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== 来歴 ==
== 来歴 ==
[[札幌市立藤野小学校]]、[[札幌市立藤野中学校]]<ref name="asahi">{{cite web|url=http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000801002020002 |title=親友 ジャンプ栃本選手・スノボ工藤選手 |publisher=朝日新聞 |date=2010-02-02 |accessdate=2010-02-14}}{{リンク切れ|date=2020年9月}}</ref>、北海道尚志学園高等学校(現[[北海道科学大学高等学校]])を経て、2008年から[[雪印乳業]](2011年吸収合併により[[雪印メグミルク]])に所属する。
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小学3年生の時から札幌ジャンプ少年団に所属し<ref name="asahi"/> 同い年の[[伊藤謙司郎]]と多くの大会でタイトルを分け合ってきた。地元で開催された[[2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会]]では[[ラージヒル]]個人戦で日本チーム最高の16位、団体戦では銅メダル獲得に貢献。その後の[[ノルディックスキージュニア世界選手権]]では個人、団体共に銀メダルを獲得した。
小学3年生の時から札幌ジャンプ少年団に所属し<ref name="asahi"/> 同い年の[[伊藤謙司郎]]と多くの大会でタイトルを分け合ってきた。地元で開催された[[2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会]]では[[ラージヒル]]個人戦で日本チーム最高の16位、団体戦では銅メダル獲得に貢献。その後の[[ノルディックスキージュニア世界選手権]]では個人、団体共に銀メダルを獲得した。
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[[2009年]]の[[チェコ]]・[[リベレツ]]で行われた世界選手権では、個人ラージヒルでは30位以内に入れなかったため2本目に進めず、34位に終わったが、団体では1本目123.5m、2本目では127.0mの大ジャンプを決めて、日本の2大会連続銅メダル獲得の立役者となった。
[[2009年]]の[[チェコ]]・[[リベレツ]]で行われた世界選手権では、個人ラージヒルでは30位以内に入れなかったため2本目に進めず、34位に終わったが、団体では1本目123.5m、2本目では127.0mの大ジャンプを決めて、日本の2大会連続銅メダル獲得の立役者となった。


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2012年1月7日の第53回[[雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会]]で、[[宮の森ジャンプ競技場]]のバッケンレコードを更新する104.0m(従来の記録は102.5m)を記録。
2012年1月7日の第53回[[雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会]]で、[[宮の森ジャンプ競技場]]のバッケンレコードを更新する104.0m(従来の記録は102.5m)を記録。
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2017年2月4日の第29回[[UHB杯ジャンプ大会]]で[[大倉山ジャンプ競技場]]のバッケンレコードに並ぶ146.0m(冬季の現プロフィールでは新記録)を記録、史上初めて大倉山と宮の森のバッケンレコードの同時保持者となる。
2017年2月4日の第29回[[UHB杯ジャンプ大会]]で[[大倉山ジャンプ競技場]]のバッケンレコードに並ぶ146.0m(冬季の現プロフィールでは新記録)を記録、史上初めて大倉山と宮の森のバッケンレコードの同時保持者となる。


2021年は国内公式戦で6年ぶりに優勝<ref>{{cite web|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202101100000610.html |title=伊藤有希、貫禄の大ジャンプも初戦飾れず「力不足」 |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2021-01-10 |accessdate=2021-03-22}}</ref>の他、2位1回、3位1回など安定して上位の成績を収めた。
2021年は国内公式戦で6年ぶりに優勝<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202101100000610.html |title=伊藤有希、貫禄の大ジャンプも初戦飾れず「力不足」 |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2021-01-10 |accessdate=2021-03-22}}</ref>の他、2位1回、3位1回など安定して上位の成績を収めた。


2023年3月に現役を引退し<ref>{{cite web|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202303180000768.html |title=【ジャンプ】栃本翔平&原田侑武が引退会見 ともに18日大倉山ナイターが現役ラストジャンプ |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2023-03-18 |accessdate=2023-05-21}}</ref>、雪印メグミルクを退社。その後竹内択の「team taku」コーチ兼マネージャーに就任した<ref>  [https://www.facebook.com/teamtakujapan/posts/pfbid02wn5LWZVVHuAZW7DQynLdFFdhZyMUx3pcvng4UfhiZ9DZYCViJnWSrNz15zhdvUPkl]</ref>。
2023年3月に現役を引退し<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202303180000768.html |title=【ジャンプ】栃本翔平&原田侑武が引退会見 ともに18日大倉山ナイターが現役ラストジャンプ |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2023-03-18 |accessdate=2023-05-21}}</ref>、雪印メグミルクを退社。その後竹内択の「team taku」コーチ兼マネージャーに就任した<ref>  [https://www.facebook.com/teamtakujapan/posts/pfbid02wn5LWZVVHuAZW7DQynLdFFdhZyMUx3pcvng4UfhiZ9DZYCViJnWSrNz15zhdvUPkl]</ref>。


== 主な成績 ==
== 主な成績 ==

2023年11月25日 (土) 10:46時点における最新版

栃本 翔平
基本情報
愛称 とっちー
誕生日 (1989-12-21) 1989年12月21日(34歳)
出身地 日本の旗 日本
北海道札幌市
選手情報
クラブ 雪印メグミルク
使用メーカー Fluege.deドイツ語版
最高記録 223.0 m
ノルウェーの旗 ヴィケルスン
2016年2月14日(予選)
ワールドカップ
シーズン 2006 - 2020年
優勝回数 0
他の表彰台 0
表彰台獲得数 0
獲得メダル
ノルディックスキー世界選手権
2007 Sapporo ラージヒル団体
2009 Liberec ラージヒル団体
ノルディックスキージュニア世界選手権
2007 Tarvisio 個人
2007 Tarvisio 団体
2008 Zakopane 個人
2006 Kranj 団体
最終更新日:2023年5月21日
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栃本 翔平(とちもと しょうへい、1989年12月21日 - )は、北海道札幌市出身の元ノルディックスキージャンプの選手である。

来歴[編集]

札幌市立藤野小学校札幌市立藤野中学校[1]、北海道尚志学園高等学校(現北海道科学大学高等学校)を経て、2008年から雪印乳業(2011年吸収合併により雪印メグミルク)に所属する。

小学3年生の時から札幌ジャンプ少年団に所属し[1] 同い年の伊藤謙司郎と多くの大会でタイトルを分け合ってきた。地元で開催された2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会ではラージヒル個人戦で日本チーム最高の16位、団体戦では銅メダル獲得に貢献。その後のノルディックスキージュニア世界選手権では個人、団体共に銀メダルを獲得した。

2007年のサマーグランプリ白馬大会は1日目2位、2日目優勝の成績を挙げた。翌2008年のジュニア世界選手権では個人戦1本目首位に立ったものの2本目逆転されまたしても銀メダルに終わった。

2009年チェコリベレツで行われた世界選手権では、個人ラージヒルでは30位以内に入れなかったため2本目に進めず、34位に終わったが、団体では1本目123.5m、2本目では127.0mの大ジャンプを決めて、日本の2大会連続銅メダル獲得の立役者となった。

2010年バンクーバーオリンピック代表に小中学校の時に同級生だったスノーボード工藤洸平と共に選ばれ出場[1]、ノーマルヒルでは1回目で37位となり2回目のジャンプには進めなかった[2]。ラージヒルでも45位で2本目に進めず、葛西紀明伊東大貴竹内択と組んだ団体戦では5位だった。

2012年1月7日の第53回雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会で、宮の森ジャンプ競技場のバッケンレコードを更新する104.0m(従来の記録は102.5m)を記録。

2017年2月4日の第29回UHB杯ジャンプ大会大倉山ジャンプ競技場のバッケンレコードに並ぶ146.0m(冬季の現プロフィールでは新記録)を記録、史上初めて大倉山と宮の森のバッケンレコードの同時保持者となる。

2021年は国内公式戦で6年ぶりに優勝[3]の他、2位1回、3位1回など安定して上位の成績を収めた。

2023年3月に現役を引退し[4]、雪印メグミルクを退社。その後竹内択の「team taku」コーチ兼マネージャーに就任した[5]

主な成績[編集]

国際大会[編集]

オリンピック[編集]

世界選手権[編集]

フライング世界選手権[編集]

ジュニア世界選手権[編集]

ワールドカップ[編集]

  • 最高順位 6位
シーズン 順位 ポイント
2005/06 . 0
2007/08 35. 109
2008/09 35. 107
2009/10 32. 124
2010/11 28. 165
2011/12 57. 23
2012/13 . 0
2013/14 79. 3
2014/15 46. 79
2015/16 55. 22
2018/19 . 0
2019/20 73. 2

サマーグランプリ[編集]

  • 通算 優勝1回、2位1回
シーズン 順位 ポイント
2007 7. 273
2008 22. 92
2009 25. 74
2010 13. 156
2011 40. 55
2012 . 0
2014 20. 103
2015 14. 162
2016 . 0
2017 . 0
2018 22. 88
2019 56. 17

コンチネンタルカップ[編集]

  • 通算 3位2回
シーズン 通算
順位 ポイント 順位 ポイント 順位 ポイント
2005/06 056. 0089
2006/07 035. 00183
2007/08 012. 00144
2012/13 0. 000
2013/14 0130. 006 0166. 006
2017/18 090. 0022 0123. 0022
2018/19 033. 00189 045. 00189
2019/20 030. 00123 033. 00151 032. 00274

国内大会[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]