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{{注意|'''注意事項''':
<ref name="animate231001">{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1696143963|title=秋アニメ『薬屋のひとりごと』小西克幸さん・種﨑敦美さんら追加声優発表、本PV解禁! OPテーマは緑黄色社会、EDテーマはアイナ・ジ・エンドさんが担当|website=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=[[アニメイト]]|date=2023-10-01|accessdate=2023-10-03}}</ref>
* 公式に発表されていない事前情報や、[[WP:TVWATCH]]に基づく個人的な雑感の記載はおやめください。
== テレビアニメ ==
* 内容加筆の際は可能な限り[[Wikipedia:信頼できる情報源|信頼可能な情報源]]の'''[[Wikipedia:出典を明記する|出典を明示]]'''するようにお願いします。
{{放送前の番組|date=2024年3月|section=1}}
* 文章を添削してから保存してください。記事の体をなしていない文章は削除します。推敲には[[Wikipedia:サンドボックス|サンドボックス]]をご利用ください。}}
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{{Infobox animanga/Header
2023年2月16日にテレビアニメの制作が発表された<ref name="natalie20230216">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/513066|title=「薬屋のひとりごと」TVアニメ化決定!悠木碧演じる猫猫の声収めたPVも公開|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-02-16|accessdate=2023-02-16}}</ref>。
| タイトル = ガールズバンドクライ
-->
| 画像 = [[File:Girls Band Cry logo.png|200px]]
2023年10月から2024年3月まで、[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]ほかにて放送された{{R|natalie20230825}}<ref>{{Cite web|和書|url= https://times.abema.tv/articles/-/10078716 |title= アニメ『薬屋のひとりごと』はいつから?毎週土曜24:55より放送中! |accessdate=2023-11-30 |date=2023-11-26 |website=ABEMA TIMES |publisher=AbemaTV }}</ref>。初回はキー局の[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]などでは第3話まで連続放送された{{Efn2|ネット局によっては対応が異なり、は第1話と第2話を連続放送したところと、第1話のみを放送したところがある。}}<ref name="natalie20230825">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/538361|title=アニメ「薬屋のひとりごと」10月21日の初回は3話一挙放送、最新ビジュアルも公開に|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-08-25|accessdate=2023-08-25}}</ref>。ナレーションは[[島本須美]]<ref name="AnimeStaffCast">{{Cite web2|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/#staffcast|title=Staff&Cast |website=『薬屋のひとりごと』公式サイト|accessdate=2023-12-11}}</ref>。第1クール(第1話から第12話)は原作小説第1巻が、第2クール(第12話から第24話)は原作小説第2巻が基になっている<ref name="official_naganuma01">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2023-12-28 |language=ja |title=『薬屋のひとりごと』オフィシャルインタビュー 監督・シリーズ構成 長沼範裕 インタビュー≪前編≫ |url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/special/interview_01.html |work=『薬屋のひとりごと』公式サイト |access-date=2024-06-27}}</ref>。
| サイズ =
| 説明 =
| ジャンル = [[ガールズバンド]]、[[バンド (音楽)|バンド]]、[[青春]]
}}
{{Infobox animanga/TVAnime
| 原作 = [[東映アニメーション]]
| シリーズディレクター = 酒井和男
| キャラクターデザイン = 手島nari
| 音楽 = [[田中ユウスケ]]([[agehasprings]])
| シリーズ構成 = [[花田十輝]]
| 脚本 = 花田十輝
| アニメーション制作 = 東映アニメーション
| 製作 = 東映アニメーション
| 放送局 = [[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]ほか
| 放送枠 =
| 放送開始 = 2024年4月6日
| 放送終了 = 6月29日
| 話数 = 全13話
}}
{{Infobox animanga/Cast
| 役名 = <!--担当声優は現任のみ-->井芹仁菜<br/>河原木桃香<br/>安和すばる<br/>海老塚智<br/>ルパ
|出演者= 理名<br/>夕莉<br/>美怜<br/>凪都<br/>朱李
}}
{{Infobox animanga/Footer}}
『'''ガールズバンドクライ'''』(GIRLS BAND CRY)は、[[東映アニメーション]]、[[agehasprings]]、[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]による[[日本]]の[[メディアミックス]]プロジェクト<ref name=realsound_tamai01>{{Cite interview |subject=玉井健二 |subjectlink=玉井健二 |date=2024-02-28 |interviewer=西廣智一 |language=ja |title=アゲハ 玉井健二『ガルクラ』にかける情熱 |url=https://realsound.jp/2024/02/post-1582956.html |website=リアルサウンド |publisher=blueprint |page=1 |access-date=2024-06-30}}</ref>。略称は「'''ガルクラ'''」<ref>{{Cite tweet|author=アニメ『ガールズバンドクライ』公式 |user=girlsbandcry|number=1763549758189146359|title=公式略称は「ガルクラ」に決定! |date=2024-03-01|accessdate=2024-04-18}}</ref>。


東映アニメーションの手掛ける同名のテレビアニメと、agehaspringsの手掛ける5人組ガールズバンド「'''トゲナシトゲアリ'''」が連動するプロジェクト。一般的なガールズバンドのアニメはアニメに出演した声優がバンドを組むが、本プロジェクトではまずバンドが結成され、そこからアニメへ発展していくという形で企画された{{R|realsound_tamai01}}。
第2期の制作も発表されており、2025年に放送予定<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/566327|title=アニメ「薬屋のひとりごと」第2期が2025年放送決定!ティザーPVやビジュアル公開|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2024-03-24|accessdate=2024-03-24}}</ref>。


== 企画 ==
=== 評価(テレビアニメ) ===
=== プロジェクト発足 ===
「[[アニメディア#恒例企画|読者が選ぶアニメキャラ大賞2023]]」において、猫猫が「新人賞」で6位を獲得している{{Sfnp|アニメディア2024/02|2024|p=33}}。また、「[[TVer#TVerアワード|TVerアワード]]2023」では特別賞を獲得した<ref>{{Cite web2|url=https://tver.jp/_s/campaign/tveraward2023/index.html|title=TVerアワード2023|website=TVer|accessdate=2024-03-01}}</ref>。
本プロジェクトは2019年8月、東映アニメーションのプロデューサーの[[平山理志]]が酒井和男と[[花田十輝]]に声をかけたことをきっかけにスタートした{{Sfnp|メガミマガジン2024/8|2024|p=28}}。平山は[[2020年東京オリンピック|東京オリンピック]]開催後の日本は景気が悪くなると予想しており、そんな社会で生きていく若者の力になる作品を作りたいと考えていた{{Sfnp|メガミマガジン2024/8|2024|p=28}}。過去のヒット作にはない新しい作品を作ることを目標に行われた3人による話し合いの中で、花田が提案した「上京してくる女の子を主人公にしたバンドもの」というストーリーが採用された{{Sfnp|メガミマガジン2024/8|2024|p=28}}。


作品の音楽に説得力を持たせるには、表現力が豊かなボーカルと、きちんと楽器を演奏できる奏者が声優を兼任する必要があった{{Sfnp|メガミマガジン2024/8|2024|p=28}}。そのため平山はゼロからバンドを作り、そのバンドのメンバーに声優をやってもらうというプロジェクトを思いついた{{Sfnp|メガミマガジン2024/8|2024|p=28}}。2019年末ごろ、平山より相談を受けた[[agehasprings]]の[[玉井健二]]は、「ガチのバンドが先行してデビューし、その後にメンバーを主体としたアニメ―ションがスタートする、且つ、なるべく放送が始まる前には売れていて欲しい」と本プロジェクトの展望を語られたという<ref name=utapass_tamai>{{Cite interview |subject=玉井健二 |subjectlink=玉井健二 |language=ja |title=【特集】 agehasprings玉井健二|話題のバンド・トゲナシトゲアリについて徹底取材 |url=https://au.utapass.auone.jp/lp/interview-kenji-tamai |work=auスマートパスプレミアムミュージック |publisher=KDDI |access-date=2024-07-04}}</ref>。玉井は本作が非常に労力のかかるプロジェクトであると理解しながらも、3人のプロとしての姿勢に触発され、参加を決意した{{R|realsound_tamai01}}。
=== スタッフ ===
* 原作 - 日向夏{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
* キャラクター原案 - しのとうこ{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
* 監督・シリーズ構成 - 長沼範裕{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
* 副監督 - 筆坂明規{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
* キャラクターデザイン - [[中谷友紀子]]{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
* サブキャラクターデザイン - [[長森佳容]]<ref name="allcinema387189">{{Cite web |url=https://www.allcinema.net/cinema/387189 |title=薬屋のひとりごと |website=allcinema |accessdate=2024-01-13}}</ref>、[[宮井加奈]]{{R|natalie20230216}}
* プロップデザイン - ヒラタリョウ{{R|allcinema387189}}、みき尾{{R|allcinema387189}}
* シナリオ統括 - [[柿原優子]]{{R|allcinema387189}}
* 色彩設計 - 相田美里{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
* 美術監督・美術設定 - 高尾克己{{R|natalie20230216}}
* CGIディレクター - 永井有{{R|natalie20230216}}
* 2Dデザインワークス - 南條楊輔{{R|allcinema387189}}
* 撮影監督 - 石黒留美{{R|natalie20230216}}
* 編集 - 今井大介{{R|natalie20230216}}
* 音響監督 - [[はたしょう二]]{{R|natalie20230216}}
* 音響効果 - [[出雲範子]]{{R|allcinema387189}}
* 音楽 - [[神前暁]]{{R|allcinema387189}}、[[ケビン・ペンキン|Kevin Penkin]]{{R|allcinema387189}}、桶狭間ありさ{{R|allcinema387189}}
* 音楽プロデューサー - 小林健樹{{R|allcinema387189}}
* チーフプロデューサー - 高橋敦司{{R|allcinema387189}}、[[武井克弘]]{{R|allcinema387189}}
* プロデューサー - 菱山光輝{{R|allcinema387189}}、平原唯灯{{R|allcinema387189}}、川村文{{R|allcinema387189}}、森下勝司{{R|allcinema387189}}、[[武藤大司]]{{R|allcinema387189}}、岡本順哉{{R|allcinema387189}}、藤村智子{{R|allcinema387189}}
* アニメーションプロデューサー - 稲垣敬文{{R|allcinema387189}}、正田聡史{{R|allcinema387189}}
* 制作 - [[TOHO animation STUDIO]]、[[オー・エル・エム|OLM]]{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}
* 製作 - 「薬屋のひとりごと」製作委員会{{Sfnp|アニメージュ2023/04|2023|p=135}}


=== 制作 ===
=== 楽曲制作 ===
平山は本作の音楽を10代から30代に受け入れられるものにしたいと考え、必然的に[[ボカロ (音楽ジャンル)|ボカロ音楽]]を意識したものとなった{{Sfnp|メガミマガジン2024/8|2024|p=28}}。玉井がプロジェクトに参加した時点でアニメのプロットやキャラクター設定はある程度仕上がっており、劇中で作曲を担当している河原木桃香の人生をプロファイリングし、曲の方向性を定めた<ref name=realsound_tamai02>{{Cite interview |subject=玉井健二 |subjectlink=玉井健二 |date=2024-02-28 |interviewer=西廣智一 |language=ja |title=アゲハ 玉井健二『ガルクラ』にかける情熱 |url=https://realsound.jp/2024/02/post-1582956_2.html |website=リアルサウンド |publisher=blueprint |page=2 |access-date=2024-06-30}}</ref>。2004年ごろに生まれた桃香は、2015年ごろのボカロ曲やバンドサウンドが原点となり、スマホを手にした2017年ごろにど真ん中でないバンドとボカロの曲を聞きこみ、作曲を始めた2020年ごろに「聴く曲」と「参照すべき曲」を聞き分け始めるという仮説が立てられた。この仮説から玉井は以下の楽曲のコンセプトを定めた。
==== 企画 ====
プロデューサーの菱山光輝は本作の制作にあたり、原作小説に誠実にあるということを重要なテーマとして掲げた<ref name="thetv_hisiyama">{{Cite interview |subject=菱山光輝 |date=2024-03-29 |interviewer=岡本大介 |language=ja |title=「薬屋のひとりごと」猫猫や壬氏が、多くの視聴者に愛された理由とは…プロデューサーが語る制作秘話 |url=https://thetv.jp/news/detail/1190394/ |work=WEBザテレビジョン |publisher=KADOKAWA |access-date=2024-06-27}}</ref>。原作はコミカライズやドラマCD化など、さまざまに展開して多くのファンを獲得してきた作品であり、ファンの一人一人にそれぞれの解釈が生まれているため、チーム全体としてあくまでベースは原作小説であるという意識を持つことを重要視したという{{R|thetv_hisiyama}}。


{{Quotation|歴史上最速のBPMを更新するかのごとく高速化していったボカロP曲のスピード感と、転調を繰り返しながらめまぐるしく展開する高再生オリエンテッドなバンドサウンドをリアルタイムで浴びながら、推しが影響を受けたであろう過去のロックやジャズやR&BやEDMの歴史をコード進行ごとなぞった、才能溢れる女性ギタリストが表現したかったサウンド、{{Interp|中略|和文=1}}検索機能をフルに活かして耳触りの触感を突き詰めながら書き綴る純文学風味のリリックを、思春期を通して夢中で掘り下げたであろう、桃香の熱量そのものを散りばめた歌詞、{{Interp|中略|和文=1}}このインディーズバンドのプロデュースを僕が引き受けたとしたら、{{Interp|中略|和文=1}}変異した新種のガールズバンドとはどうあるべきか|玉井健二、出典:{{R|utapass_tamai}}}}
また、幅広い客層に視聴してもらうことも大きな目標とし、制作や宣伝が行われた{{R|thetv_hisiyama}}。彩度が高く設計された画面構成は、高齢の視聴者に配慮したものであり、老若男女に見てもらうという方針に則ったものであった{{R|thetv_hisiyama}}。


また、バンドの曲の方向性の偏りを再現するため、ミュージシャンに情報を与えずに作曲を依頼した{{R|realsound_tamai02}}。さらに、「K-POPの人たちのクオリティにどうやったら追いつけるか」が裏のテーマとして掲げられていた{{R|realsound_tamai02}}。これらのコンセプトを踏まえ、本プロジェクトの第1曲目である「名もなき何もかも」が作曲された{{R|realsound_tamai02}}。
==== 演出 ====
監督とシリーズ構成は『[[魔法使いの嫁#テレビアニメ|魔法使いの嫁』や『[[弱虫ペダル_(アニメ)#劇場版|劇場版 弱虫ペダル]]』で監督を務めた長沼範裕が兼任した。二つの役職を兼任した理由について長沼は、作品の完成度を上げるために土台から携わる必要があったこと、加えて今作は謎解きなどの複雑な要素が多く、魅力と要点をわかりやすく視聴者に伝える必要があったことを挙げている<ref name="febri_naganuma01">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2023-10-25 |interviewer=高野麻衣 |language=ja |title=長沼範裕監督に聞いた
『薬屋のひとりごと』が出来上がるまで① |url=https://febri.jp/topics/kusuriyanohitorigoto_01/ |work=Febri |publisher=一迅社 |access-date=2024-06-27}}</ref>。


=== メンバー選考 ===
長沼は本作のテーマを「親と子」、「生と死」と定め、この普遍的なテーマをきちんと描き切ることを意識した{{R|official_naganuma01}}。また本作を演出するうえで、固定概念にとらわれない表現方法に挑戦しており、例えば夕方の空の色は、天候やキャラクターの感情に合わせて10色ほど用意された<ref name="febri_naganuma02">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2023-10-26 |interviewer=高野麻衣 |language=ja |title=長沼範裕監督に聞いた『薬屋のひとりごと』が出来上がるまで② |url=https://febri.jp/topics/kusuriyanohitorigoto_02/ |work=Febri |publisher=一迅社 |access-date=2024-06-27}}</ref>。
バンドメンバーを選考するため、2021年6月「Girl's Rock Audition」と題されたオーディションが開催された<ref name=utapass_togetoge>{{Cite interview |subject=トゲナシトゲアリ |subjectlink=トゲナシトゲアリ |language=ja |title=【徹底取材】MV再生1,000万回超え!5人組バンド・トゲナシトゲアリの素顔 |url=https://au.utapass.auone.jp/lp/togenashitogeari |work=auスマートパスプレミアムミュージック |publisher=KDDI |access-date=2024-06-30}}</ref>。玉井が定めた選考基準は以下のようなものだった。


{{Quotation|1. 美しく、激しく、正しく旋律を奏で得る才能を備えていること<br />2.音楽への愛を “尋常じゃないレベル” で抱いていること<br />3.演奏している姿、それ自体に人々を魅了する素養を備えていること|玉井健二、出典:{{R|utapass_tamai}}}}
第1期の24話は全体で大きな物語として設計されており、第1クールでは猫猫を軸に話が進み、第2クールでは壬氏を始めとした猫猫以外のキャラクターが加わる<ref name="animate_naganuma01">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2024-02-17 |interviewer=MoA |language=ja |title=アニメ『薬屋のひとりごと』は無意識を刺激する計算された一作/長沼範裕監督インタビュー |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1707984808 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト |page=1 |access-date=2024-06-27}}</ref>{{R|official_naganuma01}}。そのため、第1クールでは猫猫の目線でカメラを置き、第2クールでは少しカメラを引き、群像劇として演出されている{{R|official_naganuma01}}。また、作中では度々視聴者が無意識的に引っかかりや違和感を覚える演出が用意されており、視聴後に漫画や原作小説を読みたくなるように仕掛けられている{{R|animate_naganuma01}}<ref name="animate_naganuma03">{{Cite interview |subject=長沼範裕 |date=2024-02-17 |interviewer=MoA |language=ja |title=アニメ『薬屋のひとりごと』は無意識を刺激する計算された一作/長沼範裕監督インタビュー |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1707984808&p=3 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト |page=3 |access-date=2024-06-27}}</ref>。


課題曲は非常に難易度の高い「名もなき何もかも」であった{{R|realsound_tamai02}}。数千人の応募があったものの、音楽力と声優力を兼ね合わせる人材は中々見つからず、最終的にagehaspringsの人材発掘スタッフらも関わり、数万の候補の中から1年半かけて選考された{{R|utapass_tamai}}。
==== 音楽 ====
本作の劇伴は、桶狭間ありさ、[[ケビン・ペンキン|Kevin Penkin]]、[[神前暁]]の3名が担当した。通常のアニメ制作での劇伴を担当する音楽家は1人だが、本作のバラエティに富んだ様々な側面を表現するため、複数の作曲家を起用することとなった{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=48}}。この3名を起用した理由について、長沼は以下のように語っている。
{{Quotation|桶狭間(ありさ)さんは若く、ある意味キャッチーな音を作るのがとてもうまい方で、ケビン(ペンキン)さんは、日本にはない大陸的な音を作ることに長けている方。そして、神前(暁)さんはとても優秀な劇伴作家さん。このお三方の音が、どれも必要だと考えました。|出典:{{R|febri_naganuma02}}}}
作品としての一貫性を保つため、まずは窓口に神崎が立ち、神崎が他の二人に振り分け、楽曲制作が行われた{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=48}}。


=== プロジェクト始動 ===
==== キャスティング・演技 ====
2023年4月24日、ティザービジュアルとともにテレビアニメの制作決定が報じられる<ref>{{Cite web|和書 |url=https://natalie.mu/comic/news/522007 |title=東映アニメーションの完全新作オリジナルアニメ「ガールズバンドクライ」始動 |accessdate=2024-07-04 |date=2023-04-24 |website=コミックナタリー |publisher=ナターシャ }}</ref>。
本作のキャストは猫猫役を務めた[[悠木碧]]を除き、すべて一新された{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=49}}。悠木はすでに構築されたドラマCDの世界観を踏襲するため起用されたが、ドラマCDとは表現方法も物語の焦点も異なるため、悠木には新たなアプローチが求められた{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=49}}。悠木は本作の猫猫を演じるにあたり、「画が可愛いので、私も少し甘さを抜いていくなどバランスを取っています」と語っている<ref>{{Cite interview |subject=悠木碧 |subjectlink=悠木碧 |date=2023-10-21 |language=ja |title=悠木碧:アニメ「薬屋のひとりごと」 猫のような猫猫を演じるリズム 「立てどころ」を意識 |url=https://mantan-web.jp/article/20231020dog00m200046000c.html |website=MANTANWEB |publisher=MANTAN |access-date=2024-06-27}}</ref>。長沼は悠木の演技を「悠木さんは物語に対しての理解力、適応力がとても高いんです。{{Interp|中略|和文=1}}アニメならアニメの、新しいアプローチの仕方にきちんと合わせてくれる。ディレクションに対してのレスポンスのよさは、群を抜いているなと感じます。」と評している{{R|febri_naganuma01}}。


5月29日、テレビアニメのメインスタッフ、およびトゲナシトゲアリのメンバーが公開され、7月26日にはデビューシングル『名もなき何もかも』をリリース、トゲナシトゲアリが正式にデビューした<ref name=famitsu29304222>{{Cite web|和書 |url=https://www.famitsu.com/news/202305/29304222.html |title=アニメ『ガールズバンドクライ』スタッフ・声優陣解禁。監督は『ラブライブ!サンシャイン!!』の酒井和男。2曲のMV&キービジュアルも公開 |accessdate=2024-07-04 |date=2023-05-29 |website=ファミ通.com |publisher=KADOKAWA Game Linkage }}</ref><ref name=cdjournal105211>{{Cite web|和書 |url=https://www.cdjournal.com/main/news/togenashitogeari/105211 |title=アニメ『ガールズバンドクライ』劇中バンド”トゲナシトゲアリ”、メンバー&声優の実写アーティスト写真公開 |accessdate=2024-07-04 |date=2023-07-26 |website=シーディージャーナル }}</ref>。
猫猫以外のキャラクターはすべてオーディションでキャスティングされた{{R|febri_naganuma01}}。キャスティングでは芝居が出来ることを前提に、その俳優の背景がキャラクターにあっているのかも判断基準となった{{R|febri_naganuma01}}。いくつかのキャラクターはオーディションで絞り込められた数名の中から、長沼や音響監督の[[はたしょう二]]をはじめとした数名のスタッフが話し合って決められた{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=49}}。長沼は全体のバランスを非常に気にしており、特に後宮の妃たちは、煌びやかでありながらも似た声にならないように色分けすることが重要視された{{Sfnp|アニメージュ2024/04|2024|p=49}}。


12月20日にはテレビアニメの放送日、スタッフの情報が公開され<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1703044853 |title=『ガールズバンドクライ』2024年4月TVアニメ放送スタート、キービジュアル・ティザーPV・メインスタッフ公開! 「トゲナシトゲアリ」初のワンマンライブも決定 |accessdate=2024-07-10 |date=2023-12-20 |website=アニメイト |publisher=アニメイトタイムズ }}</ref>、2024年4月から6月にかけて放送された<ref name=dengeki220790>{{Cite web|和書|title=アニメ『ガールズバンドクライ』放送日は4/5。バンドにかける情熱が感じられる本編シーンを収録した新映像解禁 |url=https://dengekionline.com/articles/220790 |website=電撃オンライン |date=2024-02-10 |access-date=2024-03-25}}</ref>。
壬氏を演じた[[大塚剛央]]は第1話の収録時に長沼とはたから「どんな壬氏を作っていきたいのか」と聞かれ、自身の持つ壬氏のイメージを伝え、大まかな方向性を決めたという<ref name="animate_otsuka01">{{Cite interview |subject=大塚剛央 |subjectlink=大塚剛央 |date=2024-01-27 |interviewer=MoA |language=ja |title=『薬屋のひとりごと』徐々に素を見せる壬氏の役作りを大塚剛央が明かす |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1705453117 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト |access-date=2024-06-27}}</ref>。壬氏を演じるにあたり、大塚は壬氏の素の部分をどう見せていくかを重視した{{R|animate_otsuka01}}。また、壬氏が誰を相手にしているかを意識し、高順、仕事相手や上級妃の侍女、そして猫猫にはそれぞれ異なるアプローチで演じた<ref>{{Cite interview |subject=大塚剛央 |subjectlink=大塚剛央 |date=2024-01-13 |language=ja |title=<薬屋のひとりごと>美形の宦官・壬氏役の大塚剛央インタビュー、壬氏の印象に「思ったよりも“素”の部分をはっきり見せていいんだ」 |url=https://thetv.jp/news/detail/1174869/p2/ |page=2 |work=WEBザテレビジョン |publisher=KADOKAWA |access-date=2024-06-27}}</ref>。悠木はテレビアニメの猫猫を演じるにあたって感じていた不安が、大塚の演じる壬氏の声を聴いて払拭されたと語っており、大塚が本作における大黒柱だと評している<ref>{{Cite interview |subject=悠木碧 |subjectlink=悠木碧 |date=2023-10-21 |interviewer=MoA |language=ja |title=『薬屋のひとりごと』悠木碧が語る、人を惹きつける猫猫の魅力|インタビュー |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1697704023 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト |access-date=2024-06-27}}</ref>。


=== 主題歌 ===
== テレビアニメ ==
2024年4月から6月まで[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]ほかにて放送された{{R|dengeki220790}}。監督は『[[ラブライブ!サンシャイン!! (テレビアニメ)|ラブライブ!サンシャイン!!]]』などを手掛けた酒井和男が務めた{{R|utapass_togetoge}}。アニメーション制作は東映アニメーションが担当。
{{dl2
| 第1期 |
; 「[[花になって]]」<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000240439|title=緑黄色社会、新曲「花になって」がTVアニメ『薬屋のひとりごと』オープニングテーマに|website=[[BARKS]]|publisher=ジャパンミュージックネットワーク|date=2023-10-01|accessdate=2023-10-03}}</ref>
: [[緑黄色社会]]による第1期第1クールオープニングテーマ。作詞は長屋晴子、作曲は穴見真吾、編曲は川口圭太と穴見真吾。
; 「[[アイコトバ (アイナ・ジ・エンドの曲)|アイコトバ]]」{{R|animate231001}}
: [[アイナ・ジ・エンド]]による第1期第1クールエンディングテーマ。作詞・作曲は[[石崎ひゅーい]]、編曲は[[Tomi Yo|トオミヨウ]]。
; 「[[アンビバレント (Uruの曲)|アンビバレント]]」<ref name="natalie554718">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/554718|title=「薬屋のひとりごと」第2クールに桐本拓哉&名塚佳織 OPはUru、EDはwacciが担当|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-12-25|accessdate=2023-12-25}}</ref>
: [[Uru]]による第1期第2クールオープニングテーマ。作詞はUru、作曲はYAS、編曲は[[田中隼人]]。
; 「愛は薬」{{R|natalie554718}}
: [[wacci]]による第1期第2クールエンディングテーマ。作詞・作曲は橋口洋平、編曲は村中慧慈。
<!-- | 第2期 | -->
}}


本作は1秒間に24コマの画像を動かす[[フルアニメ]]かつ[[CGアニメ]]となっている{{R|townnews20240308}}。従来の日本のCGアニメは手書きアニメーションに寄せた[[セルルック]]
=== 挿入歌 ===
の作品が主流であったが、本作では「イラストルック」と名付けられた、手島nariのイラストをそのまま動かすことを目標とした新たな手法で制作された{{Sfnp|メガミマガジン2024/8|2024|p=28}}。
{{dl2

| 第1期 |
=== ストーリー ===
; 「{{読み仮名|想風|おもいかぜ}}」<ref name="natalie_20231023">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/546088|title=「薬屋のひとりごと」のミニアニメ配信開始 猫猫が作中のキーアイテムを解説|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-10-23|accessdate=2023-10-25}}</ref>
17歳の'''井芹仁菜'''は親に反発して高校を中退。上京して、大学進学を目指していた。そんなある日、仁菜は自分に勇気を与えてくれたストリートミュージシャン'''河原木桃香'''と出会う。仁菜の歌唱力と、世間への反抗心に惚れ込んだ桃香は自分とバンドを組もうと誘う。勉強を理由に断ろうとした仁菜だったが、音楽の魅力に嵌まっていく。2人の元には個性的な女子が集まり5人組のバンド、'''トゲナシトゲアリ'''を結成する。
: [[大原ゆい子]]による第1期第3話の挿入歌。作詞は大原ゆい子、作曲・編曲は桶狭間ありさ。

; 「明日を訪ねて」<ref name="music231211">{{Cite web2|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/news/20231204_1.html|title=第9話「自殺か他殺か」挿入歌 XAI「明日を訪ねて」ムービー公開!|website=『薬屋のひとりごと』公式サイト|date=2023-12-04|accessdate=2023-12-11}}</ref>
=== 登場人物 ===
: [[XAI (歌手)|XAI]]による第1期第9話の挿入歌。作詞はXAI、作曲・編曲は[[神前暁]]。
==== トゲナシトゲアリ(テレビアニメ) ====
; 「雪中花」<ref name="music231224">{{Cite web2|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/news/20231224_2.html|title=第12話「雪中花」挿入歌 きしかな子「雪中花」ムービー公開!|website=アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト|date=2023-12-24|accessdate=2023-12-24}}</ref>
{{Main2|リアルバンド|#トゲナシトゲアリ(リアルバンド)}}
: きしかな子による第1期第12話の挿入歌。作詞は内田ましろ、作曲・編曲は神前暁。
: 本作の主要人物である5人組バンド。仁菜・桃香・すばるが組んだバンド「新川崎(仮)」と智・ルパが組んでいた「beni-shouga」が合わさり結成。7話のライブで、バンド名が決まらぬままステージ上に立った仁菜が観客の一人が着ていたTシャツに書かれていた「[[トゲアリトゲナシトゲトゲ]]」の文字を見て即興で命名した。略称は「'''トゲトゲ'''」。
; 「蒼空の炎」<ref name="music240218">{{Cite tweet|user=takenakadaichi |number=1758892344831889827|title=TVアニメ「薬屋のひとりごと」第19話挿入歌 [蒼空の炎]を歌唱させていただいきました!|date=2024-02-18|accessdate=2024-02-18}}</ref>
; 井芹 仁菜(いせり にな)
: 竹中だいちによる第1期第19話の挿入歌。作詞は内田ましろ、作曲・編曲は神前暁。
: 声 - 理名<ref name="megamiMagazine202403">{{Cite journal|和書|journal=メガミマガジン 2024年3月号|volume=26|issue=3|publisher=Gakken|date=2024-01-30|page=68|asin=B0CSQG73B5}}</ref>
; 「ホトトギス」
: この作品の主人公。パートは[[ボーカル]]{{R|megamiMagazine202403}}。17歳。誕生日は10月24日。身長152cm。血液型はA型。[[熊本県]][[熊本市]]出身。好物は[[おひたし]]、[[カフェオレ]]、[[ヨーグルト]]。昭和マニア、仏像好きで、趣味は[[御朱印]]集め<ref name="characterNina">https://girls-band-cry.com/character/nina/</ref>。
: 第1期第23話・第24話の挿入歌。作詞は[[柿原優子]]、作曲は神前暁。
: やや引っ込み思案の普通の女の子。小中高と目立たない存在で、成績もごく普通。特に大きな夢もなく、空気を読んで、みんなに合わせて生きてきた{{R|characterNina}}。しかし平凡な日常と厳しい父親に対する反抗心を抱えており、自分を虐めていた女子との和解を強制された際には学校の放送室をジャックして好きな曲を流す問題行動を起こしている。遂には父と衝突して高校を中退、1人で上京して予備校に通い大学進学を目指すが桃香と出会い、音楽の道へ進む。常に不満を抱えており、度々感情を爆発させる。すばる曰く「闘牛場の牛」。
; 「想い咲く時」<ref>{{Cite tweet|user=monaca_jp|number=1771577542253699115 |title=TVアニメ『薬屋のひとりごと』第24話挿入歌「想い咲く時」|date=2024-03-24|accessdate=2024-03-24}}</ref>
: インディーズ時代のダイヤモンドダストのファンで、特に「空の箱」は、行き詰っているときに背中を押してくれた「(自分の)テーマ曲」であり、ダイヤモンドダストを「命の次に大事なもの」だと語っている。
: アオイエマ。による第1期第24話の挿入歌。作詞は内田ましろ、作曲は神前暁。
; 河原木 桃香(かわらぎ ももか)
<!-- | 第2期 | -->
: 声 - 夕莉{{R|megamiMagazine202403}}
}}
: パートは[[ギター]]{{R|megamiMagazine202403}}。20歳。誕生日は12月9日。身長164cm。血液型はO型。[[北海道]][[旭川市]]出身。好物は[[あんみつ]]と[[焼き肉]]。趣味は[[読書]]と[[スポーツ観戦]]<ref name="characterMomoka">https://girls-band-cry.com/character/momoka/</ref>。
: ストリートミュージシャン。性格はサバサバで男勝り。女の子っぽい格好が嫌いで、髪も服も素っ気ない方。明るくて面倒見がよい、運動部の頼れる先輩といった雰囲気{{R|characterMomoka}}。
: かつては「ダイヤモンドダスト」というガールズバンドのリーダーだったが、バンドのメジャーデビュー時に方向性の違いから脱退。以降はソロ活動をしていた。ヘビが苦手で、車の運転が荒い。
; 安和 すばる(あわ すばる)
: 声 - 美怜{{R|megamiMagazine202403}}
: パートは[[ドラムセット|ドラム]]{{R|megamiMagazine202403}}。17歳。誕生日は4月27日。身長158cm。血液型はAB型。[[兵庫県]][[神戸市]]出身。好物は[[パクチー]]、[[ピーマン]]、[[レモン]]、酸っぱい系。インドア派で、趣味は[[ゲーム]]、ネット、レスバトル<ref name="characterSubaru">https://girls-band-cry.com/character/subaru/</ref>。
: 芸能スクールに通う女の子。女優の祖母を持ち、有望株としてCMに出たりしている。世渡り上手の美少女で愛想も良い。モデルと言われてもおかしくない美貌をほこっているが、中身は気が強く負けず嫌いなお嬢様{{R|characterSubaru}}。都内のタワーマンションで一人暮らしをしている。
; 海老塚 智(えびづか とも)
: 声 - 凪都{{R|megamiMagazine202403}}
: パートは[[キーボード (楽器)|キーボード]]{{R|megamiMagazine202403}}。16歳。誕生日は3月22日。身長148cm。血液型はB型。[[宮城県]][[仙台市]]出身。好物は[[シュークリーム]]、[[白米]]、[[お茶漬け]]、[[梅干し]]。趣味は[[爬虫類]]([[ヤモリ]])の飼育<ref name="characterTomo">https://girls-band-cry.com/character/tomo/</ref>。
: 元々は地元でも有名なお金持ち一家のお嬢様。今は[[ルームシェア]]でルパとアパートに暮らしている。冷たく世の中を斜めに見ている。[[ハリネズミ]]のごとく警戒心バリバリであまり心を開かない{{R|characterTomo}}。
: 牛丼屋でアルバイトをしつつ、ルパと組んで作曲活動をしていた。仁菜達の演奏を見て惚れ込み、6話で合流する。すばるの祖母(安和天童・後述)が主演を務めるテレビドラマ「探偵オババの事件簿」の大ファンで、ルパ曰く「最後はいつも泣く」という。
; ルパ
: 声 - 朱李{{R|megamiMagazine202403}}
: パートは[[ベース (弦楽器)|ベース]]{{R|megamiMagazine202403}}。22歳。誕生日は6月28日。身長169cm。血液型はO型。南アジア出身。好物は[[パフェ]]、[[プリンアラモード]]、[[ハンバーグ]]。趣味は[[晩酌]]と読書<ref name="characterRupa">https://girls-band-cry.com/character/rupa/</ref>。
: 南アジア人の父と日本人の母を持つ、やや褐色のオリエンタルな雰囲気を漂わせる少女。芸術センスに溢れ、頭脳明晰。いわゆる天才肌で、その穏やかな話し方と、控えめな態度からみんなに一目置かれている。大酒飲みなのと、肝が据わり過ぎているのが玉に瑕{{R|characterRupa}}。
: 過去に事故により親族を亡くしている。

==== ダイヤモンドダスト ====
: 桃香がギターボーカルとして以前所属していたバンド。元は高校の軽音部員の4人で組んだバンドで、インディーズ時代から人気があった。しかし、メジャーデビュー直前に周囲の思惑からアイドルバンド路線に変更を余儀なくされ、それに納得できなかった桃香が脱退した。その後仁菜の元友人であるヒナが加入。略称は「ダイダス」。
;ヒナ
: 声 - [[近藤玲奈]]
: ダイヤモンドダストの新ボーカル。17歳。熊本の高校で仁菜と友達であったが、絶縁した。
;ナナ
: 声 - [[松岡美里]]
: ダイヤモンドダストのベース。
;リン
: 声 - [[漆山ゆうき]]
: ダイヤモンドダストのギター。
;アイ
: 声 - [[宮白桃子]]
: ダイヤモンドダストのドラム。

==== サブキャラクター ====
; 日比野 華男
: 声 - [[岩中睦樹]]
: 桃香の同居人で、恋愛対象は男性。
; 井芹 宗男
: 声 - [[山岸治雄]]
: 仁菜の父。熊本県教育連盟顧問で、世間ではカリスマ教師として知られている。娘の仁菜の不登校を受け入れる事ができず仁菜から避けられていたが、10話で仁菜と和解。11話では仁菜達のライブを配信で観ている。
; 井芹 靖恵
: 声 - [[小島幸子]]
: 仁菜の母。仁菜に実家に帰るよう、新幹線の往復チケット手配、仁菜のバイト先にいるルパに渡す。家に帰った仁菜と涼音に、からし蓮根カレーを振る舞う。
; 井芹 涼音
: 声 - [[あんどうさくら]]
: 仁菜の姉。7話で仁菜の父の代わりに、仁菜の様子を見に訪れた。
; 安和 天童
: 声 - [[幸田直子]]、[[堀籠沙耶]](若い頃)
: すばるの祖母でベテラン女優。テレビドラマ「探偵オババの事件簿」の主演。孫のすばると共演したいとずっと夢見て、すばるを芝居の道に進ませようとする。
; 林
: 声 - [[平田広明]]
: ライブハウス「セルビアンナイト」のおっちゃん。桃香の所属していた旧ダイヤモンドダストをよく知る店主だが、経営はいつもカツカツで、本人曰く「桃ちゃん(桃香)だけが頼り」。
; ミネ
: 声 - [[沢城みゆき]]
: 桃香が憧れたロッカー。7話で桃香たちをライブに誘った。
; 三浦 潮美
: 声 - [[降幡愛]]
: 有名芸能事務所、株式会社ゴールデンアーチャーのスカウト。旧ダイヤモンドダストが好きで、桃香の目指していた音楽を形にしたいと、トゲナシトゲアリをスカウトする。時折一人称が「三浦」になる。

=== 用語 ===
;新川崎(仮)
:仁菜と桃香、すばるの3人で活動していた頃のバンド名。
;beni-shouga
:海老塚智とルパのバンド名。かつては4人組バンドだった。メンバーが定着せず、現在はネットで活躍する謎の2人組として活動する。

=== 舞台 ===
{{Triple image aside|left/right/center(画像ボックスの位置を指定)|LAZONAkawasaki 001.jpg|120|LA CITTADELLA Street(Japan, Kanagawa, Kawasaki).jpg|120|Chidori Canal.jpg|120|[[ラゾーナ川崎]]([[ラゾーナ川崎プラザ]])|[[ラ チッタデッラ]]|[[京葉工業地帯]]の工場群([[千鳥運河]])}}
『ガールズバンドクライ』の舞台となっているのは、[[神奈川県]][[川崎市]]である{{R|townnews20240308}}。作中、[[ラゾーナ川崎]]や[[ラ チッタデッラ]]、工場群の夜景など、実際の町並みが登場する{{R|townnews20240308}}。

川崎市を舞台に選んだ理由を、東映アニメーションの[[平山理志]]プロデューサーは「地方から上京する少女たちにとって地に足がついた暮らしができる、東京近郊の街を探した」と説明する。2020年頃からロケハンを続け、外国人が多く暮らす川崎の多様性にも注目。「ダイバーシティの要素もメッセージとして伝えたい」とも語る{{R|townnews20240308}}。

=== スタッフ ===
* 原作・企画・製作 - [[東映アニメーション]]{{R|megamiMagazine202403}}
* 製作総指揮 - [[高木勝裕]]
* 企画 - 北﨑広実
* エグゼクティブプロデューサー - 篠原智士、辻秀典
* 制作統括 - 氷見武士
* プロデューサー - [[平山理志]]
* シリーズ構成・脚本 - [[花田十輝]]{{R|megamiMagazine202403}}
* 作画監督 - 山﨑智加
* 音楽プロデューサー - [[玉井健二]]([[agehasprings]]){{R|megamiMagazine202403}}
* 劇伴音楽 - [[田中ユウスケ]]{{R|megamiMagazine202403}}
* 音楽制作 - [[agehasprings]]
* キャラクターデザイン - 手島nari{{R|megamiMagazine202403}}
* CGディレクター - 鄭載薫{{R|megamiMagazine202403}}、大曽根悠介、近藤まり
* ライブCGディレクター - 中西信棋
* キャラクターモデリングスーパーバイザー - 米澤真一
* リギングスーパーバイザー - 戸沼祐介
* セッツ&プロップスモデリングスーパーバイザー - 石上由佳莉、黒田誠一
* アニメーションスーパーバイザー - 関祖輝、小泉正行、中村有希恵、竹中佑城
* エフェクトスーパーバイザー - 渡邊亮太
* ルックデベロップメントスーパーバイザー - 芦野健太郎
* ライティングコンポジットスーパーバイザー - 石塚恵子
* ライブテクニカルディレクター - 森重孝子
* 美術監督 - [[野村正信]]、藤井里咲
* 美術設定 - 天田俊貴
* プロップデザイン - 田村正平
* 色彩設計 - 竹澤聡
* 撮影監督 - 桑原真也
* ビジュアルディレクター - 涌元トモタカ
* 編集 - [[長坂智樹]]
* 音響監督 - [[三好慶一郎]]
* CGプロデューサー - 小倉裕太
* シリーズディレクター - 酒井和男{{R|megamiMagazine202403}}
* 製作 - 東映アニメーション

=== 主題歌 ===
; 「[[雑踏、僕らの街]]」<ref>{{Cite web |title=雑踏、僕らの街[CD MAXI] - トゲナシトゲアリ - UNIVERSAL MUSIC JAPAN |url=https://www.universal-music.co.jp/togenashitogeari/products/umck-5747/ |website=トゲナシトゲアリ |access-date=2024-04-20 |language=ja}}</ref>
: [[トゲナシトゲアリ]]による主題歌。作詞・作曲は大濱健悟、編曲は[[玉井健二]]と大濱健悟。
; 「[[誰にもなれない私だから]]」<ref>{{Cite web |title=誰にもなれない私だから【CD MAXI】 {{!}} トゲナシトゲアリ {{!}} UNIVERSAL MUSIC STORE |url=https://store.universal-music.co.jp//product/umck5748/?sci_campaign=124 |website=UM |access-date=2024-04-20 |language=ja}}</ref>
: トゲナシトゲアリによるエンディング主題歌。作詞はカイザー恵理菜、作曲は遊部優介、編曲は玉井健二と[[南田健吾]]。
; 「[[雑踏、僕らの街|空の箱]]」
: 挿入歌。作詞は松原さらり、作曲は南田健吾、編曲は玉井健二と南田健吾。第1話ではダイヤモンドダストによるバージョンと、井芹仁菜と河原木桃香によるバージョンがそれぞれ使用され、第2話・第8話では井芹仁菜によるバージョンが使用された。第5話・第8話ではダイヤモンドダストによるバージョンが使用された。
; 「[[誰にもなれない私だから|声なき魚]]」<ref>{{Cite web |title=アニメ「ガールズバンドクライ」トゲナシトゲアリが歌う第3話挿入歌「声なき魚」のフルサイズ音楽配信が開始! |url=https://www.gamer.ne.jp/news/202404200003/ |website=Gamer |access-date=2024-05-10 |language=ja}}</ref>
: 新川崎(仮)による第3話挿入歌。作詞は大西省吾とカイザー恵理菜、作曲は大西省吾、編曲は玉井健二と大西省吾。
; 「ETERNAL FLAME 〜空の箱〜」
: ダイヤモンドダストによる第5話・第8話挿入歌。作詞は松原さらり、作曲は南田健吾、編曲は玉井健二と大西省吾。
; 「[[視界の隅 朽ちる音]]」
: 新川崎(仮)とbeni-shougaによる第5話・第6話挿入歌。作詞・作曲は大濱健悟、編曲は玉井健二と大濱健悟。
; 「[[視界の隅 朽ちる音|心象的フラクタル]]」
: beni-shougaによる第6話挿入歌。作詞・作曲はokoge、編曲は玉井健二と高橋亮人。
; 「さよならあの日のメロディ」
: ミネによる第7話挿入歌。作詞・作曲は春尾ヨシダ、歌唱は仝(どう)。
; 「[[名もなき何もかも]]」
: トゲナシトゲアリによる第7話挿入歌。作詞は飛内将大とタカノシンヤ、作曲は飛内将大、編曲は玉井健二と飛内将大。
; 「Cycle Of Sorrow」
: ダイヤモンドダストによる第11話・第13話挿入歌。作詞・作曲は古賀頌哉、編曲は玉井健二と大西省吾。
; 「[[空白とカタルシス]]」
: トゲナシトゲアリによる第11話挿入歌。作詞は永澤和真とMisty mint、作曲は永澤和真、編曲は玉井健二と百田留衣。
; 「[[空白とカタルシス|運命の華]]」
: トゲナシトゲアリによる第13話挿入歌。作詞はカイザー恵理菜、作曲は永澤和真、編曲は玉井健二と永澤和真。


=== 各話リスト ===
=== 各話リスト ===
<!-- サブタイトルの元ネタを記載するには[[Wikipedia:信頼できる情報源]]からの出典の記載が必要です。でなければ、[[Wikipedia:検証可能性]]に反し、[[Wikipedia:独自研究]]となる為、記載する事は出来ません。-->
<!-- また、項目(Aux〇)を追加しての表中への記載は、[[プロジェクト:アニメ#各話リスト]]に反します。 -->
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| Number = 話数
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| Chapter = 第1期
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| Number = 第1話
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| Title = 猫猫
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| Number = 第3話
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| Number = 第4話
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| Number = 第5話
| Number = 第5話
| Title = 暗躍
| Title = 歌声よおこれ
| Aux0 = 千葉美鈴
| Aux2 = 朝倉舞彩
| Aux1 = 筆坂明規
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| Number = 第6話
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| Title = 園遊会
| Title = はぐれ者賛歌
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| Number = 第7話
| Number = 第7話
| Title = 里帰り
| Title = 名前をつけてやる
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| Number = 第8話
| Number = 第8話
| Title = 麦稈
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| Number = 第9話
| Number = 第9話
| Title = 自殺か他殺か
| Title = 欠けた月が出ていた
| Aux0 = 千葉美鈴
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| Number = 第10話
| Number = {{nobr|第10話}}
| Title = 蜂蜜
| Title = ワンダーフォーゲル
| Aux1 = 酒井和男 | Aux1RowSpan = 2
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| Aux1 = [[野村和也]]
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| Number = 第11話
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{{エピソードリスト/base
{{エピソードリスト/base
| Number = 第12話
| Number = 第12話
| Title = 宦官と妓女
| Title = 空がまた暗くなる
| Aux1 = [[増井壮一]]
| Aux0 = 千葉美鈴
| Aux2 = 横野光代
| Aux2 = 飯村正之
| Aux5 = 6月22日
| Aux3 = {{hlist-comma|鈴木春香|小島えり|金元会}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子|宮井加奈}}
| Aux5 = 12月24日
}}
}}
{{エピソードリスト/base
{{エピソードリスト/base
| Number = 第13話
| Number = 第13話
| Title = {{nobr|ロックンロールは鳴り止まないっ}}
| Title = 外廷勤務
| Aux1 = 酒井和男 | Aux1ColSpan = 2
| Aux0 = 綾奈ゆにこ
| Aux5 = 6月29日
| Aux1 = 中川航 | Aux1ColSpan = 2
| Aux3 = {{hlist-comma|池田裕治|亀山朋子|近藤瑠衣|宍戸久美子}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子|長森佳容}}
| Aux5 = '''2024年'''<br />1月7日
}}
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第14話
| Title = 新しい淑妃
| Aux0 = 小川ひとみ
| Aux1 = 長沼範裕
| Aux2 = {{hlist-comma|清水アキラ|大和田淳}}
| Aux3 = {{hlist-comma|野上慎也|山本径子|杜林桂|山田佳奈莉|池田裕治}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子|宮井加奈}}
| Aux5 = 1月14日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第15話
| Title = 鱠
| Aux0 = 柿原優子
| Aux1 = 藤田健太郎 | Aux1ColSpan = 2
| Aux3 = {{hlist-comma|池田裕治|亀山朋子|山田佳奈莉|渡辺奈月}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子|長森佳容|宮井加奈}}
| Aux5 = 1月21日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第16話
| Title = 鉛
| Aux0 = 千葉美鈴
| Aux1 = [[外山草]] | Aux1ColSpan = 2
| Aux3 = {{hlist-comma|亀山朋子|本吉晃子|堀江由美|猪爪多恵|山田佳奈莉}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|長森佳容|池田裕治}} | Aux4RowSpan = 2
| Aux5 = 1月28日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第17話
| Title = 街歩き
| Aux0 = 綾奈ゆにこ
| Aux1 = 角松倶楽部 | Aux1ColSpan = 2
| Aux3 = {{hlist-comma|中山和子|南波天}}
| Aux5 = 2月4日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第18話
| Title = 羅漢
| Aux0 = 小川ひとみ
| Aux1 = {{hlist-comma|谷元麻佑|長沼範裕}}
| Aux2 = {{hlist-comma|谷元麻佑|大和田淳}}
| Aux3 = {{hlist-comma|宍戸久美子|山田佳奈莉|柳昇希|小島えり|友部奈津美|亀山朋子|池田裕治}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子|池田裕治}}
| Aux5 = 2月11日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第19話
| Title = 偶然か必然か
| Aux0 = 柿原優子
| Aux1 = 中川航 | Aux1ColSpan = 2
| Aux3 = {{hlist-comma|近藤瑠衣|堀江由美|中村沙由貴|土方友希|本吉晃子}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|長森佳容}}
| Aux5 = 2月18日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = {{nobr|第20話}}
| Title = 曼荼羅華
| Aux0 = 千葉美鈴
| Aux1 = 長沼範裕
| Aux2 = 是本晶
| Aux3 = {{hlist-comma|小島えり|友部奈津美|山田佳奈莉|亀山朋子|チャ ミョンジュン|ク ジャチョン}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子|池田裕治}}
| Aux5 = 2月25日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第21話
| Title = 身請け作戦
| Aux0 = 綾奈ゆにこ
| Aux1 = [[佐藤雅子 (アニメーション監督)|佐藤雅子]]
| Aux2 = 伊部勇志
| Aux3 = {{hlist-comma|西田美弥子|李少雷|安藤暢啓}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子| 長森佳容}} | Aux4RowSpan = 2
| Aux5 = 3月3日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第22話
| Title = 青い薔薇
| Aux0 = 小川ひとみ
| Aux1 = 川畑えるきん | Aux1ColSpan = 2
| Aux3 = {{hlist-comma|チャ ミョンジュン|ク ジャチョン |ユ スンヒ|キム ジョンバム |キム ギョンホ|カン ミエ<!--|キム ギョンホ-->|亀山朋子|池田裕治}}
| Aux5 = 3月10日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第23話
| Title = 鳳仙花と片喰
| Aux0 = 千葉美鈴
| Aux1 = 野村和也
| Aux2 = 大和田淳
| Aux3 = {{hlist-comma|亀山朋子|小島えり|堀江由美|中村沙由貴}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子|池田裕治}}
| Aux5 = 3月17日
}}
{{エピソードリスト/base
| Number = 第24話
| Title = 壬氏と猫猫
| Aux0 = 柿原優子
| Aux1 = 長沼範裕
| Aux2 = 中川航
| Aux3 = {{hlist-comma|近藤瑠衣|土方友希|宍戸久美子|山田佳奈莉|後藤孝宏|柳昇希|池田裕治|亀山朋子}}
| Aux4 = {{hlist-comma|中谷友紀子|中嶋敦子}}
| Aux5 = 3月24日
}}
<!-- {{エピソードリスト/base
| Chapter = 第2期
}} -->
{{エピソードリスト/base/footer}}
{{エピソードリスト/base/footer}}


=== 放送局 ===
=== 放送局 ===
{{放送期間
{{放送期間
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考
| season = 第1期
| 2024年4月6日 - 6月29日 | 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) | [[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]] | [[東京都]] |
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域・備考
| | | [[サンテレビジョン|サンテレビ]] | [[兵庫県]] |
| 2023年10月22日 - 2024年3月24日 | 日曜 0:55 - 1:25(土曜深夜) | [[日本テレビ放送網|日本テレビ]] | [[広域放送|関東広域圏]] / '''製作参加''' / [[文字多重放送|字幕放送]]
| | | [[青森放送]] | [[青森県]] / 字幕放送
| | | [[京都放送|KBS京都]] | [[京都府]] |
| | | [[日本BS放送|BS11]] | [[全国放送|日本全域]] | [[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BS放送]] / 『[[ANIME+]]』枠
| | | [[テレビ岩手]] | [[岩手県]] / 字幕放送
| ref = {{Cite web|和書|url=https://girls-band-cry.com/onair/|title=ON AIR|website=アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト|accessdate=2024-03-30}}
| | | [[山形放送]] | [[山形県]] / 字幕放送
| refname = onair
| | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | [[広島テレビ放送|広島テレビ]] | [[広島県]]
| | 日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) | [[テレビ宮崎]] | [[宮崎県]] / 字幕放送
| | 日曜 1:55 - 2:25(土曜深夜) | [[静岡第一テレビ]] | [[静岡県]]
| | 日曜 2:07 - 2:37(土曜深夜) | [[四国放送]] | [[徳島県]] / 字幕放送
| | 日曜 2:25 - 2:55(土曜深夜) | [[中京テレビ放送|中京テレビ]] | 中京広域圏
| 2023年10月23日 - 2024年3月25日 | 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜) | [[西日本放送テレビ|西日本放送]] | [[岡山県・香川県の放送|香川県・岡山県]]
| | | [[テレビ大分]] | [[大分県]] / 字幕放送
| 2023年10月24日 - 2024年3月26日 | 火曜 1:59 - 2:29(月曜深夜) | [[福岡放送]] | [[福岡県]]
| 2023年10月25日 - 2024年3月27日 | 水曜 2:00 - 2:30(火曜深夜) | [[日本海テレビジョン放送|日本海テレビ]] | [[鳥取県]]・[[島根県]] / 字幕放送
| 2023年10月26日 - 2024年3月28日 | 木曜 1:24 - 1:54(水曜深夜) | [[高知放送]] | [[高知県]]
| | 木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | [[鹿児島讀賣テレビ|鹿児島読売テレビ]] | [[鹿児島県]] / 字幕放送
| | 木曜 1:59 - 2:29(水曜深夜) | [[札幌テレビ放送|札幌テレビ]] | [[北海道]]
| 2023年10月27日 - 2024年3月29日 | 金曜 0:59 - 1:29(木曜深夜) | [[熊本県民テレビ]] | [[熊本県]] / 字幕放送
| | 金曜 1:24 - 1:54(木曜深夜) | [[秋田放送]] | [[秋田県]] / 字幕放送
| | 金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | [[テレビ金沢]] | [[石川県]] / 字幕放送
| | 金曜 1:44 - 2:14(木曜深夜) | [[テレビ新潟放送網|テレビ新潟]] | [[新潟県]] / 字幕放送
| | | [[テレビ信州]] | [[長野県]] / 字幕放送
| | 金曜 1:54 - 2:24(木曜深夜) | [[山口放送]] | [[山口県]] / 字幕放送
| 2023年10月28日 - 2024年3月30日 | 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) | [[福井放送]] | [[福井県]] / 字幕放送
| | 土曜 0:59 - 1:29(金曜深夜) | [[讀賣テレビ放送|読売テレビ]] | 近畿広域圏 /<br/>『[[ナイトパーク|金曜日はシンデレラ]]』枠
| | 土曜 1:56 - 2:26(金曜深夜) | [[福島中央テレビ]] | [[福島県]] / 字幕放送
| | 土曜 1:59 - 2:29(金曜深夜) | [[宮城テレビ放送|ミヤギテレビ]] | [[宮城県]]
| 2023年10月28日<br />2023年11月1日 - 2024年3月27日 | 土曜 2:54 - 4:24(金曜深夜)<br />水曜 1:29 - 1:59(火曜深夜) | [[長崎国際テレビ]] | [[長崎県]] / 字幕放送
| 2023年10月29日 - 2024年4月7日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | [[BS日本|BS日テレ]] | [[全国放送|日本全域]] / [[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BS放送]] /<br />『[[アニメにむちゅ〜]]』枠<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.bs4.jp/animenimuchoo/|title=アニメにむちゅ〜|publisher=[[BS日本|BS日テレ]]|accessdate=2023-11-17}}</ref>
| 2023年10月29日<br />2023年11月2日 - 2024年3月28日 | 日曜 1:10 - 2:40(土曜深夜)<br />木曜 1:59 - 2:29(水曜深夜) | [[北日本放送]] | [[富山県]] / 字幕放送
| 2023年10月29日 - 2024年3月31日 | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | [[山梨放送]] | [[山梨県]] / 字幕放送
| 2023年10月29日 - 2024年3月24日 | | [[南海放送]] | [[愛媛県]] / 字幕放送
| 2023年10月30日 - 2024年4月1日 | 月曜 23:30 - 火曜 0:00 | [[アニメシアターX|AT-X]] | 日本全域 / [[日本における衛星放送#CSデジタル放送|CS放送]] / 字幕放送 /<br />リピート放送あり
| 2023年11月4日 - 2024年4月20日 | 土曜 21:30 - 22:00 | [[アニマックス]] | 日本全域 / BS/CS放送
| note = 初回は放送局により第1話のみを放送したところと、第1話と第2話、または第1話から第3話までを連続放送したところがある。<br/>なお、第1話のみおよび第1話と第2話まで放送の局も、年末に集中放送を行うなどして週遅れ分を解消している。
| ref = {{Cite web|和書|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/#onair|title=On Air|publisher=『薬屋のひとりごと』公式サイト|accessdate=2023-10-05}}
| refname = onair season1
}}
}}
{{放送期間
{{放送期間
| media=インターネット
| season = 第1期
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | |
| media = インターネット
| {{nobr|2024年4月6日}} | {{nobr|土曜 1:00(金曜深夜) 更新}} | {{flatlist|class=hlist-pipe|
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
* [[Amazon Prime Video|Prime Video]]
| {{nobr|2023年10月22日}} | {{nobr|日曜 1:40(土曜深夜)以降順次更新}}<br />{{Efn2|初回は日曜 1:30(土曜深夜)以降順次更新。}} | {{flatlist|class=hlist-pipe|
* [[ABEMA|ABEMAプレミ]]
* [[dアニメストア]]
* [[Amazon Prime Video]]
* [[Lemino]]
* [[ドコモ・アニメストア|dアニメストア]](本店・ニコニコ支店・for Prime Video)
* [[Disney+]]
* [[DMM TV]]
* [[フジテレビオンデマンド|FOD]]
* [[Hulu]]
* [[ジュピターエンタテインメント|J:COMオンデマンド]]
* milplus
* [[Netflix]]
* [[TELASA]](本店・[[auスマートパス|auスマートパスプレミアム]])
* [[U-NEXT]]
* [[U-NEXT]]
* [[WOWOWオンデマンド]]
* [[アニメ放題]]
* [[アニメ放題]]
* [[J:COM STREAM]]
* [[ニコニコチャンネル]]
* milplus
* [[Hulu]]
* [[ABEMA]]
* [[フジテレビオンデマンド|FOD]]
* [[DMM TV]]
* [[バンダイチャンネル]]
* [[バンダイチャンネル]]
* [[ビデオマーケット]]
}}| 見放題配信 |
* [[カンテレドーガ]]
| | | {{flatlist|class=hlist-pipe|
* [[ABEMA]]
* [[TVer]]
* [[ニコニコ生放送]]
}} | {{nobr|最新話限定無料配信}} |
| | | {{flatlist|class=hlist-pipe|
* Amazon Prime Video
* [[Google Play]]
* HAPPY!動画
* J:COMオンデマンド
* milplus
* [[music.jp]]
* [[music.jp]]
* TELASA
* VIDEX
* VIDEX
* HAPPY!動画
* [[カンテレドーガ]]
* [[Rakuten TV]]
* ニコニコチャンネル
}} | |
* バンダイチャンネル
| refname = onair
* [[ビデオマーケット]]
* ムービーフルPlus
}}| レンタル配信 |
| refname = onair season1
}}

{{前後番組
| 放送局 = 日本テレビ
| 放送枠 = [[日本テレビの深夜アニメ枠|日曜 0:55- 1:25(土曜深夜)]]
| 番組名 = 薬屋のひとりごと(第1期)<br />(2023年10月22日 - 2024年3月24日)
| 前番組 = [[EDENS_ZERO#テレビアニメ|EDENS ZERO]](第2期)<br />(2023年4月2日 - 10月1日)
| 次番組 = [[ザ・ファブル#テレビアニメ|ザ・ファブル]]<br />(2024年4月7日 - )
}}
}}


=== BD ===
=== BD / DVD ===
{| class="wikitable" style="font-size:small"
{| class="wikitable" style="font-size:small;" border="1"
! 巻 !! 発売日<ref>{{Cite web|url=https://kusuriyanohitorigoto.jp/blu-ray/|title=Blu-ray|website=『薬屋のひとりごと』公式サイト|accessdate=2023-10-27}}</ref> !! 収録話 !! 規格品番
! rowspan="2"|巻 !! rowspan="2"|発売日<ref>{{Cite web|和書|url=https://girls-band-cry.com/news/post-116.html|title=TVアニメ『ガールズバンドクライ』待望の映像商品発売決定!|website=アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト|date=2024-04-20|accessdate=2024-04-20}}</ref> !! rowspan="2"|収録話 !! colspan="2"|規格品番
|-
|-
! BD !! DVD
! colspan="5"|第1期
|-
|-
| 1 || 2024年124日 || 第1話 - 第6話 || TBR34027D
| 1 || 2024年626日 || 第1話 || UMXK-9034 || UMBK-9312
|-
|-
| 2 || 2024年320日 || 第7話 - 第12話 || TBR34028D
| 2 || 2024年731予定 || 第2話 - 第3話 || UMXK-9035 || UMBK-9313
|-
|-
| 3 || 2024年522日 || 第13話 - 第18話 || TBR34029D
| 3 || 2024年828予定 || 第4話 - 第5話 || UMXK-9036 || UMBK-9314
|-
|-
| 4 || 2024年717日予定 || 第19話 - 第24話 || TBR34030D
| 4 || 2024年925日予定 || 第6話 - 第7話 || UMXK-9037 || UMBK-9315
|-
| 5 || 2024年10月30日予定 || 第8話 - 第9話 || UMXK-9038 || UMBK-9316
|-
| 6 || 2024年11月27日予定 || 第10話 - 第11話 || UMXK-9039 || UMBK-9317
|-
| 7 || 2024年12月25日予定 || 第12話 - 第13話 || UMXK-9040 || UMBK-9318
|}
|}


=== ミニアニメ ===
=== CD ===
{{Main2|トゲナシトゲアリ|#ディスコグラフィ}}
ミニアニメ『'''猫猫のひとりごと'''』(マオマオのひとりごと)が、2023年10月23日から2024年3月25日まで、[[TOHO animation]]の公式[[YouTube]]チャンネル、アニメ公式[[TikTok]]にて配信された{{R|natalie_20231023}}。毎週月曜12時に更新{{R|natalie_20231023}}。


{| class="wikitable" style="font-size:small"
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
! バンド名
|+各話リスト(ミニアニメ)
! 発売日
!話数!!サブタイトル!!配信日
! タイトル
! 規格
! 規格品番
! 収録楽曲
|-
|-
! colspan=7"|[[ユニバーサルミュージック (日本)|UNIVERSAL SIGMA]]
|第1話||おしろい||rowspan=3|'''2023年'''<br />10月23日
|-
|-
! ダイヤモンドダスト
|第2話||巧克力
| 2024年7月10日
| '''Cycle Of Sorrow'''
|CD
| UMCK-5759
| <div class="NavFrame">
<div class="NavHead" style="text-align:center">CD 全5曲</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left">
# Cycle Of Sorrow
# ETERNAL FLAME ~空の箱~
# さよならあの日のメロディ / ミネ ※アニメバージョン
# Cycle Of Sorrow (Instrumental)
# ETERNAL FLAME 〜空の箱〜 (Instrumental)
</div></div>
|-
|-
|}
|第3話||芙蓉

== トゲナシトゲアリ(リアルバンド) ==
{{Main2|テレビアニメ劇中のバンド|#トゲナシトゲアリ(テレビアニメ)}}
{{Infobox Musician <!-- プロジェクト:音楽家を参照 -->
| 名前 = トゲナシトゲアリ
| 画像 = <!-- 画像ファイル名 -->
| 画像説明 = <!-- 画像の説明文 -->
| 画像サイズ = <!-- サイズが幅250ピクセルに満たない場合のみ記入 -->
| 画像補正 = <!-- 画像の横幅が広く、高さが小さい場合に“yes”を記入 -->
| 背景色 = band
| 出生名 = <!-- 個人のみ -->
| 別名 = <!-- ミュージシャン/グループの別名を記載。愛称や略称ではありません -->
| 出生 = <!-- 個人のみ -->
| 出身地 = {{JPN}}
| 死没 = <!-- 個人のみ -->
| 学歴 = <!-- 個人のみ -->
| ジャンル = {{Hlist-comma|[[J-POP]]|[[ロック (音楽)|ロック]]|[[パンク・ロック|パンク]]|[[エモ]]|[[ハードコア・パンク|ハードコア]]|[[アニメソング]]}}
| 職業 = <!-- 個人のみ -->
| 担当楽器 = <!-- 個人のみ -->
| 活動期間 = [[2023年]] -
| レーベル = [[ユニバーサルミュージック (日本)|UNIVERSAL SIGMA]](2023年 - )
| 配偶者 = <!-- 個人のみ -->
| 著名な家族 = <!-- 個人のみ -->
| 事務所 = [[agehasprings]]
| 共同作業者 = [[玉井健二]]
| 公式サイト = https://www.universal-music.co.jp/togenashitogeari/
| メンバー = {{Plainlist|
* 理名([[ボーカル]])
* ⼣莉([[ギター]])
* 美怜([[ドラムセット|ドラム]])
* 凪都([[キーボード (楽器)|キーボード]])
* 朱李([[ベース (弦楽器)|ベース]])
}}
| 旧メンバー =
| 著名使用楽器 = <!-- 個人のみ -->
}}
本プロジェクトからデビューした5人組[[ガールズバンド]]。所属事務所は[[agehasprings]]。略称は「'''トゲトゲ'''」。[[玉井健二]]がプロデューサーを務める。メンバーはすべてオーディションで選考された。オーディションの詳細は[[#メンバー選考]]を参照。

=== 来歴 ===
2021年6月 - agehasprings主催、ユニバーサルミュージックと東映アニメーション協力のメンバー選考オーディション「Girl's Rock Audition」が開催される{{R|utapass_togetoge}}。

2023年5月29日 - バンド名とメンバーが発表される{{R|famitsu29304222}}。また、デビュー曲である「[[名もなき何もかも]]」と「偽りの理」のミュージックビデオが公開される{{R|famitsu29304222}}。

2023年9月14日 - メンバーのアーティスト写真、およびプロフィールが公開される{{R|cdjournal105211}}。

2023年9月14日 - 初のライブ「トゲナシトゲアリ修行中 公開練習ライブ」を開催する{{R|gamebiz374250}}。

2024年4月から6月 - テレビアニメ『ガールズバンドクライ』が放送される。

2024年4月24日 - 1stアルバム『棘アリ』をリリース<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1709604348 |title=『ガルクラ』「トゲナシトゲアリ」の初アルバムが4/24発売 |accessdate=2024-07-17 |date=2024-03-05 |website=アニメイトタイムズ |publisher=アニメイト }}</ref>。

2024年7月12日 - 美怜、凪都が体調不良のため活動休止<ref>{{Cite web|和書 |url=https://natalie.mu/music/news/582161 |title=「ガールズバンドクライ」発トゲナシトゲアリの美怜、凪都が活動休止 |accessdate=2024-07-17 |date=2024-07-12 |website=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ }}</ref>。

=== メンバー ===
;理名(りな、2007年11月13日<ref name="bg2024">{{Cite web |title=BIOGRAPHY - トゲナシトゲアリ - UNIVERSAL MUSIC JAPAN |url=https://www.universal-music.co.jp/togenashitogeari/biography/ |website=トゲナシトゲアリ |access-date=2024-03-25 |language=ja}}</ref> - 〈{{年数|2007|11|13}}歳〉)
:ボーカル担当。テレビアニメでは主人公・井芹仁菜役を務める。
:広島県出身{{R|utapass_togetoge}}。ピアノを嗜む母と姉の影響から幼少期よりピアノを習う{{R|utapass_togetoge}}。小学3年生の頃「[[千本桜 (曲)|千本桜]]」をはじめとしたボカロ曲を知り、さらに[[96猫]]や[[+α/あるふぁきゅん。|あるふぁきゅん]]といった歌い手にも興味を持ち始める<ref name=vocalmagazine_rina01>{{Cite interview |subject=理名 |subjectlink=トゲナシトゲアリ |date=2024-04-24 |interviewer=鈴木瑞穂 |language=ja |title=【インタビュー】トゲナシトゲアリ 理名(vo)がオリジナルアルバム『棘アリ』をもとに語り尽くす、バンドの歩みと歌の進化 |url=https://vocalmagazine.jp/interview/release/240424_togenashitogeari/ |work=VocalMagazineWeb |publisher=リットーミュージック |page=1 |access-date=2024-07-17}}</ref>。中学生の頃、当時憧れていた歌い手・NaYuu-Uが同い年であることを知り、母に内緒で[[歌ってみた]]を投稿し始める{{R|vocalmagazine_rina01}}。初投稿は[[ピノキオピー]]の「[[神っぽいな]]」で、その次に投稿した[[なきそ]]の「ド屑」は再生回数も伸び、反響を得られたという{{R|vocalmagazine_rina01}}。
:理名が中学3年生の頃、[[X (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)|X]]とYouTubeに投稿していた[[歌ってみた]]をagehaspringsのスタッフが発見し、SNSを通じてオーディションを受けることを勧められる{{R|utapass_togetoge}}。当時はまだ広島在住であったこともあり一度断っていたが、母と相談し、力試しとしてオーディションに応募した{{R|utapass_togetoge}}。
:玉井は理名を「音楽遍歴の中でも1、2を争う才能を感じたボーカリスト」と評している{{R|utapass_tamai}}。柔らかいながらも強くリスナーを刺す声を持ち、聞いた瞬間にわかる個性を持っていること、さらに当時14歳という特徴もあり、世の中に一握りしかいない逸材であると語っている{{R|utapass_tamai}}。
:最も影響を受けている歌手として[[緑黄色社会]]の長屋晴子を挙げており、ボイストレーニングに通っていた際には半年間「[[Mela!]]」を練習s続けたという{{R|vocalmagazine_rina01}}。
;夕莉(ゆり、2000年9月26日{{R|bg2024}} - 〈{{年数|2000|9|26}}歳〉)
:ギター担当。使用楽器は[[ディバイザー|Momose]]製の[[フェンダー・ストラトキャスター|ストラトキャスタータイプ]]「Modern Virtuoso MC1-MV/R BLK-MH」と、[[フェンダー・テレキャスター]]の一つ「Fender American Standard Telecaster」<ref>{{Cite web|和書 |url=https://stagegear.jp/20240316gbc/3 |title=【トゲナシトゲアリ機材紹介】2024.3.16@横浜1000 CLUB トゲナシトゲアリ 1st ONE-MAN LIVE “薄明の序奏” ライブレポート |page=3 |accessdate=2024-07-05 |author=長澤智典 |date=2024-04-27 |website=STAGE |publisher=黒澤楽器店 }}</ref>。テレビアニメでは河原木桃香役を務める。
:茨城県出身{{R|bg2024}}。中学生のころに見に行った高校の文化祭での軽音楽部の演奏に衝撃を受け、高校入学時に軽音楽部に入部し、ギターを始める<ref name=natalie_togetoge02>{{Cite interview |subject=トゲナシトゲアリ |subjectlink=トゲナシトゲアリ |date=2024-06-21 |interviewer=ナカニシキュウ |language=ja |title=アニメ「ガールズバンドクライ」と連動するバンド・トゲナシトゲアリ「キャラクターは仲間でライバル」 |url=https://natalie.mu/music/pp/togenashitogeari/page/2 |work=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |page=2 |access-date=2024-07-04}}</ref>{{R|utapass_tamai}}。その後、[[SHISHAMO]]の音楽に心を奪われ、YouTubeで弾いてみた動画を見漁るうち、自身も投稿するようになる{{R|utapass_tamai}}。
:就活中の大学3年生時、弾いてみた動画を見たgehaspringsのスタッフにSNSで声を掛けられ、本プロジェクトのオーディションに応募する{{R|utapass_togetoge}}。玉井は「バッキング、ストローク、カッティング、アルペジオ、単音のソロパート、すべてのギタープレイの精度に於いて、{{Interp|中略|和文=1}}近い将来トッププロに成り得る才能を感じさせてくれた唯ひとりのギタリスト」と評している{{R|utapass_tamai}}。
; 美怜(みれい、2003年11月7日{{R|bg2024}} - 〈{{年数|2003|11|7}}歳〉)
: ドラム担当。テレビアニメでは安和すばる役を務める。
:[[神奈川県]][[川崎市]]出身{{R|bg2024}}。音楽にほとんど触れない幼少期を過ごしていたが、中学3年生の時に見ていたテレビアニメ『[[BANANA_FISH#テレビアニメ|BANANA FISH]]』のエンディングテーマ「[[Prayer X]]」に衝撃を受け、[[King Gnu]]のファンになる{{R|utapass_togetoge}}。高校入学と同時に軽音楽部に入部し、ドラムを始める。[[コロナ禍]]の影響から1年ほどしか活動できなかったものの、バンド活動の楽しさに目覚め、プロドラマーを志す{{R|utapass_togetoge}}。
:高校2年の時、自身のバンド練習に酒井和男と平山理志が見学に訪れる<ref name=natalie_togetoge01>{{Cite interview |subject=トゲナシトゲアリ |subjectlink=トゲナシトゲアリ |date=2024-06-21 |interviewer=ナカニシキュウ |language=ja |title=アニメ「ガールズバンドクライ」と連動するバンド・トゲナシトゲアリ「キャラクターは仲間でライバル」 |url=https://natalie.mu/music/pp/togenashitogeari |work=音楽ナタリー |publisher=ナターシャ |page=1 |access-date=2024-07-04}}</ref>。その際に本プロジェクトのオーディションを知るが、声優に興味はなかったため自らオーディションを受けることはなかった{{R|natalie_togetoge01}}。しかし高校3年生の冬、Xに上げていた演奏動画を見たagehaspringsのスタッフに声を掛けられ、縁を感じ、応募した{{R|natalie_togetoge01}}。
:玉井は「まだまだ発展途上ながら、超高速の8ビートからアフターなジャズ、R&Bまであらゆるジャンルに対応し得る根源的で上質なグルーヴ感を、発掘した時点で既に備えていました」と語っている{{R|utapass_tamai}}。
;凪都(なつ、2001年8月23日{{R|bg2024}} - 〈{{年数|2001|8|23}}歳〉)
:キーボード担当。使用楽器は[[ローランド|Roland]]製のシンセサイザー・キーボード「JUNO-DS88」<ref>{{Cite web|和書 |url=https://stagegear.jp/20240316gbc/5 |title=【トゲナシトゲアリ機材紹介】2024.3.16@横浜1000 CLUB トゲナシトゲアリ 1st ONE-MAN LIVE “薄明の序奏” ライブレポート |page=5 |accessdate=2024-07-05 |author=長澤智典 |date=2024-04-27 |website=STAGE |publisher=黒澤楽器店 }}</ref>。テレビアニメでは海老塚智役を務める。
:神奈川県出身{{R|bg2024}}。音楽教室でピアノ教師を務める母の影響で、幼い頃よりピアノを習う。人と音を合わせることが好きであったため、高校入学時に軽音楽部に入部する{{R|utapass_togetoge}}。初めてバンドで演奏したのが[[sumika]]の「[[fiction e.p|フィクション]]」であり、バンド活動にやりがいを感じるようになる{{R|utapass_togetoge}}。音楽大学に進学後はミュージカルを専攻{{R|natalie_togetoge01}}。ピアノを弾く生活からは遠ざかっていたが、SNSに上げていた演奏動画を見たagehaspringsのスタッフに声を掛けられ、ピアノ演奏と演技の両方に挑戦できることに魅力を感じ、オーディションに応募した{{R|utapass_togetoge}}。
:玉井は「ピアノ、キーボード等の鍵盤演奏に於けるリズムの正確性とタッチの精度の高さの面で、いま既にアーティストのサポートメンバーを担えるレベルに達しています。{{Interp|中略|和文=1}}オーディションの段階でも、有段者が相当な年数を重ねてクリアするレベルの難問をいくつも設定させてもらいましたが、そのすべてをほんの数か月でクリアしてくれるような、途方もない努力をも厭わない情熱も兼ね備えた、きわめて尊い人でもあります。」と評している{{R|utapass_tamai}}。
;朱李(しゅり、2003年12月22日{{R|bg2024}} - 〈{{年数|2003|12|22}}歳〉)
:ベース担当。使用楽器はXotic製の[[5弦ベース]]「XJ-1T 5st」とBacchus製の4弦ヘッドレスベース「WOODLINE4-HL24/FZ-18」<ref>{{Cite web|和書 |url=https://stagegear.jp/20240316gbc/4 |title=【トゲナシトゲアリ機材紹介】2024.3.16@横浜1000 CLUB トゲナシトゲアリ 1st ONE-MAN LIVE “薄明の序奏” ライブレポート |page=4 |accessdate=2024-07-05 |author=長澤智典 |date=2024-04-27 |website=STAGE |publisher=黒澤楽器店 }}</ref>。テレビアニメではルパ役を務める。
:千葉県出身{{R|bg2024}}。小学生の頃は[[ユーフォニアム]]を吹いていたが、中学校の吹奏楽部では『[[響け!ユーフォニアム (アニメ)|響け!ユーフォニアム]]』のブームの影響によりユーフォニアムを定員オーバーで吹くことが叶わず、[[コントラバス]]、および[[エレクトリックベース|エレキベース]]に転向する{{R|utapass_togetoge}}。エレキベースの楽しさに目覚め音楽の専門学校に進学{{R|utapass_togetoge}}。高校1年生の秋に[[Suspended 4th]]の「ストラトキャスター・シーサイド」に衝撃を受け、プロのベーシストを志す{{R|utapass_togetoge}}。
:その一方で声優業にも興味を持っており、オーディションに応募。その際は緊張で実力を発揮できず落選するが、その後別名義でXに上げていた演奏動画を見たagehaspringsのスタッフに声を掛けられ、再度オーディションを受けることとなった{{R|utapass_togetoge}}。
:玉井は「ベーシストとして、フレット上を抉る俊敏性とリズムを確実にキープし続ける正確性を兼ね備えた、極めて稀有な才能を誇ります。{{Interp|中略|和文=1}}そもそも持っているベースがヘッドレスと5弦という、拗らせレベルの音楽愛をもひしひしと感じさせてくれました。」と語っている{{R|utapass_tamai}}。

=== ディスコグラフィ ===
{{Infobox Artist Discography
| Artist = トゲナシトゲアリ
| Image =
| Image size =
| Caption =
| Studio = 1
| Studio link = アルバム
| Music videos = 12
| MV link = ミュージック・ビデオ
| EP =
| EPs link = EP
| Singles = 8
| Singles link = CDシングル
| Option =
| Option name = ミニアルバム
| Option link = ミニアルバム
| Option color = lightsalmon
| 1Option = 15
| 1Option name = 配信限定シングル
| 1Option link = デジタルシングル
| 1Option color = #E6E8FA
| 2Option =
| 2Option name = デモ
| 2Option link = 配布音源
| 2Option color = white
| 3Option =
| 3Option name = 参加作品
| 3Option link = 参加作品
| 3Option color = thistle
| 4Option =
| 4Option name = スプリット
| 4Option link = スプリット
| 4Option color = orange
}}

==== CDシングル ====
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
! {{Nowiki|#}}
! 発売日
! タイトル
! 規格
! 規格品番
! [[オリコンチャート|オリコン]]
! 収録アルバム
|-
|-
! colspan="8"|[[ユニバーサルミュージック (日本)|UNIVERSAL SIGMA]]
|第4話||蒸気風呂||10月30日
|-
|-
! rowspan="2"|1st
|第5話||生姜と蜜柑の飴||11月6日
| rowspan="2"|2023年7月26日
| rowspan="2"|'''[[名もなき何もかも]]'''
| [[CD-DA|CD]]+[[Blu-ray Disc]]
| UMCK-5728
| rowspan="10"|-
| rowspan="10"|棘アリ
|-
|-
| CD+[[DVD-Video|DVD]]
|第6話||食べられないもの||11月13日
| UMCK-5729
|-
|-
! rowspan="2"|2nd
|第7話||眠気覚まし???||11月20日
| rowspan="2"|2023年8月30日
| rowspan="2"|'''[[気鬱、白濁す]]'''
| CD+Blu-ray Disc
| UMCK-5730
|-
|-
| CD+DVD
|第8話||炭||11月27日
| UMCK-5731
|-
|-
! rowspan="2"|3rd
|第9話||南天||12月4日
| rowspan="2"|2023年10月25日
| rowspan="2"|'''[[爆ぜて咲く]]'''
| CD+Blu-ray Disc
| UMCK-5733
|-
|-
| CD+DVD
|第10話||鳥兜の花と蜜||12月11日
| UMCK-5734
|-
|-
! rowspan="2"|4th
|第11話||蓮華躑躅||12月18日
| rowspan="2"|2023年12月20日
| rowspan="2"|'''[[極私的極彩色アンサー]]'''
| CD+Blu-ray Disc
| UMCK-5739
|-
|-
| CD+DVD
|第12話||冬虫夏草||12月25日
| UMCK-5740
|-
|-
! rowspan="2"|5th
|第13話||フェロモン||'''2024年'''<br />1月8日
| rowspan="2"|2024年2月28日
| rowspan="2"|'''[[運命に賭けたい論理]]'''
| CD+Blu-ray Disc
| UMCK-5744
|-
|-
| CD+DVD
|第14話||小麦粉||1月15日
| UMCK-5745
|-
|-
! 6th
|第15話||海藻||1月22日
| rowspan="2"|2024年5月22日
| '''[[雑踏、僕らの街]]'''
| rowspan="4"|CD
| UMCK-5747
|16位<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2024-06-03/p/2/ |title=オリコン週間 シングルランキング 2024年05月20日~2024年05月26日 11位~20位 |accessdate=2024-07-19 |website=オリコンニュース |publisher=オリコン }}</ref>
| rowspan="4"| 棘ナシ
|-
|-
! 7th
|第16話||鉛||1月29日
| '''[[誰にもなれない私だから]]'''
| UMCK-5748
|22位<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2024-06-03/p/3/ |title=オリコン週間 シングルランキング 2024年05月20日~2024年05月26日 21位~30位 |accessdate=2024-07-19 |website=オリコンニュース |publisher=オリコン }}</ref>
|-
|-
! 8th
|第17話||妄想||2月5日
| 2024年6月19日
| '''[[視界の隅 朽ちる音]]'''
| UMCK-5754
|9位<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2024-07-01/ |title=オリコン週間 シングルランキング 2024年06月17日~2024年06月23日 |accessdate=2024-07-19 |website=オリコンニュース |publisher=オリコン }}</ref>
|-
|-
! 9th
|第18話||薬草||2月12日
| 2024年7月10日
| '''[[空白とカタルシス]]'''
| UMCK-5758
|6位<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2024-07-22/ |title=オリコン週間 シングルランキング 2024年07月08日~2024年07月14日 |accessdate=2024-07-19 |website=オリコンニュース |publisher=オリコン }}</ref>
|}

==== アルバム ====
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
! {{Nowiki|#}}
! 発売日
! タイトル
! 規格
! 規格品番
! [[オリコンチャート|オリコン]]
|-
|-
! colspan="6"|[[ユニバーサルミュージック (日本)|UNIVERSAL SIGMA]]
|第19話||牛黄||2月19日
|-
|-
! rowspan="2"|1st
|第20話||芋||2月26日
| rowspan="2"|2024年4月24日
| rowspan="2"|'''[[棘アリ]]'''
| CD
| UMCK-1766{{smaller|(通常盤)}}
| rowspan="2"|10位<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.oricon.co.jp/rank/ja/w/2024-05-06/ |title=オリコン週間 アルバムランキング 2024年04月22日~2024年04月28日 |accessdate=2024-07-19 |website=オリコンニュース |publisher=オリコン }}</ref>
|-
|-
| CD+Blu-ray
|第21話||梅||3月4日
| UMCK-7238{{smaller|(初回限定盤)}}
|-
|-
! rowspan="2"|2nd
|第22話||青薔薇||3月11日
| rowspan="2"|2024年8月28日(予定)
| rowspan="2"|'''[[棘ナシ]]'''
| CD
| UMCK-1771{{smaller|(通常盤)}}
| {{TBA}}
|-
|-
| CD+Blu-ray Disc
|第23話||鳳仙花と片喰||3月18日
| UMCK-7246{{smaller|(初回限定盤)}}
| {{TBA}}
|}

==== その他の楽曲 ====
;碧いif
:作詞・作曲は秋浦智裕、編曲は玉井健二・秋浦智裕<ref name=agehasprings4162>{{Cite web|和書 |url=https://news.agehasprings.com/news/4162/ |title=アニメ「ガールズバンドクライ」Blu-ray / DVD Vol.1 豪華限定版封入特典 トゲナシトゲアリ「碧いif」試聴動画公開 |accessdate=2024-07-17 |date=2024-05-28 |website=agehasprings公式サイト }}</ref>。
:2024年6月26日発売のテレビアニメ『ガールズバンドクライ』のBlu-ray・DVD第1巻の特典として収録された{{R|agehasprings4162}}。
;無知のち私
:作詞・作曲はカイザー恵理菜、編曲は玉井健二・中野領太<ref name=agehasprings4322>{{Cite web|和書 |url=https://news.agehasprings.com/news/4322/ |title=アニメ『ガールズバンドクライ』Blu-ray / DVD Vol.2 豪華限定版封入特典 トゲナシトゲアリ「無知のち私」試聴動画公開 |accessdate=2024-07-17 |date=2024-07-01 |website=agehasprings公式サイト }}</ref>。
:2024年7月31日発売予定のテレビアニメ『ガールズバンドクライ』のBlu-ray・DVD第1巻の特典として収録される{{R|agehasprings4322}}。

=== 公式バンドスコア ===
[[ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス]]より発売<ref>{{Cite web |title=『バンドスコア アニメ「ガールズバンドクライ」』 5月8日発売! |url=https://newscast.jp/news/2504352 |website=newscast.jp |date=2024-04-24 |access-date=2024-05-01}}</ref>。

* 『バンドスコア アニメ「ガールズバンドクライ」』- 2024年5月8日初版発行 {{ISBN2|978-4-636-11474-4}}

=== ライブ ===
==== ワンマンライブ ====
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
! 公演年
! タイトル
! 開催日・会場
! 出典
|-
|-
! 2023年
|第24話||噂話||3月25日
| '''トゲナシトゲアリ修行中 公開練習ライブ'''
| 9月14日・代官山SPACE ODD
| <ref name=gamebiz374250>{{Cite web |title=東映アニメ、『ガールズバンドクライ』劇中バンド「トゲナシトゲアリ」が初のライブイベント出演決定!公開練習ライブも開催!{{!}} gamebiz |url=https://gamebiz.jp/news/374250 |website=gamebiz【ゲームビズ】 |access-date=2024-03-25 |language=ja}}</ref>
|-
! rowspan="4"|2024年
| '''{{smaller|トゲナシトゲアリ 1st ONE-MAN LIVE}}「薄明の序奏」'''
| 3月16日・[[ムービル|1000 CLUB]]
| <ref>{{Cite web| title=1st ONE-MAN LIVE "薄明の序奏”| work=LIVE| website=アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト| url=https://girls-band-cry.com/live/post-1.html| accessdate=2024-05-19}}</ref>
|-
| '''{{smaller|トゲナシトゲアリ 2nd ONE-MAN LIVE}}「凛音の理」'''
| 9月13日(予定)・[[CLUB CITTA']]
| <ref>{{Cite web| title=2nd ONE-MAN LIVE| work=LIVE| website=アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト| url=https://girls-band-cry.com/live/post-2.html| accessdate=2024-05-19}}</ref>
|-
| 3rd ONE-MAN LIVE
| 11月2日(予定)・[[TOKYO DOME CITY HALL]]
| <ref>{{Cite web| title=3rd ONE-MAN LIVE| work=LIVE| website=アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト| url=https://girls-band-cry.com/live/post-4.html| accessdate=2024-06-16}}</ref>
|-
| 4th ONE-MAN LIVE
| 12月20日(予定)・[[豊洲PIT]]
| <ref>{{Cite web| title=4th ONE-MAN LIVE| work=LIVE| website=アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト| url=https://girls-band-cry.com/live/post-5.html| accessdate=2024-05-19}}</ref>
|}
==== 対バンライブ ====
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
! 開催日
! タイトル
! 共演者
! 会場
! 出典
|-
| 2025年1月21日(予定)
| '''Avoid Note'''
| [[MyGO!!!!!]]
| [[TDCホール]]
| <ref>{{Cite web| title=「バンドリ!」MyGO!!!!!と「ガルクラ」トゲナシトゲアリが対バン、会場はTDCホール| website=音楽ナタリー| url=https://natalie.mu/music/news/581006| date=2024-07-05| accessdate=2024-07-05}}</ref>
|}
|}

=== 出演 ===
==== ラジオ ====
* [[かわさき市民放送|かわさきFM]]『トゲナシトゲアリのトゲラジ』(2024年1月8日 - 3月30日)<ref name="townnews20240308">{{Cite web|和書|title=バンドトゲナシトゲアリ 作品の世界を発信 川崎が舞台のアニメで {{!}} 多摩区 |url=https://www.townnews.co.jp/0203/2024/03/08/723451.html |website=タウンニュース |date=2024-03-08 |access-date=2024-03-25}}</ref>
* [[音泉|インターネットラジオステーション音泉]]『ガールズバンドクライ〜ラジオにも全部ぶちこめ。〜』(2024年[[4月4日]] - )<ref>{{Cite web |title=TVアニメ『ガールズバンドクライ』インターネットラジオステーション音泉にてレギュラー番組「ガールズバンドクライ~ラジオにも全部ぶちこめ。~」が4月からスタート {{!}} SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス |url=https://spice.eplus.jp/articles/327646 |website=SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス |access-date=2024-05-10 |language=ja}}</ref>
* かわさきFM『トゲナシトゲアリのトゲラジ+(プラス)』(2024年4月12日 - )

== ゲーム ==
2023年9月21日開催の『[[東京ゲームショウ]]2023』にて、ゲーム化プロジェクトが検討中であることが発表された<ref>{{Cite tweet|title=TGS2023 出展情報/|access-date=2024-07-03|number=1705356300454965701|user=girlsbandcry|language=ja|date=2023-9-23}}</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
=== 出典 ===
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== 参考文献 ==
* {{Cite book |和書 |date=2024-06-28 |title=メガミマガジン 2024年8月号 |publisher=Gakken |asin=B009FRHIOA |ref={{SfnRef|メガミマガジン2024/8|2024}} }}

== 外部リンク ==
* {{Official website|https://girls-band-cry.com/ |アニメ「ガールズバンドクライ」公式サイト}}
* {{YouTube channel|@girlsbandcry}}
* {{Twitter|girlsbandcry}}
* {{Instagram|toge0toge1}}
* {{TikTok|girlsbandcry}}
* [https://store.toei-anim.co.jp/shop/pages/girlsbandcry.aspx ガールズバンドクライ公式オンラインストア]

{{ガールズバンドクライ}}
{{東映アニメーション}}
<!--
{{デフォルトソート:かあるすはんとくらい}}
[[Category:アニメ作品 か|あるすはんとくらい]]
[[Category:2024年のテレビアニメ]]
[[Category:日本のオリジナルテレビアニメ]]
[[Category:UHFアニメ]]
[[Category:東映アニメーションのアニメ作品]]
[[Category:ユニバーサルミュージックジャパンのアニメ作品]]
[[Category:3DCGアニメ]]
[[Category:川崎市を舞台としたアニメ作品]]
[[Category:ロックを題材としたアニメ]]
[[Category:5人組を主人公とした作品]]
[[Category:継続中の番組|アニメ]]
-->

2024年7月19日 (金) 06:30時点における最新版

ガールズバンドクライ

ジャンル ガールズバンドバンド青春
アニメ
原作 東映アニメーション
シリーズディレクター 酒井和男
シリーズ構成 花田十輝
脚本 花田十輝
キャラクターデザイン 手島nari
音楽 田中ユウスケagehasprings
アニメーション制作 東映アニメーション
製作 東映アニメーション
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2024年4月6日 - 6月29日
話数 全13話
井芹仁菜
河原木桃香
安和すばる
海老塚智
ルパ
理名
夕莉
美怜
凪都
朱李
テンプレート - ノート

ガールズバンドクライ』(GIRLS BAND CRY)は、東映アニメーションagehaspringsユニバーサルミュージックによる日本メディアミックスプロジェクト[1]。略称は「ガルクラ[2]

東映アニメーションの手掛ける同名のテレビアニメと、agehaspringsの手掛ける5人組ガールズバンド「トゲナシトゲアリ」が連動するプロジェクト。一般的なガールズバンドのアニメはアニメに出演した声優がバンドを組むが、本プロジェクトではまずバンドが結成され、そこからアニメへ発展していくという形で企画された[1]

企画

[編集]

プロジェクト発足

[編集]

本プロジェクトは2019年8月、東映アニメーションのプロデューサーの平山理志が酒井和男と花田十輝に声をかけたことをきっかけにスタートした[3]。平山は東京オリンピック開催後の日本は景気が悪くなると予想しており、そんな社会で生きていく若者の力になる作品を作りたいと考えていた[3]。過去のヒット作にはない新しい作品を作ることを目標に行われた3人による話し合いの中で、花田が提案した「上京してくる女の子を主人公にしたバンドもの」というストーリーが採用された[3]

作品の音楽に説得力を持たせるには、表現力が豊かなボーカルと、きちんと楽器を演奏できる奏者が声優を兼任する必要があった[3]。そのため平山はゼロからバンドを作り、そのバンドのメンバーに声優をやってもらうというプロジェクトを思いついた[3]。2019年末ごろ、平山より相談を受けたagehasprings玉井健二は、「ガチのバンドが先行してデビューし、その後にメンバーを主体としたアニメ―ションがスタートする、且つ、なるべく放送が始まる前には売れていて欲しい」と本プロジェクトの展望を語られたという[4]。玉井は本作が非常に労力のかかるプロジェクトであると理解しながらも、3人のプロとしての姿勢に触発され、参加を決意した[1]

楽曲制作

[編集]

平山は本作の音楽を10代から30代に受け入れられるものにしたいと考え、必然的にボカロ音楽を意識したものとなった[3]。玉井がプロジェクトに参加した時点でアニメのプロットやキャラクター設定はある程度仕上がっており、劇中で作曲を担当している河原木桃香の人生をプロファイリングし、曲の方向性を定めた[5]。2004年ごろに生まれた桃香は、2015年ごろのボカロ曲やバンドサウンドが原点となり、スマホを手にした2017年ごろにど真ん中でないバンドとボカロの曲を聞きこみ、作曲を始めた2020年ごろに「聴く曲」と「参照すべき曲」を聞き分け始めるという仮説が立てられた。この仮説から玉井は以下の楽曲のコンセプトを定めた。

歴史上最速のBPMを更新するかのごとく高速化していったボカロP曲のスピード感と、転調を繰り返しながらめまぐるしく展開する高再生オリエンテッドなバンドサウンドをリアルタイムで浴びながら、推しが影響を受けたであろう過去のロックやジャズやR&BやEDMの歴史をコード進行ごとなぞった、才能溢れる女性ギタリストが表現したかったサウンド、〔中略〕検索機能をフルに活かして耳触りの触感を突き詰めながら書き綴る純文学風味のリリックを、思春期を通して夢中で掘り下げたであろう、桃香の熱量そのものを散りばめた歌詞、〔中略〕このインディーズバンドのプロデュースを僕が引き受けたとしたら、〔中略〕変異した新種のガールズバンドとはどうあるべきか — 玉井健二、出典:[4]

また、バンドの曲の方向性の偏りを再現するため、ミュージシャンに情報を与えずに作曲を依頼した[5]。さらに、「K-POPの人たちのクオリティにどうやったら追いつけるか」が裏のテーマとして掲げられていた[5]。これらのコンセプトを踏まえ、本プロジェクトの第1曲目である「名もなき何もかも」が作曲された[5]

メンバー選考

[編集]

バンドメンバーを選考するため、2021年6月「Girl's Rock Audition」と題されたオーディションが開催された[6]。玉井が定めた選考基準は以下のようなものだった。

1. 美しく、激しく、正しく旋律を奏で得る才能を備えていること
2.音楽への愛を “尋常じゃないレベル” で抱いていること
3.演奏している姿、それ自体に人々を魅了する素養を備えていること — 玉井健二、出典:[4]

課題曲は非常に難易度の高い「名もなき何もかも」であった[5]。数千人の応募があったものの、音楽力と声優力を兼ね合わせる人材は中々見つからず、最終的にagehaspringsの人材発掘スタッフらも関わり、数万の候補の中から1年半かけて選考された[4]

プロジェクト始動

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2023年4月24日、ティザービジュアルとともにテレビアニメの制作決定が報じられる[7]

5月29日、テレビアニメのメインスタッフ、およびトゲナシトゲアリのメンバーが公開され、7月26日にはデビューシングル『名もなき何もかも』をリリース、トゲナシトゲアリが正式にデビューした[8][9]

12月20日にはテレビアニメの放送日、スタッフの情報が公開され[10]、2024年4月から6月にかけて放送された[11]

テレビアニメ

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2024年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送された[11]。監督は『ラブライブ!サンシャイン!!』などを手掛けた酒井和男が務めた[6]。アニメーション制作は東映アニメーションが担当。

本作は1秒間に24コマの画像を動かすフルアニメかつCGアニメとなっている[12]。従来の日本のCGアニメは手書きアニメーションに寄せたセルルック の作品が主流であったが、本作では「イラストルック」と名付けられた、手島nariのイラストをそのまま動かすことを目標とした新たな手法で制作された[3]

ストーリー

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17歳の井芹仁菜は親に反発して高校を中退。上京して、大学進学を目指していた。そんなある日、仁菜は自分に勇気を与えてくれたストリートミュージシャン河原木桃香と出会う。仁菜の歌唱力と、世間への反抗心に惚れ込んだ桃香は自分とバンドを組もうと誘う。勉強を理由に断ろうとした仁菜だったが、音楽の魅力に嵌まっていく。2人の元には個性的な女子が集まり5人組のバンド、トゲナシトゲアリを結成する。

登場人物

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トゲナシトゲアリ(テレビアニメ)

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本作の主要人物である5人組バンド。仁菜・桃香・すばるが組んだバンド「新川崎(仮)」と智・ルパが組んでいた「beni-shouga」が合わさり結成。7話のライブで、バンド名が決まらぬままステージ上に立った仁菜が観客の一人が着ていたTシャツに書かれていた「トゲアリトゲナシトゲトゲ」の文字を見て即興で命名した。略称は「トゲトゲ」。
井芹 仁菜(いせり にな)
声 - 理名[13]
この作品の主人公。パートはボーカル[13]。17歳。誕生日は10月24日。身長152cm。血液型はA型。熊本県熊本市出身。好物はおひたしカフェオレヨーグルト。昭和マニア、仏像好きで、趣味は御朱印集め[14]
やや引っ込み思案の普通の女の子。小中高と目立たない存在で、成績もごく普通。特に大きな夢もなく、空気を読んで、みんなに合わせて生きてきた[14]。しかし平凡な日常と厳しい父親に対する反抗心を抱えており、自分を虐めていた女子との和解を強制された際には学校の放送室をジャックして好きな曲を流す問題行動を起こしている。遂には父と衝突して高校を中退、1人で上京して予備校に通い大学進学を目指すが桃香と出会い、音楽の道へ進む。常に不満を抱えており、度々感情を爆発させる。すばる曰く「闘牛場の牛」。
インディーズ時代のダイヤモンドダストのファンで、特に「空の箱」は、行き詰っているときに背中を押してくれた「(自分の)テーマ曲」であり、ダイヤモンドダストを「命の次に大事なもの」だと語っている。
河原木 桃香(かわらぎ ももか)
声 - 夕莉[13]
パートはギター[13]。20歳。誕生日は12月9日。身長164cm。血液型はO型。北海道旭川市出身。好物はあんみつ焼き肉。趣味は読書スポーツ観戦[15]
ストリートミュージシャン。性格はサバサバで男勝り。女の子っぽい格好が嫌いで、髪も服も素っ気ない方。明るくて面倒見がよい、運動部の頼れる先輩といった雰囲気[15]
かつては「ダイヤモンドダスト」というガールズバンドのリーダーだったが、バンドのメジャーデビュー時に方向性の違いから脱退。以降はソロ活動をしていた。ヘビが苦手で、車の運転が荒い。
安和 すばる(あわ すばる)
声 - 美怜[13]
パートはドラム[13]。17歳。誕生日は4月27日。身長158cm。血液型はAB型。兵庫県神戸市出身。好物はパクチーピーマンレモン、酸っぱい系。インドア派で、趣味はゲーム、ネット、レスバトル[16]
芸能スクールに通う女の子。女優の祖母を持ち、有望株としてCMに出たりしている。世渡り上手の美少女で愛想も良い。モデルと言われてもおかしくない美貌をほこっているが、中身は気が強く負けず嫌いなお嬢様[16]。都内のタワーマンションで一人暮らしをしている。
海老塚 智(えびづか とも)
声 - 凪都[13]
パートはキーボード[13]。16歳。誕生日は3月22日。身長148cm。血液型はB型。宮城県仙台市出身。好物はシュークリーム白米お茶漬け梅干し。趣味は爬虫類ヤモリ)の飼育[17]
元々は地元でも有名なお金持ち一家のお嬢様。今はルームシェアでルパとアパートに暮らしている。冷たく世の中を斜めに見ている。ハリネズミのごとく警戒心バリバリであまり心を開かない[17]
牛丼屋でアルバイトをしつつ、ルパと組んで作曲活動をしていた。仁菜達の演奏を見て惚れ込み、6話で合流する。すばるの祖母(安和天童・後述)が主演を務めるテレビドラマ「探偵オババの事件簿」の大ファンで、ルパ曰く「最後はいつも泣く」という。
ルパ
声 - 朱李[13]
パートはベース[13]。22歳。誕生日は6月28日。身長169cm。血液型はO型。南アジア出身。好物はパフェプリンアラモードハンバーグ。趣味は晩酌と読書[18]
南アジア人の父と日本人の母を持つ、やや褐色のオリエンタルな雰囲気を漂わせる少女。芸術センスに溢れ、頭脳明晰。いわゆる天才肌で、その穏やかな話し方と、控えめな態度からみんなに一目置かれている。大酒飲みなのと、肝が据わり過ぎているのが玉に瑕[18]
過去に事故により親族を亡くしている。

ダイヤモンドダスト

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桃香がギターボーカルとして以前所属していたバンド。元は高校の軽音部員の4人で組んだバンドで、インディーズ時代から人気があった。しかし、メジャーデビュー直前に周囲の思惑からアイドルバンド路線に変更を余儀なくされ、それに納得できなかった桃香が脱退した。その後仁菜の元友人であるヒナが加入。略称は「ダイダス」。
ヒナ
声 - 近藤玲奈
ダイヤモンドダストの新ボーカル。17歳。熊本の高校で仁菜と友達であったが、絶縁した。
ナナ
声 - 松岡美里
ダイヤモンドダストのベース。
リン
声 - 漆山ゆうき
ダイヤモンドダストのギター。
アイ
声 - 宮白桃子
ダイヤモンドダストのドラム。

サブキャラクター

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日比野 華男
声 - 岩中睦樹
桃香の同居人で、恋愛対象は男性。
井芹 宗男
声 - 山岸治雄
仁菜の父。熊本県教育連盟顧問で、世間ではカリスマ教師として知られている。娘の仁菜の不登校を受け入れる事ができず仁菜から避けられていたが、10話で仁菜と和解。11話では仁菜達のライブを配信で観ている。
井芹 靖恵
声 - 小島幸子
仁菜の母。仁菜に実家に帰るよう、新幹線の往復チケット手配、仁菜のバイト先にいるルパに渡す。家に帰った仁菜と涼音に、からし蓮根カレーを振る舞う。
井芹 涼音
声 - あんどうさくら
仁菜の姉。7話で仁菜の父の代わりに、仁菜の様子を見に訪れた。
安和 天童
声 - 幸田直子堀籠沙耶(若い頃)
すばるの祖母でベテラン女優。テレビドラマ「探偵オババの事件簿」の主演。孫のすばると共演したいとずっと夢見て、すばるを芝居の道に進ませようとする。
声 - 平田広明
ライブハウス「セルビアンナイト」のおっちゃん。桃香の所属していた旧ダイヤモンドダストをよく知る店主だが、経営はいつもカツカツで、本人曰く「桃ちゃん(桃香)だけが頼り」。
ミネ
声 - 沢城みゆき
桃香が憧れたロッカー。7話で桃香たちをライブに誘った。
三浦 潮美
声 - 降幡愛
有名芸能事務所、株式会社ゴールデンアーチャーのスカウト。旧ダイヤモンドダストが好きで、桃香の目指していた音楽を形にしたいと、トゲナシトゲアリをスカウトする。時折一人称が「三浦」になる。

用語

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新川崎(仮)
仁菜と桃香、すばるの3人で活動していた頃のバンド名。
beni-shouga
海老塚智とルパのバンド名。かつては4人組バンドだった。メンバーが定着せず、現在はネットで活躍する謎の2人組として活動する。

舞台

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『ガールズバンドクライ』の舞台となっているのは、神奈川県川崎市である[12]。作中、ラゾーナ川崎ラ チッタデッラ、工場群の夜景など、実際の町並みが登場する[12]

川崎市を舞台に選んだ理由を、東映アニメーションの平山理志プロデューサーは「地方から上京する少女たちにとって地に足がついた暮らしができる、東京近郊の街を探した」と説明する。2020年頃からロケハンを続け、外国人が多く暮らす川崎の多様性にも注目。「ダイバーシティの要素もメッセージとして伝えたい」とも語る[12]

スタッフ

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  • 原作・企画・製作 - 東映アニメーション[13]
  • 製作総指揮 - 高木勝裕
  • 企画 - 北﨑広実
  • エグゼクティブプロデューサー - 篠原智士、辻秀典
  • 制作統括 - 氷見武士
  • プロデューサー - 平山理志
  • シリーズ構成・脚本 - 花田十輝[13]
  • 作画監督 - 山﨑智加
  • 音楽プロデューサー - 玉井健二agehasprings[13]
  • 劇伴音楽 - 田中ユウスケ[13]
  • 音楽制作 - agehasprings
  • キャラクターデザイン - 手島nari[13]
  • CGディレクター - 鄭載薫[13]、大曽根悠介、近藤まり
  • ライブCGディレクター - 中西信棋
  • キャラクターモデリングスーパーバイザー - 米澤真一
  • リギングスーパーバイザー - 戸沼祐介
  • セッツ&プロップスモデリングスーパーバイザー - 石上由佳莉、黒田誠一
  • アニメーションスーパーバイザー - 関祖輝、小泉正行、中村有希恵、竹中佑城
  • エフェクトスーパーバイザー - 渡邊亮太
  • ルックデベロップメントスーパーバイザー - 芦野健太郎
  • ライティングコンポジットスーパーバイザー - 石塚恵子
  • ライブテクニカルディレクター - 森重孝子
  • 美術監督 - 野村正信、藤井里咲
  • 美術設定 - 天田俊貴
  • プロップデザイン - 田村正平
  • 色彩設計 - 竹澤聡
  • 撮影監督 - 桑原真也
  • ビジュアルディレクター - 涌元トモタカ
  • 編集 - 長坂智樹
  • 音響監督 - 三好慶一郎
  • CGプロデューサー - 小倉裕太
  • シリーズディレクター - 酒井和男[13]
  • 製作 - 東映アニメーション

主題歌

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雑踏、僕らの街[19]
トゲナシトゲアリによる主題歌。作詞・作曲は大濱健悟、編曲は玉井健二と大濱健悟。
誰にもなれない私だから[20]
トゲナシトゲアリによるエンディング主題歌。作詞はカイザー恵理菜、作曲は遊部優介、編曲は玉井健二と南田健吾
空の箱
挿入歌。作詞は松原さらり、作曲は南田健吾、編曲は玉井健二と南田健吾。第1話ではダイヤモンドダストによるバージョンと、井芹仁菜と河原木桃香によるバージョンがそれぞれ使用され、第2話・第8話では井芹仁菜によるバージョンが使用された。第5話・第8話ではダイヤモンドダストによるバージョンが使用された。
声なき魚[21]
新川崎(仮)による第3話挿入歌。作詞は大西省吾とカイザー恵理菜、作曲は大西省吾、編曲は玉井健二と大西省吾。
「ETERNAL FLAME 〜空の箱〜」
ダイヤモンドダストによる第5話・第8話挿入歌。作詞は松原さらり、作曲は南田健吾、編曲は玉井健二と大西省吾。
視界の隅 朽ちる音
新川崎(仮)とbeni-shougaによる第5話・第6話挿入歌。作詞・作曲は大濱健悟、編曲は玉井健二と大濱健悟。
心象的フラクタル
beni-shougaによる第6話挿入歌。作詞・作曲はokoge、編曲は玉井健二と高橋亮人。
「さよならあの日のメロディ」
ミネによる第7話挿入歌。作詞・作曲は春尾ヨシダ、歌唱は仝(どう)。
名もなき何もかも
トゲナシトゲアリによる第7話挿入歌。作詞は飛内将大とタカノシンヤ、作曲は飛内将大、編曲は玉井健二と飛内将大。
「Cycle Of Sorrow」
ダイヤモンドダストによる第11話・第13話挿入歌。作詞・作曲は古賀頌哉、編曲は玉井健二と大西省吾。
空白とカタルシス
トゲナシトゲアリによる第11話挿入歌。作詞は永澤和真とMisty mint、作曲は永澤和真、編曲は玉井健二と百田留衣。
運命の華
トゲナシトゲアリによる第13話挿入歌。作詞はカイザー恵理菜、作曲は永澤和真、編曲は玉井健二と永澤和真。

各話リスト

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話数サブタイトル絵コンテ演出初放送日
第1話東京ワッショイ 酒井和男酒井和男2024年
4月6日
第2話夜行性の生き物3匹 朝倉舞彩4月13日
第3話ズッコケ問答 平山美穂4月20日
第4話感謝(驚) 大槻一恵4月27日
第5話歌声よおこれ 朝倉舞彩5月4日
第6話はぐれ者賛歌 田辺泰裕5月11日
第7話名前をつけてやる
  • 大槻一恵
  • 居村健司
5月18日
第8話もしも君が泣くならば 平山美穂5月25日
第9話欠けた月が出ていた 平池綾子飯村正之6月1日
第10話ワンダーフォーゲル 酒井和男友田康6月8日
第11話世界のまん中 平山美穂6月15日
第12話空がまた暗くなる 増井壮一飯村正之6月22日
第13話ロックンロールは鳴り止まないっ 酒井和男6月29日

放送局

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日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[22]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [23] 備考
2024年4月6日 - 6月29日 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) TOKYO MX 東京都
サンテレビ 兵庫県
KBS京都 京都府
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[22]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2024年4月6日 土曜 1:00(金曜深夜) 更新

BD / DVD

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発売日[24] 収録話 規格品番
BD DVD
1 2024年6月26日 第1話 UMXK-9034 UMBK-9312
2 2024年7月31日予定 第2話 - 第3話 UMXK-9035 UMBK-9313
3 2024年8月28日予定 第4話 - 第5話 UMXK-9036 UMBK-9314
4 2024年9月25日予定 第6話 - 第7話 UMXK-9037 UMBK-9315
5 2024年10月30日予定 第8話 - 第9話 UMXK-9038 UMBK-9316
6 2024年11月27日予定 第10話 - 第11話 UMXK-9039 UMBK-9317
7 2024年12月25日予定 第12話 - 第13話 UMXK-9040 UMBK-9318

CD

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バンド名 発売日 タイトル 規格 規格品番 収録楽曲
UNIVERSAL SIGMA
ダイヤモンドダスト 2024年7月10日 Cycle Of Sorrow CD UMCK-5759

トゲナシトゲアリ(リアルバンド)

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トゲナシトゲアリ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル
活動期間 2023年 -
レーベル UNIVERSAL SIGMA(2023年 - )
事務所 agehasprings
共同作業者 玉井健二
公式サイト https://www.universal-music.co.jp/togenashitogeari/
メンバー

本プロジェクトからデビューした5人組ガールズバンド。所属事務所はagehasprings。略称は「トゲトゲ」。玉井健二がプロデューサーを務める。メンバーはすべてオーディションで選考された。オーディションの詳細は#メンバー選考を参照。

来歴

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2021年6月 - agehasprings主催、ユニバーサルミュージックと東映アニメーション協力のメンバー選考オーディション「Girl's Rock Audition」が開催される[6]

2023年5月29日 - バンド名とメンバーが発表される[8]。また、デビュー曲である「名もなき何もかも」と「偽りの理」のミュージックビデオが公開される[8]

2023年9月14日 - メンバーのアーティスト写真、およびプロフィールが公開される[9]

2023年9月14日 - 初のライブ「トゲナシトゲアリ修行中 公開練習ライブ」を開催する[25]

2024年4月から6月 - テレビアニメ『ガールズバンドクライ』が放送される。

2024年4月24日 - 1stアルバム『棘アリ』をリリース[26]

2024年7月12日 - 美怜、凪都が体調不良のため活動休止[27]

メンバー

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理名(りな、2007年11月13日[28] - 〈16歳〉)
ボーカル担当。テレビアニメでは主人公・井芹仁菜役を務める。
広島県出身[6]。ピアノを嗜む母と姉の影響から幼少期よりピアノを習う[6]。小学3年生の頃「千本桜」をはじめとしたボカロ曲を知り、さらに96猫あるふぁきゅんといった歌い手にも興味を持ち始める[29]。中学生の頃、当時憧れていた歌い手・NaYuu-Uが同い年であることを知り、母に内緒で歌ってみたを投稿し始める[29]。初投稿はピノキオピーの「神っぽいな」で、その次に投稿したなきその「ド屑」は再生回数も伸び、反響を得られたという[29]
理名が中学3年生の頃、XとYouTubeに投稿していた歌ってみたをagehaspringsのスタッフが発見し、SNSを通じてオーディションを受けることを勧められる[6]。当時はまだ広島在住であったこともあり一度断っていたが、母と相談し、力試しとしてオーディションに応募した[6]
玉井は理名を「音楽遍歴の中でも1、2を争う才能を感じたボーカリスト」と評している[4]。柔らかいながらも強くリスナーを刺す声を持ち、聞いた瞬間にわかる個性を持っていること、さらに当時14歳という特徴もあり、世の中に一握りしかいない逸材であると語っている[4]
最も影響を受けている歌手として緑黄色社会の長屋晴子を挙げており、ボイストレーニングに通っていた際には半年間「Mela!」を練習s続けたという[29]
夕莉(ゆり、2000年9月26日[28] - 〈23歳〉)
ギター担当。使用楽器はMomose製のストラトキャスタータイプ「Modern Virtuoso MC1-MV/R BLK-MH」と、フェンダー・テレキャスターの一つ「Fender American Standard Telecaster」[30]。テレビアニメでは河原木桃香役を務める。
茨城県出身[28]。中学生のころに見に行った高校の文化祭での軽音楽部の演奏に衝撃を受け、高校入学時に軽音楽部に入部し、ギターを始める[31][4]。その後、SHISHAMOの音楽に心を奪われ、YouTubeで弾いてみた動画を見漁るうち、自身も投稿するようになる[4]
就活中の大学3年生時、弾いてみた動画を見たgehaspringsのスタッフにSNSで声を掛けられ、本プロジェクトのオーディションに応募する[6]。玉井は「バッキング、ストローク、カッティング、アルペジオ、単音のソロパート、すべてのギタープレイの精度に於いて、〔中略〕近い将来トッププロに成り得る才能を感じさせてくれた唯ひとりのギタリスト」と評している[4]
美怜(みれい、2003年11月7日[28] - 〈20歳〉)
ドラム担当。テレビアニメでは安和すばる役を務める。
神奈川県川崎市出身[28]。音楽にほとんど触れない幼少期を過ごしていたが、中学3年生の時に見ていたテレビアニメ『BANANA FISH』のエンディングテーマ「Prayer X」に衝撃を受け、King Gnuのファンになる[6]。高校入学と同時に軽音楽部に入部し、ドラムを始める。コロナ禍の影響から1年ほどしか活動できなかったものの、バンド活動の楽しさに目覚め、プロドラマーを志す[6]
高校2年の時、自身のバンド練習に酒井和男と平山理志が見学に訪れる[32]。その際に本プロジェクトのオーディションを知るが、声優に興味はなかったため自らオーディションを受けることはなかった[32]。しかし高校3年生の冬、Xに上げていた演奏動画を見たagehaspringsのスタッフに声を掛けられ、縁を感じ、応募した[32]
玉井は「まだまだ発展途上ながら、超高速の8ビートからアフターなジャズ、R&Bまであらゆるジャンルに対応し得る根源的で上質なグルーヴ感を、発掘した時点で既に備えていました」と語っている[4]
凪都(なつ、2001年8月23日[28] - 〈23歳〉)
キーボード担当。使用楽器はRoland製のシンセサイザー・キーボード「JUNO-DS88」[33]。テレビアニメでは海老塚智役を務める。
神奈川県出身[28]。音楽教室でピアノ教師を務める母の影響で、幼い頃よりピアノを習う。人と音を合わせることが好きであったため、高校入学時に軽音楽部に入部する[6]。初めてバンドで演奏したのがsumikaの「フィクション」であり、バンド活動にやりがいを感じるようになる[6]。音楽大学に進学後はミュージカルを専攻[32]。ピアノを弾く生活からは遠ざかっていたが、SNSに上げていた演奏動画を見たagehaspringsのスタッフに声を掛けられ、ピアノ演奏と演技の両方に挑戦できることに魅力を感じ、オーディションに応募した[6]
玉井は「ピアノ、キーボード等の鍵盤演奏に於けるリズムの正確性とタッチの精度の高さの面で、いま既にアーティストのサポートメンバーを担えるレベルに達しています。〔中略〕オーディションの段階でも、有段者が相当な年数を重ねてクリアするレベルの難問をいくつも設定させてもらいましたが、そのすべてをほんの数か月でクリアしてくれるような、途方もない努力をも厭わない情熱も兼ね備えた、きわめて尊い人でもあります。」と評している[4]
朱李(しゅり、2003年12月22日[28] - 〈20歳〉)
ベース担当。使用楽器はXotic製の5弦ベース「XJ-1T 5st」とBacchus製の4弦ヘッドレスベース「WOODLINE4-HL24/FZ-18」[34]。テレビアニメではルパ役を務める。
千葉県出身[28]。小学生の頃はユーフォニアムを吹いていたが、中学校の吹奏楽部では『響け!ユーフォニアム』のブームの影響によりユーフォニアムを定員オーバーで吹くことが叶わず、コントラバス、およびエレキベースに転向する[6]。エレキベースの楽しさに目覚め音楽の専門学校に進学[6]。高校1年生の秋にSuspended 4thの「ストラトキャスター・シーサイド」に衝撃を受け、プロのベーシストを志す[6]
その一方で声優業にも興味を持っており、オーディションに応募。その際は緊張で実力を発揮できず落選するが、その後別名義でXに上げていた演奏動画を見たagehaspringsのスタッフに声を掛けられ、再度オーディションを受けることとなった[6]
玉井は「ベーシストとして、フレット上を抉る俊敏性とリズムを確実にキープし続ける正確性を兼ね備えた、極めて稀有な才能を誇ります。〔中略〕そもそも持っているベースがヘッドレスと5弦という、拗らせレベルの音楽愛をもひしひしと感じさせてくれました。」と語っている[4]

ディスコグラフィ

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トゲナシトゲアリのディスコグラフィ
リリースリスト
スタジオ・アルバム 1
シングル 8
ミュージック・ビデオ 12
配信限定シングル 15

CDシングル

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# 発売日 タイトル 規格 規格品番 オリコン 収録アルバム
UNIVERSAL SIGMA
1st 2023年7月26日 名もなき何もかも CD+Blu-ray Disc UMCK-5728 - 棘アリ
CD+DVD UMCK-5729
2nd 2023年8月30日 気鬱、白濁す CD+Blu-ray Disc UMCK-5730
CD+DVD UMCK-5731
3rd 2023年10月25日 爆ぜて咲く CD+Blu-ray Disc UMCK-5733
CD+DVD UMCK-5734
4th 2023年12月20日 極私的極彩色アンサー CD+Blu-ray Disc UMCK-5739
CD+DVD UMCK-5740
5th 2024年2月28日 運命に賭けたい論理 CD+Blu-ray Disc UMCK-5744
CD+DVD UMCK-5745
6th 2024年5月22日 雑踏、僕らの街 CD UMCK-5747 16位[35] 棘ナシ
7th 誰にもなれない私だから UMCK-5748 22位[36]
8th 2024年6月19日 視界の隅 朽ちる音 UMCK-5754 9位[37]
9th 2024年7月10日 空白とカタルシス UMCK-5758 6位[38]

アルバム

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# 発売日 タイトル 規格 規格品番 オリコン
UNIVERSAL SIGMA
1st 2024年4月24日 棘アリ CD UMCK-1766(通常盤) 10位[39]
CD+Blu-ray UMCK-7238(初回限定盤)
2nd 2024年8月28日(予定) 棘ナシ CD UMCK-1771(通常盤) 未公表
CD+Blu-ray Disc UMCK-7246(初回限定盤) 未公表

その他の楽曲

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碧いif
作詞・作曲は秋浦智裕、編曲は玉井健二・秋浦智裕[40]
2024年6月26日発売のテレビアニメ『ガールズバンドクライ』のBlu-ray・DVD第1巻の特典として収録された[40]
無知のち私
作詞・作曲はカイザー恵理菜、編曲は玉井健二・中野領太[41]
2024年7月31日発売予定のテレビアニメ『ガールズバンドクライ』のBlu-ray・DVD第1巻の特典として収録される[41]

公式バンドスコア

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ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスより発売[42]

  • 『バンドスコア アニメ「ガールズバンドクライ」』- 2024年5月8日初版発行 ISBN 978-4-636-11474-4

ライブ

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ワンマンライブ

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公演年 タイトル 開催日・会場 出典
2023年 トゲナシトゲアリ修行中 公開練習ライブ 9月14日・代官山SPACE ODD [25]
2024年 トゲナシトゲアリ 1st ONE-MAN LIVE「薄明の序奏」 3月16日・1000 CLUB [43]
トゲナシトゲアリ 2nd ONE-MAN LIVE「凛音の理」 9月13日(予定)・CLUB CITTA' [44]
3rd ONE-MAN LIVE 11月2日(予定)・TOKYO DOME CITY HALL [45]
4th ONE-MAN LIVE 12月20日(予定)・豊洲PIT [46]

対バンライブ

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開催日 タイトル 共演者 会場 出典
2025年1月21日(予定) Avoid Note MyGO!!!!! TDCホール [47]

出演

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ラジオ

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ゲーム

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2023年9月21日開催の『東京ゲームショウ2023』にて、ゲーム化プロジェクトが検討中であることが発表された[49]

脚注

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注釈

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出典

[編集]
  1. ^ a b c 玉井健二アゲハ 玉井健二『ガルクラ』にかける情熱 』(インタビュアー:西廣智一)、blueprint、2024年2月28日、1頁https://realsound.jp/2024/02/post-1582956.html2024年6月30日閲覧 
  2. ^ アニメ『ガールズバンドクライ』公式 [@girlsbandcry] (2024年3月1日). "公式略称は「ガルクラ」に決定!". X(旧Twitter)より2024年4月18日閲覧
  3. ^ a b c d e f g メガミマガジン2024/8 (2024), p. 28.
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参考文献

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  • 『メガミマガジン 2024年8月号』Gakken、2024年6月28日。ASIN B009FRHIOA 

外部リンク

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