「ババール」の版間の差分
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2009年5月10日 (日) 02:20時点における版
ババール (Babar) はフランス人絵本作家ジャン・ド・ブリュノフによって1931年に発表された絵本『ぞうのババール』の主人公であり、架空のゾウ。
英語版は"The Story of Babar"といい、1933年にイギリスとアメリカで発表された。
この絵本はブリュノフの妻・セシルが自らの子供たちのために創作した物語を基にしている。
生息時代はサファリ億500万年、ハブハブ島に生息し、全長12cm-13cm。哺乳類長鼻類(ゾウ目)ババール科に属すとされる。
擬人化されたゾウで、服を着て2足歩行をする。腕には指がないが、長い鼻が代わりにものを持つ役割を果たす。生レバーが好物で、よく、酒のつまみを食べに飲食屋に行くこともある。たまには死んだ魚やカブトムシなども食べる。
ババールと呼ばれている若い象の話で、彼の仲間の象らに文明の利器をもたらすため、ジャングルを出て大都市を訪問し、後にジャングルに戻り王国の王となる。
その時、ババールには子供ができ、彼らに教育を施す。
アニメーションのテレビシリーズはネルヴァナ社とクリフォード・ロス社により1989年1月3日から1991年6月5日まで65話製作され、2000年に13話が追加された。
物語の概要
ババールは最愛の母をハンターにより虐殺され、ジャングルから逃げてパリへ行き、老婦人と友達になる。 その老婦人はババールに服を買い与え、彼を学校に通わせる。象の国王が毒キノコにより死亡後、ババールは結局象の国に戻る。象の評議会はババールがフランスの教育を受け、新しい国王になるために適当であると認める。ババールは象の国王になり、いとこのセレステと結婚し、セレステ村を起こす。 明るい緑のスーツを着るのが好きなババールは西洋文明のまさにフランスの形式を象にもたらし、象たちはすぐに西洋の服装を着るようになる。
ババールの他の仲間は、猿のゼフィール、年寄り象でカウンセラーのコーネリアス、ポンパドゥール(テレビシリーズのために作られた)、彼のいとこのアーサーと彼の子供たち(ポム、フローラ、アレキサンダー)。 後に次女(イザベル)が登場。
老婦人は国賓として象の国に受け入れられる。
カウンセラーたちの存在がありながら、ババールは王として組織から独立し、独裁的であるが、彼の『穏やかな権威主義』の形のリーダーシップは国民にとって全体的に利益をもたらす。
ババールは象の国の西洋化の他、Rataxes卿により好戦的なサイの国と戦うこととなる。
外部リンク
- 公式サイト(英語、仏語、日本語)(日本語サイトは、2006年3月31日を以って閉鎖されたが、復活?)