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「ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロス・ロード」の版間の差分

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『'''ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロス・ロード'''』(''This Left Feels Right'')は[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ロック (音楽)|ロック]][[バンド (音楽)|バンド]]、[[ボン・ジョヴィ]]のアルバム。[[2003年]][[10月31日]]に発売された。日本での発売元は[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]。販売元は[[ビクターエンタテインメント]]。
『'''ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロス・ロード'''』(''This Left Feels Right'')は[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ロック (音楽)|ロック]][[バンド (音楽)|バンド]]、[[ボン・ジョヴィ]]のアルバム。[[2003年]][[10月31日]]に発売された。日本での発売元は[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]。販売元は[[ビクターエンタテインメント]]。


== 解説 ==
== 解説 ==
これまでのヒット曲を大胆に[[編曲|アレンジ]]して[[録音|レコーディング]]された楽曲が収録されている。全体的に[[アコースティック]]調へとアレンジされている。
これまでのヒット曲を大胆に[[編曲|アレンジ]]して[[録音|レコーディング]]された楽曲が収録されている。全体的に[[アコースティック]]調へとアレンジされている。


当初は、8thアルバム『[[バウンス (ボン・ジョヴィのアルバム)|バウンス]]』リリース後に開催された日本での5大ドーム公演の最中に[[横浜アリーナ]]で一夜限り行われたアコースティック・ライヴをドキュメントとしてアルバム・DVD化する構想であった。しかし、急遽決まったツアーと異なるライヴ構成は[[ジョン・ボン・ジョヴィ]](''Jon Bon Jovi'')曰く「巧くいっただけでも奇跡」であり、作品として発表するには再考する必要があった<ref>{{cite album-notes |title=ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロスロード |year=2003 |last=[[ジョン・ボン・ジョヴィ]]、[[リッチー・サンボラ]] |format=インタビュー |publisher=[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]}}</ref>。そこで、[[音楽プロデューサー|プロデューサー]]に[[パトリック・レナード]](''[[:en:Patrick Leonard|Patrick Leonard]]'')を起用して数曲のアレンジをお願いした。すると、今までのボン・ジョヴィにはなかった大胆なアレンジに新しい方向性を見出し、アルバム制作は一から行われることになった。本格的なレコーディング作業はワールド・ツアー終了後の8月下旬から始まり、23日間でアルバムは完成された<ref>DVD化の構想に関してはこちらも当初の横浜公演の模様のドキュメント映像から内容が変更され、2003年11月のアルバムリリース後に地元[[ニュージャージー州|ニュージャージー]]で開催したプレミア・ライヴの模様を収録した[[DVD]]『ディス・レフト・フィールズ・ライト 』が2004年2月25日(日本盤)に発売された。</ref>。
当初は、8thアルバム『[[バウンス (ボン・ジョヴィのアルバム)|バウンス]]』リリース後に開催された日本での5大ドーム公演の最中に[[横浜アリーナ]]で一夜限り行われたアコースティック・ライヴをドキュメントとしてアルバム・DVD化する構想であった。しかし、急遽決まったツアーと異なるライヴ構成は[[ジョン・ボン・ジョヴィ]](''Jon Bon Jovi'')曰く「巧くいっただけでも奇跡」であり、作品として発表するには再考する必要があった<ref>{{Cite album-notes |title=ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロスロード |year=2003 |last=[[ジョン・ボン・ジョヴィ]]、[[リッチー・サンボラ]] |type=インタビュー |publisher=[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]}}</ref>。そこで、[[音楽プロデューサー|プロデューサー]]に[[パトリック・レナード]](''[[:en:Patrick Leonard|Patrick Leonard]]'')を起用して数曲のアレンジをお願いした。すると、今までのボン・ジョヴィにはなかった大胆なアレンジに新しい方向性を見出し、アルバム制作は一から行われることになった。本格的なレコーディング作業はワールド・ツアー終了後の8月下旬から始まり、23日間でアルバムは完成された<ref>DVD化の構想に関してはこちらも当初の横浜公演の模様のドキュメント映像から内容が変更され、2003年11月のアルバムリリース後に地元[[ニュージャージー州|ニュージャージー]]で開催したプレミア・ライヴの模様を収録した[[DVD]]『ディス・レフト・フィールズ・ライト 』が2004年2月25日(日本盤)に発売された。</ref>。


アルバムタイトルはその経緯が由来になっており、「This Left Feels Right=左(革新的)に向きを変えてみた。そして、その方向に変えたことは正しかった」という意味合いとなっている。
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== 外部リンク ==
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2024年1月31日 (水) 00:50時点における最新版

『ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロス・ロード』
ボン・ジョヴィコンピレーション・アルバム
リリース
ジャンル Rock
Adult Contemporary Music
時間
レーベル アイランド・レコード
プロデュース パトリック・レナード
ジョン・ボン・ジョヴィ
リッチー・サンボラ
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • ゴールド(日本レコード協会[4]
  • ボン・ジョヴィ アルバム 年表
    バウンス
    2002年
    ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロス・ロード
    (2003年)
    ザ・プレミア・コレクション 〜100,000,000 ボン・ジョヴィ・ファンズ・キャント・ビー・ロング
    2004年
    テンプレートを表示

    ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロス・ロード』(This Left Feels Right)は、アメリカロックバンドボン・ジョヴィのアルバム。2003年10月31日に発売された。日本での発売元はユニバーサルミュージック。販売元はビクターエンタテインメント

    解説

    [編集]

    これまでのヒット曲を大胆にアレンジしてレコーディングされた楽曲が収録されている。全体的にアコースティック調へとアレンジされている。

    当初は、8thアルバム『バウンス』リリース後に開催された日本での5大ドーム公演の最中に横浜アリーナで一夜限り行われたアコースティック・ライヴをドキュメントとしてアルバム・DVD化する構想であった。しかし、急遽決まったツアーと異なるライヴ構成はジョン・ボン・ジョヴィJon Bon Jovi)曰く「巧くいっただけでも奇跡」であり、作品として発表するには再考する必要があった[5]。そこで、プロデューサーパトリック・レナードPatrick Leonard)を起用して数曲のアレンジをお願いした。すると、今までのボン・ジョヴィにはなかった大胆なアレンジに新しい方向性を見出し、アルバム制作は一から行われることになった。本格的なレコーディング作業はワールド・ツアー終了後の8月下旬から始まり、23日間でアルバムは完成された[6]

    アルバムタイトルはその経緯が由来になっており、「This Left Feels Right=左(革新的)に向きを変えてみた。そして、その方向に変えたことは正しかった」という意味合いとなっている。

    また、新曲「ラスト・マン・スタンディング」(Last Man Standing)と「シーフ・オブ・ハーツ」(Thief of Hearts)もレコーディングされているが本作には収録されず、2曲とも翌年にリリースしたボックス・セットザ・プレミア・コレクション 〜100,000,000 ボン・ジョヴィ・ファンズ・キャント・ビー・ロング』に収録された(「ラスト・マン・スタンディング」はロック調にアレンジされたバージョンが9thアルバム『ハヴ・ア・ナイス・デイ』に収録されている)[7]

    インターナショナル盤にはボーナス・トラックとして横浜アリーナ公演から「ザ・ディスタンス」(The Distance)のライヴ音源が収録され、日本盤はさらに「ハヴ・ア・リトル・フェイス・イン・ミー」(Have A Little Faith In Me)・「ジョーイ」(Joey)の2曲が収録されている。

    収録曲

    [編集]

    CD

    [編集]
    #タイトル作詞作曲・編曲備考時間
    1.「ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ」(Wanted Dead Or Alive)   
    2.リヴィン・オン・ア・プレイヤー(Livin' On A Prayer featuring Olivia d'Abo)  オリヴィア・ダボ(Olivia d'Abo)とデュエットしている 
    3.「バッド・メディシン」(Bad Medicine)   
    4.イッツ・マイ・ライフ(It's My Life)   
    5.「レイ・ユア・ハンズ・オン・ミー」(Lay Your Hands On Me)   
    6.禁じられた愛(You Give Love A Bad Name)   
    7.「ベッド・オブ・ローゼズ」(Bed Of Roses)   
    8.「エヴリデイ」(Everyday)   
    9.「ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー」(Born To Be My Baby)   
    10.「キープ・ザ・フェイス」(Keep The Faith)   
    11.「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー」(I'll Be There For You)   
    12.「オールウェイズ」(Always)   
    ボーナス・トラック(#14・#15は日本盤のみ収録)。2003年1月19日横浜アリーナ公演のライヴ音源
    #タイトル作詞作曲・編曲備考時間
    13.「ザ・ディスタンス(ライヴ)」(The Distance (Live))   
    14.「ハヴ・ア・リトル・フェイス・イン・ミー(ライヴ)」(Have A Little Faith In Me (Live))  ジョン・ハイアット(John Hiatt)のカバー
    15.「ジョーイ(ライヴ)」(Joey (Live))   

    DVD(初回限定DVD付スペシャル・エディション)

    [編集]
    • AOLセッションズ recorded at NRG Studios, Burbank, CA, Dec.3, 2002
    #タイトル作詞作曲・編曲備考
    1.「ラヴ・フォー・セール」(Love For Sale)   
    2.「サムデイ・アイル・ビー・サタデイ・ナイト」(Someday I'll Be Saturday Night)   
    3.「ジョーイ」(Joey)   
    4.「ミスアンダーストゥッド」(Misunderstood)   
    5.「ダイアモンド・リング」(Diamond Ring)   
    6.「ブラッド・オン・ブラッド」(Blood On Blood)   
    • アコースティック・ライヴ 2003年1月19日横浜アリーナ公演(日本盤のみ収録)
    #タイトル作詞作曲・編曲備考
    1.「イン・ジーズ・アームズ」(In These Arms)   
    2.「ヒーローズ」(Heroes)  デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のカバー
    • ライト・サイド・オブ・ロング・モンタージュ(日本盤のみ収録)

    脚注・出典

    [編集]
    1. ^ BON JOVI”. The Official Charts Company(OCC). 2014年4月16日閲覧。
    2. ^ 「ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロス・ロード」 ボン・ジョヴィ”. ORICON STYLE. 2014年4月16日閲覧。
    3. ^ This Left Feels Right - Bon Jovi”. AllMusic. 2014年4月16日閲覧。
    4. ^ 2003年10月度認定作品”. 日本レコード協会. 2014年4月21日閲覧。
    5. ^ ジョン・ボン・ジョヴィリッチー・サンボラ (2003). ディス・レフト・フィールズ・ライト 〜バック・アット・ザ・クロスロード (インタビュー). ユニバーサルミュージック.
    6. ^ DVD化の構想に関してはこちらも当初の横浜公演の模様のドキュメント映像から内容が変更され、2003年11月のアルバムリリース後に地元ニュージャージーで開催したプレミア・ライヴの模様を収録したDVD『ディス・レフト・フィールズ・ライト 』が2004年2月25日(日本盤)に発売された。
    7. ^ 2003年11月に行ったニュージャージーでのプレミア・ライヴでは2曲とも披露されている。

    外部リンク

    [編集]