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{{混同|道の駅大歩危}}
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|駅名 = 大歩危駅{{Refnest|group="*"|[[1950年]]に阿波赤野駅から改称<ref name="kanpo1950">[{{NDLDC|2963637/3}} 「日本国有鉄道公示第194号」『官報』1950年8月30日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。}}
|駅名 = 大歩危駅*
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|画像説明 = 駅舎(2011年9月)
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|よみがな = おおぼけ
|ローマ字 = Ōboke
|ローマ字 = Ōboke
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|前の駅 = D26 [[小歩危駅|小歩危]]
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|駅間A = 5.7
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|電報略号 = オケ<br/>アカ(阿波赤野駅時代)
|電報略号 = オケ<br/>アカ(阿波赤野駅時代)
|駅番号 = {{駅番号c|#e25885|D27}}
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|キロ程 = 65.5km([[多度津駅|多度津]]起点)<br/>[[岡山駅|岡山]]から118.2km<br/>[[高松駅 (香川県)|高松]]から98.2
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|所在地 = [[徳島県]][[三好市]][[西祖谷山村徳善西]]6
|座標 = {{Coord|33|52|35.34|N|133|46|2.27|E|region:JP_type:railwaystation|display=inline,title}}
| 緯度度 = 33|緯度分 = 52|緯度秒 = 35.34
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|駅構造 = [[地上駅]]
|ホーム = 2面3線
|ホーム = 2面3線
|開業年月日 = [[1935年]]([[昭和]]10年)[[11月28日]]
|開業年月日 = [[1935年]]([[昭和]]10年)[[11月28日]]<ref name="停車場">{{Cite book|和書|author=石野哲(編)|title=停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ|publisher=[[JTB]]|date=1998-10-01|edition=初版|isbn=978-4-533-02980-6|page=665}}</ref>
|廃止年月日 =
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|乗車人員 = 71<ref name="2019toukei">{{Cite web|和書|url = https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/615589.pdf|title = 徳島県統計書 令和元年 運輸・通信|publisher = 徳島県政策創造部統計データ課|date = |accessdate = 2022-01-30|format = PDF|page = 166}}</ref>
|乗車人員 = 83
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|統計年度 = 2019
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|備考 = [[無人駅]](自動券売機 有)<br/>* [[1950年]]に阿波赤野駅から改称。
|備考 = [[無人駅]]{{R|読売2010-0622}}(自動券売機 有)
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}}
}}
'''大歩危駅'''(おおぼけえき)は、[[徳島県]][[三好市]][[西祖谷山村徳善西]]る、[[四国旅客鉄道]](JR四国)[[土讃線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[駅ナンバリング|駅番号]]は'''D27'''。
[[ファイル:ObokeStation.JPG|thumb|230px|駅構内(2006年10月8日)]]
[[ファイル:ObokeAndKobokeValleys.JPG|thumb|230px|すぐ近くに景勝地である大歩危渓谷がある(2006年10月8日)]]

'''大歩危駅'''(おおぼけえき)は、[[徳島県]][[三好市]]西祖谷山村徳善西に所在する、[[四国旅客鉄道]](JR四国)[[土讃線]]の[[鉄道駅|駅]]。[[駅ナンバリング|駅番号]]は'''D27'''。


== 概要 ==
== 概要 ==
土讃線における徳島県内最後の駅となっている。下り方の次駅・[[土佐岩原駅|土佐岩原]]との間で徳島・[[高知県|高知]]県境を越えると共に、全長4,179mの大歩危トンネルが存在する。同トンネルは、1986年3月の[[予讃線]]短絡ルート開通に伴い犬寄トンネル(6,012m)が使用開始となるまで、四国島内のJR線における最長のトンネルとなっていた<ref>{{Cite web |author=デアゴスティーニ編集部 |date=2013-08-13 |url=http://hobbycom.jp/workshop/library/tetsudokiko/8.html |title=【第8回】土讃線(後編)阿波池田〜土佐山田 |work=ホビコム『鉄道名情景紀行』 |publisher=[[デアゴスティーニ・ジャパン|デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)]] |accessdate=2014-08-09 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20140725223427/http://hobbycom.jp/workshop/library/tetsudokiko/8.html | archivedate = 2014-07-25}}</ref>。
土讃線における徳島県内最後の駅となっている。下り方の次駅・[[土佐岩原駅|土佐岩原]]との間で徳島・[[高知県|高知]]県境を越えると共に、全長4,179mの大歩危トンネルが存在する。同トンネルは、1986年3月の[[予讃線]]短絡ルート開通に伴い犬寄トンネル(6,012m)が使用開始となるまで、四国島内のJR線における最長のトンネルとなっていた<ref>{{Cite web|和書|author=デアゴスティーニ編集部 |date=2013-08-13 |url=http://hobbycom.jp/workshop/library/tetsudokiko/8.html |title=【第8回】土讃線(後編)阿波池田〜土佐山田 |work=ホビコム『鉄道名情景紀行』 |publisher=[[デアゴスティーニ・ジャパン|デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)]] |accessdate=2014-08-09 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20140725223427/http://hobbycom.jp/workshop/library/tetsudokiko/8.html | archivedate = 2014-07-25}}</ref>。


構内には[[大歩危]]の渓谷を眺めることの出来る[[遊歩道]]がある。その名称から上り方の次駅・[[小歩危駅|小歩危]]とに「オオボケ・コボケ」と呼び親しまれており、メディアでも時折ネタとして紹介されることがある。また、作家の[[阿川弘之]]も大ぼけ小ぼけというタイトルの書籍を刊行している。
構内には[[大歩危]]の渓谷を眺めることのできる[[遊歩道]]がある。その名称から上り方の次駅・[[小歩危駅|小歩危]]とともに「オオボケ・コボケ」と呼び親しまれており、メディアでも時折ネタとして紹介されることがある。また、作家の[[阿川弘之]]も大ぼけ小ぼけというタイトルの書籍を刊行している。


すべての[[特別急行列車|特急列車]]が停車する<ref name="obokejikoku">[https://www2.jr-shikoku.co.jp/renraku-bus/bus-sta-map/ooboke.html おでかけに便利な鉄道・バス情報 大歩危駅] - 四国旅客鉄道</ref>。また[[阿波池田駅]]方面から当駅で折り返す列車も、夕方以降を中心に設定されている。土曜・日曜・祝日を中心に運行されている観光特急列車「[[四国まんなか千年ものがたり]]」も当駅で折り返す<ref name="sankei20170222">{{Cite news|url = https://www.sankei.com/article/20170222-5LJPMHJ37ZIODITPLEDBLJGTJE/|title = 【鉄道ファン必見】JR北海道の二の舞はごめん…夢の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を投入、浮沈かけるJR四国の思惑|newspaper = 産経ニュース|date = 2017-02-22|accessdate = 2022-01-30}}</ref><ref name="voguejapan">{{Cite web|和書|url = https://www.vogue.co.jp/lifestyle/travel/2017-07-26|title = 絶景とこだわりグルメに酔いしれる、四国の鉄道旅。|website = [[ヴォーグ (雑誌)|VOGUE JAPAN]]|date = 2017-07-26|accessdate = 2022-01-30}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url = https://www.ohk.co.jp/data/4861/pages/|title = JR四国観光列車「四国まんなか千年ものがたり」乗客5万人達成【香川】|publisher = 岡山放送|archiveurl = https://web.archive.org/web/20210227002433/https://www.ohk.co.jp/data/4861/pages/|date = 2020-09-21|archivedate = 2021-02-27|accessdate = 2022-01-30}}</ref><ref>{{Cite news|url = https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC021YP0S1A101C2000000/|title = JR四国、観光列車でイチゴのスイーツ|newspaper = 日本経済新聞|date = 2021-11-02|accessdate = 2022-01-30}}</ref>。
全[[特別急行列車|特急列車]]が停車する。また[[阿波池田駅]]方面から当駅で折り返す列車も、夕方以降を中心に設定されている。


三好市や民間宿泊業者のPR効果もあり、外国人観光客の利用が増加して<ref name=tokushima>{{Cite web|url=http://www.topics.or.jp/localNews/news/2015/03/2015_14260337305919.html|title=大歩危駅に観光案内所設置 三好市、職員も雇用し観光客に対応|date=2015-03-11|accessdate=2015-03-25|publisher=[[徳島新聞]]}}(徳島新聞2015年3月11日付21面「地域 ワイドとくしま」にも同記事が掲載されている)</ref>。
駅無人化を機に地元住民により結成された「JR大歩危駅活性化協議会」が活動しており、清掃、植樹、駅事務室の改装、観光列車の出迎えなどを行っている<ref name=asahi1>{{Cite news|url = https://www.asahi.com/articles/ASLDN6VV3LDNPUTB01G.html|title = 徳島)大歩危駅活性化協議会にグランプリ|newspaper = [[朝日新聞デジタル]]|archiveurl = https://web.archive.org/web/20190215221127/https://www.asahi.com/articles/ASLDN6VV3LDNPUTB01G.html|date = 2018-12-22|archivedate = 2019-02-15|accessdate = 2022-01-30}}</ref>。三好市や民間宿泊業者のPR効果もあり、[[新型コロナウイルス感染症 (2019)|新型コロナウイルス]]蔓延による入国制限のあった時期を除いて[[祖谷のかずら橋]]などを目指す外国人観光客の利用も多い<ref name=tokushima>{{Cite web|和書|url = http://www.topics.or.jp/localNews/news/2015/03/2015_14260337305919.html|title = 大歩危駅に観光案内所設置 三好市、職員も雇用し観光客に対応|publisher = 徳島新聞|url-status=dead|url-status-date=2022-01|archiveurl = https://web.archive.org/web/20160306210226/http://www.topics.or.jp/localNews/news/2015/03/2015_14260337305919.html|date = 2015-03-11|archivedate = 2016-03-06|accessdate = 2022-01-30}}</ref>。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
* [[1935年]]([[昭和]]10年)[[11月28日]]:'''阿波赤野駅'''(あわあかのえき)として開業。
* [[1935年]]([[昭和]]10年)[[11月28日]]:'''阿波赤野駅'''(あわあかのえき)として開業{{R|停車場}}
* [[1950年]](昭和25年)[[10月1日]]:'''大歩危駅'''に改称。(西宇 → 小歩危と同日)
* [[1950年]](昭和25年)[[10月1日]]:駅名を'''大歩危駅'''に改称<ref name=":0">{{Cite journal|author=|editor-last=[[大蔵省]][[国立印刷局|印刷局]]|year=|date=1950‐08-30|title=日本国有鉄道公示 第194号|url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2963637/3|journal=[[官報]]|volume=|issue=7091|page=|publisher=国立国会図書館デジタルコレクション}}</ref>。(西宇 → 小歩危と同日)
* [[1987年]](昭和62)[[4月1日]][[国鉄分割民営化]]によ、四国旅客鉄道の駅となる
* [[1970年]](昭和45)10月1日:小口扱貨物の取扱いを廃止{{R|停車場}}
* [[2008年]]([[平成]]20年)[[315日]]:ダイヤ改正によって、すべて特急列車が停車するようになる
* [[1984年]](昭和59年)[[21日]]:[[チッキ|荷物]]取り扱いを廃止{{R|停車場}}
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]により、四国旅客鉄道の駅となる{{R|停車場}}。
* [[2010年]](平成22年)[[10月1日]]:無人化<ref>{{Cite web | url=http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/10-06-21/02.htm | title=JR四国 駅業務体制の見直しについて | date=2010-06-21 | accessdate=2010-06-22 | archiveurl = https://web.archive.org/web/20120403060353/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/10-06-21/02.htm | archivedate = 2012-04-03 | publisher = [[四国旅客鉄道]]}}</ref>。
* [[1990年]]([[平成]]2年)[[11月21日]]:土日祝日の駅員配置を取り止め<ref>{{Cite news |title=JR四国、21駅を無人化、21日から土・日・祝日に限り |newspaper=[[日本経済新聞]] |date=1990-11-08 |edition=地方経済面/四国 |publisher=[[日本経済新聞社]] |page=12 }}</ref>。
* [[2011年]](平成23年)7月9日:柴犬の虎太郎が助役に就任。
* [[1993年]](平成5年)[[1月22日]]:大歩危橋から当駅までの車道を3mから6.5mに拡幅し、駅前にバスとタクシーの乗降場を設置<ref>{{Cite news |title=秘境の玄関口改修工事完成 JR大歩危駅 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=1993-01-23 |page=2 }}</ref>。
* [[2013年]](平成25年)11月:無人化で使用されなくなった旧事務室(約35平方メートル)を改装して観光案内所を設置。株式会社大歩危妖怪村が運営<ref name=tokushima/>。
* [[2014年]](平成26)12月:観光案内所をJR大歩危駅活性化協議会運営<ref name=tokushima/>
* [[2008年]](平成20)[[315日]]ダイヤ改正によって、すべての特急列車停車するようになる
* [[2010年]](平成22年)10月1日:無人化<ref name="読売2010-0622">{{Cite news |和書 |title=JR四国 29駅を無人化 経費削減、県内は造田など6駅=香川 |newspaper=[[読売新聞]] |date=2010-06-22 |edition=朝刊 |publisher=[[読売新聞大阪本社]] |page=33 }}</ref><ref>{{Cite web|和書|url = http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/10-06-21/02.htm|title = 駅業務体制の見直しについて|publisher = 四国旅客鉄道|url-status=dead|url-status-date=2022-01|archiveurl = https://web.archive.org/web/20120403060353/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/10-06-21/02.htm|date = 2010-06-21|archivedate = 2012-04-03|accessdate = 2022-01-30}}</ref>。
* [[2015年]](平成27年)4月:観光案内所を三好市観光協会が運営予定<ref name=tokushima/>。
* [[2011年]](平成23年)
** [[4月]]:[[こなきじじい]]が駅長に就任<ref name="asahi">{{Cite news|url = https://www.asahi.com/travel/aviation/OSK201107090141.html?ref=reca|title = 犬の助役さん就任、児啼爺駅長とコンビに 徳島|newspaper = 朝日新聞デジタル|date = 2011-07-10|accessdate = 2017-07-16}}</ref>。
** [[7月9日]]:柴犬の虎太郎が助役に就任<ref name="asahi" />
* [[2013年]](平成25年)[[11]]:無人化で使用されなくなった旧事務室(約35平方メートル)を改装して観光案内所を設置。株式会社大歩危妖怪村が運営<ref name=tokushima/>。
* [[2014年]](平成26年)[[12月]]:観光案内所をJR大歩危駅活性化協議会が運営<ref name=tokushima/>。
* [[2015年]](平成27年)4月:観光案内所を三好市観光協会が運営<ref name=tokushima/>。
* [[2018年]](平成30年)
** [[7月14日]]:当駅での[[公衆無線LAN]]([[Wi-Fi]])のサービスを開始<ref>{{Cite web|和書|url = https://news.mynavi.jp/article/20180627-656373/|title = JR四国が無料Wi-Fiサービス - 8000系・8600系も8月から順次導入へ|website = [[マイナビニュース]]|date = 2018-06-27|accessdate = 2022-01-30}}</ref>。
** 12月:JR大歩危駅活性化協議会が国土交通省の[[手づくり郷土賞]](てづくりふるさとしょう)」の一般部門グランプリを受賞<ref name="asahi1"/><ref>[https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/list/pref/list_36tokushima.html 手づくり郷土賞・徳島県]</ref>。


== 駅構造 ==
== 駅構造 ==
[[プラットホーム#形状と配置|単式ホーム]]1面1線と[[プラットホーム#形状と配置|島式ホーム]]1面2線、合計2面3線の[[プラットホーム|ホーム]]を有する[[地上駅]]。駅舎とホームは[[踏切#構内踏切|構内踏切]]で連絡している。島式ホームが1・2番線で、その奥の単式ホームが3番線である。さらに単式ホームの奥は遊歩道に繋がっている。駅内にはトイレはないが、駅舎の横に2010年に改築されたトイレが設置されている。
[[プラットホーム|単式ホーム]]1面1線と[[プラットホーム|島式ホーム]]1面2線、合計2面3線の[[プラットホーム|ホーム]]と[[木造駅舎]]を有する[[地上駅]]。駅舎とホームは[[踏切#構内踏切|構内踏切]]で連絡しているため、1番線に列車が入線するとその前後(特に阿波池田方面行きでは出発後まで)は横断できない。島式ホームが1・2番線で、その奥の単式ホームが3番線である。さらに単式ホームの奥は遊歩道に繋がっている。駅内には[[コインロッカー]]があるが、いずれも大型荷物用のため使用料は1回500円である。トイレは駅構内にはないが、駅舎の横に設置されている。


かつては平日午前中のみ駅員が配置されていたが、[[2010年]][[10月1日]]に完全な[[無人駅]]となった。駅舎内には[[自動券売機]]が設置されており、近距離の乗車券と自由席特急券を発売している。なお、駅の管理は[[阿波池田駅]]が行っている。
かつては平日午前中のみ駅員が配置されていたが、[[2010年]][[10月1日]]に完全な[[無人駅]]となった。ただし土休日や長期休暇中などの多客期には、駅員が派遣されることもある。駅舎内には観光案内所と[[自動券売機]]が設置されており、券売機では近距離および[[岡山駅]]までの乗車券と自由席特急券を発売している。なお、駅の管理は[[阿波池田駅]]が行っている。


観光案内所は駅事務室だったスペースを改装して設けられており、休憩室も兼ねている。駅舎に入ってすぐに観光案内所の出入口がある。
観光案内所は駅事務室を改装したものなので、構造上駅の外からは直接入れず、一旦改札口を抜けて駅構内から入るようになっている。この観光案内所と改札口との間には『ど根性もみじ』と書かれた[[カエデ]]が生えている。また、地元生まれの妖怪[[こなきじじい]]が駅長に就任し、観光案内所入口横に木彫りのこなきじじい像が置かれている<ref>[http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d/603588837002.html 第35回サントリー地域文化賞を受賞した徳島県三好市「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」]サントリーチャンネル、2013年09月26日</ref>。

2011年4月に地元生まれの妖怪[[こなきじじい]]が駅長に就任し、観光案内所入口横に[[木彫り]]のこなきじじい像が置かれているほか<ref>{{Cite web|和書|url = https://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d/5226222497001.html?idconverted|title = 第35回サントリー地域文化賞を受賞した徳島県三好市「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」|publisher = サントリーホールディングス|date = 2013-09-26|accessdate = 2022-01-30}}</ref>、同年7月には柴犬の虎太朗が助役に就任し、2013年11月の退任まで毎週日曜日に乗客の出迎えを行っていた<ref>{{Cite news|url = http://www.asahi.com/travel/hitoekigatari/TKY201109190157.html|title = ひとえきがたり 妖怪駅長と犬助役が歓迎 大歩危駅(徳島県、JR土讃線)|newspaper = 朝日新聞デジタル|archiveurl = https://web.archive.org/web/20181128164555/http://www.asahi.com/travel/hitoekigatari/TKY201109190157.html|date = 2011-09-20|archivedate = 2018-11-28|accessdate = 2022-01-30}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://ikedacable.co.jp/hesokkonews/2013/11/16/jr大歩危駅助役「虎太朗」退任式/ |title=JR大歩危駅助役「虎太朗」退任式 |date=2013-11-13 |accessdate=2017-07-16 |publisher=[[池田ケーブルネットワーク]]}}{{リンク切れ|date=2022年1月}}</ref>。


=== のりば ===
=== のりば ===
{| class="wikitable"
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" frame="hsides" rules="rows"
!のりば<!-- 事業者側による呼称。JR四国は「○番のりば」と呼称 --->!!路線!!方向!!行先
|-
|-
!rowspan=2|1・2・3
!rowspan=2|1・2・3
|rowspan=2|{{Color|#e25885|■}}土讃線
|rowspan=2|{{Color|#e25885|■}}土讃線
| style="text-align:center" | 下り
|(上り)
|[[阿波池田駅|阿波池]]・[[琴平駅|琴平]]・[[高 (香川県)|高]]・[[岡山駅|岡山]]方面
|[[土佐山田駅|土佐山田]]・[[高駅|高]]・[[中村駅|中村]]方面
|-
|-
| style="text-align:center" | 上り
|(下り)
|[[土佐山田駅|土佐山]]・[[後免駅|後免]]・[[高駅|高]]・[[中村駅|中村]]・[[宿毛駅|宿毛]]方面
|[[阿波池田駅|阿波池田]]・[[高 (香川県)|高]]・[[岡山駅|岡山]]方面
|}
|}

; 付記事項
* 3番のりばに特急列車が入らないことを除いて、停車ホームは一定していない。特急列車は原則1番のりばだが、午前中の一部が2番のりばから発着する。普通列車は原則2番のりばだが、一部が1番ないし3番のりばから発着する。
* 観光列車「[[四国まんなか千年ものがたり]]」は2番のりばから発着する。
<gallery widths="180" style="font-size:90%;">
Oboke Station Overlook 20110906.jpg|駅全景(2011年9月)
JRS ōboke sta enclosure.jpg|構内踏切(2008年8月)
Shikoku mannaka sennenmonogatari 外観(手前3号車).jpg|「四国まんなか千年ものがたり」が2番のりばに停車中(2017年3月)
</gallery>


== 利用状況 ==
== 利用状況 ==
94行目: 113行目:
* 89人(2009年度)
* 89人(2009年度)
* 83人(2010年度)
* 83人(2010年度)
* 77人(2011年度)
なお、2014年の利用者は約3万人で、そのうち約1割が外国人であった<ref name=tokushima/>。
* 71人(2012年度)
* 73人(2013年度)
* 73人(2014年度)
なお、2019年度の乗車人員は71人となっている<ref name="2019toukei"/>。


== 駅周辺 ==
== 駅周辺 ==
[[ファイル:ObokeAndKobokeValleys.JPG|thumb|吉野川の大歩危]]
[[吉野川]]の渓谷が美しい大歩危・[[小歩危]]の南端にあり、[[平家]][[落人]]の里や[[かずら橋]]のある(秘境)[[祖谷渓]]への入口でもある。駅前からかずら橋行きのバスが一日に数本でている。
当駅周辺は[[吉野川 (代表的なトピック)|吉野川]]の渓谷美で知られる大歩危・[[小歩危]]があり<ref>{{Cite web|和書|url = https://news.ksb.co.jp/article/13846341|title = 観光列車「千年ものがたり」サービス向上へ 専属乗務員がJR九州から接客術を学ぶ JR四国|website = [[KSBニュース]]|date = 2019-06-27|accessdate = 2022-01-30}}</ref>、[[平家]][[落人]]の里や[[かずら橋]]のある(秘境)[[祖谷渓]]への入口でもある<ref name="sankei20170222"/><ref name="voguejapan"/>。駅前からかずら橋行きのバスが1日に数本でている。
* [[道の駅大歩危]] - 鉱物の博物館「ラピス大歩危」(徒歩約10分)
<!-- 特筆性のない施設と解説および所在地の住所は記載しないこと(※チェーン店や個人商店も含む)。 -->
* [[道の駅大歩危]] - 鉱物の博物館「ラピス大歩危」
* [[藤の里公園]]
* [[国道32号]]
* [[国道32号]]
* [[徳島県道45号西祖谷山山城線]]
* [[徳島県道45号西祖谷山山城線]]
* [[徳島県道163号大歩危停車場線]]
* [[徳島県道163号大歩危停車場線]]
* 大歩危[[郵便局]]
* 歩危マート
* 大歩危峡観光遊覧船(徒歩約20分)
* 大歩危峡観光遊覧船(徒歩約20分)
* [[祖谷温泉]](バス乗り継ぎ約40分)
* いやしの温泉郷(バス乗り継ぎ約75分)
** [[奥祖谷観光周遊モノレール]](いやしの温泉郷敷地内)
* [[徳善屋敷]]


== バス路線 ==
== バス路線 ==
<!--[[プロジェクト:鉄道#バス路線の記述法]]に基づき、経由地については省略して記載しています。-->
※ 四国交通バスは通常1日4往復であるが、4月 - 11月の休日は大歩危峡 - かずら橋間が増便される。
駅舎内の出入口の上部に、(四国交通・三好市営バス共通で)発車時刻を表示するモニターが設置されている。
* [[かずら橋]]・東祖谷京上方面久保ゆき([[四国交通]]バス祖谷線)
* [[阿波池田駅]]ゆき([[四国交通]]バス祖谷線)
* [[四国交通]]
** 祖谷線:祖谷口・久保 / [[阿波池田駅]]・[[阿波池田バスターミナル]]<ref name="obokejikoku"/>
* 一宇経由[[かずら橋]]ゆき(三好市営バス)
: 阿波池田バスターミナル始発のものも当駅を経由するほか、当駅からの接続を前提にした大歩危峡 - かずら橋間の区間便も運行されており、この系統は一部祖谷温泉を経由する。[[日野・ポンチョ|ポンチョ]]を使用。
* [[三好市営バス]]
** かずら橋・大歩危線:[[かずら橋]]・閑定
** 吾橋・有瀬線:落窪
: 日曜・祝日・[[正月三が日]]は運休するほか、夕方の鳴石ゆきは土曜運休。かずら橋ゆきは山間部のカーブが多い旧道を経由するため四国交通より所要時間は長く、40〜60分程度を要する。そのため、急ぐ人や乗り物酔いしやすい人はタクシーを利用するよう時刻表に明記されている。また、朝夕の一部の便はスクールバスも兼ねているため生徒が優先となる。[[トヨタ・ハイエース#5代目 H200系(2004年 - )|ハイエース]]を使用。


== 隣の駅 ==
== 隣の駅 ==
; 四国旅客鉄道
; 四国旅客鉄道(JR四国)
: {{Color|#e25885|■}}土讃線
: {{Color|#e25885|■}}土讃線
:* 特急「[[南風 (列車)|南風]]」「[[しまんと (列車)|しまんと]]」停車駅、「[[四国まんなか千年ものがたり]]」発着駅
:: [[小歩危駅]] (D26) - '''大歩危駅 (D27)''' - [[土佐岩原駅]] (D28)
:: {{Color|#666568|■}}普通
::: [[小歩危駅]] (D26) - '''大歩危駅 (D27)''' - [[土佐岩原駅]] (D28)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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<!--=== 注釈 ===
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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* [[日本の鉄道駅一覧]]
* [[日本の鉄道駅一覧]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/kakueki/oboke/index.html 四国の駅情報 | 大歩危駅] - 四国旅客鉄道
* [https://www.jr-shikoku.co.jp/01_trainbus/kakueki/oboke/ 四国の駅情報 | 大歩危駅] - 四国旅客鉄道
* [https://www.tv-asahi.co.jp/ekimae/backnumber2/0038/ あなたの駅前物語 大歩危駅(徳島県)] - テレビ朝日
* [http://www.yonkoh.co.jp/ 四国交通]


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[[Category:日本国有鉄道の鉄道駅]]
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[[Category:土讃線]]
[[Category:土讃線|おおほけえき]]

2024年7月16日 (火) 13:28時点における最新版

大歩危駅[* 1]
駅舎(2011年9月)
おおぼけ
Ōboke
D26 小歩危 (5.7 km)
(7.2 km) 土佐岩原 D28
地図
所在地 徳島県三好市西祖谷山村徳善西6
北緯33度52分35.34秒 東経133度46分2.27秒 / 北緯33.8764833度 東経133.7672972度 / 33.8764833; 133.7672972座標: 北緯33度52分35.34秒 東経133度46分2.27秒 / 北緯33.8764833度 東経133.7672972度 / 33.8764833; 133.7672972
駅番号 D27
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 土讃線
キロ程 65.5 km(多度津起点)
電報略号 オケ
アカ(阿波赤野駅時代)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
71[2]人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1935年昭和10年)11月28日[3]
備考 無人駅[4](自動券売機 有)
  1. ^ 1950年に阿波赤野駅から改称[1]
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大歩危駅(おおぼけえき)は、徳島県三好市西祖谷山村徳善西にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線である。駅番号D27

概要

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土讃線における徳島県内最後の駅となっている。下り方の次駅・土佐岩原との間で徳島・高知県境を越えると共に、全長4,179mの大歩危トンネルが存在する。同トンネルは、1986年3月の予讃線短絡ルート開通に伴い犬寄トンネル(6,012m)が使用開始となるまで、四国島内のJR線における最長のトンネルとなっていた[5]

構内には大歩危の渓谷を眺めることのできる遊歩道がある。その名称から上り方の次駅・小歩危とともに「オオボケ・コボケ」と呼び親しまれており、メディアでも時折ネタとして紹介されることがある。また、作家の阿川弘之も『大ぼけ小ぼけ』というタイトルの書籍を刊行している。

すべての特急列車が停車する[6]。また阿波池田駅方面から当駅で折り返す列車も、夕方以降を中心に設定されている。土曜・日曜・祝日を中心に運行されている観光特急列車「四国まんなか千年ものがたり」も当駅で折り返す[7][8][9][10]

駅無人化を機に地元住民により結成された「JR大歩危駅活性化協議会」が活動しており、清掃、植樹、駅事務室の改装、観光列車の出迎えなどを行っている[11]。三好市や民間宿泊業者のPR効果もあり、新型コロナウイルス蔓延による入国制限のあった時期を除いて祖谷のかずら橋などを目指す外国人観光客の利用も多い[12]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホーム木造駅舎を有する地上駅。駅舎とホームは構内踏切で連絡しているため、1番線に列車が入線するとその前後(特に阿波池田方面行きでは出発後まで)は横断できない。島式ホームが1・2番線で、その奥の単式ホームが3番線である。さらに単式ホームの奥は遊歩道に繋がっている。駅舎内にはコインロッカーがあるが、いずれも大型荷物用のため使用料は1回500円である。トイレは駅構内にはないが、駅舎の横に設置されている。

かつては平日午前中のみ駅員が配置されていたが、2010年10月1日に完全な無人駅となった。ただし土休日や長期休暇中などの多客期には、駅員が派遣されることもある。駅舎内には観光案内所と自動券売機が設置されており、券売機では近距離および岡山駅までの乗車券と自由席特急券を発売している。なお、駅の管理は阿波池田駅が行っている。

観光案内所は駅事務室だったスペースを改装して設けられており、休憩室も兼ねている。駅舎に入ってすぐに観光案内所の出入口がある。

2011年4月に地元生まれの妖怪こなきじじいが駅長に就任し、観光案内所入口横に木彫りのこなきじじい像が置かれているほか[20]、同年7月には柴犬の虎太朗が助役に就任し、2013年11月の退任まで毎週日曜日に乗客の出迎えを行っていた[21][22]

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1・2・3 土讃線 下り 土佐山田高知中村方面
上り 阿波池田高松岡山方面
付記事項
  • 3番のりばに特急列車が入らないことを除いて、停車ホームは一定していない。特急列車は原則1番のりばだが、午前中の一部が2番のりばから発着する。普通列車は原則2番のりばだが、一部が1番ないし3番のりばから発着する。
  • 観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は2番のりばから発着する。

利用状況

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1日平均乗車人員は下記の通り。

  • 172人(1995年度)
  • 175人(1996年度)
  • 171人(1997年度)
  • 178人(1998年度)
  • 156人(1999年度)
  • 145人(2000年度)
  • 152人(2001年度)
  • 150人(2002年度)
  • 133人(2003年度)
  • 115人(2004年度)
  • 110人(2005年度)
  • 100人(2006年度)
  • 103人(2007年度)
  • 98人(2008年度)
  • 89人(2009年度)
  • 83人(2010年度)
  • 77人(2011年度)
  • 71人(2012年度)
  • 73人(2013年度)
  • 73人(2014年度)

なお、2019年度の乗車人員は71人となっている[2]

駅周辺

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吉野川の大歩危

当駅周辺は吉野川の渓谷美で知られる大歩危・小歩危があり[23]平家落人の里やかずら橋のある(秘境)祖谷渓への入口でもある[7][8]。駅前からかずら橋行きのバスが1日に数本でている。

バス路線

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駅舎内の出入口の上部に、(四国交通・三好市営バス共通で)発車時刻を表示するモニターが設置されている。

阿波池田バスターミナル始発のものも当駅を経由するほか、当駅からの接続を前提にした大歩危峡 - かずら橋間の区間便も運行されており、この系統は一部祖谷温泉を経由する。ポンチョを使用。
日曜・祝日・正月三が日は運休するほか、夕方の鳴石ゆきは土曜運休。かずら橋ゆきは山間部のカーブが多い旧道を経由するため四国交通より所要時間は長く、40〜60分程度を要する。そのため、急ぐ人や乗り物酔いしやすい人はタクシーを利用するよう時刻表に明記されている。また、朝夕の一部の便はスクールバスも兼ねているため生徒が優先となる。ハイエースを使用。

隣の駅

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四国旅客鉄道(JR四国)
土讃線
普通
小歩危駅 (D26) - 大歩危駅 (D27) - 土佐岩原駅 (D28)

脚注

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  1. ^ 「日本国有鉄道公示第194号」『官報』1950年8月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b 徳島県統計書 令和元年 運輸・通信” (PDF). 徳島県政策創造部統計データ課. p. 166. 2022年1月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、665頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b 「JR四国 29駅を無人化 経費削減、県内は造田など6駅=香川」『読売新聞読売新聞大阪本社、2010年6月22日、朝刊、33面。
  5. ^ デアゴスティーニ編集部 (2013年8月13日). “【第8回】土讃線(後編)阿波池田〜土佐山田”. ホビコム『鉄道名情景紀行』. デアゴスティーニ(DeAGOSTINI). 2014年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月9日閲覧。
  6. ^ a b おでかけに便利な鉄道・バス情報 大歩危駅 - 四国旅客鉄道
  7. ^ a b “【鉄道ファン必見】JR北海道の二の舞はごめん…夢の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を投入、浮沈かけるJR四国の思惑”. 産経ニュース. (2017年2月22日). https://www.sankei.com/article/20170222-5LJPMHJ37ZIODITPLEDBLJGTJE/ 2022年1月30日閲覧。 
  8. ^ a b 絶景とこだわりグルメに酔いしれる、四国の鉄道旅。”. VOGUE JAPAN (2017年7月26日). 2022年1月30日閲覧。
  9. ^ JR四国観光列車「四国まんなか千年ものがたり」乗客5万人達成【香川】”. 岡山放送 (2020年9月21日). 2021年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月30日閲覧。
  10. ^ “JR四国、観光列車でイチゴのスイーツ”. 日本経済新聞. (2021年11月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC021YP0S1A101C2000000/ 2022年1月30日閲覧。 
  11. ^ a b “徳島)大歩危駅活性化協議会にグランプリ”. 朝日新聞デジタル. (2018年12月22日). オリジナルの2019年2月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190215221127/https://www.asahi.com/articles/ASLDN6VV3LDNPUTB01G.html 2022年1月30日閲覧。 
  12. ^ a b c d 大歩危駅に観光案内所設置 三好市、職員も雇用し観光客に対応”. 徳島新聞 (2015年3月11日). 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月30日閲覧。
  13. ^ 大蔵省印刷局, ed (1950‐08-30). “日本国有鉄道公示 第194号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (7091). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2963637/3. 
  14. ^ “JR四国、21駅を無人化、21日から土・日・祝日に限り”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 12. (1990年11月8日) 
  15. ^ “秘境の玄関口改修工事完成 JR大歩危駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年1月23日) 
  16. ^ 駅業務体制の見直しについて”. 四国旅客鉄道 (2010年6月21日). 2012年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月30日閲覧。
  17. ^ a b “犬の助役さん就任、児啼爺駅長とコンビに 徳島”. 朝日新聞デジタル. (2011年7月10日). https://www.asahi.com/travel/aviation/OSK201107090141.html?ref=reca 2017年7月16日閲覧。 
  18. ^ JR四国が無料Wi-Fiサービス - 8000系・8600系も8月から順次導入へ”. マイナビニュース (2018年6月27日). 2022年1月30日閲覧。
  19. ^ 手づくり郷土賞・徳島県
  20. ^ 第35回サントリー地域文化賞を受賞した徳島県三好市「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」”. サントリーホールディングス (2013年9月26日). 2022年1月30日閲覧。
  21. ^ “ひとえきがたり 妖怪駅長と犬助役が歓迎 大歩危駅(徳島県、JR土讃線)”. 朝日新聞デジタル. (2011年9月20日). オリジナルの2018年11月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181128164555/http://www.asahi.com/travel/hitoekigatari/TKY201109190157.html 2022年1月30日閲覧。 
  22. ^ JR大歩危駅助役「虎太朗」退任式”. 池田ケーブルネットワーク (2013年11月13日). 2017年7月16日閲覧。[リンク切れ]
  23. ^ 観光列車「千年ものがたり」サービス向上へ 専属乗務員がJR九州から接客術を学ぶ JR四国”. KSBニュース (2019年6月27日). 2022年1月30日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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