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椎木匠
基本情報
国籍	日本
出身地	山口県徳山市（現：周南市）
生年月日	1971年7月25日（52歳）
身長; 体重	178 cm; 85 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	捕手
プロ入り	1989年ドラフト外
初出場	1995年5月5日
最終出場	2005年6月4日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	選手歴
	山口県立南陽工業高等学校; 中日ドラゴンズ (1990 - 1997); 千葉ロッテマリーンズ (1998 - 2002); 西武ライオンズ (2003 - 2006);
	コーチ歴
	セガサミー;
	この表について

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椎木匠（しいぎたくみ、1971年 7月25日 - ）は、山口県徳山市（現：周南市）^[1]出身の元プロ野球選手（捕手、右投左打）、野球指導者。愛称は『モンちゃん』（ロッテ時代、チームメイトと焼肉店に行った際、店員に『モンゴルの方ですか？』と言われたことから）。

来歴・人物

中学時代は投手で山口県大会で優勝している^[1]。

南陽工業高校では2年間は内野手で出場し、3年の時に捕手へ転向する^[1]。1989年春季県大会決勝に進むが、桜ケ丘高に延長10回サヨナラ負け。

同年オフにドラフト外で中日ドラゴンズに入団^[1]。1995年に一軍に上がり、中村武志の控えではあるが、11試合に先発マスクを被る。1997年オフに無償トレードで千葉ロッテマリーンズへ移籍^[1]。1998年には吉鶴憲治、清水将海と正捕手を争い、23試合に先発出場。その後も一軍で起用されるが、打撃面の弱さもあってレギュラーには届かなかった。

2002年オフに垣内哲也との交換トレードで西武ライオンズへ移籍^[2]。西武移籍1年目の2003年3月6日には福岡ダイエーホークスとのオープン戦（福岡ドーム）にて本塁に突入してきた小久保裕紀と交錯し^[3]、結果的に小久保は同シーズンを全休する重傷を負った。西武移籍後は主に二軍（イースタン・リーグ）での出場に留まり、2006年シーズン終了後に戦力外通告を受け現役を引退。

引退後は2007年 - 2013年まで西武のブルペン捕手を務め、その後はイオンモール幕張新都心店内のスポーツ用品店に野球用品のアドバイザーとして勤務。

2016年から、社会人野球のセガサミーでバッテリーコーチを務めた。その後は野球指導の「東都クラブジュニアアカデミー」（市川市）校長となる。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	本塁打	塁打	打点	犠打	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1995	中日	27	66	60	5	13	4	2	23	6	0	6	1	0	13	4	.217	.288	.383	.671
1996		8	11	10	0	1	1	0	2	1	0	1	0	0	1	0	.100	.182	.200	.382
1997		4	6	6	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	.000	.000	.000	.000
1998	ロッテ	53	73	61	6	10	0	1	13	3	5	7	0	0	11	0	.164	.250	.213	.463
1999		5	4	4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000
2000		18	24	23	0	3	1	0	4	0	0	1	0	0	3	0	.130	.167	.174	.341
2001		19	47	40	2	7	2	0	9	2	3	4	0	0	11	0	.175	.250	.225	.475
2002		25	66	62	3	12	4	0	16	3	1	2	0	1	23	1	.194	.231	.258	.489
2003	西武	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000	.000	.000
2005	西武	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	----	----	----	----
通算：10年		161	298	267	16	46	12	3	67	15	9	21	1	1	65	5	.172	.235	.251	.486

年度別守備成績

年度	試合	企図数	許盗塁	盗塁刺	阻止率
1995	19	16	14	2	.125
1996	7	2	0	2	1.000
1997	3	2	1	1	.500
1998	52	32	27	5	.156
1999	4	2	2	0	.000
2000	18	14	9	5	.357
2001	19	12	8	4	.333
2002	25	17	9	8	.471
2003	1	0	0	0	-
2005	1	0	0	0	-
通算	149	97	70	27	.278

記録

初出場：1995年5月5日、対読売ジャイアンツ3回戦（東京ドーム）、2回裏に矢野輝弘に代わり捕手として出場
初安打：同上、5回表に斎藤雅樹から
初先発出場：1995年5月24日、対横浜ベイスターズ6回戦（横浜スタジアム）、8番・捕手として先発出場
初本塁打・初打点：1995年6月6日、対広島東洋カープ8回戦（広島市民球場）、5回表に佐々岡真司から右越同点2ラン

背番号

66 （1990年 - 1997年）
50 （1998年 - 2002年）
55 （2003年 - 2006年、2016年 - ）
90 （2007年 - 2013年）

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d ^e プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、262ページ
^ 「垣内と椎木も」『読売新聞』（縮刷・関東版） 2002年（平成14年）11月16日付朝刊、18面（スポーツ面）。
^ 「鷹・小久保が右膝大ケガで全治３カ月以上…開幕は絶望」『SANSPO.COM』産業経済新聞社、2003年3月7日。オリジナルの2003年3月13日時点におけるアーカイブ。

外部リンク

個人年度別成績椎木匠 - NPB.jp 日本野球機構
選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)

[jinmei-1] プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、262ページ

[2] 「垣内と椎木も」『読売新聞』（縮刷・関東版） 2002年（平成14年）11月16日付朝刊、18面（スポーツ面）。

[3] 「鷹・小久保が右膝大ケガで全治３カ月以上…開幕は絶望」『SANSPO.COM』産業経済新聞社、2003年3月7日。オリジナルの2003年3月13日時点におけるアーカイブ。

[1]

[2]

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-'''椎木 匠'''（しいぎ たくみ、[[1971年]][[7月25日]] - ）は、[[山口県]][[徳山市]]（現：[[周南市]]）出身の元[[プロ野球選手]]（[[捕手]]、右投左打）、野球指導者。
+'''椎木 匠'''（しいぎ たくみ、[[1971年]][[7月25日]] - ）は、[[山口県]][[徳山市]]（現：[[周南市]]）<ref name=jinmei>プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、262ページ</ref>出身の元[[プロ野球選手]]（[[捕手]]、右投左打）、野球指導者。愛称は『モンちゃん』（ロッテ時代、チームメイトと焼肉店に行った際、店員に『モンゴルの方ですか？』と言われたことから）。
 == 来歴・人物 ==
+中学時代は投手で山口県大会で優勝している<ref name=jinmei />。
-[[山口県立南陽工業高等学校|南陽工業高校]]から{{by|1989年}}オフに[[ドラフト外入団|ドラフト外]]で[[中日ドラゴンズ]]に入団。
+[[山口県立南陽工業高等学校|南陽工業高校]]では2年間は内野手で出場し、3年の時に捕手へ転向する<ref name=jinmei />。{{by|1989年}}春季県大会決勝に進むが、[[山口県桜ケ丘高等学校・晃英館中学校|桜ケ丘高]]に延長10回サヨナラ負け。
-{{by|1997年}}オフに[[無償トレード]]で[[千葉ロッテマリーンズ]]へ移籍。
+同年オフに[[ドラフト外入団|ドラフト外]]で[[中日ドラゴンズ]]に入団<ref name=jinmei />。{{by|1995年}}に一軍に上がり、[[中村武志]]の控えではあるが、11試合に先発マスクを被る。{{by|1997年}}オフに[[無償トレード]]で[[千葉ロッテマリーンズ]]へ移籍<ref name=jinmei />。{{by|1998年}}には[[吉鶴憲治]]、[[清水将海]]と正捕手を争い、23試合に先発出場。その後も一軍で起用されるが、打撃面の弱さもあってレギュラーには届かなかった。
-{{by|2002年}}オフに[[垣内哲也]]との交換トレードで[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]へ移籍。西武移籍1年目の{{by|2003年}}3月6日には[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]]との[[オープン戦]]（[[福岡ドーム]]）にて本塁に突入してきた[[小久保裕紀]]と交錯し<ref>{{Cite news|title=鷹・小久保が右膝大ケガで全治３カ月以上…開幕は絶望|newspaper=[[サンケイスポーツ|SANSPO.COM]]|date=2003-03-07|url=http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200303/bt2003030701.html|publisher=[[産業経済新聞社]]|language=ja|archiveurl=https://web.archive.org/web/20030313231225/http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200303/bt2003030701.html|archivedate=2003年3月13日}}</ref>、結果的に小久保は同シーズンを全休する重傷を負った。西武移籍後は主に[[埼玉西武ライオンズ (ファーム)|二軍]]（[[イースタン・リーグ]]）での出場に留まり、{{by|2006年}}シーズン終了後に[[戦力外通告]]を受け現役を引退。
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 [[Category:日本の野球選手]]
+[[Category:山口県立南陽工業高等学校出身の人物]]
 [[Category:中日ドラゴンズ及びその前身球団の選手]]
 [[Category:千葉ロッテマリーンズ及びその前身球団の選手]]
 [[Category:埼玉西武ライオンズ及びその前身球団の選手]]
 [[Category:日本のブルペン捕手]]
-[[Category:セガサミーグループの人物]]
+[[Category:日本の野球指導者]]
+[[Category:社会人野球指導者]]
+[[Category:セガサミーグループのスポーツ関係者]]
 [[Category:山口県出身の人物]]
 [[Category:1971年生]]