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{{Infobox Software
{{Infobox Software
| 名称 = REAKTOR
| 名称 = REAKTOR
| ロゴ =
| ロゴ = [[File:NI_Reaktor_Logo.svg|100px]]
| スクリーンショット =
| スクリーンショット =
| 説明文 = [[ビジュアルプログラミング言語]]
| 説明文 = 音響統合環境
| 最新版 = 6.2.1([[2017年]][[12月19日]])
| 版 = [[1996年]]
| 最新版 = 6.4.3([[2021年]][[9月14日]])
| 開発元 = [[Native Instruments]]
| 開発元 = [[Native Instruments]]
| 対応OS = [[Microsoft Windows|Windows]], [[macOS]]
| 対応OS = [[Microsoft Windows|Windows]], [[macOS]]
| 対応プラットフォーム = [[クロスプラットフォーム]]
| 対応プラットフォーム = [[クロスプラットフォーム]]
| 種別 =
| 種別 =
| ライセンス = [[プロプライエタリソフトウェア]]
| ライセンス = [[プロプライエタリソフトウェア]]
| 公式サイト = {{URL|https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/reaktor-6/ | Produkte}}
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}}
}}
'''Reaktor'''(リアクター)は、[[ドイツ|独]][[Native Instruments|ネイティヴ インストゥルメンツ]]社が開発しグラフィカルな[[統合開発環境]]([[ビジュアルプログラミング言語]])で、[[音響合成]][[音響効果]]、[[数式処理]]などを、あらかじめ用意された[[モジュール]]を組み合わせることによっ、視覚的に構成できる[[ソフトウェア]]である。
'''Reaktor'''(リアクター)は、[[ドイツ|独]][[Native Instruments|ネイティヴ インストゥルメンツ]]社が開発している主として音の生成や、[[音響合成]][[音響効果]]といったフィルタなどを、グラフィカルな統合環境で[[モジュール]]を組み合わせるなどしビジュアルに構成できる[[ソフトウェア]]である。これらの処理は信号処理であり、ある種の[[数式処理]]系であるともいえる。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[シンセサイザー]]、[[サンプラー]]、[[ドラムマシン]]、[[エフェクター]]、[[シーケンサー]]など、設計次第では[[音響合成]]以外の用途の[[ソフトウェア]]も構成できる。古典的な[[シンセサイザー]]の再現や新鋭の音響生成機器など、様々な設定が予め組み込まれている。これに加え、2000以上にのぼる無償のソフトウェアシンセサイザーを User Library からダウンロードすることもできる。一部を除くほとんどのプログラムを、利用者が細部に渡って解析・改変できる。
[[シンセサイザー]]、[[サンプラー]]、[[ドラムマシン]]、[[エフェクター]]、[[シーケンサー (音楽)|シーケンサー]]など、設計次第では[[音響合成]]以外の用途の[[ソフトウェア]]も構成できる。古典的な[[シンセサイザー]]の再現や新鋭の音響生成機器など、様々な設定が予め組み込まれている。これに加え、2000以上にのぼる無償のソフトウェアシンセサイザーを User Library からダウンロードすることもできる。一部を除くほとんどのプログラムを、利用者が細部に渡って解析・改変できる。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
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[[2002年]]、[[Virtual Studio Technology|VST]]パフォーマンスと[[標本化|サンプル処理]]の改善、[[Windows]]、[[Macintosh]]間での互換性を向上したVersion 3.5をリリース
[[2002年]]、[[Virtual Studio Technology|VST]]パフォーマンスと[[標本化|サンプル処理]]の改善、[[Windows]]、[[Macintosh]]間での互換性を向上したVersion 3.5をリリース


[[2003年]]、外部シーケンサを使用した際の安定性向上、ファクトリーライブラリの充実、[[グラフィカルユーザインタフェース]]及び[[Virtual Studio Technology|VST]]パフォーマンスの改善を行ったVersion 4をリリース。
[[2003年]]、外部シーケンサを使用した際の安定性向上、ファクトリーライブラリの充実、[[グラフィカルユーザインタフェース]]及び[[Virtual Studio Technology|VST]]パフォーマンスの改善、[[Audio Units]]への対応を行ったVersion 4をリリース。


[[2005年]]、[[デジタル信号処理|DSP]]を従来よりもより深いレベルで詳細に設計できるCOREテクノロジーを搭載、64bit環境に対応したVersion 5をリリース。また、同年リリースされたVersion 5.1では新しいCORE Cellモジュールや新たなファクトリープリセットの追加、バグ修正などが行われた。
[[2005年]]、[[デジタル信号処理|DSP]]を従来よりもより深いレベルで詳細に設計できるCOREテクノロジーを搭載、64bit環境に対応したVersion 5をリリース。また、同年リリースされたVersion 5.1では新しいCORE Cellモジュールや新たなファクトリープリセットの追加、バグ修正などが行われた。
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[[2011年]]、Version 5.6をリリース。[[Windows]]及び[[MacOS]]の64bit環境に対応。画像モジュールの[[Portable Network Graphics|Png]]形式対応。キーボードショートカットの変更も行われた。
[[2011年]]、Version 5.6をリリース。[[Windows]]及び[[MacOS]]の64bit環境に対応。画像モジュールの[[Portable Network Graphics|Png]]形式対応。キーボードショートカットの変更も行われた。


[[2012年]]、ワイヤバッモードの搭載と多くのバグフィックスを行ったVersion 5.7、及び、[[OpenSound Control|OSC]]に対応、合わせて[[OpenSound Control|OSC]]関連モジュールの追加、MIDI処理の改善、サンプルの管理、及びサンプラー関連モジュールの改善が行われたVersion 5.8をリリース。
[[2012年]]、ワイヤバッモードの搭載と多くのバグフィックスを行ったVersion 5.7、及び、[[OpenSound Control|OSC]]に対応、合わせて[[OpenSound Control|OSC]]関連モジュールの追加、MIDI処理の改善、サンプルの管理、及びサンプラー関連モジュールの改善が行われたVersion 5.8をリリース。


[[2013年]]、Version 5.9をリリース。MACINE2.0ホストソフトウェアとの統合、[[Avid]] [[Pro Tools]] AAXプラグインのサポート、他各種バグの修正。
[[2013年]]、Version 5.9をリリース。MACINE2.0ホストソフトウェアとの統合、[[Avid]] [[Pro Tools]] AAXプラグインのサポート、他各種バグの修正。
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[[2015年]]、Ver6をリリース。新しい「Blocks」の導入により、ラックマウントスタイルのモジュラーシンセサイザーを模したビジュアルとパッチングを作成できるようになった。また、Primary、Core Macroのライブラリーの再設計により、サウンドクオリティの改善やCPU処理の効率化、[[グラフィカルユーザインタフェース]]の刷新により、視認性の向上や表示領域の有効利用ができるよう図られている。
[[2015年]]、Ver6をリリース。新しい「Blocks」の導入により、ラックマウントスタイルのモジュラーシンセサイザーを模したビジュアルとパッチングを作成できるようになった。また、Primary、Core Macroのライブラリーの再設計により、サウンドクオリティの改善やCPU処理の効率化、[[グラフィカルユーザインタフェース]]の刷新により、視認性の向上や表示領域の有効利用ができるよう図られている。


[[2016年]]、Version 6.1をリリース[[:en:Ableton|Ableton]] Link機能を搭載。対応デバイス、アプリケーションとのタイミング同期が容易となった。
[[2016年]]、Version 6.1をリリース[[:en:Ableton|Ableton]] Link機能を搭載。対応デバイス、アプリケーションとのタイミング同期が容易となった。


[[2018年]]、Version 6.2をリリース[[Logic Pro|Logic]]の[[MIDI]] FXに対応。その他Coreモジュール内QuickBusのコピー&ペーストの改善。
[[2017年]]、Version 6.2をリリース[[Logic Pro|Logic]]の[[MIDI]] FXに対応。その他Coreモジュール内QuickBusのコピー&ペーストの改善。
また、REAKTORとREAKTOR Player専用の[[サードパーティー]]製インストゥルメントを導入。[[Twisted Tools]]、[[Tim Exile]]、[[Heavyocity]]、[[Blinksonic、Tonsturm]]の製品が第1弾のパートナーとして利用可能となった。


[[2018年]]、Version 6.2.2をリリース。非転置非線形[[:en:Sallen–Key topology|サイレンキーフィルタ]]、レゾナンス-4で自己発信する8極[[:en:Electronic_filter_topology#Ladder_topologies|ラダーフィルタ]]、6極および8極[[バターワースフィルタ]]、レゾナンス付き第2種[[バターワースフィルタ]]、ノッチ数を変更可能な[[フェイザー (音響機器)|フェイザー]]、バーバーポール/スルーゼロ[[フェイザー (音響機器)|フェイザー]]と[[フランジャー]]、ハーモニック[[フェイザー (音響機器)|フェイザー]]、非対称[[オーバードライブ (音響機器)|オーバードライブ]]、[[アンチエイリアス]]版非対称[[オーバードライブ (音響機器)|オーバードライブ]]、ビット/サンプルレートリダクション、[[コンプレッサー_(音響機器)|コンプレッサー]]、テンポ/トランスポート位置に同期する[[LFO (電子楽器)|LFO]]、[[LFO (電子楽器)|LFO]]ツールキット、ゼロクロス検出イベント処理マクロの追加。クロスオーバーマクロ、[[イコライザー_(音響機器)#周波数帯形状|シェルビングフィルタ]]の再設計。ファイルブラウザが[[MacOS]] 10.13以降の[[Apple File System|APFS]]形式でフォーマットされたディスクに対応。
==Reaktorアンサンブル==
Reaktorライブラリは、[[Native Instruments]]社が設計製作し、スタンドアローンの楽器として、またはリバースエンジニアリングの教育リソースとして使用できるさまざまなサウンドジェネレータやエフェクトです。


[[2019年]]、Version6.3.0をリリース。Blocksフレームワークの全面的な見直しを行い、新しいRackファイルフォーマットを追加。これによりDAWセッションでのパッチの保存や、新たに追加されたRackモードにより、structure画面に移行せずとも[[グラフィカルユーザインタフェース|GUI]]上で各ブロックをパッチングできるようになった。この機能はReaktorの無償版である、ReaktorPlayerでも利用可能であり、無償版での音作りの自由度が大幅に改善した。しかし、[[グラフィカルユーザインタフェース|GUI]]によるパッチングは6.3.0リリース時点で、[[Native Instruments]]公式製品と一部[[サードパーティー]]製品のみでの利用が可能となっている。また、Maschine、及び、Komplete KontrolのExtended viewでパネルのパッチを適用できるようになった。
===Reaktor 4 ライブラリ===
6.3.0リリースと同時に23のBlocksと50以上のプリセットを備えたBlocks Plimes(Reaktorユーザーには無償提供。ReaktorPlayerへは有償で追加可能)、新しい無償製品であるKomplete StartとBlocks Baseもリリースされた。テキストモージュール用に新たなフォント「Roboto Condensed Light」が追加された。


[[2021年]]、Version6.4.2をリリース。[[macOS Big Sur]]に対応。このバージョンより32bitバージョンは提供されない。<br>
{{col-begin|width=auto}}
仮想モジュラー・エコシステムがNIコミュニティーに開かれ、Racks内でUser Blocksのパッチが可能となった。<br>
{{col-break}}
また、User LibraryからのBlocksも、Racksモードでの使用、設定が可能になり、パネル正面でパッチ、プレイ、保存を容易に行えるようになった。<br>
User Blockディレクトリ内に置かれているUser Blocksは、REAKTORブラウザーのLibraryタブから直接アクセスでき、Rack内の検索ボックスから検索ができる。<br>
あわせてMASCHINE SequencerとNiji Drums モジュールもアップデートされ、Racksと正面パネルからのパッチングに対応した。<ref>https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/reaktor-6/whats-new/ バージョン履歴情報</ref>


==REAKTORファクトリーライブラリ==
====シンセサイザー====
REAKTORファクトリーライブラリは、[[Native Instruments]]社が設計製作し、スタンドアローンの楽器として、または[[リバースエンジニアリング]]の教育リソースとして使用できるさまざまなサウンドジェネレータや[[エフェクター]]である。


===エフェクター===
* Carbon
* Analogic Filter Box
* Green Matrix
* Junatik
* Anima
* Banaan Electrique
* Kaleidon
* Classic Vocoder
* Nanowave
* P-Bass
* Cyan
* Echomania
* Steampipe
* EnFX
* Sum Synth
* Uranus
* Fast FX
* Flatblaster
* Fusion Reflections
* Grainstates FX
* Longflow
* Resochord
* Space Master 2
* SpaceMaster
* Spring Tank
* Two Knees Compressor


===グルーブボックス===
{{col-break|gap=2em}}
* Aerobic
* GoBox
* Krypt
* L3
* Limelite
* Massive 1.1
* Newscool
* Random Step Shifter
* Rhythmaker
* Sinebeats 2
* Splitter
* Vectory


====シーケ====
===プラー===
* BeatSlicer 2
* Memory Drum 2
* Grainstates SP
* Travelizer
* Lurker


===シーケンスド シンセサイザー===
* Blue Matrix
* Akkord
* DSQ-32 Drummachine
* Atmotion
* BlueMatrix
* Vierring
* Vierring
* WaveWeaver
* WaveWeaver


===シーケンサー===
{{col-break|gap=2em}}
* Spiral
* SQ16
* SQ8
* SQ 8x8
* SQ
* SQX


====サンプラ====
===サドジェネレーター===
* Metaphysical Function
* Skrewell
* Space Drone


===シンセサイザー===
* Grainstates SP
* Travelizer
* Beat Slicer
* Memory Drum

====リズムマシン====

* GoBox
* Scenario

{{col-break|gap=2em}}

====エフェクター====

* Space Master Stereo
* Space Master Quadro
* Space Master 5.1 Surround
* Banaan Electric
* Analogic Filter Box
* Echomania
* Spring Tank
* Classic Vocoder
* Fusion Reflections
* Grainstates FX
* Two Knees Compressor
* Flatblaster

{{col-end}}

===Reaktor 5 ライブラリ===
{{col-begin|width=auto}}
{{col-break}}

====シンセサイザー====
* 2-Osc
* 2-Osc
* Carbon 2
* Carbon 2
* Carbon
* Equinoxe Deluxe
* Equinoxe Deluxe
* Form
* FM4
* FM4
* FM4 Dual
* Gaugear
* Gaugear
* Green Matrix
* Grobian
* Junatik
* Kaleidon
* Lazerbass
* Lazerbass
* Nanowave
* Oki Computer 2
* Oki Computer 2
* Photone
* Steampipe 2
* SoundSchool Analog
* Subharmonic
* Steam Pipe 2
* Steam Pipe
* SubHarmonic
* Sum Synth
* Titan


==REAKTOR Blocks==
{{col-break|gap=2em}}
REAKTOR BlocksはREAKTOR上で[[シンセサイザー#モジュラー・シンセ登場_(1960年代-)|モジュラーシンセサイザー]]をパッチングするように、様々なBlocks([[シンセサイザー#モジュラー・シンセ登場_(1960年代-)|モジュラーシンセサイザー]]では単体のモジュールに相当する)を組み立てて、[[シンセサイザー]]を構築するために提供されるモジュール群である。一定のコンセプトを持ち、デザインが統一されたいくつかのモジュールセットが標準で提供され、見た目にも[[シンセサイザー#モジュラー・シンセ登場_(1960年代-)|モジュラーシンセサイザー]]のような雰囲気を醸し出している。また、直流信号を出力できる[[サウンドカード|オーディオインターフェイス]]を使用することにより、CV/GATE方式で動作する[[シンセサイザー#モジュラー・シンセ登場_(1960年代-)|モジュラーシンセサイザー]]などと連携することもできる。


====リズムマシン====
===Bento Box===
* VCA (AMP)
* Aerobic
* SVF (FLT)
* Massive
* Mix (MIX)
* Newscool
* XFade (MIX)
* Sinebeats 2
* ADSR Envelope (MOD)
* LFO (MOD)
* Oscillator (OSC)
* CV Processor (PRO)
* Sample & Hold (PRO)
* 4 Mods (SEQ)
* 8 Steps (SEQ)


===Boutique===
{{col-break|gap=2em}}
* Dual SKF (FLT)
* Multiwave OSC (OSC)
* OSC 5 (OSC)


===Digilog===
====サウンドジェネレーター====
* Quantizer (PRO)
* Skrewell
* Clock Divider (PRO)
* Spacedrone


====サンプラー====
===DRIVER===
* DRIVER (EFX)
* L3
* Random Step Shifter
* Splitter
* Vectory
* Ands, Glex
* Beatslicer 2
* Memory Drum 2


===Kodiak===
{{col-break|gap=2em}}
* Curve Sequencer (SEQ)
* Duality Osc (OSC)
* Flip Gen (OSC)
* Morph Filter (FLT)
* Shift Sequencer (SEQ)


====シーケンサー>====
===Modern===
* Paul Filter (FLT)
* SQP
* Comb Filter (FLT)
* SQ16

* SQ 8x8
===MONARK===
* SQ8
* MONARK Filter (FLT)
* Snapper
* MONARK ADS ENV (MOD)
* SQx
* MONARK Oscillator (OSC)
* Spiral

===ROUNDS===
* ROUNDS Delay (EFX)
* ROUNDS Reverb (EFX)
* ROUNDS LFO (MOD)

===Util===
* Scope (AUX)
* Clock (INT)
* Gates & Trigs (INT)
* Macro Knobs (INT)
* Macro Switches (INT)
* MIDI Out (INT)
* Note In (INT)
* Pitch CV Out (INT)
* Trig In (INT)
* CV Mix (MIX)
* Level Mono (MIX)
* Level Stereo (MIX)
* Mix 4 (MIX)

===West Coast===
* LPG (FLT)
* CFG (MOD)
* DWG (OSC)
* XYS (SEQ)


====エフェクター====
* Flatblaster 2
* Space Master 2
* Lurker
{{col-end}}


== 関連製品 ==
== 関連製品 ==
173行目: 223行目:


=== シンセサイザー ===
=== シンセサイザー ===
*Flesh (4つの[[パルス符号変調|PCM]]波形を素に複雑に[[変調方式|変調]]、[[シンセサイザー#.E3.82.B7.E3.83.B3.E3.82.BB.E3.82.B5.E3.82.A4.E3.82.BA.E6.96.B9.E5.BC.8F.E3.81.AE.E5.88.86.E9.A1.9E|シンセサイズ]]し、ループサウンドを生成するパフォーマンス[[シンセサイザー]])
*Flesh (4つの[[パルス符号変調|PCM]]波形を素に複雑に[[変調方式|変調]]、[[シンセサイザー#シンセサイズ方式の分類|シンセサイズ]]し、ループサウンドを生成するパフォーマンス[[シンセサイザー]])
*FORM (サンプルを複雑に[[シーケンス制御|シーケンス]]、[[変調方式|変調]]し、サウンドを生成する[[PCM音源|PCMシンセサイザー]])
*FORM (サンプルを複雑に[[シーケンス制御|シーケンス]]、[[変調方式|変調]]し、サウンドを生成する[[PCM音源|PCMシンセサイザー]])
*KONTOUR(4つの[[マクロ (コンピュータ用語)|マクロ]]コントローラーと、複雑な[[変調方式|変調]]機能を有した、[[PD音源|フェーズモジュレーションシンセサイザー]])
*KONTOUR(4つの[[マクロ (コンピュータ用語)|マクロ]]コントローラーと、複雑な[[変調方式|変調]]機能を有した、[[PD音源|フェーズモジュレーションシンセサイザー]])
182行目: 232行目:
*REAKTOR PRISM(エキサイターに外部音声を入力し、[[エフェクター]]としても使用できる[[物理モデル音源|物理モデリングシンセサイザー]])
*REAKTOR PRISM(エキサイターに外部音声を入力し、[[エフェクター]]としても使用できる[[物理モデル音源|物理モデリングシンセサイザー]])
*ROUNDS([[バーチャルアナログ音源]]と[[FMシンセシス|FM音源]]を組み合わせ、複雑に[[シーケンス制御|シーケンス]]するアドバンスド[[シーケンス制御|シーケンス]][[シンセサイザー]])
*ROUNDS([[バーチャルアナログ音源]]と[[FMシンセシス|FM音源]]を組み合わせ、複雑に[[シーケンス制御|シーケンス]]するアドバンスド[[シーケンス制御|シーケンス]][[シンセサイザー]])
*SKANNER XT(二つの[[パルス符号変調|PCM]]波形を素に複雑に[[変調方式|変調]]、[[シンセサイザー#.E3.82.B7.E3.83.B3.E3.82.BB.E3.82.B5.E3.82.A4.E3.82.BA.E6.96.B9.E5.BC.8F.E3.81.AE.E5.88.86.E9.A1.9E|シンセサイズ]]し、8つのプリセットを[[モーフィング]]しながら新たなサウンドを生成するモーフォロジカル[[シンセサイザー]])
*SKANNER XT(二つの[[パルス符号変調|PCM]]波形を素に複雑に[[変調方式|変調]]、[[シンセサイザー#シンセサイズ方式の分類|シンセサイズ]]し、8つのプリセットを[[モーフィング]]しながら新たなサウンドを生成するモーフォロジカル[[シンセサイザー]])
*TRK-01([[エレクトロ|エレクトロミュージック]]の[[シンセベース|ベース]]、[[バスドラム|キック]]サウンドに特化した[[ミュージックシーケンサー|シーケンサー]]を搭載した[[シンセサイザー]])
*TRK-01([[エレクトロ|エレクトロミュージック]]の[[シンセベース|ベース]]、[[バスドラム|キック]]サウンドに特化した[[ミュージックシーケンサー|シーケンサー]]を搭載した[[シンセサイザー]])


210行目: 260行目:


*[[Apparat]]
*[[Apparat]]
*[[A Smooth Architect]]
*[[Atsushi Nakayama]] ([[エレクト浪人]])
*[[Autechre]]
*[[Autechre]]
*[[バーナード・サムナー|Bernard Sumner]] ([[ニュー・オーダー|New Order]])
*[[バーナード・サムナー|Bernard Sumner]] ([[ニュー・オーダー|New Order]])
*[[ボーイズ・ノイズ|Boys Noize]]
*[[ボーイズ・ノイズ|Boys Noize]]
*[[Cycles & Spots]]
*[[Chihei Hatakeyama]]
*[[:en:Chris Cross|Chris Cross]] ([[ウルトラヴォックス|Ultravox]])
*[[:en:Chris Cross|Chris Cross]] ([[ウルトラヴォックス|Ultravox]])
*[[Cuckoo]]
*[[Cuckoo]]
223行目: 277行目:
*[[:en:Feadz|Feadz]]
*[[:en:Feadz|Feadz]]
*[[Gary Numan]]
*[[Gary Numan]]
*[[Haruo Takimoto]]
*[[Hiroaki Kobayashi]]
*[[Hollin Jones]]
*[[Hollin Jones]]
*[[imoutoid]]
*[[ジェームス・バレンタイン|James Valentine]] ([[マルーン5|Maroon 5]])
*[[ジェームス・バレンタイン|James Valentine]] ([[マルーン5|Maroon 5]])
*[[Jean Michel Jarre]]
*[[Jean Michel Jarre]]
*[[:en:Jimmy Edgar|Jimmy Edgar]]
*[[:en:Jimmy Edgar|Jimmy Edgar]]
*[[kaz_x]]
*[[KIYOSHI MURAI]]
*[[kraftwerk]]
*[[kraftwerk]]
*[[LaMar Mitchell]]
*[[LaMar Mitchell]]
232行目: 291行目:
*[[:en:Luke Abbott|Luke Abbott]]
*[[:en:Luke Abbott|Luke Abbott]]
*[[:en:Machinedrum|Machinedrum]]
*[[:en:Machinedrum|Machinedrum]]
*[[Masatoshi Arai]] ([[新井理生]])
*[[Masayoshi Sakaguchi]] ([[Barium]])
*[[Megumu Otani]]
*[[Mo Volans]]
*[[Mo Volans]]
*[[:en:Modeselektor|Modeselektor]]
*[[:en:Modeselektor|Modeselektor]]
*[[:en:Mouse on Mars|Mouse on Mars]]
*[[マウス・オン・マーズ|Mouse on Mars]]
*[[Nadine Neven]]
*[[Nadine Neven]]
*[[Noah Passavoy]] ([[マルーン5|Maroon 5]])
*[[Noah Passavoy]] ([[マルーン5|Maroon 5]])
*[[Numb (バンド)|NUMB]]
*[[Numb (バンド)|NUMB]]
*[[OSTER]]
*[[Owen Vallis]]
*[[Owen Vallis]]
*[[Paula Temple]]
*[[Paula Temple]]
*[[:en:Paul Hartnoll |Paul Hartnoll]] ([[オービタル|Orbital]])
*[[:en:Paul Hartnoll |Paul Hartnoll]] ([[オービタル|Orbital]])
*[[Peter Kirn]]
*[[Peter Kirn]]
*[[Quark]]
*[[:en:Richard Devine|Richard Devine]]
*[[:en:Richard Devine|Richard Devine]]
*[[Riva Starr]]
*[[Riva Starr]]
*[[Rounik Sethi]]
*[[Rounik Sethi]]
*[[Roy Okashima]]
*[[Sarufaromeo]]
*[[Satoshi Suzuki]]
*[[スクエアプッシャー|Squarepusher]]
*[[スクエアプッシャー|Squarepusher]]
*[[Starkey]]
*[[Starkey]]
*[[Stephan Schmitt]]
*[[Stephan Schmitt]]
*[[TAKAAKI ITOH]]
*[[Tassilo Ippenberger]] ([[:de:Pan-Pot|Pan-Pot]]) ([[:de:Mobilée|Mobilée]])
*[[Tassilo Ippenberger]] ([[:de:Pan-Pot|Pan-Pot]]) ([[:de:Mobilée|Mobilée]])
*[[:en:Tim Exile|Tim Exile]]
*[[:en:Tim Exile|Tim Exile]]
*[[:en:Thorsten Quaeschning|Thorsten Quaeschning]] ([[タンジェリン・ドリーム|Tangerine Dream]])
*[[:en:Thorsten Quaeschning|Thorsten Quaeschning]] ([[タンジェリン・ドリーム|Tangerine Dream]])
*[[tyema]]
*[[Walter Merziger]] ([[:en:Booka Shade|Booka Shade]])
*[[Walter Merziger]] ([[:en:Booka Shade|Booka Shade]])
*[[Wataru Kokei]]
*[[Yuki Ohtsuka]] ([[Molecule Plane]])
*[[角出拓生]]
*[[角出拓生]]
*[[黒魔]] ([[Chroma]])
*[[坂本龍一]]
*[[テイ・トウワ]]
*[[テイ・トウワ]]
*[[藤巻浩]]
*[[長月秋霖]]


== 脚注 ==
== 脚注 ==
261行目: 336行目:
*[https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/reaktor-6/ REAKTOR6] 公式サイト(日本語)
*[https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/reaktor-6/ REAKTOR6] 公式サイト(日本語)
*[https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/reaktor-6-player/ REAKTOR6PLAYER] 公式サイト(日本語)
*[https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/reaktor-6-player/ REAKTOR6PLAYER] 公式サイト(日本語)
*[http://niru.jp/ Native Instruments REAKTOR Users Japan] 有志によるREAKTORポータルサイト(日本語)
*<del>[http://niru.jp/ Native Instruments REAKTOR Users Japan] 有志によるREAKTORポータルサイト(日本語)</del><ins> 閉鎖</ins>


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[[Category:音楽ソフトウェア]]
[[Category:音楽ソフトウェア]]
[[Category:音声処理ソフト]]
[[Category:音声処理ソフト]]
[[Category:1996年のソフトウェア]]
[[Category:1996年のソフトウェア]]
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2024年3月8日 (金) 15:51時点における最新版

REAKTOR
開発元 Native Instruments
初版 1996年
最新版
6.4.3(2021年9月14日
対応OS Windows, macOS
プラットフォーム クロスプラットフォーム
ライセンス プロプライエタリソフトウェア
公式サイト Produkte
テンプレートを表示

Reaktor(リアクター)は、ネイティヴ インストゥルメンツ社が開発している、主として音の生成や、音響合成音響効果といったフィルタなどを、グラフィカルな統合環境でモジュールを組み合わせるなどしてビジュアルに構成できるソフトウェアである。これらの処理は信号処理であり、ある種の数式処理系であるともいえる。

概要

[編集]

シンセサイザーサンプラードラムマシンエフェクターシーケンサーなど、設計次第では音響合成以外の用途のソフトウェアも構成できる。古典的なシンセサイザーの再現や新鋭の音響生成機器など、様々な設定が予め組み込まれている。これに加え、2000以上にのぼる無償のソフトウェアシンセサイザーを User Library からダウンロードすることもできる。一部を除くほとんどのプログラムを、利用者が細部に渡って解析・改変できる。

歴史

[編集]

1994年、Stephan Schmittがベルリンのホームオフィスで開発を始める[1]

1996年、GENERATOR Version 0.96という名で、Native Instruments社の1stプロダクトとしてリリースされた。この時点ではレイテンシの操作などの為に独自開発の専用サウンドカードが必要であった。

1998年、Windows環境下での標準的なサウンドカードを使用できるように再設計されたGENERATOR Version 1.5をリリース。

1999年、製品名をREAKTOR(別名 Generator/Transformator)と改め、Windows及びMacintosh用にVersion 2をリリース。新機能としてフィルタ及びエンベロープの統合されたリアルタイム表示とグラニュラーシンセシスが搭載された。

2000年VST、DirectConnect(Digidesign Pro Tools用)、MAS(Mark of the Unicorn Digital Performer用)、DirectX形式のプラグインをサポートしたVersion 2.3をリリース。

2001年、オーディオエンジンとグラフィカルユーザインタフェースを再設計し、制御、データ管理に関するモジュールを追加したVersion 3をリリース。

2002年VSTパフォーマンスとサンプル処理の改善、WindowsMacintosh間での互換性を向上したVersion 3.5をリリース

2003年、外部シーケンサを使用した際の安定性向上、ファクトリーライブラリの充実、グラフィカルユーザインタフェース及びVSTパフォーマンスの改善、Audio Unitsへの対応を行ったVersion 4をリリース。

2005年DSPを従来よりもより深いレベルで詳細に設計できるCOREテクノロジーを搭載、64bit環境に対応したVersion 5をリリース。また、同年リリースされたVersion 5.1では新しいCORE Cellモジュールや新たなファクトリープリセットの追加、バグ修正などが行われた。

2010年、Version 5.5をリリース。グラフィカルユーザインタフェースの改善、スタンドアローンモードでのフルスクリーン機能、サインバンクモジュール及びモーダルバンクモジュールの追加、サンプルマップエディターの改善、新たなファクトリープリセットの追加など大幅な改善、拡張が行われた。

2011年、Version 5.6をリリース。Windows及びMacOSの64bit環境に対応。画像モジュールのPng形式対応。キーボードショートカットの変更も行われた。

2012年、ワイヤデバッグモードの搭載と多くのバグフィックスを行ったVersion 5.7、及び、OSCに対応、合わせてOSC関連モジュールの追加、MIDI処理の改善、サンプルの管理、及びサンプラー関連モジュールの改善が行われたVersion 5.8をリリース。

2013年、Version 5.9をリリース。MACINE2.0ホストソフトウェアとの統合、Avid Pro Tools AAXプラグインのサポート、他各種バグの修正。

2015年、Ver6をリリース。新しい「Blocks」の導入により、ラックマウントスタイルのモジュラーシンセサイザーを模したビジュアルとパッチングを作成できるようになった。また、Primary、Core Macroのライブラリーの再設計により、サウンドクオリティの改善やCPU処理の効率化、グラフィカルユーザインタフェースの刷新により、視認性の向上や表示領域の有効利用ができるよう図られている。

2016年、Version 6.1をリリース。Ableton Link機能を搭載。対応デバイス、アプリケーションとのタイミング同期が容易となった。

2017年、Version 6.2をリリース。LogicMIDI FXに対応。その他Coreモジュール内QuickBusのコピー&ペーストの改善。 また、REAKTORとREAKTOR Player専用のサードパーティー製インストゥルメントを導入。Twisted ToolsTim ExileHeavyocityBlinksonic、Tonsturmの製品が第1弾のパートナーとして利用可能となった。

2018年、Version 6.2.2をリリース。非転置非線形サイレンキーフィルタ、レゾナンス-4で自己発信する8極ラダーフィルタ、6極および8極バターワースフィルタ、レゾナンス付き第2種バターワースフィルタ、ノッチ数を変更可能なフェイザー、バーバーポール/スルーゼロフェイザーフランジャー、ハーモニックフェイザー、非対称オーバードライブアンチエイリアス版非対称オーバードライブ、ビット/サンプルレートリダクション、コンプレッサー、テンポ/トランスポート位置に同期するLFOLFOツールキット、ゼロクロス検出イベント処理マクロの追加。クロスオーバーマクロ、シェルビングフィルタの再設計。ファイルブラウザがMacOS 10.13以降のAPFS形式でフォーマットされたディスクに対応。

2019年、Version6.3.0をリリース。Blocksフレームワークの全面的な見直しを行い、新しいRackファイルフォーマットを追加。これによりDAWセッションでのパッチの保存や、新たに追加されたRackモードにより、structure画面に移行せずともGUI上で各ブロックをパッチングできるようになった。この機能はReaktorの無償版である、ReaktorPlayerでも利用可能であり、無償版での音作りの自由度が大幅に改善した。しかし、GUIによるパッチングは6.3.0リリース時点で、Native Instruments公式製品と一部サードパーティー製品のみでの利用が可能となっている。また、Maschine、及び、Komplete KontrolのExtended viewでパネルのパッチを適用できるようになった。 6.3.0リリースと同時に23のBlocksと50以上のプリセットを備えたBlocks Plimes(Reaktorユーザーには無償提供。ReaktorPlayerへは有償で追加可能)、新しい無償製品であるKomplete StartとBlocks Baseもリリースされた。テキストモージュール用に新たなフォント「Roboto Condensed Light」が追加された。

2021年、Version6.4.2をリリース。macOS Big Surに対応。このバージョンより32bitバージョンは提供されない。
仮想モジュラー・エコシステムがNIコミュニティーに開かれ、Racks内でUser Blocksのパッチが可能となった。
また、User LibraryからのBlocksも、Racksモードでの使用、設定が可能になり、パネル正面でパッチ、プレイ、保存を容易に行えるようになった。
User Blockディレクトリ内に置かれているUser Blocksは、REAKTORブラウザーのLibraryタブから直接アクセスでき、Rack内の検索ボックスから検索ができる。
あわせてMASCHINE SequencerとNiji Drums モジュールもアップデートされ、Racksと正面パネルからのパッチングに対応した。[2]

REAKTORファクトリーライブラリ

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REAKTORファクトリーライブラリは、Native Instruments社が設計製作し、スタンドアローンの楽器として、またはリバースエンジニアリングの教育リソースとして使用できるさまざまなサウンドジェネレータやエフェクターである。

エフェクター

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  • Analogic Filter Box
  • Anima
  • Banaan Electrique
  • Classic Vocoder
  • Cyan
  • Echomania
  • EnFX
  • Fast FX
  • Flatblaster
  • Fusion Reflections
  • Grainstates FX
  • Longflow
  • Resochord
  • Space Master 2
  • SpaceMaster
  • Spring Tank
  • Two Knees Compressor

グルーブボックス

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  • Aerobic
  • GoBox
  • Krypt
  • L3
  • Limelite
  • Massive 1.1
  • Newscool
  • Random Step Shifter
  • Rhythmaker
  • Sinebeats 2
  • Splitter
  • Vectory

サンプラー

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  • BeatSlicer 2
  • Memory Drum 2
  • Grainstates SP
  • Travelizer
  • Lurker

シーケンスド シンセサイザー

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  • Akkord
  • Atmotion
  • BlueMatrix
  • Vierring
  • WaveWeaver

シーケンサー

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  • Spiral
  • SQ16
  • SQ8
  • SQ 8x8
  • SQ
  • SQX

サウンドジェネレーター

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  • Metaphysical Function
  • Skrewell
  • Space Drone

シンセサイザー

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  • 2-Osc
  • Carbon 2
  • Carbon
  • Equinoxe Deluxe
  • FM4
  • Gaugear
  • Green Matrix
  • Grobian
  • Junatik
  • Kaleidon
  • Lazerbass
  • Nanowave
  • Oki Computer 2
  • Photone
  • SoundSchool Analog
  • Steam Pipe 2
  • Steam Pipe
  • SubHarmonic
  • Sum Synth
  • Titan

REAKTOR Blocks

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REAKTOR BlocksはREAKTOR上でモジュラーシンセサイザーをパッチングするように、様々なBlocks(モジュラーシンセサイザーでは単体のモジュールに相当する)を組み立てて、シンセサイザーを構築するために提供されるモジュール群である。一定のコンセプトを持ち、デザインが統一されたいくつかのモジュールセットが標準で提供され、見た目にもモジュラーシンセサイザーのような雰囲気を醸し出している。また、直流信号を出力できるオーディオインターフェイスを使用することにより、CV/GATE方式で動作するモジュラーシンセサイザーなどと連携することもできる。

Bento Box

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  • VCA (AMP)
  • SVF (FLT)
  • Mix (MIX)
  • XFade (MIX)
  • ADSR Envelope (MOD)
  • LFO (MOD)
  • Oscillator (OSC)
  • CV Processor (PRO)
  • Sample & Hold (PRO)
  • 4 Mods (SEQ)
  • 8 Steps (SEQ)

Boutique

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  • Dual SKF (FLT)
  • Multiwave OSC (OSC)
  • OSC 5 (OSC)

Digilog

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  • Quantizer (PRO)
  • Clock Divider (PRO)

DRIVER

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  • DRIVER (EFX)

Kodiak

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  • Curve Sequencer (SEQ)
  • Duality Osc (OSC)
  • Flip Gen (OSC)
  • Morph Filter (FLT)
  • Shift Sequencer (SEQ)

Modern

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  • Paul Filter (FLT)
  • Comb Filter (FLT)

MONARK

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  • MONARK Filter (FLT)
  • MONARK ADS ENV (MOD)
  • MONARK Oscillator (OSC)

ROUNDS

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  • ROUNDS Delay (EFX)
  • ROUNDS Reverb (EFX)
  • ROUNDS LFO (MOD)

Util

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  • Scope (AUX)
  • Clock (INT)
  • Gates & Trigs (INT)
  • Macro Knobs (INT)
  • Macro Switches (INT)
  • MIDI Out (INT)
  • Note In (INT)
  • Pitch CV Out (INT)
  • Trig In (INT)
  • CV Mix (MIX)
  • Level Mono (MIX)
  • Level Stereo (MIX)
  • Mix 4 (MIX)

West Coast

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  • LPG (FLT)
  • CFG (MOD)
  • DWG (OSC)
  • XYS (SEQ)


関連製品

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内部構造の解析、変更ができないものの、REAKTOR上で動作する追加ライブラリがリリースされている。また、REAKTORを購入せずともこれらのライブラリを使用できるプラットフォームとして、機能の限定されたREAKTOR6PLAYERも無償公開されている。

シンセサイザー

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ドラム・パーカッション

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エフェクター

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動作環境

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スタンドアローン動作では、Windows環境下でASIO、WASAPI、MacOS環境下でASIO、Core Audioに対応。その他、DAWなどのプラグインとしてVST、Audio Units、AAX Nativeに対応。

競合ソフトウェア

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グラフィカルではないが音響信号処理をプログラム可能なソフトウェア

REAKTORを使用する主なアーティスト

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脚注

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  1. ^ big brain audio Stephan Schmitt” (英語). bigbrainaudio.com. 2014年9月27日閲覧。
  2. ^ https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/synths/reaktor-6/whats-new/ バージョン履歴情報

外部リンク

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