コンテンツにスキップ

「マスク2」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
m {{pp-vandalism|small=yes}}
 
(26人の利用者による、間の40版が非表示)
1行目: 1行目:
{{pp-vandalism|small=yes}}
{{Infobox Film
{{Infobox Film
|作品名=マスク2
| 作品名 = マスク2
|原題=Son of the Mask
| 原題 = Son of the Mask
|画像=
| 画像 =
|画像サイズ=
| 画像サイズ =
|画像解説=
| 画像解説 =
|監督=ローレンス・グーターマン
| 監督 = ローレンス・グーターマン
|脚本=ランス・カゼイ
| 脚本 = ランス・カゼイ
|製作=エリカ・ハギンズ<br />[[スコット・クルーフ]]
| 製作 = エリカ・ハギンズ<br />[[スコット・クルーフ]]
|製作総指揮=ケント・オルターマン<br />トビー・エメリッヒ<br />ボー・マークス<br />マイク・リチャードソン<br />ミシェル・ワイス
| 製作総指揮 = ケント・オルターマン<br />トビー・エメリッヒ<br />ボー・マークス<br />マイク・リチャードソン<br />ミシェル・ワイス
|出演者=[[ジェイミー・ケネディ]]<br />[[アラン・カミング]]<br />[[トレイラー・ハワード]]<br />[[ボブ・ホスキンス]]
| 出演者 = [[ジェイミー・ケネディ]]<br />[[アラン・カミング]]<br />[[トレイラー・ハワード]]<br />[[ボブ・ホスキンス]]
|音楽=[[ランディ・エデルマン]]
| 音楽 = [[ランディ・エデルマン]]
|主題歌=
| 主題歌 =
|撮影=グレッグ・ガーディナー
| 撮影 = グレッグ・ガーディナー
|編集=マルコム・キャンベル
| 編集 = マルコム・キャンベル
|配給={{Flagicon|USA}} [[ニュー・ライン・シネマ]]<br />{{Flagicon|Japan}} [[東映]] / [[ギャガ]]
| 配給 = {{Flagicon|USA}} [[ニュー・ライン・シネマ]]<br />{{Flagicon|Japan}} [[東映]]/[[ギャガ]]
|公開={{Flagicon|USA}} [[2005年]][[2月18日]]<br />{{Flagicon|Japan}} [[2005年]][[4月16日]]
| 公開 = {{Flagicon|USA}} [[2005年]][[2月18日]]<br />{{Flagicon|Japan}} [[2005年]][[4月16日]]
|上映時間=96分
| 上映時間 = 96分
|製作国={{USA}}<br />{{GER}}
| 製作国 = {{USA}}<br />{{GER}}
|言語=[[英語]]
| 言語 = [[英語]]
|製作費=$84,000,000<ref name="boxoffice">{{cite web|url=http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=sonofthemask.htm|title=Son of the Mask |work=[[Box Office Mojo]] |accessdate=2012-11-02}}</ref>
| 製作費 = $84,000,000<ref name="boxoffice">{{cite web|url=https://www.boxofficemojo.com/release/rl2792392193/|title=Son of the Mask |work=[[Box Office Mojo]] |accessdate=2012-11-02}}</ref>
|興行収入=$57,552,641<ref name="boxoffice"/>
| 興行収入 = $57,552,641<ref name="boxoffice"/><br />{{Flagicon|JPN}} 14.0億円<ref>{{映連興行収入|2005}}</ref>
|前作=[[マスク (1994年の映画)|マスク]]
| 前作 = [[マスク (1994年の映画)|マスク]]
|次作=
| 次作 =
}}
}}
『'''マスク2'''』(原題:''Son of the Mask'')は、[[2005年の映画|2005年]]製作の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]。[[1994年の映画|1994年]]の[[ジム・キャリー]]主演の『[[マスク (1994年の映画)|マスク]]』の続編である。
『'''マスク2'''』(原題:''Son of the Mask'')は、[[2005年の映画|2005年]]製作の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]。[[1994年の映画|1994年]]の[[ジム・キャリー]]主演の『[[マスク (1994年の映画)|マスク]]』の続編である。
29行目: 30行目:


== あらすじ ==
== あらすじ ==
アニメ作家志望のティムはある日、愛犬オーティスの拾ってきたマスクを付けハイテンションなグリーンマン、マスク・ティムに変身する。全く盛上がらなかったパーティにて、減らず口に摩訶不思議なコスプレやダンスや歌を展開し、会社の仮装パーティを大いに盛り上げたあとにそのまま家に飛んで帰り、妻トーニャと情熱的な一夜を交わし、9か月後にマスクの子アルビー誕生させる。
アニメ作家志望のティムはある日、愛犬オーティスの拾ってきたマスクを付けハイテンションなグリーンマン、マスク・ティムに変身する。全く盛上がらなかったパーティにて、減らず口に摩訶不思議なコスプレやダンスや歌を展開し、会社の仮装パーティを大いに盛り上げたあとにそのまま家に飛んで帰り、妻トーニャと情熱的な一夜を交わし、9か月後にマスクの子としてアルビー誕生る。


子育てや仕事のスクラップに苦戦するなか、本来のマスクの持ち主、最高神[[オーディン]]の末っ子「災いの神[[ロキ]]」が現れマスクの引き換えにと息子アルビーを連れ去ってしまった。
子育てや仕事のスクラップに苦戦するなか、本来のマスクの持ち主、最高神[[オーディン]]の末っ子「災いの神[[ロキ]]」が現れマスクの引き換えにと息子アルビーを連れ去ってしまった。


ティムは仕事から帰って来たトーニャとオーティスと共に再びマスクティムに変身してアルビーの救出に向かう。
ティムは仕事から帰って来たトーニャとオーティスと共に再びマスクティムに変身してアルビーの救出に向かう。


== キャスト ==
== 登場人物 ==
; ティム・エイブリー/ティム・マスク
; ティム・エイブリー/ティム・マスク
: 演 - [[ジェイミー・ケネディ]]
: 演 - [[ジェイミー・ケネディ]]
: 本作の主人公。アニメ制作会社に務めており、アニメ作家志望。会社が主催するハロウィンパーティーでオーティスが川で拾ってきたマスクを被って'''ティム・マスク'''に変身する。
: 本作の主人公。アニメ制作会社に務めており、アニメ作家志望。会社が主催するハロウィンパーティーで愛犬オーティスが川で拾ってきたマスクを被って'''ティム・マスク'''に変身する。
: パーティから帰った後にトーニャと情熱的な一夜を迎えたが、この時マスクをつけたままであったため、子供にマスクの遺伝子が引き継がれ、魔力が移ってしまい、仕事と育児を繰り返す中マスクの魔力を利用するアルビーにいじめられるが、ロキと出会い、マスクの魔力を所持していることに気付かされる。
; [[ロキ]]
; [[ロキ]]
: 演 - [[アラン・カミング]]
: 演 - [[アラン・カミング]]
45行目: 47行目:
: 演 - [[トレイラー・ハワード]]
: 演 - [[トレイラー・ハワード]]
: ティムの妻。アパレル会社の取締役。ティムからプレゼントされた[[パラパラマンガ|パラパラアニメ]]を大事にしている。
: ティムの妻。アパレル会社の取締役。ティムからプレゼントされた[[パラパラマンガ|パラパラアニメ]]を大事にしている。
: 子供を欲しがっているものの、ティムが仕事で一花咲かせたい思いもあって、それ以上の関係に進まなかったが、マスクを被ったティムと情熱的な一夜を迎えて念願の子供を授かり、アルビーを出産。ラストでは第二子を妊娠している。
: 子供を欲しがっているものの、ティムが仕事で一花咲かせたい思いもあって、それ以上の関係に進まなかったが、マスクを被ったティムと情熱的な一夜を迎えて念願の子供を授かり、アルビーを出産。隣家のおばさん同様、アルビーがマスクの魔力を所持していることに気づいておらず、仕事の出張のために留守になってしまうも、終盤でマスクやアルビーの秘密を知ることになる。ラストでは第二子を妊娠している。
; アルビー・エイブリー
; アルビー・エイブリー
: 演 - リアム&ライアン・ファルコナー(声:[[モナ・マーシャル]])
: 演 - リアム&ライアン・ファルコナー(声:[[モナ・マーシャル]])
: ティムとトーニャの間に生まれた男の子。しかし、マスクの魔力を受け継い生まれた「マクの子」。[[7月27日]]生まれ。
: ティムとトーニャの間に生まれた男の子。作中で唯一マスクなしでスーパーパワーが使える。[[7月27日]]生まれ。
: 父であるティムから仕事の邪魔者のように扱われ、かまってほしいがためにスーパーパワーを利用して彼にあらゆる悪戯をしかける。終盤では「いい加減な教育をした自分を許してほしい」とティムに諭され和解した。
: どういう訳かティムを父親と認めようとせず、マスクの魔力でティムを困らせていたが、最終的にはティムの説得もあって、彼を父親として受け入れた。
:
; オーティス
; オーティス
: 演 - ベアー(声:[[リチャード・ホーヴィッツ]])
: 演 - ベアー(声:[[リチャード・ホーヴィッツ]])
: ティムの愛犬。近所に住むメス犬のビーナスがお気に入りで、彼女と相思相愛。
: ティムの愛犬。性別はオス。近所に住むメス犬のビーナスがお気に入りで、彼女と相思相愛。
: アルビーが生まれてから家族にないがしろにされてしまい、構ってもらえなくなった寂しさもあり、自身もマスクを被って変身し、アルビーを陥れようと企むがことごとく失敗する。最終的にはティムの説得もあって、和解した。
: アルビーが生まれてから家族にないがしろにされてしまい、構ってもらえなくなった寂しさもあり、自身もマスクを被って変身し、アルビーを陥れようと企むがことごとく失敗する。最終的にはティムの説得もあって、和解した。
; [[オーディン]]
; [[オーディン]]
: 演 - [[ボブ・ホスキンス]]
: 演 - [[ボブ・ホスキンス]]
: [[アース神族]]の最高神で、ロキの父親。ロキ息子達よりも強力な力の持ち主で、他者の体に乗り移り、そのまま能力を使うこともできる。
: [[アース神族]]の最高神で、ロキの父親。ロキをはじめとする息子達よりも強力な力の持ち主で、他者の体に乗り移り、そのまま能力を使うこともできる。
: 一族の落ちこぼれであるロキには厳しく、ことある事にロキと優秀な兄を比較し、ロキの話を聞こうとしないことも多い。マスクと「マスクの子」を探すよう命じて常に彼を監視している。
: 一族の落ちこぼれであるロキには厳しく、ことある事にロキと優秀な兄を比較し、ロキの話を聞こうとしないことも多い。マスクと「マスクの子」を探すよう命じて常に彼を監視している。
: 物語終盤にて、ロキと喧嘩しかけていた所をティムに説得、諭されたことで漸くロキと和解し、マスクを返して貰うと同時にロキと共に帰って行った。


== 日本語吹き替え ==
== キャスト ==
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
|-
|-
! rowspan=2|役名
! rowspan=2|役名
! rowspan=2|俳優
! rowspan=2|俳優
! colspan=2|日本語吹
! colspan=2|日本語吹替
|-
|-
! 劇場公開版
! 劇場公開版
88行目: 92行目:
|-
|-
|}
|}
* 劇場公開版吹き替え - [[VHS]]・[[DVD]]収録
* 劇場公開版[[VHS]]・[[DVD]]収録
* 日本テレビ版吹き替え - 初回放送2009424日本テレビ『[[ロードショー]]』
** 初回放送2008211日『[[ルデン]]』
* 日本テレビ版:初回放送2009年4月24日『[[金曜ロードショー]]』


== スタッフ ==
== スタッフ ==
97行目: 102行目:
* 音楽 - [[ランディ・エデルマン]]
* 音楽 - [[ランディ・エデルマン]]
* 視覚効果 - [[インダストリアル・ライト&マジック|ILM]]、[[ティペット・スタジオ]]
* 視覚効果 - [[インダストリアル・ライト&マジック|ILM]]、[[ティペット・スタジオ]]

== 地上波放送履歴 ==
{| class="wikitable"
|-
!回数
!テレビ局
!番組名
!放送日
!吹替版
|-
| 初回 || [[TBS]] || [[月曜ゴールデン]] || [[2008年]][[2月11日]] || 劇場公開版
|-
| 2回目 || [[日本テレビ放送網|日本テレビ]] || [[金曜ロードショー]] || [[2009年]][[4月24日]] || 日本テレビ版
|-
| 3回目 || rowspan="4"|[[テレビ東京]] || rowspan="2"|[[午後のロードショー]] || [[2012年]][[12月19日]] || rowspan="2"|劇場公開版
|-
| 4回目 || [[2014年]][[7月30日]]<ref>前日に[[マスク (1994年の映画)|前作]]が放送された。</ref>
|-
| 5回目 || 新春ロードショー || [[2018年]][[1月2日]] || rowspan="2"|日本テレビ版
|-
| 6回目 || サタ☆シネ || [[2019年]][[10月12日]]
|-
|}


== 評価 ==
== 評価 ==
{{節stub|section=1}}
{{節スタブ|section=1}}
1994年製作の『[[マスク (1994年の映画)|マスク]]』の続編とはうたっているが、キャストが一新されストーリーにも前作との関連性はあまりみられない。本国アメリカを含め、ヒットしたとは言いがたいものだった(日本では7週連続トップ10入りした)。全体的に酷評が多く、[[ゴールデンラズベリー賞]](ラジー賞)の最低続編賞を受賞している。
1994年製作の『[[マスク (1994年の映画)|マスク]]』の続編とはうたっているが、キャストが一新されストーリーにも前作との関連性はあまりみられない。本国アメリカを含め、ヒットしたとは言いがたいものだった(日本では7週連続トップ10入りした)。全体的に酷評が多く、[[ゴールデンラズベリー賞]](ラジー賞)の最低続編賞を受賞している。


115行目: 143行目:
== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* {{Allcinema title|321622|マスク2}}
* {{Allcinema title|321622|マスク2}}
* {{Kinejun title|37038 |マスク2}}
* {{Kinejun title|37038|マスク2}}
* {{Amg movie|291046|Son of the Mask}}
* {{Amg movie|291046|Son of the Mask}}
* {{imdb title|id=0362165|title=Son of the Mask}}
* {{imdb title|id=0362165|title=Son of the Mask}}


{{Dark Horse Comics films}}
{{Dark Horse Comics films}}
{{ゴールデンラズベリー賞 最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞}}
{{Movie-stub}}
{{Movie-stub}}


125行目: 154行目:
[[Category:2005年の映画]]
[[Category:2005年の映画]]
[[Category:アメリカ合衆国のコメディ映画]]
[[Category:アメリカ合衆国のコメディ映画]]
[[Category:アメリカ合衆国のスクリューボール・コメディ映画]]
[[Category:ラジー賞受賞作]]
[[Category:ラジー賞受賞作]]
[[Category:ニュー・ライン・シネマの作品]]
[[Category:ニュー・ライン・シネマの作品]]
[[Category:東映配給の映画]]
[[Category:東映配給の映画]]
[[Category:ギャガ]]
[[Category:ギャガの映画作品]]
[[Category:北欧神話を題材とした映画作品]]
[[Category:北欧神話を題材とした映画作品]]
[[Category:妊娠を題材とした映画]]
[[Category:アメリカ合衆国のファンタジー映画]]
[[Category:アメリカ合衆国のファンタジー映画]]
[[Category:変身を題材としたフィクション作品]]
[[Category:変身を題材としたフィクション作品]]
[[Category:ダークホースコミックスの映画作品]]
[[Category:ダークホースコミックスの映画作品]]
[[Category:ランディ・エデルマンの作曲映画]]
[[Category:オーストラリアで製作された映画作品]]

2024年2月28日 (水) 18:22時点における最新版

マスク2
Son of the Mask
監督 ローレンス・グーターマン
脚本 ランス・カゼイ
製作 エリカ・ハギンズ
スコット・クルーフ
製作総指揮 ケント・オルターマン
トビー・エメリッヒ
ボー・マークス
マイク・リチャードソン
ミシェル・ワイス
出演者 ジェイミー・ケネディ
アラン・カミング
トレイラー・ハワード
ボブ・ホスキンス
音楽 ランディ・エデルマン
撮影 グレッグ・ガーディナー
編集 マルコム・キャンベル
配給 アメリカ合衆国の旗 ニュー・ライン・シネマ
日本の旗 東映/ギャガ
公開 アメリカ合衆国の旗 2005年2月18日
日本の旗 2005年4月16日
上映時間 96分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ
言語 英語
製作費 $84,000,000[1]
興行収入 $57,552,641[1]
日本の旗 14.0億円[2]
前作 マスク
テンプレートを表示

マスク2』(原題:Son of the Mask)は、2005年製作のアメリカ映画1994年ジム・キャリー主演の『マスク』の続編である。

ギャガ提供・配給/東映配給協力。

あらすじ

アニメ作家志望のティムはある日、愛犬オーティスの拾ってきたマスクを付けハイテンションなグリーンマン、マスク・ティムに変身する。全く盛上がらなかったパーティにて、減らず口に摩訶不思議なコスプレやダンスや歌を展開し、会社の仮装パーティを大いに盛り上げたあとにそのまま家に飛んで帰り、妻トーニャと情熱的な一夜を交わし、9か月後にマスクの子としてアルビーが誕生する。

子育てや仕事のスクラップに苦戦するなか、本来のマスクの持ち主、最高神オーディンの末っ子「災いの神ロキ」が現れマスクの引き換えにと息子アルビーを連れ去ってしまった。

ティムは仕事から帰って来たトーニャとオーティスと共に再びマスク・ティムに変身してアルビーの救出に向かう。

登場人物

ティム・エイブリー/ティム・マスク
演 - ジェイミー・ケネディ
本作の主人公。アニメ制作会社に務めており、アニメ作家志望。会社が主催するハロウィンパーティーで愛犬オーティスが川で拾ってきたマスクを被ってティム・マスクに変身する。
パーティから帰った後にトーニャと情熱的な一夜を迎えたが、この時マスクをつけたままであったため、子供にマスクの遺伝子が引き継がれ、魔力が移ってしまい、仕事と育児を繰り返す中マスクの魔力を利用するアルビーにいじめられるが、ロキと出会い、マスクの魔力を所持していることに気付かされる。
ロキ
演 - アラン・カミング
災いの神。父・オーディンからの命令でマスクとマスクの力を持って生まれた「マスクの子」を探すことになる。父から雷神の兄・トールと比較されることに強いコンプレックスを抱いていた。アース神族の中で唯一変身能力を持っている。
トーニャ・エイブリー
演 - トレイラー・ハワード
ティムの妻。アパレル会社の取締役。ティムからプレゼントされたパラパラアニメを大事にしている。
子供を欲しがっているものの、ティムが仕事で一花咲かせたい思いもあって、それ以上の関係に進まなかったが、マスクを被ったティムと情熱的な一夜を迎えて念願の子供を授かり、アルビーを出産。隣家のおばさん同様、アルビーがマスクの魔力を所持していることに気づいておらず、仕事の出張のために留守になってしまうも、終盤でマスクやアルビーの秘密を知ることになる。ラストでは第二子を妊娠している。
アルビー・エイブリー
演 - リアム&ライアン・ファルコナー(声:モナ・マーシャル
ティムとトーニャの間に生まれた男の子。作中で唯一マスクなしでスーパーパワーが使える。7月27日生まれ。
父であるティムから仕事の邪魔者のように扱われ、かまってほしいがためにスーパーパワーを利用して彼にあらゆる悪戯をしかける。終盤では「いい加減な教育をした自分を許してほしい」とティムに諭され和解した。
オーティス
演 - ベアー(声:リチャード・ホーヴィッツ
ティムの愛犬。性別はオス。近所に住むメス犬のビーナスがお気に入りで、彼女とは相思相愛。
アルビーが生まれてから家族にないがしろにされてしまい、構ってもらえなくなった寂しさもあり、自身もマスクを被って変身し、アルビーを陥れようと企むがことごとく失敗する。最終的にはティムの説得もあって、和解した。
オーディン
演 - ボブ・ホスキンス
アース神族の最高神で、ロキの父親。ロキをはじめとする息子達よりも強力な力の持ち主で、他者の体に乗り移り、そのまま能力を使うこともできる。
一族の落ちこぼれであるロキには厳しく、ことある事にロキと優秀な兄を比較し、ロキの話を聞こうとしないことも多い。マスクと「マスクの子」を探すよう命じて常に彼を監視している。
物語終盤にて、ロキと喧嘩しかけていた所をティムに説得、諭されたことで漸くロキと和解し、マスクを返して貰うと同時にロキと共に帰って行った。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
劇場公開版 日本テレビ
ティム・エイブリー ジェイミー・ケネディ 田中直樹 東地宏樹
ロキ アラン・カミング 遠藤章造 森川智之
トーニャ・エイブリー トレイラー・ハワード ベッキー 水町レイコ
アルビー・エイブリー リアム&ライアン・ファルコナー
(声:モナ・マーシャル
金田朋子 うえだ星子
オーティス ベアー
(声:リチャード・ホーヴィッツ
高木渉
ダニエル・モス スティーヴン・ライト 岩崎ひろし
ジョージ カル・ペン 多田野曜平 島田敏
ニューマン博士 ベン・スタイン 滝口順平 佐々木梅治
オーディン ボブ・ホスキンス 内海賢二 西村知道

スタッフ

地上波放送履歴

回数 テレビ局 番組名 放送日 吹替版
初回 TBS 月曜ゴールデン 2008年2月11日 劇場公開版
2回目 日本テレビ 金曜ロードショー 2009年4月24日 日本テレビ版
3回目 テレビ東京 午後のロードショー 2012年12月19日 劇場公開版
4回目 2014年7月30日[3]
5回目 新春ロードショー 2018年1月2日 日本テレビ版
6回目 サタ☆シネ  2019年10月12日

評価

1994年製作の『マスク』の続編とはうたっているが、キャストが一新されストーリーにも前作との関連性はあまりみられない。本国アメリカを含め、ヒットしたとは言いがたいものだった(日本では7週連続トップ10入りした)。全体的に酷評が多く、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の最低続編賞を受賞している。

前作との関連性

  • 物語冒頭でロキがマスクを探しに美術館を訪れている街が、前作の舞台であるエッジシティ。
  • 前作のラストで主人公のスタンリー・イプキスがヒロインのティナと共にマスクを川に捨てて終わっており、本作ではオーティスが川で拾ってきている。

余談

  • 日本語版主題歌にはタッキー&翼の『仮面』が使用されているが、権利問題から映像ソフトには収録されていない。
  • 冒頭に流れる、「GAGA=HUMAX」のロゴマークCGアニメは、本作で見納めとなった(『Shall We Dance?』以降2009年までは「GAGA・USEN」、現在は「GAGA★」のロゴとなっている)。

参考文献

  1. ^ a b Son of the Mask”. Box Office Mojo. 2012年11月2日閲覧。
  2. ^ 2005年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  3. ^ 前日に前作が放送された。

外部リンク