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'''ヒラリー・マンテル'''(Hilary Mantel, [[大英帝国勲章|DBE]]、[[:en:Royal Society of Literature|FRSL]]、 女性、[[1952年]][[7月6日]] – )は、[[イギリス]]の小説家である。
'''ヒラリー・マンテル'''(Hilary Mantel[[大英帝国勲章|DBE]]、[[:en:Royal Society of Literature|FRSL]]、女性、[[1952年]][[7月6日]] – [[2022年]][[9月22日]])は、[[イギリス]]の小説家である。


== 経歴 ==
== 経歴 ==
1952年、[[イングランド]]中部[[イースト・ミッドランズ]]地方の[[ダービーシャー]]で生まれ、カトリックの女子校から[[ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス]]を経て、[[シェフィールド大学]]を卒業。
1952年、[[イングランド]]中部[[イースト・ミッドランズ]]地方の[[ダービーシャー]]で生まれ、カトリックの女子校から[[ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス]]を経て、[[シェフィールド大学]]を卒業。

代表作『ウルフ・ホール』『罪人を召し出せ』『鏡と光』は[[トマス・クロムウェル]]を主人公とした三部作となっている。


2006年に[[大英帝国勲章]]を受勲、2009年に[[ブッカー賞]]を受賞、2012年に[[コスタ賞]]と2度目のブッカー賞を受賞している。
2006年に[[大英帝国勲章]]を受勲、2009年に[[ブッカー賞]]を受賞、2012年に[[コスタ賞]]と2度目のブッカー賞を受賞している。


2013年2月、[[キャサリン (ンブリッジ公爵夫人)|ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃]]のことを「マネキン人形子供産むだけの存在([[共同通信]])などと評して物議を醸す。
2013年2月、[[キャサリン (プリセス・オ・ウェールズ)|ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃]]のことを「ショーウインドーのマネキン」唯一の役割は英王室の継承者を産むこと」などと評して物議を醸す<ref>{{Cite news|url= https://jp.reuters.com/article/tk0617447-britain-royals-hilarymantel-idJPTYE91J00V20130220 |title= キャサリン妃は「マネキン」、英ブッカー賞作家の発言が物議 |newspaper= ロイター |date= 2013-02-20 |accessdate= 2023-08-20 }}</ref>

2022年9月22日死去。{{没年齢|1952|7|6|2022|9|22}}<ref>{{Cite web |date=2022-09-23 |title=Hilary Mantel, celebrated author of Wolf Hall, dies aged 70 |url=https://www.theguardian.com/books/2022/sep/23/hilary-mantel-author-wolf-hall-dies |first=Lucy |last=Knight|access-date=2022-09-23 |website=The Guardian}}</ref><ref name= NYT>{{cite news|url = https://www.nytimes.com/2022/09/23/books/hilary-mantel-dead.html|title = Hilary Mantel, Prize-Winning Author of Historical Fiction, Dies at 70|last1 = Marshall|first1 = Alex|last2 = Alter|first2 = Alexandra|newspaper = [[The New York Times]]|date = 23 September 2022|accessdate = 23 September 2022|url-access = limited}}</ref> 。


== 受賞歴 ==
== 受賞歴 ==
* ブッカー賞 2009年 (''Wolf Hall''に対して) 2012年(''Bring up the Bodies''に対して)
* ブッカー賞 2009年 (『ウルフ・ホール』に対して) 2012年(『罪人を召し出せ』に対して)
* コスタ 2012年(''Bring up the Bodies''に対して)
* [[全米批評家協会]] 2009 『ウルフ・ホール』に対して)
* [[ウォルター・スコット賞]] 2010年(『ウルフ・ホール』に対して)2021年 (『鏡と光』に対して)
* コスタ賞 2012年(『罪人を召し出せ』に対して)


== 著書 ==
== 著書 ==
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*{{enlink|Bring Up the Bodies|i=on|p=off|s=off}} (2012)
*{{enlink|Bring Up the Bodies|i=on|p=off|s=off}} (2012)
**『罪人を召し出せ』宇佐川晶子訳 早川書房 2013年 ISBN 978-4-15-209400-1
**『罪人を召し出せ』宇佐川晶子訳 早川書房 2013年 ISBN 978-4-15-209400-1
*{{enlink|The Mirror and the Light|i=on|p=off|s=off}} (2020)
**『鏡と光』宇佐川晶子訳 早川書房 2020年
*** 上 ISBN 978-4-15-210048-1
*** 下 ISBN 978-4-15-210049-8

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== 関連項目 ==
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* [[ウルフ・ホール (テレビドラマ)]]
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2024年4月28日 (日) 10:34時点における最新版

デイム・ヒラリー・マンテル
Dame Hilary Mantel
誕生 (1952-07-06) 1952年7月6日
イングランドの旗 イングランドダービーシャーGlossop
死没 (2022-09-22) 2022年9月22日(70歳没)
職業 小説家評論家
国籍 イギリスの旗 イギリス
最終学歴 シェフィールド大学 
代表作 『ウルフ・ホール』(Wolf Hall )(2009年)
主な受賞歴 ブッカー賞(2009年、2012年)
ウィキポータル 文学
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ヒラリー・マンテル(Hilary Mantel、DBEFRSL、女性、1952年7月6日2022年9月22日)は、イギリスの小説家である。

経歴

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1952年、イングランド中部イースト・ミッドランズ地方のダービーシャーで生まれ、カトリックの女子校からロンドン・スクール・オブ・エコノミクスを経て、シェフィールド大学を卒業。

代表作『ウルフ・ホール』『罪人を召し出せ』『鏡と光』はトマス・クロムウェルを主人公とした三部作となっている。

2006年に大英帝国勲章を受勲、2009年にブッカー賞を受賞、2012年にコスタ賞と2度目のブッカー賞を受賞している。

2013年2月、ケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃のことを「ショーウインドーのマネキン」で「唯一の役割は英王室の継承者を産むこと」などと評して物議を醸す[1]

2022年9月22日死去。70歳没[2][3]

受賞歴

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  • ブッカー賞 2009年 (『ウルフ・ホール』に対して) 2012年(『罪人を召し出せ』に対して)
  • 全米批評家協会賞 2009年 (『ウルフ・ホール』に対して)
  • ウォルター・スコット賞 2010年(『ウルフ・ホール』に対して)2021年 (『鏡と光』に対して)
  • コスタ賞 2012年(『罪人を召し出せ』に対して)

著書

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脚注

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関連項目

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