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「読切美人」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2013年6月6日 (木) 08:05 (UTC)}}
『'''読切美人'''』(よみきりびじん)は、[[1987年]][[10月]]から[[1988年]][[9月]]まで[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の深夜である[[JOCX-TV2]]で放送された深夜番組
『'''読切美人'''』(よみきりびじん)は、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]と[[東海テレビ放送|東海テレビ]]の2局で放送された[[深夜番組]]である。フジテレビでは[[1987年]][[10月]]から[[1988年]][[9月]]まで放送された。


== 概要 ==
== 概要 ==
女性出演者が本を[[朗読]]する様子を、独自の演出を交えながら映していた番組である。照明を落し気味にし、淫靡な感じの装飾を施したスタジオの中で、女性が1人スタジオの中央に設置された椅子や[[バスタブ]]等のセットの中で朗読するというスタイルで番組は進行。番組の前半15分ではその当時の[[ベストセラー]]書籍の朗読が、後半10分では[[フランス書院]]などが出版する[[官能小説]]の朗読が行われた。
毎週金曜?の明け方4時30分頃からの15分間で女性タレントが本を朗読する番組。
1日で前・後半に分かれており前半は[[ベストセラー]]、後半は[[フランス書院]]版の類の官能小説を読む。
照明を落し気味の淫靡な感じの装飾のスタジオの真ん中に設置された椅子やバスタブ等のセットの中で女性が一人朗読するスタイル。<BR>
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後半の最初に(毎回ではないが)朗読する女性にインタビュ-(アダルトビデオのオープニングの様に女性だけ映り男性インタビュアーが声だけ出す方法。
同時に女性のプロフィールがテロップで出る。
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インタビュー内容はエロスの要素ではないが、とりとめのない会話を1分位)その光景を女性の顔アップやスタジオ全てが収まる光景、そして足元(まるで爪先のパンストの切替し部分まで映る位の位置)からボディ、胸元、うなじ、目、口元など、まるで前身を嘗め回すかの様な巧みなカメラワークでパンされるのが特徴。その女性はごく普通にテレビ、映画に出るタレントは出演せず、女優・アナウンサーの卵、ストリッパー、AV女優などが多く出演する。<BR><BR>
ちなみに[[薮本雅子]]([[日本テレビ]]入社前の早稲田大時代)も出演した。


また、毎回実施されていたわけではなかったが、後半枠の導入部では男性インタビュアーがその回の朗読担当者に対し行う[[インタビュー]]も併せて放送されていた。これは、[[アダルトビデオ]]のオープニングのように朗読担当者だけを映し、男性インタビュアーがカメラの視野外から彼女と1分間とりとめのない会話や質問をするというものだった。その間、まるで朗読担当者の全身を嘗め回すかのような巧みな[[カメラワーク]]で[[パン (撮影技法)|パン]]していくのが特徴的だった。同時に、朗読担当者のプロフィールが[[スーパーインポーズ (映像編集)|テロップ]]で表示された。


== 出演者 ==
本の朗読を担当していた女性は、[[テレビ番組]]や映画などで日常的に目にする[[タレント]]や[[俳優|女優]]ではなく、女優の卵や[[アナウンサー]]の卵、[[ストリップ (性風俗)|ストリッパー]]、[[AV女優]]などといった人物だった。[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]入社前で[[早稲田大学]]に通っていた頃の[[薮本雅子|藪本雅子]]もこの番組に出演したことがある。

== 放送局・放送時間 ==
フジテレビでは『[[JOCX-TV2]]』枠で毎週金曜28:30頃から放送。ネット局の東海テレビでは『[[スーパーナイト24]]』枠第4部(週によっては第3部)の番組として放送された。

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[[Category:テレビの朗読番組]]
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2020年10月10日 (土) 09:15時点における最新版

読切美人』(よみきりびじん)は、フジテレビ東海テレビの2局で放送された深夜番組である。フジテレビでは1987年10月から1988年9月まで放送された。

概要

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女性出演者が本を朗読する様子を、独自の演出を交えながら映していた番組である。照明を落し気味にし、淫靡な感じの装飾を施したスタジオの中で、女性が1人スタジオの中央に設置された椅子やバスタブ等のセットの中で朗読するというスタイルで番組は進行。番組の前半15分ではその当時のベストセラー書籍の朗読が、後半10分ではフランス書院などが出版する官能小説の朗読が行われた。

また、毎回実施されていたわけではなかったが、後半枠の導入部では男性インタビュアーがその回の朗読担当者に対し行うインタビューも併せて放送されていた。これは、アダルトビデオのオープニングのように朗読担当者だけを映し、男性インタビュアーがカメラの視野外から彼女と1分間とりとめのない会話や質問をするというものだった。その間、まるで朗読担当者の全身を嘗め回すかのような巧みなカメラワークパンしていくのが特徴的だった。同時に、朗読担当者のプロフィールがテロップで表示された。

出演者

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本の朗読を担当していた女性は、テレビ番組や映画などで日常的に目にするタレント女優ではなく、女優の卵やアナウンサーの卵、ストリッパーAV女優などといった人物だった。日本テレビ入社前で早稲田大学に通っていた頃の藪本雅子もこの番組に出演したことがある。

放送局・放送時間

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フジテレビでは『JOCX-TV2』枠で毎週金曜28:30頃から放送。ネット局の東海テレビでは『スーパーナイト24』枠第4部(週によっては第3部)の番組として放送された。