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|出身地=[[ラヴァル]]
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|所属チーム名={{Flagicon|ENG}} [[ポーツマスFC]]
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|年1=1996-1999 |クラブ1={{Flagicon|FRA}} [[スタッド・ラヴァル|ラヴァル]] |出場1=5 |得点1=0
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|年2=1999-2006 |クラブ2={{Flagicon|ENG}} [[リヴァプールFC|リヴァプール]] |出場2=88 |得点2=0
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|年4=2006-2007 |クラブ4={{Flagicon|ENG}} [[チャールトン・アスレティックFC|チャールトン]] |出場4=11 |得点4=0
⚫
|クラブ成績更新日=2008年5月12日
|代表国={{Flagicon|MLI}} [[サッカーマリ代表|マリ]]
|年5=2007-2009 |クラブ5={{Flagicon|ENG}} [[ポーツマスFC|ポーツマス]] |出場5=13 |得点5=0
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|年8=2009-2011 |クラブ8={{Flagicon|MON}} [[ASモナコ|モナコ]] |出場8=36 |得点8=0
⚫
|代表成績更新日=2006年4月20日
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⚫
|クラブ成績更新日=2017年2月12日
|代表年1=2004-2006 |代表1={{MLIf}} |代表出場1=6 |代表得点1=1
⚫
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|監督年2=2016- |監督チーム2={{Flagicon|USA}} [[シアトル・サウンダーズFC|シアトル・サウンダーズ]]（アシスタント）
}}
}}
'''ジミ・トラオレ'''（'''Djimi TRAORÉ''', [[1980年]][[3月1日]] - ）は[[フランス]]、[[ラヴァル]]出身で[[マリ共和国]]代表の[[サッカー]]選手。ポジションは[[ディフェンダー (サッカー)|ディフェンダー]]。
'''ジミ・トラオレ'''（'''Djimi Traoré''', [[1980年]][[3月1日]] - ）は、[[フランス]]・[[セーヌ＝サン＝ドニ県]][[サン＝トゥアン]]出身の元[[サッカーマリ代表|マリ代表]][[サッカー選手]]、現サッカー指導者。現役時代のポジションは[[ディフェンダー (サッカー)|ディフェンダー]]。


== 経歴 ==
[[2000年]]に[[リヴァプールFC|リヴァプール]]に移籍。[[2002年]]に[[RCランス]]にレンタルされレギュラーとなるも半年でリヴァプールに復帰、サイドバックのポジションを争っていた。2004-05シーズンの[[UEFAチャンピオンズリーグ]]の決勝戦のACミラン戦では3－3の後半終了間際、ゴールの至近距離で枠内シュートを打たれるもとっさに左足が反応しゴールを防いだという伝説は今も語りつがれている。[[2005年]]の[[FIFAクラブワールドカップ|FIFAクラブ世界選手権]]でも活躍した。
=== クラブ ===
==== リヴァプール ====
故郷の[[スタッド・ラヴァル]]でキャリアを始め、1999年に[[リヴァプールFC]]に移籍。加入後しばらくは出場機会が少なかったが、2001-02シーズンに[[RCランス]]へ貸し出されるとレギュラーを掴み、[[FAプレミアリーグ2002-2003|翌シーズン]]にチームへ復帰してからも、[[ステファヌ・アンショズ]]の負傷もあり32試合とレギュラーを務めた。しかし、[[FAプレミアリーグ2003-2004|2003-04シーズン]]は主にリザーブチームのキャプテンとして過ごすことが多くなったことから、移籍市場最終日に同じく[[マージーサイド]]を拠点とするライバルの[[エヴァートンFC]]へ移籍するとの憶測が呼んだ。最終的にはチームへ留まり、[[UEFAカップ2003-04]]の[[FCステアウア・ブカレスト]]戦で今季初得点を挙げた<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/l/liverpool/3243341.stm "Steaua hold Liverpool"]</ref>。


[[FAプレミアリーグ2004-2005|2004-05シーズン]]に[[ジェラール・ウリエ]]監督から[[ラファエル・ベニテス]]監督に交代後は[[ヨン・アルネ・リーセ]], [[スティーヴン・ウォーノック]]と激しいポジション争いをしながら出場機会を増やしていたが、[[FAカップ]]3回戦・[[フットボールリーグ・チャンピオンシップ|2部]]の[[バーンリーFC]]相手にオウンゴールをしてしまい、これが決勝点となり0-1で敗退した<ref>[http://www.guardian.co.uk/football/2005/jan/19/match.burnley "Traoré blunder sinks Liverpool"]</ref>。そんなミスを犯しながらも主力の1人としてプレーしていたトラオレは、[[ACミラン]]との[[UEFAチャンピオンズリーグ 2004-05]][[UEFAチャンピオンズリーグ 2004-05 決勝|決勝]]のピッチに先発出場した。開始すぐさま[[アンドレア・ピルロ]]のFKから[[パオロ・マルディーニ]]に先制を許すも、試合終了間際に[[アンドリー・シェフチェンコ]]の至近距離からのシュートをゴール寸前で止める活躍を見せ、優勝に貢献した。<ref>[http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2004/matches/round=1972/match=1086988/postmatch/report/index.html "リバプールが大逆転で優勝"]</ref>。また、同シーズンの[[チェルシーFC]]との[[フットボールリーグカップ]]決勝戦では延長戦から出場したが、優勝を逃した。
2006月に[[チャールトン・アスレティック]]、さらに翌年には[[ポーツマスFC]]に完全移籍した。そして[[2008年]]1月から[[スタッド・レンヌ]]にレンタル移籍するもいずれも主だった活躍は見られていない。


[[FAプレミアリーグ2005-2006|2005-06シーズン]]は一定の出場機会を得ながらも、昨シーズンに比べるとリーセ, ウォーノックに出番を譲ることが増えていき、2006年プレシーズンで数試合に出場していたが、8月8日に200万ポンドで[[チャールトン・アスレティックFC]]へ売却された<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/c/charlton_athletic/5257776.stm "Charlton snap up Faye and Traore"]</ref>。
⚫
代表歴としては、フランスU-18代表で活躍するも、[[2004年]]から父の母国であるマリ代表に転籍した。


==== その後 ====
{{ポーツマスのメンバー}}
2006年8月19日の[[ウェストハム・ユナイテッドFC]]との開幕戦で先発出場したが、FKを阻止するためのタックルが危険と判断されて26分に退場する苦いものとなった<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/eng_prem/4786591.stm "West Ham 3-1 Charlton"]</ref>。[[ヘルマン・フレイザルソン]]とポジション争いをしながらも出場機会を得ていたが、[[アラン・パーデュー]]監督が新たに就任すると戦力外とみなされ、2007年1月に[[ポーツマスFC]]へ移籍金100万ポンドで加入した<ref>[http://www1.skysports.com/football/news/11674/2402025/Traore-seals-Pompey-switch "Traore seals Pompey switch"]</ref>。

ポーツマスでなかなかレギュラーを奪取出来ずにいると、2008年1月18日に[[エリック・エドマン]]の後釜を探していた[[スタッド・レンヌ]]へ完全移籍のオプション付きでシーズン終了まで貸し出され<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/p/portsmouth/7197126.stm "Pompey's Traore leaves for Rennes"]</ref>、さらに、2009年2月10日には3ヶ月の緊急融資で2部の[[バーミンガム・シティFC]]へ貸し出された<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/b/birmingham_city/7881813.stm "Birmingham snap up Traore on loan"]</ref>。バーミンガムでは、加入した月に[[ハムストリング]]を負傷した<ref>[http://www.skysports.com/story/0,19528,11688_5005690,00.html "Traore suffers injury blow"]</ref>ため、4月の[[ワトフォードFC]]戦に試合終了近くで交代出場の形でデビューと遅いものだった<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/eng_div_1/7990071.stm "Watford 0-1 Birmingham"]</ref>。

バーミンガムでのレンタル期間終了後、2009年6月18日に[[ASモナコ]]へ完全移籍<ref>[http://www.asm-fc.com/fr/actualites/equipe/djimi-traore-a-l-as-monaco-fc "Djimi Traoré à l'AS Monaco FC"]</ref><ref>[http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/p/portsmouth/8109225.stm "Portsmouth's Traore joins Monaco"]</ref>し、[[2009-10 リーグ・アン|加入1年目]]からレギュラーとしてプレー。同シーズンの[[クープ・ドゥ・フランス]]決勝戦にスタメン出場をしたが、[[パリ・サンジェルマンFC]]に延長戦の末0-1と敗れてタイトル獲得を逃した。[[2010-11 リーグ・アン|翌シーズン]]は、2010年12月18日のパリ・サンジェルマン戦で[[前十字靭帯]]断裂した<ref>[http://www.asm-fc.com/fr/actualites/equipe/djimi-traore-touche-aux-ligaments-croises "Djimi Traoré touché aux ligaments croisés"]</ref>ことで半年もの長期離脱を余儀なくされた。その後、モナコとの契約が終了しチームは34年ぶりに[[リーグ・ドゥ]]へ降格したこともあり、2011年8月18日に[[リーグ・アン|同リーグ]]の[[オリンピック・マルセイユ]]へ1年契約で移籍<ref name="#1">[http://www.om.net/fr/Saison/101005/Actualites/61170/Les_fins_de_contrats_les_retours_de_prets "Les fins de contrats, les retours de prêts"]</ref>。[[2011-12 リーグ・アン|このシーズン]]は、[[クープ・ドゥ・ラ・リーグ]]のタイトルを獲得したが決勝戦でベンチ入りするも出番はなく、2012年6月13日にマルセイユは6月30日まであるトラオレとの契約を更新しないことを発表したことで退団が決定した<ref name="#1"/>。

2013年2月23日、プレシーズンに行われたトライアルに合格し、[[シアトル・サウンダーズFC]]と契約<ref>[http://www.soundersfc.com/news/articles/2013/02-february/sounders-sign-djimi-traore.aspx "Sounders FC Signs Djimi Traore"]</ref>。[[CONCACAFチャンピオンズリーグ]]準々決勝・[[UANLティグレス]]との第2戦で移籍後初得点にして2-2の同点弾を挙げた<ref>[http://www.mlssoccer.com/matchcenter/2013-03-12-SEA-v-TIG/recap "CCL Match Recap: Seattle Sounders 3, Tigres UANL 1"]</ref>。最終的に75分に[[エディ・ジョンソン]]が決勝点を決め、同大会に名称が変更してから初めて[[メジャーリーグサッカー|MLS]]が[[プリメーラ・ディビシオン (メキシコ)|メキシコ]]のチームを破る快挙に貢献した<ref>[http://www.sounderatheart.com/2013/3/13/4098890/sounders-tigres-highlights-stats-quotes "Sounders advance 3-2 aggregate past Tigres - Highlights, Stats, Quotes"]</ref>。

2014年シーズン限りで現役引退することを表明<ref>{{Cite web |url=https://www.theguardian.com/football/2014/nov/30/liverpool-mls-djimi-traore-retire-seattle-sounders-champions-league |title=Djimi Traoré will probably always be defined by a high and low at Liverpool |publisher=[[ガーディアン|The Guardian]] |date=2014-11-30 |accessdate=2017-02-12}}</ref>。翌年よりサウンダーズのセカンドチームでアシスタントコーチを務め、続く2016年にはトップチームに昇格した<ref>{{Cite web |url=http://www.seattletimes.com/sports/sounders/djimi-traore-makes-seamless-transition-to-sounders-coaching-staff/ |title=Djimi Traore makes seamless transition to Sounders’ coaching staff |publisher=[[シアトル・タイムズ|The Seattle Times]] |date=2016-03-28 |accessdate=2017-02-12}}</ref>。

=== 代表 ===
⚫
U-18[[サッカーフランス代表|フランス代表]]歴があったものの、A代表では、2004年から父の母国である[[サッカーマリ代表|マリ代表]]に選択した。

== タイトル ==
; リヴァプール
* [[FAコミュニティ・シールド|FAチャリティ・シールド]] : 2001
* [[フットボールリーグカップ]] : 2002-03
* [[UEFAチャンピオンズリーグ]] : [[UEFAチャンピオンズリーグ 2004-05|2004-05]]
* [[FAカップ]] : 2005-06
; マルセイユ
* [[クープ・ドゥ・ラ・リーグ]] : 2011-12
; シアトル・サウンダーズ
* [[サポーターズ・シールド]] : 2014

== 脚注 ==
{{Reflist|3}}

== 外部リンク ==
*{{nfteams|8664}}
*[http://www.transfermarkt.co.uk/en/djimi-traore/profil/spieler_3598.html transfermarkt]
*{{Soccerway|djimi-traore/2764}}
*[http://www.footballzz.com/jogador.php?id=1529 footballzz]


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[[Category:マリのサッカー選手]]
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[[ru:Траоре, Джими]]
[[zh:吉米·特劳雷]]

2023年10月20日 (金) 11:01時点における最新版

ジミ・トラオレ
名前
ラテン文字 Djimi Traoré
基本情報
国籍 マリ共和国の旗 マリ
フランスの旗 フランス
生年月日 (1980-03-01) 1980年3月1日（44歳）
出身地 サン＝トゥアン
身長 191cm
体重 80kg
選手情報
ポジション DF (LSB, CB)
利き足 左足
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
1996-1999 フランスの旗 ラヴァル 5 (0)
1999-2006 イングランドの旗 リヴァプール 88 (0)
2001-2002 →フランスの旗 RCランス (loan) 19 (0)
2006-2007 イングランドの旗 チャールトン 11 (0)
2007-2009 イングランドの旗 ポーツマス 13 (0)
2008 →フランスの旗 レンヌ (loan) 15 (0)
2009 →イングランドの旗 バーミンガム (loan) 3 (0)
2009-2011 モナコの旗 モナコ 36 (0)
2011-2012 フランスの旗 マルセイユ 11 (0)
2013-2014 アメリカ合衆国の旗 シアトル・サウンダーズ 42 (1)
1996-2014 通算 243 (1)
代表歴2
2004-2006 マリ共和国の旗 マリ 6 (1)
監督歴
2015 アメリカ合衆国の旗 シアトル・サウンダーズ2（アシスタント）
2016- アメリカ合衆国の旗 シアトル・サウンダーズ（アシスタント）
1. 国内リーグ戦に限る。2017年2月12日現在。
2. 2014年11月12日現在。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ジミ・トラオレ（Djimi Traoré, 1980年3月1日 - ）は、フランス・セーヌ＝サン＝ドニ県サン＝トゥアン出身の元マリ代表サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダー。

経歴

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クラブ

[編集]

リヴァプール

[編集]

故郷のスタッド・ラヴァルでキャリアを始め、1999年にリヴァプールFCに移籍。加入後しばらくは出場機会が少なかったが、2001-02シーズンにRCランスへ貸し出されるとレギュラーを掴み、翌シーズンにチームへ復帰してからも、ステファヌ・アンショズの負傷もあり32試合とレギュラーを務めた。しかし、2003-04シーズンは主にリザーブチームのキャプテンとして過ごすことが多くなったことから、移籍市場最終日に同じくマージーサイドを拠点とするライバルのエヴァートンFCへ移籍するとの憶測が呼んだ。最終的にはチームへ留まり、UEFAカップ2003-04のFCステアウア・ブカレスト戦で今季初得点を挙げた[1]。

2004-05シーズンにジェラール・ウリエ監督からラファエル・ベニテス監督に交代後はヨン・アルネ・リーセ, スティーヴン・ウォーノックと激しいポジション争いをしながら出場機会を増やしていたが、FAカップ3回戦・2部のバーンリーFC相手にオウンゴールをしてしまい、これが決勝点となり0-1で敗退した[2]。そんなミスを犯しながらも主力の1人としてプレーしていたトラオレは、ACミランとのUEFAチャンピオンズリーグ 2004-05決勝のピッチに先発出場した。開始すぐさまアンドレア・ピルロのFKからパオロ・マルディーニに先制を許すも、試合終了間際にアンドリー・シェフチェンコの至近距離からのシュートをゴール寸前で止める活躍を見せ、優勝に貢献した。[3]。また、同シーズンのチェルシーFCとのフットボールリーグカップ決勝戦では延長戦から出場したが、優勝を逃した。

2005-06シーズンは一定の出場機会を得ながらも、昨シーズンに比べるとリーセ, ウォーノックに出番を譲ることが増えていき、2006年プレシーズンで数試合に出場していたが、8月8日に200万ポンドでチャールトン・アスレティックFCへ売却された[4]。

その後

[編集]

2006年8月19日のウェストハム・ユナイテッドFCとの開幕戦で先発出場したが、FKを阻止するためのタックルが危険と判断されて26分に退場する苦いものとなった[5]。ヘルマン・フレイザルソンとポジション争いをしながらも出場機会を得ていたが、アラン・パーデュー監督が新たに就任すると戦力外とみなされ、2007年1月にポーツマスFCへ移籍金100万ポンドで加入した[6]。

ポーツマスでなかなかレギュラーを奪取出来ずにいると、2008年1月18日にエリック・エドマンの後釜を探していたスタッド・レンヌへ完全移籍のオプション付きでシーズン終了まで貸し出され[7]、さらに、2009年2月10日には3ヶ月の緊急融資で2部のバーミンガム・シティFCへ貸し出された[8]。バーミンガムでは、加入した月にハムストリングを負傷した[9]ため、4月のワトフォードFC戦に試合終了近くで交代出場の形でデビューと遅いものだった[10]。

バーミンガムでのレンタル期間終了後、2009年6月18日にASモナコへ完全移籍[11][12]し、加入1年目からレギュラーとしてプレー。同シーズンのクープ・ドゥ・フランス決勝戦にスタメン出場をしたが、パリ・サンジェルマンFCに延長戦の末0-1と敗れてタイトル獲得を逃した。翌シーズンは、2010年12月18日のパリ・サンジェルマン戦で前十字靭帯断裂した[13]ことで半年もの長期離脱を余儀なくされた。その後、モナコとの契約が終了しチームは34年ぶりにリーグ・ドゥへ降格したこともあり、2011年8月18日に同リーグのオリンピック・マルセイユへ1年契約で移籍[14]。このシーズンは、クープ・ドゥ・ラ・リーグのタイトルを獲得したが決勝戦でベンチ入りするも出番はなく、2012年6月13日にマルセイユは6月30日まであるトラオレとの契約を更新しないことを発表したことで退団が決定した[14]。

2013年2月23日、プレシーズンに行われたトライアルに合格し、シアトル・サウンダーズFCと契約[15]。CONCACAFチャンピオンズリーグ準々決勝・UANLティグレスとの第2戦で移籍後初得点にして2-2の同点弾を挙げた[16]。最終的に75分にエディ・ジョンソンが決勝点を決め、同大会に名称が変更してから初めてMLSがメキシコのチームを破る快挙に貢献した[17]。

2014年シーズン限りで現役引退することを表明[18]。翌年よりサウンダーズのセカンドチームでアシスタントコーチを務め、続く2016年にはトップチームに昇格した[19]。

代表

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U-18フランス代表歴があったものの、A代表では、2004年から父の母国であるマリ代表に選択した。

タイトル

[編集]
リヴァプール
マルセイユ
シアトル・サウンダーズ

脚注

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  1. ^ "Steaua hold Liverpool"
  2. ^ "Traoré blunder sinks Liverpool"
  3. ^ "リバプールが大逆転で優勝"
  4. ^ "Charlton snap up Faye and Traore"
  5. ^ "West Ham 3-1 Charlton"
  6. ^ "Traore seals Pompey switch"
  7. ^ "Pompey's Traore leaves for Rennes"
  8. ^ "Birmingham snap up Traore on loan"
  9. ^ "Traore suffers injury blow"
  10. ^ "Watford 0-1 Birmingham"
  11. ^ "Djimi Traoré à l'AS Monaco FC"
  12. ^ "Portsmouth's Traore joins Monaco"
  13. ^ "Djimi Traoré touché aux ligaments croisés"
  14. ^ a b "Les fins de contrats, les retours de prêts"
  15. ^ "Sounders FC Signs Djimi Traore"
  16. ^ "CCL Match Recap: Seattle Sounders 3, Tigres UANL 1"
  17. ^ "Sounders advance 3-2 aggregate past Tigres - Highlights, Stats, Quotes"
  18. ^ “Djimi Traoré will probably always be defined by a high and low at Liverpool”. The Guardian (2014年11月30日). 2017年2月12日閲覧。
  19. ^ “Djimi Traore makes seamless transition to Sounders’ coaching staff”. The Seattle Times (2016年3月28日). 2017年2月12日閲覧。

外部リンク

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