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[[618年]]([[武徳]]元年)、[[唐]]により隆山郡は陵州と改められた。[[742年]]([[天宝 (唐)|天宝]]元年)、陵州は仁寿郡と改称された。[[758年]]([[乾元 (唐)|乾元]]元年)、仁寿郡は陵州の称にもどされた。陵州は[[剣南道]]に属し、仁寿・始建・[[仁寿県|貴平]]・籍・[[井研県|井研]]の5県を管轄した<ref>『[[旧唐書]]』地理志四</ref>。 |
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== 宋代 == |
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[[1072年]]([[熙寧]]5年)、[[北宋]]により陵州は'''陵井監'''と改められた。[[1122年]]([[宣和]]4年)、陵井監は'''仙井監'''と改称された。[[1163年]]([[隆興]]元年)、[[南宋]]により仙井監は'''隆州'''と改められた。隆州は[[成都府路]]に属し、仁寿・貴平・籍・井研の4県と[[仁寿県|大安鎮]]を管轄した<ref>『[[宋史]]』地理志五</ref>。 |
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[[1283年]]([[至元 (元世祖)|至元]]20年)、[[元 (王朝)|元]]により隆州は廃止された。 |
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== 脚注 == |
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2020年11月20日 (金) 08:16時点における最新版
陵州(りょうしゅう)は、中国にかつて存在した州。南北朝時代から宋代にかけて、現在の四川省中部に設置された。
魏晋南北朝時代
[編集]557年(孝閔帝元年)、北周により剣南陵井に陵州が置かれた[1]。
隋代
[編集]隋初には、陵州は3郡7県を管轄した。583年(開皇3年)、隋が郡制を廃すると、陵州の属郡は廃止された。607年(大業3年)に州が廃止されて郡が置かれると、陵州は隆山郡と改称され、下部に4県を管轄した[2]。隋代の行政区分に関しては下表を参照。
隋代の行政区画変遷 | |||||
---|---|---|---|---|---|
区分 | 開皇元年 | 区分 | 大業3年 | ||
州 | 陵州 | 郡 | 隆山郡 | ||
郡 | 懐仁郡 | 和仁郡 | 隆山郡 | 県 | 仁寿県 始建県 貴平県 隆山県 |
県 | 普寧県 蒲亭県 | 貴平県 籍県 | 隆山県 江陽県 綿水県 |
唐代
[編集]618年(武徳元年)、唐により隆山郡は陵州と改められた。742年(天宝元年)、陵州は仁寿郡と改称された。758年(乾元元年)、仁寿郡は陵州の称にもどされた。陵州は剣南道に属し、仁寿・始建・貴平・籍・井研の5県を管轄した[3]。
宋代以降
[編集]1072年(熙寧5年)、北宋により陵州は陵井監と改められた。1122年(宣和4年)、陵井監は仙井監と改称された。1163年(隆興元年)、南宋により仙井監は隆州と改められた。隆州は成都府路に属し、仁寿・貴平・籍・井研の4県と大安鎮を管轄した[4]。