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「シニシャ・ミハイロヴィチ」の版間の差分

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|画像=Siniša Mihajlović.JPG
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|画像の説明=[[ACFフィオレンティーナ|フィオレンティーナ]]監督時代のミハイロヴィッチ（2010年）
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|愛称=ミハ（Миха, Miha）、バルビカ、グランシニストラ、ボンバー
|愛称=ミハ（Миха, Miha）、バルビカ、ボンバルデル、グランシニストラ
|カタカナ表記=
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|アルファベット表記=Siniša Mihajlović
|アルファベット表記=Siniša Mihajlović
|原語名=キリル文字
|原語名=キリル文字
|原語表記=Синиша Михајловић
|原語表記=Синиша Михајловић
|国={{SRB}}<br/>{{ITA}}
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|誕生日={{生年月日と年齢|1969|2|20}}
|誕生日={{生年月日|1969|2|20}}
|出身地={{flagicon|YUG1945}} [[ヴコヴァル]]
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|没年月日={{死亡年月日と没年齢|1969|2|20|2022|12|16}}<br />{{ITA}}・[[ローマ]]
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|身長=185cm
|身長=185cm
|体重=78kg
|体重=78kg
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|利き足=左足
|利き足=左足
|年1=1986-1988|クラブ1={{flagicon|YUG1945}} [[HNKボロヴォ|ボロヴォ]]|出場1=41|得点1=5
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|年2=1988-1990|クラブ2={{flagicon|YUG1945}} [[FKヴォイヴォディナ・ノヴィサド|ヴォイヴォディナ]]|出場2=73|得点2=19
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|年3=1990-1992|クラブ3={{flagicon|YUG1945}} [[レッドスター・ベオグラード]]|出場3=38|得点3=9
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|監督年8=2016-2018|監督チーム8={{flagicon|ITA}} [[トリノFC|トリノ]]
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|監督年9=2018|監督チーム9={{flagicon|PRT}} [[スポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガル|スポルティング]]
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|監督年10=2019-2022|監督チーム10={{flagicon|ITA}} [[ボローニャFC|ボローニャ]]
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}}
'''シニシャ・ミハイロヴィッチ'''（{{翻字併記|sr|Синиша Михајловић|Siniša Mihajlović}}、[[1969年]][[2月20日]] - ）は、[[セルビア]]（旧[[ユーゴスラビア社会主義連邦共和国|ユーゴスラビア]]）の元[[プロサッカー選手|サッカー選手]]、サッカー指導者。ポジションは[[ミッドフィールダー]]、[[ディフェンダー (サッカー)|ディフェンダー]]。[[ボローニャFC]]監督。
'''シニシャ・ミハイロヴィッチ'''（{{翻字併記|sr|Синиша Михајловић|Siniša Mihajlović}}、[[1969年]][[2月20日]] - [[2022年]][[12月16日]]）は、[[セルビア]]の元[[プロサッカー選手|サッカー選手]]、サッカー指導者。ポジションは[[ミッドフィールダー|MF]]、[[ディフェンダー (サッカー)|DF]]。


== 経歴 ==
== 経歴 ==
⚫
=== クラブ ===
[[ユーゴスラビア]]のクラブチーム・[[FKヴォイヴォディナ・ノヴィサド|ヴォイヴォディナ]]でデビュー。1990-91シーズン途中に[[レッドスター・ベオグラード]]へ当時の国内移籍金最高額で移籍<ref name="Inter"> [[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|トヨタカップ]] 1991年 大会公式パンフレット　p.14-15 31-35</ref>、主力選手として活躍を見せ、[[1991年]][[5月16日]]の対[[サッカーフェロー諸島代表|フェロー諸島]]戦で[[サッカーユーゴスラビア代表|ユーゴスラビア代表]]デビューを果たした。[[UEFAチャンピオンズカップ 1990-91]]準決勝の[[FCバイエルン・ミュンヘン|バイエルン・ミュンヘン]]戦セカンドレグでは得意の[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]で先制ゴールを挙げ、後半ロスタイムにはクロスで[[クラウス・アウゲンターラー]]のオウンゴールを誘発し土壇場で決勝進出を決め<ref>{{Cite web |url=https://www.transfermarkt.com/spielbericht/index/spielbericht/1081863 |title=Red Star Belgrade - Bayern Munchen Apr24 1991 |publisher=www.transfermarket|accessdate=2020-09-10}}</ref>、決勝の[[オリンピック・マルセイユ]]戦でも[[PK戦]]でキックを成功させ優勝に貢献した。また同年12月に開催された[[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|トヨタカップ]]でも[[ダルコ・パンチェフ]]のゴールをアシストし優勝に貢献した<ref>{{Cite web |url=https://www.transfermarkt.com/spielbericht/index/spielbericht/1169653 |title=Red Star Belgrade - CSD Colo Colo Dec8 1991 |publisher=www.transfermarket|accessdate=2020-09-10}}</ref>。
[[ヴコヴァル]]で生まれ、[[ボロヴォ・ナセリェ]]で育つ。地元クラブの[[HNKボロヴォ|ボロヴォ]]でプロキャリアをスタートし、1990-91シーズン途中に[[FKヴォイヴォディナ・ノヴィ・サド|ヴォイヴォディナ]]から[[レッドスター・ベオグラード]]へ当時の国内移籍金最高額で移籍<ref name="Inter"> [[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|トヨタカップ]] 1991年 大会公式パンフレット　p.14-15 31-35</ref>、主力選手として活躍を見せ、[[UEFAチャンピオンズカップ 1990-91]]準決勝の[[FCバイエルン・ミュンヘン|バイエルン・ミュンヘン]]戦セカンドレグでは得意の[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]で先制ゴールを挙げ、後半ロスタイムにはクロスで[[クラウス・アウゲンターラー]]のオウンゴールを誘発し土壇場で決勝進出を決め<ref>{{Cite web |url=https://www.transfermarkt.com/spielbericht/index/spielbericht/1081863 |title=Red Star Belgrade - Bayern Munchen Apr24 1991 |publisher=www.transfermarket|accessdate=2020-09-10}}</ref>、[[UEFAチャンピオンズカップ 1990-91 決勝|決勝]]の[[オリンピック・マルセイユ]]戦でも[[PK戦]]でキックを成功させ優勝に貢献した。また同年12月に開催された[[インターコンチネンタルカップ (サッカー)1991|インターコンチネンタルカップ 1991]]でも[[ダルコ・パンチェフ]]のゴールをアシストし優勝に貢献した<ref>{{Cite web |url=https://www.transfermarkt.com/spielbericht/index/spielbericht/1169653 |title=Red Star Belgrade - CSD Colo Colo Dec8 1991 |publisher=www.transfermarket|accessdate=2020-09-10}}</ref>。

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1992-93シーズンには[[セリエA (サッカー)|セリエA]]・[[ASローマ|ローマ]]へ移籍、3月28日、[[ブレシア・カルチョ|ブレシア]]戦で直接FKでセリエA初ゴールを奪った<ref name="all">{{Cite web |url=https://www.transfermarkt.com/sinisa-mihajlovic/alletore/spieler/5834|title=Sinisa Mihajirovic All goals|website=transfermarket.com|accessdate=2020-11-25}}</ref>。1994-95シーズンから移籍した[[UCサンプドリア|サンプドリア]]ではレッドスター時代のチームメート、[[ヴラディミル・ユーゴヴィッチ]]と再びチームメートとなった。[[スヴェン・ゴラン・エリクソン]]の指揮の下で、はじめて[[リベロ (サッカー)|リベロ]]でのプレーをするようになり、[[スーペルコッパ・イタリアーナ]]のACミラン戦で直接FKから移籍後ゴールを挙げ、リーグ開幕節のパドバ戦で移籍後リーグ戦初ゴールを挙げた<ref name="all"/>。1998-99シーズンからはエリクソンの後を追う形で[[SSラツィオ|ラツィオ]]へ移籍、ミハイロヴィチの加入がチームに様々な好影響を与えることとなった<ref>{{cite web|url=https://www.theguardian.com/football/these-football-times/2015/mar/30/sven-goran-eriksson-lazio-serie-a-1999-2000-mancini-milan|title=How Sven-Goran Eriksson’s Lazio won the Serie A title race of 1999-2000|website=THE GUARDIAN|accessdate=2023-7-18}}</ref>。


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1998－99シーズン、[[12月18日]]、第13節の[[UCサンプドリア|サンプドリア]]戦では[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]のみでの[[ハットトリック]]を達成<ref name="all"/>、同シーズンは決勝で[[RCDマヨルカ|マヨルカ]]を2-1と破り[[UEFAカップ1998-99|UEFAカップ]]を優勝、翌シーズンは[[セリエA (サッカー)|セリエA]]制覇、[[コッパ・イタリア]]の2冠に貢献する活躍をみせた。
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1992-93シーズンには[[セリエA (サッカー)|セリエA]]・[[ASローマ|ローマ]]へ移籍、3月28日、[[ブレシア・カルチョ|ブレシア]]戦で直接FKでセリエA初ゴールを奪った<ref name="all">{{Cite web |url=https://www.transfermarkt.com/sinisa-mihajlovic/alletore/spieler/5834|title=Sinisa Mihajirovic All goals|website=transfermarket.com|accessdate=2020-11-25}}</ref>。1994-95シーズンから移籍した[[UCサンプドリア|サンプドリア]]ではレッドスター時代のチームメート、[[ヴラディミル・ユーゴヴィッチ]]と再びチームメートとなった。[[スヴェン・ゴラン・エリクソン]]の指揮の下で、はじめて[[リベロ (サッカー)|リベロ]]でのプレーをするようになり、[[スーペルコッパ・イタリアーナ]]のACミラン戦で直接FKから移籍後ゴールを挙げ、リーグ開幕節のパドバ戦で移籍後リーグ戦初ゴールを挙げた<ref name="all"/>。1998-99シーズンからはエリクソンの後を追う形で[[SSラツィオ|ラツィオ]]へ移籍した。


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2004-05シーズンにインテルへと移籍、2005-06シーズン、引退直前[[インテルナツィオナーレ・ミラノ|インテル]]時代の4月8日第33節の[[アスコリ・カルチョ|アスコリ]]戦では、の直接[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]によるゴールを挙げている<ref name="all"/>([[セリエA (サッカー)|セリエA]]史上最多（28得点目）)。現在はこの記録を[[アンドレア・ピルロ]]と分け合う形で記録を保持している。
⚫
[[1998年]]の[[1998 FIFAワールドカップ|フランスW杯]]では内戦による混乱から久々に国際舞台に復帰したユーゴスラビア代表としてプレー、グループリーグ初戦の[[サッカーイラン代表|イラン]]戦で[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]を決め<ref name="national">{{Cite web |url=https://www.transfermarkt.com/sinisa-mihajlovic/nationalmannschaft/spieler/5834|title=Sinisa Mihajirovic National team|website=transfermarket.com|accessdate=2020-11-25}}</ref>、第3戦の[[サッカーアメリカ代表|アメリカ]]戦ではコムリエノビッチの決勝ゴールをアシストし<ref name="national"/>、ベスト16入りに貢献した。1998－99シーズン、[[12月18日]]、第13節の[[UCサンプドリア|サンプドリア]]戦では[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]のみでの[[ハットトリック]]を達成<ref name="all"/>、同シーズンは決勝で[[RCDマヨルカ|マヨルカ]]を2-1と破り[[UEFAカップ1998-99|UEFAカップ]]を優勝、翌シーズンは[[セリエA (サッカー)|セリエA]]制覇、[[コッパ・イタリア]]の2冠に貢献する活躍をみせた。
=== 代表 ===
[[1991年]][[5月16日]]の対[[サッカーフェロー諸島代表|フェロー諸島]]戦で[[サッカーユーゴスラビア代表|ユーゴスラビア代表]]デビューを果たした。[[1992年]]には[[UEFA EURO '92]]のメンバーに選出されていたものの、内戦への制裁でチームは大会に参加出来なかった。


[[1998年]]の[[1998 FIFAワールドカップ|フランスW杯]]では内戦による混乱から久々に国際舞台に復帰したユーゴスラビア代表としてプレー、グループリーグ初戦の[[サッカーイラン代表|イラン]]戦で[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]を決め<ref name="national">{{Cite web |url=https://www.transfermarkt.com/sinisa-mihajlovic/nationalmannschaft/spieler/5834|title=Sinisa Mihajirovic National team|website=transfermarket.com|accessdate=2020-11-25}}</ref>、第3戦の[[サッカーアメリカ代表|アメリカ]]戦では[[スロボダン・コムリェノヴィッチ]]の決勝ゴールをアシストし<ref name="national"/>、ベスト16入りに貢献した。
⚫
[[2000年]]には[[UEFA EURO 2000|EURO 2000]]に出場した。2005-06シーズン、引退直前[[インテルナツィオナーレ・ミラノ|インテル]]時代の4月8日第33節の[[アスコリ・カルチョ|アスコリ]]戦では、の直接[[フリーキック (サッカー)|フリーキック]]によるゴールを挙げている<ref name="all"/>([[セリエA (サッカー)|セリエA]]史上最多（28得点目）)。現在はこの記録を[[アンドレア・ピルロ]]と分け合う形で記録を保持している。
[[2000年]]には[[UEFA EURO 2000|EURO 2000]]に出場した<ref>{{cite web|url=https://www.reprezentacija.rs/mihajlovic-sinisa/|title=Mihajlović Siniša|language=sr|publisher=reprezentacija.rs|accessdate=2024-01-16}}</ref>。


== 指導歴 ==
== 指導歴 ==
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その後、[[UCサンプドリア|サンプドリア]]の監督に途中就任すると、チームを残留に導く。そして2014-15シーズンはサンプドリアを[[UEFAヨーロッパリーグ]]出場権を勝ち取るほどの躍進へと導いた。2014-15シーズン終了後、サンプドリア監督を辞任。
その後、[[UCサンプドリア|サンプドリア]]の監督に途中就任すると、チームを残留に導く。そして2014-15シーズンはサンプドリアを[[UEFAヨーロッパリーグ]]出場権を勝ち取るほどの躍進へと導いた。2014-15シーズン終了後、サンプドリア監督を辞任。


2015年6月16日、2年契約にて[[ACミラン|ミラン]]の監督に就任することが発表された<ref>[http://www.acmilan.com/en/news/show/157691 WELCOME SINISA!]ミラン公式,2015-7-23閲覧</ref>。2016年4月12日、ミランの監督を解任された<ref>{{Cite web|title=ミランがミハイロビッチを解任 後任はブロッキが昇格|url=http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=237457|website=超ワールドサッカー|accessdate=2019-06-01|date=2019-4-12}}</ref>。
2015年6月16日、2年契約にて[[ACミラン|ミラン]]の監督に就任することが発表された<ref>[http://www.acmilan.com/en/news/show/157691 WELCOME SINISA!]ミラン公式,2015-7-23閲覧</ref>。2016年4月12日、ミランの監督を解任された<ref>{{Cite web|和書|title=ミランがミハイロビッチを解任 後任はブロッキが昇格|url=http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=237457|website=超ワールドサッカー|accessdate=2019-06-01|date=2019-04-12}}</ref>。


2016年5月25日、[[トリノFC|トリノ]]の監督に就任し､2016-17シーズンは9位、[[コッパ・イタリア]]は16強で終えた。2018年1月4日成績不振で解任された<ref>{{Cite web|title=Mihajlovic esonerato|url=http://torinofc.it/news/04/01/2018/mihajlovic-esonerato_16567|website=TORINO FC 1906 SITO UFFICIALE|accessdate=2019-06-01|language=it}}</ref>。
2016年5月25日、[[トリノFC|トリノ]]の監督に就任し､2016-17シーズンは9位、[[コッパ・イタリア]]は16強で終えた。2018年1月4日成績不振で解任された<ref>{{Cite web|title=Mihajlovic esonerato|url=http://torinofc.it/news/04/01/2018/mihajlovic-esonerato_16567|website=TORINO FC 1906 SITO UFFICIALE|accessdate=2019-06-01|language=it}}</ref>。


2018年6月18日、サポーターによる襲撃及び選手の退団といった混乱が続く[[スポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガル|スポルティングCP]]の監督として招聘されたが、9日後に解任となることが発表された<ref>{{Cite web |url=https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20180628/785560.html |title=就任からわずか9日…スポルディング、ミハイロヴィッチ監督を電撃解任 |publisher=サッカーキング |date=2018-06-28 |accessdate=2018-07-10}}</ref>。
2018年6月18日、サポーターによる襲撃及び選手の退団といった混乱が続く[[スポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガル|スポルティングCP]]の監督として招聘されたが、9日後に解任となることが発表された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20180628/785560.html |title=就任からわずか9日…スポルディング、ミハイロヴィッチ監督を電撃解任 |publisher=サッカーキング |date=2018-06-28 |accessdate=2018-07-10}}</ref>。


2019年1月29日、[[ボローニャFC]]の監督に就任した<ref>{{Cite web|title=ボローニャ、インザーギ監督を解任…ミハイロヴィッチ新監督の就任を正式発表|url=https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%AE%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%82%92%E8%A7%A3%E4%BB%BB%E3%83%9F%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81%E6%96%B0%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%81%AE%E5%B0%B1%E4%BB%BB%E3%82%92%E6%AD%A3%E5%BC%8F%E7%99%BA%E8%A1%A8/1hf9m8wzbtzmd140bk7rjvwatp|website=Goal.com|accessdate=2019-06-01}}</ref>。
2019年1月29日、[[ボローニャFC]]の監督に就任した<ref>{{Cite web|和書|title=ボローニャ、インザーギ監督を解任…ミハイロヴィッチ新監督の就任を正式発表|url=https://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%AE%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%82%92%E8%A7%A3%E4%BB%BB%E3%83%9F%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81%E6%96%B0%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%81%AE%E5%B0%B1%E4%BB%BB%E3%82%92%E6%AD%A3%E5%BC%8F%E7%99%BA%E8%A1%A8/1hf9m8wzbtzmd140bk7rjvwatp|website=Goal.com|accessdate=2019-06-01}}</ref>。2022年9月6日に解任が発表された<ref>{{Cite news|title=ボローニャがミハイロビッチ監督を解任…白血病と闘いながら3年半指揮も今季開幕5戦未勝利|newspaper=超ワールドサッカー|date=2022-09-07|url=https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=426189|accessdate=2022-09-07}}</ref>。


== 人物 ==
== 人物 ==
*レッドスター時代には女性ファンからの人気を集め、アパレルメーカーのモデルを務めていた<ref name="Inter"/>。
* レッドスター時代には女性ファンからの人気を集め、アパレルメーカーのモデルを務めていた<ref name="Inter"/>。
*[[2019年]][[7月13日]]に記者会見で自身の[[白血病]]を公表した。
* [[2019年]][[7月13日]]に記者会見で自身が[[白血病]]であることを公表した。
* [[2022年]][[12月16日]]、[[白血病]]のため[[ローマ]]の病院で死去<ref>{{Cite web|url=https://www.gazzetta.it/Calcio/Serie-A/16-12-2022/morto-sinisa-mihajlovic-aveva-53-anni-2019-era-malato-leucemia-4501530840933.shtml|publisher=[[ガゼッタ・デロ・スポルト]]|language=it|title=È morto Mihajlovic, il duro dal cuore grande: stroncato dalla leucemia a 53 anni|date=2022-12-16|accessdate=2022-12-16}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2022121700241 |title=ミハイロビッチ氏死去 サッカー元ユーゴ代表、53歳 |website=時事ドットコム |publisher=時事通信社 |date=2022-12-17 |accessdate=2022-12-18}}</ref>。{{没年齢|1969|2|20|2022|12|16}}。


== 個人成績 ==
== 個人成績 ==
97行目: 105行目:
!得点
!得点
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| rowspan="4"| [[FKヴォイヴォディナ・ノヴィサド|ヴォイヴォディナ]] || 1988-89 || 31 || 4 || || || colspan="2"| — || colspan="2"| — || 31 || 4
| rowspan="4"| [[FKヴォイヴォディナ・ノヴィ・サド|ヴォイヴォディナ]] || 1988-89 || 31 || 4 || || || colspan="2"| — || colspan="2"| — || 31 || 4
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| 1989-90 || 28 || 11 || || || 2 || 1 || colspan="2"| — || 30 || 12
| 1989-90 || 28 || 11 || || || 2 || 1 || colspan="2"| — || 30 || 12
185行目: 193行目:


=== 監督成績 ===
=== 監督成績 ===
{{updated|2019年2月3日}}
{{updated|2022年9月7日}}
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{| class="wikitable" style="text-align: center"
|-
|-
200行目: 208行目:
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|align="left"|[[ボローニャFC|ボローニャ]]
|align="left"|[[ボローニャFC|ボローニャ]]
|align="left"|2008年
|align="left"|2008年11月3日
|align="left"|2009年
|align="left"|2009年4月14日
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|-
|-
|align="left"|[[カルチョ・カターニア|カターニア]]
|align="left"|[[カルチョ・カターニア|カターニア]]
|align="left"|2009年
|align="left"|2009年12月8日
|align="left"|2010年
|align="left"|2010年5月24日
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{{WDL|25|10|9|6}}
|-
|-
|align="left"|[[ACFフィオレンティーナ|フィオレンティーナ]]
|align="left"|[[ACFフィオレンティーナ|フィオレンティーナ]]
|align="left"|2010年
|align="left"|2010年6月4日
|align="left"|2011年
|align="left"|2011年11月7日
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|-
|-
|align="left"|[[サッカーセルビア代表|セルビア代表]]
|align="left"|[[サッカーセルビア代表|セルビア代表]]
|align="left"|2012年
|align="left"|2012年5月21日
|align="left"|2013年
|align="left"|2013年11月19日
{{WDL|19|7|4|8}}
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|-
|-
|align="left"|[[UCサンプドリア|サンプドリア]]
|align="left"|[[UCサンプドリア|サンプドリア]]
|align="left"|2013年
|align="left"|2013年11月20日
|align="left"|2015年
|align="left"|2015年6月1日
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|-
|-
|align="left"|[[ACミラン|ミラン]]
|align="left"|[[ACミラン|ミラン]]
|align="left"|2015年
|align="left"|2015年6月16日
|align="left"|2016年
|align="left"|2016年4月12日
{{WDL|38|19|10|9}}
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== タイトル ==
== タイトル ==
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=== ヴォイヴォディナ・ノヴィ・サド ===
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=== クラブ ===
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* [[ユーゴスラビア・プルヴァ・リーガ]]：1988-89
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; ヴォイヴォディナ・ノヴィ・サド

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* [[ユーゴスラビア・プルヴァ・リーガ|プルヴァ・リーガ]] : 1988-89
; レッドスター・ベオグラード
=== レッドスター・ベオグラード ===
* プルヴァ・リーガ : 1990-91, 1991-92
* [[ユーゴスラビア・プルヴァ・リーガ]]：1990-91, 1991-92
* [[UEFAチャンピオンズカップ]] : [[UEFAチャンピオンズカップ 1990-91|1990-91]]
* [[UEFAチャンピオンズリーグ|UEFAチャンピオンズカップ]]：[[UEFAチャンピオンズカップ 1990-91|1990-91]]
* [[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|トヨタカップ]] : 1991
* [[インターコンチネンタルカップ (サッカー)|インターコンチネンタルカップ]]：[[インターコンチネンタルカップ (サッカー)1991|1991]]

; ラツィオ
=== ラツィオ ===
⚫
* [[セリエA (サッカー)|セリエA]] : [[セリエA (サッカー) 1999-2000|1999-00]]
* [[コッパ・イタリア]] : 1999-00, 2003-04
* [[セリエA (サッカー)|セリエA]]：[[セリエA (サッカー) 1999-2000|1999-00]]
* [[スーペルコッパ・イタリアーナ]] : 1998, 2000
* [[コッパ・イタリア]]：1999-00, 2003-04
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* [[スーペルコッパ・イタリアーナ]]：1998, 2000
* [[UEFAカップウィナーズカップ]] : [[UEFAカップウィナーズカップ 1998-99|1998-99]]
* [[UEFAスーパーカップ]] : [[1999 UEFAスーパーカップ|1999]]
* [[UEFAカップウィナーズカップ]]：[[UEFAカップウィナーズカップ 1998-99|1998-99]]
* [[UEFAスーパーカップ]]：[[1999 UEFAスーパーカップ|1999]]
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; インテル

* セリエA : 2005-06
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=== インテル ===
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* コッパ・イタリア : 2004-05, 2005-06
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* [[セリエA (サッカー)|セリエA]]：[[セリエA (サッカー) 2005-2006|2005-06]]
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* スーペルコッパ・イタリアーナ : 2005
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* [[コッパ・イタリア]]：2004-05, 2005-06
* [[スーペルコッパ・イタリアーナ]]：2005


=== 個人 ===
=== 個人 ===
* [[ヨーロピアン・スポーツ・メディア|ESM]]年間ベストイレブン : 1998-99, 199-00
* [[ヨーロピアン・スポーツ・メディア]]年間ベストイレブン：1998-99, 1999-00
* ユーゴスラビア年間最優秀選手 : 1999
* ユーゴスラビア年間最優秀選手：1999


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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2024年8月18日 (日) 10:35時点における最新版

シニシャ・ミハイロヴィッチ
フィオレンティーナ監督時代のミハイロヴィッチ（2010年）
名前
愛称 ミハ（Миха, Miha）、バルビカ、ボンバルデル、グランシニストラ
ラテン文字 Siniša Mihajlović
キリル文字 Синиша Михајловић
基本情報
国籍 セルビアの旗 セルビア
イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1969-02-20) 1969年2月20日
出身地 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア・ヴコヴァル
没年月日 (2022-12-16) 2022年12月16日（53歳没）
イタリアの旗 イタリア・ローマ
身長 185cm
体重 78kg
選手情報
ポジション MF、DF
利き足 左足
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
1986-1988 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ボロヴォ 41 (5)
1988-1990 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ヴォイヴォディナ 73 (19)
1990-1992 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 レッドスター・ベオグラード 38 (9)
1992-1994 イタリアの旗 ローマ 54 (1)
1994-1998 イタリアの旗 サンプドリア 110 (12)
1998-2004 イタリアの旗 ラツィオ 126 (20)
2004-2006 イタリアの旗 インテル 25 (5)
代表歴
1991-1992 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア 4 (0)
1994-2002 ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア 58 (10)
2003 セルビア・モンテネグロの旗 セルビア・モンテネグロ 1 (0)
監督歴
2006-2008 イタリアの旗 インテル(アシスタント)
2008-2009 イタリアの旗 ボローニャ
2009-2010 イタリアの旗 カターニア
2010-2011 イタリアの旗 フィオレンティーナ
2012-2013 セルビアの旗 セルビア
2013-2015 イタリアの旗 サンプドリア
2015-2016 イタリアの旗 ミラン
2016-2018 イタリアの旗 トリノ
2018 ポルトガルの旗 スポルティング
2019-2022 イタリアの旗 ボローニャ
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

シニシャ・ミハイロヴィッチ（セルビア語: Синиша Михајловић, ラテン文字転写: Siniša Mihajlović、1969年2月20日 - 2022年12月16日）は、セルビアの元サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはMF、DF。

経歴

[編集]

クラブ

[編集]

ヴコヴァルで生まれ、ボロヴォ・ナセリェで育つ。地元クラブのボロヴォでプロキャリアをスタートし、1990-91シーズン途中にヴォイヴォディナからレッドスター・ベオグラードへ当時の国内移籍金最高額で移籍[1]、主力選手として活躍を見せ、UEFAチャンピオンズカップ 1990-91準決勝のバイエルン・ミュンヘン戦セカンドレグでは得意のフリーキックで先制ゴールを挙げ、後半ロスタイムにはクロスでクラウス・アウゲンターラーのオウンゴールを誘発し土壇場で決勝進出を決め[2]、決勝のオリンピック・マルセイユ戦でもPK戦でキックを成功させ優勝に貢献した。また同年12月に開催されたインターコンチネンタルカップ 1991でもダルコ・パンチェフのゴールをアシストし優勝に貢献した[3]。

1992-93シーズンにはセリエA・ローマへ移籍、3月28日、ブレシア戦で直接FKでセリエA初ゴールを奪った[4]。1994-95シーズンから移籍したサンプドリアではレッドスター時代のチームメート、ヴラディミル・ユーゴヴィッチと再びチームメートとなった。スヴェン・ゴラン・エリクソンの指揮の下で、はじめてリベロでのプレーをするようになり、スーペルコッパ・イタリアーナのACミラン戦で直接FKから移籍後ゴールを挙げ、リーグ開幕節のパドバ戦で移籍後リーグ戦初ゴールを挙げた[4]。1998-99シーズンからはエリクソンの後を追う形でラツィオへ移籍、ミハイロヴィチの加入がチームに様々な好影響を与えることとなった[5]。

1998－99シーズン、12月18日、第13節のサンプドリア戦ではフリーキックのみでのハットトリックを達成[4]、同シーズンは決勝でマヨルカを2-1と破りUEFAカップを優勝、翌シーズンはセリエA制覇、コッパ・イタリアの2冠に貢献する活躍をみせた。

2004-05シーズンにインテルへと移籍、2005-06シーズン、引退直前インテル時代の4月8日第33節のアスコリ戦では、の直接フリーキックによるゴールを挙げている[4](セリエA史上最多（28得点目）)。現在はこの記録をアンドレア・ピルロと分け合う形で記録を保持している。

代表

[編集]

1991年5月16日の対フェロー諸島戦でユーゴスラビア代表デビューを果たした。1992年にはUEFA EURO '92のメンバーに選出されていたものの、内戦への制裁でチームは大会に参加出来なかった。

1998年のフランスW杯では内戦による混乱から久々に国際舞台に復帰したユーゴスラビア代表としてプレー、グループリーグ初戦のイラン戦でフリーキックを決め[6]、第3戦のアメリカ戦ではスロボダン・コムリェノヴィッチの決勝ゴールをアシストし[6]、ベスト16入りに貢献した。 2000年にはEURO 2000に出場した[7]。

指導歴

[編集]

現役引退後はインテルでロベルト・マンチーニのアシスタントコーチとして2年間を過ごした。2008年11月にボローニャの監督に就任したが、成績不振により2009年4月に解任された。2009年12月からはカターニアの監督に就任した[8]。

2010年5月末にカターニアの監督を辞任、続く6月3日にはフィオレンティーナがチェーザレ・プランデッリの後任として就任すると発表[9]。

2011年11月、成績不振により解任された[10]。 2012年5月、セルビア代表監督に就任。しかし、2014年ワールドカップ予選突破に失敗し、2013年11月辞任。 その後、サンプドリアの監督に途中就任すると、チームを残留に導く。そして2014-15シーズンはサンプドリアをUEFAヨーロッパリーグ出場権を勝ち取るほどの躍進へと導いた。2014-15シーズン終了後、サンプドリア監督を辞任。

2015年6月16日、2年契約にてミランの監督に就任することが発表された[11]。2016年4月12日、ミランの監督を解任された[12]。

2016年5月25日、トリノの監督に就任し､2016-17シーズンは9位、コッパ・イタリアは16強で終えた。2018年1月4日成績不振で解任された[13]。

2018年6月18日、サポーターによる襲撃及び選手の退団といった混乱が続くスポルティングCPの監督として招聘されたが、9日後に解任となることが発表された[14]。

2019年1月29日、ボローニャFCの監督に就任した[15]。2022年9月6日に解任が発表された[16]。

人物

[編集]

個人成績

[編集]
クラブ シーズン リーグ カップ 国際大会 その他 通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ヴォイヴォディナ 1988-89 31 4 — — 31 4
1989-90 28 11 2 1 — 30 12
1990-91 14 4 — — 14 4
通算 73 19 2 1 — 75 20
レッドスター 1990-91 14 1 3 1 5 1 — 22 3
1991-92 24 8 10 4 2 0 36 12
通算 38 9 3 1 15 5 2 0 58 15
ローマ 1992-93 29 1 7 5 5 1 — 41 7
1993-94 25 0 3 0 — — 28 0
通算 54 1 10 5 5 1 — 69 7
サンプドリア 1994-95 25 3 2 0 6 1 1 1 34 5
1995-96 30 4 2 0 — — 32 4
1996-97 28 2 1 0 — — 29 2
1997-98 27 3 4 1 2 0 — 33 4
通算 110 12 9 1 8 1 1 1 128 15
ラツィオ 1998-99 30 8 4 1 9 0 1 0 44 9
1999-00 26 6 7 4 12 3 1 0 46 13
2000-01 18 4 2 1 8 2 1 1 29 8
2001-02 6 0 2 0 2 0 — 10 0
2002-03 21 1 1 0 6 0 — 28 1
2003-04 25 1 6 0 5 1 — 36 2
通算 126 20 22 6 42 6 3 1 193 33
インテル 2004-05 20 4 6 1 4 0 — 30 5
2005-06 5 1 5 0 3 0 — 13 1
通算 25 5 11 1 7 0 — 43 6
総通算 426 66 55 14 79 14 6 2 566 96

試合数

[編集]

国際Aマッチ 63試合 10得点（1991年-2003年 ）


セルビア・モンテネグロ代表国際Aマッチ
年出場得点
1991 4 0
1992 0 0
1993 0 0
1994 2 0
1995 3 2
1996 7 0
1997 10 2
1998 11 2
1999 5 0
2000 6 1
2001 6 2
2002 8 1
2003 1 0
通算 63 10

監督成績

[編集]
2022年9月7日現在
クラブ 就任 退任 記録
試 勝 分 敗 勝率
ボローニャ 2008年11月3日 2009年4月14日 22 4 8 10 018.18
カターニア 2009年12月8日 2010年5月24日 25 10 9 6 040.00
フィオレンティーナ 2010年6月4日 2011年11月7日 52 18 18 16 034.62
セルビア代表 2012年5月21日 2013年11月19日 19 7 4 8 036.84
サンプドリア 2013年11月20日 2015年6月1日 69 26 23 20 037.68
ミラン 2015年6月16日 2016年4月12日 38 19 10 9 050.00
トリノ 2016年5月25日 2018年1月4日 64 23 24 17 035.94
スポルティングCP 2018年6月18日 2018年6月27日 0 0 0 0 !—
ボローニャ 2019年1月28日 2022年9月6日 142 46 38 58 032.39
合計 431 153 134 144 035.50

タイトル

[編集]

ヴォイヴォディナ・ノヴィ・サド

[編集]

レッドスター・ベオグラード

[編集]

ラツィオ

[編集]

インテル

[編集]

個人

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b トヨタカップ 1991年 大会公式パンフレット　p.14-15 31-35
  2. ^ “Red Star Belgrade - Bayern Munchen Apr24 1991”. www.transfermarket. 2020年9月10日閲覧。
  3. ^ “Red Star Belgrade - CSD Colo Colo Dec8 1991”. www.transfermarket. 2020年9月10日閲覧。
  4. ^ a b c d “Sinisa Mihajirovic All goals”. transfermarket.com. 2020年11月25日閲覧。
  5. ^ “How Sven-Goran Eriksson’s Lazio won the Serie A title race of 1999-2000”. THE GUARDIAN. 2023年7月18日閲覧。
  6. ^ a b “Sinisa Mihajirovic National team”. transfermarket.com. 2020年11月25日閲覧。
  7. ^ “Mihajlović Siniša” (セルビア語). reprezentacija.rs. 2024年1月16日閲覧。
  8. ^ カターニア、ミハイロビッチ新監督の就任発表（サンスポ）2009年12月9日。同日閲覧。
  9. ^ Presentazione Sinisa Mihajlovicフィオレンティーナ公式（イタリア語）,2010-6-3閲覧
  10. ^ Rossi nuovo allenatoreフィオレンティーナ公式（イタリア語）,2011-11-8閲覧
  11. ^ WELCOME SINISA!ミラン公式,2015-7-23閲覧
  12. ^ “ミランがミハイロビッチを解任 後任はブロッキが昇格”. 超ワールドサッカー (2019年4月12日). 2019年6月1日閲覧。
  13. ^ “Mihajlovic esonerato” (イタリア語). TORINO FC 1906 SITO UFFICIALE. 2019年6月1日閲覧。
  14. ^ “就任からわずか9日…スポルディング、ミハイロヴィッチ監督を電撃解任”. サッカーキング (2018年6月28日). 2018年7月10日閲覧。
  15. ^ “ボローニャ、インザーギ監督を解任…ミハイロヴィッチ新監督の就任を正式発表”. Goal.com. 2019年6月1日閲覧。
  16. ^ “ボローニャがミハイロビッチ監督を解任…白血病と闘いながら3年半指揮も今季開幕5戦未勝利”. 超ワールドサッカー. (2022年9月7日). https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=426189 2022年9月7日閲覧。 
  17. ^ “È morto Mihajlovic, il duro dal cuore grande: stroncato dalla leucemia a 53 anni” (イタリア語). ガゼッタ・デロ・スポルト (2022年12月16日). 2022年12月16日閲覧。
  18. ^ “ミハイロビッチ氏死去 サッカー元ユーゴ代表、53歳”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2022年12月17日). 2022年12月18日閲覧。

外部リンク

[編集]
レッドスター・ベオグラード - UEFAチャンピオンズカップ 1990-91
スタッフ
選手
GK
DF
MF
FW
関連項目
レッドスター・ベオグラード - インターコンチネンタルカップ 1991
スタッフ
選手
GK
DF
MF
FW
関連項目
 
クラブ監督歴
ACミラン歴代監督
 
ユーゴスラビア代表 - 出場大会
ユーゴスラビア代表 - UEFA EURO '92
ユーゴスラビアの旗
ユーゴスラビア代表 - 1998 FIFAワールドカップ
ユーゴスラビアの旗
ユーゴスラビア代表 - UEFA EURO 2000
ユーゴスラビアの旗
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