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「新広益線」の版間の差分

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[[画像:Hirodenbus 614.JPG|280px|right|thumb|新広益線(広島電鉄)]]
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[[画像:Iwamikotsu 227.JPG|280px|right|thumb|新広益線(石見交通)]]
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'''新広益線'''(しんこうえきせん) は、[[広島県]][[広島市]]と[[島根県]][[益田市]]を結ぶ[[高速バス]]である。昼行便が1日2往復運行されている。
'''新広益線'''(しんこうえきせん) は、[[石見交通]]が運行する[[広島県]][[広島市]]と広島県[[安芸太田町]]・[[北広島町]]・[[島根県]][[益田市]]を結ぶ[[高速バス]]である。昼行便が1日2往復運行されている。


なお、新広益線は石見交通での路線名称であり、かつて共同で運行していた[[広電バス]]では単に広島 - 益田線と案内されていた。
ただし、冬期間([[12月]]~[[2月]])は、内1往復を戸河内落合([[安芸太田町]])で折り返し、戸河内落合~益田駅間は'''運休'''となる場合がある。


== 概要 ==
※席は全便自由席。
広島 - 益田間の高速バスは、[[広益線]]([[石見交通]])が[[吉賀町]]経由で6往復運行されているが、本路線は、前記広益線の好調と[[国道191号]]の整備を受け、主に旧[[美都町]]からの要望により開設された路線である。所要時間は広益線よりこちらのほうがやや短い。広益線同様長距離特急バスとしての性格を有するため、全便自由席・トイレなし車両・中筋駅以北の停留所は自由乗降(広島BC - 中筋駅間のみ[[クローズドドアシステム]]採用)・[[共通バスカード (島根県)|しまねバスカード]]対応・[[ICOCA]]対応となっている。

== 経緯 ==
広島 - 益田間の高速バスは、[[広益線]]([[石見交通]])が別経路で6往復運行されているが、本路線は、前記広益線の好調を受け、主に旧[[美都町]]からの要望により開設された路線である。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
*[[1994年]][[5月24日]]:[[広島電鉄]]、[[石見交通]]の2社により運行開始。
*[[1994年]][[5月24日]]:[[広島電鉄]]、[[石見交通]]の2社により運行開始。
*[[2015年]][[11月1日]]:広島電鉄が撤退し、石見交通の単独運行に変更。本数は変わらず。
*[[2023年]][[3月22日]] - ICOCAが利用可能となる<ref>{{Cite press release|title=石見交通 2023 年 3 月 22 日(水)ICOCAシステム導入について|publisher=西日本旅客鉄道・石見交通|date=2023-2-1|url=https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230201_00_press_ICOCA.pdf|format=PDF|access-date=2023-2-1|和書|accessdate=}}</ref>。


== 運行会社 ==
== 運行会社 ==
*[[広島電鉄]]
**バスカンパニー郊外・地域輸送グループ広島北営業課安佐出張所三段峡車庫が1往復担当。
*[[石見交通]]
*[[石見交通]]
**益田営業所が1往復担当。
**益田営業所が2往復担当。
**広島側の運行支援業務は関連会社の[[イワミツアー]]広島支店が行っている。


=== かつての運行会社 ===
==停車停留所==
*[[広島電鉄]]
:▲・△・▼・▽…頂点が向いている方向のみ乗降可能(白印は一部便停車)
**バス事業本部・広島北営業課が1往復担当。石見交通担当分と合わせての2往復体制だった。
:◆・◇…双方向に乗降可能(白印は一部便停車)
** 広島電鉄担当便は[[12月]]から[[2月]]の間、降雪の状況により戸河内落合 - 益田駅間で運休することがあった。
:|…通過
:∥…他線経由
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="2"
|-
!停車停留所名
!width="20px"|新広益線
!備考
|-
|'''[[広島駅]]新幹線口'''
|▼
|&nbsp;
|-
|[[広島バスセンター]]
|▼
|&nbsp;
|-
|[[中筋駅]]
|▼
|&nbsp;
|-
|[[久地バスストップ|久地]](広島道)
|◆
|&nbsp;
|-
|[[広島北インターチェンジ|広島北IC]](広島道)
|◆
|&nbsp;
|-
|[[加計バスストップ|加計]](中国道)
|◆
|&nbsp;
|-
|[[道の駅来夢とごうち|戸河内ICバスセンター]]
|◆
|&nbsp;
|-
|[[安芸太田町]]役場
|◆
|&nbsp;
|-
|'''戸河内落合'''
|◆
|&nbsp;
|-
|松原郵便局前
|◆
|&nbsp;
|-
|いこいの村入口
|◆
|&nbsp;
|-
|小板
|◆
|&nbsp;
|-
|八幡原
|◆
|広島行はここで休憩を兼ねる
|-
|出合原
|◆
|&nbsp;
|-
|美都温泉入口
|◆
|&nbsp;
|-
|美都総合支所入口
|◆
|&nbsp;
|-
|東仙道
|◆
|&nbsp;
|-
|[[医光寺]]前
|◆
|&nbsp;
|-
|[[石見交通]]本社前
|◆
|&nbsp;
|-
|'''[[益田駅]]'''
|▲
|&nbsp;
|}

※冬期間([[12月]]~[[2月]])、[[広島電鉄]]担当便は戸河内落合~益田駅間を運休することがある。

※益田行は板ヶ谷、広島行は八幡原で5分間休憩。


== 運行経路 ==
== 運行経路・停車停留所 ==
太字は停車停留所(主要停留所のみ記載)。中筋駅と広島市内方向との利用は不可。
広島市内 - [[国道54号]] - [[広島インターチェンジ|広島IC]] - [[山陽自動車道]] - [[広島自動車道]] - [[広島北ジャンクション|広島北JCT]] - [[中国自動車道]] - [[戸河内インターチェンジ|戸河内IC]] - [[国道191号]] - 益田市内
* '''[[広島駅]]新幹線口''' - '''[[広島バスセンター]]''' - [[国道54号]] - '''[[中筋駅]]''' - [[広島インターチェンジ|広島IC]] - [[山陽自動車道]] - [[広島自動車道]] - [[中国自動車道]] - [[戸河内インターチェンジ|戸河内IC]] - '''[[道の駅来夢とごうち|戸河内ICバスセンター]]''' - [[国道191号]] - '''戸河内落合''' - '''[[道の駅サンエイト美都|美都温泉入口]]''' - '''美都総合支所入口''' - '''[[医光寺 (益田市)|医光寺]]前''' - '''[[益田駅]]'''
** 両方向とも[[道の駅匹見峡|出合原]]停留所(乗降扱いあり)で途中休憩を行う。
<!--** 益田行きは板ヶ谷、広島行きは出合原で途中休憩をはさむ(共に国道191号上の休憩地。板ヶ谷は途中休憩のみ、出合原は乗降扱いあり)。-->


== 運行回数 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
*昼行2往復
{{Reflist}}
**冬期間([[12月]]~[[2月]])、[[広島電鉄]]担当便は戸河内落合~益田駅間を'''運休'''することがある。


== 車内設備 ==
== 関連項目 ==
* [[広益線]]
*4列シート


== 外部リンク ==
<!--
*[http://iwamigroup.jp/index.php 石見交通]
== その他 ==
-->


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{{DEFAULTSORT:しんこうえきせん}}
[[Category:高速バス路線]]
[[Category:高速バス路線]]
[[Category:中国地方のバス路線]]
[[Category:中国地方のバス路線]]
[[Category:広島電鉄|高しんこうえきせん]]
[[Category:中国地方の都市間バス]]
[[Category:広島電鉄|撤しんこうえきせん]]
[[Category:石見交通]]
[[Category:石見交通]]
[[Category:広島県の交通]]
[[Category:島根県の交通]]
[[Category:安芸太田町の交通]]
[[Category:益田市の交通]]

2024年4月12日 (金) 12:15時点における版

新広益線(広島電鉄)
新広益線(石見交通)

新広益線(しんこうえきせん) は、石見交通が運行する広島県広島市と広島県安芸太田町北広島町島根県益田市を結ぶ高速バスである。昼行便が1日2往復運行されている。

なお、新広益線は石見交通での路線名称であり、かつて共同で運行していた広電バスでは単に広島 - 益田線と案内されていた。

概要

広島 - 益田間の高速バスは、広益線石見交通)が吉賀町経由で6往復運行されているが、本路線は、前記広益線の好調と国道191号の整備を受け、主に旧美都町からの要望により開設された路線である。所要時間は広益線よりこちらのほうがやや短い。広益線同様長距離特急バスとしての性格を有するため、全便自由席・トイレなし車両・中筋駅以北の停留所は自由乗降(広島BC - 中筋駅間のみクローズドドアシステム採用)・しまねバスカード対応・ICOCA対応となっている。

歴史

運行会社

かつての運行会社

  • 広島電鉄
    • バス事業本部・広島北営業課が1往復担当。石見交通担当分と合わせての2往復体制だった。
    • 広島電鉄担当便は12月から2月の間、降雪の状況により戸河内落合 - 益田駅間で運休することがあった。

運行経路・停車停留所

太字は停車停留所(主要停留所のみ記載)。中筋駅と広島市内方向との利用は不可。

脚注

  1. ^ 石見交通 2023 年 3 月 22 日(水)ICOCAシステム導入について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道・石見交通、2023年2月1日https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230201_00_press_ICOCA.pdf2023年2月1日閲覧 

関連項目

外部リンク