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『'''女の企業サスペンス・ホテルウーマン'''』（Hotel Woman）は、[[関西テレビ放送|関西テレビ]]が制作し、[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]で[[1991年]][[10月7日]]から[[12月23日]]まで放送された[[山崎洋子]]原作のテレビドラマ。
『'''女の企業サスペンス・ホテルウーマン'''』（Hotel Woman）は、[[関西テレビ放送|関西テレビ]]が制作し、[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]で[[1991年]][[10月7日]]から[[12月23日]]まで放送された[[山崎洋子]]原作のテレビドラマ。


放送時間は月曜22：00 - 22：54 (JST)。当時の月10ドラマは1[[クール (放送)|クール]]ごとにタイトルを付けながらも原則1回完結（[[オムニバス]]形式）のサスペンスシリーズを放送していたが、この作品では初めての試みとして1クールを通した連続物という形で放送した。
放送時間は月曜22：00 - 22：54 (JST)。当時の[[関西テレビ制作・月曜夜10時枠の連続ドラマ|月10ドラマ]]は1[[クール (放送)|クール]]ごとにタイトルを付けながらも原則1回完結（[[オムニバス]]形式）のサスペンスシリーズを放送していたが、この作品では初めての試みとして1クールを通した連続物という形で放送した。


続編として翌1992年9月28日に『'''ホテルウーマンスペシャル 神尾柊子のとても長い一日'''』と1994年1月1日に『'''華麗なる別れ!ホテルウーマン'94 執念の出産!宿命女の闘い'''』が放送された。
続編として翌1992年9月28日に『'''ホテルウーマンスペシャル 神尾柊子のとても長い一日'''』と1994年1月1日に『'''華麗なる別れ!ホテルウーマン'94 執念の出産!宿命女の闘い'''』が放送された。


== あらすじ ==
== あらすじ ==
神尾柊子はニューヨーク留学中のある日、恋人の白坂からの電話にただならぬ気配を感じ、急いで彼の元に向かうが間に合わず彼は自殺してしまう。その直後に柊子は白坂の子を身ごもっている事に気付く。柊子は未婚の母として生きる決心をすると同時にホテルウーマンを目指し、ホテルの採用試験を受ける。一方、柊子の恋人であった白坂の妻の火奈子は夫が生前に柊子と交際していた事を知り彼女に強い憎しみを持つ。
神尾柊子はニューヨーク留学中のある日、恋人の白坂からの電話にただならぬ気配を感じる。急いで駆けつけるが間に合わず、白坂は自殺してしまう。その直後に柊子は白坂の子を身ごもっている事に気付く。柊子は未婚の母として生きる決心をすると同時にホテルウーマンを目指し、ホテルの採用試験を受ける。一方、白坂の妻の火奈子は夫が生前に柊子と交際していた事を知り、彼女に強い憎しみを持つ。


== キャスト ==
== キャスト ==
===主人公===
*神尾柊子：[[沢口靖子]]
*神尾{{ruby|柊子|しゅうこ}}：[[沢口靖子]]
:白坂と交際していたが死別。その後は未婚の母として彼の子を育てながらホテルウーマンを目指す。
:白坂と交際していたが死別。その後は[[ニューヨーク]]で経営管理士の資格を取得し、帰国後はプラザタカトウに就職、未婚の母として彼の子の「始(はじめ)」を育てながらホテルウーマンを目指す。そしてニューヨークにいた頃に出会い恋人になった良一の妻・火奈子との企業戦争に打ち込む。
*白坂火奈子：[[秋野暢子]]
===柊子の周辺の人物===
:白坂の妻。柊子が夫と交際していた事を知り、彼女に強い憎しみを持つ。
*久間登喜子：[[高橋ひとみ]]
*久間登喜子：[[高橋ひとみ]]
:達郎の妻で、3人の子供の母。心が優しく、柊子を何かと励ます。
*長沢英一：[[内藤剛志]]
:プラザタカトウ支配人。
*白坂秋彦：[[菊池健一郎]]
*大森：[[榊原利彦]]
*美津子：[[上田亜矢子]]
*プラザタカトウ社長：[[庄司永建]]
*プラザタカトウ社員：[[大島蓉子]]
*久間達郎：[[新井康弘]]
*久間達郎：[[新井康弘]]
:白坂良一とは旧知の仲で、良一の悲報を聞いて動揺する。登喜子と共に柊子を見守る。
*井上主治医：[[船越英一郎]]
*神尾常子：[[野際陽子]]
*神尾常子：[[野際陽子]]
*白坂健二：[[片桐竜次]]
*井上祐介：[[船越英一郎]]
:柊子の子・始の主治医。柊子の立場を理解して励まし続けるが、そのうちに柊子に惹かれ始める。
:火奈子の兄。
===プラザタカトウ===
*[[山口健次]]
*長沢英一：[[内藤剛志]]
:プラザタカトウ企画部支配人。敏腕でタカトウのイベントなどを仕切る。
*大森清一：[[榊原利彦]]
*美津子：[[入絵加奈子|上田亜矢子]]
*プラザタカトウ社長：[[庄司永建]]
*プラザタカトウ社員：[[山口健次]]
===東京クイーンズホテル===
*白坂火奈子：[[秋野暢子]]
:白坂の妻。ライバルの東京クイーンズホテル社長。柊子が夫と交際していた事を知り、また夫の自殺の原因は柊子にあると思い込んで、彼女に強い憎しみを持つ。
*木邑雅之：[[片桐竜次]]
:火奈子の兄。東京クイーンズホテル取締役。
*白坂秋彦：[[菊池健一郎]]
:白坂の愛人との間に出来た長男。高校生。血縁のない火奈子から快く思われていない。
（出典：<ref name="tvguide911004">[[週刊TVガイド]] 1991年10月4日号 p.62 - 63 本作の記事</ref>）
===ゲスト===
;第1話
*白坂良一：[[田中健 (俳優)|田中健]]
:クイーンズホテルグループの重役で、柊子の恋人かつ火奈子の夫。[[ニューヨーク]]での事業失敗を苦に自殺する。
*小手川：[[大竹まこと]]
;第2話
*[[高田純次]]
*[[白川和子]]
;第3話
*[[小沢仁志]]
;第5話
*[[早川雄三]]
;第11話
*佐々岡：[[大島蓉子]]
:長沢の後任で企画室に異動。


== サウンドトラック ==
== サウンドトラック ==
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=== 主題歌 ===
=== 主題歌 ===
*[[B'z]]「[[ALONE]]」
*[[B'z]]「[[ALONE (B'zの曲)|ALONE]]」
*:作詞：[[稲葉浩志]]　作曲：[[松本孝弘]]　編曲：松本孝弘・[[明石昌夫]]
*:作詞：[[稲葉浩志]]　作曲：[[松本孝弘]]　編曲：松本孝弘・[[明石昌夫]]


=== 挿入歌 ===
=== 挿入歌 ===
*「[[Good-bye to you (曲)|Good-bye to you]]」[[栗林誠一郎]]
*「[[Good-bye to you (曲)|Good-bye to you]]」[[栗林誠一郎]]
*:作詞：[[高樹沙耶]]　作曲：[[栗林誠一郎]]　編曲：栗林誠一郎・[[明石昌夫]]
*「[[離したくはない]]」[[T-BOLAN]]
*「[[離したくはない]]」[[T-BOLAN]]
*:作詞、作曲：[[森友嵐士]]　編曲：[[西田昌史|西田魔阿思惟]]
*「[[寂しさは秋の色]]」[[WANDS]]
*「[[寂しさは秋の色]]」[[WANDS]]
*:作詞：[[上杉昇]]　作曲：[[栗林誠一郎]]　編曲：[[明石昌夫]]
*「きれいだと言ってくれた」[[宇徳敬子]]
*「[[砂時計_(アルバム)|きれいだと言ってくれた]]」[[宇徳敬子]]
*:作詞、作曲：[[川島だりあ]]　編曲：[[池田大介_(編曲家)|池田大輔]]
*「Hard to say good-bye」[[生沢佑一]]
*「Hard to say good-bye」[[生沢佑一]]
*:作詞：[[小田佳奈子]]　作曲：[[栗林誠一郎]]　編曲：[[明石昌夫]]
*「Stay」[[大黒摩季]]
*「[[STOP MOTION_(大黒摩季のアルバム)|Stay]]」[[大黒摩季|大黒摩記]]
*:作詞、作曲：[[大黒摩季|大黒摩記]]　編曲：[[明石昌夫]]


== スタッフ ==
== スタッフ ==
*製作：[[黒山忠久]]
* 製作：黒山忠久（関西テレビ）
*企画：[[元村武]]、[[岡林可典]]
* 企画：岡林可典（関西テレビ）、元村武（G・カンパニー）
*プロデュース：[[見留多佳城]]、[[井上由紀]]、[[小川誠]]
* プロデュース：[[小川誠]]（関西テレビ）、見留多佳城（G・カンパニー）、井上由紀（G・カンパニー）
*原作：山崎洋子
* 原作：山崎洋子 -[[毎日新聞社]]・刊-
*脚本：[[西岡琢也]]
* 脚本：[[西岡琢也]]
*音楽：[[寺尾広]]
* 音楽：[[寺尾広]]
* 撮影：大石裕久
*選曲：[[合田豊]]
* SW：三浦孝夫
*技術協力：[[ビデオフォーカス]]
* 照明：生形浩司
*撮影協力：[[高輪プリンスホテル]]、[[新高輪プリンスホテル]]、[[赤坂プリンスホテル]]
* VE：阪上忠雄
*車輌協力：[[近鉄モータース]]
* 録音：新川昌史
*スタジオ：[[東映東京撮影所|東映ビデオスタジオ]]
* 編集：宮崎清春、朝原正志
*監督：[[和泉聖治]]（第1話）、[[中野昌宏]]（第2話）、[[花堂純次]]
* EED：白水孝幸
*制作：[[G・カンパニー]]、[[関西テレビ放送|関西テレビ]]
* 選曲：[[合田豊]]
* 効果：宮田音響
* MA：井上学
* 美術：宮崎もりひろ
* 美術進行：泉佳子
* 装置：紀和美建
* 装飾：[[東京美工]]
* 衣裳：東京衣裳
* スタイリスト：Cコーポレーション
* メイク：ストロベリーキッズ
* スチール：スタジオかつむら
* 車輌：マエダオート
* 助監督：畠山典久
* 記録：磯野友佳惠
* 制作主任：永谷啓一、松岡利光
* 取材：吉村一風
* プロデューサー補：桜井貴浩
* 広報担当：久保秀人（関西テレビ）
* 技術協力：[[ビデオフォーカス]]
* 撮影協力：[[高輪プリンスホテル]]、[[新高輪プリンスホテル]]、[[赤坂プリンスホテル]]
* 車輌協力：[[近鉄モータース]]
* スタジオ：[[東映東京撮影所|東映ビデオスタジオ]]
* 監督
**[[和泉聖治]] （第1話）
**[[中野昌宏 (テレビディレクター)|中野昌宏]] （第2 - 4話、第6 - 7話、第10 - 11話）
**[[花堂純次]] （第5話、第8 - 9話）
* 制作：[[関西テレビ放送|関西テレビ]]、[[G・カンパニー]]

== 脚注 ==
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2024年3月9日 (土) 12:48時点における最新版

『女の企業サスペンス・ホテルウーマン』（Hotel Woman）は、関西テレビが制作し、フジテレビ系列で1991年10月7日から12月23日まで放送された山崎洋子原作のテレビドラマ。

放送時間は月曜22：00 - 22：54 (JST)。当時の月10ドラマは1クールごとにタイトルを付けながらも原則1回完結（オムニバス形式）のサスペンスシリーズを放送していたが、この作品では初めての試みとして1クールを通した連続物という形で放送した。

続編として翌1992年9月28日に『ホテルウーマンスペシャル 神尾柊子のとても長い一日』と1994年1月1日に『華麗なる別れ!ホテルウーマン'94 執念の出産!宿命女の闘い』が放送された。

あらすじ[編集]

神尾柊子はニューヨーク留学中のある日、恋人の白坂からの電話にただならぬ気配を感じる。急いで駆けつけるが間に合わず、白坂は自殺してしまう。その直後に柊子は白坂の子を身ごもっている事に気付く。柊子は未婚の母として生きる決心をすると同時にホテルウーマンを目指し、ホテルの採用試験を受ける。一方、白坂の妻の火奈子は夫が生前に柊子と交際していた事を知り、彼女に強い憎しみを持つ。

キャスト[編集]

主人公[編集]

  • 神尾柊子（しゅうこ）：沢口靖子
白坂と交際していたが死別。その後はニューヨークで経営管理士の資格を取得し、帰国後はプラザタカトウに就職、未婚の母として彼の子の「始(はじめ)」を育てながらホテルウーマンを目指す。そしてニューヨークにいた頃に出会い恋人になった良一の妻・火奈子との企業戦争に打ち込む。

柊子の周辺の人物[編集]

達郎の妻で、3人の子供の母。心が優しく、柊子を何かと励ます。
白坂良一とは旧知の仲で、良一の悲報を聞いて動揺する。登喜子と共に柊子を見守る。
柊子の子・始の主治医。柊子の立場を理解して励まし続けるが、そのうちに柊子に惹かれ始める。

プラザタカトウ[編集]

プラザタカトウ企画部支配人。敏腕でタカトウのイベントなどを仕切る。

東京クイーンズホテル[編集]

白坂の妻。ライバルの東京クイーンズホテル社長。柊子が夫と交際していた事を知り、また夫の自殺の原因は柊子にあると思い込んで、彼女に強い憎しみを持つ。
火奈子の兄。東京クイーンズホテル取締役。
白坂の愛人との間に出来た長男。高校生。血縁のない火奈子から快く思われていない。

（出典：[1]）

ゲスト[編集]

第1話
クイーンズホテルグループの重役で、柊子の恋人かつ火奈子の夫。ニューヨークでの事業失敗を苦に自殺する。
第2話
第3話
第5話
第11話
長沢の後任で企画室に異動。

サウンドトラック[編集]

すべて『ホテルウーマン オリジナルサウンドトラック』に収録。

主題歌[編集]

挿入歌[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 週刊TVガイド 1991年10月4日号 p.62 - 63 本作の記事
関西テレビ・フジテレビ系 月曜22:00枠
前番組 番組名 次番組
ホテルウーマン
恐怖配達人・小池真理子サスペンス
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