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'''アニラジ'''は、[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]関連の[[ラジオ]]または[[インターネットラジオ]]の番組のジャンル、および主にアニメで活躍する[[声優]]がパーソナリティを務めるラジオまたはインターネットラジオの番組<ref name="daily">[https://www.daily.co.jp/gossip/2018/05/15/0011258573.shtml ラジオでアニメ 二十数年こだわる文化放送の狙い「A&G」] [[デイリースポーツ]] 2018年5月15日、同6月1日閲覧。</ref>。
'''アニラジ'''とは、「'''アニ'''メ'''ラジ'''オ」を略した俗称で、[[アニメ]]関連の[[ラジオ]]番組のことを指す。またアニメ関連のラジオだけでなく、[[コンピュータゲーム]](及び[[ゲームソフト]])・[[漫画]]・[[ライトノベル]]・[[声優]]などの関連のラジオ番組のこともアニラジと称されている。


== 概要 ==
本項では正式名称ではないが、一般的な俗称の「アニラジ」で記述する。
[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]・[[ゲーム]]等の作品や、出演する[[声優]]をメインに据えた番組が多いが、[[アナウンサー]]や、関連メディアの関係スタッフ、それらに詳しい各種[[タレント]]などが出演するケースも多く、その内容は多種多様である。


現在この分野で最も力を入れている[[文化放送]]は、「アニメのA、ゲームのG」の頭文字から取った「'''A&G'''」と言うブランドを展開している<ref name="daily"/>。
アニラジの多くは深夜に放送されている。


== 概要 ==
== 歴史 ==
=== 1980年代まで ===
[[1970年代]]より、[[深夜放送]]を中心に声優が[[パーソナリティ]]をするラジオ番組はあったが、いずれもアニメを題材とする物ではなかった。
そもそも、[[1960年代]]の声優が主に海外作品の[[吹き替え]]で活躍していた時期([[声優#第1次声優ブーム|第一次声優ブーム]])から、[[ジャパン・ラジオ・ネットワーク|JRN系]][[深夜放送]]『[[パックインミュージック]]』にて、ブームの中心で活躍した[[野沢那智]]と[[白石冬美]]が'''ナチチャコ'''の愛称で人気を博すなど、日中帯の[[ワイド番組]]を含め、声優が[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]]を務める番組は多く存在したが、アニメが前面に出されることはなかった。


そのような中、アニメを主題としたアニラジのはしりは、[[全国ラジオネットワーク|NRN系]]深夜放送『[[オールナイトニッポン]]』にて放送の『[[宇宙戦艦ヤマト]]』LP盤サウンドトラック発売を記念とした特別番組とされる。1977年12月2日放送、アニメの声優総出演にてオリジナル[[ラジオドラマ]]が4時間にわたって生放送された。翌日の新聞でも取り上げられ、以降、『[[銀河鉄道999 (アニメ)|銀河鉄道999]]』『[[幻魔大戦]]』などについても同様の企画の放送が行われている<ref>{{Cite book|和書 |title=日本懐かしラジオ大全 |date=2021年11月5日 |publisher=タツミムック |page=33}}</ref>。
[[1978年]]、[[日本放送協会|NHK]]ラジオ『ラジオSFコーナー』の特番として声優特集が組まれている。月〜金のある1週間だけ、22:15〜23:00に日替わり5人の声優が一人語りしたもので、この特番は[[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]]で『[[未来少年コナン]]』が放映開始されたことによる宣伝の意味があったが、半年後に別の5人で再度企画が組まれている。


また、初めてラジオにてアニメで活躍する声優にスポットライトが当てられたのは[[1978年]]、[[NHKラジオ]]『ラジオSFコーナー』の[[特別番組|特番]]で、これは[[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]]で{{要出典範囲|date=2013年5月|『[[未来少年コナン]]』が放映開始されたことによる宣伝として}}平日のある1週間、22:15 - 23:00に日替わり5人の声優が一人語りした。
その後[[1979年]]10月の[[大阪放送|ラジオ大阪]]『[[アニメトピア]]』を皮切りに、[[文化放送]]『アニメNOW』、[[東海ラジオ放送|東海ラジオ]]『[[週刊ラジオアニメック]]』など、[[1980年代]]前半頃の第1次アニメブーム時に東名阪をメインにアニメを題材とする番組が放送されていたがほとんど短命に終わった。これらの番組を指す一般的な呼称は当初存在しなかった。


こうして『宇宙戦艦ヤマト』をきっかけとする[[テレビアニメ|第二次アニメブーム]]が加速するのに合わせて、ラジオ番組でもアニメを取り扱う企画が見られるようになった中、[[1979年]]10月から始まった[[大阪放送|ラジオ大阪]]『[[アニメトピア]]』を皮切りに、[[文化放送]]『[[アニメNOW!]]』、[[東海ラジオ放送|東海ラジオ]]『[[週刊ラジオアニメック]]』など、[[1980年代]]前半頃に[[三大都市圏|東名阪]]を中心にアニメなどの情報を総合的に扱う番組が編成される。しかしこれらは、『アニメトピア』がアニメから脱線した内容が好評となりブーム末期まで続いた他は短命に終わる。これらの番組を指す一般的な呼称も生まれなかった。
1980年代中頃から地方局を中心にローカルでアニメ関係の内容や、声優がパーソナリティを務める番組が登場しはじめた。[[南日本放送]]『[[アニメでGo!Go!]]』・[[ラジオ関西]]『[[アニメ玉手箱]]』・[[京都放送|KBS京都]]『[[はいぱぁナイト]](一部曜日)』などがあてはまる。


アニラジが安定して放送されるようになったのは第二次アニメブームが沈着した1980年代中頃。[[ローカル局|地方局]]を中心に[[ローカル番組]]でアニメを扱う番組が放送され、そこから現在のアニラジが確立していく。この時期に開始した代表的な番組として、東海ラジオの当時[[日経ラジオ社|ラジオたんぱ]]にて学生DJとして『[[ヤロメロジュニア出発進行!]]』で人気を博した[[小森まなみ]]と『週刊ラジオアニメック』にてレポーターを務めた[[ミンキー・ヤス]]による『[[mamiのRADIかるコミュニケーション]]』、[[南日本放送|MBCラジオ]]の[[采野吉洋]]アナウンサーによる『[[アニメでGo!Go!]]』、[[エフエム山口|FM山口]]の[[水谷寛]]アナウンサーによる『[[ウキウキ放送局]]』、[[ラジオ関西]]の[[岩崎和夫]]アナウンサーによる『[[アニメ玉手箱]]』など。これらはアニメを趣味とする声優ではない男性[[ラジオパーソナリティ|パーソナリティ]](特に、主に地方局など編成に自由度がある局の[[アナウンサー]]が多い)が出演している、20年以上続く長寿番組になっていることが共通している。
[[1990年代]]前半頃には[[AMステレオ]]開始によるステレオ効果の高いドラマを求めるられたことなどもあり、30分番組を15分トークに15分ドラマという構成にする物がかなりの数を占めた。企画側としては放送後の[[ドラマCD]]の販売による収益も見込まれた。なお、現在ではラジオドラマは[[電撃大賞]]が不定期に放送する程度となっている。


この他、『アニメトピア』でDJデビューした[[冨永みーな]]が[[京都放送|KBS京都]]『[[はいぱぁナイト]]』月曜日や文化放送『[[日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲|走れ!歌謡曲]]』土曜日など一般向け深夜ワイド番組で人気を博したことも特筆される。
1990年代中頃の第三次声優ブームの時には様々なタイプの番組が乱立し、地方によっては[[帯番組]]一週間分がすべてアニラジになることも珍しくなかった。


=== 1990年代 第三次声優ブーム ===
[[1995年]]に声優総合雑誌『[[声優グランプリ]]』の姉妹誌として『[[アニラジグランプリ]]』が創刊されたことによって、アニラジの呼称は一般に定着したと考えられる(『アニラジグランプリ』は、『声優グランプリ』月刊化のため、同誌に吸収合併され廃刊となった)。
[[1990年代]]に入ると[[声優#第三次声優ブーム|第三次声優ブーム]]が始まり、[[林原めぐみ]]や[[國府田マリ子]]、[[椎名へきる]]ら[[声優#アイドル声優|アイドル声優]]を前面に押し出した番組が増える。これらは従来からアニラジを放送していた局に加え、[[椎名へきる]]による[[全国FM放送協議会|JFN系]]『[[G1 Grouper]]』をはじめとする一連の番組、多くの声優が起用された[[MBSラジオ]]『[[オレたちやってま〜す]]シリーズ』など、FM局といったこれまでアニラジに積極的でなかった局でも放送された。


また[[1991年]]には、文化放送が「[[文化放送A&Gゾーン|A&Gゾーン]]」の原点となった『[[ノン子とのび太のアニメスクランブル]]』を開始したのを皮切りにアニラジに再進出をかけ、テレビアニメからの続編『[[魔神英雄伝ワタル3]]』が、[[1993年]]には、ゲーム原作の『[[ツインビーPARADISE]]』が放送開始し、漫画やアニメーション、ゲームなどを原作としたメディアミックス展開の一つとして認知されはじめ、新ジャンルのラジオドラマ・ラジメーションが普及し始める。
[[2000年代]]後半頃からは文化放送やコミック専門店[[アニメイト]]などが、[[インターネットラジオ]]を開始して番組数が増加を続けているのに対して、地上波ラジオ局の番組は減少傾向にあり、[[2009年]]の秋季改編にて長寿番組の終了が相次いだ。[[2011年]]の4月改編で全国各地で長期に渡って放送された『[[VOICE CREW]]』と『[[日ナレシリーズ]]』(いずれも[[日本ナレーション演技研究所]]提供)が相次いで終了となり地方のアニラジが少なくなった。


このブームにより[[1995年]]に創刊された声優総合雑誌『[[声優グランプリ]]』の姉妹誌、『[[アニラジグランプリ]]』によってアニラジの呼称は定着したとされる<ref>{{Cite web|和書|date=|url=http://togetter.com/li/197875|title= おたっきぃ佐々木氏の語るアニラジ黎明期|work=|author=|publisher=Togetter|accessdate=2013-09-17}}</ref>。
他にも若干ながら[[有線放送]]専用チャンネルによる番組も放送され、業界最大手の[[USEN]]がC/G26チャンネルで5番組配信している<ref>http://www.usen440.com/fanfan/fanfan04/C26.html チャンネル案内(Flash Player必要)</ref>。


=== 2000年代 地上波ラジオから他メディアへ ===
[[地上デジタル音声放送|地上デジタルラジオ]]においても、[[2007年]]3月より文化放送が本格的にアニラジ番組の放送を開始している。元々、文化放送系列の[[BSデジタル音声放送|BSデジタルラジオ]]局[[BSQR489]]にて、地上波同様多数のアニラジが放送されていた。独自番組の他に、文化放送の地上波番組のサイマルあるいはリピート放送も行われていた。番組については同項を参照。地上波ラジオと比べて、地域によらずクリアに受信可能である、音声に加えて静止画も楽しめるといったメリットがあった。また、生番組のサイマル放送の場合、編成に余裕のあるBSでは地上波より長時間でBSでのみ聴取可能な部分が存在することもあった。2007年にBSデジタルラジオ放送が全廃となったため、現在は放送されていない。また地上デジタルラジオも2010年度で終了した。
[[2000年代]]からは、BSデジタルラジオやインターネット上など他のメディアでアニラジ番組が放送もしくは配信されることが多くなる。
==== デジタルラジオへの移行の試み ====
[[2000年]]から放送が開始された[[BSフジ]]の[[BSデジタル音声放送]]「[[BSQR489]]」では夜20時以降の放送枠全てをアニラジに充て、地上波とのサイマル生放送や局独自の生放送番組が放送された。しかし、「BSQR489」をはじめとするBSラジオ放送は、[[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BSデジタル放送]]がテレビ放送を中心に普及を図っていくことが決まった事から[[2006年]]に放送終了した。


[[デジタルラジオ推進協会]]により[[2003年]]から試験放送されていた東京地区9301ch[[UNIQue the RADIO]]内のアニラジ番組を独立させるといった形で、2007年に9302chで[[超!A&G+]]の放送が開始した(同時にインターネット配信も実施)。
== 放送形態 ==
多様であり、黎明期には[[アニメ雑誌]]やレコード会社による総合情報番組が多かったが、現在ではアニメやゲームなどとの[[メディアミックス]]による番組をはじめ、アニメ・ゲーム・漫画・小説(おもにライトノベル)などを原作にした[[ラジオドラマ]]番組、人気声優がパーソナリティを務める番組、[[アニメソング]]や[[ゲームミュージック]]専門・もしくはメインに受け付けるリクエスト番組、アニメに関する話題をリスナーから募集して討論する番組など多岐にわたるようになっている。


==== インターネットラジオへの移行の試み ====
== 放送局 ==
[[超!A&G+]]やラジオ関西「[[アニたまどっとコム]]」の公式ページでの番組配信といったラジオ局(放送事業者)を配信元とするのネット配信に加え、『[[ツインビーPARADISE]]』など1990年代のアニラジ人気の中核を担う多くの番組を提供した[[コナミ]]が開設した日本最初のアニラジ専門局となる[[db-FM]]、レコード会社・[[ランティス]]による[[ランティスウェブラジオ]]や[[ブシロード]]による[[HiBiKi Radio Station]]、[[アニメイトTV]]といったアニメ系グッズショップによるもの、加えて元はフリーランスのディレクターである[[やまけん]]が設立した[[音泉]]など、多くのアニラジオンデマンド専門[[インターネットラジオ]]放送局が開かれた。『[[美佳子@ぱよぱよ]]』は[[2001年]][[4月19日]]からインターネット配信を開始し、長寿番組となっている。
AM放送は電波特性上、夜間には放送エリア外での受信が可能なことから、徐々にエリア外をも含めた内容構成になることもあり、番組があらゆる意味で広がりをみせるのが大きな特徴で、声優が出演するアニメに関係しない番組が多い。


BSQR、BBQRから始まる、超A&G+による簡易動画配信や、従来はラジオ(放送事業者)で放送されることが多かった声優出演によるアニメ宣伝番組は、[[ニコニコ生放送]]や[[アニメシアターX|AT-X]]などによる映像付き配信形態へ移行した。文化放送による[http://ondemand.joqr.co.jp/AG-ON/ AG-ON]や先述の『オレたちやってまーす』の流れを汲む『[[おしゃべりやってまーす]]』を配信する[[K'z Station]]などの有料コンテンツの配信なども開始した。
東京・関西・東海の放送局は何らかの形でアニラジ番組を放送している。中でも文化放送・ラジオ大阪・ラジオ関西・東海ラジオが長年アニラジに力を入れている[[放送局]]としてあげられる。関西地方限定のアニラジも多数存在するが、アニメ業界は東京一極集中が激しいために、収録は専ら東京都内のスタジオであることが多い。文化放送・ラジオ大阪・ラジオ関西は各アニメ番組をブロック編成またはブランド化を行っている。ただし、ラテ欄ではゾーン名が出されることはなく各番組がタイトルを省略された形で書かれている。
*文化放送 - '''[[文化放送 アニメ&ゲームゾーン|文化放送A&Gゾーン]]'''
*ラジオ大阪 - '''[[1314 V-STATION|1314(ワンスリーワンフォー)V-STATION]]'''
*ラジオ関西 - '''[[アニたまどっとコム]]'''
TBSラジオは「[[954 V-STATION]]」を設けるなどかつて熱心だった時期もあったが、現在は『[[林原めぐみのTokyo Boogie Night]]』のみ。ニッポン放送もかつては土曜夜に大型アニラジ番組を放送していた時期があり、現在は『[[ミュ〜コミ+]]』を放送しているが純粋なアニラジ番組ではない。KBS京都、[[岐阜放送]]は若干ながらネット。そして、かつて[[中部日本放送|CBCラジオ]]・ラジオ日本はアニラジが無かった時期があり、特にラジオ日本は[[アール・エフ・ラジオ日本#「社会の木鐸」宣言|「社会の木鐸」]]により全廃した、という過去がある。CBCラジオは唯一のアニラジ番組であった[[夏子と千和のツンピリラヂヲ]]のネットを終了したため2011年秋からアニラジの放送が再び無しになった。


=== 2010年代 インターネットラジオ時代 ===
大都市圏での放送が活発になる一方で、東名阪地区以外の主要都市圏でもアニラジの放送本数が決して多いとは言えない現状であり、地方局の放送率は大幅に少ないのが現状である。これは地方局での放送枠に空きが無い事([[Japan Radio Network|JRN]]系列及び[[全国ラジオネットワーク|NRN]]系列のクロスネットであるため、深夜にどちらかの系列の番組を放送する)や、制作側もしくは放送局側の予算不足、もともとアニメの放送自体があまり無いため「アニメ」「声優」があまり根付いていないことが考えられる。これは[[UHFアニメ]]などの[[深夜アニメ]]でも同様のケースがある。
[[スマートフォン]]の普及により、モバイル回線など無線アクセスを介してどこでも聴取出来る環境が構築されていく。インターネットラジオへの移行が進み、地上波での放送はネットコンテンツとしての配信に切り替わる、もしくは放送が打ち切られる形で減少傾向にあり、[[2009年]]の秋季[[改編]]にて『mamiのRADIかるコミュニケーション』などが終了、地上波デジタルラジオ実用化試験の終了に伴い、[[2011年]]4月から超!A&G+のインターネット配信専業への切り替え、[[2016年]]秋に『[[林原めぐみのTokyo Boogie Night]]』と『[[堀江由衣の天使のたまご]]』のネット局が大幅に縮小、[[2019年]]春に『[[上坂すみれの♡(はーと)をつければかわいかろう]]』が文化放送以外のネット局での放送打ち切りなど、特に東京圏以外で放送局から発信されるアニラジ番組は減少の一途を辿っている。


また2011年に[[NTSC|地上アナログテレビ放送]]が停波した後、[[テレビ周波数チャンネル#移動受信用地上基幹放送|VHF-Hiバンド]]の空き領域を利用して行われていた携帯電話・[[スマートフォン]]向け放送([[マルチメディア放送]])である[[NOTTV]]や同じくVHF-Lowバンドでの放送である[[i-dio]]での放送も試みられたが、NOTTVは[[2016年]]6月末にサービス終了、[[i-dio]]は[[2020年]]3月末にサービスを終了した。
AMラジオ局のみで放送される番組を雑音や混信と格闘しながら聴取するリスナーも少なくない。関西圏以西の局はアニラジに対してはあまり活発的ではない。また、仮に放送されても短期間で打ち切られることが多い。


放送形態で存続した例として[[有線ラジオ放送|有線放送]]にアニラジ専門のチャンネルが存在し、業界最大手の[[USEN]]がアニメ・声優専門のC26「a-FANFAM」<ref>{{Cite web|和書|date=|url=http://music.usen.com/channel/c26/|title=a-FAN FAN/100%金月真美|work=|author=|publisher=[[USEN]]|accessdate=2013-09-17}}</ref>をはじめ、そこから分離した男性声優専門のC-59「BUSHI.ST」、24時間アニメソングをかけ続けるC-54「アニソン」などを配信している。上述のi-dioでも24時間アニメソング専門チャンネル「[[I-dio#アニソンHOLIC|アニソンHOLIC]]」が[[2017年]]11月からサービス終了の2020年3月末まで放送されていた。
'''東名阪地区以外でアニラジを比較的多く放送しているAM局'''
*[[HBCラジオ]]
*[[STVラジオ]]
*[[東北放送]]
*[[ラジオ福島]]
*[[栃木放送]]
*[[北陸放送]]
*[[山陽放送]]
*[[KBCラジオ]]など。


2015年、音泉、HiBiKi Radio Station、文化放送、アニメイトTV(第2回よりラジオ大阪も加わる)がアニラジアワード実行委員会を結成し、アニラジを部門別に表彰する「[[アニラジアワード]]」が設立された。
'''全く放送していないAM局(2013年1月現在)'''
*[[青森放送]]
*[[MBSラジオ]]
*[[ラジオ沖縄]]


== 番組形態 ==
ラジオたんぱ(現・[[日経ラジオ社|ラジオNIKKEI]])では[[2000年]]12月頃からBSデジタル放送「[[ビー・エス・コミュニケーションズ|BSラジオNIKKEI]]」放送開始に伴い、『[[デジタルボイスステーション]]』(DVS)という名称を使用していた時期があったが、[[2006年]]3月にBSラジオNIKKEIが放送終了したためこの名称は廃止された。
これらは主に地上波による放送のものであり、放送番組以外にも、ネットラジオ進出により多く番組が配信できるようになったことに伴うジャンルの細分化や、映像配信によりテレビのバラエティ番組に近い放送番組になるなど多くの番組形態が生まれている。
* アニメ等に関する総合情報番組
** [[アニメ雑誌]]や[[レコード会社]]がスポンサーである『アニメトピア』、『ピクチャーランドCLUB』など黎明期に見られた。
** 最近ではワイド番組に見られ、多くは週ごとに特集コーナーを設けられる。『[[A&G TRIBAL RADIO エジソン]]』、『[[ミューコミVR]]』など。
* アニメやゲームなどとの[[メディアミックス]]による番組
** 1990年代以降に多く診られるアニメ、ゲームと[[タイアップ]]した情報番組、ラジオドラマを含む番組やキャラクターがDJを務める番組、近年はアニメ系ウェブコンテンツと連動した番組など。『[[もっと!ときめきメモリアル]]』、『[[D.C. 〜ダ・カーポ〜 初音島放送局]]』、『[[RADIOアニメロミックス]]』等、多数。期間限定が基本。
** 『[[広井王子のマルチ天国]]』内で放送されたリスナー参加型ラジオドラマ『[[火星物語]]』、[[ニッポン放送]]が中心となって行った[[メディアミックス]]プロジェクトの『[[MAICO2010]]』、『[[トラブルチョコレート]]』などラジオドラマ発のメディアミックスも見られ、さらに近年は『[[神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜]]』などラジオドラマではない番組発のメディアミックスをする番組も増えている。
* アニメ・ゲーム・漫画・小説(おもにライトノベル)などを原作にした[[ラジオドラマ]]番組
** 黎明期から見られるが、特に90年代に多い声優のトークと抱き合わされているものを指す。『林原めぐみのTokyo Boogie Night』内で放送された『[[熱血電波倶楽部]]』など。
** 代表的なものでは『[[魔神英雄伝ワタル]]シリーズ』があり、[[日本テレビ系列]]のテレビアニメとして製作されたのは2作目までであり、3作目と4作目までは文化放送のラジオドラマであり、出演声優のトークとセットで放送された。5作目の『[[超魔神英雄伝ワタル]]』は[[TXNネットワーク|テレビ東京系列]]のテレビアニメとして製作されたが、同題番組の文化放送版はテレビアニメ版の放送終了直後に出演声優のトークのみを切り出す形で放送された。6作目は[[バンダイナムコピクチャーズ]]制作の[[Webアニメ]]として展開され、超!A&G+でも出演声優のトークが配信された。
** 現在、このスタイルの番組は減った一方、番組で新人声優や声優を志す学生を育てる企画として寸劇が演じられる機会が増えている。
* 声優・アニソンシンガーなどがパーソナリティを務める番組
** 『mamiのRADIかるコミュニケーション』、『[[林原めぐみのHeartful Station]]』など。DJは1人であったり、2人以上、声優・アナウンサー・アニメ分野専門の司会者・構成作家がアシスタントに付くなど形態は様々である。近年は強力な[[スポンサー]]が付いている番組以外は地上波にて放送される機会が少なくなりがちで、ネットラジオにて放送される機会が増えた。
** 特に昨今のネットラジオへの進出で多く番組を放送出来るようになった現在は、声優の他に[[アニメソング|アニソン]]歌手や業界関係者による番組も放送される。『[[一生ポリケロ|ポリケロ]]シリーズ』、『[[せいやん・YURIAの 美少女ゲームは嫌い]]』など。
* [[アニメソング]]や[[ゲームミュージック]]専門もしくはメインとする音楽番組
** 『アニメ玉手箱』→『[[青春ラジメニア]]』、『[[A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!]]』、『[[今日は一日○○三昧]]』内「アニソン三昧シリーズ」とそのスピンオフに当たる『[[アニソン・アカデミー]]』などのように、基本的にリスナーからのリクエストを受け付けて曲をかける[[リクエスト番組]]形式が多く、『[[あにまにあ]]』や、かつて放送されていた『アニメでGo!Go!』など、地方局で放送される局アナウンサーによるアニラジもこの形式をとることが多い。
** その一方で『[[アニソンポッド]]』、『Anime & Seiyu Music Night』、『[[Till Dawn Music|ティルドーンアニメ]]』のようにリクエストを受け付けず一定のテーマなどに沿って曲をかける番組もある。一般の音楽番組でもアニメソング特集を組んで放送する場合があり、この場合もリクエストの可否で分かれる。
** 『[[SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン]]』→『[[A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン]]』→『[[A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE]]』や『COUNTDOWN FRIDAY 飯田里穂のオールアニソンTOP20』のようにリクエスト数の集計やシングルチャートに基づいた[[カウントダウン番組]]の形式をとる場合も多い。


== 放送局 ==
FMでは[[TOKYO FM]]、[[エフエムナックファイブ|NACK5]]、[[エフエム富士|FM-FUJI]]などが放送している。[[全国FM放送協議会|JFN]]で放送していたが現在は放送していない。[[JAPAN FM LEAGUE|JFL]]や[[MegaNet]]および一部の独立FM放送局([[エフエム京都|α-Station]]など)も放送していない。[[ラジオ#超短波放送(FM放送・BSデジタルラジオ)|FM]]放送が音楽中心の番組構成であり、アニメなどを扱う番組には積極的になれなかったことが要因とみられている。
[[東京]]・[[関西]]・[[東海]]の主要放送局は何らかの形でアニラジ番組を放送している。特に文化放送・ラジオ大阪・ラジオ関西・東海ラジオが長年アニラジに力を入れている[[放送局]]として挙げられ、東海ラジオを除く3局は各アニメ番組をブロック編成または[[ブランディング|ブランド化]]を行っている。ただし、[[番組表|ラテ欄]]ではゾーン名が出されることはない。
* 文化放送 - '''[[文化放送A&Gゾーン]]'''
* ラジオ大阪 - '''[[1314 V-STATION|{{Ruby|1314|ワンスリーワンフォー}} V-STATION]]'''
* ラジオ関西 - '''[[アニたまどっとコム]]'''
; その他の主要AM局の動向
* [[TBSラジオ]] - 「[[ファンタジーワールド]]」や「[[954 V-STATION]]」を設けるなど、かつて熱心だった時期もあったが、放送中の定期放送番組は『林原めぐみのTokyo Boogie Night』の1番組で、自社制作番組ではなく、[[キングレコード]]の単独制作による放送枠買い取り番組。自社制作は、TBSテレビ系深夜アニメとのメディアミックスの一環で制作される期間限定番組が単発的に放送される程度。
* [[ニッポン放送]] - かつては土曜夜に大型アニラジ番組を放送していた時期があるものの、2023年4月現在は純粋なアニラジ番組ではないが、「オタクアナウンサー」こと[[吉田尚記]]による『[[ミューコミVR]]』『吉田尚記のオタクガストロノミー』、『[[鬼滅の刃 (アニメ)|鬼滅の刃]]』関連番組の『鬼滅ラヂヲ』、月1回放送の『[[ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD]]』など限られた存在となっている。
* [[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]] - [[アール・エフ・ラジオ日本#「社会の木鐸」宣言|「社会の木鐸」宣言]]により全廃したという過去がある。「社会の木鐸」終焉後、『[[土曜の夜ですウハウハ大放送 アニメストリート]]』が放送されていた。
* [[朝日放送ラジオ|ABCラジオ]] - 基本的にはネット受けが中心だが2023年現在ネットされている番組はない。自社制作は消極的で、近年では2018年4月期に放送の[[深夜ドラマ]]『[[声ガール!]]』と連動した『戸松遥のおとまつさまでした』に留まる。
* [[MBSラジオ]] - 過去に『[[オレたちやってまーす]]』シリーズなどを放送。
* [[CBCラジオ]] - 2023年4月現在は土曜深夜に自社制作で男性声優がメインの番組を中心に放送。
; 東名阪地区以外でアニラジを比較的多く放送しているAM局
* [[HBCラジオ]]
* [[STVラジオ]]
* [[東北放送|tbcラジオ]]
* [[ラジオ福島]] - 2016年春の改編で文化放送A&Gゾーン / 超!A&G+の番組を軸として、日曜21時から24時の時間に3時間編成している。
* [[栃木放送]]
* [[北陸放送|MROラジオ]]
* [[RSKラジオ]]
* [[KBCラジオ]]
: など。
; 全く放送していないAM局(2019年4月現在)
* [[青森放送|RABラジオ]]
* [[RKBラジオ]]


大都市圏での放送が活発になる一方で、それ以外の主要都市圏ではアニラジの放送本数が決して多いとは言えないのが現状である。地方の番組は主に[[KING AMUSEMENT CREATIVE|キングレコード]]提供、以前は[[綜合放送]]など外部制作会社番組の[[番組販売|番販]]によるもの、ナイターオフ向け番組(『[[ラジオアミューズメントパーク]]』・『[[A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜]]』)、[[アナウンサー]]等による30分の自社制作番組が主である。また近年は[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]]制作の番組を遅れネットするケースもある(『[[i☆Ris 芹澤優のせりざわーるど with you]]』)。
== インターネット配信 ==
近年ではインターネットラジオとして配信されている番組も急激に増え、スポンサーの一部はインターネット配信に軸足を移し始めている。


こういった地方局での放送が少ない事情、番組の性質上、夜間、特に深夜などに番組が放送される場合が多く、[[中波放送|AM放送]]の電波特性上、夜間には放送エリア外での受信が可能なことから遠距離受信が一つの文化となっており、そういったリスナー向けのコーナー(『林原めぐみのHeartful Station』など)や、更にそういったリスナー向けのイベントの実施など、番組があらゆる意味で広がりをみせることが多かった。だが、インターネット、およびネットラジオが普及して以降は時に海外からの便りが来て話題に上るといったことはあるが、ネット環境さえあれば聴取が可能であることからそういった文化は廃れつつある。また、有料ながらも全国で各地のラジオ放送局(一部除く)を聴取できる[[radiko]]プレミアムサービスの開始とその普及に伴い、地域的な障壁は取り除かれている。
制作側にとっては、放送枠買取の多額の資金を提供できるスポンサーの獲得や聴取に有利な放送時間枠の獲得にとらわれず、番組制作費とサーバー管理費だけの低コストで番組配信が出来て、聴取者からの課金による有料放送で番組制作費の捻出をすることも可能である。全世界に向けて、決められた放送の『尺』にとらわれない融通の利く収録・配信が出来て、厳密な数の聴取者数が分かる他、使用OS・IPアドレス・接続時間帯などから推定できる情報により聴取層を把握、[[マーケティングリサーチ]]することで番組制作に生かせることなどのメリットがある。また、音声に加えて映像も同じ枠組みで配信可能なため、地上波アナログラジオでは不可能な映像や静止画を付加して配信している例も少なくない。


AM以外の地上波ラジオについて、ラジオたんぱ(現:ラジオNIKKEI)では[[2000年]]12月頃からBSデジタル放送「[[ビー・エス・コミュニケーションズ|BSラジオNIKKEI]]」放送開始に伴い、「[[デジタルボイスステーション]]」(DVS)という名称を使用していたなどかつてはアニラジ放送に積極的であったが、現在は毎週水曜放送の『Anime & Seiyu Music Night』と、不定期で[[檜川彰人]]アナウンサーによる『アニソンポッド』が放送されているのみである。
聴取者にとっては、決められた放送時間にとらわれず、居住地に関係なく、自分の生活リズムで番組が聴取出来る。ラジオと違って雑音のないクリアな音質で楽しめる。ポッドキャスティングなどでは音声データの携帯音楽プレイヤーへの取り込みなどが地上波ラジオ番組を録音した場合に比べて容易になる。


FMではTOKYO FM、[[エフエムナックファイブ|NACK5]]、[[エフエム富士|FM FUJI]]などが放送しているほか、[[JAPAN FM LEAGUE]](JFL)では2022年現在、全ての加盟局でアニラジ番組が週1回以上放送されている。JFNでも先述の椎名へきるによる番組や『トラブルチョコレート』など放送していたがそれらも一時期は途切れ、のちに、アニラジ色はかなり弱いが『[[坂本真綾 from everywhere.]]』、『[[椎名へきる みたいラジオ]]』があったが全て終了。[[MegaNet]]および一部の独立FM放送局などでも単発的に放送されるに留まっている。[[ラジオ#ラジオ放送の種類|FM]]放送が音楽中心の番組構成であり、アニメなどを扱う番組には積極的になれなかったことが要因である。[[ベイエフエム|bayfm]]ではかねてから[[山寺宏一|山寺宏一(バズーカ山寺)]]や[[坂本真綾]]、[[森久保祥太郎]]、[[大原さやか]]がDJを務める番組が存在するが、こちらはアニラジとしてのカラーは持たされていない。その他、JFNの地方ローカル局で1、2番組オリジナルでアニラジ番組が製作している局がある。
インターネットラジオの聴取には[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]・一部の[[携帯電話]]及びネット環境が必要であり、地上波ラジオ番組に比べて、聴取の気軽さや一般リスナー向けの宣伝効果では劣る。また、アクセスが集中した場合はサーバーや回線が混雑して聴取が困難となる。サイトによっては人気番組の更新後の混雑が慢性化しているところもある。


一方、[[コミュニティ放送|コミュニティFM]]では、性質上プログラムがAMに近いトーク主体であったり、局の規模の都合コミュニティ局同士の番組ネットや有線放送の再送信が多いなどから、『[[アニメ関門文化学園]]』([[コミュニティエフエム下関|COME ON! FM]]制作)といったコミュニティFM局制作有線経由のコミュニティFMネット番組や局独自のアニソンを中心としたプログラムが放送されている。
インターネットラジオ専用で制作されている番組が多いが、最近は番組によっては地上波ラジオ局で放送された番組をインターネット上でも配信している。その場合は、インターネットラジオでは時間の制約が緩いため、地上波でカットされた部分を追加出来る一方で、番組と関係の無いCMや著作権の都合上一部楽曲はカットされることがある。生放送番組の場合は、ストリーミング配信が可能なサイトとの同時配信(上記のとおり、収録現場の映像を一緒に流している場合もある)もある。また過去にはそれとは逆に1314 V-STATIONではネット配信した後、地上波放送していた。同じ媒体宣伝で、パーソナリティを変えて、地上波ラジオ局向けの番組とインターネットラジオ番組を別に制作する場合もある([[THE IDOLM@STER]]の宣伝番組など)。


[[収録]]はアニメ業界が[[東京一極集中]]であるため、東京都区内あるいは近郊のスタジオであることが多く、地方局の現地にて制作される番組は局の[[アナウンサー]]による番組、公開録音時などに限られる。
新人パーソナリティを起用して養成の場として活用したり、過去の地上波ラジオ番組で熱心な聴取者を獲得したパーソナリティによる、より濃い番組制作が行われることが多い。とりわけ文化放送の[[ラジオどっとあい]]は新人声優の登竜門的存在である。放送時間の縛りが緩いため、タイムスケジュール本位の事務的な進行になりがちな地上波ラジオ番組に比べ、まったりした内容になる傾向がある。


== インターネット配信 ==
'''配信サイト'''
先述の通り、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]・[[スマートフォン]]及びネット環境の普及に伴いインターネットラジオとして配信されている番組が増え、各社ともインターネット配信に軸足を移している。


制作側にとっては、放送枠買取の多額の資金を提供できるスポンサーの獲得や聴取に有利な放送時間枠の獲得にとらわれず、番組制作費と[[サーバ]]管理費だけと比較的低コストで番組配信が出来て、聴取者からの課金による有料配信で番組制作費の捻出をすることも可能である。全国のみならず全世界に向けて、決められた放送の「尺」にとらわれない融通の利く収録・配信ができ、厳密な数の聴取者数が分かるほか、使用[[オペレーティングシステム|OS]]・[[IPアドレス]]・接続時間帯などから推定できる情報により聴取層を把握、[[マーケティングリサーチ]]することで番組制作に生かせることなどのメリットがある。また、音声に加えて映像も同じ枠組みで配信可能なため、地上波アナログラジオでは不可能な映像や静止画を付加して配信している例も少なくない。聴取者にとっても放送格差に関係なく、電波状況に左右されないクリアな音質で聴取出来るメリットもある。

オンデマンド方式の場合、聴取者にとっては、決められた放送時間にとらわれず、自分の都合で番組が聴取できる。[[ポッドキャスティング]]などでは音声データの[[携帯音楽プレイヤー]]への取り込みなどが地上波ラジオ番組を録音した場合に比べて容易になる。

インターネットラジオ専用で制作されている番組に加え、地上波ラジオ局で放送された番組をインターネット上でも配信することも多い。その場合は、インターネットラジオでは時間の制約が緩いため、地上波でカットされた部分を追加出来る一方で、番組のスポンサーでは無い[[コマーシャルメッセージ|CM]]や[[著作権]]の都合上一部楽曲はカットされることがある。生放送番組の場合は、[[ストリーミング配信]]が可能なサイトとの同時配信(上記のとおり、収録現場の映像を一緒に流している場合もある)もある。また過去にはそれとは逆に1314 V-STATIONではネット配信した後、地上波放送すると言う番組も存在した。同じ媒体宣伝で、パーソナリティを変えて、地上波ラジオ局向けの番組とインターネットラジオ番組を別に制作する場合もある(『[[THE IDOLM@STER]]』の宣伝番組など)。

デメリットとしては、地上波ラジオ番組に比べて、元からファンではないリスナー向けの宣伝効果では劣る点がある。従来のラジオ放送での主な収入であったスポンサー収入が得にくい面もあるため、番組の内容をデータ化し新録の番組と共にCD化して販売したり、スピンアウト企画のソフト類を発売したり、番組イベントの入場料およびグッズ販売を大きな収益源とする番組(制作会社)も多い。

また、アクセスが集中した場合はサーバーや回線が混雑して聴取が困難となる。<!--サイトによっては人気番組の更新後の混雑が慢性化しているところもある。-->
=== 主な配信サイト ===
==== 現在{{いつ|date=2024年8月}} ====
これらのサイトで配信されている番組に関しては各項目を参照。一部地上波番組を並行もしくは遅れて配信するサイトもある。
これらのサイトで配信されている番組に関しては各項目を参照。一部地上波番組を並行もしくは遅れて配信するサイトもある。
* [[超!A&G+]]
{|class=wikitable
* [[Anium Radio Station]]
* [[アニメイトタイムズ]]
* [[HiBiKi Radio Station]]
* [[音泉]]
この他、[[YouTube]]や[[ニコニコ動画]]といった一般サイトでも配信が行われている。

==== 過去 ====
* [[db-FM]](2007年9月にて終了)
* [[AZステーション]](2008年6月配信終了)
* [[Showgate RADIO]](2008年9月配信終了)
* [[アニスタTV]](2009年3月配信終了)
* [[スタチャインターネットラジオ]]
* [[ランティスウェブラジオ]](2018年3月本配信終了、同4月アーカイブ配信終了)
* [[BEAT☆Net Radio!]]
* [[メディファクラジオ]]
* [[超!放送局]]
* [[キャララジオ]]
* [[キャラアニ]]
* 携帯電話専用サイト - 2000年代には[[フィーチャーフォン|ガラケー]]専用サイトも存在した。携帯電話専用サイトは電話音声による配信に加えて、インターネットアクセスの普及と共に専用サイトを設置しての配信も多く行われたが、[[スマートフォン]]への移行によりほとんど消滅した。

== 主な番組 ==
* いずれの情報も2024年4月時点。
* 他局へのネット番組も含む(●印の番組。ただし、[[動画配信サービス]]([[YouTube]]、[[ニコニコ動画]]など)へのみ行っている番組は省略)。
* 一般的にアニラジ、アニメでも活躍する声優がDJを務める番組についても記す。
=== 現在 ===
<div class="NavFrame" style="clear:both; border:0">
<div class="NavHead">[[キー局|基幹局]]</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left">
{| class="wikitable"
|[[TBSラジオ]]||●[[林原めぐみのTokyo Boogie Night]]
|-
|-
|[[文化放送]]||''[[文化放送A&Gゾーン#番組一覧]]''を参照。
|[[ランティスウェブラジオ]]
|[[音泉]]
|[[超!A&G+]]
|[[アニメイトTV]]
|[[BEAT☆Net Radio!]]
|-
|-
|[[ニッポン放送]]('''制作局''')<br />[[北日本放送|KNBラジオ]]<br />[[山口放送|KRYラジオ]]||[[ミューコミVR]]
|[[メディファクラジオ]]
|[[超!放送局]]
|[[キャララジオ]]
|[[ニコニコ動画]]
|[[HiBiKi Radio Station]]
|-
|-
|ニッポン放送('''制作局''')<br />[[FM COCOLO]]||[[ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD]]
|[[夕刊フジ|ZAKZAK]]
|[[ジャスクリ]]
|[[キャラアニ]]
|[[Galge.com]]
|WISETONE
|-
|-
|ニッポン放送||●[[BanG Dream!]] presents Dreamer's Tunes<br />●[[キン肉マン (テレビアニメ)|キン肉マン]] 超人ラジオ<br />●ANIMEコンシェルジュ<br />●[[中川翔子アニメサークル]]<br />アニメ『ONE PIECE』25周年記念 ニッポン放送70周年記念ラジオ番組『麦わらスペース』
|}

'''過去のサイト'''

{|class=wikitable
|-
|-
|[[エフエム東京|TOKYO FM]]('''制作局''')<br />[[エフエム愛媛|FM愛媛]]||●[[水樹奈々のMの世界]]
|[[db-FM]](2007年9月にて終了)
|-
|-
|TOKYO FM||●[[鈴木敏夫のジブリ汗まみれ]]<br />[[羽多野渉]]と[[古賀葵]] コエ×コエ<br />ANISON EXPO supported by [[バンダイナムコグループ|Bandai Namco]] Music Live<br />What a Wonderful Radio‼︎<br />[[うたの☆プリンスさまっ♪]] Find the Music<br />[[津田健次郎]] SPEA/KING<br />[[サンリオキャラクター#一覧|フラガリアメモリーズ]] Knight Link
|[[AZステーション]](2008年6月配信終了)
|-
|-
|[[InterFM897|interfm]]||[[ぱんぱかカフぃR]]
|[[Showgate RADIO]](2008年9月配信終了)
|-
|-
|[[大阪放送|ラジオ大阪]]||''[[1314 V-STATION#現在放送中の番組]]''を参照。
|[[アニスタTV]](2009年3月配信終了)
|-
|-
|FM大阪||[[おふらじ!|おふらじ!EX]]
|[[スタチャインターネットラジオ]]
|-
|-
|[[東海ラジオ放送|東海ラジオ]]||''[[東海ラジオ放送のアニメ・声優系の番組#放送中の番組]]''を参照。
|-
|[[CBCラジオ]]||[[中島ヨシキのフブラジ]]<br />[[梅原裕一郎 Saturday Machiavellism night]]<br />[[堀江瞬]]の勝手にさせて頂きます
|-
|[[エフエム愛知|FM AICHI]]||放課後アニトーク!
|-
|[[NHKラジオ第1放送|NHKラジオ第1]]||[[キャンパス寄席]](不定期放送)<br />[[アニメ・ステラー]]<br />[[梶裕貴のラジオ劇場]]
|-
|[[NHK-FM放送|NHK-FM]]||[[アニソン・アカデミー]]<br />ぶいあーる!〜VTuberの音楽Radio〜
|-
|[[日経ラジオ社|ラジオNIKKEI]]||[[アニソンポッド]](不定期放送)<br />Anime & Seiyu Music Night
|}
|}
</div></div>

<div class="NavFrame" style="clear:both; border:0">
'''携帯電話専用サイト'''
<div class="NavHead">[[ローカル局|地方局]]</div>

<div class="NavContent" style="text-align:left">
電話音声による配信に加えて、近年では[[第三世代携帯電話]]の性能向上や[[パケット定額制]]の普及を背景に、携帯向けストリーミングによる配信も行われている。
{| class="wikitable"

|[[HBCラジオ]]||[[アニメロティック|アニメロティック 第2期]]
{|class=wikitable
|-
|-
|[[エフエム北海道|AIR-G']]||[[KOTOKOノコト]]<br />[[風越星名 V*V avenue]]
|文化放送 モバイルステーションA&G
|-
|-
|[[FM NORTH WAVE|NORTH WAVE]]||[[Anison-R 〜マンガ・アニメ研究部〜]]
|[[声優グランプリV|ケータイサイト「声優V-STATION」]]
|-
|-
|[[IBC岩手放送|IBCラジオ]]||ラジオで、キミと大好きなアニメやまんがについて語ってみた。
|[[アニメイトTV|アニメイトモバイルシリーズ 声優アニメイト+hm3 おしゃべり放送局]]
|-
|-
|[[山形放送|YBCラジオ]]||[[Re:にじぽり]]
|[[アニメイトTV|アニメイトON AIR!]]
|-
|-
|[[東北放送|tbcラジオ]]<br />[[岐阜放送|ぎふチャン]]<br />東海ラジオ||●[[高橋直純Trouble Maker|高橋直純のトラ×ブルメーカー]]
|ランティスウェブラジオ [[FOMA]]向け配信
|-
|-
|[[エフエム仙台|Date fm]]||GARDEN
|どこでもUSEN
|-
|-
|[[エフエム群馬|FM GUNMA]]||[[内田彩の「うちださんのおうっちー」]]
|[[ゴンゾ|GONZO]]モバイル
|-
|-
|[[栃木放送]]('''制作局''')<br />[[青森放送|RABラジオ]]<br/>[[中国放送|RCCラジオ]]||●[[山口勝平]]のモンキーラジオ!
|}

== 現在放送中の番組 ==
※他局へのネット番組も含む<br/>(この項では●印の番組。ただしインターネット配信も行っている番組に関しては省略)。
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead">現在放送中の番組</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{|class=wikitable
|-
|-
|栃木放送||[[チャラのOH!マイ・アニメ]]<br />●[[祥子のチョット・CHAT・CHAT]]
|TBSラジオ
| ●[[林原めぐみのTokyo Boogie Night]]
|-
|-
|[[エフエム栃木|RADIO BERRY]]||アニメの実
|文化放送
| ''[[文化放送 アニメ&ゲームゾーン#番組一覧]]''を参照。
|-
|-
|[[LuckyFM茨城放送|LuckyFM]]<br />山口放送||[[佐咲紗花]]の花咲キラジオ
|ニッポン放送
| [[ミュ〜コミ+]]<br/>●[[スフィアのオールナイトニッポンR]]

|-
|-
|LuckyFM||[[今夜はLucky Night|今夜はLucky Night〜りほなアニソンフライデー〜]]<br />根本凪のシャカリキごじゃっぺラジオ
|ラジオ日本
| ●[[ウハウハ大放送 アニメストリート]]
|-
|-
|[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]]('''制作局''')<br />ぎふチャン||[[i☆Ris 芹澤優のせりざわーるど with you]]
|TOKYO-FM
|[[椎名へきる みたいラジオ]]<br/>[[水樹奈々のMの世界]]<br/>●[[鈴木敏夫]]のジブリ汗まみれ
|-
|-
|ラジオ日本||[[えのぐ]]白藤環の推してまいる!
|NACK5
|[[THE WORKS (ラジオ番組)|THE WORKS ]]<br/>VIRTUAL ADVENTURE 2
|-
|-
|[[エフエムナックファイブ|NACK5]]||Voice Actors RADIO R-5・81<br />[[斉藤朱夏 しゅかラジ!]]<br />[[FANTASY RADIO]]
|bayfm<br/>※同局の番組に<br/>関しては<br/>いずれもアニラジ<br/>色は薄い。
|BAY LINE GO!GO!<br/>[[ビタミンM (ラジオ番組)|ビタミンM]]<br/>[[NOW HITS STREET]]<br/>[[森久保祥太郎|SWITCH! MIDNIGHT ]]<br/>[[kalafina]]倶楽部<br/>声優カフェradio~[[松風雅也|松風]]店長のつつがない毎日~
|-
|-
|[[ベイエフエム|bayfm]]||●[[ビタミンM (ラジオ番組)|ビタミンM]]
|FM-FUJI
●米(べい)FM『耕せ!~米はチカラヂオ~』 <br />[[NACHERRY]]のChat Time〜フタつぶ〜<br />[[降幡愛]]のBecause of you<br />Good Things
|[http://wai.fmfuji.co.jp/ wai!wai!BOX☆]<br/>[[専門学校東京アナウンス学院|東京アナウンス学院]] presents LOVES YOU
|-
|-
|[[横浜エフエム放送|FMヨコハマ]]||[[ヰ世界情緒|ヰ世界]]らじおプラネット
|NHKラジオ第1
| [[渋谷アニメランド]]
|-
|-
|[[エフエム富士|FM FUJI]]||[[ARCANA PROJECTの〜今からラジオで起きる奇跡〜]]<br />[[halca]]の「キミの隣」
|NHK-FM
|[[ボイスパラダイス]](不定期放送)<br/>[[今日は一日○○三昧|今日は一日アニソン三昧]]<br/>(2006年・2007年・2010年のGWと2008年の大晦日及び2012年6月に放送)
|-
|-
|[[信越放送|SBCラジオ]]||●[[徳井青空]]のPLUMディープランド
|ラジオ大阪
| ''[[1314 V-STATION#現在放送中の番組]]''を参照。
|-
|-
|[[富山エフエム放送|FMとやま]]||●[[あにめdawn|あにめdawn!!!!]]{{Efn|AuDeeにてオフトークが配信されている。}}
|ラジオ関西
|[[王様ラジオキッズ]]<br/>''[[アニたまどっとコム#放送番組一覧]]''を参照。
|-
|-
|[[静岡放送|SBSラジオ]]||[[TOROアニメーション総研]]
|ABCラジオ
|[[ピートム.Comic Jack]]<br/>●[[夏子と千和のツンピリラヂヲ]]
|-
|-
|[[静岡エフエム放送|K-mix]]||from [[Argonavis]] アルゴナビスラジオクルーズ supported by [[ヴァイスシュヴァルツ]]ブラウ
|東海ラジオ
| ''[[東海ラジオ放送のアニメ・声優系の番組#現在放送番組]]''を参照。
|-
|-
|[[北陸放送|MROラジオ]]('''制作局''')<br />tbcラジオ<br />[[山梨放送|YBSラジオ]]<br />SBCラジオ<br />[[新潟放送|BSNラジオ]]<br />KNBラジオ<br />[[四国放送]]<br />[[琉球放送|RBCiラジオ]]||[[あにまにあ]]
|-
|MROラジオ||[[nano.RIPE]] 石川移住計画!
|-
|ぎふチャン||[[若井友希のアニラジステーションやお!]]
|-
|[[京都放送|KBS京都]]||●[[福山潤]] キョウトニイケズ
|-
|[[ラジオ関西]]||''[[アニたまどっとコム#放送番組一覧]]''を参照。
|-
|[[和歌山放送|wbs和歌山放送]]||[[痛快! アニメジオ]]
|-
|四国放送||ヒノマルSUNSUNラジオ
|-
|[[高知放送|RKCラジオ]]||[[纐纈琴巴]]のサブホリ!
|-
|[[南海放送]]||[[たけやま3.5]] [[武田雛歩]]の嶺上開花!<br />[[井上音生]]のNEOラジ<br />●沼ぴぃ&[[青木美奈実|みなみ]]のアニメでハッピー
|-
|[[エフエム福岡|FM福岡]]||あにぺろ
|-
|[[CROSS FM]]||アニチュン
|-
|[[熊本放送|RKKラジオ]]('''制作局''')<br/>RBCiラジオ||[[Radioマンガ研究室]]
|-
|[[エフエム熊本|エフエム・クマモト]]||熊本カルチャー・ポータル
|-
|[[大分放送|OBSラジオ]]||[[アニマジン]]
|-
|[[宮崎放送|MRTラジオ]]||〜2次元は酸素です〜 おしかつ
|-
|[[エフエム鹿児島|μFM]]||[[オプシアミスミ|OPSIA misumi]] presents キラカヨ Saturday!
|-
|[[ラジオ沖縄]]||タマアゲ。<br />アニメ魂のラジオ アニ魂
|-
|RBCiラジオ||2次元SWAMP
|-
|[[エフエム沖縄|FM沖縄]]||オキアニ!
|-
|[[ジャパンエフエムネットワーク (企業)|JFNC]]||●島津真太郎の週末ゲームCAMP<br />[[飯田里穂]]の推し活推進部!!{{Efn|ネット局はTOKYO FMのみ。}}
|}
|}
</div></div>
</div></div>
<div class="NavFrame" style="clear:both; border:0">

<div class="NavHead">[[コミュニティ放送|コミュニティFM]]</div>
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead">'''地方局'''</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left">
◇印はネットアーカイブ配信あり。
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{|class=wikitable
{| class="wikitable"
!!!都道府県!!制作局!!放送時間!!番組名
|-
|-
|||||MUSIC BIRD加盟局||(日) 0:30 - 1:00||[[ゲーム・BGM夜話]](全国放送Ver.)
|[[JFN]]系列の一部地方局
|坂本真綾 from everwhere.
|-
|-
|||神奈川||[[星槎湘南大磯キャンパス|湘南マジックウェイブ]]||(日) 14:00 - 17:00||なにしよっかの日曜日
|[[AIR-G']]
|[[KOTOKO]]ノコト
|-
|-
|||奈良||[[奈良シティエフエムコミュニケーションズ|ならどっとFM]]||(日) 17:00 - 17:30||コスプレイヤーが寺社・仏閣の歴史などについて語ってみた件
|[[NORTH WAVE]]
|Anison-R
|-
|-
|◇||北海道||[[ねむろ市民ラジオ|FMねむろ]]||(日) 21:00 - 21:30||ひのまりのネムロのひだまり
|HBCラジオ
|[[ゆかりの今夜もゲームオーバー?]]
|-
|-
|||神奈川||[[FM小田原|FMおだわら]]||(日) 21:30 - 22:00||もとラジ!
|STVラジオ
|[[島本和彦のマンガチックにいこう!]]<br/> (現在は放送休止中)
|-
|-
|◇||宮城||[[エフエムたいはく|FMたいはく]]||rowspan="2"|(日) 22:30 - 23:00||Vちゅーにんぐ!
|東北放送・岐阜放送
| ●[[高橋直純|高橋直純のトラ×ブルメーカー]]
|-
|-
|||東京||[[葛飾エフエム放送|かつしかFM]]||声優のたまごさんひよこさんこの指とまれ
|栃木放送
|●[[菅原祥子|祥子]]のチョットCHAT・CHAT
|-
|-
|◇||||MUSIC BIRD加盟局||(月) 1:30 - 2:00||吉祥寺アンリミテッド<br />(全国放送Ver.)
|栃木放送
|[[チャラのOH!マイ・アニメ]]
|-
|-
|||北海道||[[エフエムもえる|FMもえる]]||rowspan="2"|(月) 18:00 - 20:00||虹色BOX
|[[RADIO BERRY]]
|BERRY ANISON TIMES!
|-
|-
|||滋賀||[[FMおおつ]]||こんばんはおおつ サブカルNEO
|[[新潟県民エフエム放送|FM PORT]]
|α-LIFE<br/>[[石田耀子]]あなたと星空の下で
|-
|-
|||福島||[[すかがわFM]]||(月) 19:30 - 20:00||ゲーム・BGM夜話(本放送)
|[[北陸放送]]・[[福井放送]]
|[[ちあきのあにまにあ]]
|-
|-
|||岐阜||[[エフエムたじみ|FMPiPi]]||(月) 21:00 - 21:00||乙女部〜2nd season〜
|[[エフエム愛知]]
|[[神田朱未のわたしのすきなこと。]]
|-
|-
|◇||神奈川||[[海老名エフエム放送|FMカオン]]||(月) 21:00 - 23:00||アニっくま〜アニソン満載の120分!〜
|[[エフエム大阪]]・[[エフエム福岡]]
|●[[GRANRODEO]]RADIO ROCK☆SHOW
|-
|-
|◇||沖縄||[[FMコザ]]||(月) 21:30 - 22:00||サブカルってなんなの??
|[[和歌山放送]]
|[[痛快アニメジオ]]
|-
|-
|||埼玉||[[CityFMさいたま|REDS WAVE]]||(月) 22:00 - 23:00||[[アニDX]]
|南日本放送
|[[アニメでGo!Go!]]
|-
|-
|||||MUSIC BIRD加盟局||(火) 1:00 - 2:00||アニメ関門文化学園(全国放送Ver.)
|[[エフエム山口|FMY]]
|[[ウキウキ放送局]]
|-
|-
|||神奈川||[[かわさき市民放送|かわさきFM]]||(火) 13:30 - 14:00||アニメラジオ
|[[四国放送]]・[[西日本放送]]・[[高知放送]]
|[[小玉晋平]]のきかなきゃソンソン、アニソン尊
|-
|-
|||京都||[[FMおとくに]]||(火) 15:30 - 16:00||アニトーーーク 〜アニソン今昔物語〜
|高知放送・和歌山放送
|[[アニメ探偵団3]]
|-
|-
|||神奈川||[[星槎湘南大磯キャンパス|湘南マジックウェイブ]]||(火) 17:00 - 18:00||私たちのエンタメ会合
|[[長崎放送]]
|[http://www.nbc-nagasaki.co.jp/radio/kikaserarenai/ きかせられないラジオ]
|-
|-
|||北海道||[[エフエムなかそらち|FM G'Sky]]||(火) 20:30 - 21:00||アニラジ☆ルーレット
|[[大分放送]]
|ヲたラジ
|-
|-
|||奈良||[[エフエム西大和|FMハイホー]]||(火) 21:00 - 22:00||ひいらじ!
|-
|||香川||[[エフエムサン|FM SUN]]||rowspan="2"|(火) 21:00 - 21:30||アニメJUKEBOX
|-
|||茨城||[[つくばコミュニティ放送|ラヂオつくば]]||Anime Music Station
|-
|||北海道||[[とまこまいコミュニティ放送|FMとまこまい]]||rowspan="4"|(火) 22:00 - 23:00||アニソン部
|-
|||埼玉||[[CityFMさいたま|REDS WAVE]]||アニドラファンタジー
|-
|||千葉||[[アクティブレイン|SKYWAVE FM]]||IT正常運用 促進課
|-
|||神奈川||[[横浜マリンエフエム|マリンFM]]||LOVET RADIO
|-
|◇||||MUSIC BIRD加盟局||(水) 2:00 - 2:30||[[しゃべんジャーズ]]<br />(全国放送Ver.)
|-
|◇||山形||[[酒田エフエム放送|ハーバーRADIO]]||(水) 11:00 - 11:30||YeSU!ゲーム学園
|-
|||静岡||[[エフエム伊東|FM伊東]]||(水) 14:00 - 14:30||NAGISAのロケ班
|-
|||東京||[[FMひがしくるめ|TOKYO854くるめラ]]||(水) 15:30 - 16:00||熱血!アニソン道場
|-
|||静岡||[[富士コミュニティエフエム放送|Radio-f]]||(水) 16:30 - 19:00||2D♥
|-
|||神奈川||[[星槎湘南大磯キャンパス|湘南マジックウェイブ]]||(水) 17:00 - 18:00||スーパーマニアオデッセイ
|-
|||北海道||[[エフエムとよひら|FMアップル]]||(水) 20:00 - 21:00||Radio de ヲタクルーズ
|-
|||奈良||[[奈良シティエフエムコミュニケーションズ|ならどっとFM]]||(水) 21:00 - 22:00||さぶかるらじお「今夜もヲタ活!!」
|-
|||秋田||[[鹿角コミュニティFM|鹿角きりたんぽFM]]||(水) 22:00 - 22:30||アニソン店長
|-
|||奈良||[[奈良シティエフエムコミュニケーションズ|ならどっとFM]]||(水) 22:00 - 23:00||Now Loading
|-
|||神奈川||[[鎌倉エフエム放送|鎌倉FM]]||(水) 22:10 - 23:00||カマアニNEXT
|-
|||愛媛||[[宇和島ケーブルテレビ|FMがいや]]||(木) 17:00 - 18:00||ヒーロースター☆RADIO α
|-
|||北海道||[[室蘭まちづくり放送|FMびゅー]]<br />[[wi-radio]]||(木) 20:00 - 20:30||○○!ゲームおんがく きこうぜ!
|-
|||三重||[[CTY-FM]]||(木) 20:00 - 21:00||リョータと[ひ]〜ちゃんでアニラジつくろーぜ!
|-
|◇||rowspan="2"|東京||[[エフエムむさしの|むさしのFM]]||(木) 21:00 - 21:30||[[しゃべんジャーズ]](本放送)
|-
|||[[八王子エフエム|Tokyo Star Radio]]||(金) 1:30 - 1:55||ラジオドラマ!声優登竜門
|-
|◇||広島||[[中国コミュニケーションネットワーク|FMちゅーピー]]||(金) 17:30 - 19:00||にかもとりかの【おれんじ☆かのん】
|-
|◇||岩手||[[カシオペア市民情報ネットワーク|カシオペアFM]]||(金) 18:00 - 18:30||Anime-SSS
|-
|◇||北海道||[[エフエムとよひら|FMアップル]]||(金) 18:00 - 19:00||とびだせ!こえたま!
|-
|◇||愛知||[[知多メディアスネットワーク|メディアスFM]]||(金) 19:30 - 20:00||[[知多みるく|知多娘。]]ステーション
|-
|||山口||[[コミュニティエフエム下関|COME ON! FM]]||(金) 21:00 - 22:00||[[アニメ関門文化学園]](本放送)
|-
|||広島||[[エフエムふくやま|FMふくやま]]||(金) 22:45 - 23:00||日本のアニメには宇宙の真理があるかもしれないラジオ
|-
|||埼玉||[[エフエムこしがや|こしがやFM]]||(土)6:00 - 7:30||あにそん♪
|-
|◇||兵庫||[[エフエム宝塚|FM宝塚]]||(土) 15:00 - 15:30||[[手塚治虫|治虫]]くらぶ
|-
|||愛知||[[知多メディアスネットワーク|メディアスFM]]||(土) 15:00 - 16:00||[[ANIMAN]]
|-
|||rowspan="2"|沖縄||[[エフエムみやこ|FMみやこ]]||(土) 16:00 - 17:00||Anipec
|-
|||[[エフエム那覇|FM NAHA]]||(土) 18:00 - 19:00||NICE NA OTAKU
|-
|||京都||[[エフエム宇治放送|FMうじ]]||(土) 22:00 - (日) 1:00||Saturday アニメShower
|}
</div></div>
<div class="NavFrame" style="clear:both; border:0">
<div class="NavHead">関連番組</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left">
厳密にはアニラジではないが、多少なりとも関連性のある番組。
{| class="wikitable"
|bayfm||[[A-LABO INDEX]]
|-
|[[FM802]]||[[802 Palette]]
|-
|[[STVラジオ]]||[[藤井孝太郎のログイン!よる☆PA]]
|-
|KRYラジオ||[[なりカル!]]
|}
|}
</div></div>
</div></div>


=== 終了 ===
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavFrame" style="clear:both; border:0">
<div class="NavHead">[[コミュニティ放送|コミュニティFM]]</div>
<div class="NavHead">'''基幹局'''</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
<div class="NavContent" style="text-align:left">
{|class=wikitable
{| class="wikitable"
|TBSラジオ||●アニメシティ<br />●[[ファンタジーワールド]]<br />[[センチメンタルナイト]]{{Efn|当初は『ファンタジーワールド』内の番組であり、『ファンタジーワールド』終了後は独立の番組として放送。}}<br />[[帰ってきたセンチメンタルナイト]]<br />[[Onlyセンチメンタルナイト2]]<br />●[[池澤春菜のみんなで、た〜る♥ 〜ラジオ・マリーのアトリエ〜]]<br />[[超時空要塞マクロス#ラジオ|ラジオマクロス みんなデ・カルチャー]]<br />[[魔術士オーフェン (ラジオ)|魔術士オーフェン]]<br />[[ラジオ・アニメどんぶり]]<br />[[坂本真綾 地図と手紙と恋のうた]]<br />ゲーム・ウォーカー・ネット<br />●[[ハライチ岩井勇気のアニニャン!]]<br />[[ブシロードpresents 相羽あいなの大こ〜かいRaDiO|相羽あいなの大こ〜かいRaDiO]]<br />ヴァイスシュヴァルツ presents ラジオ [[五等分の花嫁]]
|-
|-
|文化放送||''[[文化放送A&Gゾーン#放送終了した主な番組]]''を参照。
|[[SSKラジオ放送]]
|アニラジ!
|-
|-
|ニッポン放送||●[[週刊ラジオアニメック|ラジオアニメック・決定!アニメ最前線]]<br />●[[犬山犬子のポケモンアワー]]<br />●[[OHA-OHA NIGHT]]<br />●[[岩男潤子と荘口彰久のスーパーアニメガヒットTOP10]]<br />[[東京キャラクターショーRADIO]]→[[有楽町アニメタウン]]<br />[[YAGアニメラボ]]<br />●アニメトライアルシアター<br />●[[サクラ大戦シリーズ#ラジオ|サクラ大戦・有楽町帝劇通信局]]<br />サクラ大戦お台場放送局<br />●[[吉田尚記がアニメで企んでる]]<br />新発見!アニめぐ<br />●[[スフィアのオールナイトニッポンR]]<br />●[[ミュ〜コミ+]]<br />●[[すとぷり]]のStop Listen!<br />●[[Netflix|ネトフリ]]アニメ presents 吉田尚記のFUKABOLIX<br />●[[鬼滅の刃 (アニメ)#ラジオ|鬼滅ラヂヲ]]<br />●[[吉田尚記]]のオタクガストロノミー<br />●おしえてメディアミックス!
|[[エフエムなよろ|Airてっし]]
|ヲタク魂
|-
|-
|TOKYO FM<br />FM大阪||[[高槻かなこのROYAL Night]]
|[[仙台シティエフエム|ラジオ3]]
|ファンタジーシアター
|-
|-
|TOKYO FM||SOUND OF LIFE<br />[[茅原実里 SANCTUARY]]<br />[[椎名へきる みたいラジオ]]<br />[[Delightful Days]]<br />Lantis EXPO<br />[[D4DJ]] presents アニソン・ブレイク!!!!
|[[いわき市民コミュニティ放送|SEA WAVE FM いわき]]
| サタデー・マンスリー・スペシャル アニラジ
|-
|-
|interfm||●Animume! [[伊織もえのCHUCHUチューズデイ〜夜ふかしラジオ〜|伊織もえのACGらいぶちゅう!]]
|[[おおたコミュニティ放送|FM TARO]]
|あにわん
|-
|-
|[[MBSラジオ]]||●[[交響詩篇エウレカセブン#ラジオ放送|エウレカセブン RADIO ray=out]]<br />[[なすなかにし ド深夜 生アニソン!]](不定期放送)<br />これがそうなのね仔猫ちゃん<br />謎なぞドリーミン<br />バナナ放送局ヤンラジグランプリ<br />グーチョキパーアニゲでポン<br />[[森久保祥太郎]]と[[福井裕佳梨]]のトテカンラジオ<br />[[ミッチの独言倶楽部]]<br />[[オレたちやってま〜す]]{{Efn|地上波放送終了後はインターネットラジオ『おしゃべりやってまーす』に移行。}}<br />[[Till Dawn Music]]{{Efn|水曜日は「ティルドーンアニメ」として、各種アニメソングを特集していた。}}<br />[[寺島惇太と三澤紗千香の小説家になろうnavi|寺島惇太と徳井青空の小説家になろうnavi]]-3rd book-
|[[すまいるエフエム]]
|アニトレクロニクル
|-
|-
|[[朝日放送ラジオ|ABCラジオ]]||[[ピートム.Comic Jack]]<br />●[[夏子と千和のツンピリラヂヲ]]<br />[[吉田仁美のプリキュアラジオ キュアキュア♡プリティ]]<br />[[声ガール!|戸松遥のおとまつさまでした]]
|[[葛飾エフエム放送|かつしかFM]]
|声優のたまごさん ひよこさんこの指とまれ
|-
|-
|ラジオ大阪||''[[1314 V-STATION#終了した番組]]''を参照。
|[[京丹後コミュニティ放送|FMたんご]]
|Ani Lover 〜アニラバ〜
|-
|-
|FM大阪(制作局)<br />interfm||マリーのヲタク
|[[エフエムたじま|FMジャングル]]
|ドロロンアニメ道場!アニタクさんいらっしゃ〜い!
|-
|-
|FM大阪<br />FM福岡||●[[GRANRODEO]] RADIO ROCK☆SHOW
|[[エフエム三木|FMみっきぃ]]
|アニゲじゃナイト
|-
|-
|FM大阪||CLUB ANIMIRAGE<br />●[[カドカワ・サウンドシネマ]]<br />[[FMサウンドシネマ]]
|FMみっきぃ
|ミュージックランド
|-
|-
|東海ラジオ||''[[東海ラジオ放送のアニメ・声優系の番組#過去の番組]]''を参照。
|[[エフエムあまがさき|FMaiai]]
|1年キャラ組声優クラス
|-
|-
|CBCラジオ||[[アニメステーション]]<br />[[神谷明]] TALK!×3<br />神谷明・[[日髙のり子]] TALK!×3<br />[[河西健吾 天﨑滉平 天河一品]]<br />[[亜咲花]] Animetick Night<br />[[白井悠介・寺島惇太 BOYS BAR [S]]]
|FMaiai
|夜のMUSIC BREAKアニメソング
|-
|-
|FM AICHI||[[神田朱未のわたしのすきなこと。]]
|[[南紀白浜コミュニティ放送|ビーチステーション]]
|アミューズメントえりあ764
|-
|-
|ZIP-FM||[[SCK (ラジオ番組)|SCK]]<br />[[aniBuzz]]
|[[コミュニティエフエム下関|COME ON! FM]]
|●アニメ関門文化学園
|-
|-
|[[Radio NEO]]||[[おたふねお。]]
|[[ミュージックバード]]系列
|週刊メディア通信
|-
|-
|NHKラジオ第1||[[渋谷アニメランド]]<br />[[今日は一日○○三昧|今日は一日アニソン三昧]]<br />[[パワーボイスA]]
|ミュージックバード系列
|エキサイティングアニメ
|-
|-
|NHK-FM||[[ゆうがたパラダイス]] [[三森すずこ]]のアニソンパラダイス
|-
|ラジオNIKKEI第1||ヘルシーメルシー☆<br />[[こだわりセットリスト|アニソンアトランダム]]<br />アニ☆ジュエル
|-
|i-dio TS ONE||COUNTDOWN FRIDAY [[飯田里穂]]のオールアニソンTOP20
|}
|}
</div></div>
</div></div>
<div class="NavFrame" style="clear:both; border:0">

<div class="NavHead">地方局</div>
=== 終了した番組 ===
<div class="NavContent" style="text-align:left">
※他局へのネット番組も含む<br/>(この項では●印の番組。ただしインターネット配信も行っていた番組に関しては省略)。
{| class="wikitable"
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
|HBCラジオ||[[島みやえい子]] 気分はバニラ<br />[[ゆかりの今夜もゲームオーバー?]]<br />[[アニメロティック#アニメロティックNEO*|アニメロティックNEO*]]
<div class="NavHead">終了した番組</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{|class=wikitable
|-
|-
|STVラジオ||[[いがらしゆみこ]]のマンガDEナイト<br />[[島本和彦のマンガチックにいこう!]]<br />[[川田まみのアタックヤング]]<br />[[なまらぶ♡]]
|TBSラジオ
|●アニメシティ<br/>●[[ファンタジーワールド]]<br/>●[[池澤春菜のみんなで、た〜る 〜ラジオ・マリーのアトリエ〜]]<br/>[[超時空要塞マクロス#ラジオ|ラジオマクロス みんなデ・カルチャー]]<br/>[[魔術士オーフェン (ラジオ)]]<br/>[[ラジオ・アニメどんぶり]]<br/>[[坂本真綾 地図と手紙と恋のうた]]<br/>ゲーム・ウォーカー・ネット
|-
|-
|AIR-G'||GRANRODEO RADIO ROCK SHOW<br />[[EIR⇔LINE]]<br />[[綾野ましろ]]のマシマシ!<br />[[fhána|ふぁな]]らじ〜拝啓、今回は北の国からラジオをするわけで〜<br />[[和島あみ]]のEZO DRIVE<br />[[ANI-ON!]]<br />[[SCREEN modeのStars Radio]]<br />[[綾野ましろ]]のSWEET GANG Hz<br />[[波よ聞いてくれ]] 〜Wave,Listen to me!〜<br />[[鈴木愛奈のring A radio]]<br />道産子ギャルはなまらめんこい 〜どさこいラジオ〜
|文化放送
| ''[[文化放送 アニメ&ゲームゾーン#放送終了した主な番組]]''を参照。
|-
|-
|NORTH WAVE||[[フランチェスカ (ハートビット)#フランチェスカナイト|フランチェスカナイト]]
|ニッポン放送
|●ラジオアニメック・決定!アニメ最前線<br/> ●[[犬山犬子のポケモンアワー]]<br/>●[[OHA-OHA NIGHT]]<br/>●[[岩男潤子と荘口彰久のスーパーアニメガヒットTOP10]]<br/>[[東京キャラクターショーRADIO]]→[[有楽町アニメタウン]]<br/>[[YAGアニメラボ]]<br/>●アニメトライアルシアター<br/>●[[サクラ大戦シリーズ#ラジオ|サクラ大戦・有楽町帝劇通信局]]<br/>サクラ大戦お台場放送局
|-
|-
|[[秋田放送|ABSラジオ]]||まにあっく倶楽部A's
|ラジオ日本
|[[美佳子の非難GO!GO!]]<br/>ペアペアアニメージュ<br/>パケdioアニラジチャンネル<br/>G.L.S.歌姫たちのトライアングルスクランブル<br/>●[[の〜みそこねこねラジオコンパイル]]<br/>●[[瞳と光央の爆発ラジオ]]<br/>●[[勇者指令ダグオン]]
|-
|-
|YBCラジオ||[[オタク捜索 2次元ポリス]]
|NACK5
| VIRTUAL ADVENTURE EAST<br/>●[[高橋直純Trouble Maker]] <br/>●[[VOICE CREW]]<br/>[[Sphere 4 spring]]
|-
|-
|tbcラジオ<br />YBCラジオ||●[[小森まなみのPop'n!パジャマ]]
|ラジオNIKKEI第1
|ヘルシーメルシー☆
|-
|-
|[[エフエム山形|Rhythm Station]]||●アニゲとーく
|ラジオ大阪
|''[[1314 V-STATION#終了した番組]]''を参照。<br/>●アニメトピア<br/> ●[[池澤春菜のぱちモンOSAKA]]
|-
|-
|RADIO BERRY||[[BERRY ANISON TIMES!]]
|ラジオ関西
|''[[アニたまどっとコム#終了番組]]''を参照。<br/>【参考】[[アニメ玉手箱]] ※『[[青春ラジメニア]]』の前身。<br/>スターチャイルドステーション
|-
|-
|ラジオ日本<br />ラジオ関西<br />ほか||[[林原めぐみのHeartful Station]]
|MBSラジオ
|●[[交響詩篇エウレカセブン#ラジオ放送|エウレカセブン RADIO ray=out]]<br/>[[なすなかにし ド深夜 生アニソン!]](不定期放送)<br/>これがそうなのね仔猫ちゃん<br/>謎なぞドリーミン<br/>バナナ放送局ヤンラジグランプリ<br/>グーチョキパーアニゲでポン<br/>森久保祥太郎と福井裕佳梨のトテカンラジオ
|-
|-
|ラジオ日本||[[美佳子の非難GO!GO!]]<br />ペアペア[[アニメージュ]]<br />パケdioアニラジチャンネル<br />G.L.S.歌姫たちのトライアングルスクランブル<br />●[[の〜みそこねこねラジオコンパイル]]<br />●[[瞳と光央の爆発ラジオ]]<br />●[[勇者指令ダグオン]]<br />●[[ウハウハ大放送 アニメストリート]]
|KBS京都
|[[小森まなみ]]のミッドナイトパラダイス<br/>B-UNIVバーチャファクトリー<br/>[[根谷美智子・愛のフューチャーランド]]<br/>[[菅原祥子のももんがTIME]]→菅原祥子のももんがTIME”(ツーダッシュ)
|-
|-
|NACK5||[[VIRTUAL ADVENTURE]] EAST<br />●[[高橋直純Trouble Maker]]<br />●[[VOICE CREW]]<br />[[Sphere 4 spring]]<br />[[Afterglow]]の夕焼けSTUDIO<br />[[THE WORKS (ラジオ番組)|THE WORKS]]
|[[エフエム大阪|FM大阪]]
|CLUB ANIMIRAGE<br/>●[[カドカワ・サウンドシネマ]]<br/>[[FMサウンドシネマ]]
|-
|-
|bayfm||[[アニメ特撮グランプリ]]<br />[[バズザックファクトリー]]<br />bayfm Starting STYLE!!〜Countdown to Lantis matsuri〜<br />ホントのハナシ<br />[[Kalafina]]倶楽部<br />[[からかい上手の高木さん (アニメ)#ラジオ|からかい上手の高木さん 深夜のニヤキュンラジオ]]<br />bayb×3<br />CrosSing You<br />[[SCREEN mode]] 勇-YOU-の“YOUmode”
|東海ラジオ
|''[[東海ラジオ放送のアニメ・声優系の番組#過去放送番組]]''を参照。
|-
|-
|FMヨコハマ||[[NIGHT ON THE PLANET]]<br />●サイバーミュージックファクトリー<br />●週刊FMアニメストリート<br />●D4DJフローラルトゥナイト
|TOKYO FM
|SOUND OF LIFE
|-
|-
|FM FUJI||●[[祥太郎・麻衣 CURE HOUSE]]<br />Voice T LAND<br />●[[へきる、淳司 NATURE]]<br />●Say!アニ電波局<br />[[茅原実里のミスサンシャイン]]<br />[[鹿乃]]のばんび〜のラジオ
|bayfm
|[[アニメ特撮グランプリ]]
|-
|-
|[[新潟県民エフエム放送|FM PORT]]||[[α-LIFE]]<br />[[石田耀子]]あなたと星空の下で<br />[[純情のアフィリア]]おたく部
|FMヨコハマ
|[[NIGHT ON THE PLANET]]<br/>●サイバーミュージックファクトリー<br/>●FMアニメストリート
|-
|-
|SBSラジオ<br />ぎふチャン<br />([[バーディ企画]]制作)||[[Little Non]]のアキバラ!!
|FM-FUJI
|●[[祥太郎・麻衣 CURE HOUSE]]<br/>Voice T LAND<br/>●[[へきる、淳司 NATURE]]
|-
|-
|SBSラジオ||[[山口真奈 (アナウンサー)|山口真奈]]の○○推しテル
|静岡放送・岐阜放送<br/>([[バーディ企画]]制作)
|Little Nonのアキバラ!!
|-
|-
|K-mix||[[D4DJ]] Music Box{{Efn|月曜は再放送、水曜は本放送として放送している。}}
|東北放送・[[山形放送]]
|●[[小森まなみのPop'n!パジャマ]]
|-
|-
|MROラジオ||●ツネだのアニソンリクエスト
|[[秋田放送]]
|まにあっく倶楽部A's
|-
|-
|KBS京都||[[小森まなみ]]のミッドナイトパラダイス<br />[[B-univ]]・バーチャファクトリー<br />[[根谷美智子・愛のフューチャーランド]]<br />[[菅原祥子のももんがTIME]]→菅原祥子のももんがTIME”(ツーダッシュ)<br />[[岩男潤子のハッピーフライト]]<br />[[CLAMP]]の京都上ル下ル
|CBCラジオ
|[[アニメステーション]]
|-
|-
|ラジオ関西||''[[アニたまどっとコム#終了番組]]''を参照。
|kiss-FM KOBE
|SAY YOU Channel Kiss Of Voice
|-
|-
|[[兵庫エフエム放送|Kiss FM KOBE]]||SAY YOU Channel Kiss Of Voice
|大分放送
|[[アニメマインド]]
|-
|-
|[[エフエム山口|FM山口]]||[[ウキウキ放送局]]シリーズ
|宮崎放送
|[[アニメランド]] - 地方局の独自制作アニラジとしては異例の長寿番組であった
|-
|-
|四国放送||[[小玉晋平]]のきかなきゃソンソン、アニソン尊!!
|[[エフエム宮崎|JOY FM]]
|アニメイトファンファン
|-
|-
|ラジオ沖縄
|RKCラジオ||[[アニメ探偵団3]]
|私立アニマン学園 アニマンガー<br/>[[新垣リエ|今夜もAG↑AG!]]
|-
|-
|南海放送||ピーヲタラジ
|JFN系列の<br/>一部地方局
|週刊アニメグランプリ
|-
|-
|[[長崎放送|NBCラジオ]]||[[きかせられないラジオ]]
|キー局なしの<br/>[[綜合放送]]への<br/>製作委託
|●[[水谷優子のアニメ探偵団II]]
|-
|-
|OBSラジオ||[[アニメマインド]]<br />ヲたラジ
|-
|RKKラジオ||[[アニソン50年史]]
|-
|MRTラジオ||[[アニメランド]]{{Efn|地方局の独自制作アニラジとしては異例の長寿番組であった。}}<br />はぴあにっ{{Efn|放送終了後も番組のコンセプトの「リスナーは、はぴあに村の住人である事は変わらない」として、番組公式Twitterは非公開アカウントとして残存している。}}
|-
|[[南日本放送|MBCラジオ]]||[[アニメでGo!Go!]]
|-
|[[エフエム宮崎|JOY FM]]||アニメイトファンファン
|-
|ラジオ沖縄||私立アニマン学園 アニマンガー<br />今夜もAG↑AG!
|-
|JFNC||週刊アニメグランプリ<br />椎名へきるのFACE TWO FACE<br />[[椎名へきる PRECIOUS GARDEN]]<br />[[坂本真綾 from everywhere.]]<br />[[TOKYO No.1 カワイイラジオ]]<br />[[wktkの枠]]<br />[[声優NOTE]]
|-
|[[綜合放送]]<br />(地方局向け[[番組販売|番販番組]])||●[[水谷優子のアニメ探偵団II]]
|}
|}
</div></div>
</div></div>
<div class="NavFrame" style="clear:both; border:0">

<div class="NavHead">関連番組</div>
<div class="NavContent" style="text-align:left">
厳密にはアニラジではないが、多少なりとも関連性のある番組。
厳密にはアニラジではないが、多少なりとも関連性のある番組。
{| class="wikitable"
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
|TBSラジオ||[[パックインミュージック]]([[野沢那智]]と[[白石冬美]]の金曜ほか)<br />[[〜ちょいモテおやじ養成番組〜ものほん]]<br />[[四番 なかやま]]<br />[[野沢雅子がよむこどもの詩 きのう・きょう・ずーっとあした]]
<div class="NavHead">参考</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{|class=wikitable
|-
|-
|ニッポン放送||[[ミュ〜コミ]]<br />[[銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA]]<br />[[宇宙GメンEX]]
|TBSラジオ
|パックインミュージック(野沢那智と白石冬美の金曜ほか)<br/>[[〜ちょいモテおやじ養成番組〜ものほん]]<br/>[[四番 なかやま]]<br/>[[野沢雅子がよむこどもの詩 きのう・きょう・ずーっとあした]]
|-
|-
|TOKYO FM||●[[ONE MORNING]]{{Efn|2021年3月までの間、[[鈴村健一]]がメインパーソナリティを務めた。鈴村が降板した2021年4月以降も番組は継続。}}
|ニッポン放送
|[[ミュ〜コミ]]<br/>[[銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA]]<br/>[[宇宙GメンEX]]
|-
|-
|CBCラジオ||[[ハローこちらミッチ放送局]]<br />[[ナガオカ×スクランブル]]{{Efn|声優・アニソン歌手のゲスト出演や内包番組が行われた。}}<br />[[0時のつぶやき|0時のつぶやき第2部「古川愛李の水曜はアイリの晩」]]<br />[[古川愛李の木曜はアイリの晩]]
|ラジオ日本
|[[松本梨香のヨコハマウィークエンド・スタイル!]]
|-
|-
|NHKラジオ第1|||[[らじらー!|らじらー! サンデー]]{{Efn|「声優アーツ」コーナー。後に『パワーボイスA』に移行。}}
|bayfm
| [[マジアサ!]]<br/>[[JAM PUNCH!]]
|-
|-
|STVラジオ||[[藤井孝太郎のアタックヤング]]
|CBCラジオ
|[[ハローこちらミッチ放送局]]
|-
|-
|MBSラジオ
|HBCラジオ||サブカルキック
|ミッチの独言倶楽部<br/>オレたちやってま〜す<br/> (地上波放送終了後は[[インターネットラジオ]]<br/>『[[おしゃべりやってまーす]]』として再発足)
|-
|-
|AIR-G'||[[AV Music Channel]]{{Efn|前半の「A-Channel」でアニメソングを取り扱った。}}<br />[[Dig link〜ディグリンク〜]]
|KBS京都
|M3〜森谷威夫のモリモリマニア(声優がゲストに来る事が稀にあった)<br/>はいぱぁナイト月曜・金曜(末期には金曜枠は廃止)
|-
|-
|NORTH WAVE||[[V/R_relation]]
|青森放送
||[[kira-kira☆]]ふたりでDASH<br/>- アニメをテーマにしたコーナー「アニファン」がある。
|-
|-
|RABラジオ|||[[kira-kira☆]]ふたりでDASH{{Efn|アニメをテーマにした企画「アニファン」を放送。}}
|秋田放送
|まにあっく倶楽部
|-
|-
|ABSラジオ||まにあっく倶楽部
|福井放送
|夜のマンガハウス
|-
|-
|ラジオ日本||[[松本梨香のヨコハマウィークエンド・スタイル!]]
|-
|bayfm||[[マジアサ!]]<br />[[JAM PUNCH!]]
|-
|FBCラジオ||夜のマンガハウス
|-
|KBS京都||[[M3もりもりマニア|M3〜森谷威夫のモリモリマニア]]{{Efn|声優がゲストに来ることが稀にあった。}}<br />[[はいぱぁナイト]]月曜・金曜(末期には金曜枠は廃止)
|-
|[[RSKラジオ]]||[[伊東歌詞太郎]]の僕だけのロックスター☆ラジオ
|-
|[[広島エフエム放送|広島FM]]||[[アニリク☆]]
|-
|南日本放送||[[ZIKU]]の[[Music Express]]{{Efn|22時台の内容はほぼアニソンで、『アニメでGo!Go!』の復活版(内容は一つのアニメ作品のアニソンを連続で流すだけだった)もあった。}}<br />[[土曜はおまかせ「うねうねWEEKEND」]]{{Efn|コーナーのうち、「お父さんのアニメソング」が該当する。『アニメでGo!Go!』から派生したもの。}}
|}
|}
</div></div>
</div></div>


== 脚注 ==
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|group="注釈"}}

=== 出典 ===
{{Reflist}}
{{Reflist}}


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[ドン上野]](ラジオプロデューサー)
* [[アニメ]]
* [[アニメソング]]
* [[ラジオ番組]]
* [[ラジオドラマ]]
* [[ラジオCD]]
* [[声優]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://yosino.sakura.ne.jp/radio/ 声優系ラジオ番組 データ室] ※[[1997]]以前のアニラジに関する情報サイト
* [https://yosino.sakura.ne.jp/radio/index.html 声優ラジオ紹介・ANIME station] - 声優系ラジオ番組 データ室(1997年以前のアニラジに関する情報サイト
* [http://aniradi-info.net/ アニラジ情報館]
* [http://poyoko.anime.coocan.jp/index.html 全国アニラジ番組表]
* [https://www.aniradi.com/index.php アニラジ ネットワーク]
* [https://web.archive.org/web/20071111071601/http://www.kt.rim.or.jp/~pastelup/radio.html 声優ラジオ番組]
* [https://web.archive.org/web/20000610094612/http://www.geocities.co.jp/Technopolis/1972/al.html アニラジ番組リンク集]
* [https://web.archive.org/web/19991105062553/http://www.jan.sakura.ne.jp/~rajima/index.html Aniraji Terminal]
* [https://web.archive.org/web/19971024205439/http://yahho.ita.tutkie.tut.ac.jp/Entertainment/VoiceActor/VoiRadi/ 声優関連ラジオ]
* [https://huurai0.hatenablog.com/entry/2016/02/18/225505/ アニラジの歴史を振り返ってみた(アナログ編:1979-2016 236番組)] - 輝きが向こう側へ!ブロマガ
* [https://huurai0.hatenablog.com/entry/2016/02/19/003747/ アニラジの歴史を振り返ってみた(デジタル編:1999-2016 197番組)] - 輝きが向こう側へ!ブロマガ


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[[Category:アニラジ|*]]
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[[Category:おたく]]
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2024年8月19日 (月) 03:55時点における最新版

アニラジは、アニメ関連のラジオまたはインターネットラジオの番組のジャンル、および主にアニメで活躍する声優がパーソナリティを務めるラジオまたはインターネットラジオの番組[1]

概要

[編集]

アニメゲーム等の作品や、出演する声優をメインに据えた番組が多いが、アナウンサーや、関連メディアの関係スタッフ、それらに詳しい各種タレントなどが出演するケースも多く、その内容は多種多様である。

現在この分野で最も力を入れている文化放送は、「アニメのA、ゲームのG」の頭文字から取った「A&G」と言うブランドを展開している[1]

歴史

[編集]

1980年代まで

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そもそも、1960年代の声優が主に海外作品の吹き替えで活躍していた時期(第一次声優ブーム)から、JRN系深夜放送パックインミュージック』にて、ブームの中心で活躍した野沢那智白石冬美ナチチャコの愛称で人気を博すなど、日中帯のワイド番組を含め、声優がパーソナリティを務める番組は多く存在したが、アニメが前面に出されることはなかった。

そのような中、アニメを主題としたアニラジのはしりは、NRN系深夜放送『オールナイトニッポン』にて放送の『宇宙戦艦ヤマト』LP盤サウンドトラック発売を記念とした特別番組とされる。1977年12月2日放送、アニメの声優総出演にてオリジナルラジオドラマが4時間にわたって生放送された。翌日の新聞でも取り上げられ、以降、『銀河鉄道999』『幻魔大戦』などについても同様の企画の放送が行われている[2]

また、初めてラジオにてアニメで活躍する声優にスポットライトが当てられたのは1978年NHKラジオ『ラジオSFコーナー』の特番で、これはNHK総合テレビ未来少年コナン』が放映開始されたことによる宣伝として[要出典]平日のある1週間、22:15 - 23:00に日替わり5人の声優が一人語りした。

こうして『宇宙戦艦ヤマト』をきっかけとする第二次アニメブームが加速するのに合わせて、ラジオ番組でもアニメを取り扱う企画が見られるようになった中、1979年10月から始まったラジオ大阪アニメトピア』を皮切りに、文化放送アニメNOW!』、東海ラジオ週刊ラジオアニメック』など、1980年代前半頃に東名阪を中心にアニメなどの情報を総合的に扱う番組が編成される。しかしこれらは、『アニメトピア』がアニメから脱線した内容が好評となりブーム末期まで続いた他は短命に終わる。これらの番組を指す一般的な呼称も生まれなかった。

アニラジが安定して放送されるようになったのは第二次アニメブームが沈着した1980年代中頃。地方局を中心にローカル番組でアニメを扱う番組が放送され、そこから現在のアニラジが確立していく。この時期に開始した代表的な番組として、東海ラジオの当時ラジオたんぱにて学生DJとして『ヤロメロジュニア出発進行!』で人気を博した小森まなみと『週刊ラジオアニメック』にてレポーターを務めたミンキー・ヤスによる『mamiのRADIかるコミュニケーション』、MBCラジオ采野吉洋アナウンサーによる『アニメでGo!Go!』、FM山口水谷寛アナウンサーによる『ウキウキ放送局』、ラジオ関西岩崎和夫アナウンサーによる『アニメ玉手箱』など。これらはアニメを趣味とする声優ではない男性パーソナリティ(特に、主に地方局など編成に自由度がある局のアナウンサーが多い)が出演している、20年以上続く長寿番組になっていることが共通している。

この他、『アニメトピア』でDJデビューした冨永みーなKBS京都はいぱぁナイト』月曜日や文化放送『走れ!歌謡曲』土曜日など一般向け深夜ワイド番組で人気を博したことも特筆される。

1990年代 第三次声優ブーム

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1990年代に入ると第三次声優ブームが始まり、林原めぐみ國府田マリ子椎名へきるアイドル声優を前面に押し出した番組が増える。これらは従来からアニラジを放送していた局に加え、椎名へきるによるJFN系G1 Grouper』をはじめとする一連の番組、多くの声優が起用されたMBSラジオオレたちやってま〜すシリーズ』など、FM局といったこれまでアニラジに積極的でなかった局でも放送された。

また1991年には、文化放送が「A&Gゾーン」の原点となった『ノン子とのび太のアニメスクランブル』を開始したのを皮切りにアニラジに再進出をかけ、テレビアニメからの続編『魔神英雄伝ワタル3』が、1993年には、ゲーム原作の『ツインビーPARADISE』が放送開始し、漫画やアニメーション、ゲームなどを原作としたメディアミックス展開の一つとして認知されはじめ、新ジャンルのラジオドラマ・ラジメーションが普及し始める。

このブームにより1995年に創刊された声優総合雑誌『声優グランプリ』の姉妹誌、『アニラジグランプリ』によってアニラジの呼称は定着したとされる[3]

2000年代 地上波ラジオから他メディアへ

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2000年代からは、BSデジタルラジオやインターネット上など他のメディアでアニラジ番組が放送もしくは配信されることが多くなる。

デジタルラジオへの移行の試み

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2000年から放送が開始されたBSフジBSデジタル音声放送BSQR489」では夜20時以降の放送枠全てをアニラジに充て、地上波とのサイマル生放送や局独自の生放送番組が放送された。しかし、「BSQR489」をはじめとするBSラジオ放送は、BSデジタル放送がテレビ放送を中心に普及を図っていくことが決まった事から2006年に放送終了した。

デジタルラジオ推進協会により2003年から試験放送されていた東京地区9301chUNIQue the RADIO内のアニラジ番組を独立させるといった形で、2007年に9302chで超!A&G+の放送が開始した(同時にインターネット配信も実施)。

インターネットラジオへの移行の試み

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超!A&G+やラジオ関西「アニたまどっとコム」の公式ページでの番組配信といったラジオ局(放送事業者)を配信元とするのネット配信に加え、『ツインビーPARADISE』など1990年代のアニラジ人気の中核を担う多くの番組を提供したコナミが開設した日本最初のアニラジ専門局となるdb-FM、レコード会社・ランティスによるランティスウェブラジオブシロードによるHiBiKi Radio StationアニメイトTVといったアニメ系グッズショップによるもの、加えて元はフリーランスのディレクターであるやまけんが設立した音泉など、多くのアニラジオンデマンド専門インターネットラジオ放送局が開かれた。『美佳子@ぱよぱよ』は2001年4月19日からインターネット配信を開始し、長寿番組となっている。

BSQR、BBQRから始まる、超A&G+による簡易動画配信や、従来はラジオ(放送事業者)で放送されることが多かった声優出演によるアニメ宣伝番組は、ニコニコ生放送AT-Xなどによる映像付き配信形態へ移行した。文化放送によるAG-ONや先述の『オレたちやってまーす』の流れを汲む『おしゃべりやってまーす』を配信するK'z Stationなどの有料コンテンツの配信なども開始した。

2010年代 インターネットラジオ時代

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スマートフォンの普及により、モバイル回線など無線アクセスを介してどこでも聴取出来る環境が構築されていく。インターネットラジオへの移行が進み、地上波での放送はネットコンテンツとしての配信に切り替わる、もしくは放送が打ち切られる形で減少傾向にあり、2009年の秋季改編にて『mamiのRADIかるコミュニケーション』などが終了、地上波デジタルラジオ実用化試験の終了に伴い、2011年4月から超!A&G+のインターネット配信専業への切り替え、2016年秋に『林原めぐみのTokyo Boogie Night』と『堀江由衣の天使のたまご』のネット局が大幅に縮小、2019年春に『上坂すみれの♡(はーと)をつければかわいかろう』が文化放送以外のネット局での放送打ち切りなど、特に東京圏以外で放送局から発信されるアニラジ番組は減少の一途を辿っている。

また2011年に地上アナログテレビ放送が停波した後、VHF-Hiバンドの空き領域を利用して行われていた携帯電話・スマートフォン向け放送(マルチメディア放送)であるNOTTVや同じくVHF-Lowバンドでの放送であるi-dioでの放送も試みられたが、NOTTVは2016年6月末にサービス終了、i-dio2020年3月末にサービスを終了した。

放送形態で存続した例として有線放送にアニラジ専門のチャンネルが存在し、業界最大手のUSENがアニメ・声優専門のC26「a-FANFAM」[4]をはじめ、そこから分離した男性声優専門のC-59「BUSHI.ST」、24時間アニメソングをかけ続けるC-54「アニソン」などを配信している。上述のi-dioでも24時間アニメソング専門チャンネル「アニソンHOLIC」が2017年11月からサービス終了の2020年3月末まで放送されていた。

2015年、音泉、HiBiKi Radio Station、文化放送、アニメイトTV(第2回よりラジオ大阪も加わる)がアニラジアワード実行委員会を結成し、アニラジを部門別に表彰する「アニラジアワード」が設立された。

番組形態

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これらは主に地上波による放送のものであり、放送番組以外にも、ネットラジオ進出により多く番組が配信できるようになったことに伴うジャンルの細分化や、映像配信によりテレビのバラエティ番組に近い放送番組になるなど多くの番組形態が生まれている。

放送局

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東京関西東海の主要放送局は何らかの形でアニラジ番組を放送している。特に文化放送・ラジオ大阪・ラジオ関西・東海ラジオが長年アニラジに力を入れている放送局として挙げられ、東海ラジオを除く3局は各アニメ番組をブロック編成またはブランド化を行っている。ただし、ラテ欄ではゾーン名が出されることはない。

その他の主要AM局の動向
東名阪地区以外でアニラジを比較的多く放送しているAM局
など。
全く放送していないAM局(2019年4月現在)

大都市圏での放送が活発になる一方で、それ以外の主要都市圏ではアニラジの放送本数が決して多いとは言えないのが現状である。地方の番組は主にキングレコード提供、以前は綜合放送など外部制作会社番組の番販によるもの、ナイターオフ向け番組(『ラジオアミューズメントパーク』・『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』)、アナウンサー等による30分の自社制作番組が主である。また近年はラジオ日本制作の番組を遅れネットするケースもある(『i☆Ris 芹澤優のせりざわーるど with you』)。

こういった地方局での放送が少ない事情、番組の性質上、夜間、特に深夜などに番組が放送される場合が多く、AM放送の電波特性上、夜間には放送エリア外での受信が可能なことから遠距離受信が一つの文化となっており、そういったリスナー向けのコーナー(『林原めぐみのHeartful Station』など)や、更にそういったリスナー向けのイベントの実施など、番組があらゆる意味で広がりをみせることが多かった。だが、インターネット、およびネットラジオが普及して以降は時に海外からの便りが来て話題に上るといったことはあるが、ネット環境さえあれば聴取が可能であることからそういった文化は廃れつつある。また、有料ながらも全国で各地のラジオ放送局(一部除く)を聴取できるradikoプレミアムサービスの開始とその普及に伴い、地域的な障壁は取り除かれている。

AM以外の地上波ラジオについて、ラジオたんぱ(現:ラジオNIKKEI)では2000年12月頃からBSデジタル放送「BSラジオNIKKEI」放送開始に伴い、「デジタルボイスステーション」(DVS)という名称を使用していたなどかつてはアニラジ放送に積極的であったが、現在は毎週水曜放送の『Anime & Seiyu Music Night』と、不定期で檜川彰人アナウンサーによる『アニソンポッド』が放送されているのみである。

FMではTOKYO FM、NACK5FM FUJIなどが放送しているほか、JAPAN FM LEAGUE(JFL)では2022年現在、全ての加盟局でアニラジ番組が週1回以上放送されている。JFNでも先述の椎名へきるによる番組や『トラブルチョコレート』など放送していたがそれらも一時期は途切れ、のちに、アニラジ色はかなり弱いが『坂本真綾 from everywhere.』、『椎名へきる みたいラジオ』があったが全て終了。MegaNetおよび一部の独立FM放送局などでも単発的に放送されるに留まっている。FM放送が音楽中心の番組構成であり、アニメなどを扱う番組には積極的になれなかったことが要因である。bayfmではかねてから山寺宏一(バズーカ山寺)坂本真綾森久保祥太郎大原さやかがDJを務める番組が存在するが、こちらはアニラジとしてのカラーは持たされていない。その他、JFNの地方ローカル局で1、2番組オリジナルでアニラジ番組が製作している局がある。

一方、コミュニティFMでは、性質上プログラムがAMに近いトーク主体であったり、局の規模の都合コミュニティ局同士の番組ネットや有線放送の再送信が多いなどから、『アニメ関門文化学園』(COME ON! FM制作)といったコミュニティFM局制作有線経由のコミュニティFMネット番組や局独自のアニソンを中心としたプログラムが放送されている。

収録はアニメ業界が東京一極集中であるため、東京都区内あるいは近郊のスタジオであることが多く、地方局の現地にて制作される番組は局のアナウンサーによる番組、公開録音時などに限られる。

インターネット配信

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先述の通り、パソコンスマートフォン及びネット環境の普及に伴いインターネットラジオとして配信されている番組が増え、各社ともインターネット配信に軸足を移している。

制作側にとっては、放送枠買取の多額の資金を提供できるスポンサーの獲得や聴取に有利な放送時間枠の獲得にとらわれず、番組制作費とサーバ管理費だけと比較的低コストで番組配信が出来て、聴取者からの課金による有料配信で番組制作費の捻出をすることも可能である。全国のみならず全世界に向けて、決められた放送の「尺」にとらわれない融通の利く収録・配信ができ、厳密な数の聴取者数が分かるほか、使用OSIPアドレス・接続時間帯などから推定できる情報により聴取層を把握、マーケティングリサーチすることで番組制作に生かせることなどのメリットがある。また、音声に加えて映像も同じ枠組みで配信可能なため、地上波アナログラジオでは不可能な映像や静止画を付加して配信している例も少なくない。聴取者にとっても放送格差に関係なく、電波状況に左右されないクリアな音質で聴取出来るメリットもある。

オンデマンド方式の場合、聴取者にとっては、決められた放送時間にとらわれず、自分の都合で番組が聴取できる。ポッドキャスティングなどでは音声データの携帯音楽プレイヤーへの取り込みなどが地上波ラジオ番組を録音した場合に比べて容易になる。

インターネットラジオ専用で制作されている番組に加え、地上波ラジオ局で放送された番組をインターネット上でも配信することも多い。その場合は、インターネットラジオでは時間の制約が緩いため、地上波でカットされた部分を追加出来る一方で、番組のスポンサーでは無いCM著作権の都合上一部楽曲はカットされることがある。生放送番組の場合は、ストリーミング配信が可能なサイトとの同時配信(上記のとおり、収録現場の映像を一緒に流している場合もある)もある。また過去にはそれとは逆に1314 V-STATIONではネット配信した後、地上波放送すると言う番組も存在した。同じ媒体宣伝で、パーソナリティを変えて、地上波ラジオ局向けの番組とインターネットラジオ番組を別に制作する場合もある(『THE IDOLM@STER』の宣伝番組など)。

デメリットとしては、地上波ラジオ番組に比べて、元からファンではないリスナー向けの宣伝効果では劣る点がある。従来のラジオ放送での主な収入であったスポンサー収入が得にくい面もあるため、番組の内容をデータ化し新録の番組と共にCD化して販売したり、スピンアウト企画のソフト類を発売したり、番組イベントの入場料およびグッズ販売を大きな収益源とする番組(制作会社)も多い。

また、アクセスが集中した場合はサーバーや回線が混雑して聴取が困難となる。

主な配信サイト

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現在[いつ?]

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これらのサイトで配信されている番組に関しては各項目を参照。一部地上波番組を並行もしくは遅れて配信するサイトもある。

この他、YouTubeニコニコ動画といった一般サイトでも配信が行われている。

過去

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主な番組

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  • いずれの情報も2024年4月時点。
  • 他局へのネット番組も含む(●印の番組。ただし、動画配信サービスYouTubeニコニコ動画など)へのみ行っている番組は省略)。
  • 一般的にアニラジ、アニメでも活躍する声優がDJを務める番組についても記す。

現在

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終了

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脚注

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注釈

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  1. ^ AuDeeにてオフトークが配信されている。
  2. ^ ネット局はTOKYO FMのみ。
  3. ^ 当初は『ファンタジーワールド』内の番組であり、『ファンタジーワールド』終了後は独立の番組として放送。
  4. ^ 地上波放送終了後はインターネットラジオ『おしゃべりやってまーす』に移行。
  5. ^ 水曜日は「ティルドーンアニメ」として、各種アニメソングを特集していた。
  6. ^ 月曜は再放送、水曜は本放送として放送している。
  7. ^ 地方局の独自制作アニラジとしては異例の長寿番組であった。
  8. ^ 放送終了後も番組のコンセプトの「リスナーは、はぴあに村の住人である事は変わらない」として、番組公式Twitterは非公開アカウントとして残存している。
  9. ^ 2021年3月までの間、鈴村健一がメインパーソナリティを務めた。鈴村が降板した2021年4月以降も番組は継続。
  10. ^ 声優・アニソン歌手のゲスト出演や内包番組が行われた。
  11. ^ 「声優アーツ」コーナー。後に『パワーボイスA』に移行。
  12. ^ 前半の「A-Channel」でアニメソングを取り扱った。
  13. ^ アニメをテーマにした企画「アニファン」を放送。
  14. ^ 声優がゲストに来ることが稀にあった。
  15. ^ 22時台の内容はほぼアニソンで、『アニメでGo!Go!』の復活版(内容は一つのアニメ作品のアニソンを連続で流すだけだった)もあった。
  16. ^ コーナーのうち、「お父さんのアニメソング」が該当する。『アニメでGo!Go!』から派生したもの。

出典

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  1. ^ a b ラジオでアニメ 二十数年こだわる文化放送の狙い「A&G」 デイリースポーツ 2018年5月15日、同6月1日閲覧。
  2. ^ 『日本懐かしラジオ大全』タツミムック、2021年11月5日、33頁。 
  3. ^ おたっきぃ佐々木氏の語るアニラジ黎明期”. Togetter. 2013年9月17日閲覧。
  4. ^ a-FAN FAN/100%金月真美”. USEN. 2013年9月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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