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{{駅情報
[[画像:HankyuSaiinSta0055.jpg|thumb|240px|right|阪急電鉄 西院駅]]
|駅名 = 西院駅
'''西院駅'''は、[[京都市]][[右京区]]にある、[[阪急電鉄]]・[[京福電気鉄道]]の[[鉄道駅|駅]]。阪急の場合は「'''さいいん'''」、京福電気鉄道の場合は「'''さい'''」と読む。
|よみがな = さいいん / さい
|地図 = {{maplink2|frame=yes|zoom=15|frame-width=300|plain=yes|frame-align=center
|type=point|type2=point
|marker=rail-light|marker2=rail
|coord={{coord|35|0|12.19|N|135|44|1.85|E}}|marker-color=a83939|title=西院駅（阪急電鉄）
|coord2={{coord|35|0|12.61|N|135|43|54.82|E}}|marker-color2=702029|title2=西院駅（京福電気鉄道）
}}西は阪急電鉄の西院（さいいん）駅<br />東は京福電気鉄道の西院（さい）駅
|ローマ字 = Saiin　/　Sai
|所属事業者 = [[阪急電鉄]]（[[#阪急電鉄_2|駅詳細]]）<br />[[京福電気鉄道]]（[[#京福電気鉄道_2|駅詳細]]）
|所在地 = [[京都府]][[京都市]][[右京区]]（阪急電鉄）<br />同市[[中京区]] （京福電気鉄道）
}}
'''西院駅'''（さいいんえき、さいえき）は、[[京都府]][[京都市]][[右京区]]と[[中京区]]にある[[阪急電鉄]]の[[鉄道駅|駅]]および[[京福電気鉄道]]の[[路面電車停留場|停留場]]。


駅名の漢字による表記は同じだが、阪急が「'''さいいん'''」、京福が「'''さい'''」と読む。
なお、周辺の地名の、公的なひらがな表記は「さいいん」であり、最近はこのとおり発音されることが多いが、以前、地元では京福電気鉄道の駅名と同じく「さい」と発音されることが多かった。「さい」と「さいいん」の混交形と思われる「さあいん」という発音も聞かれる。大阪方面から[[金閣寺]]等へ向かう観光客や、[[立命館大学]]等へ通う通学客が、当駅を[[乗換駅]]に用いることが多い。


== 概要 ==
== 利用可能な鉄道路線 ==
[[阪急京都本線]]と[[京福電気鉄道嵐山本線]]の2路線が乗り入れている。阪急の駅は地下にあり、その地上付近に京福の停留場がある<ref name=ikuta>{{Cite book|和書|author=生田誠 |title=阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀 |year=2013 |publisher=[[彩流社]] |series=懐かしい沿線写真で訪ねる |isbn=978-4-7791-1726-8 |volume= |pages=4-6,44-45}}</ref>。

=== 利用可能な鉄道路線 ===
* 阪急電鉄
* 阪急電鉄
** [[阪急京都本線|京都本線]]（さいいん駅）
** [[阪急京都本線|京都本線]]（さいいん、[[駅ナンバリング|駅番号]]「'''HK-83'''」）
* 京福電気鉄道
* 京福電気鉄道
** [[京福電気鉄道嵐山本線|嵐山本線]]（さい駅） '''<span style="background-color:#d7003a; color:white;">A3</span>'''
** [[京福電気鉄道嵐山本線|嵐山本線]]（さい、駅番号「'''A2'''」）

== 駅名 ==
かつて所在地一帯は[[淳和院]]が置かれていた地域だが、淳和院の別称である西院が地名となり、駅名に採用されている。現在の地名の読みは「さいいん」である。

小沢嘉三『西院の歴史』（西院の歴史編集委員会、1983年）によると、元来は「さいいん」と読み、[[平安時代]]から[[鎌倉時代]]（12 - 13世紀頃）の文書では「さいゐん」であり、[[弘安]]10年（[[1287年]]）の文書に初めて「さゐ」の呼称が出現しており、なまって「さい」と呼ぶようになったのではないかと考察されている<ref name="rekisip5">小沢嘉三『西院の歴史』西院の歴史編集委員会、1983年、pp.5 - 6</ref>。[[江戸時代]]のこの一帯の名は「西院（さい）村」。[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]に記された[[洛中洛外図|上杉本洛中洛外図屏風]]にも、この付近にあった西院城（西院小泉城）が「さい（こいずみ）のしろ」と明記されている。また近代に入っても、地元の発音は依然として「さい」が使われていた<ref name="rekisip5"/>。

近代に入り、地元民の呼称とは別に、当時の自治体名（[[西院村]]）の読み方は「さいいん」で<ref>市町村自治研究会（監修）・日本加除出版編集部（編）『全訂 全国市町村名変更総覧』[[日本加除出版]]、2006年、p.817</ref>、軍隊では点呼の際に「さいいん」と呼ぶことが厳命されるなど、公称としては「さいいん」が優位になり、1934年に京都府の告示により正式に「さいいん」が公称化された<ref name="rekisip5"/>{{Refnest|group="注"|鉄道アナリストの[[川島令三]]は、「『[[賽の河原|西院の河原]]』と呼ばれた[[葬儀]]の場所だったが、縁起が悪いので新住民が『さいいん』と呼んでいた」と記述している<ref>『[[全国鉄道事情大研究|全国鉄道事情大研究 京都・滋賀篇]]』[[草思社]]、1992年{{要ページ番号|date=2017-08}}</ref>。}}。また、公的文書による裏付けはないものの、京福の駅名は当初「'''さいん'''」であったものが1933年（昭和8年）頃に「さい」に変更した、という地元在住者による証言を収録した書籍もある<ref>『西院昭和風土記』西院昭和風土記刊行委員会、1990年、p.51</ref>。

== 歴史 ==
=== 京福電気鉄道 ===
* [[1910年]]（[[明治]]43年）[[3月25日]]：嵐山電車軌道の停留場として開業<ref name=sone04>{{Cite book|和書|author=曽根悟（監修）|authorlink=曽根悟 |title=週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 |editor=朝日新聞出版分冊百科編集部 |date=2011-04-03 |publisher=[[朝日新聞出版]] |series=週刊朝日百科 |volume=4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局 |pages=8-9}}</ref>。
* [[1918年]]（[[大正]]7年）[[4月2日]]：会社合併により[[京都電燈]]が経営する嵐山電鉄の停留場となる<ref name=sone04/>。
* [[1942年]]（[[昭和]]17年）[[3月2日]]：路線譲渡により京福電気鉄道の停留場となる<ref name=sone04/>。
* [[2017年]]（[[平成]]29年）3月25日：嵐山方面行きホーム移設<ref name="2017-02-24">{{Cite press release|和書|url=https://www.hankyu.co.jp/company/news/pdf/4848.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200803130349/https://www.hankyu.co.jp/company/news/pdf/4848.pdf|format=PDF|language=日本語|title=嵐電西院駅 嵐山方面行きホームを移設するとともに 阪急西院駅 北・南改札口を新設し、3月25日（土）より供用を開始します 〜エレベーターの新設等により、段差なく円滑な移動が可能となります〜|publisher=京福電気鉄道／阪急電鉄|date=2017-02-24|accessdate=2020-08-03|archivedate=2020-08-03}}</ref>。

=== 阪急電鉄 ===
* [[1928年]]（[[昭和]]3年）[[11月1日]]：新京阪鉄道が高槻町駅（現：[[高槻市駅]]）から延伸し、その終着として'''京都西院駅'''として開業<ref name=ikuta/>。
* [[1930年]]（昭和5年）[[9月15日]]：会社合併により[[京阪電気鉄道]]新京阪線の駅となる<ref name=ikuta/>。
* [[1931年]]（昭和6年）[[3月31日]]：地下化され、同時に'''西院駅'''に改称。同時に新京阪線が京阪京都駅（現：[[大宮駅 (京都府)|大宮駅]]）まで延伸し、中間駅となる<ref name=ikuta/>。
* [[1943年]]（昭和18年）[[10月1日]]：会社合併により京阪神急行電鉄（現：阪急電鉄）の駅となる<ref name=ikuta/>。
* [[1949年]]（昭和24年）[[12月1日]]：京阪神急行電鉄から京阪電気鉄道が分離。新京阪線は京阪神急行電鉄（現：阪急電鉄）の路線となり京都本線に改称<ref name=ikuta/>、当駅もその所属となる。
* [[1972年]]（昭和47年）10月1日：特急、急行の8両化に伴い、列車が8両の場合最後尾車両の[[ドアカット]]を開始。
* [[1973年]]（昭和48年）[[4月1日]]：社名変更により阪急電鉄の駅となる<ref name=ikuta/>。
* [[1986年]]（昭和61年）[[7月1日]]：10両編成対応のホーム延伸が完成し、ドアカット運用を取りやめる。
* [[2013年]]（[[平成]]25年）[[12月21日]]：[[駅ナンバリング|駅番号]]を導入する<ref name=ikuta/>。
* [[2017年]]（平成29年）[[3月25日]]：北・南改札の供用を開始<ref name="2017-02-24" />。
* [[2019年]]（[[令和]]元年）[[6月1日]]：西改札を地下1階に移設。


== 駅構造 ==
== 駅構造 ==
[[Image:阪急西院駅ホーム.jpg|240px|thumb|right|阪急電鉄 西院駅ホーム]]
=== 阪急電鉄 ===
=== 阪急電鉄 ===
{{駅情報
[[プラットホーム#形状と配置|相対式]]2面2線ホームの[[地下駅]]だが、駅舎、改札口は地上の西大路四条交差点の南西角に設けられている。四条通の真下にホームがある。現在の駅舎を建設する際、大阪方面行ホーム東端付近（地下）から京福電鉄西院駅前（地上）までの地下通路と改札口が新たに計画され整備されていたが、地元商店街の反対により、結局、使用中止となった過去がある。そのため、地下通路へ通じる出入口は現在閉鎖されている。
|社色 = #702029
|文字色 =
|駅名 = 阪急　西院駅
|画像 = Hankyu Sai-in Station ac.jpg
|pxl = 300
|画像説明 = 駅舎（2023年8月）
|よみがな = さいいん
|ローマ字 = Saiin
|前の駅 = HK-82 [[西京極駅|西京極]]
|駅間A = 1.8
|駅間B = 1.4
|次の駅 = [[大宮駅 (京都府)|大宮]] HK-84
|電報略号 =
|駅番号 = {{駅番号r|HK|83|#31b781|4||#31b781}}
|所属事業者 = [[阪急電鉄]]
|所属路線 = {{Color|#31b781|■}}[[阪急京都本線|京都本線]]
|キロ程 = 41.9&nbsp;km（[[十三駅|十三]]起点）<br />[[大阪梅田駅 (阪急)|大阪梅田]]から44.3
|起点駅 =
|所在地幅 = long
|所在地 = [[京都府]][[京都市]][[右京区]][[西院 (京都市)|西院]]高山寺町38番地1<ref name=hankyusta>{{Cite book|和書|title=阪急ステーション 写真で見る阪急全駅の今・昔 |year=2001 |publisher=阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部 |series=阪急ワールド全集 4 |isbn=4-89485-051-6 |page=110}}</ref>
|座標 = {{coord|35|0|12.61|N|135|43|54.82|E|region:JP_railwaystation|display=inline,title|name=阪急西院駅}}
|駅構造 = 地下駅
|ホーム = 2面2線
|開業年月日 = [[1928年]]（[[昭和]]3年）[[11月1日]]
|廃止年月日 =
|乗車人員 =
|乗降人員 = 42,566<!--京都市統計書-->
|乗降人員n =（通年平均）33,247<!--阪急駅別乗降人員-->
|統計年度 = 2022年
|統計年次 = 2022年
|乗換 =
|備考 =
|備考全幅 = * [[1931年]]に京都西院駅から改称
}}
[[File:HK83 Saiin (rail).png|thumb|150px|配線図<ref>オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド　関西私鉄・地下鉄　2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。</ref>]]
[[相対式ホーム|相対式]]2面2線のホームを有する[[地下駅]]。[[分岐器]]や[[日本の鉄道信号#主信号機|絶対信号機]]を持たないため、[[停車場#停車場の定義|停留所]]に分類される。


地上の西大路四条交差点の南西角には駅舎と西改札口が設けられている。[[便所|トイレ]]も西改札口側にある。そのほか、東側には、[[2017年]]に下記の経緯により建設された改札口として、京都河原町方面ホームと接続する北改札口と、大阪梅田方面ホームと接続する南改札口がある。
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" frame="hsides" rules="rows"

|+ style="font-weight:bold; text-align:left"|のりば
現在の駅舎を建設する際、大阪梅田方面ホーム東端付近（地下）から京福西院駅前（地上）までの地下通路と改札口が新たに計画され整備されていたが、地元商店街の反対により使用中止となった経緯がある。そのため、地下通路へ通じる出入口は閉鎖されていた。[[2019年]]現在では四条通の東側に避難用の階段が設置（改修工事中の一時期は平日7:20 - 9:00の間、出口専用階段とされていた）されている。しかし、[[2013年]]に直結する計画が再浮上し、駅ビル建て替えと同時に西側にしか無かった改札口を東側に2ヶ所新設した<ref name="2017-03-25">{{cite news|url=http://s.kyoto-np.jp/top/article/20170325000067 |title=嵐電と阪急西院駅直結、乗り継ぎ便利に 京都|newspaper=京都新聞 |date=2017-03-25|accessdate=2017-03-25|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170326051329/http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20170325000067|archivedate=2017-03-26}}</ref><ref name="kyoto20130829">{{Cite news|url=http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130829000020|title=阪急・嵐電の西院駅直結へ　改札口新設計画、駅ビルも刷新|newspaper=京都新聞|date=2013-08-29|accessdate=2024-02-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140222155735/http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130829000020|archivedate=2014-02-22}}</ref>（詳細は下記）。
<!-- 実際のホーム上の案内標識に合わせた --->

京都本線は当駅のすぐ西で地下に潜り、当駅以東は[[四条通]]の直下を走る。地下線は[[近畿地方|関西]]では初の歴史のあるもので、[[土木学会選奨土木遺産]]に指定されており、坑口上の額には、当時の京阪電気鉄道社長[[太田光熈]]が揮毫した「天人併其功」の扁額が掲げられている<ref name=hankyusta/>。地下路線建設時につくられた鷲のレリーフが、運行の安全を見守っているとされている。

トンネル坑口付近の[[線形 (路線)|勾配]]は10[[パーミル|‰]]と緩いが、十三寄りに曲線があるため、通過列車は75[[キロメートル毎時|km/h]]以下（京都河原町行きは60km/h以下）まで減速する。

開業当初は新京阪鉄道の暫定的な[[ターミナル駅]]としての位置付けで、[[頭端式ホーム|櫛形ホーム]]の[[地上駅]]だった。暫定的なターミナル駅として開業した背景には、[[1928年]]に京都で執り行われる[[即位の礼#昭和の即位の礼|昭和天皇の即位の礼]]に間に合わせるために開業を急いだという事情がある<ref name=hankyusta/>。[[京阪電気鉄道]]と合併後の[[1931年]]に京阪京都駅（現在の[[大宮駅 (京都府)|大宮駅]]）まで延伸された際に地下化された。

[[1986年]]6月まではホームの[[有効長]]が7両分しかなかったため、8両編成の列車は上り・下り共に進行方向最後尾1両のみ[[ドアカット]]をおこなっていた。

==== のりば ====
{| rules="rows" class="wikitable"
!号線<!-- 事業者側による呼称 --->!!路線!!方向!!行先
<!-- 以下の方面表記は実際のホーム上の案内標識に合わせた --->
|-
|-
! 1
! style="width:20px" | 1
| <span style="color:limegreen">■</span>京都本線（上り）
|rowspan="2"| {{Color|#31b781|■}}京都本線
|style="text-align:center"|上り
| 河原町・烏丸・大宮方面
| [[京都河原町駅|京都河原町]]方面
|-
|-
! 2
! 2
| <span style="color:limegreen">■</span>京都本線（下り）
|style="text-align:center"|下り
| 大阪（梅田）・天下茶屋・北千里・嵐山・神戸・宝塚方面
|[[桂駅|桂]]・[[高槻市駅|高槻市]]・[[大阪梅田駅 (阪急)|大阪梅田]]・[[天下茶屋駅|天下茶屋]]・[[北千里駅|北千里]]方面
|}
|}

<gallery widths="180" style="font-size:90%;">
HankyuSaiinSta0055.jpg|西改札口旧駅舎（2006年）
阪急西院駅ホーム.jpg|阪急ホーム
Hankyu-saiin-hinanyo.jpg|四条通の東側にある避難用の階段（平日朝は出口専用階段）
Saiin Station (04) IMG 3742-2 20171103.jpg|2017年3月25日供用開始の南改札口（嵐電の四条大宮行きホームも、ここから出入りする）
Saiin-nishi-kaisatsu.jpg|地下化された西改札口
</gallery>
{{-}}


=== 京福電気鉄道 ===
=== 京福電気鉄道 ===
{{駅情報
[[画像:京福西院駅.JPG|thumb|right|240px|京福電気鉄道 西院駅全景]]
|社色 = #a83939
[[画像:RandenSaiSta0074.jpg|thumb|right|240px|京福電気鉄道 西院駅（ラインカラー導入前）手前の道路は四条通]]
|文字色 =
相対式2面2線のホームを持つ[[地上駅]]。当駅より北に50m程進んだところに車庫がある。
|駅名 = 京福電気鉄道　西院駅
|画像 = Sai Station (03) IMG 3740-1 20171103.jpg
|pxl = 300
|画像説明 = 嵐山方面ホーム（2017年11月）
|よみがな = さい
|ローマ字 = Sai
|前の駅 = A1 [[四条大宮駅|四条大宮]]
|駅間A = 1.4
|駅間B = 0.6
|次の駅 = [[西大路三条駅|西大路三条]] A3
|電報略号 =
|駅番号 = {{駅番号r|A|2|#a83939|6}}
|所属事業者 = [[京福電気鉄道]]
|所属路線 = {{color|#a83939|■}}[[京福電気鉄道嵐山本線|嵐山本線]]
|キロ程 = 1.4
|起点駅 = [[四条大宮駅|四条大宮]]
|所在地幅 = long
|所在地 = [[京都府]][[京都市]][[中京区]]壬生仙念町16番地
|座標 = {{coord|35|0|12.19|N|135|44|1.85|E|region:JP_type:railwaystation|name=京福西院駅}}
|駅構造 = [[地上駅]]（[[路面電車停留場|停留場]]）
|ホーム = 2面2線
|開業年月日 = [[1910年]]（[[明治]]43年）[[3月25日]]
|廃止年月日 =
|乗車人員 =
|乗降人員 = 5,999 <!--京都市統計書 http://www2.city.kyoto.lg.jp/sogo/toukei/Publish/YearBook/ からの推計値-->
|統計年度 = 2022年
|乗換 =
|備考 =
|備考全幅 =
}}
相対式2面2線のホームを有する[[地上駅|地上停留場]]。嵐山・帷子ノ辻方面のりばは阪急の北改札口に、四条大宮行きのりばは阪急の南改札口に直結している。従来の乗り継ぎは、元々あった西改札口から四条通を北に約260メートル歩くなどして約5分ほどかかっていた<ref name="2017-03-25" />。トイレは設置されていない。

当停留場より北に50メートル程進んだところには[[車両基地|車庫]]があり、早朝・深夜を中心に当停留場を始発・終着とする列車が設定されている。

停留場近くの四条通と交差する[[踏切]]は[[踏切#種類|第3種]]に分類されるもので、遮断機がなかった（京阪神地区で唯一現存しているタイプ）が4月1日より遮断機が追加設置された。警報機も電鐘式であり現存する。


==== のりば ====
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" frame="hsides" rules="rows"
{| class="wikitable"
|+ style="font-weight:bold; text-align:left"|のりば
!のりば
!路線
!方向
!行先
|-
|-
! （南側）
!（北側）
| <span style="color:#d7003a">■</span>嵐山本線（下り）
| rowspan="2" |{{Color|#a83939|■}}嵐山本線
| style="text-align:center" |下り
| 嵐山・ 帷子ノ辻方面
|[[帷子ノ辻駅|帷子ノ辻]]・[[嵐山駅 (京福電気鉄道)|嵐山]]方面
|-
|-
! （北側）
!（南側）
| <span style="color:#d7003a">■</span>嵐山本線（上り）
| style="text-align:center" |上り
| 四条大宮行き
|[[四条大宮駅|四条大宮]]方面
|}
|}

=== 駅改良工事 ===
地上で京福が通る部分の地下に阪急の北・南改札口を新設し、京福の四条大宮方面ホームを直結させ、さらに新設の改札付近に京福の嵐山方面ホームを移設し直結させる計画と、既存の阪急改札口を改修して新たに駅ビルを設置する計画が発表された<ref name="kyoto20130829" />。

工事は[[国土交通省]]の鉄道駅総合改善事業における「形成計画事業<ref>{{PDFlink|[http://www.jrtt.go.jp/02business/Aid/pdf/siryoH26-2-1.pdf 鉄道・運輸機構 第三者委員会 平成26年度第2回委員会資料 1.鉄道助成業務に関する動向（報告事項）]}} - 平成26年11月19日より『連携計画事業』から呼称が変更された。</ref>」として行われ、事業主体は京都市・阪急・京福らの法定協議会『西院駅周辺地域整備協議会』となり<ref>{{PDFlink|[https://www.mlit.go.jp/common/001033800.pdf 平成26年度予算に係る鉄道関係公共事業の事業評価結果および概要について]}}16-18P - 国土交通省鉄道局</ref>、2015年度に着工され2017年3月25日に使用開始した<ref name="2017-03-25" />。これと同時に阪急側も車内放送にて「嵐電・京福線はお乗り換え下さい。」と案内するようになった。(東隣の大宮駅も嵐電との接続駅だが、乗り換えの放送はない。)
<gallery widths="180" style="font-size:90%;">
RandenSaiSta0074.jpg|京福ホーム（ラインカラー導入前。手前の道路は四条通。2006年）
京福西院駅.JPG|京福ホーム全景（2007年。右側のホームは廃止）
</gallery>
{{-}}


== 利用状況 ==
== 利用状況 ==
* 阪急電鉄 - 2022年の通年平均の[[乗降人員]]は'''33,247人'''である<ref>[https://www.hankyu.co.jp/station/passenger/index.html 駅別乗降人員] - 阪急電鉄</ref>。
平成17年度の1日あたりの乗車人員は阪急電鉄が約21,246人、京福電気鉄道が約1,208人（京都府統計書より推定）。
*: 阪急電鉄全駅では、第21位。
* 京福電気鉄道 - [[2022年]]の1日平均乗降人員は5,999人（年間2,190千人、京都市統計書より推定）である。

近年の1日平均乗降人員・乗車人員は下記の通り<ref name="citytoukei">[https://www2.city.kyoto.lg.jp/sogo/toukei/Publish/YearBook/#t8 京都市統計書 第8章 都市施設 07 私鉄市内駅乗降客数（JRを除く）]</ref><ref name="preftoukei">[https://www.pref.kyoto.jp/tokei/yearly/tokeisyo/tokeisyokakunen.html#10 京都府統計書 第10章 運輸･情報通信・観光 10-1.鉄道乗車人員]から各年の乗車人員を年度日数で除して算出。</ref>。
{| class="wikitable" style="text-align:right;"
|-
!rowspan='2'|年度
!colspan='2'|阪急電鉄
!colspan='2'|京福電気鉄道
|-
! 乗降人員 !! 乗車人員 !! 乗降人員 !! 乗車人員
|-
|1995年
| || 25,158
| || 1,090
|-
|1996年
| || 39,156
| || 1,145
|-
|1997年
| 50,090 || 25,227
| || 1,136
|-
|1998年
| 48,619 || 22,539
| || 1,063
|-
|1999年
| 49,474 || 24,128
| || 994
|-
|2000年
| 48,079 || 23,126
| || 923
|-
|2001年
| 45,395 || 22,068
| || 893
|-
|2002年
| 43,808 || 21,558
| || 865
|-
|2003年
| 43,625 || 21,367
| || 873
|-
|2004年
| 42,801 || 20,901
| || 947
|-
|2005年
| 43,115 || 21,246
| || 1,208
|-
|2006年
| 42,419 || 21,071
| || 1,210
|-
|2007年
| 43,315 || 21,739
| || style="text-align:center;"| -
|-
|2008年
| 45,620 || 22,997
| || 1,676
|-
|2009年
| 43,008 || 20,695
| || 1,613
|-
|2010年
| 42,126 || 20,873
| || 1,531
|-
|2011年
| 42,175 || 20,808
| 3,283 || 1,642
|-
|2012年
| 42,448 || 21,005
| 3,409 || 1,704
|-
|2013年
| 43,938 || 21,789
| 3,439 || 1,719
|-
|2014年
| 41,940 || 20,751
| 3,569 || 1,785
|-
|2015年
| 43,953 || 21,839
| 4,573 || 2,286
|-
|2016年
| 45,971 || 22,767
| 4,116 || 2,058
|-
|2017年
| 47,803 || 23,811
| 5,507 || 2,753
|-
|2018年
| 48,592 || 23,956
| 5,655 || 2,827
|-
|2019年
| 49,350 || 24,464
| 5,705 || 2,852
|-
|2020年
| 36,644 || 18,085
| 3,855 || 1,927
|-
|2021年
| 35,081 || 17,469
| 4,234 || 2,117
|-
|2022年
| 42,566 || 21,015
| 5,999 || 2,999
|}


== 駅周辺 ==
== 駅周辺 ==
{{columns-list|2|
* 京福電鉄車庫
* [[西院春日神社]]
* [[高山寺 (右京区西院)|高山寺]]
* [[在日大韓基督教会京都教会]]
* 京福電気鉄道車庫
* [[京都市立病院]]
* 京都市身体障害者リハビリテーションセンター・附属病院
* 京都市衛生公害研究所
* 京都労働者総合会館（ラボール京都）
* [[京都外国語大学]]
* [[京都市立看護短期大学]]
* 京都市立西院小学校
* 京都市立朱雀第七小学校
* 日本郵便
** 京都西院郵便局
** 京都四条乾郵便局
** [[右京郵便局]]
* [[三菱UFJ銀行]] 西院支店
* [[京都銀行]] 西院支店
* [[京都ファミリー]]
* [[イオンモール京都五条]]
* [[リノホテル京都]]
* [[シスコアセットマネジメント|afure西院]]
* [[西大路通]]
* [[西大路通]]
* [[四条通]]
* [[四条通]]
* [[阪急オアシス]] 西院店
* 京都西院郵便局
}}
* [[リノホテル京都]]
* [[上新電機]]京都1ばん館
* [[西院春日神社|春日神社]]
* 高山寺（こうさんじ）
* [[イオンモール京都ハナ]]
*[[京都市立看護短期大学]]
*[[シスコアセットマネジメント|afure西院]]


<gallery widths="180" style="font-size:90%;">
=== バスのりば ===
Saiin Kasuga-jinja 20050413.jpg|西院春日神社本殿
'''西大路四条'''
Kyotofamily.JPG|京都ファミリー
* [[京都市営バス|京都市バス]]
</gallery>
** [http://www.city.kyoto.jp/kotsu/busdia/busstop/bus_stop.htm#065 西大路四条市バスのりば案内図]
* [[京都バス]]
** [http://www.kyotobus.jp/rosen/nishiojishijo/index.html 京都バス時刻表]
* [[京阪京都交通|京阪京都交通バス]]
** イオンモール京都ハナ行


== 歴史 ==
=== バス路線 ===
阪急西院駅の西改札口前に'''西大路四条（阪急・嵐電西院駅）'''[[バス停留所|停留所]]が設けられており、[[京都市営バス]]・[[京都バス]]・[[京阪京都交通]]が乗り入れている。
阪急の駅は、[[新京阪鉄道]]の京都側の暫定的なターミナルとして開業した。その時は地上駅で[[頭端式ホーム|櫛形ホーム]]の駅だった。京阪電鉄合併後の1931年に京阪京都駅（現在の大宮駅）まで延伸された際、地下化された。
* [[1910年]]（[[明治]]43年）[[3月25日]] 嵐山電車軌道（現在の京福電鉄嵐山本線）の'''西院駅'''開業。
* [[1918年]]（[[大正]]7年）[[4月2日]] 会社合併により[[京都電燈]]の駅となる。
* [[1928年]]（[[昭和]]3年）[[11月1日]] 新京阪鉄道（現在の阪急京都本線）の'''京都西院駅'''開業。
* [[1930年]]（昭和5年）[[9月15日]] 新京阪鉄道京都西院駅が、会社合併により[[京阪電気鉄道]]の駅となる。
* [[1931年]]（昭和6年）[[3月31日]] 京阪電気鉄道京都西院駅が地下化され、同時に'''西院駅'''に改称。
* [[1942年]]（昭和17年）[[3月2日]] 京都電燈西院駅が、路線譲渡により京福電気鉄道の駅となる。
* [[1943年]]（昭和18年）[[10月1日]] 京阪電気鉄道京都西院駅が、会社合併により京阪神急行電鉄（現在の阪急電鉄）の駅となる。


; 京都市営バス（[http://www.city.kyoto.jp/kotsu/busdia/busstop/bus_stop.htm#065 のりば案内図]）
[[1980年代]]前半までホーム有効長が7両分しかなかったため、8両編成の列車は上り・下りとも進行方向最後尾1両のみ[[ドアカット]]を行っていた。現在は10両の有効長となっている。
* Aのりば
**[[京都市営バス梅津営業所#27・特27号系統|特27号系統]] : <small>西大路五条</small> [[西京極駅]] 行き
**[[京都市営バス梅津営業所#75号系統|75号系統]] : <small>西大路五条</small> 京都駅 行き
**[[京都市営バス九条営業所#202・快速202号系統|202号系統]]：<small>西大路通</small> 九条車庫 方面
** 快速202号系統 : <small>西大路通</small> 九条車庫 行き
**[[京都市営バス九条営業所#205・快速205号系統|205・快速205号系統]] : 京都駅・九条車庫 行き

* Bのりば
**[[京都市営バス梅津営業所#3号系統|3号系統]] : <small>[[百万遍交差点|百万遍]]</small> 北白川仕伏町（[[京都造形芸術大学|上終町京都造形芸大前]]） 行き
** [[京都市営バス梅津営業所#8・特8号系統|8号]]・[[京都市営バス横大路営業所#13・特13・臨13号系統|13号・特13号・臨13号]]・27号・[[京都市営バス洛西営業所#29号系統|29号]]・[[京都市営バス洛西営業所#91号系統|91号]]・臨時系統 : [[四条烏丸]] 行き
** [[京都市営バス梅津営業所#11号系統|11号系統]] : <small>[[四条河原町]]</small> [[三条京阪]] 行き
** [[京都市営バス梅津営業所#26号系統|26号系統]] : <small>四条烏丸</small> [[京都駅]] 行き
** [[京都市営バス洛西営業所#28号系統|28号系統]] : <small>[[堀川通]]</small> 京都駅 行き
** [[京都市営バス西賀茂営業所#67号系統|67号系統]] : <small>堀川通</small> [[賀茂別雷神社|上賀茂神社]] 行き
** [[京都市営バス横大路営業所#69号系統|69号系統]] : 四条大宮・[[二条駅|二条駅西口]] 行き
** [[京都市営バス九条営業所#71・特71号系統|71・特71号系統]] : <small>[[東寺]]</small> 京都駅八条口 行き
** [[京都市営バス錦林出張所#203号系統|203号系統]] : [[祇園]]・錦林車庫 方面

* Cのりば
** 13号系統 : <small>西大路通・久世橋</small> 久世工業団地 行き
** 特13号系統 : <small>西大路通・久世橋</small> 久我石原町 行き
** 臨13号系統 : <small>西大路通・吉祥院長田町</small> 上鳥羽馬廻 行き

* Dのりば
** 3号・67号・71号・臨時系統 : <small>[[京都外国語大学|京都外大]]</small> 松尾橋 行き
** 8号系統 : <small>[[太秦天神川駅|太秦天神川駅前]]</small> [[高雄 (京都市)|高雄]]・栂ノ尾 行き
** 28号系統 : [[嵐山]]・[[大覚寺]] 行き
** 29号系統 : <small>国道中山</small> [[洛西バスターミナル]] 行き
** 69号系統 : <small>物集女</small> [[桂駅]]東口 行き

* Eのりば
** 202号系統 : [[円町駅|西ノ京円町]]・熊野神社 方面
** 203号系統 : <small>[[今出川通]]</small> [[慈照寺|銀閣寺道]]・錦林車庫 方面
** 205号系統 : <small>西大路通</small> 金閣寺・[[北大路バスターミナル]] 方面
** 快速立命館系統 : <small>西大路通</small> [[立命館大学|立命館大学前]] 行き
** 臨時系統 : 府立体育館・立命館大学前 行き

* Fのりば
** 11号系統 : [[嵯峨]]・嵐山・山越中町 行き
** 26号系統 : <small>西大路通</small> [[御室]]・山越中町 行き
** 27号系統・特27系統 : <small>馬塚町</small> 太秦天神川駅・京都外大前 行き
** 75号系統 : [[東映太秦映画村|映画村]]・山越中町 行き
** 91号系統 : <small>[[丸太町通]]・映画村</small> 大覚寺 行き

; 京都バス（[https://www.kyotobus.jp/route/timetable/kana22/nishiojishijo.html 時刻表]）
* [[京都バス嵐山営業所#京都駅線|72系統]] : <small>帷子辻・[[嵐山駅 (阪急)|阪急嵐山駅]]</small> 清滝 行き
* 73系統 : <small>帷子辻・阪急嵐山駅</small> [[苔寺]]・[[華厳寺 (京都市)|すず虫寺]] 行き
* 75系統 : <small>帷子辻</small> 有栖川 行き
* 76系統 : <small>帷子辻</small> 阪急嵐山駅 行き

* 77系統 : <small>帷子辻</small> 嵯峨小学校前 行き
* 72・73・75・76・77系統 : <small>四条烏丸</small> 京都駅 行き


== 隣の駅 ==
== 隣の駅 ==
; 阪急電鉄
; 阪急電鉄
: <span style="color:limegreen">■</span>京都本線
: {{Color|#31b781|■}}京都本線
:: {{Color|#f30|■}}快速特急・{{Color|#f30|■}}特急
:: <span style="color:red">■</span>特急
::: '''通過'''
::: '''通過'''
:: {{Color|#f30|■}}通勤特急・{{Color|red|■}}準特急（いずれも当駅から大宮方の各駅に停車）
:: <span style="color:red">■</span>通勤特急・<span style="color:orange">■</span>快速急行
::: [[桂駅]] - '''西院駅''' - [[大宮駅 (京都府)|大宮駅]]
::: [[桂駅]] (HK-81) - '''西院駅 (HK-83)''' - [[大宮駅 (京都府)|大宮駅]] (HK-84)
:: {{Color|#f90|■}}急行　(下りは平日のみ)・{{Color|#096|■}}準急・{{Color|#000|■}}普通
:: <span style="color:green">■</span>準急・<span style="color:black">■</span>普通
::: [[西京極駅]] - '''西院駅''' - 大宮駅
::: [[西京極駅]] (HK-82) - '''西院駅 (HK-83)''' - 大宮駅 (HK-84)
; 京福電気鉄道（嵐電）
; 京福電気鉄道 <!-- 地理的方向と異なるのは起点（四条大宮駅）側を左に記述しているためです。 -->
: <span style="color:#d7003a">■</span>嵐山本線
: {{Color|#a83939|■}}嵐山本線
::: [[四条大宮駅]] <span style="background-color:#d7003a; color:white;">A1</span> - '''西院駅 <span style="background-color:#d7003a; color:white;">A3</span>''' - [[西大路三条駅]] <span style="background-color:#d7003a; color:white;">A4</span>
::: [[四条大宮駅]] (A1) - '''西院駅 (A2)''' - [[西大路三条駅]] (A3)
::* 1971年（昭和46年）7月11日までは、四条大宮駅と当駅の間に[[壬生駅 (京都府)|壬生駅]]が設置されていた。

== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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* [[日本の鉄道駅一覧]]
* [[日本の鉄道駅一覧]]
* [[淳和天皇]]（淳和天皇および淳和院離宮の別名「西院」が地名の由来となった）


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
<!-- ※マルウェアに関する警告が出るため、嵐電線（京福電鉄）は外部リンクを取換えました。嵐電線は駅への直リンクが出来ないため、駅に関する情報は「駅を選択してください」から選択してください。 -->
* [http://rail.hankyu.co.jp/station/saiin/index.html 阪急電鉄（西院駅）]
* {{外部リンク/阪急電鉄駅|filename=saiin|name=西院}}
* [http://www.keifuku.co.jp/randen/sai/index.html 京福電気鉄道（西院駅）]
* [https://www.keifuku.co.jp/randen_timetable.php 嵐電 路線図・時刻表] - 「嵐電」（京福電気鉄道）
* [https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000172086.html 京都市・西院駅周辺地域整備協議会]


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2024年4月27日 (土) 04:28時点における最新版

西院駅
さいいん / さい
Saiin　/　Sai
地図西は阪急電鉄の西院（さいいん）駅
東は京福電気鉄道の西院（さい）駅
所在地 京都府京都市右京区（阪急電鉄）
同市中京区 （京福電気鉄道）
所属事業者 阪急電鉄（駅詳細）
京福電気鉄道（駅詳細）
テンプレートを表示

西院駅（さいいんえき、さいえき）は、京都府京都市右京区と中京区にある阪急電鉄の駅および京福電気鉄道の停留場。

駅名の漢字による表記は同じだが、阪急が「さいいん」、京福が「さい」と読む。

概要

[編集]

阪急京都本線と京福電気鉄道嵐山本線の2路線が乗り入れている。阪急の駅は地下にあり、その地上付近に京福の停留場がある[1]。

利用可能な鉄道路線

[編集]

駅名

[編集]

かつて所在地一帯は淳和院が置かれていた地域だが、淳和院の別称である西院が地名となり、駅名に採用されている。現在の地名の読みは「さいいん」である。

小沢嘉三『西院の歴史』（西院の歴史編集委員会、1983年）によると、元来は「さいいん」と読み、平安時代から鎌倉時代（12 - 13世紀頃）の文書では「さいゐん」であり、弘安10年（1287年）の文書に初めて「さゐ」の呼称が出現しており、なまって「さい」と呼ぶようになったのではないかと考察されている[2]。江戸時代のこの一帯の名は「西院（さい）村」。戦国時代に記された上杉本洛中洛外図屏風にも、この付近にあった西院城（西院小泉城）が「さい（こいずみ）のしろ」と明記されている。また近代に入っても、地元の発音は依然として「さい」が使われていた[2]。

近代に入り、地元民の呼称とは別に、当時の自治体名（西院村）の読み方は「さいいん」で[3]、軍隊では点呼の際に「さいいん」と呼ぶことが厳命されるなど、公称としては「さいいん」が優位になり、1934年に京都府の告示により正式に「さいいん」が公称化された[2][注 1]。また、公的文書による裏付けはないものの、京福の駅名は当初「さいん」であったものが1933年（昭和8年）頃に「さい」に変更した、という地元在住者による証言を収録した書籍もある[5]。

歴史

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京福電気鉄道

[編集]

阪急電鉄

[編集]
  • 1928年（昭和3年）11月1日：新京阪鉄道が高槻町駅（現：高槻市駅）から延伸し、その終着として京都西院駅として開業[1]。
  • 1930年（昭和5年）9月15日：会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となる[1]。
  • 1931年（昭和6年）3月31日：地下化され、同時に西院駅に改称。同時に新京阪線が京阪京都駅（現：大宮駅）まで延伸し、中間駅となる[1]。
  • 1943年（昭和18年）10月1日：会社合併により京阪神急行電鉄（現：阪急電鉄）の駅となる[1]。
  • 1949年（昭和24年）12月1日：京阪神急行電鉄から京阪電気鉄道が分離。新京阪線は京阪神急行電鉄（現：阪急電鉄）の路線となり京都本線に改称[1]、当駅もその所属となる。
  • 1972年（昭和47年）10月1日：特急、急行の8両化に伴い、列車が8両の場合最後尾車両のドアカットを開始。
  • 1973年（昭和48年）4月1日：社名変更により阪急電鉄の駅となる[1]。
  • 1986年（昭和61年）7月1日：10両編成対応のホーム延伸が完成し、ドアカット運用を取りやめる。
  • 2013年（平成25年）12月21日：駅番号を導入する[1]。
  • 2017年（平成29年）3月25日：北・南改札の供用を開始[7]。
  • 2019年（令和元年）6月1日：西改札を地下1階に移設。

駅構造

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阪急電鉄

[編集]
阪急　西院駅
駅舎（2023年8月）
さいいん
Saiin
◄HK-82 西京極 (1.8 km)
(1.4 km) 大宮 HK-84►
京都府京都市右京区西院高山寺町38番地1[8]
北緯35度0分12.61秒 東経135度43分54.82秒 / 北緯35.0035028度 東経135.7318944度 / 35.0035028; 135.7318944 (阪急西院駅)座標: 北緯35度0分12.61秒 東経135度43分54.82秒 / 北緯35.0035028度 東経135.7318944度 / 35.0035028; 135.7318944 (阪急西院駅)
駅番号 HK83
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 ■京都本線
キロ程 41.9 km（十三起点）
大阪梅田から44.3 km
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-		 42,566人/日
-2022年-
乗降人員
-統計年次-		 （通年平均）33,247人/日
-2022年-
開業年月日 1928年（昭和3年）11月1日
* 1931年に京都西院駅から改称
テンプレートを表示
配線図[9]

相対式2面2線のホームを有する地下駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

地上の西大路四条交差点の南西角には駅舎と西改札口が設けられている。トイレも西改札口側にある。そのほか、東側には、2017年に下記の経緯により建設された改札口として、京都河原町方面ホームと接続する北改札口と、大阪梅田方面ホームと接続する南改札口がある。

現在の駅舎を建設する際、大阪梅田方面ホーム東端付近（地下）から京福西院駅前（地上）までの地下通路と改札口が新たに計画され整備されていたが、地元商店街の反対により使用中止となった経緯がある。そのため、地下通路へ通じる出入口は閉鎖されていた。2019年現在では四条通の東側に避難用の階段が設置（改修工事中の一時期は平日7:20 - 9:00の間、出口専用階段とされていた）されている。しかし、2013年に直結する計画が再浮上し、駅ビル建て替えと同時に西側にしか無かった改札口を東側に2ヶ所新設した[10][11]（詳細は下記）。

京都本線は当駅のすぐ西で地下に潜り、当駅以東は四条通の直下を走る。地下線は関西では初の歴史のあるもので、土木学会選奨土木遺産に指定されており、坑口上の額には、当時の京阪電気鉄道社長太田光熈が揮毫した「天人併其功」の扁額が掲げられている[8]。地下路線建設時につくられた鷲のレリーフが、運行の安全を見守っているとされている。

トンネル坑口付近の勾配は10‰と緩いが、十三寄りに曲線があるため、通過列車は75km/h以下（京都河原町行きは60km/h以下）まで減速する。

開業当初は新京阪鉄道の暫定的なターミナル駅としての位置付けで、櫛形ホームの地上駅だった。暫定的なターミナル駅として開業した背景には、1928年に京都で執り行われる昭和天皇の即位の礼に間に合わせるために開業を急いだという事情がある[8]。京阪電気鉄道と合併後の1931年に京阪京都駅（現在の大宮駅）まで延伸された際に地下化された。

1986年6月まではホームの有効長が7両分しかなかったため、8両編成の列車は上り・下り共に進行方向最後尾1両のみドアカットをおこなっていた。

のりば

[編集]
号線 路線 方向 行先
1 ■京都本線 上り 京都河原町方面
2 下り 桂・高槻市・大阪梅田・天下茶屋・北千里方面
  • 西改札口旧駅舎（2006年）
    西改札口旧駅舎（2006年）
  • 阪急ホーム
    阪急ホーム
  • 四条通の東側にある避難用の階段（平日朝は出口専用階段）
    四条通の東側にある避難用の階段（平日朝は出口専用階段）
  • 2017年3月25日供用開始の南改札口（嵐電の四条大宮行きホームも、ここから出入りする）
    2017年3月25日供用開始の南改札口（嵐電の四条大宮行きホームも、ここから出入りする）
  • 地下化された西改札口
    地下化された西改札口

京福電気鉄道

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京福電気鉄道　西院駅
嵐山方面ホーム（2017年11月）
さい
Sai
◄A1 四条大宮 (1.4 km)
(0.6 km) 西大路三条 A3►
京都府京都市中京区壬生仙念町16番地
駅番号 A2
所属事業者 京福電気鉄道
所属路線 ■嵐山本線
キロ程 1.4 km（四条大宮起点）
駅構造 地上駅（停留場）
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-		 5,999人/日
-2022年-
開業年月日 1910年（明治43年）3月25日
テンプレートを表示

相対式2面2線のホームを有する地上停留場。嵐山・帷子ノ辻方面のりばは阪急の北改札口に、四条大宮行きのりばは阪急の南改札口に直結している。従来の乗り継ぎは、元々あった西改札口から四条通を北に約260メートル歩くなどして約5分ほどかかっていた[10]。トイレは設置されていない。

当停留場より北に50メートル程進んだところには車庫があり、早朝・深夜を中心に当停留場を始発・終着とする列車が設定されている。

停留場近くの四条通と交差する踏切は第3種に分類されるもので、遮断機がなかった（京阪神地区で唯一現存しているタイプ）が4月1日より遮断機が追加設置された。警報機も電鐘式であり現存する。

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
（北側） ■嵐山本線 下り 帷子ノ辻・嵐山方面
（南側） 上り 四条大宮方面

駅改良工事

[編集]

地上で京福が通る部分の地下に阪急の北・南改札口を新設し、京福の四条大宮方面ホームを直結させ、さらに新設の改札付近に京福の嵐山方面ホームを移設し直結させる計画と、既存の阪急改札口を改修して新たに駅ビルを設置する計画が発表された[11]。

工事は国土交通省の鉄道駅総合改善事業における「形成計画事業[12]」として行われ、事業主体は京都市・阪急・京福らの法定協議会『西院駅周辺地域整備協議会』となり[13]、2015年度に着工され2017年3月25日に使用開始した[10]。これと同時に阪急側も車内放送にて「嵐電・京福線はお乗り換え下さい。」と案内するようになった。(東隣の大宮駅も嵐電との接続駅だが、乗り換えの放送はない。)

  • 京福ホーム（ラインカラー導入前。手前の道路は四条通。2006年）
    京福ホーム（ラインカラー導入前。手前の道路は四条通。2006年）
  • 京福ホーム全景（2007年。右側のホームは廃止）
    京福ホーム全景（2007年。右側のホームは廃止）

利用状況

[編集]
  • 阪急電鉄 - 2022年の通年平均の乗降人員は33,247人である[14]。
    阪急電鉄全駅では、第21位。
  • 京福電気鉄道 - 2022年の1日平均乗降人員は5,999人（年間2,190千人、京都市統計書より推定）である。

近年の1日平均乗降人員・乗車人員は下記の通り[15][16]。

年度 阪急電鉄 京福電気鉄道
乗降人員 乗車人員 乗降人員 乗車人員
1995年 25,158 1,090
1996年 39,156 1,145
1997年 50,090 25,227 1,136
1998年 48,619 22,539 1,063
1999年 49,474 24,128 994
2000年 48,079 23,126 923
2001年 45,395 22,068 893
2002年 43,808 21,558 865
2003年 43,625 21,367 873
2004年 42,801 20,901 947
2005年 43,115 21,246 1,208
2006年 42,419 21,071 1,210
2007年 43,315 21,739 -
2008年 45,620 22,997 1,676
2009年 43,008 20,695 1,613
2010年 42,126 20,873 1,531
2011年 42,175 20,808 3,283 1,642
2012年 42,448 21,005 3,409 1,704
2013年 43,938 21,789 3,439 1,719
2014年 41,940 20,751 3,569 1,785
2015年 43,953 21,839 4,573 2,286
2016年 45,971 22,767 4,116 2,058
2017年 47,803 23,811 5,507 2,753
2018年 48,592 23,956 5,655 2,827
2019年 49,350 24,464 5,705 2,852
2020年 36,644 18,085 3,855 1,927
2021年 35,081 17,469 4,234 2,117
2022年 42,566 21,015 5,999 2,999

駅周辺

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  • 西院春日神社本殿
    西院春日神社本殿
  • 京都ファミリー
    京都ファミリー

バス路線

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阪急西院駅の西改札口前に西大路四条（阪急・嵐電西院駅）停留所が設けられており、京都市営バス・京都バス・京阪京都交通が乗り入れている。

京都市営バス（のりば案内図）
  • Cのりば
    • 13号系統 : 西大路通・久世橋 久世工業団地 行き
    • 特13号系統 : 西大路通・久世橋 久我石原町 行き
    • 臨13号系統 : 西大路通・吉祥院長田町 上鳥羽馬廻 行き
  • Fのりば
    • 11号系統 : 嵯峨・嵐山・山越中町 行き
    • 26号系統 : 西大路通 御室・山越中町 行き
    • 27号系統・特27系統 : 馬塚町 太秦天神川駅・京都外大前 行き
    • 75号系統 : 映画村・山越中町 行き
    • 91号系統 : 丸太町通・映画村 大覚寺 行き
京都バス（時刻表）
  • 72系統 : 帷子辻・阪急嵐山駅 清滝 行き
  • 73系統 : 帷子辻・阪急嵐山駅 苔寺・すず虫寺 行き
  • 75系統 : 帷子辻 有栖川 行き
  • 76系統 : 帷子辻 阪急嵐山駅 行き
  • 77系統 : 帷子辻 嵯峨小学校前 行き
  • 72・73・75・76・77系統 : 四条烏丸 京都駅 行き

隣の駅

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阪急電鉄
■京都本線
■快速特急・■特急
通過
■通勤特急・■準特急（いずれも当駅から大宮方の各駅に停車）
桂駅 (HK-81) - 西院駅 (HK-83) - 大宮駅 (HK-84)
■急行　(下りは平日のみ)・■準急・■普通
西京極駅 (HK-82) - 西院駅 (HK-83) - 大宮駅 (HK-84)
京福電気鉄道（嵐電）
■嵐山本線
四条大宮駅 (A1) - 西院駅 (A2) - 西大路三条駅 (A3)
  • 1971年（昭和46年）7月11日までは、四条大宮駅と当駅の間に壬生駅が設置されていた。

脚注

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注釈

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  1. ^ 鉄道アナリストの川島令三は、「『西院の河原』と呼ばれた葬儀の場所だったが、縁起が悪いので新住民が『さいいん』と呼んでいた」と記述している[4]。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6,44-45頁。ISBN 978-4-7791-1726-8。 
  2. ^ a b c 小沢嘉三『西院の歴史』西院の歴史編集委員会、1983年、pp.5 - 6
  3. ^ 市町村自治研究会（監修）・日本加除出版編集部（編）『全訂 全国市町村名変更総覧』日本加除出版、2006年、p.817
  4. ^ 『全国鉄道事情大研究 京都・滋賀篇』草思社、1992年[要ページ番号]
  5. ^ 『西院昭和風土記』西院昭和風土記刊行委員会、1990年、p.51
  6. ^ a b c 曽根悟（監修） 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、8-9頁。 
  7. ^ a b 『嵐電西院駅 嵐山方面行きホームを移設するとともに 阪急西院駅 北・南改札口を新設し、3月25日（土）より供用を開始します 〜エレベーターの新設等により、段差なく円滑な移動が可能となります〜』（PDF）（プレスリリース）京福電気鉄道／阪急電鉄、2017年2月24日。オリジナルの2020年8月3日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20200803130349/https://www.hankyu.co.jp/company/news/pdf/4848.pdf。2020年8月3日閲覧。 
  8. ^ a b c 『阪急ステーション 写真で見る阪急全駅の今・昔』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、110頁。ISBN 4-89485-051-6。 
  9. ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド　関西私鉄・地下鉄　2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。
  10. ^ a b c “嵐電と阪急西院駅直結、乗り継ぎ便利に 京都”. 京都新聞. (2017年3月25日). オリジナルの2017年3月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170326051329/http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20170325000067 2017年3月25日閲覧。 
  11. ^ a b “阪急・嵐電の西院駅直結へ　改札口新設計画、駅ビルも刷新”. 京都新聞. (2013年8月29日). オリジナルの2014年2月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140222155735/http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130829000020 2024年2月27日閲覧。 
  12. ^ 鉄道・運輸機構 第三者委員会 平成26年度第2回委員会資料 1.鉄道助成業務に関する動向（報告事項） (PDF) - 平成26年11月19日より『連携計画事業』から呼称が変更された。
  13. ^ 平成26年度予算に係る鉄道関係公共事業の事業評価結果および概要について (PDF) 16-18P - 国土交通省鉄道局
  14. ^ 駅別乗降人員 - 阪急電鉄
  15. ^ 京都市統計書 第8章 都市施設 07 私鉄市内駅乗降客数（JRを除く）
  16. ^ 京都府統計書 第10章 運輸･情報通信・観光 10-1.鉄道乗車人員から各年の乗車人員を年度日数で除して算出。

関連項目

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ウィキメディア・コモンズには、西院駅に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

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北野線（廃止）
（現・梅田乗り入れ線の一部）
*打消線は廃駅
京都西院駅に関するカテゴリ:
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