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{{政治家 |
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'''三村 申吾'''('''みむら しんご'''、[[1956年]]([[昭和]]31年)[[4月16日]] ‐ )は、[[日本]]の[[政治家]]。 |
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| 人名 = 三村 申吾 |
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| 各国語表記 = みむら しんご |
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| 画像 = 青森県 知事 三村申吾.jpg |
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| 画像説明 = [[内閣府]]地方創生推進室より公表された肖像 |
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| 国略称 = {{JPN}} |
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| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1956|4|16}} |
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| 出生地 = {{JPN}} [[青森県]][[上北郡]][[百石町]]<br>(現・[[おいらせ町]]) |
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| 没年月日 = |
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| 死没地 = |
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| 出身校 = [[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]][[日本文学科|国文学科]]<ref name="東大人名録,第2部 1983年">『東大人名録,第2部』、1983年発行、708ページ</ref> |
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| 所属政党 = ([[無所属]]→)<br />([[新進党]]→)<br />([[無所属の会 (1999)|無所属の会]]→)<br />無所属 |
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| 前職 = [[百石町]]長 |
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| 称号・勲章 = [[学士(文学)|文学士]](東京大学) |
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| 配偶者 = |
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| サイン = |
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| ウェブサイト = http://www.gogo-shingo.jp/ |
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| サイトタイトル = 三村申吾オフィシャルサイト |
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| 国旗 = 青森県 |
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| 職名 = 第17-21代 [[青森県知事一覧|青森県知事]](公選) |
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| 当選回数 = 5回 |
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| 就任日 = [[2003年]][[6月29日]] |
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| 退任日 = [[2023年]][[6月28日]] |
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| 国旗2 = JPN |
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| 職名2 = [[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]] |
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| 選挙区2 = [[青森県第2区|青森2区]] |
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| 当選回数2 = 1回 |
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| 就任日2 = [[2000年]][[6月25日]] |
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| 退任日2 = [[2003年]][[6月12日]] |
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| 職名3 = [[File:Flag of Momoishi Aomori.svg|25px]] [[青森県]][[百石町|百石]][[町長]] |
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| 当選回数3 = 1回 |
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| 就任日3 = [[1992年]] |
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| 退任日3 = [[1996年]] |
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}} |
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'''三村 申吾'''(みむら しんご、[[1956年]][[4月16日]] - )は、[[日本]]の[[政治家]]。 |
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[[青森県知事一覧|青森県知事]](公選第17・18・19・20・21代)。[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]](1期)、[[青森県]][[上北郡]][[百石町|百石]][[町長]](1期)を務めた。 |
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父・三村輝文は元[[青森県議会|青森県議会議員]]で、[[2003年]]から[[2011年]]まで親子で県知事・県議会議員を務めていた。[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]]の同期である妻・三村三千代は[[八戸学院大学短期大学部]][[客員教授]]で、専門は[[国文学]]、特に古典文学。 |
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{{日本の首長|青森県知事|三村 申吾|1956年(昭和31年)4月16日|青森県おいらせ町|東京大学文学部卒<br>|文学士|衆議院議員|世襲ではない(父親は県議)|2003年(平成15年)6月|(現職)|知事・1回(衆・1回)|無所属 |
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|http://gogo-shingo.momoishi.aomori.jp|青森県知事三村申吾}} |
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== 来歴 == |
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[[青森県]][[上北郡]][[百石町]](現[[おいらせ町]])生まれ。[[青森県立八戸高等学校]]、[[東京大学大学院人文社会系研究科・文学部|東京大学文学部]][[日本文学科|国文学科]]卒業<ref name="東大人名録,第2部 1983年"/>。東大の同期には、[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]所属の参議院議員[[杉尾秀哉]]がいた<ref>[https://twitter.com/TeamSugioHideya/status/1664094464594563073 杉尾ひでや 衆議院議員 長野県選出 Twitter] 2023年6月1日</ref>。大学卒業後、[[新潮社]]に入社。文芸編集畑を歩み、[[畑山博]]、[[綱淵謙錠]]、[[山口瞳]]、[[中沢けい]]らを担当した。[[1987年]]に帰郷し、[[1990年]]に生家が経営する株式会社[[三村興業社]]の代表取締役に就任。 |
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青森県[[上北郡]][[百石町]](現・[[おいらせ町]])出身。 |
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=== 政界進出 === |
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[[青森県立八戸高等学校]]、[[東京大学]][[文学部]]卒業。 |
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[[1992年]]、故郷の[[百石町]]長選挙に、当時百石町を含む[[青森県第1区_(中選挙区)|旧青森1区]]選出の[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]だった[[田名部匡省]]の支援を受けて出馬し、初当選。[[1996年]]には百石町長を辞職し、田名部の後押しを受けて[[第41回衆議院議員総選挙]]に[[新進党]]公認で[[青森県第2区|青森2区]]から出馬したが、[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]公認の[[江渡聡徳]]に'''765'''票の僅差で敗れ、落選。その後新進党の解党に伴い、田名部が所属した[[無所属の会 (1999)|無所属の会]]に入党。[[2000年]]の[[第42回衆議院議員総選挙]]には無所属の会公認で青森2区から出馬し、前回敗れた自民党の江渡を破り、当選した。[[2001年]]の[[内閣総理大臣指名選挙]]では[[自由民主党総裁]](当時)の[[小泉純一郎]]に投票し、野党議員ながら自民党寄りの姿勢を鮮明にした。なお、三村が所属した無所属の会は当時[[衆議院]]で[[院内会派]]「[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]・無所属クラブ」を結成していたが、無所属の会の三村・[[中田宏]]が首班指名で[[民主党代表]](当時)の[[鳩山由紀夫]]に投票しなかったため、[[民主党幹事長]](当時)の[[菅直人]]が激怒し、三村・中田両名は会派「民主党・無所属クラブ」を除名された(無所属の会には残留)。 |
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=== 青森県知事 === |
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==略歴== |
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[[2003年]]6月、衆議院議員を辞職<ref>[https://www.sangiin.go.jp/japanese/gianjoho/old_gaiyo/156/1568900.pdf#search='%E4%B8%89%E6%9D%91%E7%94%B3%E5%90%BE+%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1+%E8%BE%9E%E8%81%B7' 国会関係日誌 - 参議院]</ref>。[[木村守男]]の辞職に伴う[[青森県知事一覧|青森県知事]]選挙に自民・[[公明党|公明]]・[[保守新党|保守新]]3党の推薦で出馬し、[[弘前学院大学]][[大学院]]教授の[[横山北斗]](後に[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]])らを破り、当選した<ref>{{Cite news |
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*1981年:[[新潮社]]入社。 |
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| url = http://www.jaif.or.jp/news_db/data/2003/0703-1-2.html |
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*1987年:百石町に帰郷。 |
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| title = 青森県知事選、三村申吾前衆議院議員が当選 |
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*1990年6月:株式会社三村興業社代表取締役。 |
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| newspaper = 原子力産業新聞 |
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*1992年:百石町町長選挙に出馬。当選。(35才) |
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| date = 2003-07-03 |
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*1996年:新進党公認で衆議院選挙青森2区に立候補するも落選。 |
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| accessdate = 2015-11-16}}</ref><ref>{{Cite news |
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*2000年6月:無所属の会公認で衆議院選挙青森2区に立候補。初当選。 |
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| url = https://www.shikoku-np.co.jp/national/political/20030630000157 |
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*2003年6月:木村守男前知事辞任に伴う青森県知事選に立候補。当選。(無所属) |
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| title = 「責任の重さ感じる」/知事初当選の三村氏が会見 |
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| newspaper = [[四国新聞]] |
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| date = 2003-06-30 |
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| accessdate = 2015-12-19}}</ref>。[[2007年]]の青森県知事選挙で再選されたが、県知事選に対する青森県民の関心は低下しており、投票率は過去最低の38.45%を記録した<ref name="touou">{{Cite news |
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| url = http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110606101909.asp |
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| title = 有権者の関心高まらず/投票率低迷 各陣営「反省が必要」 |
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| newspaper = [[東奥日報]] |
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| date = 2011-06-06 |
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| accessdate = 2011-06-06}}</ref>。[[2011年]]の[[2011年青森県知事選挙|知事選挙]]では、当時の国政与党であった民主党・[[国民新党]]が推薦した元[[青森県議会|青森県議会議員]]の山内崇が三村県政に対し[[原子力発電]]や防災に関する明確な対立軸を示せず、自民・[[公明党|公明]]両党の推薦を受けた三村が大差をつけて3選を果たした<ref>{{Cite news |
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| url = http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110606101210.asp |
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| title = 【解説】三村氏、民主の“自滅”で圧勝 |
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| newspaper = [[東奥日報]] |
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| date = 2011-06-06 |
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| accessdate = 2011-06-06}}</ref>が、投票率は史上2番目に低い41.52%に終わった<ref name="touou"/>。[[2015年]]の[[2015年青森県知事選挙|青森県知事選挙]]では、[[社会民主党_(日本 1996-)|社会民主党]]・[[日本共産党]]の[[社共共闘]]による推薦候補を大差で破り、県政史上3人目の4選を果たした<ref>{{Cite news |
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| url = http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150608_21023.html |
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| title = <青森知事選>三村氏4選 組織力で新人に圧勝 |
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| newspaper = [[河北新報]] |
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| date = 2015-06-08 |
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| accessdate = 2015-11-16}}</ref><ref>{{Cite news |
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| url = http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150609124538.asp |
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| title = 現職陣営 目標超え評価/連載・三村氏4選 ’15知事選(上) |
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| newspaper = [[東奥日報]] |
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| date = 2015-06-09 |
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| accessdate = 2015-11-16}}</ref><ref>{{Cite news |
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| url = http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2015/20150610095326.asp |
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| title = 自民、参院選に照準 野党結集なおハードル/連載・三村氏4選 ’15知事選(下) |
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| newspaper = [[東奥日報]] |
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| date = 2015-06-08 |
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| accessdate = 2015-11-16}}</ref>。2019年の[[2019年青森県知事選挙|知事選]]では、歯科医師の佐原若子を破り、青森県政史上初となる5選<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45590880S9A600C1PE8000/|title=青森県知事選、三村氏が5選|work=日経電子版|newspaper=[[日本経済新聞]]|date=2019-06-02|accessdate=2019-06-03}}</ref>。 |
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2023年1月21日、記者会見で同年6月の[[2023年青森県知事選挙|知事選]]には立候補せず任期限りで退任することを表明した<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20230121-XXPMNXHFJJJX5FTXS6UFZZCUMU/ |title=青森・三村知事、知事選不出馬を表明 「5期目当初から一つの区切り」|newspaper=産経新聞|date=2023-01-21|accessdate=2023-01-21}}</ref>。 |
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==人物== |
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*衆議院議員時代、同じ無所属議員だった[[中田宏]](現横浜市長)の知遇を得、知事選挙等で応援を受けるなど交友を深めている。小泉内閣誕生時の首班指名では、中田と三村は無所属野党系ながら小泉に投票し、後に官邸に呼ばれ三人で食事を共にしている。 |
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知事選では、前青森市長の[[小野寺晃彦]]を支持したが、前むつ市長の[[宮下宗一郎]]に敗れ落選した<ref> {{Cite news |title=新青森県知事に宮下氏/得票40万票超で大差 |
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*[[週刊アサ秘ジャーナル]]では、中田宏から推薦され、取材を受ける。中田曰く「おっぱい大好きの三村さん」で、本放送時には浅草キッド相手に、持ち前の陽気さのまま秘書紹介などを行う。幸か不幸か、地元の青森県では週刊アサ秘ジャーナルは放送されていない。自身が町長を務めた百石町(現おいらせ町)には特産として[[おっぱいいちご]]なる苺が存在する。 |
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|newspaper=東奥日報 |date=2023-6-5 |author= |url=https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1568969 |accessdate=2023-6-5}}</ref>。 |
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== 人物 == |
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*参議院議員[[田名部匡省]]との師弟関係は県内では有名。自民党への鞍替えから、田名部からは敵視されているが、三村は表立っての田名部批判は極力避けている。 |
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* 元[[横浜市長]]の[[中田宏]]は、三村が衆議院議員であった当時、同じ[[無所属の会 (1999)|無所属の会]]に所属した仲であり、互いの選挙で応援を受けるなど、親交がある。[[週刊アサ秘ジャーナル]]では中田の推薦により取材を受けた。中田曰く「おっぱい大好きの三村さん」で、放送時には司会の[[浅草キッド (お笑いコンビ)|浅草キッド]]を相手に、陽気に秘書の紹介等を行った。なお、三村が町長を務めた百石町(現おいらせ町)には[[おっぱいいちご]]なる特産品の苺が存在する。このほか、フットワークの軽さや「攻めの農林水産業」の推進で知られる<ref>{{Cite news |
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| url = http://www.mutusinpou.co.jp/%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E3%80%80%E4%B8%89%E6%9D%91%E7%9C%8C%E6%94%BF%EF%BC%93%E6%9C%9F/2015/02/35144.html |
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| title = 農林水産業=3/検証 三村県政3期 |
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| newspaper = [[陸奥新報]] |
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| date = 2015-02-15 |
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| accessdate = 2015-11-27}}</ref>。 |
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* [[公明党]]議員も参加して結成された[[新進党]]にかつて所属していた縁で、青森県知事就任後も公明党に独自のパイプを有する<ref>{{Cite news |
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| url = http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110524095834.asp |
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| title = 三村県政支え15年 公明、独自の存在感 |
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| newspaper = [[東奥日報]] |
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| date = 2011-05-24 |
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| accessdate = 2015-11-16}}</ref>。 |
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* [[東北楽天ゴールデンイーグルス]]名誉ファンクラブ会員だが、[[阪神ファン]]を公言している。 |
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* [[競馬ファン]]であり、かつては[[社台レースホース]]でバーニングダイナなど、競走馬を所有していた。 |
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* コンピュータボードゲーム『[[桃太郎電鉄シリーズ|桃太郎電鉄]]』のファンであり、2006年の[[五所川原立佞武多]]に「桃太郎電鉄 立佞武多」運行される際に立佞武多の制作を全面協力した<ref>「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻! 激勝! 爆笑! 一生日本一ガイド」集英社、ISBN 4-08-779397-4</ref>。知事室に同ゲームのキャラクターをモチーフにした像「貧乏が去る(猿)像」を設置したり、同ゲームを手掛けるキャラクターデザイナー[[土居孝幸]]の画集「[[桃太郎電鉄シリーズ#土居孝幸アートワークス DOIN'S|土居孝幸アートワークス DOIN'S]]」を贈呈されたりなど<ref>[http://sakumania.com/diary/nikki/101118.html さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 - 2010年11月18日]</ref>、制作者である[[さくまあきら]]や土居孝幸と親交がある。 |
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* 2023年11月28日に自宅が全焼する火災が発生したが、家族は三村を含み全員無事だった<ref>[https://www.daily-tohoku.news/archives/200118 三村前知事「心配、迷惑かけお詫び」自宅が全焼で実況見分] デーリー東北デジタル 2023年11月30日</ref>。 |
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== 脚注 == |
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*県内大学、短大等での講師歴もある妻の[[三村三千代]]も、東大出身であり、才気は夫をしのぐとの評もある。 |
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{{Reflist}} |
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== 外部リンク == |
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*父の輝文は現職の県議である。 |
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* [http://www.gogo-shingo.jp/ 三村申吾オフィシャルサイト](公式サイト) |
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{{S-start}} |
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*東北楽天ゴールデンイーグルス名誉ファンクラブ会員だが、阪神ファンを公言している。 |
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{{s-off}} |
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{{Succession box |
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*2007年の次期知事選では、自民党・公明党の県政与党のほか連合青森からの推薦も得ており、野党陣営が候補擁立に苦労する現状もあり、極めて優勢な情勢となっている。 |
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| title = {{Flagicon|青森県}} [[青森県知事一覧|青森県知事]] |
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| years = 2003年 - 2023年 |
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==外部リンク== |
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| before = [[木村守男]] |
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*[http://gogo-shingo.momoishi.aomori.jp/ 公式ページ] |
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| after = [[宮下宗一郎]] |
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}} |
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{{歴代知事_(日本)|[[画像:Shadow picture of Aomori prefecture.png|30px| ]]|青森県知事|5|木村守男|6|2003|現職|7|‐}} |
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{{Succession box |
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{{都道府県知事}} |
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| title = [[青森県]][[上北郡]][[百石町]]町長 |
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| years = 1992年 - 1996年 |
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[[Category:日本の国会議員|みむらしんこ]] |
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| before = |
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[[Category:青森県の政治家|みむらしんこ]] |
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| after = |
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[[Category:都道府県知事・市町村長|みむらしんこ]] |
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}} |
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[[Category:1956年生|みむらしんこ]] |
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{{S-end}} |
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{{青森県知事|2003年-2023年}} |
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{{青森小選挙区選出衆議院議員(1996-)}} |
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{{全国最年少首長}} |
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{{デフォルトソート:みむら しんこ}} |
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[[Category:青森県知事]] |
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[[Category:無所属の会の国会議員]] |
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[[Category:青森県選出の衆議院議員]] |
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[[Category:平成時代の衆議院議員]] |
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[[Category:日本の実業家]] |
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[[Category:新進党の人物]] |
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[[Category:青森県の市町村長]] |
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[[Category:新潮社の人物]] |
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[[Category:青森県立八戸高等学校出身の人物]] |
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[[Category:東京大学出身の人物]] |
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[[Category:青森県出身の人物]] |
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[[Category:1956年生]] |
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[[Category:存命人物]] |
2024年3月26日 (火) 08:40時点における最新版
三村 申吾 みむら しんご | |
---|---|
内閣府地方創生推進室より公表された肖像 | |
生年月日 | 1956年4月16日(68歳) |
出生地 |
日本 青森県上北郡百石町 (現・おいらせ町) |
出身校 | 東京大学文学部国文学科[1] |
前職 | 百石町長 |
所属政党 |
(無所属→) (新進党→) (無所属の会→) 無所属 |
称号 | 文学士(東京大学) |
公式サイト | 三村申吾オフィシャルサイト |
第17-21代 青森県知事(公選) | |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 2003年6月29日 - 2023年6月28日 |
選挙区 | 青森2区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2000年6月25日 - 2003年6月12日 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 1992年 - 1996年 |
三村 申吾(みむら しんご、1956年4月16日 - )は、日本の政治家。
青森県知事(公選第17・18・19・20・21代)。衆議院議員(1期)、青森県上北郡百石町長(1期)を務めた。
父・三村輝文は元青森県議会議員で、2003年から2011年まで親子で県知事・県議会議員を務めていた。東京大学文学部の同期である妻・三村三千代は八戸学院大学短期大学部客員教授で、専門は国文学、特に古典文学。
来歴
[編集]青森県上北郡百石町(現おいらせ町)生まれ。青森県立八戸高等学校、東京大学文学部国文学科卒業[1]。東大の同期には、立憲民主党所属の参議院議員杉尾秀哉がいた[2]。大学卒業後、新潮社に入社。文芸編集畑を歩み、畑山博、綱淵謙錠、山口瞳、中沢けいらを担当した。1987年に帰郷し、1990年に生家が経営する株式会社三村興業社の代表取締役に就任。
政界進出
[編集]1992年、故郷の百石町長選挙に、当時百石町を含む旧青森1区選出の衆議院議員だった田名部匡省の支援を受けて出馬し、初当選。1996年には百石町長を辞職し、田名部の後押しを受けて第41回衆議院議員総選挙に新進党公認で青森2区から出馬したが、自由民主党公認の江渡聡徳に765票の僅差で敗れ、落選。その後新進党の解党に伴い、田名部が所属した無所属の会に入党。2000年の第42回衆議院議員総選挙には無所属の会公認で青森2区から出馬し、前回敗れた自民党の江渡を破り、当選した。2001年の内閣総理大臣指名選挙では自由民主党総裁(当時)の小泉純一郎に投票し、野党議員ながら自民党寄りの姿勢を鮮明にした。なお、三村が所属した無所属の会は当時衆議院で院内会派「民主党・無所属クラブ」を結成していたが、無所属の会の三村・中田宏が首班指名で民主党代表(当時)の鳩山由紀夫に投票しなかったため、民主党幹事長(当時)の菅直人が激怒し、三村・中田両名は会派「民主党・無所属クラブ」を除名された(無所属の会には残留)。
青森県知事
[編集]2003年6月、衆議院議員を辞職[3]。木村守男の辞職に伴う青森県知事選挙に自民・公明・保守新3党の推薦で出馬し、弘前学院大学大学院教授の横山北斗(後に衆議院議員)らを破り、当選した[4][5]。2007年の青森県知事選挙で再選されたが、県知事選に対する青森県民の関心は低下しており、投票率は過去最低の38.45%を記録した[6]。2011年の知事選挙では、当時の国政与党であった民主党・国民新党が推薦した元青森県議会議員の山内崇が三村県政に対し原子力発電や防災に関する明確な対立軸を示せず、自民・公明両党の推薦を受けた三村が大差をつけて3選を果たした[7]が、投票率は史上2番目に低い41.52%に終わった[6]。2015年の青森県知事選挙では、社会民主党・日本共産党の社共共闘による推薦候補を大差で破り、県政史上3人目の4選を果たした[8][9][10]。2019年の知事選では、歯科医師の佐原若子を破り、青森県政史上初となる5選[11]。
2023年1月21日、記者会見で同年6月の知事選には立候補せず任期限りで退任することを表明した[12]。
知事選では、前青森市長の小野寺晃彦を支持したが、前むつ市長の宮下宗一郎に敗れ落選した[13]。
人物
[編集]- 元横浜市長の中田宏は、三村が衆議院議員であった当時、同じ無所属の会に所属した仲であり、互いの選挙で応援を受けるなど、親交がある。週刊アサ秘ジャーナルでは中田の推薦により取材を受けた。中田曰く「おっぱい大好きの三村さん」で、放送時には司会の浅草キッドを相手に、陽気に秘書の紹介等を行った。なお、三村が町長を務めた百石町(現おいらせ町)にはおっぱいいちごなる特産品の苺が存在する。このほか、フットワークの軽さや「攻めの農林水産業」の推進で知られる[14]。
- 公明党議員も参加して結成された新進党にかつて所属していた縁で、青森県知事就任後も公明党に独自のパイプを有する[15]。
- 東北楽天ゴールデンイーグルス名誉ファンクラブ会員だが、阪神ファンを公言している。
- 競馬ファンであり、かつては社台レースホースでバーニングダイナなど、競走馬を所有していた。
- コンピュータボードゲーム『桃太郎電鉄』のファンであり、2006年の五所川原立佞武多に「桃太郎電鉄 立佞武多」運行される際に立佞武多の制作を全面協力した[16]。知事室に同ゲームのキャラクターをモチーフにした像「貧乏が去る(猿)像」を設置したり、同ゲームを手掛けるキャラクターデザイナー土居孝幸の画集「土居孝幸アートワークス DOIN'S」を贈呈されたりなど[17]、制作者であるさくまあきらや土居孝幸と親交がある。
- 2023年11月28日に自宅が全焼する火災が発生したが、家族は三村を含み全員無事だった[18]。
脚注
[編集]- ^ a b 『東大人名録,第2部』、1983年発行、708ページ
- ^ 杉尾ひでや 衆議院議員 長野県選出 Twitter 2023年6月1日
- ^ 国会関係日誌 - 参議院
- ^ “青森県知事選、三村申吾前衆議院議員が当選”. 原子力産業新聞. (2003年7月3日) 2015年11月16日閲覧。
- ^ “「責任の重さ感じる」/知事初当選の三村氏が会見”. 四国新聞. (2003年6月30日) 2015年12月19日閲覧。
- ^ a b “有権者の関心高まらず/投票率低迷 各陣営「反省が必要」”. 東奥日報. (2011年6月6日) 2011年6月6日閲覧。
- ^ “【解説】三村氏、民主の“自滅”で圧勝”. 東奥日報. (2011年6月6日) 2011年6月6日閲覧。
- ^ “<青森知事選>三村氏4選 組織力で新人に圧勝”. 河北新報. (2015年6月8日) 2015年11月16日閲覧。
- ^ “現職陣営 目標超え評価/連載・三村氏4選 ’15知事選(上)”. 東奥日報. (2015年6月9日) 2015年11月16日閲覧。
- ^ “自民、参院選に照準 野党結集なおハードル/連載・三村氏4選 ’15知事選(下)”. 東奥日報. (2015年6月8日) 2015年11月16日閲覧。
- ^ “青森県知事選、三村氏が5選”. 日本経済新聞. (2019年6月2日) 2019年6月3日閲覧。
- ^ “青森・三村知事、知事選不出馬を表明 「5期目当初から一つの区切り」”. 産経新聞. (2023年1月21日) 2023年1月21日閲覧。
- ^ “新青森県知事に宮下氏/得票40万票超で大差”. 東奥日報 . (2023年6月5日) 2023年6月5日閲覧。
- ^ “農林水産業=3/検証 三村県政3期”. 陸奥新報. (2015年2月15日) 2015年11月27日閲覧。
- ^ “三村県政支え15年 公明、独自の存在感”. 東奥日報. (2011年5月24日) 2015年11月16日閲覧。
- ^ 「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻! 激勝! 爆笑! 一生日本一ガイド」集英社、ISBN 4-08-779397-4
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 - 2010年11月18日
- ^ 三村前知事「心配、迷惑かけお詫び」自宅が全焼で実況見分 デーリー東北デジタル 2023年11月30日
外部リンク
[編集]- 三村申吾オフィシャルサイト(公式サイト)
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