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『'''すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!'''』(すすめジャンプへっぽこたんけんたい)は、[[サクライタケシ]]による[[日本]]の[[漫画]]。『[[週刊少年ジャンプ]]』([[集英社]])や『[[少年ジャンプ+]]』(集英社)の舞台裏について取材した[[ルポルタージュ]]作品。『少年ジャンプ+』[[2017年]][[2月16日]]より月一で連載中。『'''少年ジャンプに人生賭けてみた'''』のタイトルで2018年2月15日配信分まで収録の単行本が2018年5月に発売された。
『'''すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!'''』(すすめジャンプへっぽこたんけんたい)は、[[サクライタケシ]]による[[日本]]の[[漫画]]。『[[週刊少年ジャンプ]]』([[集英社]]、以下『WJ』)や『[[少年ジャンプ+]]』(集英社、以下『J+』)の舞台裏について取材した[[ルポルタージュ]]作品。『J+』[[2017年]][[2月16日]]より月一で連載中。『'''少年ジャンプに人生賭けてみた'''』のタイトルで2018年2月15日配信分まで収録の単行本が2018年5月に発売された。


== 概要 ==
少年ジャンプ+』創刊作品である『[[ジャンプの正しい作り方!]]』の続編的位置づけで、タイトル変更を考慮しなければ『[[猫田びより]]』と並ぶ『少年ジャンプ+』最長期連載作品の一つである<ref name=サクライ>[https://shonenjumpplus.com/article/entry/heppoko_38 【38話】祝2000回!今日も『猫田びより』びより!](2020年4月30日閲覧)</ref>。
J+』創刊作品である『[[ジャンプの正しい作り方!]]』の続編的位置づけで、タイトル変更を考慮しなければ『[[猫田びより]]』と並ぶ『J+』最長期連載作品の一つである<ref name=サクライ>[https://shonenjumpplus.com/article/entry/heppoko_38 【38話】祝2000回!今日も『猫田びより』びより!](2020年4月30日閲覧)</ref>。


主にサクライと担当編集者らがジャンプに関わる作家や現場を巡り、それをサクライが漫画化している。
主にサクライと担当編集者らがジャンプに関わる作家や現場を巡り、それをサクライが漫画化している。


ジャンプ関連イベントや集英社とその関連企業などが主な取材対象である。そのほか『[[ONE PIECE]]』(6話)・『[[ブラッククローバー]]』(9話)・『[[鬼滅の刃]]』(21話)・『[[ニセコイ]]』(22話)・『[[サムライ8 八丸伝]]』(30話)といった『[[週刊少年ジャンプ]](集英社)作品、『[[地獄楽]]』(20話)・『[[左ききのエレン]]』(33話)・『[[SPY×FAMILY]]』(35話)・『猫田びより』(38話)など他の『[[少年ジャンプ+]]』作品の関係者にも取材が行われている。
ジャンプ関連イベントや集英社とその関連企業などが主な取材対象である。そのほか『[[ONE PIECE]]』(6話)・『[[ブラッククローバー]]』(9話)・『[[鬼滅の刃]]』(21話)・『[[ニセコイ]]』(22話)・『[[サムライ8 八丸伝]]』(30話)といった『WJ』作品、『[[地獄楽]]』(20・40話)・『[[左ききのエレン]]』(33話)・『[[SPY×FAMILY]]』(35・40話)・『猫田びより』(38話)など他の『J+』作品の関係者にも取材が行われている。

『週刊少年ジャンプ』2017年45号に番外編が出張掲載された。


== 主な登場人物 ==
== 主な登場人物 ==
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=== 編集者 ===
=== 編集者 ===
; M山
; M山
: 初代担当編集者(前作より4話まで<ref>[https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480028906950 5話]</ref>)。
: 初代担当編集者(前作より4話まで<ref>[https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480028906950 5話]</ref>)。サクライがルポタージュ漫画を描くきっかけとなった人物でもある
; I藤
; I藤
: 2代目担当編集者(5 - 32・34話<ref>[https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156730873668 34話]</ref>)
: 2代目担当編集者(5 - 32・34話<ref>[https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156730873668 34話]</ref>)
; U田
; U田
: 3代目担当編集者(33・35話より<ref>[https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156730873668 35話]</ref>)
: 3代目担当編集者(33・35話より<ref>[https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156730873668 35話]</ref>)
; [[瓶子吉久|H子]]
; [[瓶子吉久|H子]]
: 『[[週刊少年ジャンプ]]』10代目編集長。『少年ジャンプ+』初代編集長。他の編集者と異なり、強オーラを放つ姿で描かれる
: 『WJ』10代目編集長。『J+』初代編集長。他の編集者と異なり、強烈な[[オーラ]]を放つ姿で描かれる
; [[中野博之|N野]]
; [[中野博之|N野]]
: 『週刊少年ジャンプ』11代目編集長。
: 『WJ』11代目編集長。
; [[細野修平|H野]]
; [[細野修平|H野]]
: 『少年ジャンプ+』2代編目集長。
: 『J+』2代編目集長。


== 3話について ==
== 3話について ==
3話『ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!』([[2017年]][[4月19日]]掲載)<ref name="heppoko_03">{{Cite web|url=https://shonenjumpplus.com/article/entry/heppoko_03|title=すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!【3話】ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!|author=サクライタケシ|work=少年ジャンプ+|publisher=集英社|archiveurl=http://megalodon.jp/2017-0420-0932-58/https://shonenjumpplus.com:443/article/entry/heppoko_03|archivedate=2017-04-20|date=2017-04-19|accessdate=2020-04-30}}</ref>に登場する[[週刊少年ジャンプ編集部]]内の女子トイレマーク(デザイン:[[矢吹健太朗]])が性的との批判があり、[[4月23日]]に3話がお詫びページに差し替えられた<ref>{{Cite web|url=https://shonenjumpplus.com/article/entry/heppoko_03|title=「すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!」第3話掲載中止のお知らせ|author=週刊少年ジャンプ編集部|work=少年ジャンプ+|publisher=集英社|date=2017-04-23|accessdate=2020-04-30}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/23/shounen-jump_n_16188254.html|title=少年ジャンプ編集部、『女子トイレマーク』マンガを掲載中止に 「セクハラ」の批判相次ぐ|work=[[ハフィントンポスト]]日本版|publisher=ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社|date=2017-04-23|accessdate=2020-04-30}}</ref>。
3話『ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!』([[2017年]][[4月19日]]掲載)<ref name="heppoko_03">{{Cite web|和書|url=https://shonenjumpplus.com/article/entry/heppoko_03|title=すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!【3話】ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!|author=サクライタケシ|work=少年ジャンプ+|publisher=集英社|archiveurl=https://megalodon.jp/2017-0420-0932-58/https://shonenjumpplus.com:443/article/entry/heppoko_03|archivedate=2017-04-20|date=2017-04-19|accessdate=2020-04-30}}</ref>に登場する[[週刊少年ジャンプ編集部|WJ編集部]]内の女子トイレマーク(デザイン:[[矢吹健太朗]])が性的との批判があり、[[4月23日]]に3話がお詫びページに差し替えられた<ref>{{Cite web|和書|url=https://shonenjumpplus.com/article/entry/heppoko_03|title=「すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!」第3話掲載中止のお知らせ|author=週刊少年ジャンプ編集部|work=少年ジャンプ+|publisher=集英社|date=2017-04-23|accessdate=2020-04-30}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.huffingtonpost.jp/2017/04/23/shounen-jump_n_16188254.html|title=少年ジャンプ編集部、『女子トイレマーク』マンガを掲載中止に 「セクハラ」の批判相次ぐ|work=[[ハフィントンポスト]]日本版|publisher=ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社|date=2017-04-23|accessdate=2020-04-30}}</ref>。


最終ページで「ジャンプ関係者の女子のみなさん! 編集部にお越しの際は是非 女子トイレにお立ち寄り下さい! 矢吹先生ご協力ありがとうございました!!」<ref name="heppoko_03"/>と締めくくられていたが、[[週刊少年ジャンプ編集部]]は「当該トイレ標識は撮影用に短時間掲出したもので、社内で公式採用した事実はございません」としている<ref>{{Cite web|url=https://twitter.com/shonenjump_plus/status/856041657187278848|title=少年ジャンプ+ 公式Twitterアカウント 2017年4月23日 0:06(JST)のツイート|author=週刊少年ジャンプ編集部|date=2017-04-23|accessdate=2020-04-30}}</ref>。
最終ページで「ジャンプ関係者の女子のみなさん! 編集部にお越しの際は是非 女子トイレにお立ち寄り下さい! 矢吹先生ご協力ありがとうございました!!」<ref name="heppoko_03"/>と締めくくられていたが、編集部は「当該トイレ標識は撮影用に短時間掲出したもので、社内で公式採用した事実はございません」としている<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/shonenjump_plus/status/856041657187278848|title=少年ジャンプ+ 公式Twitterアカウント 2017年4月23日 0:06(JST)のツイート|author=週刊少年ジャンプ編集部|date=2017-04-23|accessdate=2020-04-30}}</ref>。


== 評価 ==
== 評価 ==
本作(および『ジャンプの正しい作り方!』)の影響で、他の『少年ジャンプ+』のルポタージュ漫画でも作者が[[おにぎり]]を被った姿で登場することがある。
本作(および『ジャンプの正しい作り方!』)の影響で、他の『J+』のルポタージュ漫画でも作者が[[おにぎり]]を被った姿で登場することがある。


* 『[[トマトイプーのリコピン]]』[https://twitter.com/k_marudashi/status/1099685802857062400 番外編](2019年2月25日掲載) - [[講談社]]を訪れた作者の[[大石浩二]]がおにぎりを被った姿で描かれる
* 『[[トマトイプーのリコピン]]』[https://twitter.com/k_marudashi/status/1099685802857062400 番外編](2019年2月25日掲載) - [[講談社]]を訪れた作者の[[大石浩二]]がおにぎりを被った姿で描かれる
* 『[https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156700190598 「デリバリーおじさん」の作者がジャンプルーキー!イベントにデリバリーされた話。]』(作画:[[青野てる坊]]、2019年10月19日掲載) - 原作担当の[[岡悠]]がおにぎりを被った姿で描かれる。作中で岡は、おにぎりを被ることは「かつて大石先生ですら守った」「ジャンププラスのルポ漫画の[[不文律]]」であると発言する
* 『[https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156700190598 「デリバリーおじさん」の作者がジャンプルーキー!イベントにデリバリーされた話。]』(2019年10月19日掲載) - 原作担当の[[岡悠]]がおにぎりを被った姿で描かれる。作中で岡は、おにぎりを被ることは「かつて大石先生ですら守った」「ジャンププラスのルポ漫画の[[不文律]]」であると発言する。また、作画担当の[[青野てる坊]]は[[Twitter]]で、ルポタージュ漫画を描くために何度もサクライの作品を読んで参考にしたと呟いている<ref>[https://twitter.com/teltak/status/1185228537067761664 青野てる坊Twitter 2019年10月19日](2020年7月1日閲覧)</ref>


集英社は本作を「様々なジャンルのルポマンガを描いているサクライ先生の作品は、[[写真]]や文章だけでは伝えることが難しいこだわりのポイントを、楽しみながら理解することが出来るストーリー構成となっており、読者からも毎回とても好評です」と紹介している<ref>[https://adnavi.shueisha.co.jp/works/3329/ 「少年ジャンプ+」描き下ろしオリジナル漫画タイアップを!](2020年6月17日閲覧)</ref>。
集英社は本作を「[[写真]]や文章だけでは伝えることが難しいこだわりのポイントを、楽しみながら理解することが出来るストーリー構成となっており、読者からも毎回とても好評です」と紹介している<ref>[https://adnavi.shueisha.co.jp/works/3329/ 「少年ジャンプ+」描き下ろしオリジナル漫画タイアップを!](2020年6月17日閲覧)</ref>。2020年9月時点でJ+編集長の[[細野修平|H野]]は、サクライの技術の向上と「今は何を取材してもうまく料理している」ことを評価し、連載を打ち切ることはないと明言している<ref>[https://shonenjumpplus.com/article/entry/heppoko_43 43話](2020年9月23日閲覧)</ref>。

[https://shonenjumpplus.com/article/entry/heppoko_40 40話]には、[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|コロナウイルス流行]]の[[日本における2019年コロナウイルス感染症による社会・経済的影響|影響]]による[[社会距離拡大戦略|接触制限]]下での取材過程(2020年3月末)が描かれている。そのため、自身の作品『[[地獄楽]]』が取り上げられた[[賀来ゆうじ]]は、「現在の非接触状況自体をルポに起こした、後世に残す価値もある漫画に仕上がっている」と評している<ref>[https://twitter.com/ug_kaku/status/1277593997557379072 賀来ゆうじTwitter 2020年6月29日](2020年7月1日閲覧)</ref>。


== 書誌情報 ==
== 書誌情報 ==
* [[サクライタケシ]] 『少年ジャンプに人生賭けてみた』 [[集英社]]〈[[ジャンプ・コミックス]]〉、既1巻(2018年5月2日現在)
* [[サクライタケシ]] 『少年ジャンプに人生賭けてみた』 [[集英社]]〈[[ジャンプ・コミックス]]〉、既1巻(2018年5月2日現在)

== 外部リンク ==
* [https://shonenjumpplus.com/article/archive/category/すすめ%EF%BC%81ジャンプへっぽこ探検隊%EF%BC%81 第1話]


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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[[Category:2017年の漫画]]
[[Category:2017年の漫画]]
[[Category:少年ジャンプ+]]
[[Category:少年ジャンプ+]]
[[Category:漫画を題材した漫画作品]]
[[Category:漫画を題材した漫画作品]]
[[Category:エッセイコミック]]
[[Category:エッセイコミック]]
[[Category:継続中の作品]]
[[Category:継続中の作品]]

2023年10月4日 (水) 05:43時点における最新版

すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!
ジャンル ルポタージュ
漫画
作者 サクライタケシ
出版社 集英社
掲載誌 少年ジャンプ+
レーベル ジャンプ・コミックス+
発表期間 2017年2月16日 - 連載中
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!』(すすめジャンプへっぽこたんけんたい)は、サクライタケシによる日本漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社、以下『WJ』)や『少年ジャンプ+』(集英社、以下『J+』)の舞台裏について取材したルポルタージュ作品。『J+』2017年2月16日より月一で連載中。『少年ジャンプに人生賭けてみた』のタイトルで2018年2月15日配信分まで収録の単行本が2018年5月に発売された。

概要

[編集]

『J+』創刊作品である『ジャンプの正しい作り方!』の続編的位置づけで、タイトル変更を考慮しなければ『猫田びより』と並ぶ『J+』最長期連載作品の一つである[1]

主にサクライと担当編集者らがジャンプに関わる作家や現場を巡り、それをサクライが漫画化している。

ジャンプ関連イベントや集英社とその関連企業などが主な取材対象である。そのほか『ONE PIECE』(6話)・『ブラッククローバー』(9話)・『鬼滅の刃』(21話)・『ニセコイ』(22話)・『サムライ8 八丸伝』(30話)といった『WJ』作品、『地獄楽』(20・40話)・『左ききのエレン』(33話)・『SPY×FAMILY』(35・40話)・『猫田びより』(38話)など他の『J+』作品の関係者にも取材が行われている。

『週刊少年ジャンプ』2017年45号に番外編が出張掲載された。

主な登場人物

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サクライタケシ
本作の作者。おにぎり屋であるため、顔がおにぎりの姿で描かれる。担当編集者と共に様々な現場を巡り作品を作る。
サクライの妻
顔がメロンパンの姿で描かれる。時としてサクライと共に取材をしたり、本作でイラストを寄稿したりする。

編集者

[編集]
M山
初代担当編集者(前作より4話まで[2])。サクライがルポタージュ漫画を描くきっかけとなった人物でもある。
I藤
2代目担当編集者(5 - 32・34話[3])。
U田
3代目担当編集者(33・35話より[4])。
H子
『WJ』10代目編集長。『J+』初代編集長。他の編集者と異なり、強烈なオーラを放つ姿で描かれる
N野
『WJ』11代目編集長。
H野
『J+』2代編目集長。

3話について

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3話『ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!』(2017年4月19日掲載)[5]に登場するWJ編集部内の女子トイレマーク(デザイン:矢吹健太朗)が性的との批判があり、4月23日に3話がお詫びページに差し替えられた[6][7]

最終ページで「ジャンプ関係者の女子のみなさん! 編集部にお越しの際は是非 女子トイレにお立ち寄り下さい! 矢吹先生ご協力ありがとうございました!!」[5]と締めくくられていたが、編集部は「当該トイレ標識は撮影用に短時間掲出したもので、社内で公式採用した事実はございません」としている[8]

評価

[編集]

本作(および『ジャンプの正しい作り方!』)の影響で、他の『J+』のルポタージュ漫画でも作者がおにぎりを被った姿で登場することがある。

集英社は本作を「写真や文章だけでは伝えることが難しいこだわりのポイントを、楽しみながら理解することが出来るストーリー構成となっており、読者からも毎回とても好評です」と紹介している[10]。2020年9月時点でJ+編集長のH野は、サクライの技術の向上と「今は何を取材してもうまく料理している」ことを評価し、連載を打ち切ることはないと明言している[11]

40話には、コロナウイルス流行影響による接触制限下での取材過程(2020年3月末)が描かれている。そのため、自身の作品『地獄楽』が取り上げられた賀来ゆうじは、「現在の非接触状況自体をルポに起こした、後世に残す価値もある漫画に仕上がっている」と評している[12]

書誌情報

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外部リンク

[編集]

脚注

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  1. ^ 【38話】祝2000回!今日も『猫田びより』びより!(2020年4月30日閲覧)
  2. ^ 5話
  3. ^ 34話
  4. ^ 35話
  5. ^ a b サクライタケシ (2017年4月19日). “すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!【3話】ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった!!”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2017年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月30日閲覧。
  6. ^ 週刊少年ジャンプ編集部 (2017年4月23日). “「すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!」第3話掲載中止のお知らせ”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2020年4月30日閲覧。
  7. ^ 少年ジャンプ編集部、『女子トイレマーク』マンガを掲載中止に 「セクハラ」の批判相次ぐ”. ハフィントンポスト日本版. ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社 (2017年4月23日). 2020年4月30日閲覧。
  8. ^ 週刊少年ジャンプ編集部 (2017年4月23日). “少年ジャンプ+ 公式Twitterアカウント 2017年4月23日 0:06(JST)のツイート”. 2020年4月30日閲覧。
  9. ^ 青野てる坊Twitter 2019年10月19日(2020年7月1日閲覧)
  10. ^ 「少年ジャンプ+」描き下ろしオリジナル漫画タイアップを!(2020年6月17日閲覧)
  11. ^ 43話(2020年9月23日閲覧)
  12. ^ 賀来ゆうじTwitter 2020年6月29日(2020年7月1日閲覧)