タッパンジー・レコード

タッパンジー・レコード（Tappan Zee Records）はボブ・ジェームスが設立したフュージョン・レコードレーベル。1974年にCBSレコード（現ソニー・ミュージック）傘下の独立レーベルとして発足、1985年にワーナー・ブラザーズ・レコード傘下となる。2003年以降はインディペンデント・レーベル。

現在の日本での販売元はビクターエンタテインメント。

沿革

• 1971年7月 CTIレコードを離れたボブ・ジェームスがグローヴァー・ワシントン・ジュニアの「Inner City Blues」(Motown)を皮切りに、エリック・ゲイル、ロギンス&メッシーナ、ガボール・ザボなどのアーティストのプロデュース活動を開始。
• 1974年CBSレコード内部に「タッパンジー」レーベルを発足。第1弾リリース作品はジェームス自身のソロ・アルバム「はげ山の一夜ーOne」。「タッパンジー」の名前は、ボブがよく通ったニューヨーク州のタッパン・ジー・ブリッジに由来する。前述のソロ活動の傍ら、「スティーヴ・カーン / タイトロープ」を皮切りに、ウィルバート・ロングマイヤー、リチャード・ティー、カーク・ウェイラム、フィル・ペリーらを専属に迎える。
• 1980年ボブ・ジェームスとアール・クルーの共作「One on One」をリリース。翌1981年 グラミー賞を受賞。
• 1985年 「ボブ・ジェームス / オブセッション」以降ワーナー・ブラザーズ・レコード傘下に入る。
• 2003年ワーナー傘下を脱し、インディペンデント・レーベルとなる。

参加アーティスト

• ボブ・ジェームス
• リチャード・ティー
• カーク・ウェイラム
• ジョアン・ブラッキーン
• モンゴ・サンタマリア
• フィル・ペリー
• マーク・コルビー
• アレン・ハリス・バンド
• スティーヴ・カーン
• ウィルバート・ロングマイヤー

他

外部リンク

• Tappan Zee Discography