コンテンツにスキップ

「なんだかおかしな物語」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
参照先を変更。
m Bot作業依頼#Cite webの和書引数追加
 
(6人の利用者による、間の7版が非表示)
8行目: 8行目:
|脚本=ライアン・フレック<br />アンナ・ボーデン
|脚本=ライアン・フレック<br />アンナ・ボーデン
|原案=
|原案=
|原作={{仮リンク|ネッド・ヴィジーニ|en|Ned Vizzini}}<br />『''[[:en:It's Kind of a Funny Story|It's Kind of a Funny Story]]''』
|原作={{Based on|『''[[:en:It's Kind of a Funny Story|It's Kind of a Funny Story]]''』|{{仮リンク|ネッド・ヴィジーニ|en|Ned Vizzini}}}}
|製作={{仮リンク|ケヴィン・ミッシャー|en|Kevin Misher}}<br />ベン・ブラウニング
|製作={{仮リンク|ケヴィン・ミッシャー|en|Kevin Misher}}<br />ベン・ブラウニング
|製作総指揮=ジェレミー・キップ・ウォーカー<br />マイケル・マー<br />ピーター・ロウリンソン<br />パトリック・ベイカー
|製作総指揮=ジェレミー・キップ・ウォーカー<br />マイケル・マー<br />ピーター・ロウリンソン<br />パトリック・ベイカー
15行目: 15行目:
|音楽=[[ブロークン・ソーシャル・シーン]]
|音楽=[[ブロークン・ソーシャル・シーン]]
|主題歌=
|主題歌=
|撮影={{仮リンク|アンドリー・パレーク|en|Andrij Parekh}}
|撮影=[[アンドリー・パレーク]]
|編集=アンナ・ボーデン
|編集=アンナ・ボーデン
|製作会社=Wayfare Entertainment<br />Misher Films
|製作会社=Wayfare Entertainment<br />Misher Films
23行目: 23行目:
|製作国={{USA}}
|製作国={{USA}}
|言語=[[英語]]
|言語=[[英語]]
|製作費=$8,000,000<ref name="boxofficemojo">{{Cite web|url=http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=itskindofafunnystory.htm|title=It's Kind of a Funny Story (2010)|publisher=[[Box Office Mojo]]|language=英語|accessdate=2012-07-28}}</ref>
|製作費=$8,000,000<ref name="boxofficemojo">{{Cite web|url=https://www.boxofficemojo.com/title/tt0804497/|title=It's Kind of a Funny Story|publisher=[[Box Office Mojo]]|language=en|accessdate=2012-07-28}}</ref>
|興行収入={{flagicon|World}} $6,491,240<ref name="boxofficemojo" />
|興行収入={{flagicon|World}} $6,491,240<ref name="boxofficemojo" />
|前作=
|前作=
|次作=
|次作=
}}
}}
『'''なんだかおかしな物語'''』(なんだかおかしなものがたり、''It's Kind of a Funny Story'')は[[2010年の映画|2010年]]の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ合衆国]]の[[青春映画|青春]][[コメディ映画]]。原作は{{仮リンク|ネッド・ヴィジーニ|en|Ned Vizzini}}が自らの入院体験から着想を得て執筆した<ref>{{Cite web|url=http://www.nedvizzini.com/writing/index.php?neds_books_p=2 |title=Writing|publisher=Ned Vizzini 公式ウェブサイト|language=英語|accessdate=2018-03-17|archiveurl=https://www.webcitation.org/5qQXKPwGp?url=http://www.nedvizzini.com/writing/index.php?neds_books_p=2|archivedate=2010-06-12}}</ref>[[2006年]]の小説『''[[:en:It's Kind of a Funny Story|It's Kind of a Funny Story]]''』。
『'''なんだかおかしな物語'''』(なんだかおかしなものがたり、''It's Kind of a Funny Story'')は[[2010年の映画|2010年]]の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ合衆国]]の[[青春映画|青春]][[コメディ映画]]。監督は{{仮リンク|アンナ・ボーデン&ライアン・フレック|label=アンナ・ボーデンとライアン・フレック|en|Anna Boden and Ryan Fleck}}、出演は{{仮リンク|キーア・ギルクリスト|en|Keir Gilchrist}}と[[ザック・ガリフィアナキス]]など。原作は{{仮リンク|ネッド・ヴィジーニ|en|Ned Vizzini}}が自らの入院体験から着想を得て執筆した<ref>{{Cite web|url=http://www.nedvizzini.com/writing/index.php?neds_books_p=2 |title=Writing|publisher=Ned Vizzini 公式ウェブサイト|language=en|accessdate=2018-03-17|archiveurl=https://webcitation.org/5qQXKPwGp?url=http://www.nedvizzini.com/writing/index.php?neds_books_p=2|archivedate=2010-06-12}}</ref>[[2006年]]の小説『''[[:en:It's Kind of a Funny Story|It's Kind of a Funny Story]]''』。


日本では劇場未公開だが、2012年6月15日に『'''ボクの人生を変えた5日間'''』として[[スター・チャンネル]]で、2012年8月18日に『なんだかおかしな物語』として[[WOWOW]]で放送された<ref>{{Cite web|url=http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/101222/|title=なんだかおかしな物語|publisher=[[WOWOW|WOWOWオンライン]]|accessdate=2012-07-28}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://hikaritv.eonet.jp/program/tv.php?site=039&station=0035&mode=14&sdate=20120818&shour=19&lhour=1&category=sb&sminutes=15&template=detail|title=番組詳細|publisher=eoテレビ([[ケイ・プティコム]])|accessdate=2012-08-30}}</ref>。
日本では劇場未公開だが、2012年6月15日に『'''ボクの人生を変えた5日間'''』として[[スター・チャンネル]]で<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.star-ch.jp/channel/detail.php?movie_id=20642|title=ボクの人生を変えた5日間|publisher=[[スター・チャンネル]]|accessdate=2020-06-16}}</ref>、2012年8月18日に『なんだかおかしな物語』として[[WOWOW]]で放送された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.wowow.co.jp/detail/101222|title=なんだかおかしな物語|publisher=[[WOWOW|WOWOWオンライン]]|accessdate=2012-07-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.wowow.co.jp/dpm/pdf/wowow_monthly201208_cinema.pdf|title=2012年8月 月間番組|publisher=WOWOWンライン|format=pdf|accessdate=2020-06-16}}</ref>。


== ストーリー ==
== ストーリー ==
37行目: 37行目:


== キャスト ==
== キャスト ==
*クレイグ・ギルナー: {{仮リンク|キーア・ギルクリスト|en|Keir Gilchrist}} - うつ病で入院した16歳の高校生。
; クレイグ・ギルナー
: 演 - {{仮リンク|キーア・ギルクリスト|en|Keir Gilchrist}}
: うつ病で入院した16歳の高校生。
; ノエル
*ノエル: [[エマ・ロバーツ]] - 精神科に入院中の少女。自傷行為を繰り返していた。
: 演 - [[エマ・ロバーツ]]
*ボビー: [[ザック・ガリフィアナキス]] - 入退院を繰り返している男。8歳の娘がいる。
: 精神科に入院中の少女。自傷行為を繰り返していた。
*イーデン・ミネルバ先生: [[ヴィオラ・デイヴィス]] - クレイグたちの担当医。
; ボビー
*ニア: [[ゾーイ・クラヴィッツ]] - クレイグが片想い中の少女。親友の恋人。
: 演 - [[ザック・ガリフィアナキス]]
*リン・ギルナー: [[ローレン・グレアム]] - クレイグの母親。
: 入退院を繰り返している男。8歳の娘がいる。
*ジョージ・ギルナー: {{仮リンク|ジム・ガフィガン|en|Jim Gaffigan}} - クレイグの父親。
; イーデン・ミネルバ先生
*スミティ: [[ジェレミー・デイビス]] - 病院職員。クレイグたちの世話係。
: 演 - [[ヴィオラ・デイヴィス]]
: クレイグたちの担当医。
; ニア
: 演 - [[ゾーイ・クラヴィッツ]]
: クレイグが片想い中の少女。親友の恋人。
; リン・ギルナー
: 演 - [[ローレン・グレアム]]
: クレイグの母親。
; ジョージ・ギルナー
: 演 - {{仮リンク|ジム・ガフィガン|en|Jim Gaffigan}}
: クレイグの父親。
; スミティ
: 演 - [[ジェレミー・デイビス]]
: 病院職員。クレイグたちの世話係。


== 参考文献 ==
== 作品の評価 ==
[[Rotten Tomatoes]]によれば、批評家の一致した見解は「感じの良い作品で、驚くほど良い仕事で精神病棟コメディの定型表現を回避しているが、その才能のあるキャストと監督を考えると、『なんだかおかしな物語』は単に穏やかに面白いだけの作品以上のものであるべきである。」であり、135件の評論のうち高評価は57%にあたる77件で、平均して10点満点中5.99点を得ている<ref>{{Cite web|url=https://www.rottentomatoes.com/m/its_kind_of_a_funny_story|title=It's Kind of a Funny Story (2010)|publisher=[[Rotten Tomatoes]]|language=en|accessdate=2020-10-01}}</ref>。
[[Metacritic]]によれば、33件の評論のうち、高評価は22件、賛否混在は10件、低評価は1件で、平均して100点満点中63点を得ている<ref>{{Cite web|url=https://www.metacritic.com/movie/its-kind-of-a-funny-story|title=It's Kind of a Funny Story Reviews|publisher=[[Metacritic]]|language=en|accessdate=2020-06-16}}</ref>。

== 出典 ==
{{Reflist}}
{{Reflist}}


65行目: 85行目:
[[Category:ニューヨーク市を舞台とした映画作品]]
[[Category:ニューヨーク市を舞台とした映画作品]]
[[Category:ブルックリンを舞台とした映画作品]]
[[Category:ブルックリンを舞台とした映画作品]]
[[Category:小説を原とする映画]]
[[Category:ニューヨーク市で製された映画作品]]
[[Category:アメリカ合衆国の小説を原作とした映画作品]]

2023年10月5日 (木) 00:36時点における最新版

なんだかおかしな物語
It's Kind of a Funny Story
監督 ライアン・フレック英語版
アンナ・ボーデン英語版
脚本 ライアン・フレック
アンナ・ボーデン
原作 ネッド・ヴィジーニ英語版
It's Kind of a Funny Story
製作 ケヴィン・ミッシャー英語版
ベン・ブラウニング
製作総指揮 ジェレミー・キップ・ウォーカー
マイケル・マー
ピーター・ロウリンソン
パトリック・ベイカー
出演者 キーア・ギルクリスト英語版
エマ・ロバーツ
ザック・ガリフィアナキス
音楽 ブロークン・ソーシャル・シーン
撮影 アンドリー・パレーク
編集 アンナ・ボーデン
製作会社 Wayfare Entertainment
Misher Films
配給 アメリカ合衆国の旗 フォーカス・フィーチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2010年10月8日
上映時間 101分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $8,000,000[1]
興行収入 世界の旗 $6,491,240[1]
テンプレートを表示

なんだかおかしな物語』(なんだかおかしなものがたり、It's Kind of a Funny Story)は2010年アメリカ合衆国青春コメディ映画。監督はアンナ・ボーデンとライアン・フレック英語版、出演はキーア・ギルクリスト英語版ザック・ガリフィアナキスなど。原作はネッド・ヴィジーニ英語版が自らの入院体験から着想を得て執筆した[2]2006年の小説『It's Kind of a Funny Story』。

日本では劇場未公開だが、2012年6月15日に『ボクの人生を変えた5日間』としてスター・チャンネル[3]、2012年8月18日に『なんだかおかしな物語』としてWOWOWで放送された[4][5]

ストーリー

[編集]

うつ病の治療を受けている16歳の高校生が精神科に入院し、そこで出会った様々な患者との交流を通じて人生の意味を見出すまでをコミカルに描く。

キャスト

[編集]
クレイグ・ギルナー
演 - キーア・ギルクリスト英語版
うつ病で入院した16歳の高校生。
ノエル
演 - エマ・ロバーツ
精神科に入院中の少女。自傷行為を繰り返していた。
ボビー
演 - ザック・ガリフィアナキス
入退院を繰り返している男。8歳の娘がいる。
イーデン・ミネルバ先生
演 - ヴィオラ・デイヴィス
クレイグたちの担当医。
ニア
演 - ゾーイ・クラヴィッツ
クレイグが片想い中の少女。親友の恋人。
リン・ギルナー
演 - ローレン・グレアム
クレイグの母親。
ジョージ・ギルナー
演 - ジム・ガフィガン英語版
クレイグの父親。
スミティ
演 - ジェレミー・デイビス
病院職員。クレイグたちの世話係。

作品の評価

[編集]

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「感じの良い作品で、驚くほど良い仕事で精神病棟コメディの定型表現を回避しているが、その才能のあるキャストと監督を考えると、『なんだかおかしな物語』は単に穏やかに面白いだけの作品以上のものであるべきである。」であり、135件の評論のうち高評価は57%にあたる77件で、平均して10点満点中5.99点を得ている[6]Metacriticによれば、33件の評論のうち、高評価は22件、賛否混在は10件、低評価は1件で、平均して100点満点中63点を得ている[7]

出典

[編集]
  1. ^ a b It's Kind of a Funny Story” (英語). Box Office Mojo. 2012年7月28日閲覧。
  2. ^ Writing” (英語). Ned Vizzini 公式ウェブサイト. 2010年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月17日閲覧。
  3. ^ ボクの人生を変えた5日間”. スター・チャンネル. 2020年6月16日閲覧。
  4. ^ なんだかおかしな物語”. WOWOWオンライン. 2012年7月28日閲覧。
  5. ^ 2012年8月 月間番組表” (pdf). WOWOWオンライン. 2020年6月16日閲覧。
  6. ^ It's Kind of a Funny Story (2010)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年10月1日閲覧。
  7. ^ It's Kind of a Funny Story Reviews” (英語). Metacritic. 2020年6月16日閲覧。

外部リンク

[編集]