コンテンツにスキップ

「油断大敵 (トムとジェリー)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m ボット: 言語間リンク 1 件をウィキデータ上の (d:Q5966439 に転記)
{{出典の明記}}貼り付け
 
(13人の利用者による、間の20版が非表示)
1行目: 1行目:
{{出典の明記|date=2022年12月25日 (日) 08:38 (UTC)}}
'''油断大敵'''(''I'm Just Wild About Jerry'' 1965年)は[[トムとジェリー]]の作品のひとつ。
'''油断大敵'''ゆだんたいてき、''I'm Just Wild About Jerry''、[[1965年]])は、『[[トムとジェリー]]の作品のひとつ。原題は、1920年代の有名な歌{{enlink|I'm Just Wild About Harry|i=on|p=off|s=off}}の[[言葉遊び]]である

{{ネタバレ}}


== 作品内容 ==
== 作品内容 ==
ジェリーといつもの追いかけっこを繰り広げていたトムだったが、踏み切りに出てしまい電車に度も轢かれる、郵便受け引っかかり尻尾が伸びる、ボウリング球に頭打ちぬかれる等、色々ついていない。
ジェリーといつもの追いかけっこを繰り広げていたトムだったが、踏み切りに飛びてしまい往復電車に2度も轢かれる、デパートに突入すれば入口のメールスロットに尻尾を引っ掛けてしまったり等、色々ついていない。おもちゃ売り場のラジコン消防車を操りジェリーを追い詰めてみせたかと思えば、巡り合わせの悪さによりボウリングの球が頭に直撃してしまう


その後、ジェリーをついに捕え(ジェリーは影分身を張っていたが、尻尾を引っ張られて叫んでしまい本物だとばれてしまう。)、それをピンポン球代わりに一人卓球で遊んでいたが、ハンマーで頭を打ちぬかれる、管に入れられ変形する、再び踏み切り上に投げ出される等、またまた踏んだりけったり。
その後、売り場のネズミ人形に紛れ込むジェリーをついに捕えそれをピンポン球代わりに一人卓球で遊び始めるが、すかさずジェリーが手にしたハンマーで頭を打ちぬかれる、[[気送]]に入れられ変形する、再び屋外線路へ投げ出される等、またまた踏んだりけったり。


これらは偏に、ジェリーに対する油断が生んだ産物である。
これらは偏に、一度上手くジェリーをやり込めた事よって生じたトム自身の油断が招いた産物である。


だが、3本目の電車はトムを轢かずに去っていった。それはジェリーがポイントを切り替えていたためである。優しジェリーは羽が生え天使姿になり、そのまま月夜を飛び去って行った・・・
だが、3本目の電車はトムを轢くことなくそのまま横切り去っていった。ジェリーがポイントを切り替えたためである。「[[天使]]」ような慈悲深を見せたジェリーは、トム無事を認めるとそのまま月夜を飛び去って行った。


== 登場キャラクター ==
== 関連事項 ==
* [[トムとジェリー]]
; トム
: いつものようにジェリーを追いかけ、度々追い詰めてみせるが自身の油断が災いし逆転の機会を逃してしまう。最後は路面電車に轢かれかけていたところをジェリーに助けられた。
* [[ジョセフ・バーベラ]]
* [[テックス・アヴェリー]]
; ェリー
: デパートへ逃げ込み、追いかけて来るトムをあの手この手でやり過ごす。最後はトムをデパートから屋外の線路まで追い出すが、路面電車のポイントを切り替えトムを救出した。
* [[ルドルフ・アイジング]]
; ラジコン消防車
* [[ドルーピー]]
: トムがジェリーを捕まえるために操った。先頭部(ボンネット)が顔のように描かれておりジェリーを食べようとする。だが、ジェリーが逃げた際に転がり落ちて来たボウリングの球に驚いて逃げ出した。
* [[メトロ・ゴールドウィン・メイヤー]]
* [[カートゥーン]]


{{トムとジェリーの短編作品 (チャック・ジョーンズ期)}}
{{トムとジェリーの短編作品 (チャック・ジョーンズ期)}}
{{DEFAULTSORT:ゆたんたいてき}}
{{movie-stub}}
{{movie-stub}}
{{Tv-stub}}
{{Tv-stub}}
{{DEFAULTSORT:ゆたんたいてき}}
[[Category:トムとジェリーの短編作品]]
[[Category:トムとジェリーの短編作品]]
[[Category:1965年のアニメ映画]]
[[Category:1965年のアニメ映画]]
[[Category:百貨店を舞台とした作品]]

2022年12月25日 (日) 08:38時点における最新版

油断大敵』(ゆだんたいてき、I'm Just Wild About Jerry1965年)は、『トムとジェリー』の作品のひとつ。原題は、1920年代の有名な歌I'm Just Wild About Harry言葉遊びである。

作品内容

[編集]

ジェリーといつもの追いかけっこを繰り広げていたトムだったが、踏み切りに飛び出してしまい往復電車に2度も轢かれる、デパートに突入すれば入口のメールスロットに尻尾を引っ掛けてしまったり等、色々ついていない。おもちゃ売り場のラジコン消防車を操りジェリーを追い詰めてみせたかと思えば、巡り合わせの悪さによりボウリングの球が頭に直撃してしまう。

その後、売り場のネズミ人形に紛れ込むジェリーをついに捕えそれをピンポン球代わりに「一人卓球」で遊び始めるが、すかさずジェリーが手にしたハンマーで頭を打ちぬかれる、気送管に入れられ変形する、再び屋外の線路へ投げ出される等、またまた踏んだりけったり。

これらは偏に、一度上手くジェリーをやり込めた事によって生じたトム自身の油断が招いた産物である。

だが、3本目の電車はトムを轢くことなくそのまま横切り去っていった。ジェリーがポイントを切り替えたためである。「天使」のような慈悲深さを見せたジェリーは、トムの無事を認めるとそのまま月夜を飛び去って行った。

登場キャラクター

[編集]
トム
いつものようにジェリーを追いかけ、度々追い詰めてみせるが自身の油断が災いし逆転の機会を逃してしまう。最後は路面電車に轢かれかけていたところをジェリーに助けられた。
ジェリー
デパートへ逃げ込み、追いかけて来るトムをあの手この手でやり過ごす。最後はトムをデパートから屋外の線路まで追い出すが、路面電車のポイントを切り替えトムを救出した。
ラジコン消防車
トムがジェリーを捕まえるために操った。先頭部(ボンネット)が顔のように描かれておりジェリーを食べようとする。だが、ジェリーが逃げた際に転がり落ちて来たボウリングの球に驚いて逃げ出した。