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'''周防大島'''('''すおうおおしま''')は、[[山口県]][[大島郡 (山口県)|大島郡]][[周防大島町]]に属する[[島]]である。面積138 [[平方キロメートル|km²]]、人口約23,000人(2004年10月現在)。[[日本書紀]]にて[[イザナミ]]が産んだ島の一つとされており、古くより瀬戸内海海上交通の要衝とされてきた。日本で最も[[高齢化]]率が高い島でもある。正式名称は「'''屋代島'''」であるが、[[周防国]]の大島であったことから周辺小島を含めて「周防大島」と呼ばれることが多い。 |
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2005年7月9日 (土) 14:05時点における版
周防大島(すおうおおしま)は、山口県大島郡周防大島町に属する島である。面積138 km²、人口約23,000人(2004年10月現在)。日本書紀にてイザナミが産んだ島の一つとされており、古くより瀬戸内海海上交通の要衝とされてきた。日本で最も高齢化率が高い島でもある。正式名称は「屋代島」であるが、周防国の大島であったことから周辺小島を含めて「周防大島」と呼ばれることが多い。
地理
本州沖約2kmの瀬戸内海上にある。海岸線の長さは約100km。瀬戸内海で淡路島、小豆島に次ぐ3番目の大きさ。本州との間の大島瀬戸は潮流が速く、古くは船の難所とされていたが、現在は好漁場として釣り人のメッカとなっている。島内は海岸沿いまで山が迫り、平地は屋代・小松地区や安下庄地区などわずかしかない。島内最高峰は嘉納山(かのうさん;685m)だが、最も山姿が美しいのは嵩山(だけさん;619m)で大島富士とも呼ばれている。晴れた日には島東部から四国の石鎚山まで望むことができる。気候は温暖であり、瀬戸内海の豊富な魚介類やみかんの産地として名高い。また四方を海に囲まれるため、気候は温暖で平均気温は15℃を超える。
産業
漁業、農業(果樹、特にみかん)、観光が産業の中心である。(観光については以下の#観光を参照。)
交通
本州の柳井市とは、大島大橋(国道437号)により結ばれている。
また、防予汽船のフェリーと高速船で伊保田港から岩国市と松山市に出られる。
かつて大島大橋の架橋される1976年7月4日までは、本州の大畠駅近くにある大畠港からから同島の小松港まで日本国有鉄道の運営する鉄道連絡船の大島連絡船が所要13分で運行していた。
観光
温暖な気候から、「サザンセト」の名称のもとリゾート化が進められている。
- みかん狩り(島全域)
- 海水浴(島全域)
- 片添ケ浜海浜公園
- 地引き網体験(片添ヶ浜など)
- 屋代ダム(屋代地区)
- 橘ウィンドパーク(パラグライダー施設、安下庄地区)
- 五条千本桜
- 陸奥記念館(戦艦陸奥の記念館、伊保田地区)
郷土料理
- 魚介料理(大畠瀬戸、情島、沖家室の鯛料理、生ウニ)
- 茶粥