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「ライヴ・クラッシュ」の版間の差分

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* ピッチフォーク・メディア (7.4/10) [http://www.pitchforkmedia.com/article/record_review/16200-from-here-to-eternity-live link]
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'''ライヴ・クラッシュ''' (From Here to Eternity: Live) は1999年に発表された[[ザ・クラッシュ]]の[[ライ・アルバム]]である。
'''ライヴ・クラッシュ''' (From Here to Eternity: Live) は[[1999年]]に発表された[[ザ・クラッシュ]]の[[ライ・アルバム]]である。


== 概要 ==
== 概要 ==
バンド自身がライ盤を好んでおらず、解散後15年たってようやく唯一の公式ライ・アルバムが発表となった。
バンド自身がライ盤を好んでおらず、解散後15年たってようやく唯一の公式ライ・アルバムが発表となった。制作は[[ジョー・ストラマー]]、[[ミック・ジョーンズ (ザ・クラッシュ)|ミック・ジョーンズ]]、[[ポール・シムノン]]の3人がザ・クラッシュ名義で行った。
制作は[[ジョー・ストラマー]]、[[ミック・ジョーンズ (ザ・クラッシュ)|ミック・ジョーンズ]]、[[ポール・シムノン]]の3人がザ・クラッシュ名義で行った。


1978年4月30日、ヴィクトリア・パークのロック・アゲンスト・レイシズムのライから、1982年10月のアメリカツアーまでの音源が収録されている。半数のトラックは[[トッパー・ヒードン]]解雇後のライで収録されており、ドラムは[[テリー・チャイムズ]]が叩いている。
[[1978年]][[4月30日]]、ヴィクトリア・パークのロック・アゲンスト・レイシズムのライから、[[1982年]]10月のアメリカツアーまでの音源が収録されている。半数のトラックは[[トッパー・ヒードン]]解雇後のライで収録されており、ドラムは[[テリー・チャイムズ]]が叩いている。


収録されたトラックは、映画『[[ルード・ボーイ (映画)|ルード・ボーイ]]』や未完の映画『クラッシュ・オン・ブロードウェイ』撮影時の音源、そして最後のアメリカツアーのラジオ放送の音源が主に使用されている。
収録されたトラックは、映画『[[ルード・ボーイ (映画)|ルード・ボーイ]]』や未完の映画『クラッシュ・オン・ブロードウェイ』撮影時の音源、そして最後のアメリカツアーのラジオ放送の音源が主に使用されている。
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# ワッツ・マイ・ネーム ''(What's My Name)'' (ジョーンズ/[[キース・レヴィン|レヴィン]]/ストラマー) - 1分43秒
# ワッツ・マイ・ネーム ''(What's My Name)'' (ジョーンズ/[[キース・レヴィン|レヴィン]]/ストラマー) - 1分43秒
# [[クラッシュ・シティ・ロッカーズ]] ''(Clash City Rockers)'' - 3分30秒
# [[クラッシュ・シティ・ロッカーズ]] ''(Clash City Rockers)'' - 3分30秒
# 出世のチャンス ''(Career Opportunities)'' - 2分6秒
# [[出世のチャンス]] ''(Career Opportunities)'' - 2分6秒
# [[ハマースミス宮殿の白人]] ''((White Man) In Hammersmith Palais)'' - 4分28秒
# [[ハマースミス宮殿の白人]] ''((White Man) In Hammersmith Palais)'' - 4分28秒
# [[キャピタル・レディオ]] ''(Capital Radio)'' - 2分58秒
# [[キャピタル・レディオ]] ''(Capital Radio)'' - 2分58秒
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# [[アイ・フォウト・ザ・ロウ]] ''(I Fought the Law)'' (ソニー・カーティス) - 2分36秒
# [[アイ・フォウト・ザ・ロウ]] ''(I Fought the Law)'' (ソニー・カーティス) - 2分36秒
# [[ロンドン・コーリング (曲)|ロンドン・コーリング]] ''(London Calling)'' - 3分29秒
# [[ロンドン・コーリング (曲)|ロンドン・コーリング]] ''(London Calling)'' - 3分29秒
# ハルマゲドン・タイム ''(Armagideon Time)'' ([[コクソン・ドッド|ドッド]]/[[ウィリー・ウィリアムス|ウィリアムス]]) - 5分5秒
# ハルマゲドン・タイム ''(Armagideon Time)'' ([[コクソン・ドッド|ドッド]]/[[ウィリー・ウィリアムス (音楽家)|ウィリアムス]]) - 5分5秒
# [[トレイン・イン・イン]] ''(Train in Vain)'' 4分43秒
# [[トレイン・イン・ヴェイン]] ''(Train in Vain)'' 4分43秒
# ブリクストンの銃 ''(Guns of Brixton)'' ([[ポール・シムノン|シムノン]]) - 3分36秒
# ブリクストンの銃 ''(Guns of Brixton)'' ([[ポール・シムノン|シムノン]]) - 3分36秒
# [[7人の偉人]] ''(The Magnificent Seven)'' (ザ・クラッシュ) - 6分9秒
# [[7人の偉人]] ''(The Magnificent Seven)'' (ザ・クラッシュ) - 6分9秒
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* ボンズ・インターナショナル・カジノ、ニューヨーク (1981年6月13日) - #1, #12, #13
* ボンズ・インターナショナル・カジノ、ニューヨーク (1981年6月13日) - #1, #12, #13
* オーフィアム、ボストン (1982年9月8日) - #4, #6, #10, #14 - #17
* オーフィアム、ボストン (1982年9月8日) - #4, #6, #10, #14 - #17
* シェ・スタジアム、ニューヨーク (1982年10月13日) - #5
* [[シェ・スタジアム]]、ニューヨーク (1982年10月13日) - #5


== メンバー ==
== メンバー ==
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* [[トッパー・ヒードン]] - [[ドラムセット|ドラムス]]
* [[トッパー・ヒードン]] - [[ドラムセット|ドラムス]]
* [[テリー・チャイムズ]] - ドラムス (#5, #6, #10, #14 - #17)
* [[テリー・チャイムズ]] - ドラムス (#5, #6, #10, #14 - #17)
* ミッキー・ギャラガー - [[キーボード (楽器)|キーボード]] (#11)
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* マイキー・ドレッド - ボーカル (#11)
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== 参考文献 ==
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2021年3月1日 (月) 14:31時点における最新版

『ライヴ・クラッシュ』
ザ・クラッシュライブ・アルバム
リリース
録音 1978年4月30日 - 1982年10月13日
ジャンル パンク・ロック
時間
レーベル エピック
プロデュース ザ・クラッシュ
専門評論家によるレビュー
ザ・クラッシュ コンピレーション アルバム 年表
スーパー・ブラック・マーケット・クラッシュ
(1994)
ライヴ・クラッシュ
(1999)
エッセンシャル・クラッシュ
(2003)
テンプレートを表示

ライヴ・クラッシュ (From Here to Eternity: Live) は1999年に発表されたザ・クラッシュライブ・アルバムである。

概要

[編集]

バンド自身がライブ盤を好んでおらず、解散後15年たってようやく唯一の公式ライブ・アルバムが発表となった。制作はジョー・ストラマーミック・ジョーンズポール・シムノンの3人がザ・クラッシュ名義で行った。

1978年4月30日、ヴィクトリア・パークのロック・アゲンスト・レイシズムのライブから、1982年10月のアメリカツアーまでの音源が収録されている。半数のトラックはトッパー・ヒードン解雇後のライブで収録されており、ドラムはテリー・チャイムズが叩いている。

収録されたトラックは、映画『ルード・ボーイ』や未完の映画『クラッシュ・オン・ブロードウェイ』撮影時の音源、そして最後のアメリカツアーのラジオ放送の音源が主に使用されている。

収録曲

[編集]

特記ない限りストラマー/ジョーンズの作。

  1. コンプリート・コントロール (Complete Control) - 3分45秒
  2. ロンドンは燃えている! (London's Burning) - 2分3秒
  3. ワッツ・マイ・ネーム (What's My Name) (ジョーンズ/レヴィン/ストラマー) - 1分43秒
  4. クラッシュ・シティ・ロッカーズ (Clash City Rockers) - 3分30秒
  5. 出世のチャンス (Career Opportunities) - 2分6秒
  6. ハマースミス宮殿の白人 ((White Man) In Hammersmith Palais) - 4分28秒
  7. キャピタル・レディオ (Capital Radio) - 2分58秒
  8. 死の街 (City of the Dead) - 2分47秒
  9. アイ・フォウト・ザ・ロウ (I Fought the Law) (ソニー・カーティス) - 2分36秒
  10. ロンドン・コーリング (London Calling) - 3分29秒
  11. ハルマゲドン・タイム (Armagideon Time)ドッド/ウィリアムス) - 5分5秒
  12. トレイン・イン・ヴェイン (Train in Vain) 4分43秒
  13. ブリクストンの銃 (Guns of Brixton)シムノン) - 3分36秒
  14. 7人の偉人 (The Magnificent Seven) (ザ・クラッシュ) - 6分9秒
  15. 権利主張 (Know Your Rights) (ザ・クラッシュ) - 4分5秒
  16. ステイ・オア・ゴー (Should I Stay or Should I Go) (ザ・クラッシュ) - 3分14秒
  17. ストレイト・トゥ・ヘル (Straight to Hell) (ザ・クラッシュ) - 7分24秒

収録地

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  • ヴィクトリア・パーク、ロンドン (1978年4月30日) - #2
  • ミュージック・マシーン、ロンドン (1978年7月28日) - #3
  • ライシアム、ロンドン (1978年12月28日) - #8,#9
  • ルイシャム・オデオン、ロンドン (1980年2月18日) - #7, #11
  • ボンズ・インターナショナル・カジノ、ニューヨーク (1981年6月13日) - #1, #12, #13
  • オーフィアム、ボストン (1982年9月8日) - #4, #6, #10, #14 - #17
  • シェイ・スタジアム、ニューヨーク (1982年10月13日) - #5

メンバー

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参考文献

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トニー・フレッチャー『ザ・クラッシュ - 全曲解説シリーズ』上西園誠(監訳)、シンコーミュージック、2006年3月1日。