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|備考 = キロ程は営業キロ
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'''谷町九丁目駅'''(たにまちきゅうちょうめえき)は、[[大阪府]][[大阪市]][[天王寺区]]生玉前町にある[[大阪市高速電気軌道]] (Osaka Metro) の[[鉄道駅|駅]]。[[Osaka Metro谷町線|谷町線]]と[[Osaka Metro千日前線|千日前線]]の2路線が乗り入れる。駅番号は谷町線が'''T25'''、千日前線が'''S18'''。
'''谷町九丁目駅'''(たにまちきゅうちょうめえき)は、[[大阪府]][[大阪市]][[天王寺区]]生玉前町にある[[大阪市高速電気軌道]] (Osaka Metro) の[[鉄道駅|駅]]。[[Osaka Metro谷町線|谷町線]]と[[Osaka Metro千日前線|千日前線]]の2路線が乗り入れる。駅番号は谷町線が'''T25'''、千日前線が'''S18'''。


接して[[近鉄大阪線]]・[[近鉄難波線|難波線]]([[近鉄奈良線|奈良線]]直通)の[[大阪上本町駅]]があり、同駅とは地下通路で連絡している。
接して[[近畿日本]](近鉄)の[[大阪上本町駅]]があり、同駅とは地下通路で連絡している。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
* [[1968年]]([[昭和]]43年)[[12月17日]]:2号線(現在の谷町線)の谷町四丁目 - 天王寺間延伸時に開業。
* [[1968年]]([[昭和]]43年)[[12月17日]]:2号線(現在の谷町線)の[[谷町四丁目駅]] - [[天王寺駅]]間延伸時に開業。
* [[1969年]](昭和44年)[[7月25日]]:5号線(現在の千日前線)の当駅 - 今里間が開業、乗換駅及び同線の終着駅となる。
* [[1969年]](昭和44年)[[7月25日]]:5号線(現在の千日前線)の当駅 - [[今里駅 (Osaka Metro)|今里駅]]間が開業、乗換駅及び同線の[[終着駅]]となる。
* [[1970年]](昭和45年)[[3月11日]]:千日前線が当駅から桜川まで延伸し野田阪神まで直結、途中駅となる。
* [[1970年]](昭和45年)[[3月11日]]:千日前線が当駅から桜川まで延伸し野田阪神まで直結、途中駅となる。
* [[2014年]]([[平成]]26年)[[8月30日]]:千日前線ホームで[[ホームドア|可動式ホーム柵]]の使用を開始<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/barriar_free_top/barriar_free_info/platform__screen_doors.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150116035637/http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/barriar_free_top/barriar_free_info/platform__screen_doors.html|language=日本語|title=平成26年12月13日千日前線全駅の可動式ホーム柵の設置が完了しました!|publisher=大阪市交通局|accessdate=2022-02-28|archivedate=2015-01-16|url-status=dead|url-status-date=2022-02}}</ref>。
* [[2018年]]([[平成]]30年)[[4月1日]]:[[大阪市交通局]]の民営化に伴い、[[大阪市高速電気軌道]] (Osaka Metro) の駅となる。
* [[2018年]](平成30年)[[4月1日]]:[[大阪市交通局]]の民営化に伴い、[[大阪市高速電気軌道]] (Osaka Metro) の駅となる。


== 駅構造 ==
== 駅構造 ==
谷町線は地下1階で相対式2面2線ホーム、千日前線は地下2階で[[ホームドア|可動式ホーム柵]]が設置されている島式1面2線ホームである。谷町線のホームの直下を近鉄難波線が通っている。
谷町線は地下1階で相対式2面2線ホーム、千日前線は地下2階で[[ホームドア|可動式ホーム柵]]が設置されている島式1面2線ホームである。谷町線のホームの直下を[[近鉄難波線]]が通っている。


後述の[[アンダーパス]]が駅の直上に位置する関係で、谷町線の相対式ホームの上下線の間を開けて電気室・機械室としている。谷町線ホーム中央付近に千日前線ホームなんば寄りにつながる連絡階段があり、千日前線ホームなんば寄りは谷町線ホームの改札内連絡通路を兼ねるほか、野田阪神行きの列車が停車する(2013年12月21日初発から<ref>{{Cite web |url=http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/w_new_info/w_new/list_h25_all/20131206_r5_ichihenkou.html |title=千日前線における電車の停止位置変更について |publisher=大阪市交通局 |date=2013-12-06 |accessdate=2016-01-28 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20141120135754/http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/w_new_info/w_new/list_h25_all/20131206_r5_ichihenkou.html |archivedate=2014-11-20}}</ref>。前日までは南巽行きの列車と同じく、東改札寄りに停車していた)。改札外にも連絡通路がある。
後述の[[アンダーパス]]が駅の直上に位置する関係で、谷町線の相対式ホームの上下線の間を開けて電気室・機械室としている。谷町線ホーム中央付近に千日前線ホームなんば寄りにつながる連絡階段があり、千日前線ホームなんば寄りは谷町線ホームの改札内連絡通路を兼ねるほか、野田阪神行きの列車が停車する(2013年12月21日初発から<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/w_new_info/w_new/list_h25_all/20131206_r5_ichihenkou.html |title=千日前線における電車の停止位置変更について |publisher=大阪市交通局 |date=2013-12-06 |accessdate=2016-01-28 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20141120135754/http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/w_new_info/w_new/list_h25_all/20131206_r5_ichihenkou.html |archivedate=2014-11-20}}</ref>。前日までは南巽行きの列車と同じく、東改札寄りに停車していた)。改札外にも連絡通路がある。


改札口は谷町線ホーム双方に1か所ずつ、千日前線ホーム中央付近に1か所、合計3か所ある。トイレは改札外に2か所に設置されている。
改札口は谷町線ホーム双方に1か所ずつ、千日前線ホーム中央付近に1か所、合計3か所ある。トイレは改札外に2か所に設置されている。


谷町線南行きホームは、改札を隔てて、近鉄[[大阪上本町駅]]連絡通路と同一フロアであるが、北行きホームは千日前線ホームを経由する必要がある。隣の[[日本橋駅 (大阪府)|日本橋駅]]と[[なんばウォーク]]も、これらと同様な構造となっている。
谷町線南行きホームは、改札を隔てて、近鉄[[大阪上本町駅]]連絡通路と同一フロアであるが、北行きホームは千日前線ホームを経由する必要がある。隣の[[日本橋駅 (大阪府)|日本橋駅]]と[[なんばウォーク]]も、これらと同様な構造となっている。


当駅は、[[大阪市交通局平野管区駅|平野管区駅]]に所属しており、[[駅長]]が配置され、当駅および[[谷町六丁目駅]]を管轄する。
当駅は、[[大阪市交通局平野管区駅|平野管区駅]]に所属しており、[[駅長]]が配置され、当駅および[[谷町六丁目駅]]を管轄する。
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千日前線ホームの東端(近鉄大阪上本町駅側)に使用されていない階段と改札口用地があるが、仮囲いで閉鎖されている。また、谷町線ホーム北側に閉鎖された階段が存在し、走行中の列車から見ることができる。
千日前線ホームの東端(近鉄大阪上本町駅側)に使用されていない階段と改札口用地があるが、仮囲いで閉鎖されている。また、谷町線ホーム北側に閉鎖された階段が存在し、走行中の列車から見ることができる。
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Tanimachi 9-Chome (02) IMG 7557 20130831.JPG|谷町線プラットホーム
谷町九丁目駅_谷町線ホーム_2023.jpg|谷町線プラットホーム
Tanimachi9-chome.jpg|千日前線プラットホーム
Tanimachi9-chome.jpg|千日前線プラットホーム
Tanimachi 9-chome Station 06.jpg|西改札
Tanimachi 9-chome Station 06.jpg|西改札
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|rowspan=2|[[File:Osaka Metro Tanimachi line symbol.svg|15px|T]] 谷町線
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|[[天王寺駅|天王寺]]・[[八尾南駅|八尾南]]方面<ref name="T25">{{Cite web |url=http://www.osakametro.co.jp/station-guide/T/t25.html |title=Osaka Metro|谷町九丁目 |accessdate=2018-08-12 |website=www.osakametro.co.jp |language=ja}}</ref>
|[[天王寺駅|天王寺]]・[[八尾南駅|八尾南]]方面<ref name="T25">{{Cite web|和書|url=https://subway.osakametro.co.jp/station_guide/T/t25/index.php |title=谷町九丁目(谷町線)|accessdate=2021-04-17 |publisher=Osaka Metro |language=ja}}</ref>
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== 利用状況 ==
== 利用状況 ==
2019年11月12日の1日[[乗降人員|'''乗降'''人員]]は'''73,499人'''(乗車人員:36,074人、降車人員:37,425人)である<ref>{{Cite web|url=https://www.osakametro.co.jp/company/library/100331_research/20191112_subway_nt.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200527091056/https://www.osakametro.co.jp/company/library/100331_research/20191112_subway_nt.pdf|title=路線別駅別乗降人員(2019年11月12日 交通調査)|archivedate=2020-05-27|accessdate=2020-05-27|publisher=Osaka Metro|format=PDF|language=日本語}}</ref>。
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* 谷町線の駅では[[天王寺駅]]、[[東梅田駅]]、[[天満橋駅]]、[[谷町四丁目駅]]、[[南森町駅]]に次ぐ第6位の乗降人員である。
* 谷町線の駅では[[天王寺駅]]、[[東梅田駅]]、[[天満橋駅]]、[[谷町四丁目駅]]、[[南森町駅]]に次ぐ第6位の乗降人員である。
* 千日前線の駅では[[難波駅 (Osaka Metro)|難波駅]]に次ぐ第2位の乗降人員である。
* 千日前線の駅では[[難波駅 (Osaka Metro)|難波駅]]に次ぐ第2位の乗降人員である。
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|2019年||11月12日
|2019年||11月12日
|36,074||37,425||73,499
|36,074||37,425||73,499
|-
|2020年||11月10日
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|-
|2021年||11月16日
|30,113||31,332||61,445
|-
|2022年||11月15日
|31,691||33,090||64,781
|}
|}


== 駅周辺 ==
== 駅周辺 ==
=== 谷町9交差点 ===
=== 谷町9交差点 ===
[[画像:Tanimachi-9 01.jpg|thumb|220px|谷町9交差点とアンダーパス]]
[[ファイル:Tanimachi-9 01.jpg|thumb|谷町9交差点とアンダーパス]]
当駅は[[谷町筋]]と[[千日前通]]の交点である谷町9交差点の地下に位置する。谷町9交差点では、谷町筋は上下線とも左折1・直進1・右折1・直進2(アンダーパス)の片側5車線、千日前通は上下線とも左折1・直進2・右折2の片側5車線となっている。谷町筋のアンダーパスは、千日前通を通っていた[[大阪市電]][[大阪市電九条高津線|九条高津線]]が谷町9交差点を横断していた昭和40年代前半に、交差点付近の交通量が飽和状態に達したため、地下鉄駅と一体で整備されたものである。谷町9交差点のすぐ西側には[[阪神高速道路|阪神高速]][[阪神高速15号堺線|15号堺線]][[高津入口]]がある。
当駅は[[谷町筋]]と[[千日前通]]の交点である谷町9交差点の地下に位置する。谷町9交差点では、谷町筋は上下線とも左折1・直進1・右折1・直進2(アンダーパス)の片側5車線、千日前通は上下線とも左折1・直進2・右折2の片側5車線となっている。谷町筋のアンダーパスは、千日前通を通っていた[[大阪市電]][[大阪市電九条高津線|九条高津線]]が谷町9交差点を横断していた昭和40年代前半に、交差点付近の交通量が飽和状態に達したため、地下鉄駅と一体で整備されたものである。谷町9交差点のすぐ西側には[[阪神高速道路|阪神高速]][[阪神高速15号堺線|15号堺線]][[高津入口]]がある。


=== 谷九・上六 ===
=== 谷九・上六 ===
谷町筋の谷町6交差点 - 天王寺警察署西交差点間は長らく未改良区間だったため市電の敷設がなく、谷町九丁目電停は東西路線の九条高津線単独の、南北路線と接続のない停留所だった。そのため、南北方向の移動では市電の路線網が充実した[[上町筋]]に位置する[[上本町]]六丁目電停へ出る必要があったが、市電廃止と地下鉄開通によって上町筋と谷町筋の形勢が逆転。[[上六]](うえろく)のターミナル性は低下し、谷九(たにきゅう)の略称が普及するようになった。
谷町筋の谷町6交差点 - 天王寺警察署西交差点間は長らく未改良区間だったため市電の敷設がなく、谷町九丁目電停は東西路線の九条高津線単独の、南北路線と接続のない停留所だった。そのため、南北方向の移動では市電の路線網が充実した[[上町筋]]に位置する[[上本町]]六丁目電停へ出る必要があったが、市電廃止と地下鉄開通によって上町筋と谷町筋の形勢が逆転。[[上六]](うえろく)のターミナル性は低下し、'''谷九(たにきゅう)'''の略称が普及するようになった。


=== 社寺等 ===
=== 社寺等 ===
178行目: 188行目:
* [[大阪府立高津高等学校]]
* [[大阪府立高津高等学校]]
* [[清風中学校・高等学校]]
* [[清風中学校・高等学校]]
* [[上宮中学校・高等学校]]
* [[上宮高等学校]]
* [[YMCA学院高等学校]]
* [[YMCA学院高等学校]]
* 梅田インターナショナルスクール
* [[東朋高等専修学校]]
* [[東朋高等専修学校]]
* [[大阪市立生魂小学校]]
* [[大阪市立生魂小学校]]
* [[大阪府立夕陽丘高等職業技術専門校]]
* [[大阪府立夕陽丘高等職業技術専門校]]
* [[駿台予備学校]] 上本町校
* [[河合塾]] 上本町校


=== 公共施設等 ===
=== 公共施設等 ===
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* [[パイン (企業)|パイン]] 本社
* [[パイン (企業)|パイン]] 本社
* [[生長の家]] 大阪教化部会館
* [[生長の家]] 大阪教化部会館
* [[創価学会]]関西文化会館


=== バス ===
=== バス路線 ===
<!--[[プロジェクト:鉄道#バス路線の記述法]]に基づき、経由地については省略して記載しています。-->
最寄停留所は、'''谷町九丁目'''、'''上本町六丁目'''、'''上本町六丁目南'''、'''上本町六丁目東'''となる。以下の路線が乗り入れ、[[大阪シティバス]]により運行されている。
最寄停留所は'''谷町九丁目'''および'''生國魂神社'''となる。以下の路線が乗り入れ、[[大阪シティバス]]により運行されている。また、近接する大阪上本町駅の周辺には'''上本町六丁目'''・'''上本町六丁目南'''などの停留所や、[[近鉄バス]]・空港リムジンバス・高速バスが発着する停留所が設置されている。
{{main2|大阪上本町駅周辺に発着する路線|大阪上本町駅#バス路線}}


'''谷町九丁目'''
; 谷町九丁目
* [[大阪シティバス住之江営業所#73号系統|73号系統]]:[[難波|なんば]]行 / 杭全・[[平野駅 (Osaka Metro)|地下鉄平野]]経由 [[出戸駅|出戸バスターミナル]]行
* [[大阪シティバス住之江営業所#73号系統|73号系統]]:[[出戸駅|出戸バスターミナル]]行 / [[難波駅 (南海)|なんば]]行


; 生國魂神社
'''上本町六丁目'''、'''上本町六丁目南'''、'''上本町六丁目東'''
* [[大阪シティバス住吉営業所#22号系統|22号系統]]:[[諏訪神社 (大阪市)|諏訪神社前]]行 / [[天王寺駅・大阪阿部野橋駅バスのりば|あべの橋]]行
{{main|大阪上本町駅#市内路線バス}}


=== ホテル街 ===
=== ホテル街 ===
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=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
=== 出典 ===
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2024年7月16日 (火) 21:00時点における最新版

谷町九丁目駅
2号出入口(2018年10月)
たにまち9ちょうめ
Tanimachi 9-chome
地図
所在地 大阪市天王寺区生玉前町
北緯34度40分1.72秒 東経135度30分57.03秒 / 北緯34.6671444度 東経135.5158417度 / 34.6671444; 135.5158417 (谷町九丁目駅)
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
駅構造 地下駅
ホーム 計3面4線
乗車人員
-統計年度-
31,691人/日(降車客含まず)
-2022年-
乗降人員
-統計年度-
64,781人/日
-2022年-
開業年月日 1968年昭和43年)12月17日
乗入路線 2 路線
所属路線 谷町線
駅番号  T25 
キロ程 16.1 km(大日起点)
T24 谷町六丁目 (0.9 km)
(0.8 km)  T26
四天王寺前夕陽ヶ丘
所属路線 千日前線
駅番号  S18 
キロ程 6.6 km(野田阪神起点)
S17 日本橋 (1.0 km)
(1.1 km) 鶴橋 S19
乗換 大阪上本町駅
近鉄大阪線難波線奈良線))
備考 キロ程は営業キロ
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谷町九丁目駅(たにまちきゅうちょうめえき)は、大阪府大阪市天王寺区生玉前町にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の谷町線千日前線の2路線が乗り入れる。駅番号は谷町線がT25、千日前線がS18

近接して近畿日本鉄道(近鉄)の大阪上本町駅があり、同駅とは地下通路で連絡している。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

谷町線は地下1階で相対式2面2線ホーム、千日前線は地下2階で可動式ホーム柵が設置されている島式1面2線ホームである。谷町線のホームの直下を近鉄難波線が通っている。

後述のアンダーパスが駅の直上に位置する関係で、谷町線の相対式ホームの上下線の間を開けて電気室・機械室としている。谷町線ホーム中央付近に千日前線ホームなんば寄りにつながる連絡階段があり、千日前線ホームなんば寄りは谷町線ホームの改札内連絡通路を兼ねるほか、野田阪神行きの列車が停車する(2013年12月21日初発から[2]。前日までは南巽行きの列車と同じく、東改札寄りに停車していた)。改札外にも連絡通路がある。

改札口は谷町線ホーム双方に1か所ずつ、千日前線ホーム中央付近に1か所、合計3か所ある。トイレは改札外に2か所に設置されている。

谷町線南行きホームは、改札を隔てて、近鉄大阪上本町駅連絡通路と同一フロアであるが、北行きホームは千日前線ホームを経由する必要がある。隣の日本橋駅なんばウォークも、これらと同様な構造となっている。

当駅は、平野管区駅に所属しており、駅長が配置され、当駅および谷町六丁目駅を管轄する。

千日前線ホームの東端(近鉄大阪上本町駅側)に使用されていない階段と改札口用地があるが、仮囲いで閉鎖されている。また、谷町線ホーム北側に閉鎖された階段が存在し、走行中の列車から見ることができる。

のりば

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番線 路線 行先
谷町線ホーム
1 T 谷町線 天王寺八尾南方面[3]
2 東梅田都島大日方面[3]
千日前線ホーム
1 S 千日前線 鶴橋南巽方面[4]
2 なんば野田阪神方面[4]

利用状況

[編集]

2020年11月10日の1日乗降人員61,996人(乗車人員:30,351人、降車人員:31,645人)である[5]

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員
1985年 11月12日 30,237 30,755 60,992
1987年 11月10日 31,405 31,703 63,108
1990年 11月06日 42,882 43,739 86,621
1995年 [注 1]2月15日 37,339 38,165 75,504
1998年 11月10日 38,497 40,170 78,667
2007年 11月13日 35,848 37,157 73,005
2008年 11月11日 36,324 37,538 73,862
2009年 11月10日 35,051 36,543 71,594
2010年 11月09日 35,022 36,325 71,347
2011年 11月08日 34,434 35,875 70,309
2012年 11月13日 34,424 36,212 70,636
2013年 11月19日 35,329 36,710 72,039
2014年 11月11日 35,156 36,694 71,850
2015年 11月17日 35,532 37,412 72,944
2016年 11月08日 36,758 37,994 74,752
2017年 11月14日 36,629 38,221 74,850
2018年 11月13日 36,370 37,926 74,296
2019年 11月12日 36,074 37,425 73,499
2020年 11月10日 30,351 31,645 61,996
2021年 11月16日 30,113 31,332 61,445
2022年 11月15日 31,691 33,090 64,781

駅周辺

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谷町9交差点

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谷町9交差点とアンダーパス

当駅は谷町筋千日前通の交点である谷町9交差点の地下に位置する。谷町9交差点では、谷町筋は上下線とも左折1・直進1・右折1・直進2(アンダーパス)の片側5車線、千日前通は上下線とも左折1・直進2・右折2の片側5車線となっている。谷町筋のアンダーパスは、千日前通を通っていた大阪市電九条高津線が谷町9交差点を横断していた昭和40年代前半に、交差点付近の交通量が飽和状態に達したため、地下鉄駅と一体で整備されたものである。谷町9交差点のすぐ西側には阪神高速15号堺線高津入口がある。

谷九・上六

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谷町筋の谷町6交差点 - 天王寺警察署西交差点間は長らく未改良区間だったため市電の敷設がなく、谷町九丁目電停は東西路線の九条高津線単独の、南北路線と接続のない停留所だった。そのため、南北方向の移動では市電の路線網が充実した上町筋に位置する上本町六丁目電停へ出る必要があったが、市電廃止と地下鉄開通によって上町筋と谷町筋の形勢が逆転。上六(うえろく)のターミナル性は低下し、谷九(たにきゅう)の略称が普及するようになった。

社寺等

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学校

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公共施設等

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商業施設

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その他

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バス路線

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最寄停留所は谷町九丁目および生國魂神社となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。また、近接する大阪上本町駅の周辺には上本町六丁目上本町六丁目南などの停留所や、近鉄バス・空港リムジンバス・高速バスが発着する停留所が設置されている。

谷町九丁目
生國魂神社

ホテル街

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駅の南側は、江戸時代から生國魂神社の周囲に形成されていた茶屋街で、現在も大阪有数のラブホテル街となっている。数十件のホテルが集まっており、このホテル街を指して谷九、生玉(いくたま)、上六などと呼ばれることがある。

隣の駅

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大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
T 谷町線
谷町六丁目駅 (T24) - 谷町九丁目駅 (T25) - 四天王寺前夕陽ヶ丘駅 (T26)
S 千日前線
日本橋駅 (S17) - 谷町九丁目駅 (S18) - 鶴橋駅 (S19)

脚注

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注釈

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  1. ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。

出典

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  1. ^ 平成26年12月13日千日前線全駅の可動式ホーム柵の設置が完了しました!”. 大阪市交通局. 2015年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月28日閲覧。
  2. ^ 千日前線における電車の停止位置変更について”. 大阪市交通局 (2013年12月6日). 2014年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月28日閲覧。
  3. ^ a b 谷町九丁目(谷町線)”. Osaka Metro. 2021年4月17日閲覧。
  4. ^ a b 谷町九丁目(千日前線)”. Osaka Metro. 2021年4月17日閲覧。
  5. ^ 路線別乗降人員(2020年11月10日 交通調査)” (PDF). Osaka Metro. 2021年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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