ・ザ・クリスタル}}プリンセス・オブ・ザ・クリスタル''' {{R|starting}}{{Efn2|輪るピングドラムDVD/Blu-ray第1巻オーディオコメンタリーによると、キャラクター設定はあったものの、名前だけは設定されておらず、スタッフが幾原に名前を付けてほしいと頼まれ、名付けられた。}} |
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:: 陽毬がペンギン帽を被っている時に出現する謎の別人格。一人称は「わらわ」。主人公たちを引き込むイリュージョン空間では、テディドラムの胴体部分から「イマージーン!」の掛け声と共にドレスアップして現れ{{R|starting}}、締めの決めセリフは「'''生存戦略、しましょうか'''」。性格は陽毬と異なり、高慢に振る舞い、時には暴言や毒舌を放つ。高倉兄弟はペンギン帽が陽毬を操っていると考えている。プリンセスは、それが何であるか説き明かすこと無く「ピングドラム」なるものを手に入れるよう、高倉兄弟に命じた。加えて、冠葉から命の一部を抜き取り、陽毬へ移し替えることで彼女を延命させた。 |
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:: 延命がつきて、途中退場したままになり、[[#桃果|桃果]]とペンギン帽子の関わりについては、描写されたものの、その正体については謎のままに終わった。 |
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:; {{Anchors|ペンギン3号}}ペンギン3号 |
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:: 声 - 荒川美穂 |
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:: 陽毬のパートナーである。雌。陽毬からは「3(サン)ちゃん」と呼ばれて可愛がられている。赤いリボンとまつげが特徴。編み物が得意でおしゃれにも興味があり、作中でも度々カツラをかぶり、櫛で髪をすく姿が見受けられる。鳴き声は「キュッキュッ」。 |
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; {{Anchors|苹果}}荻野目 苹果(おぎのめ りんご) |
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: 声 - [[三宅麻理恵]] |
: 声 - [[三宅麻理恵]] |
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: 晶馬が陽毬を救うために深く関わることになった少女。高倉兄弟と同じ1995年3月20日生まれの16歳。茶髪のボブカットで、オレンジがかった茶色の瞳をしている。興味があることには視線をそらさない、照れると前髪を弄るなどの癖がある。櫻花御苑女子高等学校2年生<ref>小説版では高校1年生(小説 輪るピングドラム(上) p65より)</ref>。得意料理および好物はカレー。学校での友人には'''藤代万里'''(ふじしろ まり)と、ガングロで長髪の'''柏木雪菜'''(かしわぎ ゆきな)がいる。冠葉がハッキングしたデータによると学校での評価は成績・人格共に優れているとされているが、精神的に不安定な面を持ち、人目もはばからず夢想に耽ったり、感情を爆発させたりすることもある。目的のためなら手段を選ばず、行動力もある。 |
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: 高倉家に出入りするようになる謎の少女。陽鞠と並ぶ「もう一人のヒロイン」。 |
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: 両親が離婚して家族が崩壊したことを憂い、自分が姉の桃果になれば家族が元に戻ると考え、姉の遺した日記に書かれている事柄をなぞることで運命を変えようと目論み、「プロジェクトM(マタニティー大作戦)」として、姉の想い人であった桂樹をストーキングしていたが、実父の再婚、計画の頓挫、日記の喪失といった出来事を経て「プロジェクトM」実行への執着を失くし、晶馬への想いに気付いて打ち明ける。 |
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; ペンギン |
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: 口癖は「デスティニー」。「運命の出会いがあるから、運命という言葉が好き」だと独白している。名前の「苹果」はリンゴの中国語表記漢字で発音は「ピングォ」になる。 |
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: 高倉家にクール便で送られてきた3匹のペンギン。高倉家の人たちにしか姿が見えない。 |
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; {{Anchors|桂樹}}多蕗 桂樹(たぶき けいじゅ) |
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: 声 - [[石田彰]] |
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: 高倉兄弟の担任教師。桃果とは幼馴染で、苹果の家族とは子供の頃からの付き合いがある。苹果に思いを寄せられストーキングされているが、全く気付いていない。趣味は野鳥観察。好物は[[モンブラン (ケーキ)|モンブラン]]。親指を除く手の4本の指の根元に線状痕がある。 |
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: 高倉家の近くのアパートに住んでいたが、同級生のゆりと婚約発表後に新居となる高級タワーマンションに引越してから結婚した。ゆりと結婚したのは、桃果への想いが通じ合う者同士としてである。 |
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: 幼少時に才能溢れる異父弟が生まれたことで、ピアノと才能ある者しか愛さない母から見捨てられることを恐れて自らの意志で手の指を潰したが、結局見捨てられてしまい、自分は存在しない方が良いと思っていた過去があるが、そんな中で自分のことを想い「必要だ」と救ってくれた桃果は、多蕗にとって今でも特別な存在である。 |
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; {{Anchors|ゆり}}時籠 ゆり(ときかご ゆり) |
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: 声 - [[能登麻美子]] |
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: 「サンシャニー歌劇団」虹組で娘役を務める人気女優。桂樹と桃果の旧友で、結婚するまでは苹果の恋敵だった。ウェーブのかかった長い金髪の美女。口癖は「ファビュラスマックス」(「Fabulous:伝説的な・信じられないほどの」と、「Max:Maximumの略、最大の・最高の」を合わせた造語)。 |
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: 第7話で多蕗との婚約と歌劇団の退団を発表した後に結婚したが、その裏では劇団のパートナーの男役・'''結城翼'''とも肉体関係があった。<!--小説版(中巻)では「性的にはおんなしか愛さないはずのゆりが、多蕗と結婚するとわかったとき、当然、結城は反対をした」とあるものの、「おんなしか愛さないはず」は結城の思い込みや願望である可能性も否定できず、純粋なレズビアンであるとは断定できない。--> |
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: 高名な彫刻家である父から、「醜いから愛されない」と言われ続け、精神的にも肉体的にも虐待を受けていた過去があり、「本当の自分は誰からも愛されない」という不安を抱え、確かな美しさと愛を求める心理が行動の根底にある。 |
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: 小学生の時に、ありのままの自分を想って救ってくれた桃果を今も慕っており、多蕗の事は桃果との思い出を共有する者として、自身から家族になりたいと申し出ている。 |
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; {{Anchors|真砂子}}夏芽 真砂子(なつめ まさこ) |
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: 声 - [[堀江由衣]] |
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: 高倉兄弟と同じくピングドラムを探し求める少女。亡き祖父・'''左兵衛'''(さへえ)の跡を継いで、巨大企業「夏芽ホールディングス」社長を務め、大きな洋館で弟のマリオと暮らしている。髪は茶髪の縦ロール。口癖は「嫌だわ、早く磨り潰さないと」。高倉家同様にペンギンのエスメラルダが傍らにおり、祖父の代から夏芽家に仕える執事の'''連雀'''(れんじゃく)のみを信頼して、冠葉や陽毬の監視も任せることがある。 |
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: 眞悧の「日記の呪文がマリオの命を救う」という言葉を信じて結託し、苹果の日記を手に入れる「プロジェクトM(マリオ)」を進めるが、眞悧自身には警戒している。 |
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: 冠葉の実の双子の妹。幼少時は父と兄弟と共に「企鵝の会」に居たが、弟を連れて夏芽家に戻されてからは袂を分かっており、冠葉を「企鵝の会」と陽毬から解放したいと願っている。「企鵝の会」製のペンギン印の赤い弾を、特製の[[スリングショット]]や改造銃から射出し対象に命中させることで記憶の一部を消去できる。青い弾も存在し、失われた記憶を復元することができるとしているが、こちらは命中しないままに終わった。 |
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:; {{Anchors|エスメラルダ}}エスメラルダ |
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:: 声 - 堀江由衣 |
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:: 真砂子のパートナーである雌の黒いペンギン。アーモンド型の眼と左右両脇の跳ねた癖毛が特徴。ペンギン1号に自分のグラビア写真を押し付けたり強引にキスをするなど、強烈なアプローチを掛けるが、当の1号からは恐れられている。鳴き声は「キュフッ」。 |
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; {{Anchors|マリオ}}夏芽 マリオ(なつめ マリオ) |
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: 声 - [[荒浪和沙]] |
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: 真砂子の弟。眞悧のおかげで延命されていた様子が見られた。 |
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: 陽毬のものとは房の色の違う、頭部に王冠のついたペンギン帽をかぶることがあり、その際には陽毬同様「生存戦略」と叫んだり、足が地上から浮遊していたりすることもある。薄い黄色系の髪をしており、瞳の色は青だが、ペンギン帽をかぶっている時には桃色をしていることがあるが、ペンギン帽との関わりについては詳細不明のままである。 |
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; {{Anchors|桃果}}荻野目 桃果(おぎのめ ももか) |
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: 声 - [[豊崎愛生]] |
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: 苹果の姉。容姿は妹と瓜二つだが、苹果より少し長い桃色の髪に茶橙色の瞳。日記に書かれた呪文を唱えることで「運命の乗り換え」を成すことができる。1995年3月20日に「ピングフォース」が起こした事件の際に地下鉄の車内で眞悧と邂逅、「運命の乗り換え」によって眞悧を追放し犯行を止めようとするが、眞悧と相討ちになる形で彼の「呪い」の中に閉じ込められ、2つのペンギン帽を生じた。世間では日記帳だけを残して消滅、亡くなったとされている。 |
|||
: 自らが「蠍の炎」による代償を受けようと、他人を救おうと考える慈しみを持つ少女。幼馴染だった多蕗とゆりに「生きる希望」を教えて救い出しており、彼らにとっては特別な存在だった。消えた後も荻野目家や多蕗、ゆりに、色々な影響を与えている。 |
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; {{Anchors|眞悧}}渡瀬 眞悧(わたせ さねとし) |
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: 声 - [[小泉豊]] |
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: 長い桃色の髪に、桃紅色の瞳を持つ謎の男性。口癖は「シビれるだろう?」「だよねぇ」。 |
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: 中央図書館「そらの孔分室」の司書として登場。後に、再入院した陽毬の担当医として再登場し、他者の死や行動に介入・干渉しようとする。また苹果の日記の隠滅を狙っているが、自分では日記に触れることができないため、真砂子と結託し日記を追わせている。 |
|||
: 常に穏やかな笑みを浮かべて感情の起伏を見せないが、世界全てを否定する「呪い」のメタファー的性質を持つ。常に抽象的な語り口で他者を煙に巻くような発言をする。 |
|||
: 鷲塚の元助手であり、「ピングフォース」のリーダー。16年前の事件における真の首謀者であったが、桃果との決闘の末に相討ちとなり、桃果を「呪い」の中に閉じ込め2つのペンギン帽に分かつも、自らも「乗り換えの呪文」を受けた結果、2羽の黒いウサギを生じ、現世から消えた。表向きには計画を阻まれて彼女と共に消息を絶ち、死亡したとされているが、この世を呪う実態のない「幽霊」として「企鵝の会」を動かし、世界を破壊する計画を再び実行しようとする。 |
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:; '''{{Anchors|シラセ}}シラセ'''・'''{{Anchors|ソウヤ}}ソウヤ''' |
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:: 声 - [[岩崎愛 (声優)|岩崎愛]](シラセ)、[[高城元気]](ソウヤ) |
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:: 眞悧が助手として連れている2人の少年。いつも2人で行動しており、2人とも黒髪赤瞳で顔も瓜二つ。それぞれの差異は兎の耳のような赤い髪飾りであり、リボンが立っている方がシラセで、寝ている方がソウヤ。 |
|||
:: 正体は桃果の呪文によって眞悧から生まれた黒いウサギ。口癖は「さすがです、眞悧先生!」で、よく眞悧を褒めているが、意味深な発言をする時がある。 |
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; {{Anchors|ダブルH}}ダブルH / 伊空 ヒバリ(いそら ヒバリ)、歌田 光莉(うただ ひかり) |
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: 声 - [[渡部優衣]](ヒバリ)、[[三宅麻理恵]](光莉) |
|||
: 人気のアイドル歌手コンビ。エンディングアニメーションでは陽毬と絡んでいるほか、デフォルメ・キャラクターが地下鉄の[[吊り広告]](静止画ではなく[[デジタルサイネージ]]のようにアニメーションする)に毎回登場している。長い桃髪の少女がヒバリで、長い青髪でツリ目の少女が光莉。光莉は小学校の頃は、短髪だった。 |
|||
: 陽毬とは小学校時代の友人で、3人で'''トリプルH'''としてアイドルデビューを目指していたが、陽毬が事情で脱落し、学校から去った2年後にダブルHとしてデビューする。 |
|||
: 眞悧が送った陽毬お手製のマフラーを「大事な友達からの贈り物」として身に着けてTVに出演したり、陽毬が大切だと言っていた言葉をタイトルに付けた新譜を直接自分たちで届けにきたりと、今でも陽毬を大切な友人と思っている。 |
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; {{Anchors|プリンチュペンギン}}プリンチュペンギン |
|||
: 声 - [[上坂すみれ]] |
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: 劇場アニメに登場。冠葉と晶馬が出会った赤子のペンギン。 |
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=== 主要人物の家族と友人 === |
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; {{Anchors|剣山}}高倉 剣山(たかくら けんざん) |
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: 声 - [[子安武人]] |
|||
: 高倉三兄妹の父で、「企鵝の会」の指導的幹部。家族愛と「企鵝の会」の理想に燃える熱血漢であり、実子でない陽毬や冠葉にも分け隔てない愛情を注いでいた。かつて「通り過ぎない嵐はない。でも、それを待っていては大切な人を守れない。」との言葉と行動を冠葉に示している。 |
|||
: 桃果が犠牲になった地下鉄での事件の実行犯とされ、関与が表沙汰になった3年前から千江美と共に失踪している。 |
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; {{Anchors|千江美}}高倉 千江美(たかくら ちえみ) |
|||
: 声 - [[井上喜久子]] |
|||
: 高倉三兄妹の母で、「企鵝の会」の指導的幹部。過去に陽毬が駄々をこねて倒してしまった姿見から陽毬をかばって、顔に一生傷の残る怪我をしている。剣山と同じく3年前から失踪している。 |
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; {{Anchors|池部の叔父}}池部の叔父(いけべのおじ)<!--EDクレジット準拠--> |
|||
: 声 - [[田中秀幸 (声優)|田中秀幸]] |
|||
: 高倉三兄妹の叔父。高倉兄妹からは「池部の叔父さん」と呼ばれている。和菓子屋「いけべ屋」を営んでおり、両親の失踪時から高倉兄妹の手助けをしているが、経済的な問題から冠葉に高倉家を売る相談を持ちかけてもいる。 |
|||
: 小説版では、[[伯父]]という設定。 |
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; {{Anchors|聡}}荻野目 聡(おぎのめ さとし) |
|||
: 声 - [[立木文彦]] |
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: 苹果の父。妻・絵里子とは離婚しており、苹果とは設けられた面会日に会っている。苹果にとって家族の証であったペンギンのストラップを携帯電話から取り外しており、交際中の子持ちの恋人にプロポーズし、再婚した。 |
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; {{Anchors|絵里子}}荻野目 絵里子(おぎのめ えりこ) |
|||
: 声 - [[深見梨加]] |
|||
: 苹果の母。娘と2人暮らし。夫との離婚後も、娘のことを考慮して[[婚氏続称]]している{{R|starting}}。仕事が多忙で、苹果の願いや気持ちと齟齬が生じているところもある。 |
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; {{Anchors|阿佐美}}久宝 阿佐美(くほう あさみ) |
|||
: 声 - [[早見沙織]] |
|||
: 雑誌『シックスティーン』の専属モデルで、冠葉の元恋人。真砂子の勧めで'''唯'''、'''千鶴'''と共に「髙倉冠葉恋愛被害者の会」を結成した。駅の下りエスカレーターで何者かに突き落とされて負傷し、見舞いに来た真砂子によって事件前後と冠葉に関する記憶を消された。 |
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== 用語 == |
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; {{Anchors|ピングドラム}}ピングドラム |
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: プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが陽毬の命を長らえる条件として高倉兄弟に手に入れることを指示したアイテムだが、詳細は説明されないまま探索された。 |
|||
: 最終的には、晶馬が自身の胸から取り出したリンゴ大の赤い球体状のもので、陽毬の手の上で半分に割られ冠葉へと渡された。 |
|||
; {{Anchors|高倉家のペンギン}}高倉家のペンギン |
|||
: [[デフォルメ]]された青い[[ペンギン]]のぬいぐるみのような姿をした存在で、ペンギンと呼ばれている。冷凍宅配便に詰められて高倉家に届けられ、冠葉のアイデアにより、背中に番号を書き込まれて区別されている。高倉兄妹にしか視認されないが、実体があることを示す描写がされている。プリンセス・オブ・ザ・クリスタルに従属している。 |
|||
: 各々に個性があり、さらに対応するパートナーと同じ嗜好や行動を執ったり、負傷や生命の状態が連動していたりと、強い結びつきがある。この特性は真砂子のエスメラルダも同様である。 |
|||
; {{Anchors|ペンギン帽}}ペンギン帽 |
|||
: ペンギンの顔の両脇に長い房飾りが付いている帽子。桃果が眞悧の「呪い」の中に閉じ込められた末に、身体を2つに分けられ変えられたもので、陽毬とマリオが所持する。陽毬が持っているのは水族館で購入した物で、彼女の別人格「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」はこれを被っている時に現れる。マリオの帽子は陽毬のものとは房の色が違っている。眞悧は陽毬に「運命の花嫁に捧げる花冠」と説明している。 |
|||
; {{Anchors|テディドラム}}テディドラム |
|||
: プリンセス・オブ・ザ・クリスタルがドレスアップして出現するとき、その舞台となるイリュージョン空間で乗り物あるいは座所として現れる、熊の形をした巨大[[ロボット]]。筒状のロケットが発射されて開くと、内包された籠状の檻の中から現れる。白色と暗色の2体があり、対峙する位置でいくつか変形の行程を経た後、両者は連結する。白いテディドラムの胴体が開くと中からプリンセスが現れ、暗色のテディドラムには強制的に呼び出された高倉兄弟や他の人物がプリンセスと対面させられる{{R|starting}}。暗色のテディドラムには落とし穴の仕掛けがあり、プリンセスの意に沿わない言動をした者などが強制退去させられる場所になっている。 |
|||
: 終盤での眞悧の「企鵝の会」における再計画の企みにおいては、ぬいぐるみ大の暗色のテディドラムが多数用意された。 |
|||
; {{Anchors|運命日記}}運命日記 |
|||
: 姿を消した桃果の日記帳。姉の遺品として苹果が所持していた。ピンク色で表紙には竜宮城、裏表紙にはウミガメのイラストが描かれている。「運命日記」とは苹果の言。高倉兄弟はこれがピングドラムと思っているが、プリンセスは問われても明確な返答をしていない。紆余曲折あって、日記帳は半分に裂かれ、前半分は真砂子が、後半分はゆりが持ち去っていたが、眞悧と冠葉の手で完全に消滅してしまった。 |
|||
: 桃果は、自身による代償と引き換えに、日記に書かれた呪文を唱えて、神様にお願いすることで<ref>第15話の桃果の発言</ref>、運命の「乗り換え」ができると語っており、桃果とゆりの間では、ゆりのために乗り換えをしたと認識されている。 |
|||
; {{Anchors|TSM荻窪線}}TSM荻窪線 |
|||
: TSMはTokyo Sky Metroの略で、「新生東京のシンボル」とも言われる[[モノレール#懸垂式|懸垂式]]の地下鉄。荻窪線は登場人物たちの家や学校や事件の起る場所が沿線各所にある。駅名および路線は[[東京メトロ丸ノ内線]]とほぼ重なっている。第13話で開通10周年を迎えた。ダブルHによる吊り広告「本日の標語」は、各回の内容に関連している。この路線を表す[[ロゴマーク]]がオープニングにも表示されている。 |
|||
; {{Anchors|高倉家}}高倉家 |
|||
: 高倉三兄妹が3人だけで住む[[東京都]][[杉並区]][[荻窪 (杉並区)|荻窪]]5丁目にある小さな一軒家。壁面はカラフルなトタン板で覆われているが、これは、両親が失踪したことを悲しんでいた陽毬を元気づけるために、冠葉と晶馬が陽毬の好きな[[リカちゃん|既製品の人形]]の家を模してリフォームしたためである。すぐ隣は動物の遊具が設置されている小さな公園になっている。最寄り駅は[[荻窪駅]]でTSM荻窪線とJ-ARS線が乗り入れている{{R|starting}}。 |
|||
; {{Anchors|中央図書館 そらの孔分室}}中央図書館 そらの孔分室(ちゅうおうとしょかん そらのあなぶんしつ) |
|||
: 第9話で陽毬が夢の中で見た不思議な図書館。水族館の地下61階に普段利用している中央図書館があり、その奥の、数字が32まである[[15パズル]]を模した扉から転送される。眞悧によると、運命に選ばれた人しか入れない特別な場所。陽毬が訪れた時は、彼女が中央図書館で借りようとしていた『[[かえるくん、東京を救う]]』<ref>第9話の陽毬のセリフ</ref>と類似した『カエル君○○を救う』という題の本が無数に並んでいる{{Efn2|該当書籍は、[[村上春樹]]の短編小説であるとも指摘されている<ref> |
|||
{{Cite book |
|||
|author=沼田やすひろ |
|||
|title=『「面白い」アニメと「つまらない」アニメの見分け方』 |
|||
|year=2012 |
|||
|pages={{要ページ番号|date=2015年10月}} |
|||
|publisher=[[キネマ旬報社]] |
|||
}} |
|||
</ref>。}}。 |
|||
; {{Anchors|運命の至る場所}}運命の至る場所 |
|||
: プリンセスと眞悧が、そこから「来た」と語った場所。作中では終着駅であるかのような[[駅名標]]の描写があり、隣の駅名は「生存戦略」。 |
|||
; {{Anchors|企鵝の会}}企鵝の会(きがのかい) |
|||
: 表のPingroup inc,(ピングループ)と、裏のKIGAと2つの顔を持つ犯罪組織。街中の各所で見られる丸顔のペンギンマークはPingroup inc,のもので、真砂子のスリングショット弾や冠葉が受け取る現金封筒、5話の剣山のジャケットなどに描かれていた斜めに白黒で塗り分けられた丸顔のペンギンマークはKIGAのものである<ref>『[[オトナアニメ]] Vol.22』洋泉社、2011年10月。</ref>。構成員は黒ずくめの服を着ている。 |
|||
: 以前の名称は「ピングフォース」で、ロゴマークは、真っ黒いペンギンのマークであった<!--ペンギン種の加筆は出典と共にして下さい-->。ピングフォース時代はマークの入ったオレンジ色の作業服を制服としていた。ピングフォース時代のリーダー・眞悧は桃果と相打ちとなる形で現実世界から消えているが、「企鵝の会」も眞悧の意志により世界の破壊を目的に動いている。 |
|||
: 「[[ペンギン|企鵝]]」とは、ペンギンの漢字[[和名]]のひとつ。 |
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; こどもブロイラー |
|||
: 世界から捨てられた子供たちが集められる施設で、複数の大きな換気扇が回転している。ここに集められた子供は、ベルトコンベアに乗せられ、巨大なシュレッダーで粉々に砕かれて処分され、「透明な存在」となり、この世から消えてしまうと言われている。剣山は、不適切な施設と評価しているが、実在や社会との関わりについての詳細は不明である。「回想」の表示板では「子どもブロイラー」と表記される。 |
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: 過去に陽毬と多蕗がここに居たことがあるが、それぞれ晶馬と桃果に選ばれたことで救われている。<!--小説版との相違は、それが本編に関わる重要な意味を持つ物でもない限り不要--> |
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; 1995年3月20日 |
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: 高倉兄弟、苹果、真砂子の4人の誕生日であるほか、眞悧主導の「地下鉄テロ事件」の起きた日でもあり、事件被害者として桃果の命日にも重なっている。作中画面でも「95」という数字が度々表示されている。1995年3月20日は日本で[[地下鉄サリン事件]]が発生した日時と完全に一致しており、作中に登場する「TSM荻窪線」のモデルとなった東京メトロ丸ノ内線も、当日の[[オウム真理教]]による無差別テロの標的となっている。そのため、現実での地下鉄サリン事件が同作品のモチーフの一つになっているのではないかと指摘する評論もある<ref>{{Cite web|和書|url = http://www.kyoto-up.org/archives/1534 |title = アニメ評 輪るピングドラム(2012.02.16) |publisher =京都大学新聞 |accessdate = 2014-10-05 }}</ref>。 |
|||
== スタッフ == |
== スタッフ == |
||
* 原作 - イクニチャウダー<ref name="animatetimes2400">{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=2400 |title=輪るピングドラム|アニメ声優・キャラクター・登場人物・2011夏アニメ最新情報一覧 |website=[[アニメイトタイムズ]] |publisher=[[アニメイト]] |accessdate=2023-01-22}}</ref> |
|||
* 原作 - イクニチャウダー |
|||
* 監督 - [[幾原邦彦]]<ref name="藤津2019">藤津亮太『ぼくらがアニメを見る理由 2010年代アニメ時評』205頁</ref> |
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* 原案・監督 - [[幾原邦彦]] |
|||
* キャラクター原案 - [[星野リリィ]] |
* キャラクター原案 - [[星野リリィ]]{{R|animatetimes2400}} |
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* シリーズ構成 |
* シリーズ構成 - 幾原邦彦{{R|藤津2019}}、[[伊神貴世]]{{R|藤津2019}} |
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* 脚本 - 幾原邦彦、伊神貴世、金子伸吾・古川知宏(第16話) |
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* キャラクターデザイン - 西位輝実 |
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* キャラクターデザイン・総作画監督 - [[西位輝実]]{{R|藤津2019}} |
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* コンセプトデザイン - 中村章子、柴田勝紀 |
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* コンセプトデザイン - [[中村章子]]、柴田勝紀 |
|||
* 色彩設計 - [[辻田邦夫]] |
|||
* アイコンデザイン - 越阪部ワタル{{R|animatetimes2400}} |
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* 美術 - 秋山健太郎、中村千恵子 |
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* 色彩設計 - [[辻田邦夫]]{{R|animatetimes2400}} |
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* アイコンデザイン - 越阪部ワタル |
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* 美術 - [[秋山健太郎]]{{R|animatetimes2400}}、中村千恵子{{R|animatetimes2400}} |
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* 編集 - 西山茂 |
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* 編集 - [[西山茂 (編集技師)|西山茂]]{{R|animatetimes2400}} |
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* 音響監督 - 幾原邦彦、山田陽 |
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* 音響監督 - 幾原邦彦{{R|animatetimes2400}}、[[山田陽]]{{R|animatetimes2400}} |
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* 音響効果 - 三井友和 |
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* 音楽 - [[橋本由香利]] |
* 音楽 - [[橋本由香利]]{{R|animatetimes2400}} |
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* 音楽制作 - [[スターチャイルド|スターチャイルドレコード]] |
* 音楽制作 - [[スターチャイルド|スターチャイルドレコード]]{{R|animatetimes2400}} |
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* チーフディレクター - 中村章子 |
* チーフディレクター - 中村章子{{R|animatetimes2400}} |
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* プロデューサー - 池田慎一、[[丸山博雄]] |
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* 助監督 - 山崎みつえ |
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* プロデューサー - |
* アニメーションプロデューサー - 常葉みどり |
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* アニメーション |
* アニメーション制作 - [[ブレインズ・ベース|Brain's Base]]{{R|藤津2019}} |
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* 製作 - ピングループ、[[毎日放送|MBS]] |
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* アニメーション制作 - [[ブレインズ・ベース|Brain's Base]] |
|||
* 製作 - ピングループ、[[毎日放送テレビ|MBS]] |
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== 主題歌 == |
== 主題歌 == |
||
* 出典 - <ref name="CD">{{Cite web|和書|url=http://penguindrum.jp/cd/ |title=輪るピングドラム {{!}} Goods {{!}} CD |website=輪るピングドラム |accessdate=2021-11-18}}</ref><ref name="culcolle20210623">{{Cite web|和書|url=https://culcolle.online/blogs/news/pgd01 |title=今再注目を浴びる人気アニメ「輪るピングドラム」(2011年放送)とは!?あらすじや登場人物、作者について紹介!キーワードは生存戦略!? |website=culcolle(カルコレ)|publisher=株式会社ひかりてらす |date=2021-06-23 |accessdate=2021-11-18}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.uta-net.com/artist/12452/ |title=トリプルHの歌詞一覧リスト - 歌ネット |website=[[歌ネット]] |accessdate=2022-07-02}}</ref> |
|||
; オープニングテーマ「ノルニル」 |
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{| class="wikitable" style="font-size:small;" |
|||
: 作詞・作曲 - ティカ+α / 編曲 - 江藤直子 / 歌 - [[やくしまるえつこ]]メトロオーケストラ |
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! !! 曲名 !! 歌唱 !! 作詞 !! 作曲 !! 編曲 !! {{Jbr|使用エピソード}} !! 補足 |
|||
; エンディングテーマ「DEAR FUTURE」 |
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|- |
|||
: 作詞 - [[岩里祐穂]] / 作曲・編曲 - [[NARASAKI]] / 歌 - [[COALTAR OF THE DEEPERS|coaltar of the deepers]] |
|||
| rowspan="2" style="text-align:center" | {{Jbr|オープニングテーマ}} || '''[[ノルニル・少年よ我に帰れ|ノルニル]]''' || rowspan="2" | [[やくしまるえつこ|やくしまるえつこメトロオーケストラ]] || rowspan="2" colspan="2" style="text-align:center" | [[やくしまるえつこ|ティカ・α]] || style="text-align:center" | [[江藤直子]] || 1 - 14 || {{Efn2|name="EMO"|オープニングテーマは[[やくしまるえつこ]]がソロプロジェクト「やくしまるえつこメトロオーケストラ」の名義で歌唱している。}}<ref name="natalie56538">{{Cite news |url=https://natalie.mu/music/news/56538 |title=やくしまるえつこ「ピンドラ」主題歌シングル全貌判明 |newspaper=[[音楽ナタリー]] |publisher=株式会社ナターシャ |date=2011-09-14 |accessdate=2021-11-18}}</ref> |
|||
; 挿入歌「ROCK OVER JAPAN」(第1話) |
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|- |
|||
: 作詞・作曲 - [[石橋凌|Ryo]],[[白浜久|Hisashi]] / 編曲 - [[橋本由香利]] / 歌 - トリプルH |
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| '''[[ノルニル・少年よ我に帰れ|少年よ我に帰れ]]''' || style="text-align:center" | [[近藤研二]] || 15 - 23 || {{Efn2|name="EMO"}}{{R|natalie56538}} |
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| rowspan="10" style="text-align:center" | エンディングテーマ || '''DEAR FUTURE''' || [[COALTAR OF THE DEEPERS|coaltar of the deepers]] || rowspan="2" style="text-align:center" | [[岩里祐穂]] || colspan="2" style="text-align:center" | [[NARASAKI]] || 1 - 9 || |
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| '''DEAR FUTURE feat.[[堀江由衣|Yui Horie]]''' || [[堀江由衣]] || style="text-align:center" | NARASAKI || style="text-align:center" | WATCHMAN || 10 || |
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| '''[[ONE and ONLY DREAMs|灰色の水曜日]]''' || [[#ダブルH|トリプルH]] || style="text-align:center" | [[石橋凌]]・[[白浜久]] || style="text-align:center" | 白浜久 || rowspan="11" style="text-align:center" | [[橋本由香利]] || 13, 15, 18 || {{Efn2|name="ARBcover"|[[ARB (バンド)|ARB]]の同名曲の[[カバー|カヴァー]]。}} |
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| '''[[BAD NEWS|BAD NEWS(黒い予感)]]''' || トリプルH || rowspan="2" style="text-align:center" | 石橋凌 || rowspan="2" style="text-align:center" | [[田中一郎 (ミュージシャン)|田中一郎]] || 14, 17 || {{Efn2|name="ARBcover"}} |
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| '''[[指を鳴らせ!/Snap Your Fingers|イカレちまったぜ!!]]''' || トリプルH || 16 || {{Efn2|name="ARBcover"}} |
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| '''[[PAPERS BED|HIDE and SEEK]]''' || トリプルH || colspan="2" style="text-align:center" | 白浜久 || 19 || {{Efn2|ARBの同名曲のカヴァー。作詞作曲には白浜のみがクレジットされているが、実際は石橋凌との合作である。}}{{R|culcolle20210623}} |
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| '''[[ONE and ONLY DREAMs|Private Girl]]''' || トリプルH || style="text-align:center" | 石橋凌・白浜久 || style="text-align:center" | 白浜久 || 20 || {{Efn2|name="ARBcover"}} |
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| '''魂こがして''' || トリプルH || colspan="2" style="text-align:center" | 石橋凌 || 21 || {{Efn2|name="ARBcover"}} |
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| {{Ruby|'''朝'''|あした}}'''のかげりの中で''' || トリプルH || style="text-align:center" | 石橋凌 || style="text-align:center" | 白浜久 || 22 || {{Efn2|name="ARBcover"}} |
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| '''[[PAPERS BED|HEROES 〜英雄たち]]''' || トリプルH || colspan="2" style="text-align:center" | 白浜久 || 23 || {{Efn2|name="ARBcover"}} |
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| rowspan="4" style="text-align:center" | 挿入歌 || '''[[ROCK OVER JAPAN]]''' || トリプルH || style="text-align:center" | 石橋凌 || style="text-align:center" | 白浜久 || 1 - 3, 5 - 7, 16, 17 || {{Efn2|name="ARBcover"}} |
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| '''[[BOYS&GIRLS (ARBのアルバム)|ダディーズ・シューズ]]''' || トリプルH || colspan="2" style="text-align:center" | 石橋凌 || 5 || {{Efn2|name="ARBcover"}} |
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| '''[[あなた (小坂明子の曲)|あなた]]''' || 多蕗桂樹([[石田彰]])、荻野目苹果([[三宅麻理恵]]) || colspan="2" style="text-align:center" | [[小坂明子]] || 6 || |
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| '''Mの悲劇''' || 時籠ゆり([[能登麻美子]]) || [[幾原邦彦]]、[[伊神貴世]] || colspan="2" style="text-align:center" | 橋本由香利 || 7 || |
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|} |
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== 各話リスト == |
== 各話リスト == |
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各話のサブタイトルは、エンディング開始時に表示される。 |
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{| class="wikitable" style="font-size:small" |
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{| class="wikitable" style="font-size:small" border="1" |
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!話数!!サブタイトル!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!初放送日 |
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|1ST STATION||運命のベルが鳴る||幾原邦彦||[[中村章子]]||[[西位輝実]]||'''2011年'''<br />{{月日|7|8}} |
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!話数!!サブタイトル!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!エンドカードイラスト |
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|2ND STATION||危険な生存戦略||colspan="2" style="text-align:center"|山崎みつえ||[[加々美高浩]]、蒲原遙||{{月日|7|15}} |
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|1st STATION||運命のベルが鳴る||[[幾原邦彦]]||中村章子||西位輝実||[[星野リリィ]] |
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|3RD STATION||そして華麗に私を食べて…||colspan="2" style="text-align:center"|柴田勝紀||中村深雪||{{月日|7|22}} |
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|4TH STATION||舞い落ちる姫君||colspan="2" style="text-align:center"|金子伸吾||田村正文、進藤優||{{月日|7|29}} |
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|5TH STATION||だから僕はそれをするのさ||幾原邦彦||[[そ〜とめこういちろう]]||馬場充子、西位輝実||{{月日|8|5}} |
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|6TH STATION||Mでつながる私とあなた||colspan="2" style="text-align:center"|山崎みつえ||いしかわともみ||{{月日|8|19}} |
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|7TH STATION||タマホマレする女||[[松本淳]]||市村徹夫||薗部あい子、加々美高浩||{{月日|8|26}} |
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|8TH STATION||君の恋が嘘でも僕は||中村章子||福島利規||田村正文、進藤優||{{月日|9|2}} |
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|9TH STATION||氷の世界||colspan="3" style="text-align:center"|[[武内宣之]]||{{月日|9|9}} |
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|10TH STATION||だって好きだから||colspan="3" style="text-align:center"|[[後藤圭二]]||{{月日|9|16}} |
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|11TH STATION||ようやく君は気がついたのさ||幾原邦彦、金子伸吾<br />山崎みつえ||山崎みつえ||中村深雪、西位輝実||{{月日|9|23}} |
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|12TH STATION||僕たちを巡る輪||幾原邦彦、柴田勝紀||柴田勝紀||馬場充子、加々美高浩<br />中村章子||{{月日|9|30}} |
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|13TH STATION||僕と君の罪と罰||幾原邦彦、古川知宏||市村徹夫||西位輝実||{{月日|10|7}} |
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|14TH STATION||嘘つき姫||幾原邦彦、山崎みつえ||山崎みつえ||石井久美、中村深雪||{{月日|10|14}} |
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|15TH STATION||世界を救う者||幾原邦彦、柴田勝紀||柴田勝紀||[[楠本祐子]]、進藤優||{{月日|10|21}} |
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|16TH STATION||死なない男||幾原邦彦、金子伸吾<br />古川知宏||金子伸吾||いしかわともみ、加々美高浩||{{月日|10|28}} |
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|17TH STATION||許されざる者||幾原邦彦、中村章子<br />[[相澤昌弘]]||colspan="2" style="text-align:center"|中村章子、相澤昌弘||{{月日|11|4}} |
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|18TH STATION||だから私のためにいてほしい||colspan="2" style="text-align:center"|[[山内重保]]||西位輝実||{{月日|11|11}} |
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|19TH STATION||私の運命の人||colspan="2" style="text-align:center"|後藤圭二||後藤圭二、石井久美||{{月日|11|18}} |
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|20TH STATION||選んでくれてありがとう||colspan="2" style="text-align:center"|[[林明美]]||林明美、桑名郁朗<br />楠本祐子||{{月日|11|25}} |
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|21ST STATION||僕たちが選ぶ運命のドア||幾原邦彦、古川知宏<br />山崎みつえ||山崎みつえ||中村深雪、進藤優||{{月日|12|2}} |
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|22ND STATION||美しい棺||幾原邦彦、古川知宏<br />山崎みつえ、中村章子||市村徹夫||加々美高浩、いしかわともみ<br />中村章子、中村深雪||{{月日|12|9}} |
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|23RD STATION||運命の至る場所||幾原邦彦、相澤昌弘<br />中村章子、古川知宏<br />柴田勝紀||相澤昌弘、中村章子<br />金子伸吾||相澤昌弘、石井久美<br />西位輝実、馬場充子||{{月日|12|16}} |
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|24TH STATION||愛してる||幾原邦彦、山崎みつえ<br />中村章子、古川知宏||幾原邦彦、山崎みつえ<br />中村章子||西位輝実、進藤優<br />中村章子||{{月日|12|23}} |
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|} |
|} |
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== 放送局 == |
== 放送局 == |
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{{注意|[[プロジェクト:放送または配信の番組#放送]]に基づき、本放送期間内の放送局および配信サイトのみを記載しています。}} |
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{| class="wikitable" style="font-size:small;white-space:nowrap;" |
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{{放送期間 |
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| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
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| 2011年7月8日 - 9月30日<br />2011年10月7日 - 12月23日 | 金曜 2:10 - 2:40(木曜深夜)<br />金曜 2:00 - 2:30(木曜深夜) | [[毎日放送]] | [[広域放送|近畿広域圏]] | '''製作局''' / 初回は金曜2:25 - 2:55に放送 |
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| 2011年7月9日 - 12月24日 | 土曜 2:25 - 2:55(金曜深夜) | [[TBSテレビ]] | 関東広域圏 | 初回は2:55 - 3:25に放送 |
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| 2011年7月13日 - 12月28日 | 水曜 1:30 - 2:00(火曜深夜) | [[テレビ愛知]] | [[愛知県]] | |
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| 2011年7月15日 - 12月30日 | 金曜 23:00 - 23:30 | [[アニメシアターX|AT-X]] | [[全国放送|日本全域]] | [[日本における衛星放送#CSデジタル放送|CS放送]] / リピート放送あり |
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| | 金曜 23:30 - 土曜 0:00 | [[日本BS放送|BS11]] | 日本全域 | [[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BS放送]] / 『[[ANIME+]]』枠 |
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| ref={{Cite web|和書|url=http://penguindrum.jp/category/news/p-onair/page/2/|title=news(オンエア情報、2ページ目)|website=輪るピングドラム|accessdate=2021-11-18}} |
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| refname=onair |
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}} |
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{{放送期間 |
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| media=インターネット |
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| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | | |
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| 2011年7月29日 | 金曜 12:00 更新 | [[バンダイチャンネル]] | | |
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| 2011年8月12日 | 金曜 0:30(木曜深夜) 更新 | [[ニコニコチャンネル]] | | |
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| refname=onair |
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}} |
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== 関連商品 == |
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=== BD / DVD === |
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{| class="wikitable" style="font-size:small;" border="1" |
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! rowspan="2"|巻 !! rowspan="2"|発売日<ref>{{Cite web|url=http://penguindrum.jp/dvd/|title=Goods<nowiki> | </nowiki>DVD|website=輪るピングドラム|accessdate=2021-11-18}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://penguindrum.jp/bluray/|title=Goods<nowiki> | </nowiki>Blu-ray|website=輪るピングドラム|accessdate=2021-11-18}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKIXA-90918/|title=輪るピングドラムBlu-ray RE:BOX【期間限定版】 輪るピングドラム|website=KING RECORDS<nowiki> | </nowiki>キングレコード オフィシャルサイト|publisher=[[キングレコード]]|accessdate=2021-11-18}}</ref> !! rowspan="2"|収録話 !! colspan="2"|規格品番 |
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! BD !! DVD |
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!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!系列!!備考 |
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| 1 || 2011年{{月日|10|26}} || 第1話 - 第3話 || KIXA-90132<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/prof/315300/products/929041/1/|title=輪るピングドラム 1(期間限定版)<nowiki> | </nowiki>ブレインズ・ベース|newspaper=[[ORICON NEWS]]|publisher=oricon ME|accessdate=2021-11-18}}</ref> || KIBA-1890 |
|||
|[[広域放送|近畿広域圏]]||[[毎日放送テレビ|毎日放送]](MBS)||[[2011年]][[7月7日]] - ||木曜 26時10分 - 26時40分||rowspan="2"|[[Japan News Network|TBS系列]]|| '''制作局''' |
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| 2 || 2011年{{月日|11|23}} || 第4話 - 第6話 || KIXA-90133<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/prof/315300/products/929082/1/|title=輪るピングドラム 2(期間限定版)<nowiki> | </nowiki>ブレインズ・ベース|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2021-11-18}}</ref> || KIBA-1891 |
|||
|[[広域放送|関東広域圏]]||[[TBSテレビ]]||2011年[[7月8日]] - ||金曜 26時25分 - 26時55分|| |
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| 3 || 2011年{{月日|12|21}} || 第7話 - 第9話 || KIXA-90134<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/prof/315300/products/929083/1/|title=輪るピングドラム 3(期間限定版)<nowiki> | </nowiki>ブレインズ・ベース|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2021-11-18}}</ref> || KIBA-1892 |
|||
|[[愛知県]]||[[テレビ愛知]](TVA)||2011年[[7月12日]] - ||火曜 25時30分 - 26時00分||[[TXN|テレビ東京系列]]|| |
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| 4 || 2012年{{月日|1|25}} || 第10話 - 第12話 || KIXA-90135<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/prof/315300/products/929085/1/|title=輪るピングドラム 4(期間限定版)<nowiki> | </nowiki>ブレインズ・ベース|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2021-11-18}}</ref> || KIBA-1893 |
|||
|rowspan="3"|[[全国放送|日本全域]]||[[アニメシアターX|AT-X]]||rowspan="2"|2011年[[7月15日]] - ||金曜 23時00分 - 23時30分||[[日本における衛星放送|CS放送]]||リピート放送あり |
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| 5 || 2012年{{月日|2|22}} || 第13話 - 第15話 || KIXA-90136<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/prof/315300/products/929087/1/|title=輪るピングドラム 5(期間限定版)<nowiki> | </nowiki>ブレインズ・ベース|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2021-11-18}}</ref> || KIBA-1894 |
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|[[日本BS放送|BS11]]||金曜 23時30分 - 24時00分||[[日本における衛星放送|BSデジタル放送]]||[[アニメ+|ANIME+]]枠 |
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| 6 || 2012年{{月日|3|28}} || 第16話 - 第18話 || KIXA-90137<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/prof/315300/products/929088/1/|title=輪るピングドラム 6(期間限定版)<nowiki> | </nowiki>ブレインズ・ベース|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2021-11-18}}</ref> || KIBA-1895 |
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|[[ニコニコチャンネル]]||2011年[[8月11日]] - ||木曜 24時30分 更新|||[[ネット配信]] |
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| 7 || 2012年{{月日|4|25}} || 第19話 - 第21話 || KIXA-90138<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/prof/315300/products/929090/1/|title=輪るピングドラム 7(期間限定版)<nowiki> | </nowiki>ブレインズ・ベース|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2021-11-18}}</ref> || KIBA-1896 |
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| 8 || 2012年{{月日|5|23}} || 第22話 - 第24話 || KIXA-90139<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/prof/315300/products/929092/1/|title=輪るピングドラム 8(期間限定版)<nowiki> | </nowiki>ブレインズ・ベース|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|accessdate=2021-11-18}}</ref> || KIBA-1897 |
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| BOX || 2015年{{月日|2|4}} || rowspan="2"|全24話 || KIXA-90476 || |
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| RE:BOX || 2021年{{月日|12|22}} || KIXA-90918/23 |
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=== CD === |
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{| class="wikitable" style="font-size:small" border="1" |
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!タイトル{{R|CD}}!!発売日!!規格品番!!備考 |
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|輪るピングドラム キャラクターソングアルバム「HHH」||2011年12月21日||KICA-3168||[[キャラクターソング]] |
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=== パチスロ === |
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* パチスロ 輪るピングドラム(2017年3月13日導入、[[北電子]]) |
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== 書誌情報 == |
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=== ビジュアルブック === |
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* 星野リリィ 『輪るピングドラム 星野リリィ アートワークス』[[幻冬舎コミックス]]、2012年6月29日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b519831.html|title=輪るピングドラム 星野リリィ アートワークス|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-82539-0}} |
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* 『Art of Penguindrum アート オブ ピングドラム』幻冬舎コミックス、2013年5月31日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b519496.html|title=Art of Penguindrum アート オブ ピングドラム|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-82743-1}} |
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=== ファンブック === |
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* 『輪るピングドラム 試運転マニュアル 公式スターティングガイド』幻冬舎コミックス、2011年7月7日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b520153.html|title=輪るピングドラム 試運転マニュアル 公式スターティングガイド|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-82272-6}} |
|||
* 『輪るピングドラム 公式完全ガイドブック 生存戦略のすべて』幻冬舎コミックス、2012年3月28日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b519759.html|title=『輪るピングドラム』公式完全ガイドブック 生存戦略のすべて|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-82436-2}} |
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=== 小説 === |
=== 小説 === |
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幾原邦彦・ |
幾原邦彦・高橋慶著書の小説。カバーイラストは[[星野リリィ]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/penguindrum/index.html|title=輪るピングドラム関連書籍のお知らせ|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>。 |
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* 『輪るピングドラム(上)』 7月4日発売 |
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* 幾原邦彦・高橋慶(著) / 星野リリィ (ill) 『輪るピングドラム』幻冬舎コミックス、全3巻 |
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=== ガイドブック === |
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** (上) 2011年7月4日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b520152.html|title=輪るピングドラム(上)|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-82254-2}} |
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設定や対談・インタビューなどが掲載。小説と同じく幻冬舎より発売。 |
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** (中) 2011年10月31日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b520227.html|title=輪るピングドラム(中)|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-82340-2}} |
|||
* 『輪るピングドラム 試運転マニュアル 公式スターティングガイド』 7月7日発売 |
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** (下) 2012年2月29日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b519721.html|title=輪るピングドラム(下)|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-82409-6}} |
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=== 漫画 === |
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柴田五十鈴によるコミカライズ作品が『[[月刊バーズ]]』(旧『コミックバーズ』、[[幻冬舎コミックス]])2013年7月号から2017年3月号まで連載された<ref>{{Cite web|和書|url=http://blog.livedoor.jp/bells50/archives/52190456.html|title=新たな生存戦略、しましょうか。|website=5069|author=柴田五十鈴|publisher=[[LINE (企業)|LINE]]|date=2013-01-30|accessdate=2021-11-18}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/91705|title=バーズで生存戦略!「輪るピングドラム」マンガ連載始動|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2013-05-30|accessdate=2021-11-18}}</ref><ref>{{Twitter status2|isuzu_s|826024039898456064|2017年1月30日20:07|accessdate=2021-11-18}}</ref>。 |
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* イクニチャウダー(原作)・星野リリィ(キャラクター原案)・柴田五十鈴(漫画) 『輪るピングドラム』幻冬舎コミックス〈[[バーズコミックス]]〉、全5巻 |
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*# 2014年9月24日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b519242.html|title=輪るピングドラム (1)|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-83192-6}} |
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*# 2014年12月24日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b519328.html|title=輪るピングドラム (2)|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-83291-6}} |
|||
*# 2015年10月24日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b518965.html|title=輪るピングドラム (3)|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-83541-2}} |
|||
*# 2016年6月24日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b518571.html|title=輪るピングドラム (4)|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-83733-1}} |
|||
*# 2017年4月24日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.gentosha-comics.net/book/b518269.html|title=輪るピングドラム (5)|publisher=幻冬舎コミックス|accessdate=2021-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-344-83974-8}} |
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== 劇場アニメ == |
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[[ファイル:REcycle of the PENGUINDRUM logo (with Japanese).svg|サムネイル|300px|ロゴ]] |
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『'''RE:cycle of the PENGUINDRUM'''』は、テレビアニメ放送開始10周年記念プロジェクトの第1弾として制作された2部作の[[アニメーション映画]]。アニメーション制作は[[ラパントラック]]。テレビシリーズを再構成し、新作パートが追加された内容となる<ref name="webnewtype1040807">{{Cite news|url=https://webnewtype.com/news/article/1040807/|title=「輪るピングドラム」編集劇場版「RE:cycle of the PENGUINDRUM」が2022年に前後編2部作で公開決定!|newspaper=WebNewtype|publisher=[[KADOKAWA]]|date=2021-07-07|accessdate=2021-11-18}}</ref>。「'''[前編] 君の列車は生存戦略'''」は2022年4月29日に公開<ref>{{Twitter status2|penguindrum|1473594411107819522|2021年12月22日19:01|accessdate=2021-12-23}}</ref><ref name="natalie458885">{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/458885|title=劇場版「輪るピングドラム」前編は4月29日公開!冠葉と晶馬の言葉が謎を呼ぶ特報も|newspaper=[[コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2021-12-22|accessdate=2021-12-22}}</ref>。「'''[後編] 僕は君を愛してる'''」は2022年7月22日に公開{{R|webnewtype1040807}}<ref name="natalie475961">{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/475961|title=劇場版「輪るピングドラム」後編は7月22日公開、キービジュアルも|newspaper=[[コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2022-04-29|accessdate=2022-05-03}}</ref>。 |
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=== スタッフ(劇場アニメ) === |
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(出典 - {{R|natalie458885}}<ref>{{Cite web|url=https://penguindrum-movie.jp/staffcast/|title=STAFF/CAST|website=劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』公式サイト|accessdate=2021-12-22}}</ref>) |
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* 原作 - イクニチャウダー |
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* 監督 - [[幾原邦彦]] |
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* 脚本 - 幾原邦彦、[[伊神貴世]] |
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* キャラクター原案 - [[星野リリィ]] |
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* キャラクターデザイン - [[西位輝実]]、川妻智美 |
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* アイコンデザイン - 越阪部ワタル |
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* 美術 - 中村千恵子 |
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* 色彩設計 - [[辻田邦夫]] |
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* CGディレクター - 越田祐史 |
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* 撮影監督 - 荻原猛夫 |
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* 編集 - 黒澤雅之 |
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* 音響監督 - 幾原邦彦、[[山田陽]] |
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* 音楽 - [[橋本由香利]] |
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* 音楽制作 - [[キングレコード]] |
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* アニメーション制作 - [[ラパントラック]] |
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* 製作 - ピングローブユニオン |
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* 配給 - [[ムービック]] |
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=== 主題歌(劇場アニメ) === |
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:;前編挿入歌「OUR GROUND ZEROES」<ref name="yakushimaru">https://yakushimaruetsuko.com/archives/4648</ref> |
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::作詞・作曲 - [[やくしまるえつこ|ティカ・α]] / 編曲 - [[やくしまるえつこ]]・山口元輝 / 歌 - やくしまるえつこメトロオーケストラ |
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:;後編主題歌「僕の存在証明」{{R|yakushimaru}} |
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::作詞・作曲 - ティカ・α / 編曲 - やくしまるえつこ・山口元輝・[[小田朋美]] / 歌 - やくしまるえつこメトロオーケストラ |
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== その他 == |
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* テレビシリーズ放映後には20代女性に人気があるとして<ref>{{Cite web|和書|url=https://topics.jp.msn.com/wadai/pouch/article.aspx?articleid=844840|title=20代女子に大人気のアニメ『輪るピングドラム』のお洋服が人気過ぎてほぼ完売!!|website=MSN トピックス|publisher=[[マイクロソフト]]|date=2012-01-24|accessdate=2021-11-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120321144608/https://topics.jp.msn.com/wadai/pouch/article.aspx?articleid=844840|archivedate=2012-03-21}}</ref>、[[アパレル|アパレルブランド]]の「[[ゴスロリブランド一覧#Innocent World|Innocent World]]」から、登場キャラクターの陽毬が着用しているブラウスとスカートのコラボレーション商品(ヒマリブラウスとヒマリスカート)も発売された<ref>[http://innocent-w.jp/pen-ino/pen-info.html 『輪るピングドラム』コラボレーション情報] 2012年1月24日閲覧</ref>。 |
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* 東京メトロ丸ノ内線の[[東京駅|東京]]、[[銀座駅|銀座]]、[[赤坂見附駅|赤坂見附]]、[[新宿三丁目駅|新宿三丁目]]、[[新宿駅|新宿]]、[[中野坂上駅|中野坂上]]の各駅ホーム正面のステーションビジョンにて番組宣伝PVが流された。日時は7月7日と8日の18時 - 23時、1日約75回<ref>{{Twitter status2|penguindrum|88597593365549056|2011年7月6日22:18|accessdate=2021-11-18}}</ref><ref>{{Twitter status2|penguindrum|89251878344462336|2011年7月8日17:38|accessdate=2021-11-18}}</ref><ref>{{Twitter status2|penguindrum|88598548836392960|2011年7月6日22:21|accessdate=2021-11-18}}</ref>、7月15日と16日の18時 - 23時<ref>[http://penguindrum.jp/category/news/p-topic/page/3/ 輪るピングドラム公式HP 丸の内線再び! NEWS topics 2011-07-13] 2011年9月18日閲覧</ref>。 |
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* 12月23日(12月24日未明)のTBSでの最終回放映に合わせ、池袋の映画館シネマサンシャイン池袋5番館でオールナイトイベントが開催された。内容は、幾原邦彦監督とキャストの木村昴、木村良平、荒川美穂、三宅麻理恵によるトークや、既放映話のセレクト上映、および、最終回オンエア同時上映など<ref>[http://penguindrum.jp/2011/12/ 『輪るピングドラム』最終回オールナイトイベント!!]2011年12月29日閲覧。</ref>。 |
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* [[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]『Decoo』にアバターコラボレーションアイテムがガチャとして登場したり<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.decoo.co.jp/news/2011/1207/decooとアニメ「輪るピングドラム」がコラボ!!ピ|title=Decooとアニメ「輪るピングドラム」がコラボ!!ピングドラムアバターアイテムが登場|website=株式会社デクー|publisher=株式会社Decoo|accessdate=2021-11-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120323083527/http://www.decoo.co.jp/news/2011/1207/decooとアニメ「輪るピングドラム」がコラボ!!ピ|archivedate=2012-03-23}}</ref>、[[うまい棒]]とコラボレートしたりしている<ref>{{Cite news|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1202/19/news001.html|title=シビレるだろう? 「輪るピングドラム」のうまい棒が登場|newspaper=[[ねとらぼ]]|publisher=アイティメディア|date=2012-02-19|accessdate=2021-11-18}}</ref>。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
{{脚注ヘルプ}} |
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=== 注釈 === |
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{{Notelist2}} |
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=== 出典 === |
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{{Reflist}} |
{{Reflist}} |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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* [http://penguindrum.jp/ 公式サイト |
* [http://penguindrum.jp/ 輪るピングドラム] - テレビシリーズ公式サイト |
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* [https://penguindrum-movie.jp/ 劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』公式サイト] |
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* [http://www.at-x.com/program/detail/2878 AT-X 番組紹介] |
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* [https://penguindrum10th.jp/ 輪るピングドラム|10周年特設サイト] |
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* {{Twitter|penguindrum}} |
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* [https://www.mbs.jp/penguindrum/ 輪るピングドラム | MBS] - 毎日放送によるテレビシリーズ番組サイト |
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* {{Twitter|ikuni_noise|幾原邦彦}} |
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* {{Twitter|penguindrum|輪るピングドラム公式@10周年}} |
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* {{YouTube|channel = UCTapYnNnw0KqWoCMGgCs4wg|『輪るピングドラム』10周年公式チャンネル}} |
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|放送局=[[ |
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|前番組=[[Dororonえん魔くん メ〜ラめら]] |
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| 次番組 = 輪るピングドラム(第13話以降)<br />(2:00 - 2:30)<hr>[[THE IDOLM@STER (アニメ)|THE IDOLM@STER]](第13話以降)<br />(2:30 - 3:00)<br />※TBS製作 |
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| 2放送局 = 毎日放送 |
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| 2放送枠 = 金曜 2:00 - 2:30(木曜深夜) |
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| 2番組名 = 輪るピングドラム(第13話以降) |
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| 2前番組 = [[BLOOD-C]]<br />(1:40 - 2:10)<hr>輪るピングドラム(第12話まで)<br />(2:10 - 2:40) |
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[[Category:漫画作品 ま|わるひんくとらむ]] |
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[[Category:2013年の漫画]] |
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[[Category:コミックバーズ]] |
2024年8月16日 (金) 21:29時点における最新版
輪るピングドラム | |
---|---|
ジャンル | ファンタジー |
アニメ | |
原作 | イクニチャウダー |
監督 | 幾原邦彦 |
シリーズ構成 | 幾原邦彦、伊神貴世 |
キャラクターデザイン | 星野リリィ(原案) 西位輝実 |
音楽 | 橋本由香利 |
アニメーション制作 | Brain's Base |
製作 | ピングループ、MBS |
放送局 | 毎日放送・TBSほか |
放送期間 | 2011年7月8日 - 12月23日 |
話数 | 全24話 |
映画:RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略 [後編] 僕は君を愛してる | |
原作 | イクニチャウダー |
監督 | 幾原邦彦 |
脚本 | 幾原邦彦、伊神貴世 |
キャラクターデザイン | 星野リリィ(原案) 西位輝実、川妻智美 |
音楽 | 橋本由香利 |
制作 | ラパントラック(アニメーション制作) |
製作 | ピングローブユニオン |
配給 | ムービック |
封切日 | 前編:2022年4月29日 後編:2022年7月22日 |
上映時間 | 前編:124分 |
小説 | |
著者 | 幾原邦彦、高橋慶 |
イラスト | 星野リリィ |
出版社 | 幻冬舎コミックス |
刊行期間 | 2011年7月4日 - 2012年2月29日 |
巻数 | 全3巻 |
漫画 | |
原作・原案など | イクニチャウダー |
作画 | 柴田五十鈴 |
出版社 | 幻冬舎コミックス |
掲載誌 | コミックバーズ→月刊バーズ |
レーベル | バーズコミックス |
発表号 | 2013年7月号 - 2017年3月号 |
巻数 | 全5巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ・漫画 |
ポータル | アニメ・漫画 |
『輪るピングドラム』(まわるピングドラム、MAWARU-PENGUINDRUM)は、ブレインズ・ベース制作による日本のテレビアニメ作品。2011年7月から12月まで毎日放送・TBSほかにて放送された[1]。略称は「ピンドラ」や「ピングドラム」[2]。
概要
『少女革命ウテナ』を手掛けた幾原邦彦が「家族」をテーマに監督・脚本を担当するオリジナル・アニメ作品である[3]。全24話[4]。原作者「イクニチャウダー」は、幾原を中心とした創作グループ名である。TVQ九州放送以外の地上波放送局では2011年5月より、前番組『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』放送終了後に番組宣伝が挿入された[4]後、その枠を引き継ぐ形で放送開始となった。
記号的表現で場面転換に用いられる自動改札機や発車標、それらに加えて無個性なピクトグラムの形で作画されるモブキャラクターが、独特の作風として描き出されている。
1995年に起きた一連の事件を思わせる描写について幾原は現実離れしたファンタジーでまとめてしまうことに違和感を感じて、どのような距離感で描くべきなのか最後まで迷っていた[5]。
また、リンゴとペンギンが、多彩な表現によって様々なシーンで描写されている。作中では、『銀河鉄道の夜』がしばしば引用される[6]。
平成23年度(第15回)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門では、審査委員会推薦作品 / 長編(劇場公開・テレビアニメ・OVA)に選ばれている[7]。
キャッチコピーは「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」、「僕の愛も、君の罰も、すべて分け合うんだ」で、「何者にもなれない」はキーワードである「生存戦略」や「デスティニー(運命)」とともに作中キャラクター達によって度々言及されている[8]。
2021年に放送開始から10周年を迎えたことを受けて、劇場アニメの公開や応援クラウドファンディングなど、再度のメディアミックス展開も行われた[9][10]。このうち劇場アニメについては、2022年に『RE:cycle of the PENGUINDRUM』のタイトルで前・後編で公開された(#劇場アニメを参照)。
あらすじ
兄弟である高倉冠葉と高倉晶馬の妹の陽毬は、病気によって余命わずかとなっていた。兄弟は妹の願いに応え、自分たちにとって想い出の場所である水族館へと出かけるが、そこで陽毬は倒れ、搬送先の病院で息絶えてしまう。覚悟していたこととは言え、ただ悲嘆に暮れるばかりの兄弟だったが、彼らの目の前で突然、水族館で買ったペンギン型の帽子を被った姿で「生存戦略!」の掛け声と共に陽毬は蘇生した。ペンギン帽子を被っている間に限っては、陽毬は、別人格「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」に変わる状態になっていた。そしてプリンセスは、陽毬を助けたければ、ピングドラムを手に入れろと兄弟に命じる。彼らに添い従う3羽のペンギンを与えられた兄弟は、プリンセスからの指令で女子高校生・荻野目苹果の調査を開始するが、それは過去にも繋がるTSM荻窪線沿線で起きる様々な事件の始まりとなった[11]。
苹果は、姉・桃果が亡くなった日に生まれてきた少女だった。亡き姉としての存在になることを自らに課している苹果は、姉が遺した日記帳である「運命日記」に従って、姉の想い人であった多蕗桂樹と結ばれるためのプロジェクトMを遂行すべく、彼をストーキングしていた[12]。高倉兄弟が陽毬に内緒で調査を進めている間、陽毬が偶然出会った苹果と仲良くなったことで[13]、高倉家と苹果は互いの事情を知り、プロジェクトMへの協力と引き換えに日記を渡す約束を交わし、晶馬と行動を共にすることとなった[14][15]。しかし、苹果のプロジェクトMは、桂樹と女優・時籠ゆりの婚約で行き詰まったあげく、何者かに日記の半分を奪われてしまう[16][17][18]。
さらに、高倉家を守りたいと願う冠葉が家族の存続に必要な大金を調達すべく執っていた独自の行動は、冠葉自身と、弟のマリオのために苹果の日記をも狙う少女・夏芽真砂子と交錯したあげく、苹果は真砂子に人質に取られた晶馬と引き換えに、真砂子に残った日記の半分を差し出してしまうことになった[19][20]。
そして、日記を失い、プロジェクトMと桃果になることへの執着が消えた苹果は晶馬への想いに気付くが、プリンセスが設けたイリュージョンの場で、桃果の死の原因である16年前の事件は高倉三兄妹の両親である高倉剣山と千江美の所属する組織「ピングフォース(企鵝の会)」が起こしたのだという事実を晶馬から告げられてしまう[21]。その直後にプリンセスは「闇ウサギ」に関する警告を言い残して力尽き、陽毬はまたしても息を引き取ってしまうが、謎の男性・渡瀬眞悧は、冠葉に代償を要求の上で、薬で陽毬を蘇生させると共に現実世界での動きを表面化させ、陽毬に接近する[22][23]。
実は、苹果から日記の半分を奪取したのは多蕗と結婚した時籠ゆりであった。亡き桃果の幼馴染であり、彼女への思慕を現在も持ち続けているゆりは、桃果を「こちらの世界に取り戻す」ために苹果の日記を手に入れようとしていた。そのため、日記の残りを巡って真砂子とゆりは度々争うこととなった[24][25]。 苹果は、被害者と加害者の家族の関係であることを理由に、一度は晶馬から交流を拒まれたものの、改めて晶馬を追いかけていくことを告げる[26][27]。
一方、特別な存在であった桃果を高倉兄弟の両親に奪われた多蕗は、済んでしまった仕方の無いこととしていた。しかし、自分の前で高倉家への遺恨を露わにしたゆりに先んじて、苹果と陽毬を拉致し、冠葉をおびき出すという行動に出る。高倉家に「罰」を与えるとして冠葉と陽毬を脅すが、ふたりの己が身や命より家族を想う姿を目の当たりにして引き下がり、皆の前から姿を消す[28][29]。
お互いの絆と想いを確かめ合った高倉兄妹と苹果だったが、陽毬を想い続ける冠葉に業を煮やした真砂子が陽毬を急襲したことにより、冠葉と陽毬が高倉家とは血の繋がりがなく、高倉三兄妹は寄せ集めの偽りの家族であったことが露になる[29][30]。 剣山の消息を辿っていた多蕗は、剣山の名札を着けた死体を冠葉の出入りしていた廃屋で発見し、後を追ってきたゆりを庇って、ゆりの情人であった結城に刺されてしまう[31]。そして高倉兄弟は、薬の継続使用による有効性の低下から陽毬の余命がわずかであることを眞悧から宣告される。冠葉は陽毬を救おうとするあまり、眞悧の企みに絡めとられ「企鵝の会」により深入りし、剣山と千江美の嘗ての活動を引き継ぐ計画へと動きだす。そんな冠葉と晶馬は決裂し、陽毬も冠葉を止めようと高倉家を出、高倉兄妹はバラバラになる[31]。
陽毬は冠葉のために自らの死を受け入れようと倒れて、真砂子も命掛けで冠葉を制止するが、あくまで陽毬を救おうとする冠葉は眞悧とともに世界の破壊へと突き進む[32]。実は16年前の地下鉄事件での主犯であり、今も呪いとして現実に顕現して、改めて世界の破壊を目論む眞悧の懼れるものは、16年前の犯行の完遂を阻んだ桃果の残した運命を乗り換えることの出来る日記と、その妹の苹果であった。ゆりは持っていた運命日記を、多蕗が一命を取り留めた後に苹果に返しており、苹果は陽毬の救命のために日記を使おうとしていた。眞悧は冠葉を差し向けて、分かれていた日記を集め、苹果の眼前で抹消してしまう[33]。
病院に搬送された陽毬の身柄を目前で冠葉によって奪取され消沈する晶馬に、晶馬と冠葉で運命を変えるようにと桃果の声が届く。晶馬と、眞悧の去り際の言葉を聞いた苹果は、世界の破壊の準備を施した冠葉と眞悧の待ち受ける運命の列車に乗り込んだ。列車で対峙する面々[33]。止めることの出来ない事態に成す術のない晶馬だったが、高倉家での兄妹3人での暮らしを痛みと愛おしみを以って思い辿る陽毬の言葉を聞き、兄妹で愛と罰を分け合おうと、冠葉から分け与えられたものを自身から取り出し、陽毬の手を通して冠葉に与え返す。それは10年前、冠葉と晶馬が向かい合う檻に閉じ込められ食べ物も無く放置され、2人して死に瀕した際に冠葉が晶馬に分けてくれた運命の果実、分け合った半分の林檎、「これがピングドラム」と陽毬が言う。そして苹果は、自分自身を代償にすることを覚悟した上で呪文として思い当たる言葉を叫ぶ。その呪文は、冠葉が晶馬を救ったときに言った言葉、晶馬が陽毬を救ったときに言った言葉、陽毬が友人であるダブルHの2人に、大切な言葉として伝えていたことで苹果が知った言葉「運命の果実を一緒に食べよう」であった[34]。
運命の乗換えが始まり、冠葉は「本当の光」を手に入れたと語り、陽毬の体を列車のシートに運び、砕け散りながら消えていった。苹果の身を包んだ呪いの炎は、苹果を抱きしめた晶馬に移り、苹果に愛を告げて晶馬は消えてしまう。世界の破壊が再び阻まれると、桃果は眞悧に別れを告げ、彼1人を残し、2つのペンギン帽と共にいずこかへと去っていった。運命の乗り換えが終った後の世界の列車の中には、乗客達が騒ぐ中、陽毬と苹果だけが寄り添うように倒れていた[34]。
運命の乗り換えられた世界では、多蕗とゆりが世界に残された意味を見出し手を取り合っていた。同じ電車で同時に倒れていたことを切っ掛けに友達同士になった陽毬と苹果、健康なマリオと暮らす真砂子に高倉冠葉と晶馬の記憶は無く、彼女たちの生活には、2人は元から存在していないものとなっていた。ただ額の傷やメモ片、夢の中に縁を残すのみだった[34]。
陽毬と苹果が共に昼食を取っていたこの世界の陽毬の小さな一軒家の前を、冠葉と晶馬の髪色と声をした2人の子供が語らいながら通り過ぎ、その後を4匹のペンギンたちが着いていき、どこかへと歩き去っていった[34]。
登場キャラクター
主要キャラクター
- 高倉 冠葉(たかくら かんば)
- 声 - 木村昴
- 高倉家の長男で、晶馬と陽毬の兄。1995年3月20日生まれの16歳。都立外苑西高等学校2年生。緑色の瞳を持つ赤みがかった髪の少年。好物はロールキャベツ。美形で活発な性格から女性に人気があり、次々と恋人を乗り換えているが、本当は陽毬を一人の異性として愛している。
- 家族に対して献身的で、特に陽毬を救うためなら自己犠牲も厭わないが、裏では「企鵝の会」と関わっており、家や陽毬の治療に必要な大金をその報酬で賄っている。活動については妹や弟には話していないこともあり、晶馬には女遊びに忙しいと思われていたが、彼にこのことを知られてからは、対立する。「未来が予め決められているのであれば、自分たちに産まれた意味があるのだろうか」と自問し、「運命という言葉が嫌いだ」と独白している。
- 実は夏芽家の出身で、真砂子とは本当の双子の兄妹、マリオは実弟にあたる。「企鵝の会」の父について夏芽家を出て、実父の死後、同志である高倉家に迎え入れられた。
- 高倉 晶馬(たかくら しょうま)
- 声 - 木村良平
- 高倉家の次男で唯一の実子。冠葉の弟で陽毬の兄となっている。1995年3月20日生まれの16歳で都立外苑西高等学校2年生。緑色の瞳を持つ青みがかった髪の少年。妹の陽毬を大切にしている。登場しても顔が見える描写がされない山下洋介(やました ようすけ)という級友がいる。
- 家では家事を担当しており、普段は穏やかな性格だが、家族に関わることには感情的になることもある。兄・冠葉のことは信頼しているが、女性関係には呆れている。プリンセスに不満を持っている晶馬は彼女が現れる度に抗議や不満をぶちまけ、多くの場合、ペンギン2号の手で穴に落され強制退出となる。
- 家族の不幸を目の当たりにすると、「自分に課せられた罰だ」と口にし、自身に降りかかる事象に対しては受動的である。「未来が予め決められているのであれば、自分たちに産まれた意味があるのだろうか」と自問し、冠葉と同じく「運命という言葉が嫌いだ」と独白している。また、16年前の事件を起こした両親に対しては、「不幸の元凶」として愛憎半ばの想いでいる。
- ペンギン2号
- 声 - 木村良平
- 晶馬のパートナーであるオス。ゴキブリを見かけると片手に殺虫剤が出現し、ゴキブリ駆除に余念がない。食べ物に関心が強く料理を手伝うこともある。また、抱卵嚢のような部位に加熱機能があり、ロールキャベツや肉まんなどを温めている場面もある。よく盗み食いをしていて、それでトラブルを起こすこともある。鳴き声は「キュッ」。
- 高倉 陽毬(たかくら ひまり)
- 声 - 荒川美穂
- 高倉家の長女で末子、冠葉と晶馬の妹。小学5年生の時に通学を止めており、それから3年が経っている。深紫色の瞳と淡い栗毛色のロングヘア、輝くほどのおでこが特徴的。性格も明るく純粋で素直。2人の兄からとても大切にされ、自身も2人の兄を慕っている。特技は編み物。牛乳が苦手。小学生の頃は同級生のヒバリ、光莉と共にアイドル歌手を目指していた。
- 現代医療では治せない難病を患い、担当医師の鷲塚(わしづか)からは「余命わずか」と診断されていた。一時帰宅療養中に倒れた陽毬は、救急搬送も空しく息を引き取ってしまうが、悲嘆に暮れる2人の兄の眼前で、ペンギン帽を被って「生存戦略!」の掛け声と共に突如蘇生し、病状も回復した。以来、彼女がペンギン帽を被った時は別人格・プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが決まって現れるようになり、瞳も桃色に変わる。ただし、陽毬自身はプリンセスになった時の記憶がない。
- 蘇生して以降の陽毬は医学的には健康体となったが、彼女の命はペンギン帽の秘めた力と冠葉の命の一部によって与えられた一時的なものであるため、ペンギン帽が手元から離れたり、分け与えられた命が尽きたりすると、生命活動が停止する。
- 実は高倉家と血の繋がりはなく、10年前に実母に見捨てられた所を、晶馬に救われ高倉家の一員となった。
- プリンセス・オブ・ザ・クリスタル [8][注 1]
- 陽毬がペンギン帽を被っている時に出現する謎の別人格。一人称は「わらわ」。主人公たちを引き込むイリュージョン空間では、テディドラムの胴体部分から「イマージーン!」の掛け声と共にドレスアップして現れ[8]、締めの決めセリフは「生存戦略、しましょうか」。性格は陽毬と異なり、高慢に振る舞い、時には暴言や毒舌を放つ。高倉兄弟はペンギン帽が陽毬を操っていると考えている。プリンセスは、それが何であるか説き明かすこと無く「ピングドラム」なるものを手に入れるよう、高倉兄弟に命じた。加えて、冠葉から命の一部を抜き取り、陽毬へ移し替えることで彼女を延命させた。
- 延命がつきて、途中退場したままになり、桃果とペンギン帽子の関わりについては、描写されたものの、その正体については謎のままに終わった。
- ペンギン3号
- 声 - 荒川美穂
- 陽毬のパートナーである。雌。陽毬からは「3(サン)ちゃん」と呼ばれて可愛がられている。赤いリボンとまつげが特徴。編み物が得意でおしゃれにも興味があり、作中でも度々カツラをかぶり、櫛で髪をすく姿が見受けられる。鳴き声は「キュッキュッ」。
- 荻野目 苹果(おぎのめ りんご)
- 声 - 三宅麻理恵
- 晶馬が陽毬を救うために深く関わることになった少女。高倉兄弟と同じ1995年3月20日生まれの16歳。茶髪のボブカットで、オレンジがかった茶色の瞳をしている。興味があることには視線をそらさない、照れると前髪を弄るなどの癖がある。櫻花御苑女子高等学校2年生[37]。得意料理および好物はカレー。学校での友人には藤代万里(ふじしろ まり)と、ガングロで長髪の柏木雪菜(かしわぎ ゆきな)がいる。冠葉がハッキングしたデータによると学校での評価は成績・人格共に優れているとされているが、精神的に不安定な面を持ち、人目もはばからず夢想に耽ったり、感情を爆発させたりすることもある。目的のためなら手段を選ばず、行動力もある。
- 両親が離婚して家族が崩壊したことを憂い、自分が姉の桃果になれば家族が元に戻ると考え、姉の遺した日記に書かれている事柄をなぞることで運命を変えようと目論み、「プロジェクトM(マタニティー大作戦)」として、姉の想い人であった桂樹をストーキングしていたが、実父の再婚、計画の頓挫、日記の喪失といった出来事を経て「プロジェクトM」実行への執着を失くし、晶馬への想いに気付いて打ち明ける。
- 口癖は「デスティニー」。「運命の出会いがあるから、運命という言葉が好き」だと独白している。名前の「苹果」はリンゴの中国語表記漢字で発音は「ピングォ」になる。
- 多蕗 桂樹(たぶき けいじゅ)
- 声 - 石田彰
- 高倉兄弟の担任教師。桃果とは幼馴染で、苹果の家族とは子供の頃からの付き合いがある。苹果に思いを寄せられストーキングされているが、全く気付いていない。趣味は野鳥観察。好物はモンブラン。親指を除く手の4本の指の根元に線状痕がある。
- 高倉家の近くのアパートに住んでいたが、同級生のゆりと婚約発表後に新居となる高級タワーマンションに引越してから結婚した。ゆりと結婚したのは、桃果への想いが通じ合う者同士としてである。
- 幼少時に才能溢れる異父弟が生まれたことで、ピアノと才能ある者しか愛さない母から見捨てられることを恐れて自らの意志で手の指を潰したが、結局見捨てられてしまい、自分は存在しない方が良いと思っていた過去があるが、そんな中で自分のことを想い「必要だ」と救ってくれた桃果は、多蕗にとって今でも特別な存在である。
- 時籠 ゆり(ときかご ゆり)
- 声 - 能登麻美子
- 「サンシャニー歌劇団」虹組で娘役を務める人気女優。桂樹と桃果の旧友で、結婚するまでは苹果の恋敵だった。ウェーブのかかった長い金髪の美女。口癖は「ファビュラスマックス」(「Fabulous:伝説的な・信じられないほどの」と、「Max:Maximumの略、最大の・最高の」を合わせた造語)。
- 第7話で多蕗との婚約と歌劇団の退団を発表した後に結婚したが、その裏では劇団のパートナーの男役・結城翼とも肉体関係があった。
- 高名な彫刻家である父から、「醜いから愛されない」と言われ続け、精神的にも肉体的にも虐待を受けていた過去があり、「本当の自分は誰からも愛されない」という不安を抱え、確かな美しさと愛を求める心理が行動の根底にある。
- 小学生の時に、ありのままの自分を想って救ってくれた桃果を今も慕っており、多蕗の事は桃果との思い出を共有する者として、自身から家族になりたいと申し出ている。
- 夏芽 真砂子(なつめ まさこ)
- 声 - 堀江由衣
- 高倉兄弟と同じくピングドラムを探し求める少女。亡き祖父・左兵衛(さへえ)の跡を継いで、巨大企業「夏芽ホールディングス」社長を務め、大きな洋館で弟のマリオと暮らしている。髪は茶髪の縦ロール。口癖は「嫌だわ、早く磨り潰さないと」。高倉家同様にペンギンのエスメラルダが傍らにおり、祖父の代から夏芽家に仕える執事の連雀(れんじゃく)のみを信頼して、冠葉や陽毬の監視も任せることがある。
- 眞悧の「日記の呪文がマリオの命を救う」という言葉を信じて結託し、苹果の日記を手に入れる「プロジェクトM(マリオ)」を進めるが、眞悧自身には警戒している。
- 冠葉の実の双子の妹。幼少時は父と兄弟と共に「企鵝の会」に居たが、弟を連れて夏芽家に戻されてからは袂を分かっており、冠葉を「企鵝の会」と陽毬から解放したいと願っている。「企鵝の会」製のペンギン印の赤い弾を、特製のスリングショットや改造銃から射出し対象に命中させることで記憶の一部を消去できる。青い弾も存在し、失われた記憶を復元することができるとしているが、こちらは命中しないままに終わった。
- エスメラルダ
- 声 - 堀江由衣
- 真砂子のパートナーである雌の黒いペンギン。アーモンド型の眼と左右両脇の跳ねた癖毛が特徴。ペンギン1号に自分のグラビア写真を押し付けたり強引にキスをするなど、強烈なアプローチを掛けるが、当の1号からは恐れられている。鳴き声は「キュフッ」。
- 夏芽 マリオ(なつめ マリオ)
- 声 - 荒浪和沙
- 真砂子の弟。眞悧のおかげで延命されていた様子が見られた。
- 陽毬のものとは房の色の違う、頭部に王冠のついたペンギン帽をかぶることがあり、その際には陽毬同様「生存戦略」と叫んだり、足が地上から浮遊していたりすることもある。薄い黄色系の髪をしており、瞳の色は青だが、ペンギン帽をかぶっている時には桃色をしていることがあるが、ペンギン帽との関わりについては詳細不明のままである。
- 荻野目 桃果(おぎのめ ももか)
- 声 - 豊崎愛生
- 苹果の姉。容姿は妹と瓜二つだが、苹果より少し長い桃色の髪に茶橙色の瞳。日記に書かれた呪文を唱えることで「運命の乗り換え」を成すことができる。1995年3月20日に「ピングフォース」が起こした事件の際に地下鉄の車内で眞悧と邂逅、「運命の乗り換え」によって眞悧を追放し犯行を止めようとするが、眞悧と相討ちになる形で彼の「呪い」の中に閉じ込められ、2つのペンギン帽を生じた。世間では日記帳だけを残して消滅、亡くなったとされている。
- 自らが「蠍の炎」による代償を受けようと、他人を救おうと考える慈しみを持つ少女。幼馴染だった多蕗とゆりに「生きる希望」を教えて救い出しており、彼らにとっては特別な存在だった。消えた後も荻野目家や多蕗、ゆりに、色々な影響を与えている。
- 渡瀬 眞悧(わたせ さねとし)
- 声 - 小泉豊
- 長い桃色の髪に、桃紅色の瞳を持つ謎の男性。口癖は「シビれるだろう?」「だよねぇ」。
- 中央図書館「そらの孔分室」の司書として登場。後に、再入院した陽毬の担当医として再登場し、他者の死や行動に介入・干渉しようとする。また苹果の日記の隠滅を狙っているが、自分では日記に触れることができないため、真砂子と結託し日記を追わせている。
- 常に穏やかな笑みを浮かべて感情の起伏を見せないが、世界全てを否定する「呪い」のメタファー的性質を持つ。常に抽象的な語り口で他者を煙に巻くような発言をする。
- 鷲塚の元助手であり、「ピングフォース」のリーダー。16年前の事件における真の首謀者であったが、桃果との決闘の末に相討ちとなり、桃果を「呪い」の中に閉じ込め2つのペンギン帽に分かつも、自らも「乗り換えの呪文」を受けた結果、2羽の黒いウサギを生じ、現世から消えた。表向きには計画を阻まれて彼女と共に消息を絶ち、死亡したとされているが、この世を呪う実態のない「幽霊」として「企鵝の会」を動かし、世界を破壊する計画を再び実行しようとする。
- ダブルH / 伊空 ヒバリ(いそら ヒバリ)、歌田 光莉(うただ ひかり)
- 声 - 渡部優衣(ヒバリ)、三宅麻理恵(光莉)
- 人気のアイドル歌手コンビ。エンディングアニメーションでは陽毬と絡んでいるほか、デフォルメ・キャラクターが地下鉄の吊り広告(静止画ではなくデジタルサイネージのようにアニメーションする)に毎回登場している。長い桃髪の少女がヒバリで、長い青髪でツリ目の少女が光莉。光莉は小学校の頃は、短髪だった。
- 陽毬とは小学校時代の友人で、3人でトリプルHとしてアイドルデビューを目指していたが、陽毬が事情で脱落し、学校から去った2年後にダブルHとしてデビューする。
- 眞悧が送った陽毬お手製のマフラーを「大事な友達からの贈り物」として身に着けてTVに出演したり、陽毬が大切だと言っていた言葉をタイトルに付けた新譜を直接自分たちで届けにきたりと、今でも陽毬を大切な友人と思っている。
- プリンチュペンギン
- 声 - 上坂すみれ
- 劇場アニメに登場。冠葉と晶馬が出会った赤子のペンギン。
主要人物の家族と友人
- 高倉 剣山(たかくら けんざん)
- 声 - 子安武人
- 高倉三兄妹の父で、「企鵝の会」の指導的幹部。家族愛と「企鵝の会」の理想に燃える熱血漢であり、実子でない陽毬や冠葉にも分け隔てない愛情を注いでいた。かつて「通り過ぎない嵐はない。でも、それを待っていては大切な人を守れない。」との言葉と行動を冠葉に示している。
- 桃果が犠牲になった地下鉄での事件の実行犯とされ、関与が表沙汰になった3年前から千江美と共に失踪している。
- 高倉 千江美(たかくら ちえみ)
- 声 - 井上喜久子
- 高倉三兄妹の母で、「企鵝の会」の指導的幹部。過去に陽毬が駄々をこねて倒してしまった姿見から陽毬をかばって、顔に一生傷の残る怪我をしている。剣山と同じく3年前から失踪している。
- 池部の叔父(いけべのおじ)
- 声 - 田中秀幸
- 高倉三兄妹の叔父。高倉兄妹からは「池部の叔父さん」と呼ばれている。和菓子屋「いけべ屋」を営んでおり、両親の失踪時から高倉兄妹の手助けをしているが、経済的な問題から冠葉に高倉家を売る相談を持ちかけてもいる。
- 小説版では、伯父という設定。
- 荻野目 聡(おぎのめ さとし)
- 声 - 立木文彦
- 苹果の父。妻・絵里子とは離婚しており、苹果とは設けられた面会日に会っている。苹果にとって家族の証であったペンギンのストラップを携帯電話から取り外しており、交際中の子持ちの恋人にプロポーズし、再婚した。
- 荻野目 絵里子(おぎのめ えりこ)
- 声 - 深見梨加
- 苹果の母。娘と2人暮らし。夫との離婚後も、娘のことを考慮して婚氏続称している[8]。仕事が多忙で、苹果の願いや気持ちと齟齬が生じているところもある。
- 久宝 阿佐美(くほう あさみ)
- 声 - 早見沙織
- 雑誌『シックスティーン』の専属モデルで、冠葉の元恋人。真砂子の勧めで唯、千鶴と共に「髙倉冠葉恋愛被害者の会」を結成した。駅の下りエスカレーターで何者かに突き落とされて負傷し、見舞いに来た真砂子によって事件前後と冠葉に関する記憶を消された。
用語
- ピングドラム
- プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが陽毬の命を長らえる条件として高倉兄弟に手に入れることを指示したアイテムだが、詳細は説明されないまま探索された。
- 最終的には、晶馬が自身の胸から取り出したリンゴ大の赤い球体状のもので、陽毬の手の上で半分に割られ冠葉へと渡された。
- 高倉家のペンギン
- デフォルメされた青いペンギンのぬいぐるみのような姿をした存在で、ペンギンと呼ばれている。冷凍宅配便に詰められて高倉家に届けられ、冠葉のアイデアにより、背中に番号を書き込まれて区別されている。高倉兄妹にしか視認されないが、実体があることを示す描写がされている。プリンセス・オブ・ザ・クリスタルに従属している。
- 各々に個性があり、さらに対応するパートナーと同じ嗜好や行動を執ったり、負傷や生命の状態が連動していたりと、強い結びつきがある。この特性は真砂子のエスメラルダも同様である。
- ペンギン帽
- ペンギンの顔の両脇に長い房飾りが付いている帽子。桃果が眞悧の「呪い」の中に閉じ込められた末に、身体を2つに分けられ変えられたもので、陽毬とマリオが所持する。陽毬が持っているのは水族館で購入した物で、彼女の別人格「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」はこれを被っている時に現れる。マリオの帽子は陽毬のものとは房の色が違っている。眞悧は陽毬に「運命の花嫁に捧げる花冠」と説明している。
- テディドラム
- プリンセス・オブ・ザ・クリスタルがドレスアップして出現するとき、その舞台となるイリュージョン空間で乗り物あるいは座所として現れる、熊の形をした巨大ロボット。筒状のロケットが発射されて開くと、内包された籠状の檻の中から現れる。白色と暗色の2体があり、対峙する位置でいくつか変形の行程を経た後、両者は連結する。白いテディドラムの胴体が開くと中からプリンセスが現れ、暗色のテディドラムには強制的に呼び出された高倉兄弟や他の人物がプリンセスと対面させられる[8]。暗色のテディドラムには落とし穴の仕掛けがあり、プリンセスの意に沿わない言動をした者などが強制退去させられる場所になっている。
- 終盤での眞悧の「企鵝の会」における再計画の企みにおいては、ぬいぐるみ大の暗色のテディドラムが多数用意された。
- 運命日記
- 姿を消した桃果の日記帳。姉の遺品として苹果が所持していた。ピンク色で表紙には竜宮城、裏表紙にはウミガメのイラストが描かれている。「運命日記」とは苹果の言。高倉兄弟はこれがピングドラムと思っているが、プリンセスは問われても明確な返答をしていない。紆余曲折あって、日記帳は半分に裂かれ、前半分は真砂子が、後半分はゆりが持ち去っていたが、眞悧と冠葉の手で完全に消滅してしまった。
- 桃果は、自身による代償と引き換えに、日記に書かれた呪文を唱えて、神様にお願いすることで[38]、運命の「乗り換え」ができると語っており、桃果とゆりの間では、ゆりのために乗り換えをしたと認識されている。
- TSM荻窪線
- TSMはTokyo Sky Metroの略で、「新生東京のシンボル」とも言われる懸垂式の地下鉄。荻窪線は登場人物たちの家や学校や事件の起る場所が沿線各所にある。駅名および路線は東京メトロ丸ノ内線とほぼ重なっている。第13話で開通10周年を迎えた。ダブルHによる吊り広告「本日の標語」は、各回の内容に関連している。この路線を表すロゴマークがオープニングにも表示されている。
- 高倉家
- 高倉三兄妹が3人だけで住む東京都杉並区荻窪5丁目にある小さな一軒家。壁面はカラフルなトタン板で覆われているが、これは、両親が失踪したことを悲しんでいた陽毬を元気づけるために、冠葉と晶馬が陽毬の好きな既製品の人形の家を模してリフォームしたためである。すぐ隣は動物の遊具が設置されている小さな公園になっている。最寄り駅は荻窪駅でTSM荻窪線とJ-ARS線が乗り入れている[8]。
- 中央図書館 そらの孔分室(ちゅうおうとしょかん そらのあなぶんしつ)
- 第9話で陽毬が夢の中で見た不思議な図書館。水族館の地下61階に普段利用している中央図書館があり、その奥の、数字が32まである15パズルを模した扉から転送される。眞悧によると、運命に選ばれた人しか入れない特別な場所。陽毬が訪れた時は、彼女が中央図書館で借りようとしていた『かえるくん、東京を救う』[39]と類似した『カエル君○○を救う』という題の本が無数に並んでいる[注 2]。
- 運命の至る場所
- プリンセスと眞悧が、そこから「来た」と語った場所。作中では終着駅であるかのような駅名標の描写があり、隣の駅名は「生存戦略」。
- 企鵝の会(きがのかい)
- 表のPingroup inc,(ピングループ)と、裏のKIGAと2つの顔を持つ犯罪組織。街中の各所で見られる丸顔のペンギンマークはPingroup inc,のもので、真砂子のスリングショット弾や冠葉が受け取る現金封筒、5話の剣山のジャケットなどに描かれていた斜めに白黒で塗り分けられた丸顔のペンギンマークはKIGAのものである[41]。構成員は黒ずくめの服を着ている。
- 以前の名称は「ピングフォース」で、ロゴマークは、真っ黒いペンギンのマークであった。ピングフォース時代はマークの入ったオレンジ色の作業服を制服としていた。ピングフォース時代のリーダー・眞悧は桃果と相打ちとなる形で現実世界から消えているが、「企鵝の会」も眞悧の意志により世界の破壊を目的に動いている。
- 「企鵝」とは、ペンギンの漢字和名のひとつ。
- こどもブロイラー
- 世界から捨てられた子供たちが集められる施設で、複数の大きな換気扇が回転している。ここに集められた子供は、ベルトコンベアに乗せられ、巨大なシュレッダーで粉々に砕かれて処分され、「透明な存在」となり、この世から消えてしまうと言われている。剣山は、不適切な施設と評価しているが、実在や社会との関わりについての詳細は不明である。「回想」の表示板では「子どもブロイラー」と表記される。
- 過去に陽毬と多蕗がここに居たことがあるが、それぞれ晶馬と桃果に選ばれたことで救われている。
- 1995年3月20日
- 高倉兄弟、苹果、真砂子の4人の誕生日であるほか、眞悧主導の「地下鉄テロ事件」の起きた日でもあり、事件被害者として桃果の命日にも重なっている。作中画面でも「95」という数字が度々表示されている。1995年3月20日は日本で地下鉄サリン事件が発生した日時と完全に一致しており、作中に登場する「TSM荻窪線」のモデルとなった東京メトロ丸ノ内線も、当日のオウム真理教による無差別テロの標的となっている。そのため、現実での地下鉄サリン事件が同作品のモチーフの一つになっているのではないかと指摘する評論もある[42]。
スタッフ
- 原作 - イクニチャウダー[43]
- 監督 - 幾原邦彦[44]
- キャラクター原案 - 星野リリィ[43]
- シリーズ構成 - 幾原邦彦[44]、伊神貴世[44]
- 脚本 - 幾原邦彦、伊神貴世、金子伸吾・古川知宏(第16話)
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 西位輝実[44]
- コンセプトデザイン - 中村章子、柴田勝紀
- アイコンデザイン - 越阪部ワタル[43]
- 色彩設計 - 辻田邦夫[43]
- 美術 - 秋山健太郎[43]、中村千恵子[43]
- 編集 - 西山茂[43]
- 音響監督 - 幾原邦彦[43]、山田陽[43]
- 音楽 - 橋本由香利[43]
- 音楽制作 - スターチャイルドレコード[43]
- チーフディレクター - 中村章子[43]
- プロデューサー - 池田慎一、丸山博雄
- アニメーションプロデューサー - 常葉みどり
- アニメーション制作 - Brain's Base[44]
- 製作 - ピングループ、MBS
主題歌
曲名 | 歌唱 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 使用エピソード | 補足 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
オープニングテーマ | ノルニル | やくしまるえつこメトロオーケストラ | ティカ・α | 江藤直子 | 1 - 14 | [注 3][48] | |
少年よ我に帰れ | 近藤研二 | 15 - 23 | [注 3][48] | ||||
エンディングテーマ | DEAR FUTURE | coaltar of the deepers | 岩里祐穂 | NARASAKI | 1 - 9 | ||
DEAR FUTURE feat.Yui Horie | 堀江由衣 | NARASAKI | WATCHMAN | 10 | |||
灰色の水曜日 | トリプルH | 石橋凌・白浜久 | 白浜久 | 橋本由香利 | 13, 15, 18 | [注 4] | |
BAD NEWS(黒い予感) | トリプルH | 石橋凌 | 田中一郎 | 14, 17 | [注 4] | ||
イカレちまったぜ!! | トリプルH | 16 | [注 4] | ||||
HIDE and SEEK | トリプルH | 白浜久 | 19 | [注 5][46] | |||
Private Girl | トリプルH | 石橋凌・白浜久 | 白浜久 | 20 | [注 4] | ||
魂こがして | トリプルH | 石橋凌 | 21 | [注 4] | |||
トリプルH | 石橋凌 | 白浜久 | 22 | [注 4] | |||
HEROES 〜英雄たち | トリプルH | 白浜久 | 23 | [注 4] | |||
挿入歌 | ROCK OVER JAPAN | トリプルH | 石橋凌 | 白浜久 | 1 - 3, 5 - 7, 16, 17 | [注 4] | |
ダディーズ・シューズ | トリプルH | 石橋凌 | 5 | [注 4] | |||
あなた | 多蕗桂樹(石田彰)、荻野目苹果(三宅麻理恵) | 小坂明子 | 6 | ||||
Mの悲劇 | 時籠ゆり(能登麻美子) | 幾原邦彦、伊神貴世 | 橋本由香利 | 7 |
各話リスト
各話のサブタイトルは、エンディング開始時に表示される。
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|
1ST STATION | 運命のベルが鳴る | 幾原邦彦 | 中村章子 | 西位輝実 | 2011年 7月 8日 |
2ND STATION | 危険な生存戦略 | 山崎みつえ | 加々美高浩、蒲原遙 | 7月15日 | |
3RD STATION | そして華麗に私を食べて… | 柴田勝紀 | 中村深雪 | 7月22日 | |
4TH STATION | 舞い落ちる姫君 | 金子伸吾 | 田村正文、進藤優 | 7月29日 | |
5TH STATION | だから僕はそれをするのさ | 幾原邦彦 | そ〜とめこういちろう | 馬場充子、西位輝実 | 8月 5日 |
6TH STATION | Mでつながる私とあなた | 山崎みつえ | いしかわともみ | 8月19日 | |
7TH STATION | タマホマレする女 | 松本淳 | 市村徹夫 | 薗部あい子、加々美高浩 | 8月26日 |
8TH STATION | 君の恋が嘘でも僕は | 中村章子 | 福島利規 | 田村正文、進藤優 | 9月 2日 |
9TH STATION | 氷の世界 | 武内宣之 | 9月 9日 | ||
10TH STATION | だって好きだから | 後藤圭二 | 9月16日 | ||
11TH STATION | ようやく君は気がついたのさ | 幾原邦彦、金子伸吾 山崎みつえ |
山崎みつえ | 中村深雪、西位輝実 | 9月23日 |
12TH STATION | 僕たちを巡る輪 | 幾原邦彦、柴田勝紀 | 柴田勝紀 | 馬場充子、加々美高浩 中村章子 |
9月30日 |
13TH STATION | 僕と君の罪と罰 | 幾原邦彦、古川知宏 | 市村徹夫 | 西位輝実 | 10月 | 7日
14TH STATION | 嘘つき姫 | 幾原邦彦、山崎みつえ | 山崎みつえ | 石井久美、中村深雪 | 10月14日 |
15TH STATION | 世界を救う者 | 幾原邦彦、柴田勝紀 | 柴田勝紀 | 楠本祐子、進藤優 | 10月21日 |
16TH STATION | 死なない男 | 幾原邦彦、金子伸吾 古川知宏 |
金子伸吾 | いしかわともみ、加々美高浩 | 10月28日 |
17TH STATION | 許されざる者 | 幾原邦彦、中村章子 相澤昌弘 |
中村章子、相澤昌弘 | 11月 | 4日|
18TH STATION | だから私のためにいてほしい | 山内重保 | 西位輝実 | 11月11日 | |
19TH STATION | 私の運命の人 | 後藤圭二 | 後藤圭二、石井久美 | 11月18日 | |
20TH STATION | 選んでくれてありがとう | 林明美 | 林明美、桑名郁朗 楠本祐子 |
11月25日 | |
21ST STATION | 僕たちが選ぶ運命のドア | 幾原邦彦、古川知宏 山崎みつえ |
山崎みつえ | 中村深雪、進藤優 | 12月 | 2日
22ND STATION | 美しい棺 | 幾原邦彦、古川知宏 山崎みつえ、中村章子 |
市村徹夫 | 加々美高浩、いしかわともみ 中村章子、中村深雪 |
12月 | 9日
23RD STATION | 運命の至る場所 | 幾原邦彦、相澤昌弘 中村章子、古川知宏 柴田勝紀 |
相澤昌弘、中村章子 金子伸吾 |
相澤昌弘、石井久美 西位輝実、馬場充子 |
12月16日 |
24TH STATION | 愛してる | 幾原邦彦、山崎みつえ 中村章子、古川知宏 |
幾原邦彦、山崎みつえ 中村章子 |
西位輝実、進藤優 中村章子 |
12月23日 |
放送局
プロジェクト:放送または配信の番組#放送に基づき、本放送期間内の放送局および配信サイトのみを記載しています。 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [49] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2011年7月8日 - 9月30日 2011年10月7日 - 12月23日 |
金曜 2:10 - 2:40(木曜深夜) 金曜 2:00 - 2:30(木曜深夜) |
毎日放送 | 近畿広域圏 | 製作局 / 初回は金曜2:25 - 2:55に放送 |
2011年7月9日 - 12月24日 | 土曜 2:25 - 2:55(金曜深夜) | TBSテレビ | 関東広域圏 | 初回は2:55 - 3:25に放送 |
2011年7月13日 - 12月28日 | 水曜 1:30 - 2:00(火曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | |
2011年7月15日 - 12月30日 | 金曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
金曜 23:30 - 土曜 0:00 | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2011年7月29日 | 金曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル |
2011年8月12日 | 金曜 0:30(木曜深夜) 更新 | ニコニコチャンネル |
関連商品
BD / DVD
巻 | 発売日[50][51][52] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
1 | 2011年10月26日 | 第1話 - 第3話 | KIXA-90132[53] | KIBA-1890 |
2 | 2011年11月23日 | 第4話 - 第6話 | KIXA-90133[54] | KIBA-1891 |
3 | 2011年12月21日 | 第7話 - 第9話 | KIXA-90134[55] | KIBA-1892 |
4 | 2012年 | 1月25日第10話 - 第12話 | KIXA-90135[56] | KIBA-1893 |
5 | 2012年 | 2月22日第13話 - 第15話 | KIXA-90136[57] | KIBA-1894 |
6 | 2012年 | 3月28日第16話 - 第18話 | KIXA-90137[58] | KIBA-1895 |
7 | 2012年 | 4月25日第19話 - 第21話 | KIXA-90138[59] | KIBA-1896 |
8 | 2012年 | 5月23日第22話 - 第24話 | KIXA-90139[60] | KIBA-1897 |
BOX | 2015年 | 2月 4日全24話 | KIXA-90476 | |
RE:BOX | 2021年12月22日 | KIXA-90918/23 |
CD
タイトル[45] | 発売日 | 規格品番 | 備考 |
---|---|---|---|
輪るピングドラム キャラクターソングアルバム「HHH」 | 2011年12月21日 | KICA-3168 | キャラクターソング |
パチスロ
- パチスロ 輪るピングドラム(2017年3月13日導入、北電子)
書誌情報
ビジュアルブック
- 星野リリィ 『輪るピングドラム 星野リリィ アートワークス』幻冬舎コミックス、2012年6月29日発売[61]、ISBN 978-4-344-82539-0
- 『Art of Penguindrum アート オブ ピングドラム』幻冬舎コミックス、2013年5月31日発売[62]、ISBN 978-4-344-82743-1
ファンブック
- 『輪るピングドラム 試運転マニュアル 公式スターティングガイド』幻冬舎コミックス、2011年7月7日発売[63]、ISBN 978-4-344-82272-6
- 『輪るピングドラム 公式完全ガイドブック 生存戦略のすべて』幻冬舎コミックス、2012年3月28日発売[64]、ISBN 978-4-344-82436-2
小説
幾原邦彦・高橋慶著書の小説。カバーイラストは星野リリィ[65]。
- 幾原邦彦・高橋慶(著) / 星野リリィ (ill) 『輪るピングドラム』幻冬舎コミックス、全3巻
- (上) 2011年7月4日発売[66]、ISBN 978-4-344-82254-2
- (中) 2011年10月31日発売[67]、ISBN 978-4-344-82340-2
- (下) 2012年2月29日発売[68]、ISBN 978-4-344-82409-6
漫画
柴田五十鈴によるコミカライズ作品が『月刊バーズ』(旧『コミックバーズ』、幻冬舎コミックス)2013年7月号から2017年3月号まで連載された[69][70][71]。
- イクニチャウダー(原作)・星野リリィ(キャラクター原案)・柴田五十鈴(漫画) 『輪るピングドラム』幻冬舎コミックス〈バーズコミックス〉、全5巻
- 2014年9月24日発売[72]、ISBN 978-4-344-83192-6
- 2014年12月24日発売[73]、ISBN 978-4-344-83291-6
- 2015年10月24日発売[74]、ISBN 978-4-344-83541-2
- 2016年6月24日発売[75]、ISBN 978-4-344-83733-1
- 2017年4月24日発売[76]、ISBN 978-4-344-83974-8
劇場アニメ
『RE:cycle of the PENGUINDRUM』は、テレビアニメ放送開始10周年記念プロジェクトの第1弾として制作された2部作のアニメーション映画。アニメーション制作はラパントラック。テレビシリーズを再構成し、新作パートが追加された内容となる[77]。「[前編] 君の列車は生存戦略」は2022年4月29日に公開[78][79]。「[後編] 僕は君を愛してる」は2022年7月22日に公開[77][80]。
スタッフ(劇場アニメ)
- 原作 - イクニチャウダー
- 監督 - 幾原邦彦
- 脚本 - 幾原邦彦、伊神貴世
- キャラクター原案 - 星野リリィ
- キャラクターデザイン - 西位輝実、川妻智美
- アイコンデザイン - 越阪部ワタル
- 美術 - 中村千恵子
- 色彩設計 - 辻田邦夫
- CGディレクター - 越田祐史
- 撮影監督 - 荻原猛夫
- 編集 - 黒澤雅之
- 音響監督 - 幾原邦彦、山田陽
- 音楽 - 橋本由香利
- 音楽制作 - キングレコード
- アニメーション制作 - ラパントラック
- 製作 - ピングローブユニオン
- 配給 - ムービック
主題歌(劇場アニメ)
その他
- テレビシリーズ放映後には20代女性に人気があるとして[83]、アパレルブランドの「Innocent World」から、登場キャラクターの陽毬が着用しているブラウスとスカートのコラボレーション商品(ヒマリブラウスとヒマリスカート)も発売された[84]。
- 東京メトロ丸ノ内線の東京、銀座、赤坂見附、新宿三丁目、新宿、中野坂上の各駅ホーム正面のステーションビジョンにて番組宣伝PVが流された。日時は7月7日と8日の18時 - 23時、1日約75回[85][86][87]、7月15日と16日の18時 - 23時[88]。
- 12月23日(12月24日未明)のTBSでの最終回放映に合わせ、池袋の映画館シネマサンシャイン池袋5番館でオールナイトイベントが開催された。内容は、幾原邦彦監督とキャストの木村昴、木村良平、荒川美穂、三宅麻理恵によるトークや、既放映話のセレクト上映、および、最終回オンエア同時上映など[89]。
- SNS『Decoo』にアバターコラボレーションアイテムがガチャとして登場したり[90]、うまい棒とコラボレートしたりしている[91]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c “news(オンエア情報、2ページ目)”. 輪るピングドラム. 2021年11月18日閲覧。
- ^ 2011年7月9日幾原監督twitter
- ^ 輪るピングドラムBlu-ray Disc/DVD第1巻 幾原邦彦インタビュー
- ^ a b “スターチャイルド新番組コンベンションにて『輪るピングドラム』『劇場版 魔法先生ネギま!』などの最新情報を発表!”. moca-モカ- (モカニュース). (2011年5月18日) 2021年11月18日閲覧。
- ^ 『「輪るピングドラム」公式完全ガイドブック 生存戦略のすべて』幻冬舎、2012年、182頁。
- ^ 藤津亮太によるコラムより (朝日新聞夕刊「茶話」 2011年12月3日)
- ^ 輪るピングドラム | 審査委員会推薦作品 | アニメーション部門 | 第15回 2011年 | 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品 2014年6月23日閲覧
- ^ a b c d e f 『輪るピングドラム 試運転マニュアル 公式スターティングガイド』幻冬舎、2011年7月。
- ^ “アニメ「輪るピングドラム」劇場版制作決定!10周年プロジェクト始動|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “輪るピングドラム|10周年特設サイト”. 2021年11月18日閲覧。
- ^ テレビアニメ第1話。Blu-ray Disc/DVD 第1巻収録。
- ^ テレビアニメ第2話。Blu-ray Disc/DVD 第1巻収録。
- ^ テレビアニメ第3話。Blu-ray Disc/DVD 第1巻収録。
- ^ テレビアニメ第4話。Blu-ray Disc/DVD 第2巻収録。
- ^ テレビアニメ第5話。Blu-ray Disc/DVD 第2巻収録。
- ^ テレビアニメ第6話。Blu-ray Disc/DVD 第2巻収録。
- ^ テレビアニメ第7話。Blu-ray Disc/DVD 第3巻収録。
- ^ テレビアニメ第8話。Blu-ray Disc/DVD 第3巻収録。
- ^ テレビアニメ第9話。Blu-ray Disc/DVD 第3巻収録。
- ^ テレビアニメ第10話。Blu-ray Disc/DVD 第4巻収録。
- ^ テレビアニメ第11話。Blu-ray Disc/DVD 第4巻収録。
- ^ テレビアニメ第12話。Blu-ray Disc/DVD 第4巻収録。
- ^ テレビアニメ第13話。Blu-ray Disc/DVD 第5巻収録。
- ^ テレビアニメ第14話。Blu-ray Disc/DVD 第5巻収録。
- ^ テレビアニメ第15話。Blu-ray Disc/DVD 第5巻収録。
- ^ テレビアニメ第16話。Blu-ray Disc/DVD 第6巻収録。
- ^ テレビアニメ第17話。Blu-ray Disc/DVD 第6巻収録。
- ^ テレビアニメ第18話。Blu-ray Disc/DVD 第6巻収録。
- ^ a b テレビアニメ第19話。Blu-ray Disc/DVD 第7巻収録。
- ^ テレビアニメ第20話。Blu-ray Disc/DVD 第7巻収録。
- ^ a b テレビアニメ第21話。Blu-ray Disc/DVD 第7巻収録。
- ^ テレビアニメ第22話。Blu-ray Disc/DVD 第8巻収録。
- ^ a b テレビアニメ第23話。Blu-ray Disc/DVD 第8巻収録。
- ^ a b c d テレビアニメ第24話。Blu-ray Disc/DVD 第8巻収録。
- ^ “CHARACTER”. 輪るピングドラム. 2021年11月18日閲覧。
- ^ “CHARACTER”. 劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』公式サイト. 2022年3月22日閲覧。
- ^ 小説版では高校1年生(小説 輪るピングドラム(上) p65より)
- ^ 第15話の桃果の発言
- ^ 第9話の陽毬のセリフ
- ^ 沼田やすひろ (2012). 『「面白い」アニメと「つまらない」アニメの見分け方』. キネマ旬報社. pp. [要ページ番号]
- ^ 『オトナアニメ Vol.22』洋泉社、2011年10月。
- ^ “アニメ評 輪るピングドラム(2012.02.16)”. 京都大学新聞. 2014年10月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “輪るピングドラム|アニメ声優・キャラクター・登場人物・2011夏アニメ最新情報一覧”. アニメイトタイムズ. アニメイト. 2023年1月22日閲覧。
- ^ a b c d e 藤津亮太『ぼくらがアニメを見る理由 2010年代アニメ時評』205頁
- ^ a b “輪るピングドラム | Goods | CD”. 輪るピングドラム. 2021年11月18日閲覧。
- ^ a b “今再注目を浴びる人気アニメ「輪るピングドラム」(2011年放送)とは!?あらすじや登場人物、作者について紹介!キーワードは生存戦略!?”. culcolle(カルコレ). 株式会社ひかりてらす (2021年6月23日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “トリプルHの歌詞一覧リスト - 歌ネット”. 歌ネット. 2022年7月2日閲覧。
- ^ a b “やくしまるえつこ「ピンドラ」主題歌シングル全貌判明”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2011年9月14日) 2021年11月18日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “Goods | DVD”. 輪るピングドラム. 2021年11月18日閲覧。
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- ^ “輪るピングドラム 5(期間限定版) | ブレインズ・ベース”. ORICON NEWS (oricon ME) 2021年11月18日閲覧。
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- ^ a b “「輪るピングドラム」編集劇場版「RE:cycle of the PENGUINDRUM」が2022年に前後編2部作で公開決定!”. WebNewtype (KADOKAWA). (2021年7月7日) 2021年11月18日閲覧。
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- ^ a b “劇場版「輪るピングドラム」前編は4月29日公開!冠葉と晶馬の言葉が謎を呼ぶ特報も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月22日) 2021年12月22日閲覧。
- ^ “劇場版「輪るピングドラム」後編は7月22日公開、キービジュアルも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月29日) 2022年5月3日閲覧。
- ^ “STAFF/CAST”. 劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』公式サイト. 2021年12月22日閲覧。
- ^ a b https://yakushimaruetsuko.com/archives/4648
- ^ “20代女子に大人気のアニメ『輪るピングドラム』のお洋服が人気過ぎてほぼ完売!!”. MSN トピックス. マイクロソフト (2012年1月24日). 2012年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月18日閲覧。
- ^ 『輪るピングドラム』コラボレーション情報 2012年1月24日閲覧
- ^ penguindrumの2011年7月6日22:18のツイート、2021年11月18日閲覧。
- ^ penguindrumの2011年7月8日17:38のツイート、2021年11月18日閲覧。
- ^ penguindrumの2011年7月6日22:21のツイート、2021年11月18日閲覧。
- ^ 輪るピングドラム公式HP 丸の内線再び! NEWS topics 2011-07-13 2011年9月18日閲覧
- ^ 『輪るピングドラム』最終回オールナイトイベント!!2011年12月29日閲覧。
- ^ “Decooとアニメ「輪るピングドラム」がコラボ!!ピングドラムアバターアイテムが登場”. 株式会社デクー. 株式会社Decoo. 2012年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月18日閲覧。
- ^ “シビレるだろう? 「輪るピングドラム」のうまい棒が登場”. ねとらぼ (アイティメディア). (2012年2月19日) 2021年11月18日閲覧。
外部リンク
- 輪るピングドラム - テレビシリーズ公式サイト
- 劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』公式サイト
- 輪るピングドラム|10周年特設サイト
- 輪るピングドラム | MBS - 毎日放送によるテレビシリーズ番組サイト
- 輪るピングドラム公式@10周年 (@penguindrum) - X(旧Twitter)
- 『輪るピングドラム』10周年公式チャンネル - YouTubeチャンネル
毎日放送 金曜 2:10 - 2:40(木曜深夜) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
輪るピングドラム(第12話まで)
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毎日放送 金曜 2:00 - 2:30(木曜深夜) | ||
輪るピングドラム(第13話以降)
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