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「マット・ダフィー (1989年生の内野手)」の版間の差分

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== 経歴 ==
== 経歴 ==
=== プロ入り前 ===
=== プロ入り前 ===
セント・セバスチャンズ高校を経て、[[バーモント大学]]に入学し、2年間プレー。[[2009年]]にはイーストカンファレンスの最優秀選手にも選ばれた。同大学の野球部が廃部になってからは[[テネシー大学]]に転校し、同校で2年間プレーした。
セント・セバスチャンズ高校を経て、[[バーモント大学]]に入学し、2年間プレー。{{by|2009年}}にはイーストカンファレンスの最優秀選手にも選ばれた。同大学の野球部が廃部になってからは[[テネシー大学]]に転校し、同校で2年間プレーした。


=== プロ入りとアストロズ時代 ===
=== プロ入りとアストロズ時代 ===
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=== ロッテ時代 ===
=== ロッテ時代 ===
2016年11月17日に[[千葉ロッテマリーンズ]]が獲得を発表した<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/17/kiji/K20161117013740480.html |title=ロッテ 新外国人ダフィー獲得発表「どんな形でも貢献できるよう」|newspaper=スポニチアネックス|date=2016年11月17日|accessdate=2016年11月17日}}</ref>。応援歌はディズニーの『[[マイ・フレンド・ダッフィー]]』の替え歌。
2016年11月17日に[[千葉ロッテマリーンズ]]が獲得を発表した<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/17/kiji/K20161117013740480.html |title=ロッテ 新外国人ダフィー獲得発表「どんな形でも貢献できるよう」|newspaper=スポニチアネックス|date=2016年11月17日|accessdate=2016年11月17日}}</ref>。応援歌はディズニーの『[[マイ・フレンド・ダッフィー]]』の替え歌。


{{by|2017年}}オープン戦では4本塁打と15打点を記録し、打線の中軸候補としてアピールした。開幕戦の対[[福岡ソフトバンクホークス]]戦では、[[和田毅]]から先制のタイムリーヒットを放った。しかし、2割に満たない打率や守備でもエラーを繰り返した事から4月29日に登録を抹消。その後、5月9日に一軍に登録されると、その日の第3打席に来日初本塁打となるソロを[[戸村健次]]から放った。直後の試合で活躍し、一時打率を2割3分まで上げたが、交流戦になると失速し、6月18日に[[ウィリー・モー・ペーニャ]]と入れ替わる格好で登録を抹消された。抹消後結局一度も一軍昇格することいまま10月2日に帰国し<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710020000680.html |title=ロッテ・ダフィー帰国、打撃振るわず「申し訳ない」|newspaper=日刊スポーツ|date=2017年10月2日|accessdate=2017年10月16日}}</ref>。来年以降の契約を結ばない方針であると報じられ2017年シーズン限りでの退団が濃厚となった<ref>{{Cite news|url=https://www.daily.co.jp/baseball/2017/10/09/0010627335.shtml |title=ロッテ ペーニャは残留へ 井口新体制で新外国人獲得にも着手|newspaper=日刊スポーツ|date=2017年10月9日|accessdate=2017年10月16日}}</ref>。12月2日に自由契約となった<ref>{{Cite web|url=http://npb.jp/announcement/2017/pn_released.html |title=自由契約選手 <nowiki>|</nowiki> 2017年度公示|publisher=日本野球機構|date=2017年12月2日|accessdate=2017年12月6日}}</ref>。
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=== 現役引退後 ===
=== 現役引退後 ===
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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* [[北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧#アメリカ合衆国|北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧]]
* [[北米・欧州出身の日本プロ野球外国人選手一覧#アメリカ合衆国]]
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2023年12月10日 (日) 03:47時点における最新版

マット・ダフィー
Matt Duffy
ヒューストン・アストロズ時代
(2015年のスプリングトレーニングにて)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 マサチューセッツ州ボストン
生年月日 (1989-02-06) 1989年2月6日(35歳)
身長
体重
191 cm
98 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手一塁手
プロ入り 2011年 MLBドラフト20巡目
初出場 MLB / 2015年9月16日
NPB / 2017年3月31日
最終出場 MLB / 2016年4月9日
NPB / 2017年6月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マシュー・エドワード・ダフィーMatthew Edward Duffy, 1989年2月6日 - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

セント・セバスチャンズ高校を経て、バーモント大学に入学し、2年間プレー。2009年にはイーストカンファレンスの最優秀選手にも選ばれた。同大学の野球部が廃部になってからはテネシー大学に転校し、同校で2年間プレーした。

プロ入りとアストロズ時代[編集]

2011年MLBドラフト20巡目(全体610位)でヒューストン・アストロズから指名され、プロ入り。

プロ入り後はマイナーで着実に実績を積み上げ、2015年にはAAA級フレズノ・グリズリーズで打率.294・20本塁打・104打点の好成績を残し、パシフィックコーストリーグのMVPに輝いた。9月14日メジャーに昇格し、初安打と初打点を記録するなど、飛躍の年となった。

2016年スプリングトレーニングで結果を残し、開幕をメジャーで迎えるもわずか3試合の出場でノーヒットにとどまった。7月16日にアストロズをDFAとなった[1]

レンジャーズ傘下時代[編集]

2016年7月23日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍した。7月27日に再びDFAとなり、30日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属された。移籍後はメジャー出場は無く、AAA級では2球団合計で打率.229・14本塁打・52打点を記録した。シーズンオフの11月15日に自由契約となった[1]

ロッテ時代[編集]

2016年11月17日に千葉ロッテマリーンズが獲得を発表した[2]。応援歌はディズニーの『マイ・フレンド・ダッフィー』の替え歌。

2017年はオープン戦では4本塁打と15打点を記録し、打線の中軸候補としてアピールした。開幕戦の対福岡ソフトバンクホークス戦では、和田毅から先制のタイムリーヒットを放った。しかしその後は、2割に満たない打率や守備でもエラーを繰り返した事から4月29日に登録を抹消。その後、5月9日に一軍に登録されると、その日の第3打席にNPB初本塁打を戸村健次から記録した。直後の試合でも活躍し、一時は打率を2割3分まで上げたが、交流戦になると再び失速し、6月18日には途中入団したウィリー・モー・ペーニャと入れ替わる形で登録を抹消された。それ以降は一度も一軍に昇格することなく10月2日に帰国し[3]、12月2日に自由契約となった[4]

現役引退後[編集]

2019年7月にマサチューセッツ州ウェイマスに野球スクール「マット・ダフィー・ベースボール・アカデミー」を設立し指導している[5]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2015 HOU 8 9 8 0 3 1 0 0 4 3 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .375 .444 .500 .944
2016 3 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2017 ロッテ 54 183 164 15 33 8 1 6 61 18 0 0 0 1 14 0 4 61 2 .201 .279 .372 .651
MLB:2年 11 12 11 0 3 1 0 0 4 3 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .273 .333 .364 .697
NPB:1年 54 183 164 15 33 8 1 6 61 18 0 0 0 1 14 0 4 61 2 .201 .279 .372 .651
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



一塁 三塁
























2015 HOU 2 2 0 0 0 1.000 2 1 6 0 0 1.000
2016 - 1 0 1 0 0 1.000
2017 ロッテ 8 44 4 0 3 1.000 48 33 78 5 7 .957
MLB 2 2 0 0 0 1.000 3 1 7 0 0 1.000
NPB 8 44 4 0 3 1.000 48 33 78 5 7 .957
  • 2018年度シーズン終了時

記録[編集]

NPB

背番号[編集]

  • 63(2015年)
  • 19(2016年)
  • 5(2017年)

脚注[編集]

  1. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2016年12月20日閲覧。
  2. ^ “ロッテ 新外国人ダフィー獲得発表「どんな形でも貢献できるよう」”. スポニチアネックス. (2016年11月17日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/17/kiji/K20161117013740480.html 2016年11月17日閲覧。 
  3. ^ “ロッテ・ダフィー帰国、打撃振るわず「申し訳ない」”. 日刊スポーツ. (2017年10月2日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710020000680.html 2017年10月16日閲覧。 
  4. ^ 自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
  5. ^ MATT DUFFY BASEBALL - Home”. MATT DUFFY BASEBALL. 2021年5月16日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]