「崔永林」の版間の差分

崔永林
各種表記
チョソングル：	최영림
漢字：	崔永林 / 崔英林
発音：	チェ・ヨンリム
日本語読み：	さい・えいりん
ローマ字：	Choi Yŏunglim
英語表記：	Choi Young-lim
	テンプレートを表示

北朝鮮の政治家崔永林 최영림
生年月日	1929年11月20日（94歳）
出生地	日本統治下朝鮮、咸鏡北道
出身校	万景台革命学院; 金日成総合大学; モスクワ大学
所属政党	朝鮮労働党
称号	金日成勲章; 金正日勲章
子女	崔善姫
第4代内閣総理
内閣	崔永林内閣
在任期間	2010年6月7日 - 2013年4月1日
国防委員長	金正日; 金正恩（国防委員会第一委員長）
政務院副総理
内閣	延亨黙内閣; 第2次姜成山内閣
在任期間	1990年5月 - 1998年9月5日
国家主席	金日成; 金正日（事実上の元首）
金属工業部長
内閣	第2次姜成山内閣
在任期間	1992年12月 - 1998年9月5日
国家主席	金日成; 金正日（事実上の元首）
国家計画委員長
内閣	延亨黙内閣
在任期間	1990年5月 - 1992年12月
国家主席	金日成
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員
在任期間	2010年9月28日 - 2013年4月8日
朝鮮労働党総書記; 朝鮮労働党第一書記	金正日; 金正恩
	テンプレートを表示

履歴の双方向閲覧

← 古い編集

削除された内容追加された内容

ビジュアルウィキテキスト

インライン

2024年3月22日 (金) 16:39時点における最新版

崔永林（チェ・ヨンリム、1929年^[1]11月20日 - ）は、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の政治家。最高人民会議常任委員会名誉副委員長。内閣総理（首相に相当、第4代）や朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員を務めた。

崔英林と表記されることもある^[2]。崔善姫は長女（養女という説あり）。

略歴[編集]

日本統治時代に、咸鏡北道で生まれる。朝鮮民主主義人民共和国建国後、朝鮮戦争が始まった1950年 7月、朝鮮人民軍に入隊。戦後、万景台革命学院、金日成総合大学を卒業し、モスクワ大学へ留学して同大学も卒業した。

1956年、朝鮮労働党組織指導部の責任指導員として政治的キャリアを歩み始める。1970年以降は党中央委員会の課長、副部長、第一副部長、部長職を歴任。1980年には錦繍山議事堂（国家主席府）秘書室責任秘書（金日成国家主席の秘書室長）となり、同年10月の第6回党大会で党政治局員候補に選出される。

1990年5月の最高人民会議第9期第1回会議で、延亨黙内閣の政務院副総理（副首相）兼国家計画委員会委員長（大臣級）に選出。1992年12月、第2次姜成山内閣が発足すると、政務院副総理に再任され、金属工業部長（大臣）を兼務した。1998年9月に発足した洪成南内閣では中央検察所長に任命された。

2005年に最高人民会議常任委員会書記長^[3]、2009年7月には平壌直轄市党委員会の責任書記に就任。2010年 6月7日、最高人民会議第12期第3回会議で内閣総理に選出^[4]。同年9月28日に開催された第3回党代表者会議および中央委員会総会で政治局常務委員に選出された。

2013年4月1日に内閣総理を退任し、最高人民会議常任委員会名誉副委員長となった^[5]。同月8日の中央委員会政治局会議で政治局常務委員を退任した。

2019年3月に行われた最高人民会議第14期代議員選挙では推薦者リストに名前がないことが確認されている^[6]。

脚注[編集]

朝鮮民主主義人民共和国

先代: 金英逸

内閣総理: 2010年 - 2013年

次代: 朴奉珠

先代: 金潤赫

最高人民会議常任委員会書記長: 2005年 - 2009年

次代: 辺永立

先代: 2000年から空席
康賢洙

平壌直轄市党委員会責任書記: 2009年 - 2010年

次代: 文景徳

この項目は、政治家に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:政治学/PJ政治）。

[huanqiu20100608-1] “朝鲜换总理引猜测日媒：疑与货币改革有关” (中国語). 環球時報 (環球時報). (2010年6月8日) 2010年6月8日閲覧。

[2] Info-통일연구원^{[リンク切れ]}

[3] “最高人民会議書記長に辺氏　北朝鮮”. MSN産経ニュース (産経新聞). (2010年6月7日) 2010年6月7日閲覧。

[4] “北朝鮮が首相更迭、異例の最高人民会議開催”. YOMIURI ONLINE (読売新聞). (2010年6月7日) 2010年6月7日閲覧。

[5] “北朝鮮が最高人民会議開催　「経済通」の新首相任命”. 朝鮮日報. (2013年1月1日) 2013年4月2日閲覧。

[6] “北朝鮮代議員選挙結果を徹底分析!相次ぐ実力者らの意外な「落選」が判明! - Yahoo!ニュース” (日本語). Yahoo!ニュース 2019年6月2日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

@@ 2行目: / 2行目: @@
 |人名 =崔永林
 |各国語表記 = {{lang|kr|최영림}}
 |画像 =
 |画像説明 =
 |国略称 = {{PRK}}
 |生年月日 = {{生年月日と年齢|1929|11|20}}
-|出生地 = {{JPN1889}}、[[咸鏡北道 (日本統治時代)|咸鏡北道]]
+|出生地 = {{KOR1910}}、[[咸鏡北道 (日本統治時代)|咸鏡北道]]
 |没年月日 =
 |死没地 =
-|出身校 = [[金日成総合大学]]<br />[[モスクワ大学]]
+|出身校 = [[万景台革命学院]]<br>[[金日成総合大学]]<br />[[モスクワ大学]]
 |所属政党 = {{Flagicon|KWP}} [[朝鮮労働党]]
+|称号・勲章 = [[ファイル:Order of the Kim Il Sung June 2012.jpg|border|25px]][[金日成勲章]]<br>[[ファイル:Order of Kim Jong-il.jpg|border|25px]][[金正日勲章]]
-|称号・勲章 =
 |配偶者 =
+|子女 = [[崔善姫]]
 |サイン =
 |ウェブサイト =
@@ 22行目: / 23行目: @@
 |当選回数 =
 |就任日 = [[2010年]][[6月7日]]
-|退任日 =
+|退任日 = [[2013年]][[4月1日]]
 |退任理由 =
-|元首職 = [[朝鮮民主主義人民共和国国防委員会|国防委員長]]
+|元首職 = [[朝鮮民主主義人民共和国国防委員会#国防委員長|国防委員長]]
-|元首 = [[金正日]]
+|元首 = [[金正日]]<br />[[金正恩]]（国防委員会第一委員長）
 |国旗2 = PRK
 |職名2 = 政務院副総理
@@ 44行目: / 45行目: @@
 |退任日3 = [[1998年]][[9月5日]]
 |退任理由3 =
-|元首職3 =
+|元首職3 = 国家主席
+|元首3 = 金日成<br />金正日（事実上の元首）
-|元首3 =
 |国旗4 = PRK
 |職名4 = 国家計画委員長
@@ 54行目: / 55行目: @@
 |退任日4 = [[1992年]]12月
 |退任理由4 =
-|元首職4 =
+|元首職4 = 国家主席
-|元首4 =
+|元首4 = 金日成
+|国旗5 = KWP
+|職名5 = [[朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会|朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員]]
+|就任日5 = [[2010年]][[9月28日]]
+|退任日5 = [[2013年]][[4月8日]]
+|退任理由5 =
+|元首職5 = [[朝鮮労働党中央委員会総書記|朝鮮労働党総書記]]<br />[[朝鮮労働党中央委員会総書記|朝鮮労働党第一書記]]
+|元首5 = [[金正日]]<br />[[金正恩]]
 }}
 {{北朝鮮の人物
@@ 62行目: / 70行目: @@
 |picture=
 |caption=
-|hangeul= 최영림
 |hanja= 崔永林 / 崔英林
 |hiragana= さい・えいりん
 |katakana= チェ・ヨンリム
-|latin= Choe Yŏngrim
+|latin= Choi Yŏunglim
 |alphabet-type=
-|alphabet= Choe Yong-rim
+|alphabet= Choi Young-lim
 |hangeul-birthname=
 |hanja-birthname=
@@ 75行目: / 82行目: @@
 |latin-birthname=
 |alphabet-birthname=
+|chosŏn'gŭl=최영림}}
-}}
 '''崔 永林'''（チェ・ヨンリム、[[1929年]]<ref name=huanqiu20100608>{{cite news
 |url=http://world.huanqiu.com/roll/2010-06/846354.html
@@ 84行目: / 91行目: @@
 |date=2010-06-08
 |accessdate=2010-06-08
-}}</ref>[[11月20日]] - ）は[[朝鮮民主主義人民共和国]]（北朝鮮）の[[政治家]]。現在、第4代[[朝鮮民主主義人民共和国の首相|内閣総理]]（[[首相]]）、[[朝鮮労働党]]中央委員会政治局常務委員を務める。
+}}</ref>[[11月20日]] - ）は、[[朝鮮民主主義人民共和国|朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）]]の[[政治家]]。[[最高人民会議常任委員会]][[名誉委員長#朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会における名誉副委員長|名誉副委員長]]。[[朝鮮民主主義人民共和国の首相|内閣総理]]（[[首相]]に相当、第4代）や[[朝鮮労働党]][[朝鮮労働党中央委員会|中央委員会]][[朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会|政治局常務委員]]を務めた。
-'''崔英林'''と表記されることもある<ref>[http://nkinfo.kinu.or.kr/N_41/man/usr_viw.do?man_seq=147 nkInfo-통일연구원]</ref>。
+'''崔英林'''と表記されることもある<ref>[http://nkinfo.kinu.or.kr/N_41/man/usr_viw.do?man_seq=147 nkInfo-통일연구원]{{リンク切れ|date=2017年10月 |bot=InternetArchiveBot }}</ref>。[[崔善姫]]は長女（養女という説あり）。
 == 略歴 ==
-[[日本統治時代の朝鮮|日本統治時代]]に、[[咸鏡北道 (日本統治時代)|咸鏡北道]]で生まれる。朝鮮民主主義人民共和国建国後、[[朝鮮戦争]]が始まった[[1950年]]の7月、[[朝鮮人民軍]]に入隊。戦後、[[万景台革命学院]]、[[金日成総合大学]]を卒業し、[[モスクワ大学]]へ留学して同大学も卒業した。
+[[日本統治時代の朝鮮|日本統治時代]]に、[[咸鏡北道 (日本統治時代)|咸鏡北道]]で生まれる。朝鮮民主主義人民共和国建国後、[[朝鮮戦争]]が始まった[[1950年]][[7月]]、[[朝鮮人民軍]]に入隊。戦後、[[万景台革命学院]]、[[金日成総合大学]]を卒業し、[[モスクワ大学]]へ留学して同大学も卒業した。
-[[1956年]]、朝鮮労働党組織指導部の責任指導員として政治的キャリアを歩み始める。[[1970年]]以降は党中央委員会の課長、副部長、第一副部長、部長職を歴任。[[1980年]]には[[錦繍山記念宮殿|錦繍山議事堂]]（[[朝鮮民主主義人民共和国主席|国家主席]]府）秘書室責任秘書（[[金日成]]国家主席の秘書室長）となり、同年10月の第6回党大会で党政治局員候補に選出される。
+[[1956年]]、[[朝鮮労働党組織指導部]]の責任指導員として政治的キャリアを歩み始める。[[1970年]]以降は党中央委員会の課長、副部長、第一副部長、部長職を歴任。[[1980年]]には[[錦繍山太陽宮殿|錦繍山議事堂]]（[[朝鮮民主主義人民共和国主席|国家主席]]府）秘書室責任秘書（[[金日成]]国家主席の秘書室長）となり、同年10月の第6回党大会で党政治局員候補に選出される。
 [[1990年]]5月の最高人民会議第9期第1回会議で、[[延亨黙]]内閣の政務院副総理（副首相）兼国家計画委員会委員長（大臣級）に選出。[[1992年]]12月、第2次[[姜成山]]内閣が発足すると、政務院副総理に再任され、金属工業部長（大臣）を兼務した。[[1998年]]9月に発足した[[洪成南]]内閣では中央検察所長に任命された。
@@ 102行目: / 109行目: @@
 |date=2010-06-07
 |accessdate=2010-06-07
-}}</ref>、[[2009年]]7月には[[平壌市]]党委員会の責任書記に就任。[[2010年]][[6月7日]]、[[最高人民会議]]第12期第3回会議で内閣総理に選出<ref>{{cite news
+}}</ref>、[[2009年]]7月には[[平壌直轄市]]党委員会の責任書記に就任。[[2010年]][[6月7日]]、[[最高人民会議]]第12期第3回会議で内閣総理に選出<ref>{{cite news
-|url=http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100607-OYT1T00613.htm
+|url=https://web.archive.org/web/20100611025637/http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100607-OYT1T00613.htm
 |title=北朝鮮が首相更迭、異例の最高人民会議開催
 |work=YOMIURI ONLINE
@@ 109行目: / 116行目: @@
 |date=2010-06-07
 |accessdate=2010-06-07
-}}</ref>。同年[[9月28日]]に開催された第3回党代表者会議および中央委員会総会で政治局常務委員に選出された。
+}}</ref>。同年[[9月28日]]に開催された第3回党代表者会議および中央委員会総会で[[朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会|政治局常務委員]]に選出された。
+年4月1日に内閣総理を退任し、[[最高人民会議常任委員会]][[名誉委員長#朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会における名誉副委員長|名誉副委員長]]となった<ref>{{Cite news
+|url=http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/01/2013040102094.html
+|title=北朝鮮が最高人民会議開催　「経済通」の新首相任命
+|work=Chosun Online
+|newspaper=[[朝鮮日報]]
+|date=2013-01-01
+|accessdate=2013-04-02
+}}</ref>。同月8日の中央委員会政治局会議で政治局常務委員を退任した。
+[[2019年]]3月に行われた最高人民会議第14期代議員選挙では推薦者リストに名前がないことが確認されている<ref>{{Cite news|title=北朝鮮代議員選挙結果を徹底分析!相次ぐ実力者らの意外な「落選」が判明! - Yahoo!ニュース|date=|url=https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7acb579864384101c5d30b575a26ed62ad9a68cd|accessdate=2019-06-02|publication-date=|language=ja-JP|work=Yahoo!ニュース}}</ref>。
 == 脚注 ==
@@ 117行目: / 135行目: @@
 |-
 !　{{PRK2}}
-{{先代次代|[[朝鮮民主主義人民共和国の首相|内閣総理]]|[[2010年]] - |[[金英逸]]|現職}}
+{{先代次代|[[朝鮮民主主義人民共和国の首相|内閣総理]]|[[2010年]] - [[2013年]]|[[金英逸]]|[[朴奉珠]]}}
+{{先代次代|[[最高人民会議常任委員会]]書記長|[[2005年]] - [[2009年]]|[[金潤赫]]|[[辺永立]]}}
+{{先代次代|[[平壌直轄市]]党委員会責任書記|[[2009年]] - [[2010年]]|[[2000年]]から空席<br>[[康賢洙]]|[[文景徳]]}}
 |-
 |}
@@ 123行目: / 143行目: @@
 {{Politician-stub}}
-{{DEFAULTSORT:ちえ よんりむ}}
+{{DEFAULTSORT:ちえ よんにむ}}
-[[Category:北朝鮮の政治家]]
+[[Category:北朝鮮の首相]]
+[[Category:北朝鮮の副首相]]
+[[Category:咸鏡北道出身の人物]]
 [[Category:1929年生]]
 [[Category:存命人物]]
+[[Category:金日成総合大学出身の人物]]
+[[Category:モスクワ大学出身の人物]]
+[[Category:金日成勲章受章者]]
+[[Category:金正日勲章受章者]]