「マット・ダフィー (1989年生の内野手)」の版間の差分
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'''マシュー・エドワード・ダフィー'''('''Matthew Edward Duffy''', [[1989年]][[2月6日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[マサチューセッツ州]][[ボストン]]出身の[[プロ野球選手]]([[内野手]])。右投右打。 |
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=== プロ入り前 === |
=== プロ入り前 === |
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セント・セバスチャンズ高校を経て、[[バーモント大学]]に入学し、2年間プレー。 |
セント・セバスチャンズ高校を経て、[[バーモント大学]]に入学し、2年間プレー。{{by|2009年}}にはイーストカンファレンスの最優秀選手にも選ばれた。同大学の野球部が廃部になってからは[[テネシー大学]]に転校し、同校で2年間プレーした。 |
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=== プロ入りとアストロズ時代 === |
=== プロ入りとアストロズ時代 === |
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{{by|2011年}}の[[2011年のMLBドラフト|MLBドラフト]]20巡目(全体610位)で[[ヒューストン・アストロズ]]から指名され、プロ入り。 |
{{by|2011年}}の[[2011年のMLBドラフト|MLBドラフト]]20巡目(全体610位)で[[ヒューストン・アストロズ]]から指名され、プロ入り。 |
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プロ入り後はマイナーで着実に実績を積み上げ、{{by|2015年}}にはAAA級[[フレズノ・グリズリーズ]]で打率.294・20本塁打・104打点の好成績を残し、[[パシフィック |
プロ入り後はマイナーで着実に実績を積み上げ、{{by|2015年}}にはAAA級[[フレズノ・グリズリーズ]]で打率.294・20本塁打・104打点の好成績を残し、[[パシフィックコーストリーグ]]のMVPに輝いた。9月14日メジャーに昇格し、初安打と初打点を記録するなど、飛躍の年となった。 |
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{{by|2016年}}は[[スプリングトレーニング]]で結果を残し、開幕をメジャーで迎えるもわずか3試合の出場でノーヒットにとどまった。7月16日にアストロズを[[戦力外通告#メジャーリーグ|DFA]]となった<ref name="MLBstats" />。 |
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=== レンジャーズ傘下時代 === |
=== レンジャーズ傘下時代 === |
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2016年11月17日に[[千葉ロッテマリーンズ]]が獲得を発表した<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/17/kiji/K20161117013740480.html |title=ロッテ 新外国人ダフィー獲得発表「どんな形でも貢献できるよう」|newspaper=スポニチアネックス|date=2016年11月17日|accessdate=2016年11月17日}}</ref>。応援歌はディズニーの『[[マイ・フレンド・ダッフィー]]』の替え歌。 |
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2023年12月10日 (日) 03:47時点における最新版
ヒューストン・アストロズ時代 (2015年のスプリングトレーニングにて) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | マサチューセッツ州ボストン |
生年月日 | 1989年2月6日(35歳) |
身長 体重 |
191 cm 98 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 三塁手、一塁手 |
プロ入り | 2011年 MLBドラフト20巡目 |
初出場 |
MLB / 2015年9月16日 NPB / 2017年3月31日 |
最終出場 |
MLB / 2016年4月9日 NPB / 2017年6月17日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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マシュー・エドワード・ダフィー(Matthew Edward Duffy, 1989年2月6日 - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
セント・セバスチャンズ高校を経て、バーモント大学に入学し、2年間プレー。2009年にはイーストカンファレンスの最優秀選手にも選ばれた。同大学の野球部が廃部になってからはテネシー大学に転校し、同校で2年間プレーした。
プロ入りとアストロズ時代[編集]
2011年のMLBドラフト20巡目(全体610位)でヒューストン・アストロズから指名され、プロ入り。
プロ入り後はマイナーで着実に実績を積み上げ、2015年にはAAA級フレズノ・グリズリーズで打率.294・20本塁打・104打点の好成績を残し、パシフィックコーストリーグのMVPに輝いた。9月14日メジャーに昇格し、初安打と初打点を記録するなど、飛躍の年となった。
2016年はスプリングトレーニングで結果を残し、開幕をメジャーで迎えるもわずか3試合の出場でノーヒットにとどまった。7月16日にアストロズをDFAとなった[1]。
レンジャーズ傘下時代[編集]
2016年7月23日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍した。7月27日に再びDFAとなり、30日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属された。移籍後はメジャー出場は無く、AAA級では2球団合計で打率.229・14本塁打・52打点を記録した。シーズンオフの11月15日に自由契約となった[1]。
ロッテ時代[編集]
2016年11月17日に千葉ロッテマリーンズが獲得を発表した[2]。応援歌はディズニーの『マイ・フレンド・ダッフィー』の替え歌。
2017年はオープン戦では4本塁打と15打点を記録し、打線の中軸候補としてアピールした。開幕戦の対福岡ソフトバンクホークス戦では、和田毅から先制のタイムリーヒットを放った。しかしその後は、2割に満たない打率や守備でもエラーを繰り返した事から4月29日に登録を抹消。その後、5月9日に一軍に登録されると、その日の第3打席にNPB初本塁打を戸村健次から記録した。直後の試合でも活躍し、一時は打率を2割3分まで上げたが、交流戦になると再び失速し、6月18日には途中入団したウィリー・モー・ペーニャと入れ替わる形で登録を抹消された。それ以降は一度も一軍に昇格することなく10月2日に帰国し[3]、12月2日に自由契約となった[4]。
現役引退後[編集]
2019年7月にマサチューセッツ州ウェイマスに野球スクール「マット・ダフィー・ベースボール・アカデミー」を設立し指導している[5]。
詳細情報[編集]
年度別打撃成績[編集]
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | HOU | 8 | 9 | 8 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | .375 | .444 | .500 | .944 |
2016 | 3 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
2017 | ロッテ | 54 | 183 | 164 | 15 | 33 | 8 | 1 | 6 | 61 | 18 | 0 | 0 | 0 | 1 | 14 | 0 | 4 | 61 | 2 | .201 | .279 | .372 | .651 |
MLB:2年 | 11 | 12 | 11 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | .273 | .333 | .364 | .697 | |
NPB:1年 | 54 | 183 | 164 | 15 | 33 | 8 | 1 | 6 | 61 | 18 | 0 | 0 | 0 | 1 | 14 | 0 | 4 | 61 | 2 | .201 | .279 | .372 | .651 |
- 2018年度シーズン終了時
年度別守備成績[編集]
年 度 |
球 団 |
一塁 | 三塁 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2015 | HOU | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 2 | 1 | 6 | 0 | 0 | 1.000 |
2016 | - | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | ||||||
2017 | ロッテ | 8 | 44 | 4 | 0 | 3 | 1.000 | 48 | 33 | 78 | 5 | 7 | .957 |
MLB | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 3 | 1 | 7 | 0 | 0 | 1.000 | |
NPB | 8 | 44 | 4 | 0 | 3 | 1.000 | 48 | 33 | 78 | 5 | 7 | .957 |
- 2018年度シーズン終了時
記録[編集]
- NPB
- 初出場・初先発出場:2017年3月31日、対福岡ソフトバンクホークス1回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、6番・三塁手として先発出場
- 初打席:同上、和田毅から空振り三振
- 初安打・初打点:同上、和田毅から適時打
- 初本塁打:2017年5月10日、対東北楽天ゴールデンイーグルス5回戦(Koboパーク宮城)、戸村健次からソロ
背番号[編集]
- 63(2015年)
- 19(2016年)
- 5(2017年)
脚注[編集]
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2016年12月20日閲覧。
- ^ “ロッテ 新外国人ダフィー獲得発表「どんな形でも貢献できるよう」”. スポニチアネックス. (2016年11月17日) 2016年11月17日閲覧。
- ^ “ロッテ・ダフィー帰国、打撃振るわず「申し訳ない」”. 日刊スポーツ. (2017年10月2日) 2017年10月16日閲覧。
- ^ “自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
- ^ “MATT DUFFY BASEBALL - Home”. MATT DUFFY BASEBALL. 2021年5月16日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Matt Duffy stats MiLB.com
- 個人年度別成績 マット・ダフィー - NPB.jp 日本野球機構
- Matt Duffy Baseball Academy (@meduffy13) - X(旧Twitter)
- Matt Duffy Baseball Academy (@mattduffy2689) - Instagram