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'''中川 誠也'''（なかがわ せいや、[[1993年]][[12月3日]] - ）は、[[三重県]][[多気郡]][[明和町_(三重県)|明和町]]出身<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/1558203.html 中日育成１位中川、夢はでっかく大先輩岩瀬超え] 日刊スポーツ 2015年10月27日配信</ref>の元[[プロ野球選手]]（[[投手]]）。左投左打。プロでは[[育成選手制度 (日本プロ野球)|育成選手]]であった。 |
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== 経歴 == |
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===プロ入り前=== |
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明和町立明和中学校を経て[[三重県立伊勢工業高等学校|伊勢工業高校]]に進学。2年の夏の県大会では2回戦で[[青山高等学校_(三重県)|日生第二高校]]戦で延長15回210球を投げたが、サヨナラ負け<ref>[http://www.asahi.com/koshien/92/mie/news/NGY201007220079.html 死闘３時間４４分 伊勢工・中川投手、２１０球投げ抜く] 朝日新聞デジタル 2010年07月23日配信</ref>。3年の夏はエースとして、23年ぶりの甲子園出場に貢献。[[第93回全国高等学校野球選手権大会]]では1回戦で[[金沢高等学校|金沢高校]]の[[釜田佳直]]と投げ合いになるが、中川は8回1/3を投げ4失点、打線は釜田の前に5安打無得点に抑えられ、敗戦した<ref>{{Cite news |title=金沢－伊勢工|url=http://www.sanspo.com/high-baseball/koshien93/score/kekka110806_2.html}}</ref>。 |
明和町立明和中学校を経て[[三重県立伊勢工業高等学校|伊勢工業高校]]に進学。2年の夏の県大会では2回戦で[[青山高等学校_(三重県)|日生第二高校]]戦で延長15回210球を投げたが、サヨナラ負け<ref>[http://www.asahi.com/koshien/92/mie/news/NGY201007220079.html 死闘３時間４４分 伊勢工・中川投手、２１０球投げ抜く] 朝日新聞デジタル 2010年07月23日配信</ref>。3年の夏はエースとして活躍、決勝では[[三重県立津西高等学校|津西高等学校]]を破り、23年ぶりの甲子園出場に貢献。[[第93回全国高等学校野球選手権大会]]では1回戦で[[金沢高等学校|金沢高校]]の[[釜田佳直]]と投げ合いになるが、中川は8回1/3を投げ4失点、打線は釜田の前に5安打無得点に抑えられ、敗戦した<ref>{{Cite news |title=金沢－伊勢工|url=http://www.sanspo.com/high-baseball/koshien93/score/kekka110806_2.html}}</ref>。 |
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[[愛知大学]]進学後、1年の6月に[[靭帯断裂]]と診断され、[[トミー・ジョン手術]]を受けた<ref>[http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20151018-OHT1T50225.html 【中日】地元の隠し玉！愛知大・中川 トミー・ジョン手術も問題なし] スポーツ報知 2015年10月19日配信</ref>。その後、約2年のリハビリを経て3年の秋にリーグ初登板を果たした。4年春に3勝を |
[[愛知大学]]進学後、1年の6月に[[靭帯断裂]]と診断され、[[トミー・ジョン手術]]を受けた<ref>[https://web.archive.org/web/20151021215143/http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20151018-OHT1T50225.html 【中日】地元の隠し玉！愛知大・中川 トミー・ジョン手術も問題なし] スポーツ報知 2015年10月19日配信</ref>。その後、約2年のリハビリを経て3年の秋にリーグ初登板を果たした。4年春に3勝を挙げ、ベストナイン。秋にも5勝、防御率1.48を記録し、2季連続でベストナインに輝いた。4年の秋は[[愛知大学野球連盟]]でリーグ優勝を果たし、東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦でも優勝し<ref>[http://edu.chunichi.co.jp/?action_kanren_detail=true&action=education&no=6555 愛知大学野球 愛大Ｖ、神宮切符 ３連盟王座決定戦] 中日新聞 2015年11月3日配信</ref>、[[第46回明治神宮野球大会]]に出場。初戦で[[早稲田大学野球部|早稲田大学]]と対戦したが、[[茂木栄五郎]]に3点タイムリーを打たれ、8回3失点と好投したが0―3で敗れた<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/1566127.html 中日育成ドラ１中川誠也１球に泣く…「向こうが上」] 日刊スポーツ 2015年11月14日配信</ref>。 |
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[[2015年度新人選手選択会議_(日本プロ野球)|2015年のプロ野球育成ドラフト会議]]で、[[中日ドラゴンズ]]から1巡目で指名。支度金200万円、年俸300万円（金額は推定）という条件で、[[育成選手制度 (日本プロ野球)|育成選手]]として入団した<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/1568315.html 中日が育成１位中川誠也、同５位呉屋開斗と合意] 日刊スポーツ 2015年11月19日配信</ref>。背番号は'''203''' 。 |
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===中日時代=== |
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{{by|2016年}}には、[[ウエスタン・リーグ]]公式戦2試合に登板。勝敗は付かず、防御率は12.00だった。[[10月28日]]に、球団から[[戦力外通告|戦力外を通告]]<ref name |
{{by|2016年}}には、[[ウエスタン・リーグ]]公式戦2試合に登板。勝敗は付かず、防御率は12.00だった。[[10月28日]]に、球団から[[戦力外通告|戦力外を通告]]<ref name="dr161028">{{Cite web|和書|date=2016-10-28 |url=http://dragons.jp/news/2016/16102801.html |title=来季の契約について |publisher=中日ドラゴンズ公式サイト |accessdate=2016-10-28}}</ref>。[[10月31日]]に[[NPB]]から[[自由契約選手]]として公示された<ref>{{Cite web|和書|date=2016-10-31 |url=http://npb.jp/announcement/2016/pndev_released.html |title=自由契約選手（育成選手） |publisher=日本野球機構公式サイト |accessdate=2016-11-01}}</ref>。中川自身は、戦力外通告の直後に「故障が原因で本来の実力を出せなかった」と語っている<ref>中日新聞2016年10月29日号</ref>。 |
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===中日退団後=== |
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2024年2月2日 (金) 15:41時点における最新版
| TOKYO METS | |
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| 基本情報 | |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 三重県多気郡明和町 |
| 生年月日 | 1993年12月3日（30歳） |
| 身長 体重 |
177 cm 72 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2015年 育成選手ドラフト1位 |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
| |
この表について
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中川 誠也（なかがわ せいや、1993年12月3日 - ）は、三重県多気郡明和町出身[1]の元プロ野球選手（投手）。左投左打。プロでは育成選手であった。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
明和町立明和中学校を経て伊勢工業高校に進学。2年の夏の県大会では2回戦で日生第二高校戦で延長15回210球を投げたが、サヨナラ負け[2]。3年の夏はエースとして活躍、決勝では津西高等学校を破り、23年ぶりの甲子園出場に貢献。第93回全国高等学校野球選手権大会では1回戦で金沢高校の釜田佳直と投げ合いになるが、中川は8回1/3を投げ4失点、打線は釜田の前に5安打無得点に抑えられ、敗戦した[3]。
愛知大学進学後、1年の6月に靭帯断裂と診断され、トミー・ジョン手術を受けた[4]。その後、約2年のリハビリを経て3年の秋にリーグ初登板を果たした。4年春に3勝を挙げ、ベストナイン。秋にも5勝、防御率1.48を記録し、2季連続でベストナインに輝いた。4年の秋は愛知大学野球連盟でリーグ優勝を果たし、東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦でも優勝し[5]、第46回明治神宮野球大会に出場。初戦で早稲田大学と対戦したが、茂木栄五郎に3点タイムリーを打たれ、8回3失点と好投したが0―3で敗れた[6]。
2015年のプロ野球育成ドラフト会議で、中日ドラゴンズから1巡目で指名。支度金200万円、年俸300万円（金額は推定）という条件で、育成選手として入団した[7]。背番号は203 。
中日時代[編集]
2016年には、ウエスタン・リーグ公式戦2試合に登板。勝敗は付かず、防御率は12.00だった。10月28日に、球団から戦力外を通告[8]。10月31日にNPBから自由契約選手として公示された[9]。中川自身は、戦力外通告の直後に「故障が原因で本来の実力を出せなかった」と語っている[10]。
中日退団後[編集]
NPB他球団での現役続行を希望していたことから、2016年11月12日に阪神甲子園球場で開催された12球団合同トライアウトに参加。シートバッティング形式の対戦で、打者3人を無失点に抑えるとともに、1つの三振を奪った[11]。
2017年に加圧トレーニング事業などを展開するジェイファムコーポレーションに正社員として入社し、一方で社会人野球クラブチームのREVENGE99に入団[12]。チームでは先発投手として主戦を担い[13]、2018年は全日本クラブ野球選手権大会1次予選で最高殊勲選手賞に選出される活躍を見せ[14]、チーム初の同大会出場に貢献[15]。この活躍から同年のクラブチーム優秀選手賞に選出された[16]。
2023年からは同じくクラブチームのTOKYO METSに移籍してプレーを続ける[17]。
選手としての特徴[編集]
少々大きめのテークバックから投げる[18]140km/hを超える速球とスライダーが武器[13]。左打者に対しての内角への制球力に優れ、週刊野球太郎では「制球力は間違いなくプロ1軍レベル」「昭和のベテラン左腕のよう」と評されている[18]。
詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
- 一軍公式戦出場なし
背番号[編集]
- 203（2016年）
脚注[編集]
- ^ 中日育成１位中川、夢はでっかく大先輩岩瀬超え 日刊スポーツ 2015年10月27日配信
- ^ 死闘３時間４４分 伊勢工・中川投手、２１０球投げ抜く 朝日新聞デジタル 2010年07月23日配信
- ^ “金沢－伊勢工”
- ^ 【中日】地元の隠し玉！愛知大・中川 トミー・ジョン手術も問題なし スポーツ報知 2015年10月19日配信
- ^ 愛知大学野球 愛大Ｖ、神宮切符 ３連盟王座決定戦 中日新聞 2015年11月3日配信
- ^ 中日育成ドラ１中川誠也１球に泣く…「向こうが上」 日刊スポーツ 2015年11月14日配信
- ^ 中日が育成１位中川誠也、同５位呉屋開斗と合意 日刊スポーツ 2015年11月19日配信
- ^ “来季の契約について”. 中日ドラゴンズ公式サイト (2016年10月28日). 2016年10月28日閲覧。
- ^ “自由契約選手（育成選手）”. 日本野球機構公式サイト (2016年10月31日). 2016年11月1日閲覧。
- ^ 中日新聞2016年10月29日号
- ^ “65人が参加／12球団合同トライアウト詳細”. 日刊スポーツ. (2016年11月12日) 2016年11月13日閲覧。
- ^ “「現役は引退していません」元ＤｅＮＡ・内村賢介の新しい夢”. スポニチ Sponichi Annex 野球 (2017年3月27日). 2017年3月27日閲覧。
- ^ a b “「再び野球に挑むために」REVENGE99 高木、寺嶋、中川ら元プロ選手も所属”. SPAIA. (2018年9月23日) 2020年9月8日閲覧。
- ^ “全日本クラブ野球選手権：１次予選 ＲＥＶＥＮＧＥが初Ｖ ゴールドジムに雪辱 ／東京”. 毎日新聞. (2018年4月17日) 2020年9月8日閲覧。
- ^ “20年目で全国初出場！「REVENGE99」それぞれのリベンジ／JABA公式サポ・田中優美の熱視線！”. 週刊ベースボールONLINE. (2018年9月11日) 2020年9月8日閲覧。
- ^ “社会人野球：都連盟選出の受賞者発表 ベストナイン決まる ／東京”. 毎日新聞. (2018年12月13日) 2020年9月9日閲覧。
- ^ official__metsの2023年2月24日のツイート、2023年3月21日閲覧。
- ^ a b “中川誠也(REVENGE99 25才 )”. 週刊野球太郎 ドラフト候補選手名鑑. 2020年9月9日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 中川誠也 (@222Yunko) - X（旧Twitter）
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