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「ゲパルト型フリゲート」の版間の差分

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|colspan=2|[[パルヒム型コルベット|133.1型 (小型対潜艦; パルヒム型)]]
|colspan=2|[[パルヒム型コルベット|133.1型 (小型対潜艦; パルヒム型)]]
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|次級||colspan=2|[[ステレグシュチイ級コルベット|20380型 (ステレグシュチイ級)]]
|次級||colspan=2|[[ステレグシュチイ級フリゲート|20380型 (ステレグシュチイ級)]]
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| style="white-space:nowrap; font-size:smaller" |就役期間||colspan=2|2002年 - 現在
| style="white-space:nowrap; font-size:smaller" |就役期間||colspan=2|2002年 - 現在
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|完成||colspan=2|4隻
|完成||colspan=2|6隻
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|建造中||colspan=2|1隻
|建造中止||colspan=2|1隻
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! colspan="3" style="color: white; height: 30px; background: navy;"| 要目
! colspan="3" style="color: white; height: 30px; background: navy;"| 性能諸元
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| style="white-space:nowrap;" rowspan=2|[[排水量]]
| style="white-space:nowrap;" rowspan=2|[[排水量]]
|colspan=2|基準：1,500 [[トン数|t]]
|colspan=2|基準：1,500[[トン数|t]]
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|colspan=2|満載：1,930t
|colspan=2|満載：1,930t
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|[[スクリュープロペラ]]||2軸
|[[スクリュープロペラ]]||2軸
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|速力||colspan=2|最大: 28 [[ノット|kt]]
|速力||colspan=2|最大28[[ノット|kt]]
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| style="white-space:nowrap; font-size:smaller" |航続距離||colspan=2|4,000[[海里|nmi]] / 10kt
| style="white-space:nowrap; font-size:smaller" |航続距離||colspan=2|4,000[[海里|nmi]] / 10kt
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|533mm連装[[魚雷発射管]]||2基
|533mm連装[[魚雷発射管]]||2基
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|colspan=2|[[機雷]]12～20個
|colspan=2|[[機雷]]12 - 20個
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|[[艦載機]]||[[Ka-27 (航空機)|Ka-27]]/[[Ka-31 (航空機)|31]][[対潜哨戒機#哨戒ヘリコプター|哨戒ヘリコプター]]||1機
|[[艦載機]]||[[Ka-27 (航空機)|Ka-27]]/[[Ka-31 (航空機)|31]][[対潜哨戒機#哨戒ヘリコプター|哨戒ヘリコプター]]||1機
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|ガルプン 対水上捜索・[[艦対艦ミサイル|SSM]]射撃指揮用||1基
|ガルプン 対水上捜索・[[艦対艦ミサイル|SSM]]射撃指揮用||1基
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|MR-123 機銃[[射撃管制装置#射撃指揮システム（海洋戦における射撃管制装置）|射撃指揮]]用||1基
|MR-123 機銃[[射撃統制システム#水上艦搭載FCS|射撃指揮]]用||1基
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|MPZ-301 短SAM射撃指揮用||1基
|MPZ-301 短SAM射撃指揮用||1基
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'''ゲパルト型フリゲート'''（-かたふりげーと、{{Lang-en|Gepard-class frigate}}）は、[[ロシア海軍]]の[[警備艦]]の艦級に対して付与された[[NATOコードネーム]]。ロシア海軍での正式名は'''11661型警備艦'''（''{{lang|ru|Сторожевые корабли проекта 11661}}''）<ref name="Wertheim2013">{{Cite book|author=[[:en:Eric Wertheim|Eric Wertheim]]|title= [[:en:Combat Fleets of the World|The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition]]|year= 2013|publisher=[[:en:United States Naval Institute|Naval Institute Press]]|isbn=978-1591149545|page=595}}</ref>。
'''ゲパルト型フリゲート'''（ゲパルトがたフリゲート、{{Lang-en|Gepard-class frigate}}）は、[[ロシア海軍]]の[[警備艦]]の艦級に対して付与された[[NATOコードネーム]]。ロシア海軍での正式名は'''11661型警備艦'''（''{{lang|ru|Сторожевые корабли проекта 11661}}''）<ref name="Wertheim2013">{{Cite book|author=[[:en:Eric Wertheim|Eric Wertheim]]|title= [[:en:Combat Fleets of the World|The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition]]|year= 2013|publisher=[[:en:United States Naval Institute|Naval Institute Press]]|isbn=978-1591149545|page=595}}</ref>。


== 来歴 ==
== 来歴 ==
本型は、[[1980年代]]に開発された11610型小型対潜艦に起源を有する<ref name="Polutov2007">{{Cite journal|和書|author=Polutov Andrey V.|year=2007|month=6|title=再生図るロシア海軍-その現況と今後 (特集・再生図るロシア海軍)|journal=世界の艦船|issue=675|pages=75-81|publisher=海人社|naid=40015458628}}</ref>。これは1988年5月に起工されたものの、性能不足が指摘されたことから、11月に建造中止となった。その後、[[グリシャ型コルベット|1124型（グリシャ型）]]の後継として、改良型の11611型が開発され、インド海軍向けとして、1993年・1994年に1隻ずつが起工された。しかしこちらも性能不足が指摘され、インド海軍が引き取りを拒否したことから、ロシア海軍が引き取って、[[カスピ小艦隊]]に配備した<ref name="岡部2007">{{Cite journal|和書|author=[[岡部いさく]]|year=2007|month=6|title=ロシア艦艇最新事情 (特集・再生図るロシア海軍)|journal=世界の艦船|issue=675|pages=82-89|publisher=海人社|naid=40015458629}}</ref>。
本型は、[[1980年代]]に開発された11660型小型対潜艦に起源を有する<ref name="Polutov2007">{{Cite journal|和書|author=Polutov Andrey V.|year=2007|month=6|title=再生図るロシア海軍-その現況と今後 (特集・再生図るロシア海軍)|journal=世界の艦船|issue=675|pages=75-81|publisher=海人社|naid=40015458628}}</ref>。これは1988年5月に起工されたものの、性能不足が指摘されたことから、11月に建造中止となった。
その後、[[グリシャ型コルベット|1124型（グリシャ型）]]の後継として、改良型の11661型が開発され、[[インド海軍]]向けとして、1993年・1994年に1隻ずつが起工された。しかしこちらも性能不足が指摘され、インド海軍が引き取りを拒否したことから、ロシア海軍が引き取って、[[カスピ小艦隊]]に配備した<ref name="岡部2007">{{Cite journal|和書|author=[[岡部いさく]]|year=2007|month=6|title=ロシア艦艇最新事情 (特集・再生図るロシア海軍)|journal=世界の艦船|issue=675|pages=82-89|publisher=海人社|naid=40015458629}}</ref>。


== 設計 ==
== 設計 ==
本型は、満載排水量1,200トン程度の小型対潜艦である[[グリシャ型コルベット|1124型（グリシャ型）]]の後継として開発されたが、対潜哨戒能力の強化のため、艦型に比して大型のソナーを搭載した結果、満載排水量にして2,000トン近くまで大型化することとなった<ref name="SoW2015">{{Cite journal|和書|author=小泉悠|coauthors=小林義秀、加川嬴介|year=2015|month=06|title=写真特集 今日のロシア軍艦|journal=世界の艦船|issue=817|pages=21-55|publisher=海人社|naid=40020458457}}</ref>。船体および上部構造物の大部分は鋼製だが、上部構造物の一部にはアルミ-[[マグネシウム合金]]も用いられている。なお、安定化のため[[フィンスタビライザー]]が搭載された<ref name="Wertheim2013"/>。
本型は、満載排水量1,200トン程度の小型対潜艦である[[グリシャ型コルベット|1124型（グリシャ型）]]の後継として開発されたが、対潜哨戒能力の強化のため、艦型に比して大型のソナーを搭載した結果、満載排水量にして2,000トン近くまで大型化することとなった<ref name="SoW2015">{{Cite journal|和書|author=小泉悠|coauthors=小林義秀、加川嬴介|year=2015|month=06|title=写真特集 今日のロシア軍艦|journal=世界の艦船|issue=817|pages=21-55|publisher=海人社|naid=40020458457}}</ref>。船体および上部構造物の大部分は鋼製だが、上部構造物の一部にはアルミ-[[マグネシウム合金]]も用いられている。なお、安定化のため[[フィンスタビライザー]]が搭載された<ref name="Wertheim2013"/>。


艦容としては、コニ型において76.2mm連装砲1基が配置されていた前甲板に[[RBU-6000]][[対潜迫撃砲]]、その後方、上部構造物の前端一段上がった所に[[AK-176 (両用砲)|AK-176 76.2mm単装速射砲]]、三段式に主砲の上部に視界が来るよう[[AK-630]] 30mm[[CIWS]]、船体一杯に拡張された船首楼型艦橋、艦橋上にマストとドラムチルト、レーダーレドーム2基、後方に煙突が続き、船体上左右両側に[[Kh-35 (ミサイル)|3M24]][[艦対艦ミサイル]]が装備されている。また竣工が1番艦の10年遅れとなった2番艦では、主兵装は長射程の[[クラブ (ミサイル)|カリブルNK]][[巡航ミサイル]]に変更された<ref name="SoW2015"/>。
艦容としては、コニ型において76.2mm連装砲1基が配置されていた前甲板に[[RBU-6000]][[対潜迫撃砲]]、その後方、上部構造物の前端一段上がった所に[[AK-176 (両用砲)|AK-176 76.2mm単装速射砲]]、三段式に主砲の上部に視界が来るよう[[AK-630]] 30mm[[CIWS]]、船体一杯に拡張された船首楼型艦橋、艦橋上にマストとドラムチルト、[[レーダー]][[レドーム]]2基、後方に煙突が続き、船体上左右両側に[[Kh-35 (ミサイル)|3M24]][[艦対艦ミサイル]]が装備されている。また竣工が1番艦の10年遅れとなった2番艦では、主兵装は長射程の[[クラブ (ミサイル)|カリブルNK]][[巡航ミサイル]]に変更された<ref name="SoW2015"/>。


文鎮状の上部構造物が船尾1/5まで続き、煙突から少し後部の一段高い所にもう1基のAK-630 30mmCIWSが装備され、1段下がった構造物後端に[[4K33 オサーM]] (SA-N-4) [[艦対空ミサイル#個艦防空ミサイル|個艦防空ミサイル]]が装備され、艦尾に[[可変深度ソナー]]が装備されている。
文鎮状の上部構造物が船尾1/5まで続き、煙突から少し後部の一段高い所にもう1基のAK-630 30mmCIWSが装備され、1段下がった構造物後端に[[4K33 オサーM]] (SA-N-4) [[艦対空ミサイル#個艦防空ミサイル|個艦防空ミサイル]]が装備され、艦尾に[[可変深度ソナー]]が装備されている。
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本型は、海外輸出を視野に入れて多くの派生型が設計されており、5タイプに大別される<ref name="Wertheim2013"/>。
本型は、海外輸出を視野に入れて多くの派生型が設計されており、5タイプに大別される<ref name="Wertheim2013"/>。
; -1 型
; -1 型
: 艦尾にヘリコプター用の[[飛行甲板]]を新設、ただし[[ハンガー (航空)|ハンガー]]は無し。代償として[[可変深度ソナー]]を撤去。
: 艦尾に[[ヘリコプター甲板]]を新設、ただし[[格納庫|ハンガー]]は無し。代償として[[可変深度ソナー]]を撤去。
; -2 型
; -2 型
: 艦尾にヘリコプター用[[飛行甲板]]と[[ハンガー (航空)|ハンガー]]を新設。代償として[[可変深度ソナー]]と[[4K33 オサーM]][[艦対空ミサイル#個艦防空ミサイル|個艦防空ミサイル]]を撤去。
: 艦尾にヘリコプター甲板とハンガーを新設。代償として可変深度ソナーと[[4K33 オサーM]][[艦対空ミサイル#個艦防空ミサイル|個艦防空ミサイル]]を撤去。
; -3 型
; -3 型
: 喫水を13.8mに広げた事により満載排水量は2100トンに増加。前部の[[AK-630]] 30mm[[CIWS]]を複合式の[[コールチク]]CIWSに換装。<br> 艦尾にヘリコプター用[[飛行甲板]]と[[ハンガー (航空)|ハンガー]]を新設。代償として[[可変深度ソナー]]と[[4K33 オサーM]][[艦対空ミサイル#個艦防空ミサイル|個艦防空ミサイル]]を撤去。
: 喫水を13.8mに広げた事により満載排水量は2,100トンに増加。前部の[[AK-630]] 30mm[[CIWS]]を複合式の[[コールチク]]CIWSに換装。
: 艦尾にヘリコプター甲板とハンガーを新設。代償として可変深度ソナーと[[4K33 オサーM]][[艦対空ミサイル#個艦防空ミサイル|個艦防空ミサイル]]を撤去。
: ベトナムが採用した3.9型はコールチクに替えてパルマCIWSに換装している<ref>[https://web.archive.org/web/20140503071335/http://www.janes.com/article/36958/vietnam-to-arm-new-gepard-class-frigates-with-palma-ciws? Vietnam to arm new Gepard-class frigates with Palma CIWS]</ref>。
; -4 型
; -4 型
: 非武装バージョン、調査・救助パトロール船。
: 非武装バージョン、調査・救助パトロール船。
; -5 型
; -5 型
: 艦尾にヘリコプター用の[[飛行甲板]]を新設、ただし[[ハンガー (航空)|ハンガー]]は無し。ガスタービン2基を8000馬力ディーゼルに換装し、航続距離が10ノット時で{{Convert|6000|nmi|km}}に増加、代りに最高速度は23ノットに減少。
: 艦尾にヘリコプター甲板を新設、ただしハンガーは無し。
: ガスタービン2基を8,000馬力ディーゼルに換装し、航続距離が10ノット時で{{Convert|6000|nmi|km}}に増加、代りに最高速度は23ノットに減少。


== 運用 ==
== 運用 ==
;ロシア
⚫
[[File:Ships in kronshtadt.jpg|right|200px|thumb|クロンシュタットで建造中の「ディン・ティエン・ホアン」]]
ネームシップは最初Ястреб (鷹) と命名予定だったのが、恐らく資金不足から建造された造船所の連邦内共和国の名前を取って最終的にТатарстан(Tartarstan)と命名された。2番艦はАльбатрос (アホウドリ)、改名後はДагестан ([[ダゲスタン共和国]]: カスピ海の配置先所属国)、3番艦はБуревестник (ブレヴェスニク、[[ウミツバメ亜科 (Sibley)|ウミツバメ亜科]]) と、当初の艦名は鳥関係が多かった。手ごろなサイズであり、3番艦の建造も検討されたが<ref name="Polutov2007"/>、これは断念された<ref name="Wertheim2013"/>。
ネームシップは最初「ヤーストレプ（Ястреб、鷹)」と命名予定だったのが、恐らく資金不足から建造された造船所の連邦内共和国の名前を取って最終的に「タタールスタン（Татарстан）」と命名された。2番艦も「アルバトロース（Альбатрос、[[アホウドリ]]）」と命名されたが、後にダゲスタン（Дагестан、[[ダゲスタン共和国]]: [[カスピ海]]の配置先所属国）に改名された。3番艦は「ブレヴェスニク（Буревестник、[[ウミツバメ亜科 (Sibley)|ウミツバメ亜科]]）と、当初の艦名は鳥関係が多かった。手ごろなサイズであり、3番艦の建造も検討されたが<ref name="Polutov2007"/>、これは断念された<ref name="Wertheim2013"/>。


⚫
[[2015年]]10月、[[シリア内戦]]で[[バッシャール・アル＝アサド|アサド]]政権側を支援するため、「ダゲスタン」率いる艦隊がカスピ海から[[巡航ミサイル]]を発射して反政権側の拠点を攻撃した<ref>{{Cite news|url=http://eng.mil.ru/en/news_page/country/more.htm?id=12059977@egNews|title=Russian Defence Ministry published a video on the Youtube-channel featuring a massive precision weapon strike at ISIS infrastructural facilities on the territory of Syria|publisher=ロシア国防省公式サイト}}</ref>。
その後、ベトナム海軍が、上記の3型を基にした3.9型を発注しており、2011年に2隻を就役させたのち、更に2隻を追加発注しており、これらも2016年には就役予定とされている<ref name="SoW2016">{{Cite journal|和書|author=|year=2016|month=3|title=写真特集 世界の新鋭水上戦闘艦|journal=世界の艦船|issue=832|pages=21-46|publisher=海人社|naid=40020720284}}</ref>。


;ベトナム
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[[2015年]]10月、[[シリア内戦]]でアサド政権側を支援するため、「ダゲスタン」率いる艦隊がカスピ海から[[巡航ミサイル]]を発射して反政権側の拠点を攻撃した<ref>{{Cite news|url=http://eng.mil.ru/en/news_page/country/more.htm?id=12059977@egNews|title=Russian Defence Ministry published a video on the Youtube-channel featuring a massive precision weapon strike at ISIS infrastructural facilities on the territory of Syria|publisher=ロシア国防省公式サイト}}</ref>。
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[[File:Ships in kronshtadt.jpg|left|200px|thumb|クロンシュタットで建造中の「ディン・ティエン・ホアン」]]
[[ベトナム海軍]]が、上記の3型を基にした3.9型を発注しており、2011年に2隻を就役させたのち、更に2隻を追加発注しており<ref name="SoW2016">{{Cite journal|和書|author=|year=2016|month=3|title=写真特集 世界の新鋭水上戦闘艦|journal=世界の艦船|issue=832|pages=21-46|publisher=海人社|naid=40020720284}}</ref>、2017年後半に引き渡される予定<ref>[https://ria.ru/defense_safety/20170219/1488318369.html Россия поставит Вьетнаму два фрегата "Гепард-3.9" в середине 2017 года - РИА Новости, 19.02.2017]</ref><ref>[http://www.militarynews.ru/story.asp?rid=1&nid=445320 Вторая пара фрегатов типа "Гепард-3.9" будет поставлена Вьетнаму до конца 2017 года]</ref>であったがこの2隻の就役は2018年となった。また2014年にも2隻が発注され合計6隻となっている<ref>{{cite web |url=http://english.vov.vn/Society/Vietnam-purchases-two-more-Russian-frigates/273682.vov |title=Vietnam purchases two more Russian frigates |work=VOV |date=27 February 2014 |accessdate=13 February 2018}}</ref>。
{{-}}

;スリランカ
2017年3月にロシアとスリランカは3.9型の購入で、ほぼ合意していると報じられた<ref>[https://ria.ru/defense_safety/20170324/1490751945.html Россия согласовала контракт со Шри-Ланкой на поставку кораблей "Гепард-3.9"]</ref>。7月にはゲパルト5.1を交渉中と{{仮リンク|連邦軍事技術協力|en|Federal Service of Military-Technical Cooperation (Russia)}}のスポークスマンが述べた。


{| class="wikitable" style="font-size: smaller"
{| class="wikitable" style="font-size: smaller"
|+ 同型艦一覧
|+ 同型艦一覧
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! 設計 || 建造番号 || 艦名 || 起工 || 竣工 || 備考
! 運用者　|| 設計 || 建造番号 || 艦名 || 起工 || 進水 || 就役 || 備考
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|rowspan=4|{{navy|RUS}}||11660号計画型||[[n/a]]|| [1-й корпус] ||1988年||colspan="3"|同年末に建造中止
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|11661号計画型||SKR-200||[[タタールスタン共和国|タタールスタン]]<br />''{{Lang|ru|Татарстан}}''||1990年<br />5月5日||1993年<br />7月1日||2003年<br />8月31日||「ヤーストレプ」（{{Lang|ru|''Ястреб''}}）から改名、<br />カスピ小艦隊旗艦。
|-
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|11661号計画型||SKR-201||[[ダゲスタン共和国|ダゲスタン]]<br />''{{Lang|ru|Дагестан}}''||1993年<br />5月||2011年<br />4月1日||2012年<br />11月28日<ref>[http://rusnavy.com/news/newsofday/index.php?ELEMENT_ID=16565 Caspian Flotilla Commissions New Corvette]</ref>||「アルバトロス」（''{{Lang|ru|Альбатрос}}''）から改名。
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|11661号計画型||SKR-202||ブレヴェスニク<br />''{{Lang|ru|Буревестник}}''||？||||||
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|rowspan=6|{{navy|VNM}}||3.9型||954<br />HQ-011||丁先皇（[[丁部領|ディン・ティエン・ホアン]]）<br />''{{Lang|vi|Đinh Tiên Hoàng}}''||2007年<br />7月10日||2009年<br />12月12日||2011年<br />3月23日||
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|11660号計画型||[[n/a]]|| [1-й корпус] ||1988年||colspan="2"|同年末に建造中止
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|3.9型||955<br />HQ-012||李太祖（[[李公蘊|リ・タイ・ト]]）<br />''{{Lang|vi|Lý Thái Tổ}}''||2007年<br />11月27日||2010年<br />3月16日||2011年<br />8月22日||
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|11661号計画型||SKR-200||[[タタールスタン共和国|タタールスタン]]<br />''{{Lang|ru|Татарстан}}''||1992年9月||2002年7月||「ヤーストレプ」（{{Lang|ru|''Ястреб''}}）から改名、<br />カスピ小艦隊旗艦。
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|3.9型||956<br />HQ-015||陳興道（[[陳興道|チャン・フン・ダオ]]）<br />''{{Lang|vi|Trần Hưng Đạo}}''||2013年<br />9月24日||2016年<br />4月27日||2018年<br />2月6日||
⚫
|11661号計画型||SKR-201||[[ダゲスタン共和国|ダゲスタン]]<br />''{{Lang|ru|Дагестан}}''||1993年5月||2012年11月28日<ref>http://rusnavy.com/news/newsofday/index.php?ELEMENT_ID=16565</ref>||「アルバトロス」（''{{Lang|ru|Альбатрос}}''）から改名。
|-
|-
|3.9型||957<br />HQ-016||光中（光中皇帝[[阮恵]]を指す）<br />''{{Lang|vi|Quang Trung}}''||2013年<br />9月24日||2016年<br />5月26日||2018年<br />2月6日||
⚫
|11661号計画型||SKR-202||[[ブレヴェスニク空港|ブレヴェスニク]]<br />''{{Lang|ru|Буревестник}}''||？||？||
|-
|-
|3.9型|| || || ||||||発注済み
⚫
|3.9型||954<br />HQ-011||[[丁部領|ディン・ティエン・ホアン]]<br />''{{Lang|vi|Đinh Tiên Hoàng}}''||2007年7月10日||2009年12月12日||ベトナム向けに建造、2011年3月に引き渡し
|-
|-
|3.9型|| || || ||||||発注済み
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|3.9型||955<br />HQ-381||[[李公蘊|リー・タイ・ト]]<br />''{{Lang|vi|Lý Thái Tổ}}''||2007年11月27日||2010年3月16日||ベトナム向けに建造、2011年8月に引き渡し
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|-
|}
|}
158行目: 177行目:
== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
{{Commons|Category:Gepard class frigate}}
{{Commons|Category:Gepard class frigate}}
*[http://web.archive.org/web/20120313140701/www.atrinaflot.narod.ru/2_mainclassships/06_skr_11660/0_11660.htm]ロシア語のページ、同型艦名は此処から、全体図
*[https://web.archive.org/web/20120313140701/www.atrinaflot.narod.ru/2_mainclassships/06_skr_11660/0_11660.htm]ロシア語のページ、同型艦名は此処から、全体図
*[http://ship.bsu.by/main.asp?id=102919]ロシア語のページ、各国の駆逐艦と分類
*[http://ship.bsu.by/main.asp?id=102919]ロシア語のページ、各国の駆逐艦と分類
*[http://warships.ru/Russia/Fighting_Ships/Anti_Submarine_Ships/1166_1.html]ロシア語のページ、大き目の全体図
*[http://warships.ru/Russia/Fighting_Ships/Anti_Submarine_Ships/1166_1.html]ロシア語のページ、大き目の全体図
172行目: 191行目:
{{DEFAULTSORT:けはるとかたふりけと}}
{{DEFAULTSORT:けはるとかたふりけと}}
[[Category:ソ連・ロシアの警備艦]]
[[Category:ソ連・ロシアの警備艦]]
[[Category:ベトナム海軍の艦船]]
[[Category:ベトナム人民海軍の艦船]]

2023年7月13日 (木) 02:22時点における最新版

ゲパルト型フリゲート

「タタールスタン」 (2012年撮影)
艦級概観
艦種 警備艦（コルベット/フリゲート）
所属  ロシア海軍カスピ小艦隊
 ベトナム人民海軍
前級 1159型 (コニ型)
1124型 (小型対潜艦; グリシャ型)
133.1型 (小型対潜艦; パルヒム型)
次級 20380型 (ステレグシュチイ級)
就役期間 2002年 - 現在
完成 6隻
建造中止 1隻
性能諸元
排水量 基準：1,500t
満載：1,930t
全長 102.14m
全幅 13.09m
吃水 5.3m
機関 CODOG方式
DS-71ガスタービンエンジン
(29,300 shp)		 2基
D-61ディーゼルエンジン
(8,000 bhp)		 1基
スクリュープロペラ 2軸
速力 最大28kt
航続距離 4,000nmi / 10kt
乗員 98 - 110名
兵装 AK-176 76.2mm単装速射砲 1基
AK-630 30mmCIWS 2基
オサーM短SAM連装発射機
(9K33ミサイル20発)		 1基
3M24 SSM 4連装発射筒 2基
RBU-6000 12連装対潜迫撃砲 1基
533mm連装魚雷発射管 2基
機雷12 - 20個
艦載機 Ka-27/31哨戒ヘリコプター 1機
C4I シグマ-E戦闘情報システム
レーダー MR-352 対空捜索用 1基
MR-312 航法用 1基
ガルプン 対水上捜索・SSM射撃指揮用 1基
MR-123 機銃射撃指揮用 1基
MPZ-301 短SAM射撃指揮用 1基
ソナー MGK-335EV-03 船底装備式
可変深度・曳航式
電子戦・
対抗手段 		ベル・シュラウド ESM装置 2基
ベル・スクオート ECM装置 2基
PK-16 16連装デコイ発射機 4基

ゲパルト型フリゲート（ゲパルトがたフリゲート、英語: Gepard-class frigate）は、ロシア海軍の警備艦の艦級に対して付与されたNATOコードネーム。ロシア海軍での正式名は11661型警備艦（Сторожевые корабли проекта 11661）[1]。

来歴

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本型は、1980年代に開発された11660型小型対潜艦に起源を有する[2]。これは1988年5月に起工されたものの、性能不足が指摘されたことから、11月に建造中止となった。

その後、1124型（グリシャ型）の後継として、改良型の11661型が開発され、インド海軍向けとして、1993年・1994年に1隻ずつが起工された。しかしこちらも性能不足が指摘され、インド海軍が引き取りを拒否したことから、ロシア海軍が引き取って、カスピ小艦隊に配備した[3]。

設計

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本型は、満載排水量1,200トン程度の小型対潜艦である1124型（グリシャ型）の後継として開発されたが、対潜哨戒能力の強化のため、艦型に比して大型のソナーを搭載した結果、満載排水量にして2,000トン近くまで大型化することとなった[4]。船体および上部構造物の大部分は鋼製だが、上部構造物の一部にはアルミ-マグネシウム合金も用いられている。なお、安定化のためフィンスタビライザーが搭載された[1]。

艦容としては、コニ型において76.2mm連装砲1基が配置されていた前甲板にRBU-6000対潜迫撃砲、その後方、上部構造物の前端一段上がった所にAK-176 76.2mm単装速射砲、三段式に主砲の上部に視界が来るようAK-630 30mmCIWS、船体一杯に拡張された船首楼型艦橋、艦橋上にマストとドラムチルト、レーダーレドーム2基、後方に煙突が続き、船体上左右両側に3M24艦対艦ミサイルが装備されている。また竣工が1番艦の10年遅れとなった2番艦では、主兵装は長射程のカリブルNK巡航ミサイルに変更された[4]。

文鎮状の上部構造物が船尾1/5まで続き、煙突から少し後部の一段高い所にもう1基のAK-630 30mmCIWSが装備され、1段下がった構造物後端に4K33 オサーM (SA-N-4) 個艦防空ミサイルが装備され、艦尾に可変深度ソナーが装備されている。

派生型

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本型は、海外輸出を視野に入れて多くの派生型が設計されており、5タイプに大別される[1]。

-1 型
艦尾にヘリコプター甲板を新設、ただしハンガーは無し。代償として可変深度ソナーを撤去。
-2 型
艦尾にヘリコプター甲板とハンガーを新設。代償として可変深度ソナーと4K33 オサーM個艦防空ミサイルを撤去。
-3 型
喫水を13.8mに広げた事により満載排水量は2,100トンに増加。前部のAK-630 30mmCIWSを複合式のコールチクCIWSに換装。
艦尾にヘリコプター甲板とハンガーを新設。代償として可変深度ソナーと4K33 オサーM個艦防空ミサイルを撤去。
ベトナムが採用した3.9型はコールチクに替えてパルマCIWSに換装している[5]。
-4 型
非武装バージョン、調査・救助パトロール船。
-5 型
艦尾にヘリコプター甲板を新設、ただしハンガーは無し。
ガスタービン2基を8,000馬力ディーゼルに換装し、航続距離が10ノット時で6,000海里 (11,000 km)に増加、代りに最高速度は23ノットに減少。

運用

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ロシア

ネームシップは最初「ヤーストレプ（Ястреб、鷹)」と命名予定だったのが、恐らく資金不足から建造された造船所の連邦内共和国の名前を取って最終的に「タタールスタン（Татарстан）」と命名された。2番艦も「アルバトロース（Альбатрос、アホウドリ）」と命名されたが、後にダゲスタン（Дагестан、ダゲスタン共和国: カスピ海の配置先所属国）に改名された。3番艦は「ブレヴェスニク（Буревестник、ウミツバメ亜科）と、当初の艦名は鳥関係が多かった。手ごろなサイズであり、3番艦の建造も検討されたが[2]、これは断念された[1]。

2015年10月、シリア内戦でアサド政権側を支援するため、「ダゲスタン」率いる艦隊がカスピ海から巡航ミサイルを発射して反政権側の拠点を攻撃した[6]。

ベトナム
クロンシュタットで建造中の「ディン・ティエン・ホアン」

ベトナム海軍が、上記の3型を基にした3.9型を発注しており、2011年に2隻を就役させたのち、更に2隻を追加発注しており[7]、2017年後半に引き渡される予定[8][9]であったがこの2隻の就役は2018年となった。また2014年にも2隻が発注され合計6隻となっている[10]。

スリランカ

2017年3月にロシアとスリランカは3.9型の購入で、ほぼ合意していると報じられた[11]。7月にはゲパルト5.1を交渉中と連邦軍事技術協力（英語版）のスポークスマンが述べた。

同型艦一覧
運用者　 設計 建造番号 艦名 起工 進水 就役 備考
 ロシア海軍 11660号計画型 n/a [1-й корпус] 1988年 同年末に建造中止
11661号計画型 SKR-200 タタールスタン
Татарстан		 1990年
5月5日		 1993年
7月1日		 2003年
8月31日		 「ヤーストレプ」（Ястреб）から改名、
カスピ小艦隊旗艦。
11661号計画型 SKR-201 ダゲスタン
Дагестан		 1993年
5月		 2011年
4月1日		 2012年
11月28日[12]		 「アルバトロス」（Альбатрос）から改名。
11661号計画型 SKR-202 ブレヴェスニク
Буревестник		 ？
 ベトナム人民海軍 3.9型 954
HQ-011		 丁先皇（ディン・ティエン・ホアン）
Đinh Tiên Hoàng		 2007年
7月10日		 2009年
12月12日		 2011年
3月23日
3.9型 955
HQ-012		 李太祖（リ・タイ・ト）
Lý Thái Tổ		 2007年
11月27日		 2010年
3月16日		 2011年
8月22日
3.9型 956
HQ-015		 陳興道（チャン・フン・ダオ）
Trần Hưng Đạo		 2013年
9月24日		 2016年
4月27日		 2018年
2月6日
3.9型 957
HQ-016		 光中（光中皇帝阮恵を指す）
Quang Trung		 2013年
9月24日		 2016年
5月26日		 2018年
2月6日
3.9型 発注済み
3.9型 発注済み

参考文献

[編集]
  1. ^ a b c d Eric Wertheim (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition. Naval Institute Press. p. 595. ISBN 978-1591149545 
  2. ^ a b Polutov Andrey V.「再生図るロシア海軍-その現況と今後 (特集・再生図るロシア海軍)」『世界の艦船』第675号、海人社、2007年6月、75-81頁、NAID 40015458628。 
  3. ^ 岡部いさく「ロシア艦艇最新事情 (特集・再生図るロシア海軍)」『世界の艦船』第675号、海人社、2007年6月、82-89頁、NAID 40015458629。 
  4. ^ a b 小泉悠、小林義秀、加川嬴介「写真特集 今日のロシア軍艦」『世界の艦船』第817号、海人社、2015年6月、21-55頁、NAID 40020458457。 
  5. ^ Vietnam to arm new Gepard-class frigates with Palma CIWS
  6. ^ “Russian Defence Ministry published a video on the Youtube-channel featuring a massive precision weapon strike at ISIS infrastructural facilities on the territory of Syria”. ロシア国防省公式サイト. http://eng.mil.ru/en/news_page/country/more.htm?id=12059977@egNews 
  7. ^ 「写真特集 世界の新鋭水上戦闘艦」『世界の艦船』第832号、海人社、2016年3月、21-46頁、NAID 40020720284。 
  8. ^ Россия поставит Вьетнаму два фрегата "Гепард-3.9" в середине 2017 года - РИА Новости, 19.02.2017
  9. ^ Вторая пара фрегатов типа "Гепард-3.9" будет поставлена Вьетнаму до конца 2017 года
  10. ^ “Vietnam purchases two more Russian frigates”. VOV (2014年2月27日). 2018年2月13日閲覧。
  11. ^ Россия согласовала контракт со Шри-Ланкой на поставку кораблей "Гепард-3.9"
  12. ^ Caspian Flotilla Commissions New Corvette
  • 「今日のロシア海軍」『世界の艦船』第548集、海人社、1999年2月。 

外部リンク

[編集]
ウィキメディア・コモンズには、ゲパルト型フリゲートに関連するメディアがあります。
  • [1]ロシア語のページ、同型艦名は此処から、全体図
  • [2]ロシア語のページ、各国の駆逐艦と分類
  • [3]ロシア語のページ、大き目の全体図
  • [4]英語のページ、各艦のリスト有り
  • [5] 英語のページ、性能表
  • [6] 英語のページ、ベトナム海軍写真集、Project 11660 KBO-200 Gepardとして完成想像図
  • [7] 英語のページ、完全同型艦名リスト
ロシア海軍 - ベトナム人民海軍
11660号計画型警備艦
11661号計画型警備艦
Гепард3.9型警備艦

前級 11540号計画型 - 次型 20380号計画型


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