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'''王 定六'''(おう ていろく)は、中国の[[小説]]で[[四大奇書]]の一つである『[[水滸伝]]』に出てくる登場人物。[[梁山泊]]第百四位の好漢で、地劣星の生まれ変わり。渾名は'''活閃婆'''(かっせんば)で、足の速さから稲妻の神という意味を持つこの名が付いた。
'''王 定六'''(おう ていろく)は、中国の[[小説]]で[[四大奇書]]の一つである『[[水滸伝]]』に出てくる登場人物。[[梁山泊]]第百四位の好漢で、地劣星の生まれ変わり。渾名は'''活閃婆'''(かっせんば)で、足の速さから稲妻の神という意味を持つこの名が付いた。


==生涯==
== 生涯 ==
建康府近くで父とともに居酒屋を営んでいたが、[[安道全]]を迎えに行く途中の[[張順]]が追剥の截江鬼の[[張旺]]と油中鰍の孫五に襲われて、立ち寄った居酒屋で出会い、張旺に対する報復を手伝い、父とともに張順と安道全に同行して梁山泊に加わる。梁山泊では北山酒店を担当して、情報収集にあたる。梁山泊の首領を決めるため[[宋江]]と[[盧俊義]]が東平府・東昌府を攻めた際に宋江陣営に加わり、宋江からの挑戦状を東平府へ届けた。[[王慶]]討伐では敵将・畢先を討ち取る手柄を立てた。方臘討伐の際に宣州攻めで毒矢に当たって戦死した。
建康府近くで父とともに居酒屋を営んでいたが、[[安道全]]を迎えに行く途中の[[張順]]が追剥の截江鬼の張旺と油中鰍の孫五に襲われて、立ち寄った居酒屋で出会い、張旺に対する報復を手伝い、父とともに張順と安道全に同行して梁山泊に加わる。梁山泊では北山酒店を担当して、情報収集にあたる。梁山泊の首領を決めるため[[宋江]]と[[盧俊義]]が東平府・東昌府を攻めた際に宋江陣営に加わり、宋江からの挑戦状を東平府へ届けた。[[王慶 (水滸伝)|王慶]]討伐では敵将・畢先を討ち取る手柄を立てた。[[方臘 (水滸伝)|方臘]]討伐の際に宣州攻めで毒矢に当たって戦死した。

==関連項目==
*[[水滸伝百八星一覧表]]



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[[Category:水滸伝の登場人物]]
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2023年3月23日 (木) 01:06時点における最新版

王定六

王 定六(おう ていろく)は、中国の小説四大奇書の一つである『水滸伝』に出てくる登場人物。梁山泊第百四位の好漢で、地劣星の生まれ変わり。渾名は活閃婆(かっせんば)で、足の速さから稲妻の神という意味を持つこの名が付いた。

生涯

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建康府近くで父とともに居酒屋を営んでいたが、安道全を迎えに行く途中の張順が、追剥の截江鬼の張旺と油中鰍の孫五に襲われて、立ち寄った居酒屋で出会い、張旺に対する報復を手伝い、父とともに張順と安道全に同行して梁山泊に加わる。梁山泊では北山酒店を担当して、情報収集にあたる。梁山泊の首領を決めるため、宋江盧俊義が東平府・東昌府を攻めた際に宋江陣営に加わり、宋江からの挑戦状を東平府へ届けた。王慶討伐では敵将・畢先を討ち取る手柄を立てた。方臘討伐の際に、宣州攻めで毒矢に当たって戦死した。