「機雷戦」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
重複部分のカット |
|||
6行目: | 6行目: | ||
== 対機雷戦 == |
== 対機雷戦 == |
||
対機雷戦は機雷から船を守る機雷防御、掃海、掃討により機雷を処分する機雷排除、そして敵機雷の性能、敷設地点の特定を行う機雷情報がある。 |
対機雷戦は機雷から船を守る機雷防御、掃海、掃討により機雷を処分する機雷排除、そして敵機雷の性能、敷設地点の特定を行う機雷情報がある。 |
||
== 日本の機雷戦 == |
|||
[[第二次世界大戦]]中、[[アメリカ軍|米軍]]は日本の継戦能力を奪うため大量の機雷を日本近海に[[B-29 (爆撃機)|B-29]]などにより敷設した。これは掃海部隊の能力を完全に上回るもので、日本の物流の中心であった海上輸送路は寸断されてしまった。 |
|||
終戦後も、掃海しきれない機雷は日本と占領軍を悩ませため、[[大日本帝国海軍||旧日本海軍]]の掃海部隊はしばらく解散されなかった。これが後に[[海上保安庁]]と[[海上自衛隊]]建設の礎となる。また、[[朝鮮戦争]]や[[湾岸戦争]]でも日本の掃海部隊は協力を要請され、実際に活動している。 |
|||
==日本の機雷戦史== |
==日本の機雷戦史== |
2006年4月26日 (水) 12:49時点における版
機雷戦(きらいせん)は機雷を巡る作戦の総称であり、機雷敷設戦と対機雷戦の二つからなっている。
機雷敷設戦
機雷敷設戦は、機雷の開発、生産、保管そして空に伴う移動及び敷設がある。
対機雷戦
対機雷戦は機雷から船を守る機雷防御、掃海、掃討により機雷を処分する機雷排除、そして敵機雷の性能、敷設地点の特定を行う機雷情報がある。
日本の機雷戦史
- 1945年 3月27日-B29による最初の機雷敷設が行われる。関門付近への機雷敷設。使用された機雷は磁気及び音響機雷
- 3月30日-B29による関門付近、広島・呉及び佐世保への機雷敷設。
- 4月1日-呉への機雷敷設
- 4月2日-広島・呉への機雷敷設
- 4月3日-広島・呉への機雷敷設
- 4月9日-関門付近への機雷敷設
- 4月12日-関門付近への機雷敷設
- 5月3日-関門付近及び大阪・神戸への機雷敷設。水圧機雷が初めて敷設される。
- 昭和20年 - 海軍省軍務局に掃海課を置く。
- 昭和23年5月1日 - 掃海業務が運輸省から海上保安庁に移管される。
- 昭和25年6月1日 - 海上保安庁内に航路啓開本部が置かれる。
- 昭和25年10月~12月15日 - 朝鮮戦争中に国連軍の指揮下で海上保安庁の特別掃海隊が朝鮮半島附近の掃海を実施する。
- 昭和26年10月8日 - 日本沿岸の掃海作業の責任が、進駐軍から日本政府に移管される。
- 昭和27年8月1日 - 保安庁創設
- 昭和53年9月11日 - NHKが朝鮮に出動した日本の特別掃海隊についてテレビ放送を行う。
- 平成3年4月26年~10月30日 - ペルシャ湾掃海派遣部隊の派遣(湾岸の夜明け作戦)
- 平成12年3月13日 - 第1掃海隊群及び第2掃海隊群を廃止して、掃海隊群を新編し、自衛艦隊に編入する。
関連項目
- 掃海艇
- 朝鮮戦争#日本特別掃海隊(1950年)
- 自衛隊ペルシャ湾派遣(1991年)
- 機雷