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''' せいりゅう'''(ローマ字:'''JS Seiryu, SS-509''')は、[[海上自衛隊]]の[[潜水艦]]。[[そうりゅう型潜水艦]]の9番艦。艦名は、真言宗醍醐派総本山[[醍醐寺]]の守護女神「[[清瀧権現]]」に由来する<ref>{{Cite web|url=http://mainichi.jp/movie/video/?id=5166314258001|title=海自潜水艦:そうりゅう型9番艦「せいりゅう」と命名 神戸|publisher=[[毎日新聞]]|date=2016-10-12|accessdate=2016-10-17}}</ref>。建造費は531億円。 |
''' せいりゅう'''(ローマ字:'''JS Seiryu, SS-509''')は、[[海上自衛隊]]の[[潜水艦]]。[[そうりゅう型潜水艦]]の9番艦。艦名は、真言宗醍醐派総本山[[醍醐寺]]の守護女神「[[清瀧権現]]」に由来する<ref>{{Cite web|和書|url=http://mainichi.jp/movie/video/?id=5166314258001|title=海自潜水艦:そうりゅう型9番艦「せいりゅう」と命名 神戸|publisher=[[毎日新聞]]|date=2016-10-12|accessdate=2016-10-17}}</ref>。建造費は531億円。 |
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== 艦歴 == |
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「せいりゅう」は、[[中期防衛力整備計画 (2011)|中期防衛力整備計画(23中期防)]]に基づく平成25年度計画2900トン型潜水艦8124号艦として、[[三菱重工業神戸造船所]]で2013年10月14日に起工され、2016年10月12日に命名・進水式が挙行、2017年7月28日に公試開始、2018年3月12日に就役<ref>{{PDFlink|[ |
「せいりゅう」は、[[中期防衛力整備計画 (2011)|中期防衛力整備計画(23中期防)]]に基づく平成25年度計画2900トン型潜水艦8124号艦として、[[三菱重工業神戸造船所]]で2013年10月14日に起工され、2016年10月12日に命名・進水式が挙行、2017年7月28日に公試開始、2018年3月12日に就役<ref>{{PDFlink|[https://www.mod.go.jp/msdf/release/201802/20180227-03.pdf 潜水艦「せいりゅう」の引渡式・自衛艦旗授与式について ]}}</ref>し、同日付で[[第2潜水隊群]]隷下に新編された第6潜水隊に編入され<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201803/0011061996.shtml|title=海自の潜水艦「せいりゅう」引き渡し 三菱重工神戸|publisher=[[神戸新聞]]|date=2018-3-12|accessdate=2018-3-12}}</ref>、[[横須賀基地 (海上自衛隊)|横須賀]]に配備された。 |
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商船建造を2012年6月に撤退した[[三菱重工業神戸造船所]]にとって[[じんりゅう (潜水艦)|じんりゅう]]進水以来、2年ぶりの進水船となった<ref>{{Cite web|url=http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201610/0009575697.shtml|title=潜水艦「せいりゅう」が進水 三菱重工業神戸|publisher=[[神戸新聞]]|date=2016-10-12|accessdate=2016-10-17}}</ref>。 |
商船建造を2012年6月に撤退した[[三菱重工業神戸造船所]]にとって[[じんりゅう (潜水艦)|じんりゅう]]進水以来、2年ぶりの進水船となった<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201610/0009575697.shtml|title=潜水艦「せいりゅう」が進水 三菱重工業神戸|publisher=[[神戸新聞]]|date=2016-10-12|accessdate=2016-10-17}}</ref>。 |
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=== 歴代艦長 === |
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|1||平間武彦||2018.3.12 - ||防大41期||せいりゅう艤装員長|| || |
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|2||天宅 理 ||2020.7.17 - 2021.10.17|| ||[[うずしお (潜水艦・2代)|うずしお]]副長 兼 航海長||潜水艦隊司令部幕僚|| |
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|4||渡邉大輔||2022.9.15 - || ||潜水艦教育訓練隊|| || |
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== 関連項目 == |
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千葉県[[浦安市]]の[[清瀧神社]]では社頭で同艦の御守を頒布している |
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== 脚注 == |
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* {{YouTube|2qFF2CJN9zo|海自潜水艦「せいりゅう」進水式}}([[産経新聞]]) |
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*{{YouTube|7zuYZhufXTI|潜水艦「せいりゅう」進水式}} [[海上幕僚監部]] |
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[[Category:そうりゅう型潜水艦]] |
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2023年10月4日 (水) 06:14時点における最新版
せいりゅう | |
---|---|
![]() | |
基本情報 | |
建造所 | 三菱重工業神戸造船所 |
運用者 |
![]() |
艦種 | AIP通常動力型潜水艦 |
級名 | そうりゅう型潜水艦 |
建造費 | 531億円 |
母港 | 横須賀 |
所属 | 第2潜水隊群第6潜水隊 |
艦歴 | |
発注 | 平成25年度 |
起工 | 2013年10月22日 |
進水 | 2016年10月12日 |
就役 | 2018年3月12日 |
要目 | |
基準排水量 | 2,950トン |
水中排水量 | 4,200トン |
長さ | 84m |
幅 | 9.1m |
高さ | 10.3m |
吃水 | 8.5m |
機関 |
ディーゼル・スターリング・エレクトリック方式 (水上:3,900ps/水中:8,000ps) 12V25/25SBディーゼル機関 × 2基 川崎/コックムス4V-275R MkIIIスターリング機関 × 4基 推進電動機 × 1基 鉛蓄電池 |
推進器 | スクリュープロペラ × 1軸 |
速力 |
水上:13ノット (24 km/h) 水中:20ノット (37 km/h) |
潜航深度 | 未発表 |
乗員 | 65名 |
兵装 |
HU-606 533mm魚雷発射管 × 6門 89式 魚雷 ハープーン |
C4ISTAR |
ZYQ-31 指揮管制支援ターミナル 情報処理装置(TDBS) ZQX-11 潜水艦戦術状況表示装置 ZYQ-51 潜水艦発射管制装置 |
レーダー | ZPS-6F 対水上捜索用 × 1基 |
ソナー | ZQQ-7B 統合式 |
探索装置・ その他装置 | 潜望鏡 |
電子戦・ 対抗手段 | ECM |
せいりゅう(ローマ字:JS Seiryu, SS-509)は、海上自衛隊の潜水艦。そうりゅう型潜水艦の9番艦。艦名は、真言宗醍醐派総本山醍醐寺の守護女神「清瀧権現」に由来する[1]。建造費は531億円。
艦歴
[編集]「せいりゅう」は、中期防衛力整備計画(23中期防)に基づく平成25年度計画2900トン型潜水艦8124号艦として、三菱重工業神戸造船所で2013年10月14日に起工され、2016年10月12日に命名・進水式が挙行、2017年7月28日に公試開始、2018年3月12日に就役[2]し、同日付で第2潜水隊群隷下に新編された第6潜水隊に編入され[3]、横須賀に配備された。
商船建造を2012年6月に撤退した三菱重工業神戸造船所にとってじんりゅう進水以来、2年ぶりの進水船となった[4]。
歴代艦長
[編集]代 | 氏名 | 在任期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
艤装員長 | ||||||
平間武彦 | 2016.10.12 - 2018.3.11 | 防大41期 | こくりゅう艦長 | せいりゅう艦長 | ||
艦長 | ||||||
1 | 平間武彦 | 2018.3.12 - 2020.7.16 | 防大41期 | せいりゅう艤装員長 | ||
2 | 天宅 理 | 2020.7.17 - 2021.10.17 | うずしお副長 兼 航海長 | 潜水艦隊司令部幕僚 | ||
3 | 佐藤 純 | 2021.10.18 - 2022.9.14 | 潜水艦隊司令部幕僚 | 横須賀基地業務隊本部補充部付 | ||
4 | 渡邉大輔 | 2022.9.15 - | 潜水艦教育訓練隊 |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “海自潜水艦:そうりゅう型9番艦「せいりゅう」と命名 神戸”. 毎日新聞 (2016年10月12日). 2016年10月17日閲覧。
- ^ 潜水艦「せいりゅう」の引渡式・自衛艦旗授与式について (PDF)
- ^ “海自の潜水艦「せいりゅう」引き渡し 三菱重工神戸”. 神戸新聞 (2018年3月12日). 2018年3月12日閲覧。
- ^ “潜水艦「せいりゅう」が進水 三菱重工業神戸”. 神戸新聞 (2016年10月12日). 2016年10月17日閲覧。