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「ゃ」の版間の差分

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'''ゃ'''、'''ャ'''は、[[日本語]]の[[仮名 (文字)|仮名]]のひとつで、母音が/a/である[[開拗音]]をその前にある仮名に付加する。[[や]]、[[ヤ]]を[[小書き]]にした文字である。
'''ゃ'''、'''ャ'''は、[[日本語]]の[[仮名 (文字)|仮名]]のひとつで、母音が/a/である[[開拗音]]をその前にある仮名に付加する。[[や]]、[[ヤ]]を[[小書き]]にした文字である。


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現代の日本語では、一般に[[い段]]の音の後にしか来ない。
現代の日本語では、一般に[[い段]]の音の後にしか来ない。


ただし、外国語を日本語で表記する場合などには、「て」、「で」、「ふ」、「ゔ」の後に来ることがある(例:[[プレスラヴァ|ペーテャ・コレヴァ・イヴァノヴァ]]、[[ラドヤード・キップリング|ラデャード・キプリング]]、
ただし、外国語を日本語で表記する場合などには、「て」、「で」、「ふ」、「ゔ」の後に来ることがある(例:[[プレスラヴァ|ペーテャ・コレヴァ・イヴァノヴァ]]、[[ラドヤード・キップリング|ラデャード・キプリング]]、[[スヴャトスラフ・フョードロフ]])。これらは「て」、「で」、「ふ」、「ゔ」の子音に「や」の音を続けた音(/tja/、/dja/、/fya/、/vya/)を表す。
<!--[[フャインヒルいなぎ向陽台地区]]、ファインヒルの誤記のようです。[http://www.tama-ntclub.com/area/inagi/inagi.html]参照。-->
[[スヴャトスラフ・フョードロフ]])。これらは「て」、「で」、「ふ」、「ゔ」の子音に「や」の音を続けた音(/tja/、/dja/、/fya/、/vya/)を表す。


東北地方の方言では、[[え段]]の音の後に「ゃ」が来ることがある。
東北地方の方言では、[[え段]]の音の後に「ゃ」が来ることがある。
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[や]]
* [[や]]
* [[]] - [[ゅ]] - [[ょ]]
* '''''' - [[ゅ]] - [[ょ]]

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[[Category:仮名|+ゃ]]
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2020年5月16日 (土) 06:22時点における最新版

平仮名
文字
字源 の小書き
JIS X 0213 1-4-67
Unicode U+3083
片仮名
文字
字源 ヤの小書き
JIS X 0213 1-5-67
Unicode U+30E3
言語
言語 ja, ain
ローマ字
JIS X 4063 xya
アイヌ語 XYA
発音
種別

は、日本語仮名のひとつで、母音が/a/である開拗音をその前にある仮名に付加する。小書きにした文字である。

用法[編集]

現代の日本語では、一般にい段の音の後にしか来ない。

ただし、外国語を日本語で表記する場合などには、「て」、「で」、「ふ」、「ゔ」の後に来ることがある(例:ペーテャ・コレヴァ・イヴァノヴァラデャード・キプリングスヴャトスラフ・フョードロフ)。これらは「て」、「で」、「ふ」、「ゔ」の子音に「や」の音を続けた音(/tja/、/dja/、/fya/、/vya/)を表す。

東北地方の方言では、え段の音の後に「ゃ」が来ることがある。

ゃ に関わる諸事項[編集]

  • 江戸時代には、助詞の「や」の代わりに「ャ」が使用されることがあった。

関連項目[編集]