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{{Otheruses|氷室京介のアルバム|その他|ミッシングピース}} |
{{Otheruses|氷室京介のアルバム|その他|ミッシングピース}} |
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{{Infobox Album |
{{Infobox Album |
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| Name |
| Name = MISSING PIECE |
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| Type |
| Type = [[スタジオ・アルバム]] |
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| Artist |
| Artist = [[氷室京介]] |
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| Released |
| Released = [[1996年]][[9月30日]] |
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| Recorded |
| Recorded = 1995年 - 1996年<br />パラダイススタジオ駒沢<br />パラダイススタジオイースト<br />[[A&Mレコード|A&Mスタジオ]]<br />ロイヤルトーンスタジオ<br />クリントンスタジオ |
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| Genre |
| Genre = [[ロック (音楽)|ロック]] |
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| Length |
| Length = 49分32秒 |
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| Label |
| Label = [[ポリドール・レコード|ポリドール]]/BeatNix |
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| Producer |
| Producer = {{hlist-comma|氷室京介|[[美久月千晴]]|[[佐橋佳幸]]}} |
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| Reviews |
| Reviews = |
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| Chart position = *週間1位([[オリコンチャート|オリコン]]) |
| Chart position = *週間1位([[オリコンチャート|オリコン]]) |
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*1996年度年間35位(オリコン) |
*1996年度年間35位(オリコン) |
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| Certification |
| Certification = |
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| Last album |
| Last album = 『[[SINGLES (氷室京介のアルバム)|SINGLES]]』<br />(1995年) |
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| This album |
| This album = 『'''MISSING PIECE'''』<br />(1996年) |
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| Next album |
| Next album = 『[[I・DE・A]]』<br />([[1997年]]) |
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| Misc |
| Misc = {{Singles |
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| Name |
| Name = MISSING PIECE |
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| Type = スタジオ・アルバム |
| Type = スタジオ・アルバム |
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| Single 1 |
| Single 1 = [[魂を抱いてくれ]] |
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| Single 1 date = 1995年[[10月25日]] |
| Single 1 date = 1995年[[10月25日]] |
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| Single 2 |
| Single 2 = [[STAY (氷室京介の曲)|STAY]] |
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| Single 2 date = 1996年[[6月24日]] |
| Single 2 date = 1996年[[6月24日]] |
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| Single 3 |
| Single 3 = [[SQUALL (氷室京介の曲)|SQUALL]] |
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| Single 3 date = 1996年[[8月15日]] |
| Single 3 date = 1996年[[8月15日]] |
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| Single 4 |
| Single 4 = [[WALTZ (氷室京介の曲)|WALTZ]] |
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| Single 4 date = 1997年[[1月15日]] |
| Single 4 date = 1997年[[1月15日]] |
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|EAN = {{Collapsible list |title = EAN一覧 |1 = {{EAN|4988005186379}}}} |
| EAN = {{Collapsible list |title = EAN一覧 |1 = {{EAN|4988005186379}}}} |
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『'''MISSING PIECE'''』(ミッシング・ピース)は、日本の[[ |
『'''MISSING PIECE'''』(ミッシング・ピース)は、日本の[[シンガーソングライター]]である[[氷室京介]]の6枚目の[[スタジオ・アルバム|オリジナル・アルバム]]。 |
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[[1996年]][[9月30日]]に[[ポリドール・レコード]]のBeatNixレーベルからリリースされた。[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]からの移籍第 |
[[1996年]][[9月30日]]に[[ポリドール・レコード]]のBeatNixレーベルからリリースされた。[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]からの移籍第1弾として、前作『[[SHAKE THE FAKE]]』([[1994年]])以来2年振りのリリースとなった。作詞は[[松井五郎]]、[[松本隆]]および氷室。全作曲は氷室、プロデュースは氷室および[[美久月千晴]]、[[佐橋佳幸]]が担当している。ジャケット・アートワークは初回プレスのみ紙ケース+見開きジャケット仕様。 |
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レコーディングは当初日本国内で行われていたが、氷室の要望により[[アメリカ合衆国]]でのレコーディングに変更され、エンジニアとしてニール・ドーフスマンが参加 |
レコーディングは当初日本国内で行われていたが、氷室の要望により[[アメリカ合衆国]]でのレコーディングに変更され、エンジニアとしてニール・ドーフスマンが参加、マスタリングは[[テッド・ジェンセン]]によって行われた。本作のテーマは[[シェル・シルヴァスタイン]]の絵本『{{仮リンク|ぼくを探しに|en|The Missing Piece (book)}}』([[1977年]])および『ビッグ・オーとの出会い:続ぼくを探しに』([[1982年]])を題材としており、アルバムタイトルは同作の原題から名付けられた。氷室が実在の書物を題材にして自身のアルバムタイトルに名付けた作品は、ファースト・アルバム『[[FLOWERS for ALGERNON]]』([[1988年]])より8年振りである。 |
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[[オールニッポン・ニュースネットワーク|テレビ朝日系]]テレビドラマ『[[風の刑事・東京発!]]』(1995年 - 1996年) |
[[オールニッポン・ニュースネットワーク|テレビ朝日系]]テレビドラマ『[[風の刑事・東京発!]]』(1995年 - 1996年)主題歌「[[魂を抱いてくれ]]」、[[TBS系列|TBS系]]音楽番組『[[COUNT DOWN TV]]』([[1993年]] - )6月度オープニングテーマ「[[STAY (氷室京介の曲)|STAY]]」、[[日本テレビ系列|日本テレビ系]]テレビドラマ『[[グッドラック (テレビドラマ)|グッドラック]]』(1996年)主題歌「[[SQUALL (氷室京介の曲)|SQUALL]]」の3曲を先行シングルとしてリリース。翌1997年、[[ダイドードリンコ]]「[[ダイドーブレンドコーヒー]]」[[コマーシャルソング|CMソング]]として「[[WALTZ (氷室京介の曲)|WALTZ]]」が[[リカット]]された。本作は[[オリコンチャート]]にて最高位1位を獲得した。 |
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[[オリコンチャート]]では最高位1位を獲得した。 |
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== 背景 == |
== 背景 == |
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前作『[[SHAKE THE FAKE]]』([[1994年]])リリース後、氷室は「SHAKE THE FAKE」と題したコンサートツアーを同年[[10月12日]]の[[横浜アリーナ]]からツアーファイナルとなった[[12月24日]] |
前作『[[SHAKE THE FAKE]]』([[1994年]])リリース後、氷室は「SHAKE THE FAKE」と題したコンサートツアーを同年[[10月12日]]の[[横浜アリーナ]]からツアーファイナルとなった[[12月24日]]・[[12月25日]]の[[東京ドーム]]2日間連続公演まで、8都市全16公演を実施した<ref name="livefans">{{Cite web|和書|author= |date= |url=https://www.livefans.jp/groups/36230 |title=氷室京介 -SHAKE THE FAKE |website=LiveFans |publisher=SKIYAKI APPS |accessdate=2021-01-09}}</ref>{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=104|ps= - 松田義人 (deco) 「"Tabloid" Himuro Historic Clips 1988-2013」より}}。 |
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[[1995年]]に入り、氷室はレコード会社の移籍を検討し始める<ref name="rollingstone20201203_2">{{Cite web |author= 田家秀樹 |authorlink= 田家秀樹 |date=2020-12-03 |url=https://rollingstonejapan.com/articles/detail/35014/2/1/1 |title=氷室京介の充実期、1990年代後半の作品を振り返る |website=[[ローリング・ストーン|ローリング・ストーン ジャパン]]| |publisher=CCCミュージックラボ |page=2 |accessdate=2021-01-11}}</ref>。[[3月7日]]には「阪神・淡路大震災チャリティコンサート」に参加し、同公演には別枠において[[布袋寅泰]]も参加していた<ref name="rollingstone20201203_2"/>。また、このライブを最後に氷室は[[1998年]]のコンサートツアー「TOUR "COLLECTIVE SOULS"1998 One Night Stand」まで |
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3年半におよぶ期間ライブを一切行わなかった{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=105|ps= - 松田義人 (deco) 「"Tabloid" Himuro Historic Clips 1988-2013」より}}。[[7月19日]]には初の[[ベスト・アルバム]]『[[SINGLES (氷室京介のアルバム)|SINGLES]]』をリリース、同作はオリコンチャートで最高位1位を獲得、売上枚数は136.7万枚とミリオンセラーとなり、また氷室のアルバムにおいて最も売上の高い作品となった。 |
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同年に氷室は「BeatNix」という新レーベルを設立し、[[BOØWY]]時代より10年間所属した[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]から[[ポリドール・レコード]]に移籍し環境や制作において大きな変化をもたらす事となった{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=22|ps= - ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。後年氷室は1995年に関して「やらなきゃいけない作業の量から内容からすべてが180度変わる、第二期に突入する(中略)大きなターニングポイントになっています」と述べている{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=22|ps= - ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。 |
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[[1995年]]に入り、氷室はレコード会社移籍の検討を始める<ref name="rollingstone20201203_2">{{Cite web|和書|author= 田家秀樹 |authorlink= 田家秀樹 |date=2020-12-03 |url=https://rollingstonejapan.com/articles/detail/35014/2/1/1 |title=氷室京介の充実期、1990年代後半の作品を振り返る |website=[[ローリング・ストーン|ローリング・ストーン ジャパン]]| |publisher=CCCミュージックラボ |page=2 |accessdate=2021-01-11}}</ref>。[[3月7日]]には「阪神・淡路大震災チャリティコンサート」に参加、同公演は別枠において[[布袋寅泰]]も参加していた<ref name="rollingstone20201203_2"/>。また、このライブを最後に氷室は[[1998年]]のコンサートツアー「TOUR "COLLECTIVE SOULS"1998 One Night Stand」まで3年半に及ぶ期間、ライブを一切行わなかった{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=105|ps= - 松田義人 (deco) 「"Tabloid" Himuro Historic Clips 1988-2013」より}}。[[7月19日]]には初の[[ベスト・アルバム]]『[[SINGLES (氷室京介のアルバム)|SINGLES]]』をリリース、同作はオリコンチャート最高位1位を獲得、売上枚数は136.7万枚とミリオン・セラーとなり、また氷室のアルバムにおいて最も売上の高い作品となった。同年に氷室は「BeatNix」という新レーベルを設立、[[BOØWY]]時代より10年間所属した[[EMIミュージック・ジャパン|東芝EMI]]から[[ポリドール・レコード]]に移籍し環境や制作において大きな変化をもたらす事となった{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=22|ps=- ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。後年氷室は1995年に関して「やらなきゃいけない作業の量から内容からすべてが180度変わる、第二期に突入する(中略)大きなターニングポイントになっています」と述べている{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=22|ps=- ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。[[10月25日]]には移籍第一弾となるシングル「[[魂を抱いてくれ]]」をリリース、[[12月15日]]には前年のコンサートツアーから東京ドーム公演の模様を収めたライブ・ビデオ『LIVE AT THE TOKYO DOME SHAKE THE FAKE TOUR』をリリースした。 |
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[[10月25日]]には移籍第一弾となるシングル「[[魂を抱いてくれ]]」をリリース、[[12月15日]]には前年のコンサートツアーから東京ドーム公演の模様を収めたライブ・ビデオ『LIVE AT THE TOKYO DOME SHAKE THE FAKE TOUR』をリリースした。 |
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== 録音 == |
== 録音 == |
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本作の構想はシングル「魂を抱いてくれ」をリリースした頃には始まっていた<ref name="rollingstone20201203_2"/>。ディレクターの臼井克幸は本来であればアップテンポの曲をシングルとしてリリースする事を検討していたが、「魂を抱いてくれ」の[[松本隆]]による作詞に感銘した氷室は、シングルでのリリースを要望した<ref name="rollingstone20201203_2"/>。しかし氷室も臼井も同作を軸としてアルバム制作に入るイメージが湧かず、「STAY」および「SQUALL」をシングルでリリースした後にアルバムをリリースする流れに変更する事となった<ref name="rollingstone20201203_2"/>。 |
本作の構想はシングル「魂を抱いてくれ」をリリースした頃には始まっていた<ref name="rollingstone20201203_2"/>。ディレクターの臼井克幸は本来であればアップテンポの曲をシングルとしてリリースする事を検討していたが、「魂を抱いてくれ」の[[松本隆]]による作詞に感銘した氷室は、シングルでのリリースを要望した<ref name="rollingstone20201203_2"/>。しかし氷室も臼井も同作を軸としてアルバム制作に入るイメージが湧かず、「STAY」および「SQUALL」をシングルでリリースした後にアルバムをリリースする流れに変更する事となった<ref name="rollingstone20201203_2"/>。 |
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同時期に氷室は周囲のスタッフにあらゆる事を依存している事、ミュージシャンとしての活動時間が長くなりすぎて一個人としての時間が持てなくなっていた事に疑問を感じていた{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=24|ps= - ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。「魂を抱いてくれ」の[[ミュージックビデオ| |
同時期に氷室は周囲のスタッフにあらゆる事を依存している事、ミュージシャンとしての活動時間が長くなりすぎて一個人としての時間が持てなくなっていた事に疑問を感じていた{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=24|ps= - ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。「魂を抱いてくれ」の[[ミュージック・ビデオ|MV]]撮影のために[[ネバダ州]]を訪れた氷室は、低賃金で働く現地スタッフが汗だくになりながら仕事をしている様を見て、成功は収めたものの虚しさを感じている自身と比較していた{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=24|ps= - ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。その後氷室は活動の拠点を[[ロサンゼルス]]に移す事となり、以降のレコーディングはアメリカにて行われる事となった<ref name="rollingstone20201203_2"/>。 |
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== 音楽性とテーマ == |
== 音楽性とテーマ == |
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本作はファーストアルバム『[[FLOWERS for ALGERNON]]』([[1988年]])が[[ダニエル・キイス]]の小説『[[アルジャーノンに花束を]]』([[1959年]])を題材とした事と同様に、[[シェル・シルヴァスタイン]]の絵本『{{仮リンク|ぼくを探しに|en|The Missing Piece (book)}}』([[1977年]])および『ビッグ・オーとの出会い |
本作はファーストアルバム『[[FLOWERS for ALGERNON]]』([[1988年]])が[[ダニエル・キイス]]の小説『[[アルジャーノンに花束を]]』([[1959年]])を題材とした事と同様に、[[シェル・シルヴァスタイン]]の絵本『{{仮リンク|ぼくを探しに|en|The Missing Piece (book)}}』([[1977年]])および『ビッグ・オーとの出会い:続ぼくを探しに』([[1982年]])を題材として制作された{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=24|ps= - ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。氷室は同書の「自らの欠けた破片を探す物語」が当時の自身の心境とリンクしていたと述べ、結果同書の原題である「''The missing piece''」をアルバムタイトルとして使用する事となった{{Sfn|ぴあMOOK|2013|p=24|ps= - ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より}}。 |
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ディレクターの臼井は本作のレコーディングには膨大な時間が掛かっている事を述べた他、日本とロサンゼルスにおいて様々なものを探索しながらレコーディングを行った事で一箇所でイメージを固定して制作したアルバムとは異なる作品であるとして、「チャレンジしたアルバムというか、結果的には大作だと思うんです」と述べている<ref name="rollingstone20201203_3">{{Cite web |
ディレクターの臼井は本作のレコーディングには膨大な時間が掛かっている事を述べた他、日本とロサンゼルスにおいて様々なものを探索しながらレコーディングを行った事で一箇所でイメージを固定して制作したアルバムとは異なる作品であるとして、「チャレンジしたアルバムというか、結果的には大作だと思うんです」と述べている<ref name="rollingstone20201203_3">{{Cite web|和書|author= 田家秀樹 |authorlink= 田家秀樹 |date=2020-12-03 |url=https://rollingstonejapan.com/articles/detail/35014/3/1/1 |title=氷室京介の充実期、1990年代後半の作品を振り返る |website=[[ローリング・ストーン|ローリング・ストーン ジャパン]]| |publisher=CCCミュージックラボ |page=3 |accessdate=2021-01-11}}</ref>。 |
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「NAKED KING ON THE BLIND HORSE」がバージョン違いを含めて2曲収録されている事に関して臼井は |
「NAKED KING ON THE BLIND HORSE」がバージョン違いを含めて2曲収録されている事に関して臼井は「曲が不足しているという理由からではなく全く異なるアプローチによる別の曲」という認識から収録する事になったと述べている<ref name="rollingstone20201203_4">{{Cite web|和書|author= 田家秀樹 |authorlink= 田家秀樹 |date=2020-12-03 |url=https://rollingstonejapan.com/articles/detail/35014/4/1/1 |title=氷室京介の充実期、1990年代後半の作品を振り返る |website=[[ローリング・ストーン|ローリング・ストーン ジャパン]]| |publisher=CCCミュージックラボ |page=4 |accessdate=2021-01-11}}</ref>。 |
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== 批評 == |
== 批評 == |
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| rev1Score = 肯定的<ref name="cdjournal"/> |
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音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「ハードなギター・サウンドにばかり耳が向く」と指摘しながらも、バラード曲に関しては肯定的に評価し「氷室京介のバラード・シンガーとしての魅力は相当なモノ」と称賛した<ref name="cdjournal">{{Cite web |
音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「ハードなギター・サウンドにばかり耳が向く」と指摘しながらも、バラード曲に関しては肯定的に評価し「氷室京介のバラード・シンガーとしての魅力は相当なモノ」と称賛した<ref name="cdjournal">{{Cite web|和書|author= |date= |url=https://artist.cdjournal.com/d/missing-piece/1196100789 |title=氷室京介 / MISSING PIECE <nowiki>[紙ジャケット仕様]</nowiki> |website=CDジャーナル |publisher=音楽出版 |accessdate=2021-01-09}}</ref>。また氷室のボーカルを「硬質で色気いっぱいに歌う」と表現し、松井五郎や松本隆の詞を歌うスタイルが認知されたときに「[[矢沢永吉]]に近い歌謡性を持つはず」と評価した<ref name="cdjournal"/>。 |
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== チャート成績 == |
== チャート成績 == |
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[[オリコンチャート]]では最高位1位、登場回数は10回となり、売 |
[[オリコンチャート]]では最高位1位、登場回数は10回となり、売上枚数は65.7万枚となった。 |
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== 収録曲 == |
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=== 曲解説 === |
=== 曲解説 === |
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#''' |
#'''STAY''' |
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#:12thシングル。シングルバージョンよりキーが若干高くなっている。また、次曲「PLEASURE SKIN」とははっきりと[[トラック]]分けされておらず、この曲の[[アウトロ]]に被さって次曲が始まるように作られている。 |
#:12thシングル。シングルバージョンよりキーが若干高くなっている。また、次曲「PLEASURE SKIN」とははっきりと[[楽曲|トラック]]分けされておらず、この曲の[[アウトロ]]に被さって次曲が始まるように作られている。 |
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#''' |
#'''PLEASURE SKIN''' |
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#:13thシングル「SQUALL」のカップリング曲。 |
#:13thシングル「[[SQUALL (氷室京介の曲)|SQUALL]]」のカップリング曲。 |
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#''' |
#'''MISSING PIECE''' |
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#:12thシングル「STAY」のカップリング曲。 |
#:12thシングル「[[STAY (氷室京介の曲)|STAY]]」のカップリング曲。 |
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#''' |
#'''魂を抱いてくれ (ALBUM MIX)''' |
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#:11thシングル。 |
#:11thシングル。 |
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#''' |
#'''WALTZ''' |
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#:14thシングルとしてシングルカットされた。 |
#:後に14thシングルとしてシングルカットされた。 |
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#'''IF YOU STILL SHAME ME''' |
#'''IF YOU STILL SHAME ME''' |
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#:14thシングル「[[WALTZ (氷室京介の曲)|WALTZ]]」のカップリング |
#:後に14thシングル「[[WALTZ (氷室京介の曲)|WALTZ]]」のカップリング曲としてシングルカットされた。 |
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#''' |
#'''MIDNIGHT EVE (ALBUM MIX)''' |
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#:11thシングル「魂を抱いてくれ」のカップリング曲。 |
#:11thシングル「[[魂を抱いてくれ]]」のカップリング曲。 |
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#''' |
#'''SQUALL''' |
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#:13thシングル。 |
#:13thシングル。 |
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#'''NAKED KING ON THE BLIND HORSE''' |
#'''NAKED KING ON THE BLIND HORSE''' |
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*{{仮リンク|カート・ビスケラ|en|Curt Bisquera}} - ドラムス |
*{{仮リンク|カート・ビスケラ|en|Curt Bisquera}} - ドラムス |
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*[[美久月千晴]] - [[ベース (弦楽器)|ベース]] |
*[[美久月千晴]] - [[ベース (弦楽器)|ベース]] |
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*[[ジミー・ジョンソン (ベース |
*[[ジミー・ジョンソン (ベーシスト)|ジミー・ジョンソン]] - ベース |
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*レジー・ハミルトン - ドラムス |
*レジー・ハミルトン - ドラムス |
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*[[氷室京介]] - [[エレクトリック・ギター]]、[[アコースティック・ギター]] |
*[[氷室京介]] - [[エレクトリック・ギター]]、[[アコースティック・ギター]] |
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*ニック・レーン - [[トロンボーン]] |
*ニック・レーン - [[トロンボーン]] |
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*グレイ・ハービス - テナー&バリトン[[サクソフォーン]] |
*グレイ・ハービス - テナー&バリトン[[サクソフォーン]] |
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*[[ブランダン・フィールズ|ブランドン・フィールズ]] - テナーサクソフォーン |
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*{{仮リンク|レニー・カストロ|en|Lenny Castro}} - テナーサクソフォーン |
*{{仮リンク|レニー・カストロ|en|Lenny Castro}} - テナーサクソフォーン |
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*[[デヴィッド・キャンベル (アレンジャー)|デヴィッド・キャンベル]] - [[ストリングス]]・アレンジメント |
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*佐橋佳幸 - プロデューサー(2 - 4, 10曲目) |
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*ヒロ鈴木 (BeatNix) - エグゼクティブ・プロデューサー |
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*Algernon - エグゼクティブ・スーパーバイザー |
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*project HIMURO(BeatNix、ユイ音楽工房) |
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**鈴木“ゾンビ” |
**鈴木“ゾンビ”祥紀 - マネージメント・チーフ |
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**宮野真一 - [[A&R]]ディレクター |
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**土屋浩 - プロモーション・チーフ |
**土屋浩 - プロモーション・チーフ |
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**渋谷高行 - ビジネス&リーガル・アフェアーズ |
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**やがさきゆうけん - マネージャー |
**やがさきゆうけん - マネージャー |
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**かわじりこうじ - マネージャー |
**かわじりこうじ - マネージャー |
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*油屋喜明 (Allure) - ヘアー&メイク・アップ |
*油屋喜明 (Allure) - ヘアー&メイク・アップ |
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*芳賀祐美(ポリグラムK.K.) - ビジュアル・コーディネーション |
*芳賀祐美(ポリグラムK.K.) - ビジュアル・コーディネーション |
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== 『MISSING PIECE』(映像作品) == |
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{{Infobox Album |
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| Name = MISSING PIECE |
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| Type = ミュージック・ビデオ |
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| Artist = 氷室京介 |
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| Released = [[1997年]][[5月14日]] |
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| Recorded = |
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| Genre = ロック |
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| Length = 31分 |
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| Label = ポリドール/BeatNix |
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| Producer = |
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| Reviews = |
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| Chart position = |
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| Certification = |
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| Last album = [[LIVE AT THE TOKYO DOME SHAKE THE FAKE TOUR]]<br />([[1995年]]) |
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| This album = '''MISSING PIECE'''<br />(1997年) |
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| Next album = [[The One Night Stands 〜TOUR "COLLECTIVE SOULS" 1998〜]]<br />([[1998年]]) |
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| Misc = |
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}} |
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本作関連の[[ミュージック・ビデオ]]集が[[1997年]][[5月14日]]に[[VHS]]でポリドール・レコードのBeatNixレーベルからリリースされた<ref>{{Cite web|url=https://tower.jp/item/562234/Missing-piece |title=Missing piece |publisher=[[タワーレコード]]|accessdate=2022-9-11}}</ref>。 |
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=== 収録曲 === |
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#'''WALTZ''' |
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#'''WALTZ(behind the scene / with director "Ralph Ziman")''' |
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#'''SQUALL''' |
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#'''STAY''' |
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#'''魂を抱いてくれ (behind the scene / with director "Paul Boyd")''' |
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#'''魂を抱いてくれ''' |
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#'''魂を抱いてくれ (15")''' |
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#'''STAY (15")''' |
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#'''SQUALL (15")''' |
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#'''MISSING PIECE (15")''' |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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===出典=== |
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{{Reflist}} |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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[[Category:ポリドール・レコードのアルバム]] |
2024年1月21日 (日) 01:59時点における最新版
『MISSING PIECE』 | ||||
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氷室京介 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1995年 - 1996年 パラダイススタジオ駒沢 パラダイススタジオイースト A&Mスタジオ ロイヤルトーンスタジオ クリントンスタジオ | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ポリドール/BeatNix | |||
プロデュース | ||||
チャート最高順位 | ||||
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氷室京介 アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN一覧
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『MISSING PIECE』収録のシングル | ||||
『MISSING PIECE』(ミッシング・ピース)は、日本のシンガーソングライターである氷室京介の6枚目のオリジナル・アルバム。
1996年9月30日にポリドール・レコードのBeatNixレーベルからリリースされた。東芝EMIからの移籍第1弾として、前作『SHAKE THE FAKE』(1994年)以来2年振りのリリースとなった。作詞は松井五郎、松本隆および氷室。全作曲は氷室、プロデュースは氷室および美久月千晴、佐橋佳幸が担当している。ジャケット・アートワークは初回プレスのみ紙ケース+見開きジャケット仕様。
レコーディングは当初日本国内で行われていたが、氷室の要望によりアメリカ合衆国でのレコーディングに変更され、エンジニアとしてニール・ドーフスマンが参加、マスタリングはテッド・ジェンセンによって行われた。本作のテーマはシェル・シルヴァスタインの絵本『ぼくを探しに』(1977年)および『ビッグ・オーとの出会い:続ぼくを探しに』(1982年)を題材としており、アルバムタイトルは同作の原題から名付けられた。氷室が実在の書物を題材にして自身のアルバムタイトルに名付けた作品は、ファースト・アルバム『FLOWERS for ALGERNON』(1988年)より8年振りである。
テレビ朝日系テレビドラマ『風の刑事・東京発!』(1995年 - 1996年)主題歌「魂を抱いてくれ」、TBS系音楽番組『COUNT DOWN TV』(1993年 - )6月度オープニングテーマ「STAY」、日本テレビ系テレビドラマ『グッドラック』(1996年)主題歌「SQUALL」の3曲を先行シングルとしてリリース。翌1997年、ダイドードリンコ「ダイドーブレンドコーヒー」CMソングとして「WALTZ」がリカットされた。本作はオリコンチャートにて最高位1位を獲得した。
背景[編集]
前作『SHAKE THE FAKE』(1994年)リリース後、氷室は「SHAKE THE FAKE」と題したコンサートツアーを同年10月12日の横浜アリーナからツアーファイナルとなった12月24日・12月25日の東京ドーム2日間連続公演まで、8都市全16公演を実施した[1][2]。
1995年に入り、氷室はレコード会社移籍の検討を始める[3]。3月7日には「阪神・淡路大震災チャリティコンサート」に参加、同公演は別枠において布袋寅泰も参加していた[3]。また、このライブを最後に氷室は1998年のコンサートツアー「TOUR "COLLECTIVE SOULS"1998 One Night Stand」まで3年半に及ぶ期間、ライブを一切行わなかった[4]。7月19日には初のベスト・アルバム『SINGLES』をリリース、同作はオリコンチャート最高位1位を獲得、売上枚数は136.7万枚とミリオン・セラーとなり、また氷室のアルバムにおいて最も売上の高い作品となった。同年に氷室は「BeatNix」という新レーベルを設立、BOØWY時代より10年間所属した東芝EMIからポリドール・レコードに移籍し環境や制作において大きな変化をもたらす事となった[5]。後年氷室は1995年に関して「やらなきゃいけない作業の量から内容からすべてが180度変わる、第二期に突入する(中略)大きなターニングポイントになっています」と述べている[5]。10月25日には移籍第一弾となるシングル「魂を抱いてくれ」をリリース、12月15日には前年のコンサートツアーから東京ドーム公演の模様を収めたライブ・ビデオ『LIVE AT THE TOKYO DOME SHAKE THE FAKE TOUR』をリリースした。
録音[編集]
レコーディングは日本国内のパラダイススタジオ駒沢およびパラダイススタジオイーストの他、アメリカ合衆国のA&Mスタジオ、ロイヤルトーンスタジオ、クリントンスタジオにて行われた。
本作の構想はシングル「魂を抱いてくれ」をリリースした頃には始まっていた[3]。ディレクターの臼井克幸は本来であればアップテンポの曲をシングルとしてリリースする事を検討していたが、「魂を抱いてくれ」の松本隆による作詞に感銘した氷室は、シングルでのリリースを要望した[3]。しかし氷室も臼井も同作を軸としてアルバム制作に入るイメージが湧かず、「STAY」および「SQUALL」をシングルでリリースした後にアルバムをリリースする流れに変更する事となった[3]。
同時期に氷室は周囲のスタッフにあらゆる事を依存している事、ミュージシャンとしての活動時間が長くなりすぎて一個人としての時間が持てなくなっていた事に疑問を感じていた[6]。「魂を抱いてくれ」のMV撮影のためにネバダ州を訪れた氷室は、低賃金で働く現地スタッフが汗だくになりながら仕事をしている様を見て、成功は収めたものの虚しさを感じている自身と比較していた[6]。その後氷室は活動の拠点をロサンゼルスに移す事となり、以降のレコーディングはアメリカにて行われる事となった[3]。
音楽性とテーマ[編集]
本作はファーストアルバム『FLOWERS for ALGERNON』(1988年)がダニエル・キイスの小説『アルジャーノンに花束を』(1959年)を題材とした事と同様に、シェル・シルヴァスタインの絵本『ぼくを探しに』(1977年)および『ビッグ・オーとの出会い:続ぼくを探しに』(1982年)を題材として制作された[6]。氷室は同書の「自らの欠けた破片を探す物語」が当時の自身の心境とリンクしていたと述べ、結果同書の原題である「The missing piece」をアルバムタイトルとして使用する事となった[6]。
ディレクターの臼井は本作のレコーディングには膨大な時間が掛かっている事を述べた他、日本とロサンゼルスにおいて様々なものを探索しながらレコーディングを行った事で一箇所でイメージを固定して制作したアルバムとは異なる作品であるとして、「チャレンジしたアルバムというか、結果的には大作だと思うんです」と述べている[7]。
「NAKED KING ON THE BLIND HORSE」がバージョン違いを含めて2曲収録されている事に関して臼井は「曲が不足しているという理由からではなく全く異なるアプローチによる別の曲」という認識から収録する事になったと述べている[8]。
批評[編集]
専門評論家によるレビュー | |
---|---|
レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
CDジャーナル | 肯定的[9] |
音楽情報サイト『CDジャーナル』では、「ハードなギター・サウンドにばかり耳が向く」と指摘しながらも、バラード曲に関しては肯定的に評価し「氷室京介のバラード・シンガーとしての魅力は相当なモノ」と称賛した[9]。また氷室のボーカルを「硬質で色気いっぱいに歌う」と表現し、松井五郎や松本隆の詞を歌うスタイルが認知されたときに「矢沢永吉に近い歌謡性を持つはず」と評価した[9]。
チャート成績[編集]
オリコンチャートでは最高位1位、登場回数は10回となり、売上枚数は65.7万枚となった。
収録曲[編集]
一覧[編集]
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|
1. | 「STAY」 | 松井五郎 | 氷室京介 | |
2. | 「PLEASURE SKIN」 | 松井五郎 | 氷室京介・佐橋佳幸 | |
3. | 「MISSING PIECE」 | 松井五郎 | 氷室京介・佐橋佳幸 | |
4. | 「魂を抱いてくれ (ALBUM MIX)」 | 松本隆 | 氷室京介 | |
5. | 「WALTZ」 | 氷室京介 | 氷室京介 | |
6. | 「IF YOU STILL SHAME ME」 | 氷室京介・松井五郎 | 氷室京介 | |
7. | 「MIDNIGHT EVE (ALBUM MIX)」 | 松井五郎 | 氷室京介 | |
8. | 「SQUALL」 | 氷室京介・松井五郎 | 氷室京介 | |
9. | 「NAKED KING ON THE BLIND HORSE」 | 氷室京介・松井五郎 | 氷室京介 | |
10. | 「NAKED KING ON THE BLIND HORSE」 | 氷室京介・松井五郎 | 氷室京介 | |
合計時間: |
曲解説[編集]
- STAY
- PLEASURE SKIN
- 13thシングル「SQUALL」のカップリング曲。
- MISSING PIECE
- 12thシングル「STAY」のカップリング曲。
- 魂を抱いてくれ (ALBUM MIX)
- 11thシングル。
- WALTZ
- 後に14thシングルとしてシングルカットされた。
- IF YOU STILL SHAME ME
- 後に14thシングル「WALTZ」のカップリング曲としてシングルカットされた。
- MIDNIGHT EVE (ALBUM MIX)
- 11thシングル「魂を抱いてくれ」のカップリング曲。
- SQUALL
- 13thシングル。
- NAKED KING ON THE BLIND HORSE
- NAKED KING ON THE BLIND HORSE
- CD版には表記は無いが、上記曲のリミックスバージョンである。
- 各種サブスクリプションサービス(SpotifyやLINE MUSICなど)では「NAKED KING ON THE BLIND HORSE(Remix)」[10][11] 、
iTunes及びApple Musicでは「NAKED KING ON THE BLIND HORSE 2」という曲名で配信された[12]。
スタッフ・クレジット[編集]
参加ミュージシャン[編集]
- 小田原豊 - ドラムス
- 湊雅史 - ドラムス
- カルロス・ベガ - ドラムス
- カート・ビスケラ - ドラムス
- 美久月千晴 - ベース
- ジミー・ジョンソン - ベース
- レジー・ハミルトン - ドラムス
- 氷室京介 - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
- 佐橋佳幸 - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、キーボード
- 角田順 - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
- 北島健二 - エレクトリック・ギター
- 土方隆行 - エレクトリック・ギター
- 友森昭一 - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
- トミー・マンデル - ハモンドオルガン、キーボード
- 斎藤有太 - ハモンドオルガン、アコースティック・ピアノ、キーボード
- 小野沢篤 - アコースティック・ピアノ
- 西平彰 - キーボード
- 石川鉄男 - コンピュータプログラミング
- 鈴木“タロウ”直樹 - コンピュータプログラミング
- 溝口肇 - チェロ
- グレッグ・アダムス - ホーン・アレンジメント、トランペット
- チャック・フィンドリー - トランペット
- ニック・レーン - トロンボーン
- グレイ・ハービス - テナー&バリトンサクソフォーン
- ブランドン・フィールズ - テナーサクソフォーン
- レニー・カストロ - テナーサクソフォーン
- デヴィッド・キャンベル - ストリングス・アレンジメント
スタッフ[編集]
- 氷室京介 - エグゼクティブ・プロデューサー、プロデューサー(1,5 - 9曲目)
- 美久月千晴 - プロデューサー(1, 5 - 9曲目)
- 佐橋佳幸 - プロデューサー(2 - 4, 10曲目)
- ヒロ鈴木 (BeatNix) - エグゼクティブ・プロデューサー
- Algernon - エグゼクティブ・スーパーバイザー
- project HIMURO(BeatNix、ユイ音楽工房)
- 鈴木“ゾンビ”祥紀 - マネージメント・チーフ
- 宮野真一 - A&Rディレクター
- 土屋浩 - プロモーション・チーフ
- 渋谷高行 - ビジネス&リーガル・アフェアーズ
- やがさきゆうけん - マネージャー
- かわじりこうじ - マネージャー
- ましのともみ - プロダクション・デスク
- かみむらゆきこ - プロダクション・デスク
- なかやりか - ポジティブ・トランスレーション
- まつむらあみ - U.S.プロダクション・マネージャー
- project HIMURO(ポリドールK.K.)
- 臼井克幸 - A&Rチーフ
- 竹内修 - A&Rディレクター
- 植田秀樹 - プロモーション・チーフ
- あおやぎひろし - マーケティング
- ただじゅんじ - プロモーション・マネージャー
- 内田宣政 - A&Rマネージャー
- ニール・ドーフスマン - レコーディング・エンジニア、ミックス・エンジニア
- 坂本達也 (DEEP) - 追加エンジニア
- テッド・ジェンセン - マスタリング・エンジニア
- ケン・ヴィルヌーヴ(A&Mスタジオ) - アシスタント・エンジニア
- チャド・バンポード(A&Mスタジオ) - アシスタント・エンジニア
- 阿部哲也(パラダイススタジオ) - アシスタント・エンジニア
- ロジャー・ソメールス(ロイヤルトーンスタジオ) - アシスタント・エンジニア
- T.K.(サウンドオンサウンド) - アシスタント・エンジニア
- ジョン・R・レイガート(サウンドオンサウンド) - アシスタント・エンジニア
- ロベルト・フリードリヒ(クリントンスタジオ) - アシスタント・エンジニア
- 福士昌明 (294) - アートディレクション
- 河合南都子 (294) - デザイン
- 小木曽威夫 - 写真撮影
- 加藤正憲 - 写真撮影
- 二村毅 (Femme) - スタイリング
- 油屋喜明 (Allure) - ヘアー&メイク・アップ
- 芳賀祐美(ポリグラムK.K.) - ビジュアル・コーディネーション
『MISSING PIECE』(映像作品)[編集]
『MISSING PIECE』 | ||||
---|---|---|---|---|
氷室京介 の ミュージック・ビデオ | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ポリドール/BeatNix | |||
氷室京介 映像作品 年表 | ||||
|
本作関連のミュージック・ビデオ集が1997年5月14日にVHSでポリドール・レコードのBeatNixレーベルからリリースされた[13]。
収録曲[編集]
- WALTZ
- WALTZ(behind the scene / with director "Ralph Ziman")
- SQUALL
- STAY
- 魂を抱いてくれ (behind the scene / with director "Paul Boyd")
- 魂を抱いてくれ
- 魂を抱いてくれ (15")
- STAY (15")
- SQUALL (15")
- MISSING PIECE (15")
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ “氷室京介 -SHAKE THE FAKE”. LiveFans. SKIYAKI APPS. 2021年1月9日閲覧。
- ^ ぴあMOOK 2013, p. 104- 松田義人 (deco) 「"Tabloid" Himuro Historic Clips 1988-2013」より
- ^ a b c d e f 田家秀樹 (2020年12月3日). “氷室京介の充実期、1990年代後半の作品を振り返る”. ローリング・ストーン ジャパン. CCCミュージックラボ. p. 2. 2021年1月11日閲覧。
- ^ ぴあMOOK 2013, p. 105- 松田義人 (deco) 「"Tabloid" Himuro Historic Clips 1988-2013」より
- ^ a b ぴあMOOK 2013, p. 22- ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より
- ^ a b c d ぴあMOOK 2013, p. 24- ふくりゅう「LONG INTERVIEW 最新40,000字インタビュー 【第二章】1995~2002 渡米、新たなる表現の獲得へ」より
- ^ 田家秀樹 (2020年12月3日). “氷室京介の充実期、1990年代後半の作品を振り返る”. ローリング・ストーン ジャパン. CCCミュージックラボ. p. 3. 2021年1月11日閲覧。
- ^ 田家秀樹 (2020年12月3日). “氷室京介の充実期、1990年代後半の作品を振り返る”. ローリング・ストーン ジャパン. CCCミュージックラボ. p. 4. 2021年1月11日閲覧。
- ^ a b c “氷室京介 / MISSING PIECE [紙ジャケット仕様]”. CDジャーナル. 音楽出版. 2021年1月9日閲覧。
- ^ “MISSING PIECE”. Spotify. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “MISSING PIECE”. LINE MUSIC. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “MISSING PIECE”. Apple Music. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “Missing piece”. タワーレコード. 2022年9月11日閲覧。
参考文献[編集]
- 『ぴあMOOK 氷室京介ぴあ 完全保存版! 25th Anniversary Special Book』、ぴあ、2013年9月20日、22 - 24, 104 - 105頁、ISBN 9784835622439。
外部リンク[編集]