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'''西川 利右衛門'''（にしかわ ？？？）は、滋賀県出身の、[[江戸時代]]の[[商人]]。[[畳表]]や[[蚊帳]]を売っていた。「富を好しとし、其の徳を施せ」という家訓をたれていた。彼の旧宅は現在、国の[[重要文化財]]に指定されている。
'''西川 利右衛門'''（にしかわ りえもん）は、[[江戸時代]]初期に[[江戸]]へ出店した[[老舗]][[近江商人]]、屋号は「'''大文字屋'''」・「'''近江屋'''」。歴代当主が[[襲名]]する[[名前|名称]]。


== 歴代当主 ==
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*西川利右衛門 (2代)重数：数政長男。
*西川利右衛門 (3代)数正：重数長男。妻は扇屋伴兵衛の娘。
*西川利右衛門 (4代)数常：隠居後5代・6代利右衛門の後見となり、隆盛期を迎える。
*西川利右衛門 (5代)治記：数常長男。
*西川利右衛門 (6代)数亮：数常五男、京都店を開設する。
*西川利右衛門 (7代)数孝：3代目西川庄六数久の長男。
*西川利右衛門 (8代)数喜：備中早嶋店を開設する。
*西川利右衛門 (9代)数繁
*西川利右衛門 (10代)数雅：4代目西川庄六数居の三男。
*西川利右衛門 (11代)徳浄：7代目西川庄六数富次男、最後の当主。


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*「先義後利栄　好富施其徳」（義を先にし、利を後にすれば栄え、富を好しとし、其の徳を施せ）
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*西川仁右衛門家：2代利右衛門重数の四男が分家、近江屋と称し大阪に出店を構える。
*西川徳蔵家：4代利右衛門数常の四男が分家、大文字屋と称し薬問屋を営み大坂・京都に出店を構える。

== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[旧西川家住宅]]

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[[Category:西川家|*]]
[[Category:商人の名跡]]

2018年5月25日 (金) 01:25時点における最新版

西川 利右衛門（にしかわ りえもん）は、江戸時代初期に江戸へ出店した老舗近江商人、屋号は「大文字屋」・「近江屋」。歴代当主が襲名する名称。

歴代当主[編集]

西川利右衛門家[1]

  • 西川勘右衛門数吉：越前朝倉氏家臣。
  • 西川利右衛門 (初代)数政：勘右衛門数吉長男、蒲生郡市村に生まれ八幡町新町に移住し、大坂（近江屋）・江戸（大文字屋）に出店を構える。
  • 西川利右衛門 (2代)重数：数政長男。
  • 西川利右衛門 (3代)数正：重数長男。妻は扇屋伴兵衛の娘。
  • 西川利右衛門 (4代)数常：隠居後5代・6代利右衛門の後見となり、隆盛期を迎える。
  • 西川利右衛門 (5代)治記：数常長男。
  • 西川利右衛門 (6代)数亮：数常五男、京都店を開設する。
  • 西川利右衛門 (7代)数孝：3代目西川庄六数久の長男。
  • 西川利右衛門 (8代)数喜：備中早嶋店を開設する。
  • 西川利右衛門 (9代)数繁
  • 西川利右衛門 (10代)数雅：4代目西川庄六数居の三男。
  • 西川利右衛門 (11代)徳浄：7代目西川庄六数富次男、最後の当主。
家訓[2]
  • 「先義後利栄　好富施其徳」（義を先にし、利を後にすれば栄え、富を好しとし、其の徳を施せ）

一族[編集]

主な分家[1]

  • 西川庄六家：2代目利右衛門重数の次男が分家、大文字屋と称し江戸に出店を構える。
    • 西川庄六 (3代)数久：4代目利右衛門数常の次男、庄六家最盛期を築く。
  • 西川仁右衛門家：2代利右衛門重数の四男が分家、近江屋と称し大阪に出店を構える。
  • 西川徳蔵家：4代利右衛門数常の四男が分家、大文字屋と称し薬問屋を営み大坂・京都に出店を構える。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 「同志社商学63(5) 近江商人西川利右衛門家の奉公人 上村雅洋」（同志社大学商学会）
  2. ^ 三方よし -近江商人の知恵と理念を現代に生かす情報紙- 第4号 大津 AKINDO会議

関連項目[編集]


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