「キューバ・リブレ」の版間の差分
m →出典 |
m Bot作業依頼#Cite webの和書引数追加 |
||
78行目: | 78行目: | ||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
||
* [[モンスターエナジー]] - 2018年4月に日本限定で「モンスター キューバリブレ」が発売された<ref>{{ |
* [[モンスターエナジー]] - 2018年4月に日本限定で「モンスター キューバリブレ」が発売された<ref>{{Cite web|和書|url=https://weekly.ascii.jp/elem/000/001/659/1659387/?r=1|date=2018-04-07|title=モンエナ新作「キューバリブレ」飲んだ これコーラじゃん|author=モーダル小嶋|publisher=[[週刊アスキー]]|accessdate=2018-05-30}}</ref>。 |
||
== 出典 == |
== 出典 == |
||
84行目: | 84行目: | ||
<ref name="世界一">{{cite book|和書|title=世界一のカクテル|publisher=[[主婦の友社]]|year=2010|isbn=9784072743935|page=170}}</ref> |
<ref name="世界一">{{cite book|和書|title=世界一のカクテル|publisher=[[主婦の友社]]|year=2010|isbn=9784072743935|page=170}}</ref> |
||
<ref name="教室">{{cite book|和書|author=福西英三|authorlink=福西英三|title=カクテル教室|publisher=[[保育社]]|year=1996|isbn=9784586508877|page=8}}</ref> |
<ref name="教室">{{cite book|和書|author=福西英三|authorlink=福西英三|title=カクテル教室|publisher=[[保育社]]|year=1996|isbn=9784586508877|page=8}}</ref> |
||
<ref name="bacardi">{{ |
<ref name="bacardi">{{Cite web|和書|url=http://www.bacardijapan.jp/cocktails/rum/|title=RUMを使ったカクテル|publisher=[[バカルディ (企業)|バカルディジャパン]]|accessdate=2018-05-30}}</ref> |
||
<ref name="asahi">{{ |
<ref name="asahi">{{Cite web|和書|url=https://www.asahibeer.co.jp/cocktailguide/search/?CMD=onEdit&ID=1010400422|title=キューバリバー|publisher=[[アサヒビール]]|accessdate=2018-05-30}}</ref> |
||
<ref name="bacardicuba">{{cite web|url=http://bacardicuba.net/the-birth-of-the-cuba-libre-cocktail/|title=The Birth of the Cuba Libre Cocktail|publisher=[[バカルディ (企業)|バカルディキューバ]]|date=2015-04-20|accessdate=2018-05-30}}</ref> |
<ref name="bacardicuba">{{cite web|url=http://bacardicuba.net/the-birth-of-the-cuba-libre-cocktail/|title=The Birth of the Cuba Libre Cocktail|publisher=[[バカルディ (企業)|バカルディキューバ]]|date=2015-04-20|accessdate=2018-05-30}}</ref> |
||
<ref name="nomo">{{Cite web|url=https://www.nomooo.jp/article/2020/10/07/8922.html|date=2020-10-07|title=世界で最もオーダーの多いカクテル!?キューバリブレを徹底解説【レシピあり】|website=nomooo(ノモー)([[イード (企業)|イード]])|author=ハタヤマ シンノスケ|accessdate=2022-08-08}}</ref> |
<ref name="nomo">{{Cite web|和書|url=https://www.nomooo.jp/article/2020/10/07/8922.html|date=2020-10-07|title=世界で最もオーダーの多いカクテル!?キューバリブレを徹底解説【レシピあり】|website=nomooo(ノモー)([[イード (企業)|イード]])|author=ハタヤマ シンノスケ|accessdate=2022-08-08}}</ref> |
||
<ref name="cc">{{Cite web|url=https://bevvy.co/cocktail/captain-and-coke/syba|title=Captain And Coke Recipe|accessdate=2022-08-08}}</ref> |
<ref name="cc">{{Cite web|url=https://bevvy.co/cocktail/captain-and-coke/syba|title=Captain And Coke Recipe|accessdate=2022-08-08}}</ref> |
||
<ref name=":100">{{Cite book|chapter=17. Captain and Coke|title=100 Popular Cocktail Recipes|author=Matthew Driver|year=2011|isbn=9781466087941}}</ref> |
<ref name=":100">{{Cite book|chapter=17. Captain and Coke|title=100 Popular Cocktail Recipes|author=Matthew Driver|year=2011|isbn=9781466087941}}</ref> |
2023年10月14日 (土) 05:59時点における最新版
キューバ・リブレ | |
---|---|
基本情報 | |
種別 | ロングドリンク |
作成技法 | ビルド |
色 | 黒褐色透明 |
度数 | 12度[1] - 13度[2] |
レシピの一例 | |
ベース | ラム |
装飾材料 | カットライム |
材料 |
ラム …… 45ml |
ライム・ジュース …… 10ml | |
コーラ …… 95ml |
キューバ・リブレ(Cuba libre)とは、冷たいタイプのロングドリンクに分類される、ラム酒をベースとするカクテルの1つである。瓶詰のコーラを用いるカクテルとしては極めて古いものの一つ[3]。「世界で最もオーダーが多いカクテル」と呼ばれる[4]。
日本語での表記
[編集]日本では英語とスペイン語が混ざって「キューバ・リブレ」と呼ばれることもある他、英語風に「キューバ・リバー」[3][5]、スペイン語風に「クーバ・リブレ」「クバ・リブレ」と呼ばれることもある。本稿では、以降キューバ・リブレの表記を用いる。なお、「キューバ・リバー」と呼ぶ場合に「キューバの河(Cuba River)」と勘違いしていることがある[3]。
歴史
[編集]第二次キューバ独立戦争の合言葉として使われた「Viva Cuba Libre(ビバ・クバ・リブレ、キューバの自由万歳)」にちなんで作られたカクテル[3]。第二次キューバ独立戦争は1898年4月に米西戦争となり、アメリカが勝利したことで、スペインはキューバの主権を破棄し、1902年5月20日にキューバは独立して1つの国家としての歴史をスタートする。その独立を祝う為に生まれたカクテルがまさしくキューバ・リブレであった[3]。
なお、コカ・コーラの誕生は1886年、瓶詰めとして販売されるようになったのは1894年からである[3]。
キューバ・リブレの考案者、発祥は不明であるが、バカルディキューバでは、以下のような説を自社のWebサイトで公開している[6]。
- キューバ米国軍政府のファウスト・ロドリゲス(Fausto Rodriguez)がしばしば同行させていたアメリカ陸軍通信部隊のラッセル大尉(Captain Russell)はハバナのアメリカン・バーでバカルディのラム酒とコカ・コーラとライムを絞ったジュースを飲むのがお気に入りであった。1900年8月のある日、ラッセル大尉のお気に入りは他のアメリカ兵に気付かれ、数分後にはバー全体で飲まれるようになった。その際の乾杯(Toast)の言葉として「スペイン語: por Cuba libre(「キューバの自由」のために)」をラッセル大尉が提案し、これが広まった。
1935年に刊行されたアルバート・スティーブンス・クロケット(Albert S Crockett)のカクテルブック『The Old Waldorf-Astoria Bar Book』には、キューバ・リブレが紹介されている。
1939年にチャールズ・H・ベイカー・ジュニアが発表した『The Gentleman's Companion: Being an Exotic Cookery and Drinking』ではアメリカのノースカロライナ州、シアトル、メキシコシティといった広い範囲でキューバ・リブレ(もしくはラム酒のコーラ割り)が飲まれていることが報告されている[6]。また、アンドリューズ・シスターズによる1945年発売の曲『ラムとコカコーラ』も普及の助けとなった[6]。
以来、現在に至るまで、有名なロングドリンクの一つとして世界中で飲用されている。
レシピの例
[編集]- 例1[7]
- 例2[3]
-
- ホワイト・ラム = 45ml
- ライムの実 = 1/2個
- コーラ = 適量
- ライムの実からジュースを絞り、グラスに注ぐ。
- グラスに氷を加える。
- ラム、コーラをグラスに注ぎ、マドラーを添える。
- 例3[8]
-
- ラム(ホワイトまたはゴールド) = 30ml
- コーラ = 90ml程度
- ライムの実 = 1/6個
- 氷を入れたグラスに、ラムを注ぐ。
- コーラを注ぎ、軽くステアする。
- カットしたライムを絞って入れる。
バリエーション
[編集]キューバ・リブレのことを、単に「ラム・コーク(Rum and Coke)」や「ラム・コーラ」と呼ぶこともある。「ラム・コーラにライム・ジュースを加えたカクテルがキューバ・リブレ」と違いを説明されることもある[5]。
- キャプテン・コーク (Captain and Coke)[9][10]
-
- ラム酒にキャプテン・モルガン スパイスト・ラムを使用する。ライム・ジュースは使用しない。
文化における影響
[編集]- ラムとコカコーラ - アンドリューズ・シスターズによる1945年発売の曲
- ラム・コークはいかが - 大場久美子の曲。アルバム『微笑のメロディー』に収録。
- トレーラーパークボーイズ - カナダのテレビドラマ。主要人物のジュリアンがキューバ・リブレを持ち歩いている。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ YYT project 編『おうちでカクテル』池田書店、2007年、66頁。ISBN 978-4-262-12918-1。
- ^ 稲保幸『色でひけるカクテル』大泉書店、2003年、108頁。ISBN 4-278-03752-X。
- ^ a b c d e f g 福西英三『カクテル教室』保育社、1996年、8頁。ISBN 9784586508877。
- ^ ハタヤマ シンノスケ (2020年10月7日). “世界で最もオーダーの多いカクテル!?キューバリブレを徹底解説【レシピあり】”. nomooo(ノモー)(イード). 2022年8月8日閲覧。
- ^ a b 『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、170頁。ISBN 9784072743935。
- ^ a b c d e “The Birth of the Cuba Libre Cocktail”. バカルディキューバ (2015年4月20日). 2018年5月30日閲覧。
- ^ “キューバリバー”. アサヒビール. 2018年5月30日閲覧。
- ^ “RUMを使ったカクテル”. バカルディジャパン. 2018年5月30日閲覧。
- ^ “Captain And Coke Recipe”. 2022年8月8日閲覧。
- ^ Matthew Driver (2011). “17. Captain and Coke”. 100 Popular Cocktail Recipes. ISBN 9781466087941
- ^ モーダル小嶋 (2018年4月7日). “モンエナ新作「キューバリブレ」飲んだ これコーラじゃん”. 週刊アスキー. 2018年5月30日閲覧。
外部リンク
[編集]ウィキメディア・コモンズには、キューバ・リブレに関するカテゴリがあります。