「みどりのマキバオー」の版間の差分
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*'''ニトロニクス号''' |
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*:父プレゼントクレヨー、母グリセリン、母父ジュンチャンデリーチ。黒鹿毛。栗東・小田厩舎→美浦・柴田厩舎所属。外国産馬。[[重馬場]]を得意とし、新馬デビュー時はほかの馬を寄せ付けずに完勝したが、函館3歳ステークスや京成杯3歳ステークスではマキバオーに敗れ、騎手など鞍替えしている。ただ、実力はすさまじいものでマキバオーやカスケードのいない[[ジャパンカップ]]ではカスケードの出走した凱旋門賞2着馬のカントナにハナ差で勝利している。そのほか、海外でのレースで2戦1勝と健闘している。しかし、非常に気性が荒く、有馬記念のパドックや海外においても他の馬に挑発され、怒り狂うことがあった。なお外国産馬のため、クラシックは不出走となる。ドバイへの海外遠征後はマイル路線に競争の場を移した。 |
*:父プレゼントクレヨー、母グリセリン、母父ジュンチャンデリーチ。黒鹿毛。栗東・小田厩舎→美浦・柴田厩舎所属。外国産馬。[[重馬場]]を得意とし、新馬デビュー時はほかの馬を寄せ付けずに完勝したが、函館3歳ステークスや京成杯3歳ステークスではマキバオーに敗れ、騎手など鞍替えしている。ただ、実力はすさまじいものでマキバオーやカスケードのいない[[ジャパンカップ]]ではカスケードの出走した凱旋門賞2着馬のカントナにハナ差で勝利している。そのほか、海外でのレースで2戦1勝と健闘している。しかし、非常に気性が荒く、有馬記念のパドックや海外においても他の馬に挑発され、怒り狂うことがあった。なお外国産馬のため、連載当時の規定でクラシックは不出走となる。ドバイへの海外遠征後はマイル路線に競争の場を移した。 |
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::*作品中の異名:「爆弾小僧」 |
::*作品中の異名:「爆弾小僧」 |
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::*主な勝利レース:[[札幌2歳ステークス|札幌3歳ステークス]]、[[ラジオNIKKEI杯2歳ステークス|ラジオたんぱ杯3歳ステークス]]、[[きさらぎ賞]]、[[アーリントンカップ]]、[[ニュージーランドトロフィー]]、ジャパンカップ、 |
::*主な勝利レース:[[札幌2歳ステークス|札幌3歳ステークス]]、[[ラジオNIKKEI杯2歳ステークス|ラジオたんぱ杯3歳ステークス]]、[[きさらぎ賞]]、[[アーリントンカップ]]、[[ニュージーランドトロフィー]]、ジャパンカップ、 |
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*'''ベアナックル号''' |
*'''ベアナックル号''' |
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*:父カツラデエース、母クウェーヴァー。父内国産馬であり、九州産。鹿毛。栗東・鍋島厩舎所属。マキバオーと直接対決したのは皐月賞後の[[青葉賞]]。一貫した逃げでマキバオーに一旦追いつかれるも、差し返して勝利する。その後、マキバオーに対して、えらそうな態度になる。ダービーでは出遅れてしんがりに位置するも根性で3着。京都新聞杯でスタート直後に騎手を落馬、それを知らずに先頭でゴールイン。菊花賞では外埒蹴りに失敗して股間を埒に激突させ、競走中止。海外遠征に勝手に付いていくが、飛行機の乗り換えで止まった[[シンガポール]]で道に迷った結果飛行機に置いてけぼりを喰らう。仕方ないので遠征先のドバイまで泳いで渡っていたが、途中猫の大群に襲われるも見事に倒し更に猫の大群を自分の子分にし、そのあとにはベアナックルを珍獣と見間違えて襲ってきたマスコミの船を返り討ちにし沈没させ、背中に捕獲用の銛が刺さったままドバイに到着する。マスコミからは「[[インド洋]]の怪獣」として恐れられることになった。その根性を買われ、非常にコンディションの悪い馬場でも最初はゲートに鬣が引っかかって大幅に出遅れたもののサブマリンのように走り勝利している。海外遠征後は[[世界自然保護基金|WWF]]の名誉会長となり、活躍の場を海外に移しほかの馬よりも一回り大きくなり更に先行馬として成長しジャパンチャンピオンシップでは、マキバオー・エルサレムと共に走った。ギャグ色が強いキャラであるがその実力はワールドクラスでツァビデルも早くからその才能を見抜いていた。最大のライバルは[[ヒクソン・グレイシー]]である。この他、兄 |
*:父カツラデエース、母クウェーヴァー。父内国産馬であり、九州産。鹿毛。栗東・鍋島厩舎所属。マキバオーと直接対決したのは皐月賞後の[[青葉賞]]。一貫した逃げでマキバオーに一旦追いつかれるも、差し返して勝利する。その後、マキバオーに対して、えらそうな態度になる。ダービーでは出遅れてしんがりに位置するも根性で3着。京都新聞杯でスタート直後に騎手を落馬、それを知らずに先頭でゴールイン。菊花賞では外埒蹴りに失敗して股間を埒に激突させ、競走中止。海外遠征に勝手に付いていくが、飛行機の乗り換えで止まった[[シンガポール]]で道に迷った結果飛行機に置いてけぼりを喰らう。仕方ないので遠征先のドバイまで泳いで渡っていたが、途中猫の大群に襲われるも見事に倒し更に猫の大群を自分の子分にし、そのあとにはベアナックルを珍獣と見間違えて襲ってきたマスコミの船を返り討ちにし沈没させ、背中に捕獲用の銛が刺さったままドバイに到着する。マスコミからは「[[インド洋]]の怪獣」として恐れられることになった。その根性を買われ、非常にコンディションの悪い馬場でも最初はゲートに鬣が引っかかって大幅に出遅れたもののサブマリンのように走り勝利している。海外遠征後は[[世界自然保護基金|WWF]]の名誉会長となり、活躍の場を海外に移しほかの馬よりも一回り大きくなり更に先行馬として成長しジャパンチャンピオンシップでは、マキバオー・エルサレムと共に走った。ギャグ色が強いキャラであるがその実力はワールドクラスでツァビデルも早くからその才能を見抜いていた。最大のライバルは[[ヒクソン・グレイシー]]である。この他、兄に[[モンモンモン]]に出ていたサンダーボルトがいる。 |
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*:アニメ版ではマキバオー兄妹の海外遠征に勝手に付いていき、海外遠征の地で恋人の牝馬を得る。 |
*:アニメ版ではマキバオー兄妹の海外遠征に勝手に付いていき、海外遠征の地で恋人の牝馬を得る。 |
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::*作品中の異名:「肥前の熊」(戦国時代の武将[[龍造寺隆信]]の別称から由来) |
::*作品中の異名:「肥前の熊」(戦国時代の武将[[龍造寺隆信]]の別称から由来) |
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*'''サトミアマゾン号''' |
*'''サトミアマゾン号''' |
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*:[[船橋競馬場]]所属の地方馬。強い馬をマークし、その馬をギリギリで差すという戦法から「ヒットマン」という異名を持つ。地方で10戦10勝した後に「俺たち公営は中央の2軍ではない」 |
*:[[船橋競馬場]]所属の地方馬。強い馬をマークし、その馬をギリギリで差すという戦法から「ヒットマン」という異名を持つ。地方で10戦10勝した後に「俺たち公営は中央の2軍ではない」「活躍して船橋に客を呼ぶんだ」と高い志を持って中央のクラシック戦線へ。初戦の弥生賞は2着。皐月賞はマークしたマキバオーがワクチンの策にかかった煽りを受けて敗れた。日本ダービーはマークしたカスケードがマキバオーと警戒しあっている隙を狙うも4着。菊花賞では[[ブリンカー]]を外して、先頭に立って最後まで粘り2着となる。戦国大名・里見氏から名をとっている。 |
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::*作品中の異名:「ヒットマン」 |
::*作品中の異名:「ヒットマン」 |
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::*主な勝利レース:[[セントライト記念]] |
::*主な勝利レース:[[セントライト記念]] |
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*'''ピーターII号''' |
*'''ピーターII号''' |
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*:父ホラフキー、母メリークリスマス、母父カツラダヨー。正式表記は「ピーターツー号」。アマゴワクチンの全兄。皐月賞、日本ダービーを制し二冠を獲る。本多社長から提案されたカスケードとのマッチレースでは2000mを1分57秒2(当時の日本レコード)で制す。無理が祟って直後の函館記念でレース中に故障。原因は直前にカスケードと1対1のレースをしたことによると、調教師の立原は |
*:父ホラフキー、母メリークリスマス、母父カツラダヨー。正式表記は「ピーターツー号」。アマゴワクチンの全兄。皐月賞、日本ダービーを制し二冠を獲る。本多社長から提案されたカスケードとのマッチレースでは2000mを1分57秒2(当時の日本レコード)で制す。無理が祟って直後の函館記念でレース中に故障。原因は直前にカスケードと1対1のレースをしたことによるものだと、調教師の立原は述べた。その後引退。馬名の由来はK-1に参戦している格闘家[[ピーター・アーツ]]。 |
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::*主な勝利レース:皐月賞、日本ダービー |
::*主な勝利レース:皐月賞、日本ダービー |
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::*代表産駒:エスペランサ(菊花賞) |
::*代表産駒:エスペランサ(菊花賞) |
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*'''トゥーカッター号''' |
*'''トゥーカッター号''' |
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*:長距離馬。ピーターIIのいない菊花賞に勝利し、翌年の有馬記念ではマキバオーやカスケードなど勝負をした。その後 |
*:長距離馬。ピーターIIのいない菊花賞に勝利し、翌年の有馬記念ではマキバオーやカスケードなど勝負をした。その後、ドバイワールドカップ第2Rでワクチンに力を蓄えさせ、自身はその後レースに出ずに引退。 |
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::*主な勝利レース:菊花賞、宝塚記念、天皇賞・秋 |
::*主な勝利レース:菊花賞、宝塚記念、天皇賞・秋 |
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*'''エルサレム''' |
*'''エルサレム''' |
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*:海外([[アラブ首長国連邦|UAE]])の馬。飛行機事故で「伝説の競走馬」ジェネシスとともに生き残るが、砂漠の乾きに耐える事が出来ず死亡したジェネシスの血を飲み、その血を継ぐ。その後、凱旋門賞では圧倒的に制し |
*:海外([[アラブ首長国連邦|UAE]])の馬。飛行機事故で「伝説の競走馬」ジェネシスとともに生き残るが、砂漠の乾きに耐える事が出来ず死亡したジェネシスの血を飲み、その血を継ぐ。その後、凱旋門賞では圧倒的に制し世界最強と謳われた。マキバオーたちが海外に挑戦したときでも物ともしなかったが、しかし5レース目にマキバオーと直接対決のとき、マキバオーの走りに初めて余裕の顔を失った。以後、マキバオーの復帰戦で来日、ブリッツに敗れはしたものの、マキバオーと接戦を繰り広げ引退。 |
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::*主な勝利レース:凱旋門賞 |
::*主な勝利レース:凱旋門賞 |
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*'''グレイテストボギー号''' |
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*:もともとは競走馬でステイヤーズステークスにも勝利している。宮蔦の下で、マキバコの練習相手を務める。チュウ兵衛を失ったマキバオーをスランプから立ち直らせる役割も果たした。 |
*:もともとは競走馬で[[ステイヤーズステークス]]にも勝利している。宮蔦の下で、マキバコの練習相手を務める。チュウ兵衛を失ったマキバオーをスランプから立ち直らせる役割も果たした。 |
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*'''ヒゲサンダー号''' |
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*'''嶋島'''(しまじま) |
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*:競馬記者。マキバオーのデビュー時から追っかけとなりいろいろと取材をしている。またマキバオーが独自にモンゴルにいるという情報を得たもの彼だけである。昌虎からは名前がしまじまではなく頭がこなごなになるとお叱りを食らっていたこともある。モデルは現在集英社の第三編集部部長の鳥嶋和彦から。 |
*:競馬記者。マキバオーのデビュー時から追っかけとなりいろいろと取材をしている。またマキバオーが独自にモンゴルにいるという情報を得たもの彼だけである。昌虎からは名前がしまじまではなく頭がこなごなになるとお叱りを食らっていたこともある。<!--モデルは現在集英社の第三編集部部長の鳥嶋和彦から。(当時の担当編集者・嶋氏説もあります。)--> |
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*'''福々地'''(ふくぶくち) |
*'''福々地'''(ふくぶくち) |
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*'''江里口信夫'''(えりぐち のぶお) |
*'''江里口信夫'''(えりぐち のぶお) |
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*:栗東・鍋島厩舎所属の騎手。ベアナックルの騎手で |
*:栗東・鍋島厩舎所属の騎手。ベアナックルの騎手で、彼がいなければベアナックルが暴走するくらい重要である。海外ではベアと一心同体となる騎乗を見せている。モデルは龍造寺隆信の下で組織された[[四天王]]の一人、[[江里口信常]]から。 |
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*'''高坂里華'''(こうさか りか) |
*'''高坂里華'''(こうさか りか) |
2006年4月16日 (日) 07:48時点における版
みどりのマキバオーは、つの丸の競馬漫画。および、それを基に製作され、1996年3月2日から1997年7月12日までフジテレビ系で全61話が放送された、スタジオぴえろ(現ぴえろ)製作のテレビアニメ。
週刊少年ジャンプにて、1994年50号から1998年9号にかけて連載。なお、物語の終盤に連載が打ち切られたため、完結編については赤マルジャンプ1998年SPRINGに掲載された。
第42回(平成8年度)小学館漫画賞受賞。
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注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
始まりは主人公であるミドリマキバオーが北海道勇払郡鵡川町のみどり牧場に生まれるところから始まる。その後、母のミドリコが堀江牧場(通称・ひげ牧場)に売られてしまったため、マキバオーは母親に会うため、生まれどころのみどり牧場から脱出。その後に、森の中で親分肌のチュウ兵衛との出会いによってさまざまな困難を乗り切って、母親と会う。さらにその後、将来のライバルとなる、カスケードと競争することによって、ミドリマキバオーは成長していくのである。
ちなみにみどりのマキバオーの世界では人間と動物が普通に話し合える世界となっている(ただし物語序盤ではそのような設定はなかった)。
登場キャラクター
登場動物
- ここで性別表記がない馬はすべて牡馬(男馬)である。
- ミドリマキバオー号(うんこたれ蔵)
- この漫画の主人公。父タマーキン、母ミドリコ、母父マルゼニスキー。白毛。美浦・飯富昌虎厩舎所属。見た目は豚の胴体にカバの頭を付けたような感じである為に、当初は馬と見られずにロバ、豚、犬などに間違えられてしまう。作中の初期では生産者の飯富源次郎にロバとの掛け合わせではないかと疑われていた。本名のうんこたれ蔵はチュウ兵衛から付けられたが、最初の案は「キンタマくさ男」であった。好物はりんご。生まれた年(当歳時)には既に断崖絶壁を攀じ登っていた。新馬デビュー後は度々ひげ牧場の馬に邪魔をされるも、それらを克服しながら成長していく。その後はモンゴルでマスタング走法や山本管助が編み出したきつつき走法(戦法)などを覚える。4歳(当時)クラシックではカスケードやアマゴワクチンなどとデッドヒートを繰り広げていた。カスケードとの同着となった日本ダービーの勝利後、チュウ兵衛が亡くなり、スランプ状態が続いていたが、克服後の有馬記念でカスケードに勝利。その後は海外で挑戦するも、両前足を折る重傷を負い夢に散った。しかし、海外遠征での骨折後は足にボルトを埋めて最後の最後で奇跡の復帰を果たすなど「白い奇跡」の異名を持つ。また体重は100kgで心臓の割合は他の馬と比べて非常に大きい。性格はマジメだがお調子者であり、海外遠征時にはその性格のせいでライバル馬に騙されて落馬してしまった。口癖は「んあ~」「~なのね」。
- アニメ版では有馬記念に勝利後、「伝説の野生馬」トリニダードと戦うために、マキバコとベアナックルと共にアメリカ大陸へ海外遠征する。
- 作品中の異名:「白い珍獣」、「白い奇跡」
- 主な勝利レース:函館3歳ステークス、京成杯3歳ステークス、スプリングステークス、日本ダービー、有馬記念
- チュウ兵衛
- マキバオーをサポートしていく上で欠かせないネズミ。通称「親分」。大胆不敵で自信家である。母を捜すためにみどり牧場を抜け出したマキバオーと森の中で出会い、以降マキバオーの親分としてマキバオーと騎手の山本菅助を鍛え上げる。物語初期は遊び半分な感じでマキバオーに付き合っていたが時が経つにつれ自身のなかにもレースに勝つ喜びを見出していく。レース中はいつもマキバオーの頭上に乗っていた。モンゴルへ行ったときには現地馬のツァビデルの走法をマキバオーにまねさせようと考えていたが、ツァビデルに諭され、マスタング走法を知る。皐月賞でゴール直前に落馬し、次に乗ったら命を落とすと宣告されるも条件付きで騎乗が許され、日本ダービーに挑む。マキバオーは勝利するも、満身創痍のチュウ兵衛は亡くなる。その死はマキバオーたちの競馬人生に大きく影響した。
- アニメ版では一命を取り留めたが、マキバオーに乗れない体となり、断腸の思いでマキバオーを降りてサポートに回った。ただし最終回ではマキバオーに乗っている
- ミドリコ号
- 栗毛。現役時代は桜花賞を勝利した(オークスは脚部不安で回避)が、エリザベス女王杯ではカスケードの母であるヒロポンに大敗した。それ以後レースに勝てず引退。みどり牧場で繁殖牝馬となるが借金のカタにひげ牧場に売られる。ひげ牧場が潰れたあとどこかに売られてしまい行方知れずになる。のちにみどり牧場に戻り、マキバコの仔馬を育てる。
- アニメ版ではひげ牧場がつぶれたあと宮蔦に引き取られマキバコと共に暮らすが、マキバオーがミドリコを探す過程で見つけた馬が、実は「シドリコ」だったと言うのはかなり突飛であった。
- カスケード号
- 父:サンデーサイデンス、母ヒロポン、母父ダンキチ。青鹿毛。美浦・榊原厩舎所属。マキバオーの最大のライバル。出産時は難産でカスケードを生み終えると母馬は死亡した。以降、カスケードは感情を捨て、ひたすら最強を目指す。最初、マキバオーと競走するも、相手にならないほど完勝。次に二冠馬ピーターIIとのマッチレースで敗れるも、ピーターIIを引退に追い込む。しかし、マキバオーが成長するに従って、その差は縮められる。日本ダービーでは無敗で勝利するとはいえ、マキバオーと同着している。その後は凱旋門賞に挑戦するも、マリー病に蝕まれ敗北する。有馬記念では一度は先頭に躍り出るも、マキバオーに敗れ、その後引退する。本多リッチファームの馬でたびたび海外で調教し強くなってきている。
- 作品中の異名:「黒い殺し屋」、「漆黒の帝王」
- 主な勝利レース:朝日杯3歳ステークス、皐月賞、NHKマイルカップ、日本ダービー、ニエル賞
- 受賞JRA賞:最優秀3歳牡馬、最優秀4歳牡馬、年度代表馬
- アマゴワクチン号
- 父ホラフキー、母メリークリスマス、母父カツラダヨー。栗毛。栗東・立原厩舎所属。マキバオー、カスケードと何度もぶつかっている三強の一頭。兄、ピーターIIがカスケードと競争した後、函館記念で故障し引退。その復讐を誓う。朝日杯でピーターIIの夢とともに受け継いだ白いシャドーロールを着けてマキバオー、カスケードと戦い2着。しかし、共同通信杯4歳ステークスで骨折し、完全に仕上がることなく臨んだ皐月賞で着外となり、日本ダービーでは不出走に終わる。兄が骨折しなければたどるはずだった函館記念と神戸新聞杯を勝ち、菊花賞では地元の有利さと長距離を生かして、兄の悲願とともに勝利をする。有馬記念後はドバイへの海外遠征に挑戦し、桁違いの長距離(4000m)のレースにも挑戦。その後は有馬記念3着、翌年(6歳)の天皇賞(春)を優勝、天皇賞(秋)はブリッツと大接戦の末2着、有馬記念5着、7歳の宝塚記念(6着)後の調教中に屈腱炎を発症し、引退した。
戦国大名の尼子氏から名をとっている。(作中では馬主が尼子氏であるために名前がつけられた)
- 作品中の異名:「三冠相続人」、「不屈の闘将」、「ペースのマジシャン」
- 主な勝利レース:函館記念、神戸新聞杯、菊花賞、天皇賞(春)
- ニトロニクス号
- 父プレゼントクレヨー、母グリセリン、母父ジュンチャンデリーチ。黒鹿毛。栗東・小田厩舎→美浦・柴田厩舎所属。外国産馬。重馬場を得意とし、新馬デビュー時はほかの馬を寄せ付けずに完勝したが、函館3歳ステークスや京成杯3歳ステークスではマキバオーに敗れ、騎手など鞍替えしている。ただ、実力はすさまじいものでマキバオーやカスケードのいないジャパンカップではカスケードの出走した凱旋門賞2着馬のカントナにハナ差で勝利している。そのほか、海外でのレースで2戦1勝と健闘している。しかし、非常に気性が荒く、有馬記念のパドックや海外においても他の馬に挑発され、怒り狂うことがあった。なお外国産馬のため、連載当時の規定でクラシックは不出走となる。ドバイへの海外遠征後はマイル路線に競争の場を移した。
- 作品中の異名:「爆弾小僧」
- 主な勝利レース:札幌3歳ステークス、ラジオたんぱ杯3歳ステークス、きさらぎ賞、アーリントンカップ、ニュージーランドトロフィー、ジャパンカップ、
- アンカルジア号
- 牝馬(メス馬)。鹿毛。美浦・馬場厩舎所属。3歳時は、マキバオーやニトロニクスと同じレースに出てくることもあり、マキバオー達と親しくなる。クラシックの桜花賞、オークスでは自身の勢いに欠けともに2着に敗れている。(桜花賞はビーナスハリケーンがオークスはスーパースナッズが勝利している)。秋華賞は直線でチュウ兵衛の声が聞こえ、見事に勝利、有馬記念の出走後、牝馬では唯一、ドバイワールドカップに挑戦している。何かとチュウ兵衛に貶しているが、良き理解者でもある。
- 主な勝利レース:フェアリーステークス、秋華賞
- ベアナックル号
- 父カツラデエース、母クウェーヴァー。父内国産馬であり、九州産。鹿毛。栗東・鍋島厩舎所属。マキバオーと直接対決したのは皐月賞後の青葉賞。一貫した逃げでマキバオーに一旦追いつかれるも、差し返して勝利する。その後、マキバオーに対して、えらそうな態度になる。ダービーでは出遅れてしんがりに位置するも根性で3着。京都新聞杯でスタート直後に騎手を落馬、それを知らずに先頭でゴールイン。菊花賞では外埒蹴りに失敗して股間を埒に激突させ、競走中止。海外遠征に勝手に付いていくが、飛行機の乗り換えで止まったシンガポールで道に迷った結果飛行機に置いてけぼりを喰らう。仕方ないので遠征先のドバイまで泳いで渡っていたが、途中猫の大群に襲われるも見事に倒し更に猫の大群を自分の子分にし、そのあとにはベアナックルを珍獣と見間違えて襲ってきたマスコミの船を返り討ちにし沈没させ、背中に捕獲用の銛が刺さったままドバイに到着する。マスコミからは「インド洋の怪獣」として恐れられることになった。その根性を買われ、非常にコンディションの悪い馬場でも最初はゲートに鬣が引っかかって大幅に出遅れたもののサブマリンのように走り勝利している。海外遠征後はWWFの名誉会長となり、活躍の場を海外に移しほかの馬よりも一回り大きくなり更に先行馬として成長しジャパンチャンピオンシップでは、マキバオー・エルサレムと共に走った。ギャグ色が強いキャラであるがその実力はワールドクラスでツァビデルも早くからその才能を見抜いていた。最大のライバルはヒクソン・グレイシーである。この他、兄にモンモンモンに出ていたサンダーボルトがいる。
- アニメ版ではマキバオー兄妹の海外遠征に勝手に付いていき、海外遠征の地で恋人の牝馬を得る。
- モーリアロー号
- 父サンデーサイデンス。栗毛。栗東・吉川厩舎所属。経営難の牧場の馬として生まれる。そのために賞金を稼がないといけないと考え、あらゆる手段を用いて勝利している。アマゴワクチンも彼の罠にかかり骨折している。スプリングステークスではマキバオーに抜かれ、直後牧場主と再会し改心する。その後レースは堅実に走っている。戦国大名毛利元就の「三本の矢」の逸話から名をとっている。
- 作品中の異名:「浪速の超特急」「浪速のラッキーホース」
- 主な勝利レース:共同通信杯4歳ステークス、弥生賞
- サトミアマゾン号
- 作品中の異名:「ヒットマン」
- 主な勝利レース:セントライト記念
- マキバコ号
- 父サンデーサイデンス、母ミドリコ、母父マルゼニスキー。マキバオーの半妹・ブリッツの双子の姉。美浦・飯富昌虎厩舎(馬場厩舎説も)所属。容姿はマキバオーに瓜二つ。ひげ牧場で生まれるも、マキバオーに似たことから外に放り出される。その後は宮蔦に拾われて育ち、競走馬として飯富の厩舎に託す。兄とは違い非常に気性が荒く、しょっちゅうレース観戦に苛立ちを見せる。勝負根性は兄と同じ。だが自身のレースでも気性の荒さが目立ちしょっちゅう失格してしまい、未勝利戦でなかなか勝つことが出来なかった。だが、マキバオーと騎手の高坂里華に説得されてレース中で冷静となり、やっと未勝利戦で勝利することが出来た。その後は秋華賞を取り引退し、マキバオーそっくりの子供を産むが、子育てを母のミドリコに任せて宮蔦の競馬に参加するのであった。
- 主な勝利レース:秋華賞
- ブリッツ号
- 父サンデーサイデンス、母ミドリコ、母父マルゼニスキー。マキバオーの半弟・マキバコの双子の弟。所属厩舎不明。性格はカスケードに似ている。新馬デビュー戦では圧倒的な実力で勝利、その後はクラシック三冠など、他の馬を引き寄せないほどの実力を持ち、アマゴワクチン、ニトロニクスと海外遠征組を全部打ち負かした。マキバオーが海外から復帰したレースでもその実力を見せる。馬名の由来はK-1に参戦している格闘家ステファン“ブリッツ”レコ。
- 作品中の異名:「電撃」
- 主な勝利レース:朝日杯3歳ステークス、皐月賞、ダービー、菊花賞、有馬記念(以上4歳)、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念(以上5歳)、天皇賞(春)、天皇賞(秋)、ジャパンチャンピオンシップ(以上6歳)
- ヒロポン号
- 父ダンキチ。カスケードの母。外国産馬だったため、クラシックは不出走だったが、エリザベス女王杯(不良馬場)でミドリコに大差をつけて「すごく早いタイム」でレコード勝ちする。有馬記念2着後、カスケードを出産するも、難産で亡くなる。
- 代表産駒:カスケード
- 主な勝利レース:阪神牝馬3歳ステークス、エリザベス女王杯
- ピーターII号
- 父ホラフキー、母メリークリスマス、母父カツラダヨー。正式表記は「ピーターツー号」。アマゴワクチンの全兄。皐月賞、日本ダービーを制し二冠を獲る。本多社長から提案されたカスケードとのマッチレースでは2000mを1分57秒2(当時の日本レコード)で制す。無理が祟って直後の函館記念でレース中に故障。原因は直前にカスケードと1対1のレースをしたことによるものだと、調教師の立原は述べた。その後引退。馬名の由来はK-1に参戦している格闘家ピーター・アーツ。
- 主な勝利レース:皐月賞、日本ダービー
- 代表産駒:エスペランサ(菊花賞)
- トゥーカッター号
- 長距離馬。ピーターIIのいない菊花賞に勝利し、翌年の有馬記念ではマキバオーやカスケードなど勝負をした。その後、ドバイワールドカップ第2Rでワクチンに力を蓄えさせ、自身はその後レースに出ずに引退。
- 主な勝利レース:菊花賞、宝塚記念、天皇賞・秋
- ツァビデル
- モンゴルの馬。マキバオーがモンゴルに来て直接勝負をするも、彼に敗れた。その後マキバオーに調教される前の本来の走りを思い出させた。有馬記念対策に牧場主のドルジ等と来日しマキバオーにものの流れを読む事を教えた。
- エルサレム
- 海外(UAE)の馬。飛行機事故で「伝説の競走馬」ジェネシスとともに生き残るが、砂漠の乾きに耐える事が出来ず死亡したジェネシスの血を飲み、その血を継ぐ。その後、凱旋門賞では圧倒的に制し世界最強と謳われた。マキバオーたちが海外に挑戦したときでも物ともしなかったが、しかし5レース目にマキバオーと直接対決のとき、マキバオーの走りに初めて余裕の顔を失った。以後、マキバオーの復帰戦で来日、ブリッツに敗れはしたものの、マキバオーと接戦を繰り広げ引退。
- 主な勝利レース:凱旋門賞
- スーパースナッズ号
- 牝馬。オークスでアンカルジアにハナ差で勝利したあと、牝馬でありながら、菊花賞に挑戦する。そのステップレースとして障害未勝利戦に挑戦してマキバオーと戦う。当時インディーズシーンで有名だった同名のバンドから名付けている。
- グレイテストボギー号
- もともとは競走馬でステイヤーズステークスにも勝利している。宮蔦の下で、マキバコの練習相手を務める。チュウ兵衛を失ったマキバオーをスランプから立ち直らせる役割も果たした。
- ヒゲサンダー号
- 堀江(ひげ)牧場の馬。マキバオーの新馬戦で1番人気になるも、マキバオーの進路を妨害して失格。
- メンコにはひげ牧場のマーク(○に金)が書かれている。
- カブラヤオー
- 1975年度の日本ダービー馬。マキバオーが日本ダービーに走っている時に昌虎が口に出した馬。めったにいない強い心臓の持ち主で、カブラヤオーはスタートからゴールまで先頭又は先頭集団に位置して最後まで他の馬に抜かれることなく日本ダービーを制した。
登場人物
- 飯富昌虎(おぶ まさとら)
- 馬を育てる美浦トレーニングセンター(以下美浦)の調教師。スパルタ調教師として馬主に敬遠されていたが、マキバオーの根性を見出しマキバオーを扱きあげる。他人とは違った調教方法で鍛え上げて、マキバオーに勝利を導く。また海外遠征時には代表となり、普通とは桁はずれの調教を行う。若い頃は世界各国を放浪し、その時に訪れたモンゴルではモンゴル相撲でアルスランの称号を得るなど名を轟かせている。モデルは戦国時代の武将、武田信玄の家臣である飯富虎昌。
- 山本菅助(やまもと かんすけ)
- 飯富源次郎(おぶ げんじろう)
- 三枝友則(さえぐさ とものり)
- みどり牧場で働く。通称「若ぞう」。源次郎のもとにいるが、源次郎が競馬場にいるときは留守番となり、よく興奮してテレビを壊す。また本人が競馬場に来ると、マキバオーが勝てないというジンクスもある。モデルは信玄の家臣、三枝守友。
- 本多平七郎(ほんだ へいしちろう)
- 本多リッチファームの代表。そこでは数多くの優秀な馬を残しており、カスケードの馬主でもある。トレーニングセンターで調教しないのはここで十分に整っているからである。のち海外遠征のためにマキバオーたちを調教したのもここである。余裕綽々のようにも見える。モデルは徳川家康に仕えた武将・本多忠勝(通称が平八郎)。
- 服部政人(はっとり まさと)
- 堀江信彦(ほりえ のぶひこ)
- ドルジ
- モンゴル人。ツァビデルの馬主で昌虎とはモンゴル相撲で敗れた関係がある。マキバオーがツァビデルに負けると自称マキバオーの馬主となる。このあと、有馬記念や海外のレースにも観戦する。
- 宮蔦(みやつた)
- マキバオーのファンである組長。八百長競馬を開催し生計を立てている。宮蔦とのきっかけはマキバオーの妹マキバコを拾ったことからによる。マキバオーがスランプに陥っていたときにしばらくここの家に居候する。のちに応援団としてマキバオーの出るレースに観戦し、警備員に注意を食らっている。モンモンモンでも代議士として登場していた。
- 嶋島(しまじま)
- 競馬記者。マキバオーのデビュー時から追っかけとなりいろいろと取材をしている。またマキバオーが独自にモンゴルにいるという情報を得たもの彼だけである。昌虎からは名前がしまじまではなく頭がこなごなになるとお叱りを食らっていたこともある。
- 福々地(ふくぶくち)
- 競馬記者。嶋島と同行している。主に撮影を担当している。
- 滝川正和(たきがわ まさかず)
- 江里口信夫(えりぐち のぶお)
- 高坂里華(こうさか りか)
- 馬場厩舎の専属の女性騎手。昌虎と別れた妻との娘である。そのあとはマキバコに騎乗するが、しょっちゅうマキバコと喧嘩することになる。その後はレースの為にマキバコと共に走り、秋華賞に勝利している。
- ゲーハー
- 競馬ファンらの男性。全員ボウズでたらこ唇。競馬が始まる前になると何故か全員全裸になる。お目当ての馬が競走中止したりすると暴れる。
アニメ
アニメ版は原作と比較して、後半は殆どがオリジナルストーリーとなっている。
原作と違って、ミドリコが途中でマキバオーの元へ戻ってきたり、カスケードが引退しないなど若干の変更点も見られるが、最大の変更点はやはりチュウ兵衛が死亡しないことであろう。アニメオリジナルの設定といえど、これはテレビというメディアとターゲット視聴者を考えると、完全に納得のいく変更であった。アニメでは、最終的にムハンマド競馬場で行われた世界最強馬レースに出走し、トリニダードに勝利、その後カスケードなどの戦友と共に再び見慣れたレース場に並んで終了する。原作の濃い内容とは全く違ったあっさりとした終わり方となっているが、原作の持ち味を生かしたオリジナルストーリーもマンガで掲載されてもおかしくはない内容であった。
ビデオリリースはされているが、DVDでは販売されていない模様。
追加登場キャラクター
登場動物
- トリニダード
- アメリカの「伝説の野生馬」と呼ばれた馬。マスタング走法の使い手。
- 作品中の異名:伝説の野生馬
- ドナテロス
- トリニダードの妹。兄と共に暮らしていたが、密猟者に追われ兄を失い、そのときの怪我とショックが元で失明する。
登場人物
- 飯富勝(おぶ まさる)
- 飯富源次郎の息子。マキバオーと仲良し。
- 本多麗(ほんだ うらら)
- 本多平七郎の娘。カスケードに惚れ込んでいる。
- 堀江ヒゲ治(ほりえ)
- 堀江信彦の息子。マキバオーが日本ダービーを勝利する頃には牧場は倒産。以後は親子揃って借金取りからの逃亡生活を続ける。
- 胸尻諸美(むねじり もろみ)
- 競馬記者。
スタッフ
- エグゼクテイブプロデューサー:布川ゆうじ(ぴえろ)
- 企画プロデューサー:加藤律子(フジテレビ)・棚橋哲也(読売広告社)・深草礼子(ぴえろ)
- シリーズ構成:橋本裕志
- 脚本:橋本裕志、西園悟
- キャラクターデザイン:小原秀一、鈴木藤雄
- 作画監督:鈴木藤雄、若林厚史、神戸洋行
- 音楽:岩代太郎
- 音響監督:水元完
- 効果:加藤昭二(アニメサウンドプロダクション)
- 主題歌:「走れマキバオー」(原曲「走れコウタロー」、作詞:池田謙吉、替え歌:大田一水、作曲:池田謙吉&前田伸夫、歌:F・MAP、福井謙二、三宅正治、青嶋達也)
- エンディングテーマ:「ウマナミなのね」(歌:MEN'S 5)
- アニメーション制作プロデューサー:佐藤太一(ぴえろ)
- プロデューサー:渋谷謙太郎(フジテレビ)・渡辺和哉(読売広告社)・萩野賢(ぴえろ)
- 監督:阿部記之
- 演出:阿部記之、水野和則、高柳慈仁
- 製作:フジテレビ 読売広告社 ぴえろ
キャスト
動物
- ミドリマキバオー:犬山犬子
- チュウ兵衛:千葉繁
- マキバコ:大谷育江
- ミドリコ:有馬瑞香
- カスケード:玄田哲章
- アマゴワクチン:松本保典
- ピーターII:小杉十郎太
- ニトロニクス:石井康嗣
- アンカルジア:亀井芳子
- モーリアロー:山田雅人
- ベアナックル:長嶝高士
- ツァビデル:大塚明夫
- サトミアマゾン:伊藤栄次
- フライドチキン:大川透
- ドナテロス:津村まこと
人間
- 山本菅助:桜井敏治
- 飯富勝(オリジナルキャラ):高山みなみ
- 飯富昌虎:飯塚昭三
- 飯富源次郎:緒方賢一
- 三枝友則(若ぞう):石田彰
- 本多麗(オリジナルキャラ):白鳥由里
- 本多平七郎:加賀谷純一
- 服部政人(半蔵):大滝進矢
- 堀江信彦:渡部猛
- 堀江ヒゲ治(オリジナルキャラ):くまいもとこ
- 胸尻諸美(オリジナルキャラ):深雪さなえ
- 嶋島:大川透
- 福々地:真殿光昭
放送リスト
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外部リンク
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