コンテンツにスキップ

「大野武雄」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Tribot (会話 | 投稿記録)
m 曖昧さ回避ページ日本教育テレビへのリンクを解消、リンク先をテレビ朝日に変更(DisamAssist使用)
 
(10人の利用者による、間の11版が非表示)
1行目: 1行目:
{{存命人物の出典明記|date=2017年8月20日 (日) 00:27 (UTC)}}
'''大野 武雄'''(おおの たけお 1944年6月23日-)は、[[日本]]の映像作品を主に執筆している[[脚本家]]。[[東京都]]出身。
'''大野 武雄'''(おおの たけお、[[1944年]][[6月23日]]<ref name="怪人大画報">{{Harvnb|仮面ライダー怪人大画報|2016|p=183|loc=「仮面ライダー スタッフ・キャスト人名録 2016年版」}}</ref> - )は、[[日本]]の[[脚本家]]。映像作品を主に執筆している。[[東京都]]出身<ref name="怪人大画報" />。
==略歴==

シナリオ研究所にて[[白坂依志夫]]に師事し、大学在学中にドラマ『[[コメットさん]]』で脚本家デビュー。卒業後は銀行員、芸能プロダクションのデスクワークなどを経て、ローカルドラマ『[[部長刑事]]』を機に本格的に脚本業を再開し<ref>[[ラジオ日本]]『カフェ・ラ・テ』公式ブログエントリー http://jhosakkyo.exblog.jp/15980073/</ref>以来『[[特捜最前線]]』『[[西部警察]]』などをはじめとした刑事もの・ペンスなどを多数手掛ける。
==作風==
== 略歴 ==
{{要出典範囲|シナリオ研究所にて[[白坂依志夫]]に師事し|date=2017年8月}}、大学在学中にドラマ『[[コメットさん]]』で脚本家デビュー<ref name="怪人大画報" />大学卒業後は銀行員、芸能プロダクションのデスクワークなどを経て、関西ローカルの[[刑事ドラマ]]『[[部長刑事]]』を機に本格的に脚本業を再開し<ref>[http://jhosakkyo.exblog.jp/15980073/ #236&237は大野武雄さん : カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)]</ref><ref name="怪人大画報" />。以来『[[特捜最前線]]』『[[西部警察]]』『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』などのアクションテリ物を多数手掛ける<ref name="怪人大画報" />
1970年代~1980年代にかけて[[刑事ドラマ]]での登板が多く、同ジャンルには欠かせない存在の人であった。その作風はある理由で不幸な境遇に見舞われた人物の悲劇を非情かつ極限にまで描き、そのキャラクターを窮地に追い込むという作劇である。そのためレギュラー刑事の退場劇を任されることが多い。ハードアクションから人間ドラマ、サスペンスまで幅広くこなす。

== 作風 ==
{{独自研究|section=1|date=2017年8月20日 (日) 00:27 (UTC)}}
1970年代から1980年代にかけて[[刑事ドラマ]]での登板が多く、同ジャンルには欠かせない存在の1人であった。その作風はある理由で不幸な境遇に見舞われた人物の悲劇を非情かつ極限にまで描き、そのキャラクターを窮地に追い込むという作劇である。そのためレギュラー刑事の退場劇を任されることが多い。ハードアクションから人間ドラマ、サスペンスまで幅広くこなす。


== 脚本作品 ==
== 脚本作品 ==
=== テレビドラマ ===
=== テレビドラマ ===
*『連続アクチュアルドラマ[[部長刑事]]』([[ABCテレビ|朝日放送]])
*『連続アクチュアルドラマ[[部長刑事]]』([[朝日放送テレビ|朝日放送]])
*『[[コメットさん]]』(1968年、[[国際放映]]・[[TBSテレビ|TBS]])第79話中2本執筆
*『[[コメットさん]]』(1968年、[[国際放映]]・[[TBSテレビ|TBS]])
*『[[仮面ライダー]]』(1972年、[[MBSテレビ|毎日放送]]・[[東映]])第45話執筆
*『[[仮面ライダー]]』(1972年、[[MBSテレビ|毎日放送]]・[[東映]])
*『[[非情のライセンス]](第1シリーズ)』(1973年、東映・[[日本教育テレビ|NET]])全52話中2本執筆※いずれも[[多村映美]]との共同脚本
*『[[非情のライセンス]](第1シリーズ)』(1973年、東映・[[テレビ朝日|NET]])
*『[[へんしん!ポンポコ玉]]』(1973年、国際放映・TBS)第15話中?本執筆
*『[[へんしん!ポンポコ玉]]』(1973年、国際放映・TBS)
*『[[おしどり右京捕物車]]』(1974年、[[松竹]]・朝日放送)第23話執筆
*『[[おしどり右京捕物車]]』(1974年、[[松竹]]・朝日放送 )
*『[[夜明けの刑事]]』(1974 - 1977年、大映テレビ・TBS)全111話中2本執筆
*『[[夜明けの刑事]]』(1974 - 1977年、大映テレビ・TBS)
*『[[TOKYO DETECTIVE 二人の事件簿]]』(1975年、[[大映テレビ]]・朝日放送)全35話中6本執筆
*『[[TOKYO DETECTIVE 二人の事件簿]]』(1975年、[[大映テレビ]]・朝日放送)
*『[[傷だらけの天使]]』(1975年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]・[[東宝]]・[[渡辺企画]])第25話執筆
*『[[傷だらけの天使]]』(1975年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]・[[東宝]]・[[渡辺企画]])
*『[[仮面ライダーストロンガー]]』(1975年、毎日放送・東映)第36話執筆
*『[[仮面ライダーストロンガー]]』(1975年、毎日放送・東映)
*『[[新・二人の事件簿 暁に駆ける!]]』(1976 - 1977年、大映テレビ・朝日放送)全35話中2本執筆
*『[[新・二人の事件簿 暁に駆ける!]]』(1976 - 1977年、大映テレビ・朝日放送)
*『[[新・夜明けの刑事]]』(1977年、大映テレビ・TBS)
*『[[新・夜明けの刑事]]』(1977年、大映テレビ・TBS)
*『[[明日の刑事]]』(1977 - 1979年、大映テレビ・TBS)
*『[[明日の刑事]]』(1977 - 1979年、大映テレビ・TBS)
*『[[特捜最前線]]』(1977 - 1987年、テレビ朝日・東映)全509話中?本執筆
*『[[特捜最前線]]』(1977 - 1987年、テレビ朝日・東映)
*『[[大都会 PARTIII]]』(1978 - 1979年、[[石原プロモーション]]・日本テレビ)全49話中5本執筆
*『[[大都会 PARTIII]]』(1978 - 1979年、[[石原プロモーション]]・日本テレビ)
*『[[鉄道公安官 (テレビドラマ)|鉄道公安官]]』(1979 - 1980年、テレビ朝日・東映)全42話中5本執筆
*『[[鉄道公安官 (テレビドラマ)|鉄道公安官]]』(1979 - 1980年、テレビ朝日・東映)
*『[[西部警察 (PART1)|西部警察]]』(1979 - 1982年、石原プロモーション・テレビ朝日)全126話中20本執筆
*『[[西部警察 (PART1)|西部警察]]』(1979 - 1982年、石原プロモーション・テレビ朝日)
*『[[ドーベルマン刑事|爆走!ドーベルマン刑事]]』(1980年、テレビ朝日・東映)全22話中3本執筆
*『[[ドーベルマン刑事|爆走!ドーベルマン刑事]]』(1980年、テレビ朝日・東映)
*『[[走れ!熱血刑事]]』(1980 - 1981年、勝プロダクション・テレビ朝日)全26話中?本執筆
*『[[走れ!熱血刑事]]』(1980 - 1981年、勝プロダクション・テレビ朝日)
*『[[警視庁殺人課]]』(1981年、テレビ朝日・東映・藤映像コーポレーション)第22話執筆
*『[[警視庁殺人課]]』(1981年、テレビ朝日・東映・藤映像コーポレーション)
*『[[土曜ワイド劇場]]』
*『[[土曜ワイド劇場]]』
**『[[混浴露天風呂連続殺人]]シリーズ』(朝日放送・[[テレパック]])
**『[[混浴露天風呂連続殺人]]シリーズ』(朝日放送・[[テレパック]])
34行目: 38行目:
**『新・赤かぶ検事奮戦記9・郡上八幡盆踊り完全犯罪殺人・秘湯!濁河温泉で密会したカップルの謎』(1999年、ABC・松竹)
**『新・赤かぶ検事奮戦記9・郡上八幡盆踊り完全犯罪殺人・秘湯!濁河温泉で密会したカップルの謎』(1999年、ABC・松竹)
**『新・赤かぶ検事奮戦記11・紫式部があやつる連続殺人・下呂~高山~新平潟 飛騨の人形に秘められた女の運命はいかに!!』(2000年、ABC・松竹)
**『新・赤かぶ検事奮戦記11・紫式部があやつる連続殺人・下呂~高山~新平潟 飛騨の人形に秘められた女の運命はいかに!!』(2000年、ABC・松竹)
*『[[ザ・ハングマンII]]』(1982年、朝日放送・[[松竹芸能]])第5話執筆
*『[[ザ・ハングマンII]]』(1982年、朝日放送・[[松竹芸能]])
*『[[西部警察 PART-II]]』(1982 - 1983年、石原プロモーション・テレビ朝日)全40話中5本執筆
*『[[西部警察 PART-II]]』(1982 - 1983年、石原プロモーション・テレビ朝日)
*『[[西部警察 PART-III]]』(1983 - 1984年、石原プロモーション・テレビ朝日)全70話中7本執筆
*『[[西部警察 PART-III]]』(1983 - 1984年、石原プロモーション・テレビ朝日)
*『[[京都マル秘指令 ザ新選組]]』(1984年、松竹・朝日放送)第12話執筆
*『[[京都マル秘指令 ザ新選組]]』(1984年、松竹・朝日放送)
*『[[新ハングマン]]』(1983 - 1984年、朝日放送・松竹芸能)全26話中4本執筆
*『[[新ハングマン]]』(1983 - 1984年、朝日放送・松竹芸能)
*『[[ザ・ハングマン4]]』(1984年、朝日放送・松竹芸能)第14話執筆
*『[[ザ・ハングマン4]]』(1984年、朝日放送・松竹芸能)
*『[[ただいま絶好調!]]』(1985年、石原プロモーション・テレビ朝日)
*『[[ただいま絶好調!]]』(1985年、石原プロモーション・テレビ朝日)
*『[[ザ・ハングマンV]]』(1986年、朝日放送・松竹芸能)全27話中2本執筆
*『[[ザ・ハングマンV]]』(1986年、朝日放送・松竹芸能)
*『[[女ふたり捜査官]]』(1986 - 1987年、朝日放送・テレパック)全21話中?本執筆
*『[[女ふたり捜査官]]』(1986 - 1987年、朝日放送・テレパック)
*『[[大都会25時]]』(1987年、テレビ朝日・東映)全23話中3本執筆
*『[[大都会25時]]』(1987年、テレビ朝日・東映)
*『[[ザ・ハングマン6]]』(1987年、朝日放送・松竹芸能)第9話執筆
*『[[ザ・ハングマン6]]』(1987年、朝日放送・松竹芸能)
*『[[ハングマンGOGO]]』(1987年、朝日放送・松竹芸能)第4話執筆
*『[[ハングマンGOGO]]』(1987年、朝日放送・松竹芸能)
*『新・部長刑事 アーバンポリス24』(朝日放送)
*『新・部長刑事 アーバンポリス24』(朝日放送)
*『[[代表取締役刑事]]』(1990 - 1991年、石原プロモーション・テレビ朝日)全45話中8本執筆
*『[[代表取締役刑事]]』(1990 - 1991年、石原プロモーション・テレビ朝日)
*『[[愛しの刑事]]』(1992 - 1993年、石原プロモーション・テレビ朝日)全20話中2本執筆
*『[[愛しの刑事]]』(1992 - 1993年、石原プロモーション・テレビ朝日)
*『[[はだかの刑事]]』(1993年、日本テレビ・東映)全30話中2本執筆
*『[[はだかの刑事]]』(1993年、日本テレビ・東映)
*『[[水曜ミステリー9]]』
*『[[水曜ミステリー9]]』
**『[[神楽坂署生活安全課]] 迷刑事エイジ&ロク』(2005年、[[テレビ東京]]・[[BSジャパン]]・[[ニューウエーヴ]])
**『[[神楽坂署生活安全課]] 迷刑事エイジ&ロク』(2005年、[[テレビ東京]]・[[BSジャパン]]・[[ニューウエーヴ]])
55行目: 59行目:
=== テレビアニメ ===
=== テレビアニメ ===
*『[[まんが世界昔ばなし]]』(1976年、TBS・[[ダックスインターナショナル]])“おおのたけお”名義
*『[[まんが世界昔ばなし]]』(1976年、TBS・[[ダックスインターナショナル]])“おおのたけお”名義
*『[[キャッツ・アイ]]()』(1984年、日本テレビ・[[東京ムービー新社]])全36話中5本執筆
*『[[キャッツ・アイ]]1』(1984年、日本テレビ・[[東京ムービー新社]])
*『キャッツ・アイ()』(1984 - 1985年、日本テレビ・東京ムービー新社)全37話中8本執筆
*『キャッツ・アイ2』(1984 - 1985年、日本テレビ・東京ムービー新社)
*『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』(1998年 - 、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]・[[トムス・エンタテインメント]])2012年現在18本執筆
*『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』(1998年 - 、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]・[[トムス・エンタテインメント]]
*『[[人形草紙あやつり左近]]』(2000年、[[WOWOW]]・[[ビクターエンタテインメント]]・トムス・エンタテインメント)全26話中3本執筆
*『[[人形草紙あやつり左近]]』(2000年、[[WOWOW]]・[[ビクターエンタテインメント]]・トムス・エンタテインメント)


=== 映画 ===
=== 映画 ===
66行目: 70行目:
{{Reflist}}
{{Reflist}}


== 参考文献 ==
{{DEFAULTSORT:おおの たけお}}
* {{Cite book|和書|title=[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]別冊 仮面ライダー怪人大画報2016|date=2016-03-28|publisher=[[ホビージャパン]]|series=ホビージャパンMOOK|isbn=978-4-7986-1202-7|ref={{SfnRef|仮面ライダー怪人大画報|2016}}}}
[[Category:日本の脚本家]]

[[Category:1944年生]]
[[Category:存命人物]]
{{Writer-stub}}
{{Writer-stub}}
{{film-bio-stub}}
{{film-bio-stub}}
{{デフォルトソート:おおの たけお}}
[[Category:日本のテレビの脚本家]]
[[Category:日本の映画の脚本家]]
[[Category:アニメの脚本家]]
[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:1944年生]]
[[Category:存命人物]]

2023年8月15日 (火) 00:04時点における最新版

大野 武雄(おおの たけお、1944年6月23日[1] - )は、日本脚本家。映像作品を主に執筆している。東京都出身[1]

略歴

[編集]

シナリオ研究所にて白坂依志夫に師事し[要出典]、大学在学中にドラマ『コメットさん』で脚本家デビュー[1]。大学卒業後は銀行員、芸能プロダクションのデスクワークなどを経て、関西ローカルの刑事ドラマ部長刑事』を機に本格的に脚本業を再開した[2][1]。以来『特捜最前線』『西部警察』『名探偵コナン』などのアクション・ミステリ物を多数手掛ける[1]

作風

[編集]

1970年代から1980年代にかけて刑事ドラマでの登板が多く、同ジャンルには欠かせない存在の1人であった。その作風はある理由で不幸な境遇に見舞われた人物の悲劇を非情かつ極限にまで描き、そのキャラクターを窮地に追い込むという作劇である。そのため、レギュラー刑事の退場劇を任されることが多い。ハードアクションから人間ドラマ、サスペンスまで幅広くこなす。

脚本作品

[編集]

テレビドラマ

[編集]

テレビアニメ

[編集]

映画

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 仮面ライダー怪人大画報 2016, p. 183, 「仮面ライダー スタッフ・キャスト人名録 2016年版」
  2. ^ #236&237は大野武雄さん : カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)

参考文献

[編集]
  • 宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年3月28日。ISBN 978-4-7986-1202-7