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== 来歴 ==
== 来歴 ==
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[[ナイジェリア]]人の両親が移住した[[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]]で生まれた。少年期はナイジェリアで暮らし、10歳で[[イングランド]]に移住した。青年期のマヌワは素行が悪く、[[ストリートファイト]]に明け暮れ、[[2002年]]にはオフィスビルに侵入し[[窃盗]]の罪で刑務所に1年収監された。[[2008年]]、格闘技経験は無かったが己の強さに自信があったため、28歳で[[ブラジリアン柔術]]、[[ムエタイ]]、[[ボクシング]]を始め、[[総合格闘技]]デビュー<ref>[http://www.sherdog.com/news/articles/Late-Bloomer-49977 Late Bloomer] SHERDOG 2013年2月12日</ref><ref name="UFC"/>。


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[[2009年]]5月9日、[[Ultimate Challenge MMA|UCMMA]]ライトヘビー級王座決定戦でライアン・ロビンソンと対戦し、パンチ連打でTKO勝ちを収め王座獲得に成功。以後、5度の王座防衛に成功した<ref>[https://mmatoz-ucmma.blogspot.com/p/light-heavyweight-champions.html Light Heavyweight: 186-205 lbs.] MMA to Z</ref>。


=== UFC ===
=== UFC ===
[[2012年]]9月29日、[[UFC]]初参戦となった[[UFC on Fuel TV 5]]でカイル・キングスバリーと対戦し、ドクターストップでTKO勝ちを収めた
[[2012年]]9月29日、[[UFC]]初参戦となった[[UFC on Fuel TV 5]]でカイル・キングスバリーと対戦し、2R終了時にドクターストップでTKO勝ち。


[[2014年]]3月8日、[[UFC Fight Night: Gustafsson vs. Manuwa]]でライトヘビー級ランキング1位の[[アレクサンダー・グスタフソン]]と対戦し、パウンドでTKO負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
[[2014年]]3月8日、[[UFC Fight Night: Gustafsson vs. Manuwa]]でライトヘビー級ランキング1位の[[アレクサンダー・グスタフソン]]と対戦し、パウンドで2RTKO負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。


[[2015年]]9月5日、[[UFC 191]]でライトヘビー級ランキング1位の[[アンソニー・ジョンソン (格闘家)|アンソニー・ジョンソン]]と対戦し、パウンドでKO負けを喫した
[[2015年]]9月5日、[[UFC 191]]でライトヘビー級ランキング1位の[[アンソニー・ジョンソン (格闘家)|アンソニー・ジョンソン]]と対戦し、右フックでダウンを奪われパウンドで2RKO負け。


[[2016年]]10月8日、[[UFC 204]]でライトヘビー級ランキング5位の[[オヴィンス・サンプルー]]と対戦し、左フックでKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
[[2016年]]10月8日、[[UFC 204]]でライトヘビー級ランキング5位の[[オヴィンス・サンプルー]]と対戦し、左フックで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。


[[2017年]]3月18日、[[UFC Fight Night: Manuwa vs. Anderson]]でライトヘビー級ランキング6位の[[コーリー・アンダーソン]]と対戦し、左フックでKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
[[2017年]]3月18日、[[UFC Fight Night: Manuwa vs. Anderson]]でライトヘビー級ランキング6位の[[コーリー・アンダーソン]]と対戦し、左フックで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。


2017年7月29日、[[UFC 214]]でライトヘビー級ランキング5位の[[ヴォルカン・オーズデミア]]と対戦し、1RKO負け。
2017年7月29日、[[UFC 214]]でライトヘビー級ランキング5位の[[ヴォルカン・オーズデミア]]と対戦し、左フックでダウンを奪われパウンドで1RKO負け。


[[2018年]]3月17日、[[UFC Fight Night: Werdum vs. Volkov]]でライトヘビー級ランキング11位の[[ヤン・ブラホヴィッチ]]と再戦し、0-3の判定負け。敗れはしたもののファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
[[2018年]]3月17日、[[UFC Fight Night: Werdum vs. Volkov]]でライトヘビー級ランキング11位の[[ヤン・ブラホヴィッチ]]と再戦し、0-3の判定負け。敗れはしたもののファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

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== 戦績 ==
== 戦績 ==
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2022年12月20日 (火) 16:28時点における版

ジミ・マヌワ
基本情報
本名 ババジミ・アビオラ・マヌワ
(Babajimi Abiola Manuwa)
通称 ポスター・ボーイ (Poster Boy)
国籍 イギリスの旗 イギリス
生年月日 (1980-02-18) 1980年2月18日(44歳)[1]
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サクラメント[1]
所属 Keddles Gym
ノヴァ・フォルサBJJ
身長 188cm
体重 93kg
リーチ 201cm
階級 ライトヘビー級
バックボーン キックボクシング
テーマ曲 Hail Mary
(2パック)
総合格闘技戦績
総試合数 23
勝ち 17
KO勝ち 15
一本勝ち 1
判定勝ち 1
敗け 6
テンプレートを表示

ジミ・マヌワJimi Manuwa男性1980年2月18日 - )は、イギリス総合格闘家アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント出身。イングランドロンドン在住。Keddles Gym/ノヴァ・フォルサBJJ所属。元UCMMAライトヘビー級王者。

来歴

ナイジェリア人の両親が移住したアメリカ合衆国カリフォルニア州で生まれた。少年期はナイジェリアで暮らし、10歳でイングランドに移住した。青年期のマヌワは素行が悪く、ストリートファイトに明け暮れ、2002年にはオフィスビルに侵入した窃盗の罪で刑務所に1年収監された。2008年、格闘技経験は無かったが己の強さに自信があったため、28歳でブラジリアン柔術ムエタイボクシングを始め、総合格闘技デビュー[2][1]

2009年5月9日、UCMMAライトヘビー級王座決定戦でライアン・ロビンソンと対戦し、パンチ連打でTKO勝ちを収め王座獲得に成功。以後、5度の王座防衛に成功した[3]

UFC

2012年9月29日、UFC初参戦となったUFC on Fuel TV 5でカイル・キングスバリーと対戦し、2R終了時にドクターストップでTKO勝ち。

2014年3月8日、UFC Fight Night: Gustafsson vs. Manuwaでライトヘビー級ランキング1位のアレクサンダー・グスタフソンと対戦し、パウンドで2RTKO負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年9月5日、UFC 191でライトヘビー級ランキング1位のアンソニー・ジョンソンと対戦し、右フックでダウンを奪われパウンドで2RKO負け。

2016年10月8日、UFC 204でライトヘビー級ランキング5位のオヴィンス・サンプルーと対戦し、左フックで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年3月18日、UFC Fight Night: Manuwa vs. Andersonでライトヘビー級ランキング6位のコーリー・アンダーソンと対戦し、左フックで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年7月29日、UFC 214でライトヘビー級ランキング5位のヴォルカン・オーズデミアと対戦し、左フックでダウンを奪われパウンドで1RKO負け。

2018年3月17日、UFC Fight Night: Werdum vs. Volkovでライトヘビー級ランキング11位のヤン・ブラホヴィッチと再戦し、0-3の判定負け。敗れはしたもののファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年6月1日、UFC Fight Night: Gustafsson vs. Smithアレクサンダル・ラキッチと対戦し、開始42秒に左ハイキックで失神KO負け。試合から2日後の6月3日に現役引退を発表した。

戦績

総合格闘技 戦績
23 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
17 15 1 1 0 0 0
6 5 0 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× アレクサンダル・ラキッチ 1R 0:47 KO(左ハイキック) UFC Fight Night: Gustafsson vs. Smith 2019年6月1日
× チアゴ・サントス 2R 0:41 KO(左フック) UFC 231: Holloway vs. Ortega 2018年12月8日
× ヤン・ブラホヴィッチ 5分3R終了 判定0-3 UFC Fight Night: Werdum vs. Volkov 2018年3月17日
× ヴォルカン・オーズデミア 1R 0:42 KO(パウンド) UFC 214: Cormier vs. Jones 2 2017年7月29日
コーリー・アンダーソン 1R 3:05 KO(左フック) UFC Fight Night: Manuwa vs. Anderson 2017年3月18日
オヴィンス・サンプルー 2R 2:38 KO(左フック) UFC 204: Bisping vs. Henderson 2 2016年10月8日
× アンソニー・ジョンソン 2R 0:28 KO(右フック→パウンド) UFC 191: Johnson vs. Dodson 2 2015年9月5日
ヤン・ブラホヴィッチ 5分3R終了 判定3-0 UFC Fight Night: Gonzaga vs. Cro Cop 2 2015年4月11日
× アレクサンダー・グスタフソン 2R 1:18 TKO(右アッパー→パウンド) UFC Fight Night: Gustafsson vs. Manuwa 2014年3月8日
ライアン・ジモー 2R 4:41 TKO(右脚の負傷) UFC Fight Night: Machida vs. Munoz 2013年10月26日
シリル・ディアバテ 1R終了時 TKO(棄権) UFC on Fuel TV 7: Barao vs. McDonald 2013年2月16日
カイル・キングスバリー 2R終了時 TKO(ドクターストップ) UFC on Fuel TV 5: Struve vs. Miocic 2012年9月29日
アントニー・レア 1R終了時 TKO(棄権) BAMMA 8: Manuwa vs. Rea 2011年12月10日
ニック・チャップマン 1R 2:14 TKO(膝蹴り) UCMMA 24: Hands of War
【UCMMAライトヘビー級タイトルマッチ】
2011年10月22日
バレンチノ・ペトレスク 1R 3:08 KO(パンチ) UCMMA 14: Invincible
【UCMMAライトヘビー級タイトルマッチ】
2010年8月7日
レザ・マーダヴィアン 1R 3:19 TKO(パンチ連打) UCMMA 12: Never Back Down
【UCMMAライトヘビー級タイトルマッチ】
2010年5月8日
ショーン・ロマス 1R 3:58 TKO(パンチ連打) UCMMA 9: Fighting for Heroes
【UCMMAライトヘビー級タイトルマッチ】
2009年12月5日
ルーク・ブライス 2R 4:22 KO(パンチ) UCMMA 6: Payback
【UCMMAライトヘビー級タイトルマッチ】
2009年8月22日
ライアン・ロビンソン 1R 2:03 TKO(パンチ連打) UCMMA 4: Relentless
【UCMMAライトヘビー級王座決定戦】
2009年5月9日
ジェイミー・ハーン 1R 1:49 ギロチンチョーク UCMMA 2: Unbreakable 2009年2月7日
クリス・グレイグ 2R 1:35 TKO(パンチ連打) UCMMA 1: Bad Breed 2008年12月6日
デイブ・リントウル 1R 3:10 TKO FX3: Fight Night 9 2008年9月13日
トム・キング 1R TKO(パンチ連打) Full Contact Fight Night 8 2008年7月26日

獲得タイトル

表彰

  • ブラジリアン柔術 紫帯
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)

脚注

  1. ^ a b c ジミ・マヌワ UFC公式サイト
  2. ^ Late Bloomer SHERDOG 2013年2月12日
  3. ^ Light Heavyweight: 186-205 lbs. MMA to Z

関連項目

外部リンク