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'''邦字新聞'''（ほうじしんぶん）は、[[日本語]]の[[新聞]]の意味、通常 "日本以外の世界各国で発刊されている日本語新聞" を指す。
'''邦字新聞'''（ほうじしんぶん）、もしくは'''邦字紙'''（ほうじし）は、広義では[[日本語]]の[[新聞]]を意味するが、通常は "日本以外の世界各国で発刊されている日本語新聞" を指す言葉である。

[[日系人]]の[[高齢化]]に伴う日本語人口の先細りなどにより、海外で発行されている邦字紙は減少傾向にある<ref>{{Cite web |title=米ハワイで唯一の邦字紙廃刊へ 12月7日、コロナ禍打撃 |url=https://www.sankei.com/article/20231107-2QRVMEOEVNNRNGXNPAANQMP7HI/ |website=産経新聞 |access-date=2024-03-12 |date=2023-11-07}}</ref>。

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== 概要 ==
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海外初の邦字新聞は、[[1886年]]の[[サンフランシスコ]]の「'''しののめ'''」とされる<ref>[{{NDLDC|1920367/208}} 桑港の邦字新聞]『新聞集成明治編年史. 第六卷』 (林泉社, 1940)</ref>。[[1887年]]には、同じくサンフランシスコで「'''新日本'''」が刊行された<ref>[{{NDLDC|1920367/517}} 桑港邦字新聞「新日本」]『新聞集成明治編年史. 第六卷』 (林泉社, 1940)</ref>。同紙の日本での発売は、1888年の[[出版条例]]（17条）により禁止された<ref>[{{NDLDC|1920380/28}} 桑港の「新日本」]『新聞集成明治編年史. 第七卷』 (林泉社, 1940)</ref>。

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組合としては[http://www.jadesas.or.jp/shinbun/index.html 海外日系新聞協会]があり、世界の邦字紙26社が加盟し、海外日系新聞協会賞及を運営している。海外日系新聞等（日本国以外の諸国にある日本語等による新聞その他の刊行物、放送、通信等をいう）の事業を行うものの健全な発展を通じて、国際理解の促進を図り、あわせて会員相互の親睦と共通の利益を守るのが目的。


== アジア ==
== アジア ==
* [[バンコク週報]] [http://www.bangkokshuho.com/ 公式サイト]、[[タイ王国|タイ]]
* [[バンコク週報]] [http://www.bangkokshuho.com/ 公式サイト]、[[タイ王国|タイ]]
* [[南国新聞]] [http://www.nangoku.com.my/ 公式サイト]、[[マレーシア]]、日本、[[タブロイド]]判
* [[南国新聞]] [http://www.nangoku.com.my/ 公式サイト]、[[マレーシア]]、日本、[[タブロイド]]判
* [[日馬プレス]] [http://www.nichimapress.com/ 公式サイト]、マレーシア、月2回発行、
* [[日馬プレス]] [http://www.nichimapress.com/ 公式サイト]、マレーシア、月2回発行
* [[星日報]] [http://www.shinnichi.com.sg/ 公式サイト]、[[シンガポール]]
* [[星日報]] [http://www.shinnichi.com.sg/ 公式サイト]、[[シンガポール]]
* [[じゃかるた新聞]] [http://www.jakartashimbun.com/index.html 公式サイト]、[[インドネシア]]
* [[じゃかるた新聞]] [http://www.jakartashimbun.com/index.html 公式サイト]、[[インドネシア]]
* {{仮リンク|香港ポスト|en|Hong Kong Post (newspaper)}} [http://www.hkpost.com.hk/ 公式サイト]、[[香港]]初の日本語新聞として、[[1987年]]6月創刊、毎週金曜日発行、タブロイド判（通常20ページ）
* [[香港ポスト]] [http://www.hkpost.com.hk/ 公式サイト]、[[香港]]初の日本語新聞として、[[1987年]]6月創刊、毎週金曜日発行、タブロイド判（通常20ページ）
* [[ラスメイカンプチア新聞]] [http://www.locomo.org/cambodia/news/ 公式サイト]、[[カンボジア]]
* [[ラスメイカンプチア新聞]] [http://www.locomo.org/cambodia/news/ 公式サイト]、[[カンボジア]]
* [[日刊まにら新聞]] [http://www.manila-shimbun.com/ 公式サイト]、[[フィリピン]]
* [[日刊まにら新聞]] [http://www.manila-shimbun.com/ 公式サイト]、[[フィリピン]]、2021年12月に廃刊し、ウェブ配信に移行した<ref>{{Cite web|和書|title=「まにら新聞」印刷廃止 フィリピン邦字紙、部数減で|url=https://web.archive.org/web/20211221070404/https://www.jiji.com/jc/article?k=2021122100766&g=int|website=時事通信|accessdate=2021-12-22|date=2021-12-21}}</ref>。
* [[VIETJO ベトジョー]] [http://www.viet-jo.com/ 公式サイト]、[[ベトナム]]
* [[VIETJO ベトジョー]] [http://www.viet-jo.com/ 公式サイト]、[[ベトナム]]
* [[The Watch]] [http://www.thewatch.com/ 公式サイト]、[[ベトナム]]
* [[The Watch]] [http://www.thewatch.com/ 公式サイト]、[[ベトナム]]
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== オセアニア ==
== オセアニア ==
* [[日豪プレス]], [http://nichigopress.jp/ NICHIGO ONLINE]、[[オーストラリア]]、全国版、、[[クイーンズランド州|クイーンズランド]]版、月刊。
* [[日豪プレス]] [http://nichigopress.jp/ NICHIGO ONLINE]、[[オーストラリア]]、全国版、[[クイーンズランド州|クイーンズランド]]版、月刊。
* [http://www.southerncrosstimes.com/ サザンクロスタイムス]、クイーンズランド州、月刊。
* [http://www.southerncrosstimes.com/ サザンクロスタイムス]、クイーンズランド州、月刊。
* [http://www.info-m-jenta.com/ 週刊ジェンタ]、[[シドニー]]、毎週金曜日発刊、タブロイド。
* [http://www.info-m-jenta.com/ 週刊ジェンタ]、[[シドニー]]、毎週金曜日発刊、タブロイド。
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== 北米 ==
== 北米 ==
=== アメリカ合衆国 ===
=== アメリカ ===
* [[羅府新報]] [http://www.rafu.com/ 公式サイト] [[ロサンゼルス]]にて火、水、木、土発行、米国内で最多の発行部数（平均45,000部発刊）の日系新聞、[[1903年]]創刊
* [[羅府新報]] [http://www.rafu.com/ 公式サイト] [[ロサンゼルス]]にて火、水、木、土発行、米国内で最多の発行部数（平均45,000部発刊）の日系新聞、[[1903年]]創刊。
* [[ハワイ報知|ハワイ報知社]] [http://www3.shizuokaonline.com/hawaii/ 公式サイト]、日刊、[[ホノルル]]、[[1912年]]創刊、日本語日刊紙、週6日発行
* [[ハワイ報知|ハワイ報知社]] [http://www3.shizuokaonline.com/hawaii/ 公式サイト]、日刊、[[ホノルル]]、[[1912年]]創刊、日本語日刊紙、週6日発行。[[2023年]]休刊。
* [http://www.ocsworld.com/ OCSニュース] [[ニューヨーク]]
* [http://www.ocsworld.com/ OCSニュース] [[ニューヨーク]]
* [[日米タイムズ]] [http://www.nichibeitimes.com/ 公式サイト] [[1946年]]創立、日英2カ国語、北[[カリフォルニア州]]、火、木、土発行、大判10ページ
* [[日米タイムズ]] [http://www.nichibeitimes.com/ 公式サイト] [[1946年]]創立、日英2か国語、北[[カリフォルニア州]]、火、木、土発行、大判10ページ。
* [[北米毎日新聞]] [http://www.hokubei.com/ 公式サイト] [[1948年]][[2月19日]]創刊、2009年10月30日付で休刊。[[サンフランシスコ]]、8ページ（日本語 : 6ページ、英語 : 2ページ）、週5日発行
* [[北米毎日新聞]] [http://www.hokubei.com/ 公式サイト] [[1948年]][[2月19日]]創刊、2009年10月30日付で休刊。[[サンフランシスコ]]、8ページ（日本語 : 6ページ、英語 : 2ページ）、週5日発行。
* [[北米報知]]　公式サイトhttp://www.napost.com/home_j.html、[[シアトル]]、週1回発行、北米最初の日系新聞として前身の北米時事が1902年に設立される。
* [[北米報知]] [http://www.napost.com/home_j.html 公式サイト] [[シアトル]]、週1回発行、北米最初の日系新聞として前身の北米時事が1902年に設立される。
* [[日刊サン]] ロサンゼルスとハワイで週6日発行、ニューヨークで週3日発行、いずれも無料。
* [[日刊サン]] ロサンゼルスで週6日発行、ニューヨークで週3日発行、[[無料新聞]]。
* ロッキーマウンテン時報：[[コロラド]]、2007年2月で廃刊。現在はオンライン情報のみ。[http://www.coloradojijo.com/]
* ロッキーマウンテン時報：[[コロラド州|コロラド]]、2007年2月で廃刊。現在はオンライン情報のみ。[http://www.coloradojijo.com/]
*[https://jweeklyusa.com J weekly] サンフランシスコ・ベイエリアの日系フリーペパー（毎週金曜日発行）https://jweeklyusa.com
* [https://jweeklyusa.com J weekly] サンフランシスコ・ベイエリアの日系フリーペパー（毎週金曜日発行）。


=== カナダ ===
=== カナダ ===
* [[大陸日報]] [[1907年]]創刊、1941年頃休刊。
* [[大陸日報]]：[[1907年]]創刊、1941年頃休刊。
* [[ニューカナディアン]] [[1938年]]創刊、2001年廃刊。[[バンクーバー (ブリティッシュコロンビア州)|バンクーバー]] のち [[トロント]]
* [[ニューカナディアン]]：[[1938年]]創刊、2001年廃刊。[[バンクーバー (ブリティッシュコロンビア州)|バンクーバー]]のち[[トロント]]
* [[バンクーバー新報]]、[[1978年]]創刊 バンクーバー
* [[バンクーバー新報]]：[[1978年]]創刊、2020年4月30日付で廃刊。現在はWEBサイトにて情報提供をしている。バンクーバー
* [http://www.e-nikka.ca/ 日加タイムス] 1979年10月創刊、2008年12月で廃刊。現在はオンラインの「e-Nikka」として運営。トロント
* [[日加タイムス]]：1979年10月創刊、2008年12月で廃刊。後にオンラインの「e-Nikka」として運営されるも終了。トロント
* [http://www.canadajournal.com/ カナダジャーナル] [[1981年]]創刊、2005年12月で廃刊。現在は旅行・留学手続代行会社となる。バンクーバー
* [http://www.canadajournal.com/ カナダジャーナル]：[[1981年]]創刊、2005年12月で廃刊。現在は旅行・留学手続代行会社となる。バンクーバー
* アドバルーン [[1985年]]創刊、2003年廃刊。毎月1,15日発行であった。バンクーバー
* アドバルーン：[[1985年]]創刊、2003年廃刊。毎月1、15日発行であった。バンクーバー
* [https://www.oopsweb.com Oops! Japanese Magazine]：[[1998年]]8月創刊。月刊。2020年5月から7月号までは[[新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)|新型コロナウイルスの影響]]のため休刊。バンクーバー。カナダで現存する唯一の邦字紙。前述のバンクーバー新報廃刊後は、同紙を継承した形で日系文化センターなどの日系人関連団体や、日本総領事館からのお知らせを掲載するようになった。
* [https://www.oopsweb.com Oops! Japanese Magazine] [[1998年]]8月創刊。 バンクーバー
* [http://www.bitslounge.com/ Bits] [[2002年]]創刊、2018年6月で廃刊。トロント　本紙の廃刊で同地から邦字紙が消滅する。
* Bits：[[2002年]]創刊、2018年6月で廃刊。トロント。本紙の廃刊で同地から邦字紙が消滅する。


== 中南米 ==
== ラテン・アメリカ ==
=== ブラジル ===
=== ブラジル ===
* [[ブラジル日報]]：ブラジルの非営利団体「ブラジル日報協会」が発刊する邦字紙。2022年1月創刊。火～土曜日週５日刊行。姉妹紙にポルトガル語新聞「[https://nipponja.com.br/ Jornal Nippon Já]」がある。
*[[ニッケイ新聞]] [http://www.nikkeyshimbun.com.br/ HP]、サンパウロ市、大判、週5回発行。パウリスタ新聞（1947年1月1日創立）と日伯毎日新聞（1949年1月1日創立）が1998年3月に合併して設立された。海外日系新聞放送協会賞など受賞多数。通常8ページから12ページ（曜日により）。日本在住者向け無料メールマガジンも運営しているほか、『海を渡ったサムライたち』（邦字紙記者が見たブラジル日系社会、幻冬舎ルネッサンス）などの日本語書籍も発行している。
* [http://www.nippobrasil.jp/ ニッポ・ブラジル新聞]、[[1992年]]創刊、サンパウロ市[[ビラマリアーナ区]]、ブラジルの歴史、ブラジル日本移民史など ※同紙はポルトガル語新聞。ただし、一部紙面が日本語面となっている。
* [http://www.nippobrasil.jp/ ニッポ・ブラジル新聞]：[[1992年]]創刊、サンパウロ市[[ビラマリアーナ区]]、ブラジルの歴史、ブラジル日本移民史など ※同紙はポルトガル語新聞。ただし、一部紙面が日本語面となっている。
** Journal International Press (International Press Co.(IPC))と提携、IPCTV （テレビ）を開設
** Journal International Press（International Press Co.(IPC)）と提携、IPCTV（テレビ）を開設。

====過去にあった邦字紙====
; 休刊・廃刊
* [[伯剌西爾時報]]：ブラジル。戦前、戦後直後に発刊された新聞。
* [[伯剌西爾時報]]：ブラジル。戦前、戦後直後に発刊された新聞。
* [[聖州新報]]：ブラジル。戦前の新聞。
* [[聖州新報]]：ブラジル。戦前の新聞。
* [[朝日新聞]]：ブラジル。戦前の新聞。
* [[朝日新聞 (ブラジル)|朝日新聞]]：ブラジル。戦前の新聞。
* [[週刊南米]]：ブラジル。戦前の新聞。
* [[週刊南米]]：ブラジル。戦前の新聞。
* [[昭和新聞]]：ブラジル。戦後直後の新聞。
* [[昭和新聞]]：ブラジル。戦後直後の新聞。
* [[ブラジル中外新聞]]：ブラジル。戦後直後の新聞。
* [[ブラジル中外新聞]]：ブラジル。戦後直後の新聞。
* [[アサイ新聞]]：ブラジル。戦後直後の新聞。
* [[アサイ新聞]]：ブラジル。戦後直後の新聞。
* パウリスタ新聞：ブラジル。日伯毎日新聞と統合しニッケイ新聞になる。
* [[パウリスタ新聞]]：ブラジル。日伯毎日新聞と統合しニッケイ新聞になる。
* 日伯毎日新聞：ブラジル。パウリスタ新聞と統合しニッケイ新聞になる。　
* [[日伯毎日新聞]]：ブラジル。パウリスタ新聞と統合しニッケイ新聞になる。　
*[[サンパウロ新聞]] [[サンパウロ市]]、[[1946年]][[10月12日]]創刊、第25回[[菊池寛賞]]受賞（1977年）、日刊（週5回発行）、大判、通常10ページ（2ページ；[[ポルトガル語]]）
* [[サンパウロ新聞]]：[[サンパウロ市]]、[[1946年]][[10月12日]]創刊、第25回[[菊池寛賞]]受賞（1977年）、日刊（週5回発行）、大判、通常10ページ（2ページ、[[ポルトガル語]]）
* [[ニッケイ新聞]]：サンパウロ市、パウリスタ新聞と日伯毎日新聞が1998年3月に合併して設立された。日本在住者向け無料メールマガジンの運営や日本語書籍の発行も行っていた。2021年12月18日付で廃刊<ref>{{Cite news| url = https://www.nikkeyshimbun.jp/2021/211118-21colonia.html | title =■社告■＝本紙年内廃刊のお知らせ＝ニッケイ新聞社長　高木ラウル | newspaper = ニッケイ新聞 | date = 2021-11-18 | accessdate = 2021-12-26 }}</ref><ref>{{Cite news| url = https://www.nikkeyshimbun.jp/2021/211218-22colonia.html | title = ■記者の目■さようなら、ニッケイ新聞！＝日本語文化圏があるところに邦字紙 | newspaper = ニッケイ新聞 | date = 2021-12-18 | accessdate = 2021-12-26 }}</ref>。


=== パラグアイ ===
=== パラグアイ ===
* [http://nikkeijournal.blog39.fc2.com/ 日系ジャーナル]。[[アスンシオン]]、[[1980年]][[4月1日]]創刊。主筆兼代表・[[ミチオ高倉]][http://saketobara.blog50.fc2.com （酒とバラのパラグアイな日々）]月2回（15日・30日）発刊、タブロイド
* [http://nikkeijournal.blog39.fc2.com/ 日系ジャーナル] - [[アスンシオン]]、[[1980年]][[4月1日]]創刊。主筆兼代表・[[ミチオ高倉]][http://saketobara.blog50.fc2.com （酒とバラのパラグアイな日々）] 月2回（15日・30日）発刊、タブロイド


=== アルゼンチン ===
=== アルゼンチン ===
* らぷらた報知 [[ブエノス・アイレス]]、[[1967年]]創刊
* らぷらた報知 - [[ブエノス・アイレス]]、[[1967年]]創刊

====過去にあった邦字紙====
* 亜国日報：アルゼンチン。1991年廃刊。
=== ペルー ===
=== ペルー ===
* ペルー新報 [[リマ]]、[[1950年]]創刊、日刊（週6回発行）、大判、通常8ページ（2ページ；日本語）
* ペルー新報 - [[リマ]]、[[1950年]]創刊、日刊（週6回発行）、大判、通常8ページ（2ページ、日本語）[http://www.perushimpo.com/]。
http://www.perushimpo.com/


== ヨーロッパ ==
== ヨーロッパ ==
===欧州地域===
====過去にあった邦字紙====
* The Japan Weekly Mail：[[1870年]]-[[1917年]]発刊、[[英語]]、[[西ヨーロッパ|西欧]]に日本の情報を発信
=== フランス ===
=== フランス ===
* [[ル・モンド・ディプロマティーク]] [http://www.diplo.jp/ 日本語版]
* [[ル・モンド・ディプロマティーク]] - [http://www.diplo.jp/ 日本語版]
* [[OVNI]]、[[1979年]]創刊、[[パリ]]で月2回（1日・15日）発行。日本語14頁、仏語2頁、タブロイド全16頁。発行部数60,000部を誇る。かつて「イリフネ・デフネ」と言う紙名だった。[http://www.ilyfunet.com/]
* [[OVNI]] - [[1979年]]創刊、[[パリ]]で月2回（1日・15日）発行。日本語14頁、仏語2頁、タブロイド全16頁。発行部数60,000部を誇る。かつて「イリフネ・デフネ」と言う紙名だった[http://www.ilyfunet.com/]。


== 組合 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
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* 海外日系新聞協会[http://www.jadesas.or.jp/shinbun/index.html] — 世界の邦字紙26社が加盟、海外日系新聞協会賞及を運営。海外日系新聞等（日本国以外の諸国にある日本語等による新聞その他の刊行物、放送、通信等をいう）の事業を行うものの健全な発展 を通じて、国際理解の促進を図り、あわせて会員相互の親睦と共通の利益を守るのが目的。
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== 歴史 ==
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海外初の邦字新聞は、[[1886年]]の[[サンフランシスコ]]の「しののめ」とされる<ref>[{{NDLDC|1920367/208}} 桑港の邦字新聞]『新聞集成明治編年史. 第六卷』 (林泉社, 1940) </ref>。1887年には、同じくサンフランシスコで「新日本」が刊行された<ref>[{{NDLDC|1920367/517}} 桑港邦字新聞「新日本」]『新聞集成明治編年史. 第六卷』 (林泉社, 1940) </ref>。同紙の日本での発売は1888年の出版条例（17条）により禁止された<ref>[{{NDLDC|1920380/28}} 桑港の「新日本」]『新聞集成明治編年史. 第七卷』 (林泉社, 1940) </ref>。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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* [[ふるさとの風]]
* [[ふるさとの風]]
* [[日本語放送]]
* [[日本語放送]]
* [[AGジャパニーズマガジン]]

==脚注==
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{{Reflist}}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
105行目: 105行目:
* {{Wayback|url=http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/interview/In03100501.html |title=日系ジャーナルに関する記事 |date=20031211185351}}
* {{Wayback|url=http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/interview/In03100501.html |title=日系ジャーナルに関する記事 |date=20031211185351}}
* [http://www.world-freepaper.com 海外の日本語フリーペーパー] - 現地日本人向けのメディアを紹介
* [http://www.world-freepaper.com 海外の日本語フリーペーパー] - 現地日本人向けのメディアを紹介
* [http://hojishinbun.hoover.org/ スタンフォード大学フーヴァー研究所　邦字新聞デジタルコレクション]
* [http://hojishinbun.hoover.org/ スタンフォード大学フーヴァー研究所 邦字新聞デジタルコレクション]

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2024年3月12日 (火) 06:43時点における版

邦字新聞（ほうじしんぶん）、もしくは邦字紙（ほうじし）は、広義では日本語の新聞を意味するが、通常は "日本以外の世界各国で発刊されている日本語新聞" を指す言葉である。

日系人の高齢化に伴う日本語人口の先細りなどにより、海外で発行されている邦字紙は減少傾向にある[1]。

概要

海外初の邦字新聞は、1886年のサンフランシスコの「しののめ」とされる[2]。1887年には、同じくサンフランシスコで「新日本」が刊行された[3]。同紙の日本での発売は、1888年の出版条例（17条）により禁止された[4]。

組合としては海外日系新聞協会があり、世界の邦字紙26社が加盟し、海外日系新聞協会賞及を運営している。海外日系新聞等（日本国以外の諸国にある日本語等による新聞その他の刊行物、放送、通信等をいう）の事業を行うものの健全な発展を通じて、国際理解の促進を図り、あわせて会員相互の親睦と共通の利益を守るのが目的。

アジア

オセアニア

北米

アメリカ

カナダ

  • 大陸日報：1907年創刊、1941年頃休刊。
  • ニューカナディアン：1938年創刊、2001年廃刊。バンクーバーのちトロント
  • バンクーバー新報：1978年創刊、2020年4月30日付で廃刊。現在はWEBサイトにて情報提供をしている。バンクーバー
  • 日加タイムス：1979年10月創刊、2008年12月で廃刊。後にオンラインの「e-Nikka」として運営されるも終了。トロント
  • カナダジャーナル：1981年創刊、2005年12月で廃刊。現在は旅行・留学手続代行会社となる。バンクーバー
  • アドバルーン：1985年創刊、2003年廃刊。毎月1、15日発行であった。バンクーバー
  • Oops! Japanese Magazine：1998年8月創刊。月刊。2020年5月から7月号までは新型コロナウイルスの影響のため休刊。バンクーバー。カナダで現存する唯一の邦字紙。前述のバンクーバー新報廃刊後は、同紙を継承した形で日系文化センターなどの日系人関連団体や、日本総領事館からのお知らせを掲載するようになった。
  • Bits：2002年創刊、2018年6月で廃刊。トロント。本紙の廃刊で同地から邦字紙が消滅する。

中南米

ブラジル

  • ブラジル日報：ブラジルの非営利団体「ブラジル日報協会」が発刊する邦字紙。2022年1月創刊。火～土曜日週５日刊行。姉妹紙にポルトガル語新聞「Jornal Nippon Já」がある。
  • ニッポ・ブラジル新聞：1992年創刊、サンパウロ市ビラマリアーナ区、ブラジルの歴史、ブラジル日本移民史など ※同紙はポルトガル語新聞。ただし、一部紙面が日本語面となっている。
    • Journal International Press（International Press Co.(IPC)）と提携、IPCTV（テレビ）を開設。
休刊・廃刊

パラグアイ

アルゼンチン

ペルー

  • ペルー新報 - リマ、1950年創刊、日刊（週6回発行）、大判、通常8ページ（2ページ、日本語）[2]。

ヨーロッパ

フランス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “米ハワイで唯一の邦字紙廃刊へ 12月7日、コロナ禍打撃”. 産経新聞 (2023年11月7日). 2024年3月12日閲覧。
  2. ^ 桑港の邦字新聞『新聞集成明治編年史. 第六卷』 (林泉社, 1940)
  3. ^ 桑港邦字新聞「新日本」『新聞集成明治編年史. 第六卷』 (林泉社, 1940)
  4. ^ 桑港の「新日本」『新聞集成明治編年史. 第七卷』 (林泉社, 1940)
  5. ^ “「まにら新聞」印刷廃止 フィリピン邦字紙、部数減で”. 時事通信 (2021年12月21日). 2021年12月22日閲覧。
  6. ^ “■社告■＝本紙年内廃刊のお知らせ＝ニッケイ新聞社長　高木ラウル”. ニッケイ新聞. (2021年11月18日). https://www.nikkeyshimbun.jp/2021/211118-21colonia.html 2021年12月26日閲覧。 
  7. ^ “■記者の目■さようなら、ニッケイ新聞！＝日本語文化圏があるところに邦字紙”. ニッケイ新聞. (2021年12月18日). https://www.nikkeyshimbun.jp/2021/211218-22colonia.html 2021年12月26日閲覧。 

関連項目

外部リンク

関連記事
出身地
アジア
東アジア
その他
北米
南米
ヨーロッパ
オセアニア
アフリカ
世代 (日系人)
海外渡航手続き
  • 在留届（海外に3か月以上滞在で提出義務あり）
  • たびレジ（3か月未満の旅行や出張など）
メディア
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