「名鉄東部観光バス」の版間の差分
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
m →沿革: 赤リンクを除去 |
||
(14人の利用者による、間の25版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{出典の明記|date=2013年7月|ソートキー=バスめいてつとうふかんこうはす}} |
{{出典の明記|date=2013年7月|ソートキー=バスめいてつとうふかんこうはす}} |
||
{{基礎情報 会社 |
|||
[[画像:Meitetsu-tobukanko MR-1 marineroyal.jpg|thumb|250px|名鉄東部観光バスの貸切車「マリンロイヤル」(旧三河交通車)]] |
|||
|社名 = 名鉄東部観光バス株式会社 |
|||
[[画像:Meitetsu-tobukanko PA-MK27HM.jpg|thumb|250px|名鉄東部観光バス(サンライズバス)の一般路線バス]] |
|||
|英文社名 = MEITETSU TOHBU KANKO Co.,Ltd. |
|||
|ロゴ = |
|||
|画像 = [[ファイル:Meitetsu-Tobu-Kanko mikawa 200 ka 335.jpg|250px|豊田営業所所属車]] |
|||
|画像説明 = 名鉄東部観光バスの貸切車<br />豊田営業所所属車([[日野・セレガ#セレガR|日野・セレガR]]) |
|||
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |
|||
|機関設計 = |
|||
|市場情報 = |
|||
|略称 = |
|||
|国籍 = {{JPN}} |
|||
|本社郵便番号 = 444-0811 |
|||
|本社所在地 = [[愛知県]][[岡崎市]][[大西町 (岡崎市)|大西町]]字渕田19-1 |
|||
|本社緯度度 = |本社緯度分 = |本社緯度秒 = |本社N(北緯)及びS(南緯) = |
|||
|本社経度度 = |本社経度分 = |本社経度秒 = |本社E(東経)及びW(西経) = |
|||
|座標右上表示 = Yes |
|||
|本社地図国コード = |
|||
|本店郵便番号 = |
|||
|本店所在地 = |
|||
|本店緯度度 = |本店緯度分 = |本店緯度秒 = |本店N(北緯)及びS(南緯) = |
|||
|本店経度度 = |本店経度分 = |本店経度秒 = |本店E(東経)及びW(西経) = |
|||
|本店地図国コード = |
|||
|設立 = |
|||
|業種 = 陸運業 |
|||
|法人番号 = |
|||
|事業内容 = [[一般貸切旅客自動車運送事業]]<br />[[一般乗合旅客自動車運送事業]]<br />[[旅行業]] |
|||
|代表者 = [[代表取締役]] 望月弘隆<br />(名鉄バス[[取締役]]を兼任) |
|||
|資本金 = |
|||
|発行済株式総数 = |
|||
|売上高 = |
|||
|営業利益 = |
|||
|経常利益 = |
|||
|純利益 = |
|||
|純資産 = |
|||
|総資産 = |
|||
|従業員数 = |
|||
|支店舗数 = |
|||
|決算期 = |
|||
|会計監査人 = |
|||
|所有者 = |
|||
|主要株主 = |
|||
|主要部門 = |
|||
|主要子会社 = |
|||
|関係する人物 = |
|||
|外部リンク = |
|||
|特記事項 = [[2008年]][[7月1日]]、貸切バス部門は[[名鉄観光バス]](新)となり、[[乗合バス]]部門は[[名鉄バス東部]]へ継承。 |
|||
}} |
|||
'''名鉄東部観光バス株式会社'''(めいてつとうぶかんこうバス、英文社名:MEITETSU TOHBU KANKO Co.,Ltd. )は、かつて[[愛知県]][[岡崎市]][[大西町 (岡崎市)|大西町]]に所在した[[バス_(交通機関)|バス]]会社。[[貸切バス]]・[[乗合バス]]事業と[[旅行業]]を営んでいた。[[名鉄グループ]]のバス事業再編による[[合併 (企業)|合併]]で'''[[名鉄観光バス]]'''となった。 |
|||
[[観光バス]]車両による貸切バスの運行が主だったが、愛知県[[蒲郡市]]内(一部路線は[[豊橋駅]]前まで)を走る「サンライズバス」の運行、[[名鉄バス岡崎営業所]]管内の一部路線の[[管理の受委託 (バス)|運行管理受託]]、[[碧南駅]] - [[吉良吉田駅]] - [[愛知県立吉良高等学校|吉良高校]]間の「[[ふれんどバス]]」の運行管理受託などの[[路線バス]]運行、[[西尾駅]](一部は[[蒲郡駅]]前)と[[中部国際空港]]を結ぶ[[空港連絡バス]]の運行をしていた。 |
|||
'''名鉄東部観光バス株式会社'''(めいてつとうぶかんこうバス、英文表記:MEITETSU TOHBU KANKO Co.,Ltd.)は、[[バス_(交通機関)|バス]]運送と[[旅行業]]を事業としていた会社で、本社は、[[愛知県]][[岡崎市]]大西町にあった。 |
|||
なお、名鉄バス西尾営業所を引き継いだ「[[名鉄東部交通]]」は、[[西三河]]地方で[[タクシー]]・路線バス事業を営む会社で、当社とは別会社である。 |
|||
[[2008年]]([[平成]]20年)[[2月25日]]に路線バス地域運行会社「'''[[名鉄バス東部]]'''」を設立し、同年[[7月1日]]に観光バス部門が名鉄観光バス(旧・岐阜名鉄観光)、[[名古屋観光日急]]、[[名鉄西部観光バス]]と合併し「'''[[名鉄観光バス]]'''」となり、一般バス部門は'''名鉄バス東部'''の運行となった。 |
|||
== 歴史 == |
|||
[[観光バス]]車両による貸切バスの運行が主だったが、[[蒲郡市]]内(一部路線は[[豊橋駅]]前まで)を走る「サンライズバス」の運行、[[名鉄バス]]岡崎営業所管内の一部路線の運行管理の受託、[[碧南駅]] - [[吉良吉田駅]] - 吉良高校間の「[[ふれんどバス]]」の運行管理の受託などの[[路線バス]]の運行、[[西尾駅]](一部は[[蒲郡駅]]前)と[[中部国際空港]]を結ぶ空港バスの運行をしていた。 |
|||
{{See also|名鉄バス}} |
|||
ルーツは名鉄グループの'''岡崎観光自動車'''・'''三河交通'''・'''豊田観光'''の3社である。 |
|||
* 岡崎観光自動車は、名古屋鉄道の貸切バス部門を地域毎に分離する形で[[1953年]]に設立された。 |
|||
* 三河交通の前身である三河観光自動車は、中部観光自動車(現:[[鯱バス]])から継承する形で[[1960年]]に名鉄グループ入りした。[[名古屋観光]]の系列となっていて、名鉄から見ると[[孫会社]]であった。 |
|||
* 豊田観光は、[[トヨタ自動車]]などとの[[合弁事業|合弁]]で[[1967年]]に設立した貸切バス専業の会社であった。 |
|||
[[1990年]](平成2年)[[6月8日]] - '''サンライズバス'''を設立。同年[[10月1日]]、名鉄バス蒲郡営業所(名古屋鉄道蒲郡自動車営業所)をサンライズバスへ移管し、[[蒲郡市|蒲郡]]地区の乗合バス営業を担当することになる。これが[[名古屋鉄道]]のバス事業分社化の嚆矢となった。 |
|||
== 沿革 == |
|||
事業そのものの創立は[[1953年]]([[昭和]]28年)[[9月30日]]である |
|||
[[1999年]](平成11年)、名鉄グループのバス会社の再編が行われ、岡崎観光自動車と豊田観光が合併して'''名鉄東部観光バス'''となる。また同年、同じ蒲郡地区の三河観光自動車とサンライズバスが合併、'''三河交通'''として乗合・貸切兼業とした。三河交通の路線バスは「サンライズバス」の名称を残したまま営業を行った。 |
|||
* [[2003年]](平成15年)[[5月1日]] - 蒲郡市の三河交通を統合。 |
|||
* [[2008年]](平成20年)[[1月4日]] - 簡易株式交換により[[名古屋鉄道]]の完全子会社化。 |
|||
* [[2008年]](平成20年)[[2月25日]] - 「'''[[名鉄バス東部]]'''」設立。 |
|||
* [[2008年]](平成20年)[[7月1日]] - 観光バス部門は名鉄観光バス(旧・岐阜名鉄観光)、[[名古屋観光日急]]、[[名鉄西部観光バス]]と合併し「'''[[名鉄観光バス]]'''」となり、路線バス部門は'''名鉄バス東部'''の運行となった。 |
|||
さらに[[2003年]](平成15年)、名鉄東部観光バスが三河交通を合併し、乗合・貸切兼業となった。 |
|||
なお、名鉄バスの西尾営業所を引き継いだ「[[名鉄東部交通]]」は西三河地方でタクシー・路線バス事業をしている会社で当社とは別会社である。 |
|||
[[2008年]](平成20年)[[2月25日]]、乗合バスの地域運行会社として'''[[名鉄バス東部]]'''を設立。同年[[7月1日]]、名鉄東部観光バスの貸切部門が名鉄観光バス(旧・岐阜名鉄観光)、[[名古屋観光日急]]、[[名鉄西部観光バス]]と合併して'''[[名鉄観光バス]]'''となり、一般路線バスは'''名鉄バス東部'''の運行となった。 |
|||
== 概要 == |
|||
=== 代表者 === |
|||
* 望月 弘隆(代表取締役、名鉄バス取締役を兼任) |
|||
=== |
=== 沿革 === |
||
* [[1953年]]([[昭和]]28年)[[9月30日]] - 岡崎観光自動車が設立。これが事業そのものの創立である。 |
|||
* 本社営業所:[[愛知県]][[岡崎市]]大西町字渕田19-1 (〒444-0811) |
|||
* [[1999年]](平成11年)[[4月1日]] - [[名鉄グループ]]の岡崎観光自動車と豊田観光が合併して'''名鉄東部観光バス'''となる。 |
|||
* 豊田営業所:愛知県[[豊田市]]鴻ノ巣町1-8 (〒471-0836) |
|||
* [[2003年]](平成15年)[[5月1日]] - [[蒲郡市]]の[[三河交通]](旧・三河観光バス、旧・[[サンライズバス]])を統合する。 |
|||
* 蒲郡営業所:愛知県[[蒲郡市]]浜町77-2 (〒443-0036) |
|||
* [[2008年]](平成20年) |
|||
** [[1月4日]] - 簡易株式交換により[[名古屋鉄道]]の[[完全子会社]]となる。 |
|||
** [[2月25日]] - 名鉄バスの100%出資により、'''[[名鉄バス東部|名鉄バス東部株式会社]]'''を設立。 |
|||
** [[7月1日]] - 名鉄グループのバス事業再編により、貸切バス部門が名鉄観光バス(旧・岐阜名鉄観光)、[[名古屋観光日急]]、[[名鉄西部観光バス]]と合併して'''[[名鉄観光バス]]'''(新)となる。[[乗合バス]]部門は'''名鉄バス東部'''の運行となる。 |
|||
: ''以降の歴史については[[名鉄観光バス]]、[[名鉄バス東部]]を参照'' |
|||
== 営業所 == |
|||
== 車両(観光バス) == |
|||
* 本社営業所:[[愛知県]][[岡崎市]][[大西町 (岡崎市)|大西町]]字渕田19-1 |
|||
[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]と結び付きの強い印象のある名鉄バスグループであるが旧岡崎観光と旧豊田観光の両社は数年前より[[日野・セレガ]]も導入していた。 |
|||
* 豊田営業所:愛知県[[豊田市]]鴻ノ巣町1-8 |
|||
* 蒲郡営業所:愛知県[[蒲郡市]]浜町77-2 |
|||
== 路線バス == |
|||
旧三河交通であった蒲郡営業所はかつて旧名古屋観光、のちの[[名古屋観光日急]](現・[[名鉄観光バス]])の系列であったため両社間での車両の交換などがあり、三菱ふそうトラック・バス社の車両を導入していたのである。 |
|||
[[画像:Meitetsu-tobukanko PA-MK27HM.jpg|thumb|名鉄東部観光バス(サンライズバス)の一般路線車]] |
|||
蒲郡営業所併合後に3営業所間で車両が交換された。 |
|||
カラーリングはかつては旧・岡崎観光自動車時は現採用色である白地に花火をモチーフにしたカラーにオレンジの文字で『OKAZAKI KANKO』と丸文字で書かれていた。 |
|||
旧・三河交通時はクリーム色に『MIKAWA』の斜体文字のロゴが水色&赤色のラインの前に入っている。このカラーは旧・名古屋観光の |
|||
車両とラインのカラー(名古屋観光はラインが金色)と文字(名古屋観光『NAGOYA』)以外は共通していた。 |
|||
* このカラーの車両は新カラーに塗り替えられることなく、しばらくそのまま使用されていた。 |
|||
* その後岡崎・蒲郡営業所ともに統一され、蒲郡営業所の併合後の新造車より旧岡崎観光のカラーであった白地に花火をモチーフにしたカラーリングを採用した。 |
|||
豊田営業所の車両は白/赤の独自のカラーを採用し続け、後輪の後ろに『名鉄東部観光バス(豊田)』の名称を掲げていた。 |
|||
== 路線バス == |
|||
=== サンライズバス === |
=== サンライズバス === |
||
'''サンライズバス'''は[[1990年]]([[平成]]2年)に[[名古屋鉄道]]蒲郡営業所が分社化された際にできた名称である。[[1999年]](平成11年)[[4月1日]]、三河観光バスへの吸収合併(合併後の社名は「三河交通」)、三河交通の名鉄東部観光バスに営業譲渡を経ても、蒲郡市内を走るバスの愛称として残されていた。[[豊橋駅]]を発着する路線もある。名鉄バス乗車券類や[[トランパス (交通プリペイドカード)|トランパス]]は使用できなかった。 |
'''サンライズバス'''は[[1990年]]([[平成]]2年)に[[名古屋鉄道]]蒲郡営業所が分社化された際にできた名称である。[[1999年]](平成11年)[[4月1日]]、三河観光バスへの吸収合併(合併後の社名は「三河交通」)、三河交通の名鉄東部観光バスに営業譲渡を経ても、蒲郡市内を走るバスの愛称として残されていた。[[豊橋駅]]を発着する路線もある。名鉄バス乗車券類や[[トランパス (交通プリペイドカード)|トランパス]]は使用できなかった。 |
||
57行目: | 97行目: | ||
* 前芝じゅんかん線(豊橋駅前 - 前芝 - 前芝ポンプ場 - 前芝 - 豊橋駅前) |
* 前芝じゅんかん線(豊橋駅前 - 前芝 - 前芝ポンプ場 - 前芝 - 豊橋駅前) |
||
=== 名鉄バスからの受託 === |
=== 名鉄バスからの受託路線 === |
||
コミュニティバスを除 |
[[コミュニティバス]]を除き、トランパスが使用できた。 |
||
==== 本社営業所受託分 ==== |
==== 本社営業所受託分 ==== |
||
82行目: | 122行目: | ||
==== 豊田営業所受託分 ==== |
==== 豊田営業所受託分 ==== |
||
以前は豊田営業所管内のみ行われていたが、名鉄グループの観光バス事業再編に伴い、[[2008年]]([[平成]]20年)[[7月1日]]に[[名鉄観光バス]](旧・名鉄岐阜観光)、[[名古屋観光日急]]、[[名鉄西部観光バス]] |
以前は名鉄バス豊田営業所管内のみ行われていたが、名鉄グループの観光バス事業再編に伴い、[[2008年]]([[平成]]20年)[[7月1日]]に[[名鉄観光バス]](旧・名鉄岐阜観光)、[[名古屋観光日急]]、[[名鉄西部観光バス]]と合併し、新生[[名鉄観光バス]]となったために行われなくなった。 |
||
==== 名鉄バス知立営業所管内 ==== |
==== 名鉄バス知立営業所管内 ==== |
||
* [[知立団地]]循環線([[知立駅|知立]] - 知立団地 - 知立) |
* [[知立団地]]循環線([[知立駅|知立]] - 知立団地 - 知立) |
||
** この路線は時間帯によって経路が変わっていた。全区間廃止。[[知立市コミュニティバス]]が代替となる。 |
|||
** [[知立市コミュニティバス]]が代替となる。 |
|||
==== 名鉄バス豊田営業所管内 ==== |
==== 名鉄バス豊田営業所管内 ==== |
||
以前は主に名鉄バス豊田営業所と共同運行 |
以前は主に名鉄バス豊田営業所と[[共同運行]]していた。そのうち、名鉄バス矢並線・東山住宅線・九久平線・豊田東市内線は、名鉄東部観光バス豊田営業所が大半を運行していた。 |
||
; 名鉄バス |
; 名鉄バス |
||
114行目: | 154行目: | ||
** 以上が全停留所で、空港への往路10本、空港からの復路9本を[[知多乗合|知多バス]]と共同運行していた。名鉄東部観光バスは往復5本を受け持ち、そのうちの往復2本が蒲郡駅発着であった。中部国際空港へ鉄道アクセスでは大回りとなる西三河南部から、[[衣浦海底トンネル|衣浦トンネル]]や半田市内、[[セントレアライン]]を経由する空港特急バスだが、途中停留所相互間の乗降も可能であった。但し、先着順による[[座席定員制]]のため座席定員を超えての乗車は出来なかった。[[2005年]]([[平成]]17年)[[2月17日]]の中部国際空港の開港と同時に運行を開始したが、知多バスの共同運行便も含めて、[[2009年]](平成21年)[[4月1日]]付けで廃止された。トランパスや名鉄バスカードなどは使用できなかった。 |
** 以上が全停留所で、空港への往路10本、空港からの復路9本を[[知多乗合|知多バス]]と共同運行していた。名鉄東部観光バスは往復5本を受け持ち、そのうちの往復2本が蒲郡駅発着であった。中部国際空港へ鉄道アクセスでは大回りとなる西三河南部から、[[衣浦海底トンネル|衣浦トンネル]]や半田市内、[[セントレアライン]]を経由する空港特急バスだが、途中停留所相互間の乗降も可能であった。但し、先着順による[[座席定員制]]のため座席定員を超えての乗車は出来なかった。[[2005年]]([[平成]]17年)[[2月17日]]の中部国際空港の開港と同時に運行を開始したが、知多バスの共同運行便も含めて、[[2009年]](平成21年)[[4月1日]]付けで廃止された。トランパスや名鉄バスカードなどは使用できなかった。 |
||
=== 市町村からの受託 === |
=== 市町村からの受託路線 === |
||
; ふれんどバス |
; [[ふれんどバス]] |
||
* [[碧南駅]] - 毘沙門 - 平坂小南 - 平坂港前 - [[寺津八幡社|寺津神社]]前 - 刈宿 - [[愛知県立一色高等学校|一色高校]]西 - 大宝橋 - 松木島 - [[吉良吉田駅]] - [[愛知県立吉良高等学校|吉良高校]] |
* [[碧南駅]] - 毘沙門 - 平坂小南 - 平坂港前 - [[寺津八幡社|寺津神社]]前 - 刈宿 - [[愛知県立一色高等学校|一色高校]]西 - 大宝橋 - 松木島 - [[吉良吉田駅]] - [[愛知県立吉良高等学校|吉良高校]] |
||
** |
** [[名鉄バス東部]]へ引き継がれた。 |
||
{{Main|ふれんどバス}} |
|||
== 廃止路線 == |
=== 廃止路線 === |
||
* 市役所通線([[西浦駅]]前 - [[三 |
* 市役所通線([[西浦駅]]前 - [[三ケ根駅]]前 - [[蒲郡駅]]前 - [[蒲郡市民病院]]前 - [[三谷温泉]]前 - 丸山住宅) |
||
** 代替路線として翌日から蒲郡市民病院前 - 蒲郡駅前 - 三河三谷駅前 - 丸山住宅を結ぶ病院丸山線を新設した。 |
** [[2008年]](平成20年)[[3月31日]]廃止。代替路線として翌日から蒲郡市民病院前 - 蒲郡駅前 - 三河三谷駅前 - 丸山住宅を結ぶ病院丸山線を新設した。 |
||
== |
=== 定期観光バス === |
||
[[1990年代]]頃までは、[[豊橋駅]]発着の[[定期観光バス]]も運行していた<ref name="JTB1992">これら[[定期観光バス]]は[[JTB]]『[[時刻表]]』[[1992年]](平成4年)3月号掲載のコースで、いずれも冬期は運休。</ref>。 |
|||
サンライズバス・ふれんどバス共に[[三菱ふそうトラック・バス]]社製の車両を使っている。 |
|||
* [[三河湾]]周遊コース<ref name="JTB1992" /> |
|||
** 午前中に豊橋駅を出て[[竹島水族館]]や[[三ヶ根山|三ヶ根展望台]]、[[沖島_(愛知県)|さるが島]]などを巡り夕方に[[西浦温泉]]、[[形原温泉]]、[[三谷温泉]]着。逆に朝に三谷温泉を出て西浦温泉や観光地を巡り午後に豊橋駅へ到着する便もあった。さるが島や三ヶ根には[[名鉄グループ]]の施設があった。 |
|||
* そのほか、[[西浦温泉]]・[[三谷温泉]]から[[豊川稲荷]]を経由して豊橋駅へ向かう便、豊橋駅から温泉直行の便もあった<ref name="JTB1992" />。 |
|||
== 車両 == |
|||
カラーリングは事業者がサンライズバス(のちの三河交通)が日の出をモチーフとしたものであった。 |
|||
=== 貸切車 === |
|||
[[ファイル:Meitetsu-Tobu-Kanko mikawa 22 u 1909.jpg|thumb|旧岡崎観光の車両]] |
|||
[[ファイル:Meitetsu-tobukanko MR-1 marineroyal.jpg|thumb|旧三河交通の車両<br />貸切車「マリンロイヤル」]] |
|||
[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]と結び付きの強い印象のある名鉄バスグループであるが、旧豊田観光がトヨタとの合弁だったこともあり、旧豊田観光にはトヨタグループの[[日野自動車]]製車両の導入があった。その後も岡崎営業所と豊田営業所には[[日野・セレガ]]が導入されていた。 |
|||
名鉄東部観光バスに統合後に導入された車両は観光バスに準じて旧岡崎観光バスのカラーである白地に花火をモチーフにしたカラーリングを採用していた。 |
|||
旧三河交通であった蒲郡営業所は、かつて旧名古屋観光(のちの[[名古屋観光日急]]、現・[[名鉄観光バス]])の系列だったため、両社間での車両の交換などがあり、三菱ふそうトラック・バス社の車両を導入していた。 |
|||
三河交通時代に導入された[[ノンステップバス]]も同様のカラーリングに変更された。 |
|||
蒲郡営業所の併合後に、3営業所間で車両が交換された。 |
|||
名鉄バス受託路線の車両は名鉄バスの車両をそのまま使用していた。 |
|||
==== カラーリング ==== |
|||
旧・岡崎観光自動車では、現採用色である白地に[[花火]]をモチーフにしたカラーに「OKAZAKI KANKO」とオレンジの丸文字で書かれていた。 |
|||
旧・三河交通では、クリーム色に「MIKAWA」の斜体文字のロゴが水色と赤色のラインの前に入っている。このカラーは旧・名古屋観光の車両とラインカラー(名古屋観光はラインが金色)と文字(名古屋観光「NAGOYA」)以外は共通していた。このカラーの車両は新カラーに塗り替えられることなく、しばらくそのまま使用されていた。その後、岡崎・蒲郡営業所ともに統一され、蒲郡営業所の併合後の新造車より、旧岡崎観光のカラーであった白地に花火をモチーフにしたカラーリングを採用した。 |
|||
豊田営業所の車両は、白と赤の独自のカラーを採用し続け、後輪の後ろに「名鉄東部観光バス(豊田)」の名称を掲げていた。 |
|||
=== 路線車 === |
|||
サンライズバス・ふれんどバス共に、[[三菱ふそうトラック・バス]]社製の車両を使用していた。 |
|||
サンライズバスとして運営されていた時代には中古車の導入も行われており、名鉄からの引き継ぎ車とは別に、[[川崎市交通局]]や[[日本交通 (鳥取県)|日本交通]]などからの移籍車も在籍した。 |
|||
==== カラーリング ==== |
|||
サンライズバス(のちの三河交通)は、[[日の出]]をモチーフとした塗色であった。 |
|||
名鉄東部観光バスへの統合後に導入された車両は、観光バスに準じて旧岡崎観光バスのカラーである白地に花火をモチーフにしたカラーリングを採用していた。三河交通時代に導入された[[ノンステップバス]]も同様のカラーリングに変更された。 |
|||
名鉄バス受託路線の車両は、名鉄バスの車両をそのまま使用していた。 |
|||
== 脚注 == |
|||
{{脚注ヘルプ}} |
|||
{{Reflist}} |
|||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
||
* [[名鉄 |
* [[名鉄グループ]] |
||
* [[名鉄 |
** [[名古屋鉄道]] |
||
* [[名鉄バス]] |
*** [[名鉄観光バス]] |
||
* [[名鉄 |
*** [[名鉄バス]] |
||
* [[名 |
**** [[名鉄バス東部]] |
||
**** [[名鉄バス中部]] |
|||
* [[ふれんどバス]] |
|||
* [[とよたおいでんバス]] |
|||
== |
== 外部リンク == |
||
* [http://www. |
* [http://www.meitetsu-bus.co.jp/ 名鉄バス] |
||
* [http://www.meitetsu-bus.co.jp/ 名鉄バスの公式サイト] |
|||
{{名鉄グループ}} |
|||
{{DEFAULTSORT:めいてつとうふかんこうはす}} |
{{DEFAULTSORT:めいてつとうふかんこうはす}} |
||
[[Category:名鉄東部観光バス|*めいてつとうふかんこうはす]] |
|||
[[Category:かつて存在した日本のバス事業者]] |
[[Category:かつて存在した日本のバス事業者]] |
||
[[Category:かつて存在した愛知県の企業]] |
[[Category:かつて存在した愛知県の企業]] |
||
[[Category:中部地方の貸切バス事業者|廃めいてつとうふかんこう]] |
|||
[[Category:名鉄グループの歴史]] |
[[Category:名鉄グループの歴史]] |
||
[[Category:名鉄バス|社めいてつとうふかんこうはす]] |
[[Category:名鉄バス|社めいてつとうふかんこうはす]] |
||
[[Category:名鉄東部観光バス|*めいてつとうふかんこうはす]] |
2023年8月21日 (月) 11:43時点における最新版
名鉄東部観光バスの貸切車 豊田営業所所属車(日野・セレガR) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒444-0811 愛知県岡崎市大西町字渕田19-1 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 |
一般貸切旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業 旅行業 |
代表者 |
代表取締役 望月弘隆 (名鉄バス取締役を兼任) |
特記事項:2008年7月1日、貸切バス部門は名鉄観光バス(新)となり、乗合バス部門は名鉄バス東部へ継承。 |
名鉄東部観光バス株式会社(めいてつとうぶかんこうバス、英文社名:MEITETSU TOHBU KANKO Co.,Ltd. )は、かつて愛知県岡崎市大西町に所在したバス会社。貸切バス・乗合バス事業と旅行業を営んでいた。名鉄グループのバス事業再編による合併で名鉄観光バスとなった。
観光バス車両による貸切バスの運行が主だったが、愛知県蒲郡市内(一部路線は豊橋駅前まで)を走る「サンライズバス」の運行、名鉄バス岡崎営業所管内の一部路線の運行管理受託、碧南駅 - 吉良吉田駅 - 吉良高校間の「ふれんどバス」の運行管理受託などの路線バス運行、西尾駅(一部は蒲郡駅前)と中部国際空港を結ぶ空港連絡バスの運行をしていた。
なお、名鉄バス西尾営業所を引き継いだ「名鉄東部交通」は、西三河地方でタクシー・路線バス事業を営む会社で、当社とは別会社である。
歴史
[編集]ルーツは名鉄グループの岡崎観光自動車・三河交通・豊田観光の3社である。
- 岡崎観光自動車は、名古屋鉄道の貸切バス部門を地域毎に分離する形で1953年に設立された。
- 三河交通の前身である三河観光自動車は、中部観光自動車(現:鯱バス)から継承する形で1960年に名鉄グループ入りした。名古屋観光の系列となっていて、名鉄から見ると孫会社であった。
- 豊田観光は、トヨタ自動車などとの合弁で1967年に設立した貸切バス専業の会社であった。
1990年(平成2年)6月8日 - サンライズバスを設立。同年10月1日、名鉄バス蒲郡営業所(名古屋鉄道蒲郡自動車営業所)をサンライズバスへ移管し、蒲郡地区の乗合バス営業を担当することになる。これが名古屋鉄道のバス事業分社化の嚆矢となった。
1999年(平成11年)、名鉄グループのバス会社の再編が行われ、岡崎観光自動車と豊田観光が合併して名鉄東部観光バスとなる。また同年、同じ蒲郡地区の三河観光自動車とサンライズバスが合併、三河交通として乗合・貸切兼業とした。三河交通の路線バスは「サンライズバス」の名称を残したまま営業を行った。
さらに2003年(平成15年)、名鉄東部観光バスが三河交通を合併し、乗合・貸切兼業となった。
2008年(平成20年)2月25日、乗合バスの地域運行会社として名鉄バス東部を設立。同年7月1日、名鉄東部観光バスの貸切部門が名鉄観光バス(旧・岐阜名鉄観光)、名古屋観光日急、名鉄西部観光バスと合併して名鉄観光バスとなり、一般路線バスは名鉄バス東部の運行となった。
沿革
[編集]- 1953年(昭和28年)9月30日 - 岡崎観光自動車が設立。これが事業そのものの創立である。
- 1999年(平成11年)4月1日 - 名鉄グループの岡崎観光自動車と豊田観光が合併して名鉄東部観光バスとなる。
- 2003年(平成15年)5月1日 - 蒲郡市の三河交通(旧・三河観光バス、旧・サンライズバス)を統合する。
- 2008年(平成20年)
営業所
[編集]路線バス
[編集]サンライズバス
[編集]サンライズバスは1990年(平成2年)に名古屋鉄道蒲郡営業所が分社化された際にできた名称である。1999年(平成11年)4月1日、三河観光バスへの吸収合併(合併後の社名は「三河交通」)、三河交通の名鉄東部観光バスに営業譲渡を経ても、蒲郡市内を走るバスの愛称として残されていた。豊橋駅を発着する路線もある。名鉄バス乗車券類やトランパスは使用できなかった。
下記に掲げる路線のルートは一例で、区間の乗り入れ、短縮折り返しがあった。
- 西浦病院循環線(西浦温泉前 - 蒲郡駅前 - 蒲郡市民病院前 - 蒲郡駅前 - 西浦温泉前)
- ラグーナ蒲郡線(蒲郡駅前 - ラグーナ蒲郡 - 三河大塚駅前)
- 豊橋線(豊橋駅前 - 三河大塚駅 - ラグーナ蒲郡 - 三谷温泉 - 蒲郡市民病院前 - 蒲郡駅前 - 西浦温泉前)
- 病院丸山線(蒲郡市民病院前 - 蒲郡駅前 - 三河三谷駅前 - 丸山住宅)
- 保健医療センター線(蒲郡駅前 - 保健医療センター前) - 平日のみ運行
- 前芝じゅんかん線(豊橋駅前 - 前芝 - 前芝ポンプ場 - 前芝 - 豊橋駅前)
名鉄バスからの受託路線
[編集]コミュニティバスを除き、トランパスが使用できた。
本社営業所受託分
[編集]- 安城線(新安城 - 池浦 - 安城駅前 - 城南 - 安城更生病院)
- 安城線(新安城 - 池浦 - 安城駅前)…途中までなので、1日1本程度しかない。
- 岡崎・安城線(東岡崎 - 矢作 - 本郷 - 別郷 - 安城駅前)
- 岡崎・幸田線(東岡崎 - 芦池橋 - 岡崎駅前 - 上地 - 坂崎 - 大草 - 幸田駅前)
- 岡崎・幸田線(東岡崎 - 芦池橋 - 岡崎駅前 - 願成寺前 - 上地西 - ソニー)
- 岡崎・坂戸線(東岡崎 - 康生町 - 矢作橋 - 牧内 - 西岡崎駅)
- 岡崎・坂戸線(東岡崎 - 康生町 - 矢作橋 - 牧内 - 坂戸)
- 岡崎線(東岡崎 - 梅園学校前 - 橋目 - フタバ産業前)
- 中之郷線(岡崎駅西口 - 中之郷 - 上六名町 - 東岡崎)
- 竜美丘・日名町線(岡崎駅前 - 光ヶ丘 - 大西町 - 東岡崎)
- 竜美丘・日名町線(岡崎駅前 - 光ヶ丘 - 大西町 - 東岡崎 - 康生町 - 魚町 - 日名町)
- くらがり線(額田支所前 - 石原 - くらがり渓谷)
- くらがり線(額田支所前 - 宮崎出張所前 - 石原)
- 桜形線(東岡崎 - 康生町 - 市民病院 - 須渕 - 桜形)
- 桜形線(東岡崎 - 康生町 - 若宮町 - 市民病院)
- 大沼線(東岡崎 - 康生町 - 上米河内 - 大沼)
- 大沼線(東岡崎 - 康生町 - 岡崎北高前 - 上米河内)
- 大沼線(東岡崎 - 大樹寺 - 上米河内 - 大沼)
豊田営業所受託分
[編集]以前は名鉄バス豊田営業所管内のみ行われていたが、名鉄グループの観光バス事業再編に伴い、2008年(平成20年)7月1日に名鉄観光バス(旧・名鉄岐阜観光)、名古屋観光日急、名鉄西部観光バスと合併し、新生名鉄観光バスとなったために行われなくなった。
名鉄バス知立営業所管内
[編集]- 知立団地循環線(知立 - 知立団地 - 知立)
- この路線は時間帯によって経路が変わっていた。全区間廃止。知立市コミュニティバスが代替となる。
名鉄バス豊田営業所管内
[編集]以前は主に名鉄バス豊田営業所と共同運行していた。そのうち、名鉄バス矢並線・東山住宅線・九久平線・豊田東市内線は、名鉄東部観光バス豊田営業所が大半を運行していた。
- 名鉄バス
- 矢並線(豊田市 - 鞍ヶ池東 - 足助)
- 東山住宅線(豊田市 - 東山住宅 - 豊田市)
- 九久平線(豊田市 - 中垣内)
- 豊田東市内線(豊田市 - 五ヶ丘ニュータウン - 豊田市)
- 豊田東市内線(豊田市 - 豊田スタジアム - 五ヶ丘ニュータウン - 豊田スタジアム - 豊田市)
- 豊田東市内線(豊田市 - 古瀬間町)
- 豊田東市内線(豊田市 - 古瀬間墓園[休日のみ])
- 小原・豊田線(豊田市 - 西中山 - 上仁木)
- 藤岡・豊田線(豊田市 - 西中山 - 藤岡中学校前)
- 旭・豊田線(豊田市 - 小渡)
- 豊田・渋谷線(豊田市 - 東山町5丁目)
- 保見・豊田線(豊田市 - 浄水駅 - 保見団地・乙部ヶ丘団地 - 浄水駅)
- 保見・豊田線(浄水駅 - 保見団地・乙部ヶ丘団地 - 浄水駅 - 豊田市)
- 保見・豊田線(浄水駅 - 保見団地・乙部ヶ丘団地 - 浄水駅)
空港バス
[編集]- 西尾空港線
- 蒲郡駅前 - 西尾駅 - 西尾文化会館北 - 中畑 - 下町 - 碧南中央駅 - 衣浦港湾会館 - 半田市役所前 - 住吉町駅 - 中部国際空港
- 以上が全停留所で、空港への往路10本、空港からの復路9本を知多バスと共同運行していた。名鉄東部観光バスは往復5本を受け持ち、そのうちの往復2本が蒲郡駅発着であった。中部国際空港へ鉄道アクセスでは大回りとなる西三河南部から、衣浦トンネルや半田市内、セントレアラインを経由する空港特急バスだが、途中停留所相互間の乗降も可能であった。但し、先着順による座席定員制のため座席定員を超えての乗車は出来なかった。2005年(平成17年)2月17日の中部国際空港の開港と同時に運行を開始したが、知多バスの共同運行便も含めて、2009年(平成21年)4月1日付けで廃止された。トランパスや名鉄バスカードなどは使用できなかった。
市町村からの受託路線
[編集]廃止路線
[編集]定期観光バス
[編集]1990年代頃までは、豊橋駅発着の定期観光バスも運行していた[1]。
車両
[編集]貸切車
[編集]三菱ふそうと結び付きの強い印象のある名鉄バスグループであるが、旧豊田観光がトヨタとの合弁だったこともあり、旧豊田観光にはトヨタグループの日野自動車製車両の導入があった。その後も岡崎営業所と豊田営業所には日野・セレガが導入されていた。
旧三河交通であった蒲郡営業所は、かつて旧名古屋観光(のちの名古屋観光日急、現・名鉄観光バス)の系列だったため、両社間での車両の交換などがあり、三菱ふそうトラック・バス社の車両を導入していた。
蒲郡営業所の併合後に、3営業所間で車両が交換された。
カラーリング
[編集]旧・岡崎観光自動車では、現採用色である白地に花火をモチーフにしたカラーに「OKAZAKI KANKO」とオレンジの丸文字で書かれていた。
旧・三河交通では、クリーム色に「MIKAWA」の斜体文字のロゴが水色と赤色のラインの前に入っている。このカラーは旧・名古屋観光の車両とラインカラー(名古屋観光はラインが金色)と文字(名古屋観光「NAGOYA」)以外は共通していた。このカラーの車両は新カラーに塗り替えられることなく、しばらくそのまま使用されていた。その後、岡崎・蒲郡営業所ともに統一され、蒲郡営業所の併合後の新造車より、旧岡崎観光のカラーであった白地に花火をモチーフにしたカラーリングを採用した。
豊田営業所の車両は、白と赤の独自のカラーを採用し続け、後輪の後ろに「名鉄東部観光バス(豊田)」の名称を掲げていた。
路線車
[編集]サンライズバス・ふれんどバス共に、三菱ふそうトラック・バス社製の車両を使用していた。
サンライズバスとして運営されていた時代には中古車の導入も行われており、名鉄からの引き継ぎ車とは別に、川崎市交通局や日本交通などからの移籍車も在籍した。
カラーリング
[編集]サンライズバス(のちの三河交通)は、日の出をモチーフとした塗色であった。
名鉄東部観光バスへの統合後に導入された車両は、観光バスに準じて旧岡崎観光バスのカラーである白地に花火をモチーフにしたカラーリングを採用していた。三河交通時代に導入されたノンステップバスも同様のカラーリングに変更された。
名鉄バス受託路線の車両は、名鉄バスの車両をそのまま使用していた。