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| Length = 2分28秒 |
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| Chart position = * 週間1位{{small|(スペイン、[[ウルトラトップ|Ultratop 50]] Wallonia)}}<ref name="ultratop">{{Cite web |title=ultratop.be - The Beatles - Drive My Car |url=https://www.ultratop.be/fr/song/6c17/The-Beatles-Drive-My-Car |website=ultratop.be |accessdate=2020-09-23 }}</ref> |
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⚫ | 「'''ドライヴ・マイ・カー''' 」({{Lang|en|''Drive My Car''}})は、[[ビートルズ]]の楽曲である。[[レノン=マッカートニー]]名義となっているが、主に[[ポール・マッカートニー]]によって書かれた楽曲で、作詞にあたっては[[ジョン・レノン]]も手助けしている{{Sfn|Miles|1997|p=361}}。イギリスでは1965年12月3日に[[パーロフォン]]から発売されたアルバム『[[ラバー・ソウル]]』、アメリカでは1966年6月20日に[[キャピトル・レコード]]から発売されたアルバム『[[イエスタデイ・アンド・トゥデイ]]』にオープニング・トラックとして収録された。 |
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⚫ | 「'''ドライヴ・マイ・カー''' 」({{Lang |
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全編にわたってレノンとマッカートニーのデュエットで歌われ、部分的にユニゾンになっている。自動車の |
全編にわたってレノンとマッカートニーのデュエットで歌われ、部分的にユニゾンになっている。自動車のクラクションを真似た「{{Lang|en|Beep beep'm beep beep yeah}}」や、[[弱起]]から始まるイントロが特徴となっている。 |
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== 背景・曲の構成 == |
== 背景・曲の構成 == |
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歌詞は、語り手が女性に自分は有名な映画スターになるはずで、自身の運転手にしてもいいと伝えられるところから始まる。語り手が断ると、女性は頑張って働くよりももっと素晴らしい時間にしてみせると言ってきた。彼が申し出を受け入れると、女性が「実は車を持ってないの。でも運転手が見つかったし、これから始まるの」と口にする{{Sfn|Aldridge|1990|p=24}}。タイトルの「Drive My Car」は「性交」の意を持つ古いブルースの隠語で、マッカートニーも古いブルースの隠語として使用したことを明かしている{{Sfn|Miles|1997| |
歌詞は、語り手が女性に自分は有名な映画スターになるはずで、自身の運転手にしてもいいと伝えられるところから始まる。語り手が断ると、女性は頑張って働くよりももっと素晴らしい時間にしてみせると言ってきた。彼が申し出を受け入れると、女性が「実は車を持ってないの。でも運転手が見つかったし、これから始まるの」と口にする{{Sfn|Aldridge|1990|p=24}}。タイトルの「{{Lang|en|Drive My Car}}」は「性交」の意を持つ古いブルースの隠語で、マッカートニーも古いブルースの隠語として使用したことを明かしている{{Sfn|Miles|1997|pp=269-270}}。 |
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マッカートニーが楽曲制作のためにウェイブリッジにあるレノンの自宅に向かったときに、マッカートニーはこの曲が思い浮かんだが、この時点でマッカートニーは「歌詞 |
マッカートニーが楽曲制作のためにウェイブリッジにあるレノンの自宅に向かったときに、マッカートニーはこの曲が思い浮かんだが、この時点でマッカートニーは「歌詞が悲惨だというのは僕には分かっていた」とのこと{{Sfn|Miles|1997|p=269}}。[[サビ|コーラス]]には「{{Lang|en|You can buy me diamond rings}}」というフレーズがあったが、"{{Lang|en|diamond rings}}"はこれまでに「[[キャント・バイ・ミー・ラヴ]]」と「[[アイ・フィール・ファイン]]」(およびボツとなった「[[イフ・ユーヴ・ガット・トラブル]]」)で使用されていた{{Sfn|MacDonald|1994|pp=132-133}}。レノンは、マッカートニーが考えた歌詞を「馬鹿馬鹿しく、甘すぎる」と否定した{{Sfn|Spitz|2005|p=586}}。2人は歌詞を書き直すことにし、困難の末にタイトルが「ドライヴ・マイ・カー」に決まり、その題から全体の歌詞が簡単に湧き上がった{{Sfn|Spitz|2005|p=586}}。当時について、マッカートニーは「最もやっかいなライティング・セッションの1つだった」と振り返っている{{Sfn|The Beatles|2000|p=194}}。 |
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== レコーディング == |
== レコーディング == |
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「ドライヴ・マイ・カー」のレコーディングは、1965年10月13日の深夜に[[ |
「ドライヴ・マイ・カー」のレコーディングは、1965年10月13日の深夜に[[EMIレコーディング・スタジオ]]で行われた。同日は『ラバー・ソウル』のためのレコーディング・セッションの初日にあたる{{Sfn|Lewisohn|1988|p=63}}。マッカートニーは、[[ジョージ・ハリスン]]と共に基本のリズムトラックをレコーディングし、ハリスンの提案に沿うかたちでベースと低音のギターで似たリフを弾いた。ハリスンは当時[[オーティス・レディング]]の「[[リスペクト (オーティス・レディングの曲)|リスペクト]]」を聴いており、その影響で「ドライヴ・マイ・カー」は今までのビートルズの曲よりリズム・トラックが強力で、レディングが[[メンフィス (テネシー州)|メンフィス]]のスタジオで生み出したベースのヘビーな音を真似ている{{Sfn|MacDonald|1994|pp=132-133}}。作家のロバート・ロドリゲスは本作を「明白な[[リズム・アンド・ブルース|R&B]]の実験」で、収録曲のほとんどが[[フォークロック]]志向の『ラバー・ソウル』で、[[スタックス・レコード|スタックス]]や[[モータウン]]のアーティストに傾倒している数少ない例としている{{Sfn|Rodriguez|2012|pp=50, 74-75}}。 |
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マッカートニーはメイン・ボーカルを歌っており、マッカートニーのボーカルについてジャーナリストの{{仮リンク|リッチー・アンターバーガー|label=リッチー・アンターバーガー|en|Richie Unterberger}}は、「ハードロックのボーカル」と評している<ref>{{cite web |last=Unterberger |first=Richie |authorlink=:en:Richie Unterberger |year=2009 |title=Drive My Car |publisher=[[オールミュージック|AllMusic]] |url={{Allmusic|class=song|id=t819430|pure_url=yes}} |accessdate=2019-02-24 }}</ref>。マッカートニーは、[[ピアノ]]のパートと[[スライドギター]]の[[ソロ (音楽)|ソロ]]を[[オーバー・ダビング]]した{{Sfn|MacDonald|2005|p=166}}。曲は2本の[[エレクトリック・ギター]]で弾かれたブルージーなリフ{{Sfn|Womack|2007|p=115}}から始まり{{Sfn|Riley|2002|p=157}}、この冒頭のリフもベーシック・トラックにオーバー・ダビングされた。 |
マッカートニーはメイン・ボーカルを歌っており、マッカートニーのボーカルについてジャーナリストの{{仮リンク|リッチー・アンターバーガー|label=リッチー・アンターバーガー|en|Richie Unterberger}}は、「ハードロックのボーカル」と評している<ref>{{cite web |last=Unterberger |first=Richie |authorlink=:en:Richie Unterberger |year=2009 |title=Drive My Car |publisher=[[オールミュージック|AllMusic]] |url={{Allmusic|class=song|id=t819430|pure_url=yes}} |accessdate=2019-02-24 }}</ref>。マッカートニーは、[[ピアノ]]のパートと[[スライドギター]]の[[ソロ (音楽)|ソロ]]を[[オーバー・ダビング]]した{{Sfn|MacDonald|2005|p=166}}。曲は2本の[[エレクトリック・ギター]]で弾かれたブルージーなリフ{{Sfn|Womack|2007|p=115}}から始まり{{Sfn|Riley|2002|p=157}}、この冒頭のリフもベーシック・トラックにオーバー・ダビングされた。 |
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== リリース == |
== リリース == |
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1965年12月3日に[[パーロフォン]]からアルバム『ラバー・ソウル』が発売され、「ドライヴ・マイ・カー」はオープニング・トラックとして収録された{{Sfn|Inglis|2003|p=41}}。アメリカの[[キャピトル・レコード]]は、『ラバー・ソウル』を当時のアメリカ市場で流行していた「フォークロック」色を強めることを目的に{{Sfn|Gould|2007|p=296}}再構成し{{Sfn|Rodriguez|2012|pp=74-75}}、オープニング・トラックを本作から「[[夢の人]]」に変更し{{Sfn|Kimsey|2009|p=235}}、「[[ひとりぼっちのあいつ]]」、「[[消えた恋]]」、「[[恋をするなら (ビートルズの曲)|恋をするなら]]」を収録曲から外して、「[[イッツ・オンリー・ラヴ (ビートルズの曲)|イッツ・オンリー・ラヴ]]」を追加した{{Sfn|Kruth|2015|p=7}}{{Sfn|Hamilton|2016|p=147}}{{Efn|「夢の人」と「イッツ・オンリー・ラヴ」は、イギリス盤公式オリジナル・アルバム『[[ヘルプ! (ビートルズのアルバム)|ヘルプ!]]』に収録されている楽曲{{Sfn|Inglis|2003|p=40}}。アメリカで[[ヘルプ! (ビートルズのアルバム)#米国キャピトル編集盤 『ヘルプ(四人はアイドル)』|キャピトル・レコードから発売された同名のアルバム]]は、映画で使用されたビートルズの楽曲とオーケストラの楽曲のみを集めた作品として編集され{{Sfn|Lewisohn|1988|p=62}}{{Sfn|Kimsey|2009|pp=233-234}}、この2曲を含む映画で使用されていない楽曲は同作からカットされた{{Sfn|Marsh|2007|pp=147, 177}}。}}。1966年6月20日にキャピトル・レコードからアルバム『[[イエスタデイ・アンド・トゥデイ]]』が発売され、本作はオープニング・トラックとして収録された{{Sfn|Spitz|2005|p=864}}{{Efn|『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』には、本作とともにアメリカ盤『ラバー・ソウル』でカットされた3曲も収録されている{{Sfn|Spitz|2005|p=864}}。}}。ビートルズ解散後の1973年5月に発売された『[[ザ・ビートルズ1962年〜1966年]]』にも収録されている{{Sfn|Inglis|2003|p=156}}。 |
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イギリスやアメリカでは、シングル・カットされることはなかったが、スペインでは1966年に同名のEP盤が発売され、EP盤のA面には本作と「[[ノルウェーの森]]」、B面には「[[君はいずこへ]]」と「[[ユー・ウォント・シー・ミー]]」が収録された |
イギリスやアメリカでは、シングル・カットされることはなかったが、スペインでは1966年に同名のEP盤が発売され、EP盤のA面には本作と「[[ノルウェーの森]]」、B面には「[[君はいずこへ]]」と「[[ユー・ウォント・シー・ミー]]」が収録された。また、ベルギーやナイジェリアでは「[[ミッシェル (曲)|ミッシェル]]」とのカップリングでシングル・カットされ、ベルギーのシングルチャートでは第1位を獲得した<ref name="ultratop" />。 |
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2006年に[[シルク・ドゥ・ソレイユ]]のショーのサウンドトラック |
2006年に[[シルク・ドゥ・ソレイユ]]のショーのサウンドトラック・アルバムとして発売された『[[LOVE (ビートルズのアルバム)|LOVE]]』に、「[[愛のことば (ビートルズの曲)|愛のことば]]」「[[ホワット・ユー・アー・ドゥーイング]]」とのメドレー「'''ドライヴ・マイ・カー / 愛のことば / ホワット・ユー・アー・ドゥーイング'''」(''{{Lang|en|Drive My Car / The Word / What You're Doing}}'')が収録された。このメドレーには、「[[タックスマン]]」のギターソロと「[[サボイ・トラッフル]]」のホーンセクション<ref name="allmusic">{{AllMusic | last=Erlewine |first=Stephen Thomas |title=Love - The Beatles {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=love-mw0000445831 |accessdate=2020-09-23}}</ref><ref name="PopMatters">{{cite web |title=The Beatles: Love – PopMatters Music Review |work=PopMatters |date=2006-12-15 |accessdate=2020-09-23 |url=http://www.popmatters.com/pm/music/reviews/8835/the-beatles-love1/}}</ref><ref name="allmusic" />のほか、「[[ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ]]」のコーラスと「[[ヘルター・スケルター (ビートルズの曲)|ヘルター・スケルター]]」の効果音がコラージュされている<ref name="YouTube">{{Cite video |title=Love 03 |url=https://www.youtube.com/watch?v=3YAt6_-haqU |accessdate=2020-09-23 }}</ref> 。 |
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== クレジット == |
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※出典{{Sfn|Everett|2001|p=315}} |
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※特記がない限り、出典は{{仮リンク|イアン・マクドナルド (音楽評論家)|label=イアン・マクドナルド|en|Ian MacDonald}}の著書{{Sfn|MacDonald|2005|p=166}}。 |
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* [[ポール・マッカートニー]] - [[ボーカル|リード・ボーカル]]、[[ピアノ]]、[[エレクトリックベース]]、[[スライドギター]] |
* [[ポール・マッカートニー]] - [[ボーカル|リード・ボーカル]]、[[ピアノ]]、[[エレクトリックベース|ベース]]、[[スライドギター]] |
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* [[ジョン・レノン]] - リード・ボーカル、[[タンバリン]]、[[リズムギター]]{{Sfn|Everett|2001|p=315}} |
* [[ジョン・レノン]] - リード・ボーカル、[[タンバリン]]、[[リズムギター]]{{Sfn|Everett|2001|p=315}} |
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* [[ジョージ・ハリスン]] - [[ |
* [[ジョージ・ハリスン]] - [[和声|ハーモニー・ボーカル]]、[[リードギター]] |
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* [[リンゴ・スター]] - [[ドラムセット|ドラム |
* [[リンゴ・スター]] - [[ドラムセット|ドラム]]、[[カウベル]]{{Sfn|MacDonald|2005|p=166}} |
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== マッカートニーによるライブでの演奏 == |
== マッカートニーによるライブでの演奏 == |
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マッカートニーは、1993年に行われた「The New World Tour」で、オープニング・ナンバーとして演奏した。同年に発売されたライブ・アルバム『[[ポール・イズ・ライブ]]』に、同ツアーでのライブ音源が収録された{{Sfn|Montgomery|2020|p=111}}。 |
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マッカートニーは、1993年から1994年にかけて行われたワールドツアーで、オープニング・ナンバーとして演奏した。その後、2005年の[[第39回スーパーボウル]]で[[ハーフタイムショー]]中に本作を演奏し、ロンドンで行われた[[LIVE 8]]では[[ジョージ・マイケル]]と共演した。2015年9月30日に[[動物の倫理的扱いを求める人々の会|PETA]]の慈善興行では、ベック・スポイルと共演した<ref>{{Cite news |title=ポール・マッカートニーとベックが共演、ビートルズの名曲をプレイ |url=https://rockinon.com/news/detail/131699 |newspaper=rockin'on.com |publisher=[[ロッキング・オン]] |date=2015-10-02 |accessdate=2020-09-24 }}</ref>。 |
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2005年の[[第39回スーパーボウル]]で[[ハーフタイムショー]]中に本作を演奏し、ロンドンで行われた[[LIVE 8]]では[[ジョージ・マイケル]]と共演した。2015年9月30日に[[動物の倫理的扱いを求める人々の会|PETA]]の慈善興行では、ベック・スポイルと共演した<ref>{{Cite news |title=ポール・マッカートニーとベックが共演、ビートルズの名曲をプレイ |url=https://rockinon.com/news/detail/131699 |newspaper=rockin'on.com |publisher=[[ロッキング・オン]] |date=2015-10-02 |accessdate=2020-09-24 }}</ref>。 |
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2018年に[[CBS]]『[[レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン]]』のコーナー「Carpool Karaoke」(6月21日放送回)に出演した際に、[[ジェームズ・コーデン]]と共に本作を歌唱した<ref>{{Cite web|和書|title=ポール・マッカートニーが相乗りカラオケ「Carpool Karaoke」でリヴァプールを訪問 |url=https://www.udiscovermusic.jp/news/beneath-blue-suburban-skies-paul-mccartney-back-liverpool-carpool-karaoke |website=uDiscover |publisher=[[ユニバーサルミュージック (日本)|UNIVERSAL MUSIC JAPAN]] |date=2018-06-25 |accessdate=2020-09-23 }}</ref>。 |
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== カバー・バージョン == |
== カバー・バージョン == |
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{{仮リンク|ブレックファスト・クラブ (バンド)|label=ブレックファスト・クラブ|en|Breakfast Club (band)}}によるカバー・バージョンが、1988年にシングル盤として発売された |
{{仮リンク|ブレックファスト・クラブ (バンド)|label=ブレックファスト・クラブ|en|Breakfast Club (band)}}によるカバー・バージョンが、1988年にシングル盤として発売された。このカバー・バージョンは、同年に公開された映画『{{仮リンク|運転免許証 (映画)|label=運転免許証|en|License to Drive}}』でサウンドトラックとして使用された。同年には、[[ボビー・マクファーリン]]がアルバム『{{仮リンク|シンプル・プレジャーズ|en|Simple Pleasures}}』でカバーした<ref>{{AllMusic |first=Scott |last=Yanow |title=Simple Pleasures - Bobby McFerrin {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=simple-pleasures-mw0000199391 |accessdate=2020-09-23 }}</ref>。 |
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[[ソウライヴ]]は、2010年に発売されたアルバム『{{仮リンク|ラバー・ソウライヴ|en|Rubber Soulive}}』でカバーした<ref>{{AllMusic |first=Hal |last=Horowitz |title=Rubber Soulive - Soulive {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=rubber-soulive-mw0002033192 |accessdate=2020-09-24 }}</ref>。 |
[[ソウライヴ]]は、2010年に発売されたアルバム『{{仮リンク|ラバー・ソウライヴ|en|Rubber Soulive}}』でカバーした<ref>{{AllMusic |first=Hal |last=Horowitz |title=Rubber Soulive - Soulive {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=rubber-soulive-mw0002033192 |accessdate=2020-09-24 }}</ref>。同バージョンは、[[TBSラジオ]]『[[たまむすび]]』の交通情報コーナーのBGMとして2017年3月まで使用された。 |
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2012年に発売された『Sesame Street: Travel Songs』では、[[エルモ]]が本作をカバーした<ref>{{AllMusic |title=Sesame Street: Travel Songs - Sesame Street {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=sesame-street-travel-songs-mw0003194172 |accessdate=2020-09-23 }}</ref>。 |
2012年に発売された『Sesame Street: Travel Songs』では、[[エルモ (セサミストリート)|エルモ]]が本作をカバーした<ref>{{AllMusic |title=Sesame Street: Travel Songs - Sesame Street {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=sesame-street-travel-songs-mw0003194172 |accessdate=2020-09-23 }}</ref>。 |
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[[竹内まりや]]は、2019年に発売されたベスト・アルバム『[[Turntable (アルバム)|Turntable]]』でカバーした<ref>{{Cite web |
[[竹内まりや]]は、2019年に発売されたベスト・アルバム『[[Turntable (アルバム)|Turntable]]』でカバーした<ref>{{Cite web|和書|title=竹内まりや、40周年記念企画の豪華3枚組アルバム、モア・ベスト&レアリティーズ&カバーズ『Turntable』9月4日発売 |url=https://tower.jp/article/feature_item/2019/05/10/0701 |website=TOWER RECORDS ONLINE |publisher=[[タワーレコード]] |date=2019-05-10 |accessdate=2020-09-24 }}</ref>。 |
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== 収録盤 == |
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* 『[[ラバー・ソウル]]』 |
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* 『[[イエスタディ・アンド・トゥディ]]』 |
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* 『[[ザ・ビートルズ1962年〜1966年]]』 |
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* 『[[リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス]]』 |
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* 『[[LOVE (ビートルズのアルバム)|LOVE]]』 |
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== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
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=== 注釈 === |
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=== 出典 === |
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== 参考文献 == |
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* {{Cite book |author=The Beatles |authorlink=ビートルズ |title=[[ザ・ビートルズ・アンソロジー|The Beatles Anthology]] |publisher=Chronicle Books |location=San Francisco |year=2000 |isbn=0-8118-2684-8 |ref=harv }} |
* {{Cite book |author=The Beatles |authorlink=ビートルズ |title=[[ザ・ビートルズ・アンソロジー|The Beatles Anthology]] |publisher=Chronicle Books |location=San Francisco |year=2000 |isbn=0-8118-2684-8 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |last=Everett |first=Walter |authorlink=:en:Walter Everett (musicologist) |year=2001 |title=The Beatles as Musicians: The Quarry Men through Rubber Soul |publisher=Oxford University Press |location=New York, NY |isbn=0-19-514105-9 |ref=harv }} |
* {{Cite book |last=Everett |first=Walter |authorlink=:en:Walter Everett (musicologist) |year=2001 |title=The Beatles as Musicians: The Quarry Men through Rubber Soul |publisher=Oxford University Press |location=New York, NY |isbn=0-19-514105-9 |ref=harv }} |
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* {{cite book |last1=Gould |first1=Jonathan |title=Can't Buy Me Love: The Beatles, Britain, and America |year=2007 |publisher=Three Rivers Press |location=New York |isbn=978-0-307-35338-2 |url=https://books.google.com/books?id=gTAjZ235qfsC |ref=harv }} |
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* {{Cite book |last=Hamelman |first=Steven L. |title=But is it Garbage?: On Rock and Trash |url=https://books.google.com/books?id=9jkEJn45tCsC |year=2004 |publisher=University of Georgia Press |isbn=9780820325873 |ref=harv }} |
* {{Cite book |last=Hamelman |first=Steven L. |title=But is it Garbage?: On Rock and Trash |url=https://books.google.com/books?id=9jkEJn45tCsC |year=2004 |publisher=University of Georgia Press |isbn=9780820325873 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |first=Chris |last=Inglis |title=The Rough Guide to the Beatles |publisher=Rough Guides |year=2003 |isbn=1-8435-3140-2 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |last1=Kimsey|first1=John|editor1-last=Womack |editor1-first=Kenneth |author1-link=:en:Kenneth Womack |title=The Cambridge Companion to the Beatles |year=2009 |publisher=Cambridge University Press |location=Cambridge |isbn=978-0-521-68976-2 |pages=230-254 |chapter='An abstraction, like Christmas': the Beatles for sale and for keeps |url=https://books.google.com/books/about/The_Cambridge_Companion_to_the_Beatles.html?id=vW75rdouJD0C |ref=harv }} |
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* {{Cite book| last=Kruth| first=John| authorlink=:en:John Kruth| title=This Bird Has Flown: The Enduring Beauty of Rubber Soul, Fifty Years On| year=2015| publisher=Backbeat Books| location=Milwaukee, WI| isbn=978-1-61713-573-6| ref=harv}} |
* {{Cite book| last=Kruth| first=John| authorlink=:en:John Kruth| title=This Bird Has Flown: The Enduring Beauty of Rubber Soul, Fifty Years On| year=2015| publisher=Backbeat Books| location=Milwaukee, WI| isbn=978-1-61713-573-6| ref=harv}} |
||
* {{Cite book |last=Lewisohn |first=Mark |authorlink=:en:Mark Lewisohn |title=The Beatles Recording Sessions |publisher=Harmony Books |location=New York |year=1988 |isbn=0-517-57066-1 |ref=harv }} |
* {{Cite book |last=Lewisohn |first=Mark |authorlink=:en:Mark Lewisohn |title=The Beatles Recording Sessions |publisher=Harmony Books |location=New York |year=1988 |isbn=0-517-57066-1 |ref=harv }} |
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* {{Cite book | |
* {{Cite book |first=Dave |last=Marsh |title=The Beatles' Second Album |year=2007 |publisher=Rodale |location=New York |isbn=978-1-5948-6426-1 |ref=harv }} |
||
* {{Cite book |first=Ian |last=MacDonald |authorlink=:en:Ian MacDonald |title=Revolution in the Head: the Beatles' Records and the Sixties |publisher=Henry Holt and Company |location=New York |year=1994 |isbn=0-8050-2780-7 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |last=Miles |first=Barry |year=1997 |authorlink=:en:Barry Miles |title=Paul McCartney: Many Years From Now |publisher=Henry Holt & Company |location=New York |isbn=0-8050-5249-6 |ref=harv }} |
* {{Cite book |last=Miles |first=Barry |year=1997 |authorlink=:en:Barry Miles |title=Paul McCartney: Many Years From Now |publisher=Henry Holt & Company |location=New York |isbn=0-8050-5249-6 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |last=Rodriguez |first=Robert |title=Revolver: How the Beatles Reimagined Rock 'n' Roll |year=2012 |publisher=Backbeat Books |location=Milwaukee, WI |isbn=978-1-61713-009-0 |ref=harv }} |
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2023年10月22日 (日) 04:21時点における最新版
「ドライヴ・マイ・カー」 | ||||||||||
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ビートルズの楽曲 | ||||||||||
収録アルバム | 『ラバー・ソウル』 | |||||||||
英語名 | Drive My Car | |||||||||
リリース | 1965年12月3日 | |||||||||
録音 |
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ジャンル | ||||||||||
時間 | 2分28秒 | |||||||||
レーベル | パーロフォン | |||||||||
作詞者 | レノン=マッカートニー | |||||||||
作曲者 | レノン=マッカートニー | |||||||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | |||||||||
チャート順位 | ||||||||||
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「ドライヴ・マイ・カー 」(Drive My Car)は、ビートルズの楽曲である。レノン=マッカートニー名義となっているが、主にポール・マッカートニーによって書かれた楽曲で、作詞にあたってはジョン・レノンも手助けしている[4]。イギリスでは1965年12月3日にパーロフォンから発売されたアルバム『ラバー・ソウル』、アメリカでは1966年6月20日にキャピトル・レコードから発売されたアルバム『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』にオープニング・トラックとして収録された。
全編にわたってレノンとマッカートニーのデュエットで歌われ、部分的にユニゾンになっている。自動車のクラクションを真似た「Beep beep'm beep beep yeah」や、弱起から始まるイントロが特徴となっている。
背景・曲の構成[編集]
歌詞は、語り手が女性に自分は有名な映画スターになるはずで、自身の運転手にしてもいいと伝えられるところから始まる。語り手が断ると、女性は頑張って働くよりももっと素晴らしい時間にしてみせると言ってきた。彼が申し出を受け入れると、女性が「実は車を持ってないの。でも運転手が見つかったし、これから始まるの」と口にする[5]。タイトルの「Drive My Car」は「性交」の意を持つ古いブルースの隠語で、マッカートニーも古いブルースの隠語として使用したことを明かしている[6]。
マッカートニーが楽曲制作のためにウェイブリッジにあるレノンの自宅に向かったときに、マッカートニーはこの曲が思い浮かんだが、この時点でマッカートニーは「歌詞が悲惨だというのは僕には分かっていた」とのこと[7]。コーラスには「You can buy me diamond rings」というフレーズがあったが、"diamond rings"はこれまでに「キャント・バイ・ミー・ラヴ」と「アイ・フィール・ファイン」(およびボツとなった「イフ・ユーヴ・ガット・トラブル」)で使用されていた[8]。レノンは、マッカートニーが考えた歌詞を「馬鹿馬鹿しく、甘すぎる」と否定した[9]。2人は歌詞を書き直すことにし、困難の末にタイトルが「ドライヴ・マイ・カー」に決まり、その題から全体の歌詞が簡単に湧き上がった[9]。当時について、マッカートニーは「最もやっかいなライティング・セッションの1つだった」と振り返っている[10]。
レコーディング[編集]
「ドライヴ・マイ・カー」のレコーディングは、1965年10月13日の深夜にEMIレコーディング・スタジオで行われた。同日は『ラバー・ソウル』のためのレコーディング・セッションの初日にあたる[11]。マッカートニーは、ジョージ・ハリスンと共に基本のリズムトラックをレコーディングし、ハリスンの提案に沿うかたちでベースと低音のギターで似たリフを弾いた。ハリスンは当時オーティス・レディングの「リスペクト」を聴いており、その影響で「ドライヴ・マイ・カー」は今までのビートルズの曲よりリズム・トラックが強力で、レディングがメンフィスのスタジオで生み出したベースのヘビーな音を真似ている[8]。作家のロバート・ロドリゲスは本作を「明白なR&Bの実験」で、収録曲のほとんどがフォークロック志向の『ラバー・ソウル』で、スタックスやモータウンのアーティストに傾倒している数少ない例としている[2]。
マッカートニーはメイン・ボーカルを歌っており、マッカートニーのボーカルについてジャーナリストのリッチー・アンターバーガーは、「ハードロックのボーカル」と評している[12]。マッカートニーは、ピアノのパートとスライドギターのソロをオーバー・ダビングした[13]。曲は2本のエレクトリック・ギターで弾かれたブルージーなリフ[14]から始まり[15]、この冒頭のリフもベーシック・トラックにオーバー・ダビングされた。
リリース[編集]
1965年12月3日にパーロフォンからアルバム『ラバー・ソウル』が発売され、「ドライヴ・マイ・カー」はオープニング・トラックとして収録された[16]。アメリカのキャピトル・レコードは、『ラバー・ソウル』を当時のアメリカ市場で流行していた「フォークロック」色を強めることを目的に[17]再構成し[18]、オープニング・トラックを本作から「夢の人」に変更し[19]、「ひとりぼっちのあいつ」、「消えた恋」、「恋をするなら」を収録曲から外して、「イッツ・オンリー・ラヴ」を追加した[20][21][注釈 1]。1966年6月20日にキャピトル・レコードからアルバム『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』が発売され、本作はオープニング・トラックとして収録された[26][注釈 2]。ビートルズ解散後の1973年5月に発売された『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』にも収録されている[27]。
イギリスやアメリカでは、シングル・カットされることはなかったが、スペインでは1966年に同名のEP盤が発売され、EP盤のA面には本作と「ノルウェーの森」、B面には「君はいずこへ」と「ユー・ウォント・シー・ミー」が収録された。また、ベルギーやナイジェリアでは「ミッシェル」とのカップリングでシングル・カットされ、ベルギーのシングルチャートでは第1位を獲得した[3]。
2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのショーのサウンドトラック・アルバムとして発売された『LOVE』に、「愛のことば」「ホワット・ユー・アー・ドゥーイング」とのメドレー「ドライヴ・マイ・カー / 愛のことば / ホワット・ユー・アー・ドゥーイング」(Drive My Car / The Word / What You're Doing)が収録された。このメドレーには、「タックスマン」のギターソロと「サボイ・トラッフル」のホーンセクション[28][29][28]のほか、「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」のコーラスと「ヘルター・スケルター」の効果音がコラージュされている[30] 。
クレジット[編集]
※出典[31]
- ポール・マッカートニー - リード・ボーカル、ピアノ、ベース、スライドギター
- ジョン・レノン - リード・ボーカル、タンバリン、リズムギター[31]
- ジョージ・ハリスン - ハーモニー・ボーカル、リードギター
- リンゴ・スター - ドラム、カウベル[13]
マッカートニーによるライブでの演奏[編集]
マッカートニーは、1993年に行われた「The New World Tour」で、オープニング・ナンバーとして演奏した。同年に発売されたライブ・アルバム『ポール・イズ・ライブ』に、同ツアーでのライブ音源が収録された[32]。
2005年の第39回スーパーボウルでハーフタイムショー中に本作を演奏し、ロンドンで行われたLIVE 8ではジョージ・マイケルと共演した。2015年9月30日にPETAの慈善興行では、ベック・スポイルと共演した[33]。
2018年にCBS『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』のコーナー「Carpool Karaoke」(6月21日放送回)に出演した際に、ジェームズ・コーデンと共に本作を歌唱した[34]。
カバー・バージョン[編集]
ブレックファスト・クラブによるカバー・バージョンが、1988年にシングル盤として発売された。このカバー・バージョンは、同年に公開された映画『運転免許証』でサウンドトラックとして使用された。同年には、ボビー・マクファーリンがアルバム『シンプル・プレジャーズ』でカバーした[35]。
ソウライヴは、2010年に発売されたアルバム『ラバー・ソウライヴ』でカバーした[36]。同バージョンは、TBSラジオ『たまむすび』の交通情報コーナーのBGMとして2017年3月まで使用された。
2012年に発売された『Sesame Street: Travel Songs』では、エルモが本作をカバーした[37]。
竹内まりやは、2019年に発売されたベスト・アルバム『Turntable』でカバーした[38]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ Hamelman 2004, p. 11.
- ^ a b Rodriguez 2012, pp. 50, 74–75.
- ^ a b “ultratop.be - The Beatles - Drive My Car”. ultratop.be. 2020年9月23日閲覧。
- ^ Miles 1997, p. 361.
- ^ Aldridge 1990, p. 24.
- ^ Miles 1997, pp. 269–270.
- ^ Miles 1997, p. 269.
- ^ a b MacDonald 1994, pp. 132–133.
- ^ a b Spitz 2005, p. 586.
- ^ The Beatles 2000, p. 194.
- ^ Lewisohn 1988, p. 63.
- ^ Unterberger, Richie (2009年). “Drive My Car”. AllMusic. 2019年2月24日閲覧。
- ^ a b MacDonald 2005, p. 166.
- ^ Womack 2007, p. 115.
- ^ Riley 2002, p. 157.
- ^ Inglis 2003, p. 41.
- ^ Gould 2007, p. 296.
- ^ Rodriguez 2012, pp. 74–75.
- ^ Kimsey 2009, p. 235.
- ^ Kruth 2015, p. 7.
- ^ Hamilton 2016, p. 147.
- ^ Inglis 2003, p. 40.
- ^ Lewisohn 1988, p. 62.
- ^ Kimsey 2009, pp. 233–234.
- ^ Marsh 2007, pp. 147, 177.
- ^ a b Spitz 2005, p. 864.
- ^ Inglis 2003, p. 156.
- ^ a b Erlewine, Stephen Thomas. Love - The Beatles | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月23日閲覧。
- ^ “The Beatles: Love – PopMatters Music Review”. PopMatters (2006年12月15日). 2020年9月23日閲覧。
- ^ Love 03. 2020年9月23日閲覧。
- ^ a b Everett 2001, p. 315.
- ^ Montgomery 2020, p. 111.
- ^ “ポール・マッカートニーとベックが共演、ビートルズの名曲をプレイ”. rockin'on.com (ロッキング・オン). (2015年10月2日) 2020年9月24日閲覧。
- ^ “ポール・マッカートニーが相乗りカラオケ「Carpool Karaoke」でリヴァプールを訪問”. uDiscover. UNIVERSAL MUSIC JAPAN (2018年6月25日). 2020年9月23日閲覧。
- ^ Yanow, Scott. Simple Pleasures - Bobby McFerrin | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月23日閲覧。
- ^ Horowitz, Hal. Rubber Soulive - Soulive | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月24日閲覧。
- ^ Sesame Street: Travel Songs - Sesame Street | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年9月23日閲覧。
- ^ “竹内まりや、40周年記念企画の豪華3枚組アルバム、モア・ベスト&レアリティーズ&カバーズ『Turntable』9月4日発売”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード (2019年5月10日). 2020年9月24日閲覧。
参考文献[編集]
- Aldridge, Alan, ed (1990). The Beatles Illustrated Lyrics. Boston: Houghton Mifflin / Seymour Lawrence. ISBN 0-395-59426-X
- The Beatles (2000). The Beatles Anthology. San Francisco: Chronicle Books. ISBN 0-8118-2684-8
- Everett, Walter (2001). The Beatles as Musicians: The Quarry Men through Rubber Soul. New York, NY: Oxford University Press. ISBN 0-19-514105-9
- Gould, Jonathan (2007). Can't Buy Me Love: The Beatles, Britain, and America. New York: Three Rivers Press. ISBN 978-0-307-35338-2
- Hamelman, Steven L. (2004). But is it Garbage?: On Rock and Trash. University of Georgia Press. ISBN 9780820325873
- Inglis, Chris (2003). The Rough Guide to the Beatles. Rough Guides. ISBN 1-8435-3140-2
- Kimsey, John (2009). “'An abstraction, like Christmas': the Beatles for sale and for keeps”. In Womack, Kenneth. The Cambridge Companion to the Beatles. Cambridge: Cambridge University Press. pp. 230-254. ISBN 978-0-521-68976-2
- Kruth, John (2015). This Bird Has Flown: The Enduring Beauty of Rubber Soul, Fifty Years On. Milwaukee, WI: Backbeat Books. ISBN 978-1-61713-573-6
- Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. ISBN 0-517-57066-1
- Marsh, Dave (2007). The Beatles' Second Album. New York: Rodale. ISBN 978-1-5948-6426-1
- MacDonald, Ian (1994). Revolution in the Head: the Beatles' Records and the Sixties. New York: Henry Holt and Company. ISBN 0-8050-2780-7
- Miles, Barry (1997). Paul McCartney: Many Years From Now. New York: Henry Holt & Company. ISBN 0-8050-5249-6
- Montgomery, Ted (2020). The Paul McCartney Catalog: A Complete Discography of Solo Works, 1967-2018. McFarland Publishing. ISBN 1-4766-7644-5
- Riley, Tim (2002) [1988]. Tell Me Why: The Beatles: Album by Album, Song by Song, the Sixties and After (Revised and Updated ed.). Cambridge: Da Capo Press. ISBN 978-0-3068-1120-3
- Rodriguez, Robert (2012). Revolver: How the Beatles Reimagined Rock 'n' Roll. Milwaukee, WI: Backbeat Books. ISBN 978-1-61713-009-0
- Spitz, Bob (2005). The Beatles: The Biography. Boston: Little, Brown. ISBN 0-316-80352-9
- Womack, Kenneth (2007). Long and Winding Roads: The Evolving Artistry of the Beatles. New York, NY: Continuum. ISBN 978-0-8264-1746-6
外部リンク[編集]
- Drive My Car - The Beatles