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'''廣野 嗣雄'''(ひろの つぐお)は、[[日本]]の[[オルガニスト]]。[[東京芸術大学]]名誉教授。日本オルガニスト協会会長
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== 略歴 ==
== 略歴 ==
1963年に東京芸術大学オルガン科を卒業。1966年 - 1969年[[ドイツ]]へ留学し、ヴェストファーレン教会音楽大学でドイツ教会音楽家(カントール)資格を取得した。後に「北ドイツ・オルガンアカデミー」で[[17世紀]]・[[18世紀]]の北ドイツ・オルガン音楽を研究した。
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帰国後、パイプオルガンの専門家としてソロ活動のほか、オーケストラとの共演やテレビ・ラジオへの出演などで幅広く活動。[[1975年]]には、[[池辺晋一郎]]作曲の「オルガンとオーケストラのための同質二像」の初演で[[NHK交響楽団]]と共演し、[[芸術祭 (文化庁)|文化庁芸術祭]]優秀賞を受賞した。また、国内外の国際オルガンコンクールの審査委員も務めている。
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相愛大学、大阪音楽大学非常勤講師、上野学園大学講師の後、助教授を歴任し、1989〜2007年東京芸術大学助教授、後に教授として後進の指導にあたる。現在は東京芸術大学名誉教授、日本オルガン研究会会員、日本オルガニスト協会会、キリスト教音楽院院長兼オルガン科講師(旧キリスト教音楽学校校長兼オルガン科講師)、日本基督教団本所緑星教会オルガニスト等を務めている。
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== 著作等 ==
== 著作等 ==
* 馬淵久夫・植田義子・菅哲也・廣野 嗣雄(編) 2004『日本のオルガンIII』 日本オルガニスト協会、2004年。
=== 著書 ===
* 廣野 嗣雄『オルガンのためのエッセイ』 全音楽譜出版社、2005年。
* 『日本のオルガンIII』 日本オルガニスト協会、2004年(馬淵久夫・植田義子・菅哲也との共編)。
* エーバーハルト・クラウス(著)、廣野 嗣雄・松原茂(訳) 『オルガンとその音楽-各国のオルガン風土をめぐって』 [[音楽之友社]]、1975年。
* ハンス・クロッツ(著)、廣野 嗣雄(訳) 『バッハのクラヴィーア・オルガン作品の装飾法-記号の意味と演奏法』 シンフォニア、1991年。


=== 監修 ===
==その他==
*[https://ci.nii.ac.jp/author/DA06151847 CiNii:廣野 嗣雄の著作]
* 『オルガンのためのエッセイ』 全音楽譜出版社、2005年。
*[https://cir.nii.ac.jp/crid/1580010136295297153 CiNii:廣野 嗣雄の論文著作]


=== 訳書 ===
== 脚注 ==
<references />
* エーバーハルト・クラウス 『オルガンとその音楽-各国のオルガン風土をめぐって』 音楽之友社、1975年(松原茂との共訳)
* ハンス・クロッツ 『バッハのクラヴィーア・オルガン作品の装飾法-記号の意味と演奏法』 シンフォニア、1991年。


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[[Category:存命人物]]
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2023年2月22日 (水) 17:45時点における最新版

廣野 嗣雄
生誕 ????????
出身地 日本の旗 日本
学歴 東京芸術大学
ジャンル クラシック音楽
職業 オルガニスト
担当楽器 オルガン

廣野 嗣雄(ひろの つぐお)は、日本オルガニスト東京芸術大学名誉教授。

略歴

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1963年に東京芸術大学オルガン科を卒業。1966年から1969年までドイツへ留学し、ヴェストファーレン教会音楽大学でドイツ教会音楽家(カントール)資格を取得した。後に「北ドイツ・オルガンアカデミー」で17世紀18世紀の北ドイツ・オルガン音楽を研究した。

帰国後、パイプオルガンの専門家としてソロ活動のほか、オーケストラとの共演やテレビ・ラジオへの出演などで幅広く活動。1975年には、池辺晋一郎作曲の「オルガンとオーケストラのための同質二像」の初演でNHK交響楽団と共演し、文化庁芸術祭優秀賞を受賞した。また、国内外の国際オルガンコンクールの審査委員も務めている。

相愛大学大阪音楽大学非常勤講師、上野学園大学講師の後、助教授を歴任し、1989〜2007年には東京芸術大学助教授、後に教授として後進の指導にあたる。現在は東京芸術大学名誉教授、日本オルガン研究会会員、日本オルガニスト協会会員、キリスト教音楽院院長(旧キリスト教音楽学校校長)、日本基督教団本所緑星教会オルガニスト等を務めている。

著作等

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  • 馬淵久夫・植田義子・菅哲也・廣野 嗣雄(編) 2004『日本のオルガンIII』 日本オルガニスト協会、2004年。
  • 廣野 嗣雄『オルガンのためのエッセイ』 全音楽譜出版社、2005年。
  • エーバーハルト・クラウス(著)、廣野 嗣雄・松原茂(訳) 『オルガンとその音楽-各国のオルガン風土をめぐって』 音楽之友社、1975年。
  • ハンス・クロッツ(著)、廣野 嗣雄(訳) 『バッハのクラヴィーア・オルガン作品の装飾法-記号の意味と演奏法』 シンフォニア、1991年。

その他

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脚注

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