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「鮒飯」の版間の差分

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==特徴==
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[[File:Funameshi.JPG|thumb|鮒飯。「けんちん汁」の具材に鮒のミンチ肉を入れ雑炊仕立にしたものに近い]]
[[ギンブナ]]を三枚に下ろし、中骨を取り除き、硬い小骨が多いため身をよく[[包丁]]で叩いてミンチ状にし(時季には「フナミンチ」としてこの状態のものを売っている[[鮮魚店]]もある)、少量の油と[[醤油]]、[[みりん]]、[[砂糖]]、[[だし汁]]等で炒め煮したものを、ご飯にかけて食べる。なお、多くの場合は具材を加えて調理する(後述)。
[[ギンブナ]]を三枚に下ろし、中骨を取り除き、硬い小骨が多いため身をよく[[包丁]]で叩いてミンチ状にし(時季には「フナミンチ」としてこの状態のものを売っている[[鮮魚店]]もある)、少量の油と[[醤油]]、[[みりん]]、[[砂糖]]、[[だし汁]]等で炒め煮したものを、ご飯にかけて食べる。なお、多くの場合は具材を加えて調理する(後述)。


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*[[ギンブナ]]
*[[ギンブナ]]
*[[フナ]]
*[[フナ]]
*[[鯉こく]]
*[[鮒寿司]]
*[[鮒味噌]]
*[[鮒の子まぶし]]



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2020年12月28日 (月) 01:04時点における最新版

鮒飯(ふなめし)は岡山県郷土料理。主に冬季に食べられる。

特徴

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鮒飯。「けんちん汁」の具材に鮒のミンチ肉を入れ雑炊仕立にしたものに近い

ギンブナを三枚に下ろし、中骨を取り除き、硬い小骨が多いため身をよく包丁で叩いてミンチ状にし(時季には「フナミンチ」としてこの状態のものを売っている鮮魚店もある)、少量の油と醤油みりん砂糖だし汁等で炒め煮したものを、ご飯にかけて食べる。なお、多くの場合は具材を加えて調理する(後述)。

フナは他の川魚同様、またはそれ以上に泥臭いため、冬場にとった寒鮒を用いたり、綺麗な真水で餌をやらずに数週間放し、泥抜きをしたものを使う。

主な具材

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地域・状況によって具材は変わる。また、具材はフナのみものもある。

補足

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池波正太郎の時代小説作品『剣客商売』にも登場しているが、岡山と同様のものが江戸にもあったのかどうかは不明である。

関連項目

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