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'''F(エフ)'''は1998年3月14日より松竹系で全国公開された日本映画。[[鷺沢萠]]の小説F 落第生を原作に切ないラブストーリーを描いた作品。
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1997年にスタートした「ラジオ新時代キャンペーン」の一環として全国95の民放ラジオ局が制作に協力している。
[[1997年]]にスタートした「ラジオ新時代キャンペーン」の一環として全国95の民放ラジオ局が制作に協力している。


第22回[[日本アカデミー賞]]新人俳優賞受賞([[熊川哲也]])。
第22回[[日本アカデミー賞]]新人俳優賞受賞([[熊川哲也]])。


== ストーリー ==
== ストーリー ==
女子中学生の荻野ヒカルは両親を交通事故で失った。悲しみに暮れるヒカルは、野外音楽堂でバレエを踊る少年を見かけ、その美しさに励まされて、生きる気力を取り戻した。
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踊っていた少年の古瀬郁矢は、長じて英国で一流プリンシパルとして成功した。一方のヒカルは28才のOLとなり、幼馴染の章吾と付き合っていた。

足を骨折し、失意のうちに日本に帰国する郁矢。郁矢のマネージャーになった片岡京子は、日本にバレエを広めるという郁矢の夢に協力しつつ、恋人になろうと画策する。車のキーを失くした京子と郁矢を助けたことで、名も知らぬまま郁矢に好意を持つヒカル。

京子の推薦で、ミスターFと名乗り、正体を隠してラジオDJを始める郁矢。ミスターFの語った話で先日の彼だと気付いたヒカルは、リスナーとして電話をかけた。ラジオを介して会話を続け、お互いに恋心が募って行く郁矢とヒカル。だが、郁矢が高名なダンサーだと知ったヒカルは、尻込みし、そのまま章吾のプロポーズを受けてしまった。

足の直った郁矢は、東京での凱旋公演にヒカルと章吾を招待した。公演の当日、章吾に正直な気持ちを打ち明けて、別れを告げるヒカル。郁矢はヒカルからの手紙で、子供の頃に会っていたことを知り、思い出の野外音楽堂で待つヒカルの元に駆け付けるのだった。


== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
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*荻野ヒカル(中学時代) - [[工藤あさぎ]]
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*久下章吾(中学時代) - [[徳山秀典]]
*久下章吾(中学時代) - [[徳山秀典]]
*江島有加(中学時代) - [[山口日記]]
*江島有加(中学時代) - [[日記 (タレント)|山口日記]]
*古瀬郁矢(小学生) - [[中島哲也]]
*古瀬郁矢(小学生) - 中島哲也
*ラジオの女性アナウンサー - [[坂上みき]]
*ラジオの女性アナウンサー - [[坂上みき]]
*偽ヒカリ - [[久本雅美]]
*偽ヒカリ - [[久本雅美]]


== エピソード ==
== エピソード ==
[[社団法人]][[日本民間放送連盟]]・音声放送委員会の企画で制作された映画で、加盟する民放ラジオ95局がサポートを行った。その一環として各局から1名の[[パーソナリティ]]が映画に出演している。
[[社団法人]][[日本民間放送連盟]]・音声放送委員会の企画で制作された映画で、加盟する民放ラジオ95局がサポートを行った。その一環として各局から1名の[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]が映画に出演している。
;各社推薦による出演パーソナリティ
;各社推薦による出演パーソナリティ
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*[[エフエム山形]] - [[門司正弘]]
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*[[エフエム東京|TOKYO FM]] - [[松本ともこ]]
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*[[京都放送|KBS京都]] - [[森谷威夫]]
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== 外部リンク ==
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{{金子修介監督作品}}
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[[Category:1998年の映画]]
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[[Category:大谷幸の作曲映画]]
[[Category:ラジオ放送を題材とした映画作品]]
[[Category:バレエを扱った映画作品]]
[[Category:日本の小説を原作とする映画]]

2024年3月3日 (日) 09:41時点における最新版

F(エフ)
監督 金子修介
脚本 松尾奈津
金子修介
原作 鷺沢萠『F 落第生』
出演者 羽田美智子
熊川哲也
村上里佳子
戸田菜穂
野村宏伸
音楽 大谷幸
主題歌 渡辺美里素顔
撮影 佐々木原保志
編集 冨田功
製作会社 松竹衛星劇場
配給 松竹
公開 日本の旗 1998年3月14日
上映時間 102分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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F(エフ)』は、1998年3月14日より松竹系で全国公開された日本映画鷺沢萠の小説『F 落第生』を原作に切ないラブストーリーを描いた作品。

1997年にスタートした「ラジオ新時代キャンペーン」の一環として全国95の民放ラジオ局が制作に協力している。

第22回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞(熊川哲也)。

ストーリー

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女子中学生の荻野ヒカルは両親を交通事故で失った。悲しみに暮れるヒカルは、野外音楽堂でバレエを踊る少年を見かけ、その美しさに励まされて、生きる気力を取り戻した。

踊っていた少年の古瀬郁矢は、長じて英国で一流プリンシパルとして成功した。一方のヒカルは28才のOLとなり、幼馴染の章吾と付き合っていた。

足を骨折し、失意のうちに日本に帰国する郁矢。郁矢のマネージャーになった片岡京子は、日本にバレエを広めるという郁矢の夢に協力しつつ、恋人になろうと画策する。車のキーを失くした京子と郁矢を助けたことで、名も知らぬまま郁矢に好意を持つヒカル。

京子の推薦で、ミスターFと名乗り、正体を隠してラジオDJを始める郁矢。ミスターFの語った話で先日の彼だと気付いたヒカルは、リスナーとして電話をかけた。ラジオを介して会話を続け、お互いに恋心が募って行く郁矢とヒカル。だが、郁矢が高名なダンサーだと知ったヒカルは、尻込みし、そのまま章吾のプロポーズを受けてしまった。

足の直った郁矢は、東京での凱旋公演にヒカルと章吾を招待した。公演の当日、章吾に正直な気持ちを打ち明けて、別れを告げるヒカル。郁矢はヒカルからの手紙で、子供の頃に会っていたことを知り、思い出の野外音楽堂で待つヒカルの元に駆け付けるのだった。

登場人物

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エピソード

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社団法人日本民間放送連盟・音声放送委員会の企画で制作された映画で、加盟する民放ラジオ95局がサポートを行った。その一環として各局から1名のパーソナリティが映画に出演している。

各社推薦による出演パーソナリティ

外部リンク

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