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「アンドレイ・グリアゼフ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
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{{雑多な内容の箇条書き|date=2010年8月}}
{{特殊文字|説明=[[Microsoftコードページ932]]（[[はしご高]]）}}
{{Infobox フィギュアスケート選手
{{Infobox フィギュアスケート選手
| 名前 = アンドレイ・グリアゼフ
| 名前 = アンドレイ・グリアゼフ
| ラテン文字 = Andrei Griazev
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| キャプション =
| キャプション = 2005年スケートカナダの練習中に
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| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1985|7|26}}
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| 身長 = 176 cm
| 身長 = 176 cm
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| コーチ = [[エレーナ・ボドレゾワ]]
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| 元コーチ = [[エレーナ・ブイアノワ]]<ref name="meikan" /><ref name="colors" /><br />[[タチアナ・タラソワ]]<ref name="meikan"/><ref name="colors"/><br />[[アレクセイ・ヤグディン]]<br />[[アレクセイ・ミーシン]]<ref name="meikan"/><br />[[タチアナ・ミーシナ]]<br />[[アンドレイ・キスルキン]]
| 元コーチ = [[アレクセイ・ミーシン]]
| 振付師 = [[タチアナ・タラソワ]]
| 振付師 = タチアナ・タラソワ<ref name="meikan"/><ref name="colors"/><br />[[アレクサンドル・ズーリン]]
| 所属 = CSKAモスクワ
| 所属 = [[CSKAモスクワ]]
| 引退 = 2009年
| 引退 = 2009年
| 合計 スコア = 206.13
| 合計 スコア = 206.13
| 合計 年 = [[ロシア杯|2007ロシア杯]]
| 合計 年 = [[2007年ロシア杯|2007 GPロシア杯]]
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| SP スコア = 71.00
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| FS スコア = 135.18
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{{MedalSport|[[フィギュアスケート]]}}
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'''アンドレイ・ヴラジーミロヴィチ・グリアゼフ'''（{{lang-ru|'''Андрей Владимирович Грязев'''}}<ref>{{lang-*-Latn|ru|Andrei Vladimirovich Griazev}}</ref>、[[1985年]][[7月26日]]<ref name="meikan">『フィギュアスケート選手名鑑 2006』新書館、2005年12月、p.99</ref> - ）は、[[ロシア]]の[[ペルミ]]出身の[[男性]][[フィギュアスケート]]選手（男子[[シングルスケーティング|シングル]]）。
{| class="infobox" style="width: 25em; cellpadding=4; font-size: 80%; text-align: center"

! colspan="4" style="background-color: #ffdead" | '''最近の結果:'''
[[2004年世界ジュニアフィギュアスケート選手権]]優勝。2007年[[ロシアフィギュアスケート選手権]]優勝。
|-
| ''大会名''
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| style="background-color: #ffffff; text-align: left" | [[NHK杯国際フィギュアスケート競技大会|NHK杯]]
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'''アンドレイ・ヴラジーミロヴィチ・グリアゼフ'''（{{lang-ru|'''Андрей Владимирович Грязев'''}}、{{Lang-la-tl|'''Andrei Vladimirovich Griazev'''}}、[[1985年]][[7月26日]] - ）は、[[ロシア]]の[[ペルミ]]出身の[[男性]][[フィギュアスケート]]選手。2004年[[世界ジュニアフィギュアスケート選手権|世界ジュニア選手権]]チャンピオン、2007年[[ロシアフィギュアスケート選手権|ロシア選手権]]チャンピオン。


== 経歴 ==
== 経歴 ==
[[1985年]][[7月26日]]、ロシアの[[ペルミ]]で生まれる<ref name="colors">斎藤貴子編『COLORS　フィギュアスケート男子シングルフォトブック』あおば出版、2006年2月、 pp.96-97</ref>。4歳のとき、スケート教室が生徒を募集していることを知った母の勧めでスケートを始める<ref name="bio">国際スケート連盟によるバイオグラフィー</ref>。
*ロシアのペルミ州ペルミに生まれ。4歳のときにペルミでスケートを始め、11歳で[[アレクセイ・ミーシン]]からスカウトされ、彼に師事するため母と共にサンクトペテルブルクへ拠点を移した。2000-2001年シーズンより[[ISUジュニアグランプリ|ジュニアグランプリ]]に参戦し、2001-2002年シーズンにはジュニアグランプリ2大会で優勝。期待された同シーズンの世界ジュニア選手権では14位と惨敗を喫した。その事がきっかけでミーシンチームから去り、故郷ペルミに戻った。後の師である[[タチアナ・タラソワ]]も認める才能はあるが、重圧に弱く波がある選手なのはこの頃からだった。
11歳のときに[[サンクトペテルブルク]]へ移り、[[アレクセイ・ミーシン]]の指導を受け始める<ref name="bio"/>。ミーシンチームに入る事になってからは兄弟子であり憧れの人だった[[アレクセイ・ウルマノフ]]の尽力もあり、彼の提供したアパートに住んでいた。<ref name="Чемпион России">{{Cite web|url=https://newizv.ru/news/sport/18-01-2007/61521-chempion-rossii-andrej-grjazev |title=Чемпион России Андрей Грязев:|accessdate=2018-06-16}}</ref>。
*しかしその後はコーチが見つからず、ペルミで自己練習に励む日々でスケートを辞めようかと考えていた時もあったという。兄弟子の[[アレクセイ・ヤグディン]]によると、その時彼の母が自分に助けを求めて彼から師であるタラソワに見てもらえるように頼み彼女も引き受けたらしい。（頼んだのはヤグディンの兄弟子だった[[アレクセイ・ウルマノフ]]という説もある）
*そして2002-2003年シーズンよりヤグディンとタラソワのチームへ移籍。2003-2004年シーズンの世界ジュニア選手権では優勝を果たした。翌2004-2005年シーズンよりシニアに完全転向し、2006-2007年シーズンには[[ロシアフィギュアスケート選手権|ロシア選手権]]で優勝。
*2007-2008年シーズン、[[ISUグランプリシリーズ]]の初戦となる[[ロシア杯]]で自己最高得点を更新し3位。2戦目の[[NHK杯国際フィギュアスケート競技大会|NHK杯]]では[[ショートプログラム]]で11位となるなど大きく出遅れ、[[フリースケーティング]]で巻き返したものの総合7位に終わった。


2000-2001シーズンから[[ISUジュニアグランプリ]] (JGP) に参戦し、2001-2002シーズンには[[2001/2002 ISUジュニアグランプリ|JGP]]で2連勝。しかし[[世界ジュニアフィギュアスケート選手権|世界ジュニア選手権]]で総合14位という惨敗を喫し、理由が諸説あるがミーシンの元を離れその後3か月間リンクから離れていた<ref name="bio"/>。
*2009年に現役引退した。
その3か月後、ミーシンの元での兄弟子だった[[アレクセイ・ヤグディン]]の勧めで[[タチアナ・タラソワ]]のもとに移った<ref name="bio"/>。2003-2004年シーズンの世界ジュニア選手権では優勝を果たし、2004-2005シーズンよりシニアへ移行。2006-2007シーズンには[[ロシアフィギュアスケート選手権|ロシア選手権]]を制した。

旧採点システムでの最後の世界ジュニアチャンピオンでもあり、新採点で最初のロシアチャンピオンでもある<ref>ロシア国内では機械が買えなかった影響で新採点システムの移行が2006-2007シーズンからと遅かった。</ref>。

2009年に怪我で現役を引退。その後は所属していたCSKAモスクワでコーチをしていたが後にロシア国外のアイスショーの[[ロイヤル・カリビアン・インターナショナル]]内のアイスショー<ref>http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20130719&content_id=54060080&vkey=ice_news Griazev gravitates toward professional skating</ref>や[[ホリディ・オン・アイス]]や[[ホット・アイス]]などに2016年まで出演していたが、その後はロシアに帰国している。

== スケート技術 ==
ミーシンの元でダブルアクセルが跳べるようになり、14歳の時にトリプルアクセルが跳べて試合に組み込んだが最初のコーチのアンドレイ・キスルキンから多くの技術を学んだとグリアゼフは話している<ref>[http://www.absoluteskating.com/index.php?cat=interviews&id=2003andreigriazev]</ref>。ジュニアからシニアに上がった頃にグリアゼフにヤグディンがジャンプを教えていた時期もあり単独とはいえ4回転トゥループを19歳の時の欧州選手権と世界選手権のFSでは成功させている。しかしその後のシーズンからは怪我での手術の影響で4回転を外した構成にする事が多くなり挑戦しても失敗していた。
彼の持ち味である助走の短いトリプルアクセルの質の良さに[[織田信成 (フィギュアスケート選手)|織田信成]]は最初に意識した選手と話している<ref>2015年6月の講演にて</ref><ref>[https://www.jsports.co.jp/press/article/N2014032014105506.html 織田信成、安藤美姫が語る！思い出の世界ジュニアフィギュアスケート選手権]</ref>。

スケーティングやステップなどはアメリカのシムズベリー拠点だった時は当時タラソワのアシスタントコーチだった[[エフゲニー・プラトフ]]や[[マイヤ・ウソワ]]が指導していた。モスクワにタラソワと共に帰還してからはタラソワの体調不良の問題もあり彼女の友人であった[[エレーナ・ブイアノワ]]が主に見ていたが、タラソワも時折リンクに赴きアドバイスをしていた。


== エピソード ==
== エピソード ==
*グリアゼフの最初のコーチのキスルキンはヤグディンの妻でトリノ五輪のペア金メダリストの[[タチアナ・トトミアニナ]]のシングル選手時代のコーチでもあり、グリアゼフは夫妻の共通の弟弟子である<ref>[http://www.fskate.ru/skaters/1077.html Кислухин Андрей Александрович]</ref>。
*ヤグディンとグリアゼフはミーシンチームに在籍していた時からの友人で、憧れの人もウルマノフと同じである。
*ヤグディンは2003-2004シーズンのグリアゼフの[[ISUジュニアグランプリ]]の試合に多忙のタラソワに変わってコーチとして帯同していた。このシーズンのISUバイオのコーチ欄にはヤグディンの名前が掲載されていた<ref>[https://web.archive.org/web/20040404163708/http://www.isufs.org/bios/isufs00005107.htm]</ref>。ヤグディンとグリアゼフはグリアゼフがペルミから来た11歳の時からの友人で、憧れの人もウルマノフと同じであるが、かつての兄弟子だった[[エフゲニー・プルシェンコ]]とは「ハロー、グッバイ」としか会話せず'''プルシェンコの事は好きではない'''と不仲を公言している<ref name="Чемпион России"/>。
*1999年9月のプルシェンコ親善ツアーで日本人ファンがサンクトペテルブルクに来訪した時、当時14歳の彼がミーシンチーム有望の選手として紹介されていた。
*1999年9月のプルシェンコ親善ツアーで日本人ファンがサンクトペテルブルクに来訪した時、当時14歳の彼がミーシンチーム有望の選手として紹介されていた。
*ジュニア時代のISUプロファイルの趣味欄には、読書、音楽鑑賞とともに'''木彫り'''（woodcarningと当時のISUバイオに書かれていたが、woodcarvingの間違いと思われる）と書かれていた。2つ上の兄と一緒にやっていたという。しかし渡米した後のインタビューではやる暇がないと語っており、現在はコンピュータゲームに変わり、木彫りは書かれていない。
*ジュニア時代のISUプロファイルの趣味欄には、読書、音楽鑑賞とともに'''木彫り'''（woodcarningと当時のISUバイオに書かれていた<ref>[https://web.archive.org/web/20030212230920/http://www.icecalc.de/isu/bios/isufs00005107.htm]</ref>が、woodcarvingの間違いと思われる）と書かれていた。2つ上の兄セルゲイと一緒にやっていたという。しかし渡米した後のインタビューではやる暇がないと語っており、その後はコンピュータゲームに変わり木彫りは書かれていない。
*ロシアチャンピオンになった後のインタビューでロシア国内のジャンプ偏重主義を批判し、織田や[[髙橋大輔 (フィギュアスケート選手)|髙橋大輔]]などの日本選手や北米選手のようにジャンプがプログラムに溶け込むようなスケートをすべきとスケーティングスキルの向上も訴えている<ref>ワールド・フィギュアスケート31より</ref>。
*2005年のヨーロッパ選手権と世界選手権は4回転トゥループを決めている。
*[[2007年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会|2007年のNHK杯]]で来日した時にコーチが来日できなかったポーランドのペアの[[ドミニカ・ピョントコフスカ]]＆[[ドミトリー・クロミン]]組の手助けやアドバイスをしていたが、クロミンはグリアゼフが[[サンクトペテルブルク]]に来た時にコーチなしでたくさんの試合に行かなければいけなかった時に手助けをしてくれた恩人で友人だったからだった<ref>[https://web.archive.org/web/20080117083504/http://www.figureskating-online.com/pageID_5397548.html Interview with Andrei Griazev December 2007]</ref>。


== 主な戦績 ==
== 主な戦績 ==
{| class="wikitable" style="text-align:center"
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! 大会/年
! 大会/年
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256行目: 260行目:
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| style="text-align:left" | [[2000/2001 ISUジュニアグランプリ|JGP B.シュベルター杯]]
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268行目: 272行目:
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=== シニア ===
=== 詳細 ===

<!--
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<div class="NavHead" style="background: #ffdead">2008-2009 シーズン</div>
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<div class="NavHead" style="text-align: center; background: #ffdead">'''2008-2009 シーズン'''</div>
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! 開催日
! 開催日
287行目: 283行目:
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| 2008年12月24日-28日
| [[ロシアフィギュアスケート選手権]]（[[カザン]]）
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<div class="NavHead" style="background: #ffdead">2007-2008 シーズン</div>
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<br />
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! 開催日
! 開催日
306行目: 299行目:
! style="width: 5em" | 結果
! style="width: 5em" | 結果
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| 2008年01月04日-07日
| 2008年1月4日-7日
| [[ロシアフィギュアスケート選手権|2008年ロシアフィギュアスケート選手権]]（サンクトペテルブルク）
| [[ロシアフィギュアスケート選手権]]（[[サンクトペテルブルク]]）
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| 2007年11月29日-12月02日
| 2007年11月29日-12月2日
| [[NHK杯国際フィギュアスケート競技大会|ISUグランプリシリーズ NHK杯]]（仙台）
| [[2007/2008 ISUグランプリシリーズ|ISUグランプリシリーズ]] [[2007年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会|NHK杯]]（[[仙台市|仙台]]）
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| style="text-align: center" | 11<br />''66.14''
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| style="text-align: center" | 7<br />''182.83''
|-
|-
| 2007年11月29日-12月02日
| 2007年11月22日-25日
| [[ロシア杯|ISUグランプリシリーズ ロシア杯]]（モスクワ）
| [[2007/2008 ISUグランプリシリーズ|ISUグランプリシリーズ]] [[2007年ロシア杯|ロシア杯]]（[[モスクワ]]）
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| style="text-align: center" | 5<br />''135.18''
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|}
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<br />
</div>
</div>
<div class="NavFrame" style="border: 0; clear: both; margin-left: auto; margin-right: auto">
<div class="NavHead" style="background: #ffdead">2006-2007 シーズン</div>
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<br />
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|-
| style="text-align: center; background-color: #ffdead; color:black" colspan="5" | 2006-2007 シーズン
|-
|-
! 開催日
! 開催日
339行目: 327行目:
! style="width: 5em" | 結果
! style="width: 5em" | 結果
|-
|-
| 2007年01月22日-28日
| 2007年1月22日-28日
| [[2007年ヨーロッパフィギュアスケート選手権]]（ワルシャワ）
| [[2007年ヨーロッパフィギュアスケート選手権]]（[[ワルシャワ]]）
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| style="text-align: center" | 13<br />''59.10''
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| style="text-align: center" | 17<br />''103.13''
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|-
| 2007年1月4日-7日
| [[ロシアフィギュアスケート選手権]]（[[モスクワ]]）
| style="text-align: center" | 2<br />''70.93''
| style="text-align: center" | 1<br />''151.21''
| style="text-align: center; background-color: #ffd700" | 1<br />''222.14''
|-
|-
| 2006年11月24日-26日
| 2006年11月24日-26日
| [[ロシア杯|ISUグランプリシリーズ ロシア杯]]（モスクワ）
| [[2006/2007 ISUグランプリシリーズ|ISUグランプリシリーズ]] [[2006年|ロシア杯]]（[[モスクワ]]）
| style="text-align: center" | 8<br />''62.59''
| style="text-align: center" | 8<br />''62.59''
| style="text-align: center" | 4<br />''121.43''
| style="text-align: center" | 4<br />''121.43''
352行目: 346行目:
|-
|-
| 2006年11月17日-19日
| 2006年11月17日-19日
| [[エリック・ボンパール杯|ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯]]（パリ）
| [[2006/2007 ISUグランプリシリーズ|ISUグランプリシリーズ]] [[2006年|エリック・ボンパール杯]]（[[パリ]]）
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<br />
</div>
</div>
<div class="NavFrame" style="border: 0; clear: both; margin-left: auto; margin-right: auto">
<div class="NavHead" style="background: #ffdead">2005-2006 シーズン</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left">
<br />
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{| class="wikitable"
|-
| style="text-align: center; background-color: #ffdead; color:black" colspan="6" | 2005-2006 シーズン
|-
|-
! 開催日
! 開催日
373行目: 362行目:
! style="width: 5em" | 結果
! style="width: 5em" | 結果
|-
|-
| 2006年03月19日-26日
| 2006年3月19日-26日
| [[2006年世界フィギュアスケート選手権]]（カルガリー）
| [[2006年世界フィギュアスケート選手権]]（[[カルガリー]]）
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380行目: 369行目:
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|-
|-
| 2005年11月03日-06日
| 2005年11月3日-6日
| [[中国杯|ISUグランプリシリーズ 中国杯]]（北京）
| [[2005/2006 ISUグランプリシリーズ|ISUグランプリシリーズ]] [[2005年中国杯|中国杯]]（[[北京]]）
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388行目: 377行目:
|-
|-
| 2005年10月27日-30日
| 2005年10月27日-30日
| [[スケートカナダ|ISUグランプリシリーズ スケートカナダ]]（セントジョンズ）
| [[2005/2006 ISUグランプリシリーズ|ISUグランプリシリーズ]] [[2005年スケートカナダ|スケートカナダ]]（[[セントジョンズ (ニューファンドランド・ラブラドール州)|セントジョンズ]]）
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<br />
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<div class="NavFrame" style="border: 0; clear: both; margin-left: auto; margin-right: auto">
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<br />
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! 開催日
! 開催日
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! style="width: 5em" | 結果
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|-
| 2005年03月14日-20日
| 2005年3月14日-20日
| [[2005年世界フィギュアスケート選手権]]（モスクワ）
| [[2005年世界フィギュアスケート選手権]]（[[モスクワ]]）
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417行目: 401行目:
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| style="text-align: center" | 16<br />''216.62''
|-
|-
| 2005年01月25日-30日
| 2005年1月25日-30日
| [[2005年ヨーロッパフィギュアスケート選手権]]（トリノ）
| [[2005年ヨーロッパフィギュアスケート選手権]]（[[トリノ]]）
| style="text-align: center" | -
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| style="text-align: center" | 4<br />''68.20''
425行目: 409行目:
|-
|-
| 2004年11月25日-28日
| 2004年11月25日-28日
| [[ロシア杯|ISUグランプリシリーズ ロシア杯]]
| [[2004/2005 ISUグランプリシリーズ|ISUグランプリシリーズ]] [[2004年ロシア杯|ロシア杯]]（[[モスクワ]]）
| style="text-align: center" | -
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432行目: 416行目:
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|-
| 2004年11月4日-7日
| 2004年11月4日-7日
| [[ニース杯]]（[[ニース]]）
| [[2004年ニース杯]]（[[ニース]]）
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<br />
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=== ジュニア ===
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<br />
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! 大会名
! 大会名
! クラス
! 予選
! 予選
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! SP
457行目: 433行目:
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! style="width: 5em" | 結果
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| 2004年03月22日-28日
| 2004年3月22日-28日
| [[2004年世界フィギュアスケート選手権]]（ドルトムント）
| [[2004年世界フィギュアスケート選手権]]（[[ドルトムント]]）
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| 2004年02月29日-03月07日
| 2004年2月29日-3月7日
| [[世界ジュニアフィギュアスケート選手権|2004年世界ジュニアフィギュアスケート選手権]]（ハーグ）
| [[2004年世界ジュニアフィギュアスケート選手権]]（[[ハーグ]]）
| ジュニア
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| 2004年02月02日-08日
| 2004年2月2日-8日
| [[2004年ヨーロッパフィギュアスケート選手権]]（ブダペスト）
| [[2004年ヨーロッパフィギュアスケート選手権]]（[[ブダペスト]]）
| シニア
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| style="text-align: center" | 15
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| 2003年12月11日-14日
| 2003年12月11日-14日
| [[2003/2004 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリファイナル]]（マルメ）
| [[2003/2004 ISUジュニアグランプリ|2003/2004 ISUジュニアグランプリファイナル]]（[[マルメ]]）
| ジュニア
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|-
| 2003年09月18日-21日
| 2003年9月18日-21日
| [[2003/2004 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ スケートスロバキア]]（ブレッド）
| [[2003/2004 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ スケートスロバキア]]（[[ブレッド]]）
| ジュニア
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| 2003年09月11日-13日
| 2003年9月11日-13日
| [[2003/2004 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ ソフィア杯]]（ソフィア）
| [[2003/2004 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ ソフィア杯]]（[[ソフィア (ブルガリア)|ソフィア]]）
| ジュニア
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<br />
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! 開催日
! 大会名
! 大会名
! クラス
! 予選
! 予選
! SP
! SP
523行目: 487行目:
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| 2002年12月12日-15日
| 2002年12月12日-15日
| [[2002/2003 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリファイナル]]（ハーグ）
| [[2002/2003 ISUジュニアグランプリ|2002/2003 ISUジュニアグランプリファイナル]]（[[ハーグ]]）
| ジュニア
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| 2002年09月26日-29日
| 2002年9月26日-29日
| ISUジュニアグランプリ モントリオール（モントリオール）
| [[2002/2003 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ モントリオール]]（[[モントリオール]]）
| ジュニア
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| 2002年09月19日-22日
| 2002年9月19日-22日
| ISUジュニアグランプリ アリゾナ（スコッツデイル）
| [[2002/2003 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ アリゾナ]]（[[スコッツデール (アリゾナ州)|スコッツデール]]）
| ジュニア
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<br />
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! 開催日
! 開催日
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|-
| 2002年03月03日-10日
| 2002年3月3日-10日
| [[世界ジュニアフィギュアスケート選手権|2002年世界ジュニアフィギュアスケート選手権]]（ハーマル）
| 2002年[[世界ジュニアフィギュアスケート選手権]]（[[ハーマル]]）
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570行目: 526行目:
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|-
| 2001年12月13日-16日
| 2001年12月13日-16日
| [[2001/2002 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリファイナル]]（ブレッド）
| [[2001/2002 ISUジュニアグランプリ|2001/2002 ISUジュニアグランプリファイナル]]（[[ブレッド]]）
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| 2001年11月01日-04日
| 2001年11月1日-4日
| [[2001/2002 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ サルコウ杯]]（マルメ）
| [[2001/2002 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ サルコウ杯]]（[[マルメ]]）
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|-
| 2001年09月26日-29日
| 2001年9月26日-29日
| [[2001/2002 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ チェコスケート]]（オストラヴァ）
| [[2001/2002 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ チェコスケート]]（[[オストラヴァ]]）
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</div>
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<br />
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| style="text-align: center; background-color: #ffdead; color:black" colspan="5" | 2000-2001 シーズン
|-
|-
! 開催日
! 開催日
606行目: 557行目:
|-
|-
| 2000年10月26日-29日
| 2000年10月26日-29日
| [[2000/2001 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ バルト杯]]（グダニスク）
| [[2000/2001 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ バルト杯]]（[[グダニスク]]）
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|-
| 2000年10月05日-08日
| 2000年10月5日-8日
| ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯（ケムニッツ）
| [[2000/2001 ISUジュニアグランプリ|ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯]]（[[ケムニッツ]]）
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|}

<br />
== プログラム ==
</div>
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</div>
! シーズン
! SP
! FS
|-
| 2007-2008<ref>国際スケート連盟によるバイオグラフィー</ref>
| Didle Mourani<br /><small>by Space</small>
| 『[[ゴッドファーザー (映画)|ゴッドファーザー]]』サウンドトラック<br /><small>作曲：[[ニーノ・ロータ]]</small>
|-
| 2005-2006<ref name="meikan"/><ref name="colors"/>
| [[カルメン (オペラ)|カルメン]]<br /><small>作曲：[[ジョルジュ・ビゼー]]</small>
| ノートル・ダム・ド・パリ<br /><small>作曲：Richard Cocciante<br /><small>演奏：I Fiamminghi</small>
|-
| 2004-2005<ref name="colors"/>
| カルメン<br /><small>作曲：ジョルジュ・ビゼー</small>
| -
|-
| 2003-2004<ref name="colors"/>
| Libertango<br /><small>作曲：[[アストル・ピアソラ]]<br /></small>演奏：[[ボンド (バンド)|bond]]
| La Strada<br /><small>Otto E Mezzo<br /><small>作曲：[[ニーノ・ロータ]]<br /><small>演奏：カルロ・サヴィーナ
|-
| 2002-2003<ref name="colors"/>
| Korobushka<br /><small>作曲：[[ボンド (バンド)|bond]]
| La Strada<br />Otto E Mezzo<br /><small>作曲：[[ニーノ・ロータ]]</small>演奏：カルロ・サヴィーナ
|}

== 脚注 ==
<references />


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://andreisunofficialwebsite75448.yuku.com/ アンドレイ・グリアゼフ.com　掲示板]{{En icon}}
*[http://andreisunofficialwebsite75448.yuku.com/ アンドレイ・グリアゼフ.com　掲示板]{{En icon}}
*{{isu name|00005107}}
*[http://www.isufs.org/bios/isufs00005107.htm ISUプロファイル]{{En icon}}
{{フィギュアスケート 世界ジュニアチャンピオン - 男子シングル}}
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{{DEFAULTSORT:くりあせふ あんとれい}}
{{DEFAULTSORT:くりあせふ あんとれい}}
[[Category:1985年生]]
[[Category:1985年生]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:ロシアのフィギュアスケート選手]]
[[Category:ロシアの男子シングルスケーティング選手]]
[[Category:世界フィギュアスケート選手権ロシア代表選手]]
[[Category:ヨーロッパフィギュアスケート選手権ロシア代表選手]]
[[Category:世界ジュニアフィギュアスケート選手権ロシア代表選手]]
[[Category:ペルミ出身の人物]]
[[Category:ペルミ出身の人物]]

[[de:Andrei Wladimirowitsch Grjasew]]
[[en:Andrei Griazev]]
[[pl:Andriej Griaziew]]
[[ru:Грязев, Андрей Владимирович]]

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アンドレイ・グリアゼフ
Andrei Griazev
フィギュアスケート選手
2005年スケートカナダの練習中に
生誕 (1985-07-26) 1985年7月26日（39歳）
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 ペルミ
身長 176 cm
選手情報
所属クラブ CSKAモスクワ
引退 2009年
ISUパーソナルベストスコア
総合206.132007 GPロシア杯
SP71.002005 GP中国杯
FS135.182007 GPロシア杯
獲得メダル
フィギュアスケート
世界ジュニア選手権
金 2004 ハーグ 男子シングル
ジュニアグランプリファイナル
銀 2003 マルメ 男子シングル

アンドレイ・ヴラジーミロヴィチ・グリアゼフ（ロシア語: Андрей Владимирович Грязев[1]、1985年7月26日[2] - ）は、ロシアのペルミ出身の男性フィギュアスケート選手（男子シングル）。

2004年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝。2007年ロシアフィギュアスケート選手権優勝。

経歴

[編集]

1985年7月26日、ロシアのペルミで生まれる[3]。4歳のとき、スケート教室が生徒を募集していることを知った母の勧めでスケートを始める[4]。 11歳のときにサンクトペテルブルクへ移り、アレクセイ・ミーシンの指導を受け始める[4]。ミーシンチームに入る事になってからは兄弟子であり憧れの人だったアレクセイ・ウルマノフの尽力もあり、彼の提供したアパートに住んでいた。[5]。

2000-2001シーズンからISUジュニアグランプリ (JGP) に参戦し、2001-2002シーズンにはJGPで2連勝。しかし世界ジュニア選手権で総合14位という惨敗を喫し、理由が諸説あるがミーシンの元を離れその後3か月間リンクから離れていた[4]。 その3か月後、ミーシンの元での兄弟子だったアレクセイ・ヤグディンの勧めでタチアナ・タラソワのもとに移った[4]。2003-2004年シーズンの世界ジュニア選手権では優勝を果たし、2004-2005シーズンよりシニアへ移行。2006-2007シーズンにはロシア選手権を制した。

旧採点システムでの最後の世界ジュニアチャンピオンでもあり、新採点で最初のロシアチャンピオンでもある[6]。

2009年に怪我で現役を引退。その後は所属していたCSKAモスクワでコーチをしていたが後にロシア国外のアイスショーのロイヤル・カリビアン・インターナショナル内のアイスショー[7]やホリディ・オン・アイスやホット・アイスなどに2016年まで出演していたが、その後はロシアに帰国している。

スケート技術

[編集]

ミーシンの元でダブルアクセルが跳べるようになり、14歳の時にトリプルアクセルが跳べて試合に組み込んだが最初のコーチのアンドレイ・キスルキンから多くの技術を学んだとグリアゼフは話している[8]。ジュニアからシニアに上がった頃にグリアゼフにヤグディンがジャンプを教えていた時期もあり単独とはいえ4回転トゥループを19歳の時の欧州選手権と世界選手権のFSでは成功させている。しかしその後のシーズンからは怪我での手術の影響で4回転を外した構成にする事が多くなり挑戦しても失敗していた。 彼の持ち味である助走の短いトリプルアクセルの質の良さに織田信成は最初に意識した選手と話している[9][10]。

スケーティングやステップなどはアメリカのシムズベリー拠点だった時は当時タラソワのアシスタントコーチだったエフゲニー・プラトフやマイヤ・ウソワが指導していた。モスクワにタラソワと共に帰還してからはタラソワの体調不良の問題もあり彼女の友人であったエレーナ・ブイアノワが主に見ていたが、タラソワも時折リンクに赴きアドバイスをしていた。

エピソード

[編集]
  • グリアゼフの最初のコーチのキスルキンはヤグディンの妻でトリノ五輪のペア金メダリストのタチアナ・トトミアニナのシングル選手時代のコーチでもあり、グリアゼフは夫妻の共通の弟弟子である[11]。
  • ヤグディンは2003-2004シーズンのグリアゼフのISUジュニアグランプリの試合に多忙のタラソワに変わってコーチとして帯同していた。このシーズンのISUバイオのコーチ欄にはヤグディンの名前が掲載されていた[12]。ヤグディンとグリアゼフはグリアゼフがペルミから来た11歳の時からの友人で、憧れの人もウルマノフと同じであるが、かつての兄弟子だったエフゲニー・プルシェンコとは「ハロー、グッバイ」としか会話せずプルシェンコの事は好きではないと不仲を公言している[5]。
  • 1999年9月のプルシェンコ親善ツアーで日本人ファンがサンクトペテルブルクに来訪した時、当時14歳の彼がミーシンチーム有望の選手として紹介されていた。
  • ジュニア時代のISUプロファイルの趣味欄には、読書、音楽鑑賞とともに木彫り（woodcarningと当時のISUバイオに書かれていた[13]が、woodcarvingの間違いと思われる）と書かれていた。2つ上の兄セルゲイと一緒にやっていたという。しかし渡米した後のインタビューではやる暇がないと語っており、その後はコンピュータゲームに変わり木彫りは書かれていない。
  • ロシアチャンピオンになった後のインタビューでロシア国内のジャンプ偏重主義を批判し、織田や髙橋大輔などの日本選手や北米選手のようにジャンプがプログラムに溶け込むようなスケートをすべきとスケーティングスキルの向上も訴えている[14]。
  • 2007年のNHK杯で来日した時にコーチが来日できなかったポーランドのペアのドミニカ・ピョントコフスカ＆ドミトリー・クロミン組の手助けやアドバイスをしていたが、クロミンはグリアゼフがサンクトペテルブルクに来た時にコーチなしでたくさんの試合に行かなければいけなかった時に手助けをしてくれた恩人で友人だったからだった[15]。

主な戦績

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大会/年 2000-01 2001-02 2002-03 2003-04 2004-05 2005-06 2006-07 2007-08 2008-09
世界選手権 12 11 17
欧州選手権 8 5 16
ロシア選手権 8 6 5 3 2 9 1 3 5
GPロシア杯 7 7 3
GPNHK杯 7
エリック杯 7
GPスケートカナダ 9
GP中国杯 3
世界Jr.選手権 14 1
JGPファイナル 6 4 2
JGP S.スロバキア 1
JGPソフィア杯 1
JGPモントリオール 1
JGPアリゾナ 1
JGPチェコスケート 1
JGPサルコウ杯 1
JGPバルト杯 2
JGP B.シュベルター杯 4

詳細

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2008-2009 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年12月24日-28日 ロシアフィギュアスケート選手権（カザン） 7
66.02 		6
126.13 		5
192.15


2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年1月4日-7日 ロシアフィギュアスケート選手権（サンクトペテルブルク） 3
64,06 		3
131,06 		3
195,12
2007年11月29日-12月2日 ISUグランプリシリーズ NHK杯（仙台） 11
66.14 		5
120.39 		7
182.83
2007年11月22日-25日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯（モスクワ） 3
70.95 		5
135.18 		3
206.13


2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年1月22日-28日 2007年ヨーロッパフィギュアスケート選手権（ワルシャワ） 13
59.10 		17
103.13 		16
162.23
2007年1月4日-7日 ロシアフィギュアスケート選手権（モスクワ） 2
70.93 		1
151.21 		1
222.14
2006年11月24日-26日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯（モスクワ） 8
62.59 		4
121.43 		7
184.02
2006年11月17日-19日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯（パリ） 9
56.39 		7
121.28 		7
177.67


2005-2006 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2006年3月19日-26日 2006年世界フィギュアスケート選手権（カルガリー） 10
28.83 		21
57.96 		16
121.58 		17
208.37
2005年11月3日-6日 ISUグランプリシリーズ 中国杯（北京） - 1
71.00 		3
129.60 		3
200.60
2005年10月27日-30日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダ（セントジョンズ） - 9
51.99 		10
101.96 		10
153.95


2004-2005 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2005年3月14日-20日 2005年世界フィギュアスケート選手権（モスクワ） 8
29.54 		8
70.69 		11
116.39 		16
216.62
2005年1月25日-30日 2005年ヨーロッパフィギュアスケート選手権（トリノ） - 4
68.20 		5
128.11 		5
196.31
2004年11月25日-28日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯（モスクワ） - 5
61.86 		8
104.70 		7
166.56
2004年11月4日-7日 2004年ニース杯（ニース） - 1 1 1


2003-2004 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2004年3月22日-28日 2004年世界フィギュアスケート選手権（ドルトムント） 6 8 16 12
2004年2月29日-3月7日 2004年世界ジュニアフィギュアスケート選手権（ハーグ） 2 1 1 1
2004年2月2日-8日 2004年ヨーロッパフィギュアスケート選手権（ブダペスト） 3 15 7 8
2003年12月11日-14日 2003/2004 ISUジュニアグランプリファイナル（マルメ） - 2 2 2
2003年9月18日-21日 ISUジュニアグランプリ スケートスロバキア（ブレッド） - 1 1 1
2003年9月11日-13日 ISUジュニアグランプリ ソフィア杯（ソフィア） - 1 1 1


2002-2003 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2002年12月12日-15日 2002/2003 ISUジュニアグランプリファイナル（ハーグ） - 4 5 4
2002年9月26日-29日 ISUジュニアグランプリ モントリオール（モントリオール） - 2 1 1
2002年9月19日-22日 ISUジュニアグランプリ アリゾナ（スコッツデール） - 1 1 1


2001-2002 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2002年3月3日-10日 2002年世界ジュニアフィギュアスケート選手権（ハーマル） 9 7 17 14
2001年12月13日-16日 2001/2002 ISUジュニアグランプリファイナル（ブレッド） - 6 6 6
2001年11月1日-4日 ISUジュニアグランプリ サルコウ杯（マルメ） - 1 1 1
2001年9月26日-29日 ISUジュニアグランプリ チェコスケート（オストラヴァ） - 1 1 1


2000-2001 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2000年10月26日-29日 ISUジュニアグランプリ バルト杯（グダニスク） 2 2 2
2000年10月5日-8日 ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯（ケムニッツ） 3 4 4

プログラム

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シーズン SP FS
2007-2008[16] Didle Mourani
by Space 		『ゴッドファーザー』サウンドトラック
作曲：ニーノ・ロータ
2005-2006[2][3] カルメン
作曲：ジョルジュ・ビゼー 		ノートル・ダム・ド・パリ
作曲：Richard Cocciante
演奏：I Fiamminghi
2004-2005[3] カルメン
作曲：ジョルジュ・ビゼー 		-
2003-2004[3] Libertango
作曲：アストル・ピアソラ
演奏：bond 		La Strada
Otto E Mezzo
作曲：ニーノ・ロータ
演奏：カルロ・サヴィーナ
2002-2003[3] Korobushka
作曲：bond 		La Strada
Otto E Mezzo
作曲：ニーノ・ロータ演奏：カルロ・サヴィーナ

脚注

[編集]
  1. ^ ロシア語ラテン翻字: Andrei Vladimirovich Griazev
  2. ^ a b 『フィギュアスケート選手名鑑 2006』新書館、2005年12月、p.99
  3. ^ a b c d e 斎藤貴子編『COLORS　フィギュアスケート男子シングルフォトブック』あおば出版、2006年2月、 pp.96-97
  4. ^ a b c d 国際スケート連盟によるバイオグラフィー
  5. ^ a b “Чемпион России Андрей Грязев:”. 2018年6月16日閲覧。
  6. ^ ロシア国内では機械が買えなかった影響で新採点システムの移行が2006-2007シーズンからと遅かった。
  7. ^ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20130719&content_id=54060080&vkey=ice_news Griazev gravitates toward professional skating
  8. ^ [1]
  9. ^ 2015年6月の講演にて
  10. ^ 織田信成、安藤美姫が語る！思い出の世界ジュニアフィギュアスケート選手権
  11. ^ Кислухин Андрей Александрович
  12. ^ [2]
  13. ^ [3]
  14. ^ ワールド・フィギュアスケート31より
  15. ^ Interview with Andrei Griazev December 2007
  16. ^ 国際スケート連盟によるバイオグラフィー

外部リンク

[編集]
フィギュアスケート 世界ジュニアチャンピオン - 男子シングル
フィギュアスケート ロシア選手権 チャンピオン - 男子シングル

1897-1900: Alexandr Nikitich Panshin • 1901-1905: ニコライ・パニン • 1906: Fedor Datlin • 1907: ニコライ・パニン • 1908: Fedor Datlin • 1910-1912: カール・オロフ • 1913-1914: イワン・マリニン • 1993-1996: アレクセイ・ウルマノフ • 1997-1998: イリヤ・クーリック • 1999-2002: エフゲニー・プルシェンコ • 2003: アレクサンドル・アブト • 2004-2006: エフゲニー・プルシェンコ • 2007: アンドレイ・グリアゼフ • 2008-2009: セルゲイ・ボロノフ  • 2010: エフゲニー・プルシェンコ • 2011: コンスタンチン・メンショフ • 2012-2013: エフゲニー・プルシェンコ • 2014-2016: マキシム・コフトゥン • 2017-2018: ミハイル・コリヤダ • 2019: マキシム・コフトゥン

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