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'''ランドール・ベイリー'''('''Randall Bailey'''、[[1974年]][[9月13日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の元[[プロボクサー]]。愛称は''The Knock-Out King''。


'''ランドール・ベイリー'''('''Randall Bailey'''、男性、[[1974年]][[9月13日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[プロボクサー]]。[[フロリダ州]][[:en:Opa-Locka|オパーロッカ]]出身。第17代[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[ウェルター級]]王者。元[[世界ボクシング協会|WBA]]世界[[スーパーライト級]][[暫定王座|暫定王者]]。第9代[[世界ボクシング機構|WBO]]世界スーパーライト級王者。コンビネーションから放たれるストレートやアッパーによるワンパンチKOが最大の武器で判定でリードを奪われても一発で試合をひっくり返す能力がある。愛称は''The Knock-Out King''
[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[ウェルター級]]王者。元[[世界ボクシング協会|WBA]]世界[[スーパーライト級]][[暫定王座|暫定王者]]。[[世界ボクシング機構|WBO]]世界スーパーライト級王者。世界2階級制覇王者

ボクシングシーン・ドットコムは「一発の破壊力が非常に強力なハードパンチャー」であり、ディベイラ・エンターテインメントのルー・ディベィラは「彼のパンチ力は並外れている」と言わしめた<ref>{{Cite web |url=http://www.boxingscene.com/randall-bailey-aims-land-deadly-power-on-mike-jones--53790 |title=Rendall Bailey Aims To Land Dealy Power on Mike Jones |publisher=Boxingscene.com |date=2012-6-9 |accessdate=2016-12-8}}</ref>。


== 来歴 ==
== 来歴 ==
[[1999年]]5月15日、[[フロリダ州]][[マイアミ]]のジャイ・アライ・フロントで[[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[スーパーライト級]]王者の[[カルロス・ゴンザレス (1972年生のボクサー)|カルロス・ゴンサレス]]と対戦し、スーパーライト級世界戦最速KOとなる初回41秒KO勝ちを収め王座を獲得した<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=SgXhx9EQpww BOXING Randall Bailey VS Carlos Gonzalez] youtube 2011年12月3日公開、2016年1月23日閲覧</ref>。尚ベイリーが記録した41秒は 2016年12月3日に[[エドゥアルド・トロヤノフスキー]]が[[ジュリアス・インドンゴ]]に初回40秒でKO負けをするまで最短記録となった<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/indongo-dethrones-ibf-champ-troyanovsky-crushing-40-second-knockout-361504 Indongo dethrones IBF champ Troyanovsky with crushing 40 second knockout] Fightnews.com 2016年12月3日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/43048/ トロヤスフスキー40秒で沈む、インドンゴ殊勲の戴冠] Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月4日</ref>。


2009年8月28日、フロリダ州[[ハリウッド (フロリダ州)|ハリウッド]]セミノール・ハードロック・ホテル・アンド・カジノ内にある[[ハード・ロッ・ライブ]]で、IBF世界スーパーライト級王者[[ファン・ウランゴ]]と対戦したが11回TKO負け<ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2009/08/blog-post_4121.html ウランゴ逆転TKO勝ち 新鋭クラウド戴冠] ボクシングニュース「Box-on!」 2009年8月29日</ref>。
[[1996年]]プロデビュー。初回TKO勝ち。


2012年6月9日、[[MGMグランド・ガーデン・アリーナ]]にて、[[マニー・パッキャオ]]対[[ティモシー・ブラッドリー]]の前座で[[アンドレ・ベルト]]の王座返上に伴い[[マイク・ジョーンズ (ボクサー)|マイク・ジョーンズ]]とIBF世界ウェルター級王座決定戦を行い、11回2分52秒TKO勝ちを収め2階級制覇に成功した<ref>{{Cite web|和書|url=https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2012/06/37tkoibf.html |title=37歳ベイリー劇的TKO勝ち IBFウェルター級王座決定戦 |publisher=Box on |date=2012-6-11 |accessdate=2016-12-7 }}</ref>。
[[1999年]]の世界タイトル挑戦までに初回でのKO・TKO勝ちは18試合中11試合だった。


2012年10月20日、[[バークレイズ・センター]]で、[[ダニー・ガルシア]]対[[エリック・モラレス]]の前座で元[[世界ボクシング評議会|WBC]]・IBF世界スーパーライト級[[統一世界王者|統一王者]]の[[デボン・アレクサンダー]]と対戦し、12回0-3(110-116、111-115、109-117)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した<ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2012/10/blog-post_308.html “キッド・チョコレート”6度倒す圧勝 アレキサンダーはベイリー攻略] ボクシングニュース「Box-on!」 2012年10月21日</ref>。この試合での自身のパンチ数はわずか45回で、『ギネス世界記録 2014』に「12ラウンドを最も少ないパンチ数で闘った王座決定戦」の記録として掲載された<ref>クレイグ・グレンディ『ギネス世界記録 2014』p234(2013年9月12日初版、KADOKAWA)</ref>。
1999年5月15日、[[フロリダ州]]にて[[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[スーパーライト級]]王者[[カルロス・ゴンザレス (1972年生のボクサー)|カルロス・ゴンザレス]]に挑戦。開始早々から打ち合いになり、右フックでグロッキーになったかに見えたベイリーは直後に左フックで痛烈なダウンを奪って、そのままレフェリーが試合を止め、スーパーライト級での世界タイトルマッチ最短KO記録となる初回41秒の高速KO勝ちで王座獲得に成功した。


2015年6月20日、[[ジョージア州]]{{仮リンク|リバーデイル (ジョージア州)|en|Riverdale, Georgia|label=リバーデイル}}で[[ガンドリック・キング]]とウェルター級契約10回戦を行い、2回2分6秒KO勝ちを収めた<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/bailey-kos-king-295608 Bailey KOs King] Fightnews.com 2015年6月21日</ref>。
1999年12月11日、[[ミシシッピ州]]でヘクター・ロペスと対戦し、9回TKO勝ち。判定でも僅差でリードを守っていたが、苦しみながら初防衛に成功した。


2015年10月4日、[[仁川広域市|仁川]]の仙鶴体育館で藤中周作(金子)とWBOアジア太平洋ウェルター級王座決定戦を行い、7回2分5秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/30654/ 藤中周作7回KO負け、元世界王者ベイリーに及ばず] Boxing News(ボクシングニュース) 2015年10月5日</ref>。
[[2000年]]4月8日、[[フランス]]の[[パリ]]でロッキー・マルチネスと対戦し、7回開始1秒ドクターストップによるTKO勝ちで2度目の防衛に成功した。


2016年4月27日、[[ブリスベン]]の{{仮リンク|ブリスベンコンベンション・アンド・エキシビジョンセンター|en|Brisbane Convention & Exhibition Centre}}でIBFインターコンチネンタルウェルター級王者[[ジェフ・ホーン]]とホーンが保有する王座とWBOインターコンチネンタルウェルター級王座決定戦も兼ねて対戦し、ベイリーの7回終了時棄権によるTKO負けを喫し王座獲得に失敗した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/horn-stops-bailey-in-seven-335013 Horn stops Bailey in seven] Fightnews.com 2016年4月27日</ref>。
2000年7月22日、フロリダ州で[[エネル・フリオ]]と対戦し、12回2-1の僅差判定(111-113、111-114、115-111)負けを喫し3度目の防衛に失敗し王座から陥落した。

[[2002年]]2月2日、[[ペンシルバニア州]]でデメトリオ・カバロスと[[世界ボクシング協会|WBA]]世界スーパーライト級[[暫定王座]]決定戦を行い、3回KO勝ち。スーパーライト級での2冠目を達成した。

2002年5月12日、[[プエルトリコ]]の[[サンフアン (プエルトリコ)|サンフアン]]でディオベリス・ウルタドとWBA世界スーパーライト級王座決定戦と[[国際ボクシング協会|IBA]]世界スーパーライト級タイトルマッチを行い、採点ではリードを奪っていたが7回2分2秒KO負け。

[[2003年]]1月4日、[[ワシントンD.C]]にて、WBO世界スーパーライト級王者[[デマーカス・コーリー]]と対戦。12回判定負けで返り咲きならず。

[[2004年]]1月15日、[[カリフォルニア州]]で[[イシュー・スミス]]と[[世界ボクシング評議会|WBC]]アメリカ大陸[[ウェルター級]]王座決定戦、[[全米ボクシング協会|USBA]]ウェルター級王座決定戦並びに[[北米ボクシング機構|NABO]]北米ウェルター級王座決定戦を行い、2回にダウンを奪われ劣勢になり、12回0-3の判定負け。

2004年12月11日、[[マンダレイベイ・イベントセンター]]にて、WBO世界スーパーライト級王者[[ミゲール・コット]]に挑戦。6回1分30秒負傷によるTKO負け。

[[2006年]]10月13日、フロリダ州でシェーン・ガッレゴスと[[国際ボクシング協会|IBA]]世界スーパーライト級王座決定戦を行い8回TKO勝ち。王座獲得に成功し、同王座は1度防衛した。

[[2008年]]1月18日、フロリダ州でアンソニー・モーラとWBCラテンスーパーライト級王座決定戦を行い、5回2分30秒TKO勝ちで王座獲得に成功した。同王座は1度も防衛することなく返上。

[[2009年]]8月28日、フロリダ州のハードロック・ホテル・アンド・カジノで、[[国際ボシング連盟|IBF]]世界スーパーライト級王者[[ファン・ウランゴ]]と対戦したが11回TKO負け<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2009/08/blog-post_4121.html ウランゴ逆転TKO勝ち 新鋭クラウド戴冠] ボクシングニュース「Box-on!」 2009年8月29日</ref>。

[[2010年]]12月10日、[[ベルギー]]の[[アントウェルペン]]でサイド・オウアリと対戦したが2回オウアリが体勢を崩して放送席に落ちて負傷したため無効試合になった。

[[2012年]]6月9日、[[MGMグランド・ガーデン・アリーナ]]にて、[[マニー・パッキャオ]]VS[[ティモシー・ブラッドリー]]の前座で[[マイク・ジョーンズ (プロボクサー)|マイク・ジョーンズ]]とIBF世界ウェルター級王座決定戦を行う。相手のジョーンズは26戦全勝で70%超のKO率、大方はジョーンズが有利の下馬評だった。判定で最大8点差(93-97、92-98、91-99)が付く大劣勢となるが、ベイリーはあきらめず、10回に右ストレートでジョーンズからダウンを奪い、11回に右アッパーで再びダウンを奪う。ジョーンズは6カウント目で起き上がるも、ふらついたのと鼻と口からひどい出血のジョーンズを見たレフェリーが試合をストップ、11回終了間際2分52秒KO勝ち。大逆転で[[アンドレ・ベルト]]が返上した王座を獲得し、2階級制覇に成功した<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2012/06/37tkoibf.html 37歳ベイリー劇的TKO勝ち IBFウェルター級王座決定戦] ボクシングニュース「Box-on!」 2012年6月11日</ref>。 自身の10年振りの王座復帰と同時に、ベイリーは終了後涙を流し歓喜に浸った。

2012年10月20日、[[バークレイズ・センター]]にて元WBC・IBF世界スーパーライト級統一王者[[デボン・アレクサンダー]]と指名試合を行ったが、0-3の判定負けで初防衛に失敗し王座から陥落した。

[[2013年]]11月23日、フンベルト・トレドとの1年1か月振りの復帰戦を行い、トレドがレフェリーを押したため失格を宣告され、8回2分15秒失格勝ちを収め意外な形で再起に成功した。

[[2015年]]6月20日、[[ジョージア州]][[:en:Riverdale, Georgia|リバーデイル]]で[[ガンドリック・キング]]とウェルター級契約10回戦を行い、2回2分6秒KO勝ちを収めた<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/bailey-kos-king-295608 Bailey KOs King] Fightnews.com 2015年6月21日</ref>。

2015年10月4日、[[仁川広域市|仁川]]の仙鶴体育館で[[藤中周作]](金子)とWBOアジア太平洋ウェルター級王座決定戦を行い、7回2分5秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/30654/ 藤中周作7回KO負け、元世界王者ベイリーに及ばず] Boxing News(ボクシングニュース) 2015年10月5日</ref>。

[[2016年]]4月27日、[[ブリスベン]]の[[:en:Brisbane Convention & Exhibition Centre|ブリスベンコンベンション&エキシビジョンセンター]]でIBFインターコンチネンタルウェルター級王者[[ジェフ・ホーン]]とホーンが保有する王座とWBOインターコンチネンタルウェルター級王座決定戦も兼ねて対戦し、ベイリーの7回終了時棄権によるTKO負けを喫しIBFインターコンチネンタル王座獲得、WBOインターコンチネンタル王座獲得に失敗した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/horn-stops-bailey-in-seven-335013 Horn stops Bailey in seven] Fightnews.com 2016年4月27日</ref>。


== 獲得タイトル ==
== 獲得タイトル ==
* [[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[スーパーライト級]]王座(防衛2)
* [[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[スーパーライト級]]王座(防衛2)
* [[世界ボクシング協会|WBA]]世界スーパーライト級[[暫定王座]] (防衛0)
* [[世界ボクシング協会|WBA]]世界スーパーライト級[[暫定王座]] (防衛0)
* 第17代[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[ウェルター級]]王座(防衛0)
* [[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[ウェルター級]]王座(防衛0)
* [[国際ボクシング協会|IBA]]世界スーパーライト級王座
* [[国際ボクシング協会|IBA]]世界スーパーライト級王座
* [[世界ボクシング評議会|WBC]]ラテンスーパーライト級王座
* [[世界ボクシング評議会|WBC]]ラテンスーパーライト級王座
83行目: 58行目:
* [[世界ボクシング協会世界王者一覧|世界ボクシング協会(WBA)世界王者一覧]]
* [[世界ボクシング協会世界王者一覧|世界ボクシング協会(WBA)世界王者一覧]]
* [[国際ボクシング連盟世界王者一覧|国際ボクシング連盟(IBF)世界王者一覧]]
* [[国際ボクシング連盟世界王者一覧|国際ボクシング連盟(IBF)世界王者一覧]]
* [[世界ボクシング機構アジア太平洋王者一覧]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
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2023年11月1日 (水) 07:23時点における最新版

ランドール・ベイリー
基本情報
通称 The Knock-Out King
階級 ウェルター級
身長 175cm
リーチ 178cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1974-09-13) 1974年9月13日(49歳)
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 56
勝ち 46
KO勝ち 39
敗け 9
引き分け 0
無効試合 1
テンプレートを表示

ランドール・ベイリーRandall Bailey1974年9月13日 - )は、アメリカ合衆国の元プロボクサー。愛称はThe Knock-Out King

IBF世界ウェルター級王者。元WBA世界スーパーライト級暫定王者。元WBO世界スーパーライト級王者。世界2階級制覇王者。

ボクシングシーン・ドットコムは「一発の破壊力が非常に強力なハードパンチャー」であり、ディベイラ・エンターテインメントのルー・ディベィラは「彼のパンチ力は並外れている」と言わしめた[1]

来歴

[編集]

1999年5月15日、フロリダ州マイアミのジャイ・アライ・フロントでWBO世界スーパーライト級王者のカルロス・ゴンサレスと対戦し、スーパーライト級世界戦最速KOとなる初回41秒KO勝ちを収め王座を獲得した[2]。尚ベイリーが記録した41秒は 2016年12月3日にエドゥアルド・トロヤノフスキージュリアス・インドンゴに初回40秒でKO負けをするまで最短記録となった[3][4]

2009年8月28日、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル・アンド・カジノ内にあるハード・ロック・ライブで、IBF世界スーパーライト級王者ファン・ウランゴと対戦したが11回TKO負け[5]

2012年6月9日、MGMグランド・ガーデン・アリーナにて、マニー・パッキャオティモシー・ブラッドリーの前座でアンドレ・ベルトの王座返上に伴いマイク・ジョーンズとIBF世界ウェルター級王座決定戦を行い、11回2分52秒TKO勝ちを収め2階級制覇に成功した[6]

2012年10月20日、バークレイズ・センターで、ダニー・ガルシアエリック・モラレスの前座で元WBC・IBF世界スーパーライト級統一王者デボン・アレクサンダーと対戦し、12回0-3(110-116、111-115、109-117)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[7]。この試合での自身のパンチ数はわずか45回で、『ギネス世界記録 2014』に「12ラウンドを最も少ないパンチ数で闘った王座決定戦」の記録として掲載された[8]

2015年6月20日、ジョージア州リバーデイル英語版ガンドリック・キングとウェルター級契約10回戦を行い、2回2分6秒KO勝ちを収めた[9]

2015年10月4日、仁川の仙鶴体育館で藤中周作(金子)とWBOアジア太平洋ウェルター級王座決定戦を行い、7回2分5秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した[10]

2016年4月27日、ブリスベンブリスベン・コンベンション・アンド・エキシビジョンセンター英語版でIBFインターコンチネンタルウェルター級王者ジェフ・ホーンとホーンが保有する王座とWBOインターコンチネンタルウェルター級王座決定戦も兼ねて対戦し、ベイリーの7回終了時棄権によるTKO負けを喫し王座獲得に失敗した[11]

獲得タイトル

[編集]

脚注

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  1. ^ Rendall Bailey Aims To Land Dealy Power on Mike Jones”. Boxingscene.com (2012年6月9日). 2016年12月8日閲覧。
  2. ^ BOXING Randall Bailey VS Carlos Gonzalez youtube 2011年12月3日公開、2016年1月23日閲覧
  3. ^ Indongo dethrones IBF champ Troyanovsky with crushing 40 second knockout Fightnews.com 2016年12月3日
  4. ^ トロヤスフスキー40秒で沈む、インドンゴ殊勲の戴冠 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月4日
  5. ^ ウランゴ逆転TKO勝ち 新鋭クラウド戴冠 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年8月29日
  6. ^ 37歳ベイリー劇的TKO勝ち IBFウェルター級王座決定戦”. Box on (2012年6月11日). 2016年12月7日閲覧。
  7. ^ “キッド・チョコレート”6度倒す圧勝 アレキサンダーはベイリー攻略 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年10月21日
  8. ^ クレイグ・グレンディ『ギネス世界記録 2014』p234(2013年9月12日初版、KADOKAWA)
  9. ^ Bailey KOs King Fightnews.com 2015年6月21日
  10. ^ 藤中周作7回KO負け、元世界王者ベイリーに及ばず Boxing News(ボクシングニュース) 2015年10月5日
  11. ^ Horn stops Bailey in seven Fightnews.com 2016年4月27日

関連項目

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外部リンク

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前王者
カルロス・ゴンサレス
WBO世界スーパーライト級王者

1999年5月15日 - 2000年7月22日

次王者
エネル・フリオ
前王者
N/A
WBA世界スーパーライト級暫定王者

2002年2月2日 - 2002年5月11日

空位
次タイトル獲得者
マルコス・マイダナ
空位
前タイトル保持者
アンドレ・ベルト
IBF世界ウェルター級王者

2012年6月9日 - 2012年10月20日

次王者
デボン・アレクサンダー